JP5084893B2 - 電子制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、外部からの駆動指令信号に基づいて負荷への通電・非通電を制御する電子制御装置に係わり、特にグランド接地はずれが発生したこと検出できる車両用の電子制御装置に関するものである。
近年、車両の電子制御化の進展に伴い、ソレノイド等の負荷への通電・非通電を切り替えるリレー等の機械接点をMOS−FET(metal oxide semiconductor field effect transistor)などの半導体スイッチ素子で置き換える動きが出ている。
このように機械接点を用いず、半導体スイッチ素子によって負荷の通電制御を行う方法は、「接点の耐久性が飛躍的に向上する」あるいは「接点固着時のフェールセーフが容易」等の利点があり、この動きは今後さらに加速していくものと考えられる。
このような半導体リレー装置としては、例えば特許文献1(特開2001−95138号公報)あるいは図4に示されるような形態のものがある。
特許文献1には、「ランプ負荷に過電流が流れたときに熱遮断回路内蔵型MOS−FETをオフさせてランプ負荷に電流が流れないように制御する熱遮断回路内蔵型MOS−FETを用いた半導体リレーシステムの過電流遮断検出装置であって、特に熱遮断回路内蔵型MOS−FETのオフが、「ランプ負荷に過電流が流れたときにマイクロコンピュータからの指令信号に基づくものなのか」あるいは「熱遮断回路内蔵型MOS−FETに内蔵する自己熱遮断回路の遮断機能によるものなのか」を区別できる過電流遮断検出装置」が開示されている。
図4は、従来の電子制御装置の構成を示す図であり、上記特許文献1に示されている図1の基本的な部分を本発明の実施の形態と比較しやすいように描き直したものである。
図4において、2は駆動信号(駆動指令信号)の入力端子、3は入力回路、4はマイクロコンピュータ、5は駆動回路、6はMOS−FET(半導体スイッチ)、7はパワー側電源入力端子、8は負荷端子、9はバッテリ、10はソレノイド(負荷)、11は制御側電源入力端子、12はグランド接地端子、16は電源回路、104は電子制御装置(ECU)である。
図4に示す従来の電子制御装置(ECU)104においては、外部から入力端子2に入力された駆動信号を、インターフェース回路である入力回路3を介してマイクロコンピュータ4に入力し、前記マイクロコンピュータ4の演算結果に応じて駆動回路5に信号を出力する。そして、駆動回路5から出力する信号によって半導体スイッチ素子であるMOS−FET6をスイッチング(オン/オフ)することによって、負荷であるソレノイド(例えば、リレー励磁コイル、ランプ、ブザーなど)10への通電、非通電を切り替える。
即ち、MOS−FET6をオンとすれば、バッテリ9から負荷10に電流が流れて通電状態となり、MOS−FET6をオフとすれば、バッテリ9から負荷10に電流は流れず非通電状態となる。
さらに、ソレノイド(負荷)10への通電状態を確認するための電圧検出回路(電圧検出手段)22を設けており、負荷端子8の電位をレジスタ23、24にて分圧してマイクロコンピュータ4に入力し、分圧された負荷端子8の電位をモニタすることによって、フェール検出(異常検出)等を実施する。
特開2001−95138号公報
このように、電子制御装置において機械接点を半導体スイッチ素子に置き換える方法は、装置の寿命や耐久性の向上、フェールセーフの容易性という面で非常に有効である。
しかし、グランド接地端子12のグランド接地はずれが発生した場合には、電子制御装置のグランド電位が浮いてしまい、「半導体スイッチ素子の誤通電」等の誤動作に至る場合があるという問題がある。
図5は、図4に示した電子制御装置(ECU)104において、グランド接地端子12の「グランド接地はずれ」が発生した場合の電子制御装置(ECU)104の内部のグランド電位26を説明するための概念図である。
図5に示すように、グランド接地端子12の「グランド接地はずれ」が発生した場合、電子制御装置(ECU)104の内部のグランド電位26は、電子制御装置(ECU)104に印加される電源電圧(即ち、バッテリ9から制御側電源入力端子11に印加される電圧)が、電子制御装置(ECU)104の内部回路の合成インピーダンス25とレジスタ23、レジスタ24、ソレノイド10の合成インピーダンスとによって分圧された電圧となる。
また、電子制御装置(ECU)104に電圧検出回路22などの「外部の接地端子へ接続される経路」が設けられていない場合には、グランド接地端子12の「グランド接地はずれ」が発生すると電子制御装置(ECU)104はグランドに対してオープン(即ち、グランドが浮いた状態)となり、内部グランド電位はバッテリ電圧付近まで上昇する。
グランド接地はずれのない状態において、半導体スイッチ素子であるMOS−FET6をオフとしてソレノイド10を駆動しない場合は、MOS−FET6のゲート電位はほぼ0となるが、グランド接地はずれが発生した場合は、グランド浮きの状態に応じてゲート電位が上昇する。
