JPS5938963Y2 - 研削加工装置 - Google Patents

研削加工装置

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Publication number
JPS5938963Y2
JPS5938963Y2 JP1979013328U JP1332879U JPS5938963Y2 JP S5938963 Y2 JPS5938963 Y2 JP S5938963Y2 JP 1979013328 U JP1979013328 U JP 1979013328U JP 1332879 U JP1332879 U JP 1332879U JP S5938963 Y2 JPS5938963 Y2 JP S5938963Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ram
clamp
grinding
center
workpiece
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979013328U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55115755U (ja
Inventor
清明 増田
周一 中田
Original Assignee
豊田工機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 豊田工機株式会社 filed Critical 豊田工機株式会社
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Turning (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は比較的剛性の低い工作物の研削加工に適した研
削加工装置に関するものである。
本考案の目的とするところは研削加工状態に応じてラム
をクランプあるいはアンクランプしてラムの逃げあるい
はセンタ穴の摩耗によるがたつきを防止し、加工精度の
向上を計ることである。
一般に剛性の低い工作物を通常の押付力で保持すると工
作物が変形し、加工精度が低下するためセンタ押付力を
弱くすることが望ましい。
ところが最近研削送り速度がますます高速化され、工作
物には大きな研削抵抗が作用する傾向にあり、上記した
ようにセンタ押付力を弱めると研削加工中、特に粗研削
中に前記研削抵抗によってセンタがセンタ穴より逃げて
しまい、不安定な支持状態となり、加工精度を低下させ
る欠点があった。
本考案は従来のこのような欠点を解消するためになされ
たものであり、粗研削時にはラムをクランプしてラムの
逃げを防止し、精研削時にはラムをアンクランプしてセ
ンタをセンタ穴へ密着させその加工状態に見合った支持
状態で工作物を研削加工するようにしたものである。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、第1
図において10はベッドで、このベッド10上にはとい
し11を有するといし台12が摺動自在に載置されてい
る。
13はテーブルで、このテーブル13上には主軸台14
ならびに心神台15によって工作物Wが回転可能に支持
されている。
16は工作物Wのたわみを防止するレスト装置、17は
定寸装置である。
前記心神台15は第2図に示すように心神台本体18を
有し、この心神台本体18にはラム19カ摺動自在に嵌
着されている。
このラム19の一端には工作物Wのセンタ穴20と係合
するセンタ21が嵌着され、また他端には連結板22が
固着されている。
23は前記心神台本体18に形成されたシリンダで、こ
のシリンダ23にはピストン24が前記ラム19の摺動
力向と平行な方向に摺動用能に嵌合されている。
このピストン24のピストンロッド25は前記連結板2
2に嵌挿され、その先端部には調整ナツト26が螺合さ
れている。
この調整ナツト26はスプリング27の撥力を調整する
もので、工作物Wに対する押付力を調整できるように−
1っている。
このような研削盤においてといし台12は第3図に示す
ように油圧早送りから始まって定寸装置17より定寸信
号AS1・・・・・・が出力される毎に送り速度が切換
られ、またといし台12の途中停止中にレスト装置16
が前進作動され、前記主軸台14ならびに心神台15間
にセンタ支持された工作物Wの研削加工が行なわれる。
前記研削盤において本考案は前記心神台15に次のよう
なラムクランプ装置28ならびにラムクランプ装置28
を制御する制御回路29を付加させたことを特徴とする
ものである。
すなわち30は前記心神台本体18上に固定された保持
筒、31はこの保持筒30に摺動自存に嵌合されたシリ
ンダで、このシリンダ31にはピストン32が摺動自在
に嵌合されている。
このピストン32のピストンロッド33はシリンダ31
と一体をなす当金34と対向しており、このピストンロ
ッド33と当金34間には前記連結板22に固定された
クランプバー35が挿通されている。
従って前記シリンダ31の上部室に圧油を供給すること
によりクランプバー35はピストンロッド33と当金3
4間に強固にクランプされるようになっている。
このときピストンロッド33あるいは当金34の一方が
先にクランプバー35に当接してもこの反作用によって
シリンダ31が摺動し、クランプバー35を両側より同
じ力でクランプするように々っており、このクランプ)
<−35を介してラム19に無理な曲げが作用し々いよ
う考慮されている。
36は前記シリンダ31への圧油の供給を制御する切換
弁、29は前記ラムクランプ装置を制御する制御回路で
、といし台12の早送り信号が入力されると同時にタイ
マTr(第3図参照)をONL、、タ1ムアツブ後前記
切換弁36にラムクランプ信号を出力し、また定寸装置
から出力される定寸信号ASI(この実施例では途中停
止であるが、精研削送り信号AS2でもよLりが入力さ
れるとラムアンクランプ信号を出力するようになってい
る。
次に上記構成における作動を説明すると、先ず工作物W
をセンタ軸線上に位置させ、この状態でシリンダ23に
