JP4750575B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、画像情報に基づいてシートに画像を形成する画像形成装置に関する。
一般に、プリンタ、ファクシミリあるいは複写機などの画像形成装置には、画像形成を終えたシート(記録媒体)を装置本体から排出し、排出されるシートを積載していく排紙積載部が設けられている。この排紙積載部は、画像形成部で画像を記録されて順次排紙されるシートを一定のスペース内に一定の姿勢で積載するためものである。この排紙積載部は、例えばトレイやスタック部で構成される。特に、複数枚のシートを連続的に自動給紙しながら画像を形成していく場合には、排紙積載部に排紙されるシートを排紙された順に整然と積載していく必要がある。このためには、排紙積載部にすでに積載されているシートにカール等の変形が生じていないことが1つの条件となる。
しかし、一般に、画像形成装置においては、画像形成を終えて排紙積載部に排紙されたシートにある程度のカールが生じていることは避けられない。従って、従来の画像形成装置においては、排紙積載部に順次排紙されるシートを正常に積載することが難しいという課題があった。カールの発生量は、シートの材質、画像濃度、周囲の温度及び湿度、時間経過等の影響を強く受ける。また、カールの発生量は、画像形成方式にも大きく左右される。特にインクジェット式や多色インクを使用する昇華型の熱転写式においては、一般に、画像形成速度が電子写真式等に比べて低速であり、シートに直接インクを付着させるため、カールの発生量が大きくなる傾向にある。
図5は画像形成装置の排紙積載部上のシートに生じている種々のカール状態を示す斜視図である。画像形成後のシートには、図5の(a)〜(h)に示すような様々なカールが生じる。図5の(a)〜(f)に示すようなカールが生じている場合、その後に排紙積載部上に排紙されるシートが、排紙積載部上のシートの下に潜り込むという不都合がある。また、その後に排紙されるシートが、すでに排紙積載部上に積載されているシートを押し出すという不都合もある。このため、画像形成後に排出されるシートの排出位置や積載位置にばらつきが生じ、積載状態が乱されてしまう。
特に、サイズや種類が異なるシートにも対応した画像形成装置においては、各シートにおけるカールの発生状態や発生位置が異なり、種々のカールが混在する。このため、サイズや種類の異なるシートを使用する画像形成装置においては、特に、排紙積載部上のシートの積載状態が乱れやすくなる。このため、画像形成装置では、排紙されたシートの表面を押えるシート押さえ手段を設ける方法が採られている。これにより、排出されるシートが積載されているシートの下側に潜り込むのを防いだり、排紙積載されるシートを整頓することができる。
図6は画像形成装置における複数のウエイト部材からなるシート押さえ手段の構成を例示する斜視図である。図6において、排紙口付近に一定間隔をもって配置された複数のシート押え部材502a〜502fが設けられている。各シート押え部材は、排紙方向と直交する方向に設置された回転軸501を中心に回動自在に軸支され、自重によって各種サイズのシート503、504、505の表面を押さえるように構成されている。このような構成により、シートのサイズの違いやカール状態に対応するようにした画像形成装置が、特許文献1に開示されている。
特開平07−277581号公報
ところで、上述の画像形成装置のように複数のシート押え部材を配列する構成では、部品点数が増えてしまう上、組み立て工数も増えてしまう。一方、回転軸を有する単一のシート押え部材を用いる構成では、常に同一方向に押え力が働くことになる。このため、シートのカール状態やサイズの違いによって、排紙されたシートに無理な負荷を与える傾向が生じる。これは、紙詰まりの原因になったり、排紙されたシートの整列性が悪くなる原因となる。
本発明はこのような技術的課題に鑑みてなされたものである。本発明の目的は、単一のシート押さえ手段により、シートのカール状態やサイズの違いに関わらず、排紙されたシートを排紙積載部の所定位置に押えた状態で積載することができる画像形成装置を提供することである。また、本発明の目的は、排紙積載部に排出されたシートの整列性を高めることである。