グランド浮きに起因するMOS−FET6のゲート電位の上昇によりMOS−FET6のゲート・ソース間の電位差がMOS−FET6のオン電圧に達した場合、意図せずMOS−FET6がオンし、ソレノイド10に通電してしまう事象が発生する。
このようなグランド浮きによる誤通電の場合、本来意図しないタイミングで負荷に通電してしまうことによる危険性があるのみならず、MOS−FET6のゲート-ソース間電位差が十分でない状態でオンしてしまう(即ち、ハーフオンの状態)ことにより、MOS−FET6が過熱破壊する危険性がある。
この発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、グランド接地端子の「グランド接地はずれ」が発生した場合でも、「グランド接地はずれ」を検出することにより、グランド接地端子のグランド電位浮きによる「負荷への誤通電」をはじめとした異常状態が継続することを防止できる「半導体スイッチ素子を用いた電子制御装置」を提供することを目的とする。
本発明に係る電子制御装置は、バッテリの電源電圧が入力される電源入力端子と負荷が接続された負荷端子との間に接続された第1の半導体スイッチ素子と、前記第1の半導体スイッチ素子が搭載された前記電子制御装置をグランド接地するためのグランド接地用端子と、駆動指令に基づいて前記第1の半導体スイッチ素子の通電・非通電を駆動制御する駆動制御手段と、前記第1の半導体スイッチ素子と並列に接続された第2の半導体スイッチ素子を有し、前記第2の半導体スイッチ素子を定期的にオン/オフさせたときに、前記負荷端子に発生する電圧値をモニタすることにより、前記グランド接地用端子のグランド接地はずれを検出するグランド接地はずれ検出手段とを備え、
前記駆動制御手段は、前記グランド接地はずれ検出手段が前記グランド接地用端子のグランド接地はずれを検出すると、前記負荷への通電を禁止するものである。
本発明に係る電子制御装置によれば、グランド接地端子のグランド接地はずれが発生した場合にこれを検出することができ、グランド接地端子のグランド電位浮きによる誤通電をはじめとした異常状態が継続することを防止できる安全性の高い「半導体スイッチ素子を用いた電子制御装置」を提供できる。
実施の形態1による電子制御装置の構成を示す図である。 実施の形態2による電子制御装置の構成を示す図である。 実施の形態3による電子制御装置の構成を示す図である。 従来の電子制御装置の構成を示す図である。 従来の電子制御装置においてグランド接地はずれが発生した場合のグランド電位を説明するための概念図である。
以下、図面に基づいて、本発明の一実施の形態例について説明する。
なお、各図間において、同一符号は、同一あるいは相当のものであることを表す。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1による電子制御装置の構成を示す図である。
図1に示す電子制御装置(ECU)101は、バッテリ9より制御側電源入力端子11を介してバッテリ電圧が電源回路16に印加され、電子制御装置(ECU)101は電源回路16にて生成される電源電圧にて動作する。
電源回路16が生成した電源電圧は、マイクロプロセッサ4や他の電子制御装置(以下、単にECUとも略す)101内の電子回路に供給される。
また、バッテリ9は、ECU101のパワー側電源入力端子7にも接続される。
パワー側電源入力端子7は、半導体スイッチ素子であるMOS−FET6を介して負荷端子8に接続され、負荷端子8はソレノイド10に接続される。ソレノイド10のもう一方の端子は接地されている。
ECU101は、さらに、駆動信号(駆動指令)が入力される入力端子2が設けられ、入力端子2は入力回路3を介してマイクロコンピュータ4に接続される。
マイクロコンピュータ4には、ハイサイドスイッチング時のMOS−FET6のゲート電圧を確保するための昇圧回路を備えた駆動回路5が接続され、さらに駆動回路5はMOS−FET6に接続される。
なお、「ハイサイドスイッチング時のMOS−FET6」とは、負荷に対して上流(ハイサイド)のバッテリ側に配置されてスイッチング動作を行う形態のMOS−FET6」のことである。
これに対し、負荷に対して下流のグランド側(ローサイド)にスイッチング素子を配置されている形態をローサイドスイッチングと言う。
これに加え、ECU101においては、レジスタ13およびダイオード14が設けられており、レジスタ13の一方はダイオード14を介して負荷端子8に、レジスタ13のもう一方はグランドに接続されている。
ECU101は、入力端子2から受け取った駆動信号をマイクロコンピュータ4にて処理(例えば、駆動信号を受け取った時点でのフェールの有無などを判断し、MOS−FET6駆動の可否判断の実施)し、駆動回路5を介して半導体スイッチたるMOS−FET6をスイッチングする。
MOS−FET6がオンの場合は、パワー側電源入力端子7、MOS−FET6、負荷端子8を経由してバッテリ9からソレノイド10に電力が供給され、前記ソレノイド10が駆動される。
また、前記MOS−FET6がオフの場合は、前記ソレノイド10は駆動されない。