圧油を供給してラム19を前進させ、センタ21を工作
物Wのセンタ穴20に係合させる。
このときスプリング27の撥力は調整ナツト26で弱く
設定され、工作物Wを変形させることはない。
その後回路のといし台11を第3図のサイクル線図で示
すように先ず油圧早送り前記させる。
この油圧早送り信号によって制御回路29内のタイマT
r′b″−ONされ、このタイマアップ後制御回路29
はラムクランプ信号を出力し、この信号によって切換弁
36は図に示す状態に切換られ、シリンダ31の上部室
に圧油が供給される。
これによりピストン32は下降し、またシリンダ31は
上昇し、その結果クランプバー35はピストンロッド3
4ならびに当金34によってクランプされ、ラム19は
ロックされる。
その後といし台12は粗研削送り速度に切換られるがラ
ム19はクランプされているため、後方へ逃ケることf
x <、確実に工作物Wをセンタ支持している。
粗研削加工が終了すると定寸装置16より定寸信号AS
Iが出力され、この信号によって制御回路29は切換弁
36にラムアンクランプ信号を出力する。
これにより切換弁36が切換られて圧油がシリンダ31
の下部に供給され、ピストンロッド33および当金34
はクランプバー35より離れ、ラム19はアンクランプ
される。
このときすでにといし台12は途中停止されており、工
作物Wに大きな研削抵抗が作用し々いのでラム19が後
退することはない。
その後といし台12は途中停止状態から精研削送りへ、
さらにスパークアウトへと順次進められるが、このラム
19は上記サイクル中アンクランプ状態にあり、またセ
ンタ21はスプリング2Tの撥力によって工作物Wのセ
ンタ穴20に押付られているため、センタ21とセンタ
穴20間にがたを生じることなく安定した支持が期待で
きる。
研削加工終了後といし台12およびレスト16は早戻し
され、またシリンダ23の前部室に圧油を供給すること
によりラム19は後退される。
前記したように本考案装置は、粗研削加工時はラムをク
ランプしてセンタ穴からセンタが逃げるのを防止し、精
研削加工時はラムをアンクランプしてセンタをセンタ穴
に密着させるようにしたものであるため、安定した支持
状態で工作物の研削加工が可能となり、加工精度を向上
することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は研削盤の全体構
成を示す平面図、第2図は第1図の■−■線断面矢視図
、第3図は研削サイクルを示す図である。 W・・・・・・工作物、14・・・・・・主軸台、15
・・・・・・心神台、19・・・・・・ラム、28・・
・・・・ラムクランプ装置、29・・・・・・制御回路
、31・・・・・・シリンダ、32・・・・・・ピスト
ン、33・・・・・・ピストンロッド、34・・・・・
・当金、35・・・・・・クランプバー。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1) 相対向する主軸台ならびに心神台を有し、こ
    の心神台に摺動可能に支持されたラムを前進させて工作
    物をセンタ支持し、この工作物に対してといし台を送込
    ん’Cf削加工を行う研削加工装置において、前記心神
    台には前記ラムを任意の軸方向位置においてクランプす
    るラムクランプ装置と、租研削送り時は前記ラムをクラ
    ンプし精研削送り時は前記ラムをアンクランプするよう
    に前記ラムクランプ装置を制御する制御回路を設けたこ
    とを特徴とする研削加工装置。
  2. (2)実用新案登録請求の範囲第1項記載の研削加工装
    置において、前記ラムクランプ装置を前記ラムと一体に
    かつラムと平行な方向にスライドするクランプバーと、
    このクランプバーのスライド方向と直角な方向にスライ
    ド可能に案内されたクランプシリンダとより構成し、前
    記クランプシリンダに摺動自在に嵌合されたピストンの
    ピストンロッドと、前記クランプシリンダに一体形成さ
    れた当金とを前記クランプバーをはさんでその両側に対
    向配置したことを特徴とする研削加工装置。
JP1979013328U 1979-02-02 1979-02-02 研削加工装置 Expired JPS5938963Y2 (ja)

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JP1979013328U JPS5938963Y2 (ja) 1979-02-02 1979-02-02 研削加工装置

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JP1979013328U JPS5938963Y2 (ja) 1979-02-02 1979-02-02 研削加工装置

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Publication Number Publication Date
JPS55115755U JPS55115755U (ja) 1980-08-15
JPS5938963Y2 true JPS5938963Y2 (ja) 1984-10-30

Family

ID=28831218

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JP1979013328U Expired JPS5938963Y2 (ja) 1979-02-02 1979-02-02 研削加工装置

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JP5088056B2 (ja) * 2007-09-12 2012-12-05 株式会社不二越 フイルムラップ装置

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JPS55115755U (ja) 1980-08-15

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