本発明は、画像情報に基づいてシートに画像を形成する記録手段と、画像形成したシートを順次排出して積載するための排紙積載部と、排紙積載部に積載されるシートを押さえるシート押さえ手段とを備えた画像形成装置に関する。本発明による画像形成装置は、前記シート押さえ手段を、単一の回転軸に対し、複数の軸受孔であって互いに直交する方向のガタを有する軸受孔を介して回動可能に支持するように構成される。
本発明の画像形成装置によれば、単一のシート押さえ手段により、シートのカール状態やサイズに関わらず、排紙されたシートを排紙積載部の所定位置に押えた状態で積載することができる。また、排紙されるシートが排紙積載部のシートに潜り込むことが防止される。また、排紙積載部に排出されたシートの整列性を高めることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を具体的に説明する。なお、各図面を通して同一符号は同一又は対応部分を示すものである。図1は本発明による画像形成装置の一実施形態を示す縦断面図である。本実施形態では、画像形成装置がインクリボンを用いてシートにインクを転写して画像形成を行う熱転写式記録装置である場合を例に挙げて説明する。この熱転写式記録装置は、印画方式のフォトプリンタとして好適なものである。以下、図1を参照して、一実施形態に係る画像形成装置の構成及び画像形成動作について説明する。図1において、101は画像形成装置の外装の前カバー、105は同外装の後カバーであり、これらのカバーは画像形成装置の構成部品を保護したり保持したりしている。102はシートカセットであり、その内部に複数枚のシート103が積載状態で収納されている。シート103は、記録手段である記録ヘッド(サーマルヘッド)106により画像が形成される記録紙等の記録媒体である。104はリボンカセットであり、その内部にインクリボンが収納されている。
シートカセットの出口近傍には、給紙ローラ108及び給紙サブローラ109からなるローラ対が配設されている。給紙ローラの回転により最上位の一枚のシートが分離されて送り出される。送り出されるシートはローラ対108、109により狭持され、給紙される。給紙されるシートは、第1の給送ローラ対111a、112a及び第2の給送ローラ対111b、112bにより、ガイド部材110に沿って上方に配置された画像形成部へ向けて給送される。画像形成部には、画像情報に基づいてシートに画像形成する記録手段としての記録ヘッド106、並びに記録ヘッド106に対向配置され画像記録されるシートを案内支持するプラテンローラ107が設けられている。
画像形成部へ給送されたシート103は、退避位置にあるプラテンローラ107を通過した後、グリップローラ113及びピンチローラ114からなるローラ対に挟持される。この際は、プラテン107は、印画ヘッド(記録ヘッド)106との間にシート103が通過するのに十分な隙間を形成する退避位置にセットされている。グリップローラ113には周方向に一定間隔をもったグリップ爪が設けられている。グリップローラ113及びピンチローラ114により挟持されたシートは、グリップローラ113の回転により、画像形成部を通して搬送される。この際、シート103は、ピンチローラ114に挟持されている範囲で所定量だけ搬送され、グリップローラ113の正回転及び逆回転により画像形成部を繰り返し搬送することができる。
不図示のシート検出手段(シートエッジセンサ等)によってシート103が印刷開始位置まで給送されたことを検知すると、プラテンローラ107が記録ヘッド106へ押圧され、その間でシート103とインクリボン125が圧接される。こうしてシート103とインクリボン125を挟圧した状態で、画像情報に基づいて記録ヘッド106を駆動するとともに、シート及びインクリボンを一定速度で搬送することにより、熱転写による画像形成が行われる。インクリボンの搬送は、巻き取り側ボビン126aもしくは供給側ボビン126bを同期駆動することにより、インクリボンを正逆方向に走行させて行われる。
本実施形態に係る画像形成部は、シート103を繰り返し搬送しながら、インクリボン125上の複数色のインクを重ねて転写することによりカラー画像を形成するものである。すなわち、一色目の画像形成が終了すると、プラテンローラ107を退避させてグリップローラ113を逆回転させることにより、シート103を印刷開始位置まで戻す。そして、次の色で画像を形成する。これを繰り返して全ての色の印画動作が終了したシート103は、グリップローラ113及びピンチローラ114の狭持回転によりシートを排紙ローラ115と拍車116のローラ対の間へ受け渡される。
