JP5085201B2 - 頁捲り装置 - Google Patents
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そこで本発明では、多重捲りを防止することができる頁捲り装置を提供することを目的とする。
以下に本発明の第1実施形態にかかる処理装置としての通帳処理装置1について、図1乃至図16を参照して説明する。なお、各図において適宜構成を拡大、縮小、省略して概略的に示している。各図中の矢印X、Y、Zは互いに直交する三方向を示している。
搬送機構20は、通帳10が載置される搬送ベルト21と、この搬送ベルト21を、印字処理機構、磁気処理機構、及び頁捲り装置30等を通る所定の搬送経路23に沿って、図中矢印Xに沿う搬送方向Aに移動させるベルト駆動部22を備えている。この搬送ベルト21の移動に伴って、通帳10が、搬送経路23に沿って移動する。また、搬送機構20には、捲り動作中に通帳10の捲対象頁13と反対側の頁に弾性的に当接、P方向に押圧することにより通帳10を固定する保持手段としての押圧ローラ24(図2にのみ示す)を備えている。
次に本発明の第2実施形態にかかる通帳処理装置2について図17乃至図24を参照して説明する。なお、各図において適宜構成を拡大・縮小・省略して概略的に示している。なお、図17乃至図24において、図1乃至図16と同一機能部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。本実施形態の通帳処理装置2は、複数のローラ35a,35b,35cにおける高摩擦部36a,36b,36c及び低摩擦部37a,37b,37cの位置関係以外については上記第1実施形態の通帳処理装置1と同様に構成されている。
次に本発明の第3実施形態にかかる通帳処理装置3について図25乃至図30を参照して説明する。なお、各図において適宜構成を拡大・縮小・省略して概略的に示している。なお、図25乃至図30において、図1乃至図24と同一機能部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。本実施形態の通帳処理装置3は、複数のローラ38a,38bの構成及び配置以外については上記第1実施形態の通帳処理装置1または第2実施形態の通帳処理装置2と同様に構成されている。
次に本発明の第4実施形態にかかる通帳処理装置4について図31乃至図37を参照して説明する。なお、各図において適宜構成を拡大・縮小・省略して概略的に示している。なお、図31乃至図37において、図1乃至図30と同一機能部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。本実施形態の通帳処理装置4は、複数のローラ41a,41b,41cにおける高摩擦部42a〜42cと低摩擦部43a〜43cとの位置関係以外については上記通帳処理装置1、2又は3と同様に構成されている。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(1)複数の頁を有する冊子の捲対象頁を捲る頁捲り装置であって、前記冊子に対向して所定の第1方向に延びる回転可能な軸部材と、前記第1方向に並列し、かつ、離間して前記軸部材に設けられ、前記軸部材の回転に伴って回転可能であり、その外周面に、周方向に沿って、高摩擦部と低摩擦部とが形成された複数のローラと、を備え、複数の前記ローラのうち少なくとも2つは、前記高摩擦部の設けられている角度範囲が互いに異なることを特徴とする頁捲り装置。
(2)複数の頁を有する冊子の捲対象頁を捲る頁捲り装置であって、前記冊子に対向して第1方向に延びる軸を中心として回転可能であって、その外周面に、周方向に沿って高摩擦部と低摩擦部とが形成されたローラを、複数備え、複数の前記ローラは、前記第1方向に並列して配置され、複数の頁を有する冊子の捲対象頁に前記捲り部が接触した状態で回転することにより前記対象頁の当該接触部分を他の頁に対して前記第1方向と交差する第2方向に移動させて前記対象頁を捲る捲り動作を行うとともに、前記複数のローラにそれぞれ設けられた前記高摩擦部の周方向における位置は互いに異なることを特徴とする頁捲り装置。
(3)前記第1方向の一端側の前記ローラの前記高摩擦部と他端側の前記ローラの前記高摩擦部とは、交互に前記対象頁に接触して前記対象頁を捲る捲り動作を行うことを特徴とする(1)又は(2)に記載の頁捲り装置。
(4)前記第1方向の1端側の前記高摩擦部は他端側の前記高摩擦部よりも前記回転方向における前方に位置し、前前記対象頁を捲る捲り動作時が記第1方向の一端側から他端側に向かって移行することを特徴とする(1)又は(2)に記載の頁捲り装置。