シート103は排紙ローラ115と拍車116で挟持されている間は該排紙ローラの回転により搬送される。次いで、シート103の後端が排紙ローラと拍車の間から抜け出すことになる。図1中のシート103bは、シート103が排紙ローラ及び拍車から装置の上方へ向けて抜け出した直後の状態を示す。この場合、排紙ローラ115は、グリップローラ113とほぼ等速で回転しており、シートの後端がグリップローラ113とピンチローラ114のニップ部から抜け出した位置から、決められた一定量だけ回転するように制御される。なお、拍車116は、揺動可能な拍車レバー117の先端部に回動可能に軸支されており、該拍車レバーごと、トーションばね118のばね力によって排紙ローラ115へ向けて付勢され、押圧されている。
排紙ローラ115から装置の上方へ向けて抜け出した(排紙される)シート103bは、その後端が該排紙ローラの回転により拍車ローラ116の周上の歯と歯の間を移動しながら、排紙積載部であるシートスタック部127の方へ移動させられる。シートスタック部127の隣接位置に、シート押さえ手段150が設けられている。拍車116により移動させられるシート103bは、シート押さえ手段150によりシートスタック部127へ押し込められる。シート押さえ手段150は、順次排紙されるシート103bを排紙積載部127へ押し込むとともに、排紙積載部に積載されたシートを押さえるように構成されている。
図2はシート押さえ手段150を先端側から見た斜視図である。図1及び図2において、装置本体側の左右に支持部材123、123が設けられ、両支持部材によりシート搬送方向と交差する方向に延びる回転軸152が支持されている。回転軸152には、シート押さえ手段150の押さえ部材151が回動可能に軸支されている。回転軸152は、その両端部で、E型止め輪128、128により抜け止めされている。押さえ部材151は、その基端部で、回転軸152を中心に回動可能に軸支されている。本実施形態では、押さえ部材151の基端部には3つの同心の軸受部162a、162b、162cが設けられ、各軸受部には、2つずつの同心の軸受孔163が設けられている。つまり、軸受部162aの2箇所には軸受孔163aが、軸受部162bの2箇所には軸受孔163bが、軸受部162cの2箇所には軸受孔163cが、それぞれ設けられている。
押さえ部材151の先端部には、回転軸152と平行な支持軸161を介して複数個(3個)のローラ155が回転可能に支持されている。本実施形態では、押さえ部材151の先端部には3つの同心の軸支部164a、164b、164cが設けられ、各軸支部には、2つずつの同心の軸支孔165が設けられている。すなわち、軸支部164aの2箇所に軸支孔165aが、軸支部164bの2箇所に軸支孔165bが、軸支部164cの2箇所に軸支孔165cが、それぞれ設けられている。図示の例では、各軸支孔165は周方向の一部を切欠いた切欠き孔で形成されている。各ローラ155に共通の支持軸161は、各ローラの両端部で各軸支孔165により回動自在に軸支されている。
押さえ部材151は、回転軸152に装着されたトーションばね等の弾性手段の153の弾性力(ばね力)によって、該回転軸152を中心に回動方向(図1中の時計回り)に付勢されている。この付勢方向は、押さえ部材151の先端部に軸支されたローラ155が排紙されたシート103bの幅方向中間部をシートスタック部127内へ押圧する方向に選定されている。図1及び図2において、シート103bは拍車116の歯と歯の間から抜け落ちる際にシート押さえ手段150により弓状に変形される。本実施形態では、図1に示すように、排紙されるシート103bは、表面(記録面)側をローラ155で押されるとともに、裏面側(背面側)をスタック部蓋124で支持されている。これにより、排紙ローラ115を抜け出したシートは先ず弓状に変形される。
変形されたシート103bは、シート自身の復元力によってローラ155を作用点としてシートタック部127内へ押し込まれる。すなわち、排紙されて弓状に変形されたシート103bは、その中間部をシート押さえ手段150で押されることにより、その下端縁でシートスタック部の傾斜した底面127aを滑りながら、該シートスタック部の奥の壁面127b付近まで移動させられる。こうして、排紙されたシート103bは、順次1枚ずつ、背面をシートスタック部127の壁面127b及び開かれたスタック部蓋124に立て掛けられた状態で積載される。これらのシートは、シートスタック部127の内部に、シート押さえ手段のシート押さえ部であるローラ155により押し付けられた状態で積載されていく。この場合、シート103bが立て掛けられた状態から倒れたとしても、シート押さえ手段150によってシートスタック部127へ向かう方向へ押される。このため、シート103bが倒れて排紙ローラ115等に巻き込まれることはない。