(5)前記ローラを3つ以上備え、前記第1方向の中央部分の前記ローラの前記高摩擦部が両端側の前記ローラの前記高摩擦部よりも前記回転方向における前方に位置し、前記冊子を捲る捲り動作が前記第1方向における中央部分から両端側に向かって移行することを特徴とする(1)又は(2)に記載の頁捲り装置。
(6)複数の頁を有する冊子の捲対象頁を捲る頁捲り装置であって、前記冊子の前記捲対象頁を、他の頁に対して相対的に移動させることにより他の頁と離間させて捲る捲り機構を備え、前記捲り機構の捲り動作は、捲り動作の際に前記捲対象頁が他の頁に対して相対的に移動する方向と交差する第1方向において、捲り動作タイミングと捲り量が不均一であることを特徴とする頁捲り装置。
(7)前記第1方向の一端側と、他端側とにより交互に前記捲り動作が行われることを特徴とする(6)記載の頁捲り装置。
(8)前記捲り機構の捲り動作時が、前記第1方向の一端側から他端側に向かって移行することを特徴とする(6)に記載の頁捲り装置。
(9)前記第1方向の両端側の前記捲り動作と、中央部分の前記捲り動作とが異なることを特徴とする(6)に記載の頁捲り装置。
(10)複数の頁を有する冊子の捲対象頁を、他の頁に対して相対的に移動させることにより他の頁と離間させて捲る頁捲り方法であって、前記捲り機構の捲り動作は、捲り動作の際に前記捲対象頁が他の頁に対して相対的に移動する方向と交差する第1方向において、捲り動作タイミングと捲り量が不均一であることを特徴とする頁捲り方法。
(11)前記第1方向の一端側と、他端側とにより交互に前記捲り動作が行われることを特徴とする(10)記載の頁捲り方法。
(12)
前記捲り機構の捲り動作時が、前記第1方向の一端側から他端側に向かって移行することを特徴とする(10)に記載の頁捲り方法。
(13)
前記第1方向の両端側の前記捲り動作と、中央部分の前記捲り動作とが異なることを特徴とする(10)に記載の頁捲り方法。
(14)
前記捲り機構の前記第1方向において、捲り動作開始と捲り動作時間と頁捲り量とが異なることを特徴とする(10)乃至(13)のいずれかに記載の頁捲り方法。
20…搬送機構、21…搬送ベルト、22…ベルト駆動部、23…搬送経路、
30…頁捲り装置、34…軸部材、31a、35a,38a、41a…第1ローラ、
31b、35b,38b、41b…第2ローラ、31c、35c,41c…第3ローラ、
32a、32b、32c、36a、36b、36c、39a、39b、42a、42b、42c…高摩擦部、33a、33b、33c、37a、37b、37c、40a、40b、43a、43b、43c…低摩擦部。
Claims (5)
- 複数の頁を有する冊子の捲対象頁を捲る頁捲り装置であって、
前記冊子に対向して所定の第1方向に延びる回転可能な軸部材と、
前記第1方向に並列し、かつ、離間して前記軸部材に設けられ、前記軸部材の回転に伴って回転可能であり、その外周面に、周方向に沿って、高摩擦部と低摩擦部とが形成された複数のローラと、を備え、
複数の前記ローラのうち少なくとも2つは、前記高摩擦部の設けられている角度範囲が互いに異なることを特徴とする頁捲り装置。 - 複数の頁を有する冊子の捲対象頁を捲る頁捲り装置であって、
前記冊子に対向して第1方向に延びる軸を中心として回転可能であって、その外周面に、周方向に沿って高摩擦部と低摩擦部とが形成されたローラを、複数備え、
複数の前記ローラは、前記第1方向に並列して配置され、複数の頁を有する冊子の捲対象頁に前記捲り部が接触した状態で回転することにより前記対象頁の当該接触部分を他の頁に対して前記第1方向と交差する第2方向に移動させて前記対象頁を捲る捲り動作を行うとともに、
前記複数のローラにそれぞれ設けられた前記高摩擦部の周方向における位置は互いに異なることを特徴とする頁捲り装置。 - 前記第1方向の一端側の前記ローラの前記高摩擦部と他端側の前記ローラの前記高摩擦部とは、交互に前記対象頁に接触して前記対象頁を捲る捲り動作を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の頁捲り装置。
- 前記第1方向の一端側の前記高摩擦部は他端側の前記高摩擦部よりも前記回転方向における前方に位置し、前記対象頁を捲る捲り動作時が前記第1方向の一端側から他端側に向かって移行することを特徴とする請求項1又は2に記載の頁捲り装置。
- 前記ローラを3つ以上備え、前記第1方向の中央部分の前記ローラの前記高摩擦部が両端側の前記ローラの前記高摩擦部よりも前記回転方向における前方に位置し、前記冊子を捲る捲り動作が前記第1方向における中央部分から両端側に向かって移行することを特徴とする請求項1又は2に記載の頁捲り装置。
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