図3は図2中の押さえ部材の軸受孔と該軸受孔に嵌合する回転軸を断面して示すための断面位置(平面A及びB)と透視方向(矢印301〜303)を示す説明図である。図4は図3中の各断面位置及び透視方向から見て押さえ部材の軸受孔と該軸受孔に嵌合する回転軸の構造を示す断面図である。図4の(a)は図3中の平面Aの位置から矢印301方向に見て押さえ部材の一端側の軸受孔の形状を回転軸と共に示す。図4の(b)は図3中の平面Bの位置から矢印302方向に見て押さえ部材の中央部分の軸受孔の形状を回転軸と共に示す。図4の(c)は図3中の平面Bの位置から矢印303方向に見て押さえ部材の他端側の軸受孔の形状を回転軸と共に示す。
図1〜図4において、前述のように、押さえ部材151はその基端部で単一の回転軸152を中心に回動可能に支持されており、押さえ部材151の先端部にはローラ155が回転自在に軸支されている。そして、押さえ部材151はトーションばね等からなる弾性手段153により回動方向に付勢されており、排紙ローラ15から抜け出すシート103bを押さえ部材に軸支されたローラ155によりシートスタック部27内へ押すように構成されている。弾性手段163がトーションばねの場合は、そのリング部の内径を回転軸152に嵌合させるとともに、その両端部を支持部材123及び押さえ部材151のそれぞれに掛止させて装着される。
そこで、本実施形態では、回転軸152は断面円形のストレート軸で形成されている。これに対して、単一の回転軸152が嵌合される各軸受孔163の断面形状はシート搬送方向との関係で以下のような形状に選定されている。すなわち、押さえ部材151の一端側(図2中の右側、図3中の左側)の軸受部162a(その2箇所に同心)に設けられた軸受孔163aは、図4の(a)に示すように、シート搬送方向に長軸を有する長孔形状をしている。これにより、円形断面の回転軸152と軸受孔163aとの間には、搬送方向の両側に所定量のガタ(隙間)xが設けられている。
また、押さえ部材151の中央部分の軸受部162b(その2箇所に同心)に設けられた軸受孔163bは、図4の(b)に示すように、シート搬送方向と直交する方向に長軸を有する長孔形状をしている。これにより、円形断面の回転軸152と軸受孔163bとの間には、搬送方向と直交する方向の両側に所定量のガタ(隙間)yが設けられている。さらに、押さえ部材151の他端側(図2中の左側、図3中の右側)の軸受部162c(その2箇所に同心)に設けられた軸受孔163cは、図4の(c)に示すように、シート搬送方向に長軸を有する長孔形状をしている。これにより、円形断面の回転軸152と軸受孔163cとの間には、搬送方向の両側に所定量のガタ(隙間)zが設けられている。なお、両側の軸受部162a、162cの軸受孔163a、163cのガタx、zの方向及び大きさは、通常、同じように選定される。以上のように、押さえ部材151には、回転軸152に回動可能に支持するための軸受孔163が複数箇所に設けられ、両端側の軸受孔163a、163cでは搬送方向に、中央部の軸受孔163bでは搬送方向と直交する方向に、それぞれガタを持たせている。
排紙されるシート103bを上述のシート押さえ手段150により押さえ付けることにより、次のように作用効果が得られる。すなわち、シート押さえ部は、回転軸152に対し、シート搬送方向及びこれに直交する方向にガタを持たせた複数の軸受孔163を介して、シートの表面上の2次元方向に融通を持った状態で回動可能に支持される。このため、排紙されるシート103bのサイズが異なったり、カールの状態が異なる場合でも、該シートを一方向に押さえつけることができる。つまり、シート103b上のシート押さえ部(ローラ155)が当接する位置が変わったり、該シートに対するシート押さえ部の当接向きや当接角度が変わった場合でも、該シートを一方向に押さえつけることができる。これに加えて、押さえつけ力のバランスが崩れた場合には、バランスが崩れた方向に対して余分な力を逃がすことができる。
その結果、排紙されるシート103bは、カールの状態やサイズの大小に関わらず、スムーズに排紙され、排紙積載部としてのシートスタック部127内の所定の位置に確実に押さえつけることができる。このため、次に印画されて排紙されるシート103bが積載されたシートの下に潜り込んだり、積載されたシートを押しのけたりすることがなくなる。これにより、次々と排紙されてくるシート103bをシートスタック部127内に整列された状態で積載していくことができる。そして、積載されたシート103bは、ばね付勢されたシート押さえ手段150により押し付けられ、所定位置に整列された状態で保持される。
なお、本実施形態では、押さえ部材151の両端側の軸受孔に搬送方向に平行な方向のガタを持たせ、中央部の軸受孔に搬送方向と直交する方向のガタを持たせた。これは、逆にしても良い。つまり、押さえ部材151の両端側の軸受孔に搬送方向と直交する方向のガタを持たせ、中央部の軸受孔に搬送方向に平行な方向のガタを持たせても、同様の作用効果が得られる。また、本実施形態では、シート搬送方向に対し平行な方向と直交する方向にガタを持たせたが、これは、シート搬送方向に関わらず、互いに直交する方向に一定量のガタを持たせる構成にしても良く、これによっても同様の作用効果が得られる。
以上のような構成により、単一のシート押さえ手段により、シートのカール状態やサイズの違いに関わらず、排紙されたシートをシートスタック部等の積載部内の所定位置に確実に押えた状態で積載することができる。従って、排紙されるシートが排紙積載部のシートに潜り込むことが防止できる。また、積載されるシートの整列性を高めることができる。以上の作用効果を、簡単で安価な構成で実現できる。
なお、以上の実施の形態では、画像形成装置が熱転写式である場合を例示したが、本発明は、感熱式、インクジェット式、レーザービーム式、ワイヤドイット式など、記録方式が異なる画像形成装置に対しても同様に適用可能である。
本発明による画像形成装置の一実施形態を示す縦断面図である。 図1中のシート押さえ手段を先端側から見た斜視図である。 図2中の押さえ部材の軸受孔と該軸受孔に嵌合する回転軸を断面して示すための断面位置と透視方向を示す説明図である。 図3中の各断面位置及び透視方向から見て押さえ部材の軸受孔と該軸受孔に嵌合する回転軸の構造を示す断面図である。(a)は図3中の平面Aの位置から矢印301方向に見て押さえ部材の一端側の軸受孔の形状を回転軸と共に示す。(b)は図3中の平面Bの位置から矢印302方向に見て押さえ部材の中央部分の軸受孔の形状を回転軸と共に示す。(c)は図3中の平面Bの位置から矢印303方向に見て押さえ部材の他端側の軸受孔の形状を回転軸と共に示す。 画像形成装置の排紙積載部上に排紙積載されたシートに生じている種々のカール状態を示す斜視図である。 画像形成装置に設けられた複数のウエイト部材の構成例を示す斜視図である。
符号の説明
103 シート(記録媒体)
103b 排紙されたシート
106 記録手段(記録ヘッド、印画ヘッド)
127 排紙積載部(シートスタック部)
150 シート押さえ手段
152 回転軸
162(162a、162b、162c) 軸受部
163(163a、163b、163c) 軸受孔
164(164a、164b、164c) 軸支部
165(165a、165b、165c) 軸支孔

Claims (3)

  1. 画像情報に基づいてシートに画像を形成する記録手段と、画像形成したシートを順次排出して積載するための排紙積載部と、排紙積載部に積載されるシートを押さえるシート押さえ手段とを備えた画像形成装置において、
    前記シート押さえ手段を、単一の回転軸に対し、複数の軸受孔であって互いに直交する方向のガタを有する軸受孔を介して回動可能に支持することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記互いに直交する方向のガタが、シート搬送方向に平行な方向のガタとシート搬送方向と直交する方向のガタであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 画像形成されたシートを上方へ向けて排出し、排出されるシートを前記シート押さえ手段により前記排紙積載部へ押し込んで押しつけることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
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