ソレノイド10を駆動していない状態(即ち、負荷に非通電の状態)で、ECU101においてグランド接地端子12の「グランド接地はずれ」が発生した場合、ECU101のグランド電位は、ECU101内部回路の合成インピーダンスと、レジスタ13、ダイオード14、ソレノイド10による分圧によって決定される。
即ち、レジスタ13、ダイオード14、ソレノイド10のインピーダンスが十分に小さければ、グランド浮きをMOS−FET6のオン電圧以下に抑えることができ、グランド浮きによる誤駆動を防止することができる。さらに、電源電圧とECU101の内部グランド電位の電位差がマイクロコンピュータ4のリセット電圧より大きければマイクロコンピュータ4の動作を継続することができる。
グランド接地端子12のグランド接地はずれが発生した状態においては、レジスタ13の両端に「ECU101の消費電流×レジスタ13の抵抗値」で求められる電位差が発生する。
この電位差を、直接に、あるいは増幅回路15などを経由してマイクロコンピュータ4にてモニタすることによって、グランド接地はずれを検出する。
グランド接地はずれの検出後は、入力端子2に駆動信号が入力されてもMOS−FET6の駆動を実施しない。
また、故障信号出力手段(図示なし)等により、他のECUや運転者に故障を知らせるといったフェールセーフが可能となる。
なお、ダイオード14は、正常動作時にMOS−FET6をオンさせた場合にソレノイド10に供給すべき電流の一部がレジスタ13に流れてしまうことを防止するためのものである。
次に、ソレノイド10の駆動中(即ち、通電の状態)にグランド接地端子12の「グランド接地はずれ」が発生した場合について説明する。
グランド接地端子12が断線時のECU101内部のグランド電位は、グランド接地端子12がオープンとなることにより、バッテリ9の電圧値に近い電位となる。
従って、電源電圧とECU101内部のグランド電位との電位差は小さくなり、電源回路16の供給電圧がマイクロコンピュータ4の最低動作保証電圧に近づくと、電源回路16またはマイクロコンピュータ4に内蔵される保護機能によって低電圧リセット状態となる。
マイクロコンピュータ4がリセットすると、駆動回路5内の昇圧回路が動作を停止し、MOS−FET6のゲートには、ECU101の電源電圧までの電圧しかかからなくなる。
さらに、ソレノイド10の駆動中はMOS−FET6のソース電位もほぼ電源電圧に等しくなっている状態となり、MOS−FET6のゲート-ソース間の電位差がオン電圧を下回ることで、MOS−FET6の動作も停止するため、負荷端子8の電位は下がり、これに従いECU101内部のグランド電位も低下する。
さらに、電源電圧とECU101内部のグランドの電位差がマイクロコンピュータ4の最低動作電圧より大きくなると、マイクロコンピュータ4は再起動する。
そこで、マイクロコンピュータ4の再起動時に、MOS−FET6の駆動制御を実施する前に、レジスタ13の両端に発生する電位差をモニタし、グランド接地はずれの有無をチェックする動作を実行すれば、グランド接地端子12のグランド接地はずれを検出することができる。
従って、グランド接地端子12のグランド接地はずれが発生した状態において再びMOS−FET6に通電してしまう状態を防止することが可能となる。
なお、本実施の形態においては、パワー側電源入力端子7と制御側電源入力端子11をそれぞれ別の端子としているが、これをまとめて一つの電源入力端子としてECU101に電源供給してもよい。
また、本実施の形態においては、負荷駆動用のMOS−FET6を一つのみ用いた構成にて例示しているが、たとえばMOS−FETを複数個直列接続することにより、一つのMOS−FETがショート破壊した場合に前記ソレノイド10が連続通電してしまう事象を防止できるような構成としてもよい。
また、本実施の形態では省略しているが、負荷駆動用MOS−FET、電源入力端子、負荷端子および負荷の状態をモニタするための電圧検出手段(電圧検出回路)あるいは電流検出手段(電流検出回路)等を設けてもよい。
以上説明したように、本実施の形態による電子制御装置は、バッテリ9の電源電圧が入力される電源入力端子7と負荷20が接続された負荷端子8との間に接続された半導体スイッチ素子6と、半導体スイッチ素子6が搭載された前記電子制御装置をグランド接地するためのグランド接地用端子12と、前記駆動指令に基づいて前記半導体スイッチ素子6の通電・非通電を駆動制御する駆動制御手段と、前記グランド接地用端子12のグランド接地はずれを検出するグランド接地はずれ検出手段とを備え、
前記駆動制御手段は、前記グランド接地はずれ検出手段が前記グランド接地用端子12のグランド接地はずれを検出すると、前記負荷20への通電を禁止する。
なお、本実施の形態では、グランド接地はずれ検出手段は、レジスタ13、増幅回路15および増幅回路15の出力信号によりグランド接地はずれを検出する機能を有したマイクロコンピュータ4で構成されている。
また、駆動制御手段は、MOS−FET6をオン/オフ駆動する駆動回路5と、入力回路3を介して入力される駆動信号に基づいて駆動回路5を制御する機能を有したマイクロコンピュータ4で構成されている。
また、本実施の形態では、前記グランド接地はずれ検出手段は、カソードが前記負荷端子8と前記半導体スイッチ素子6の接続点に接続され、アノードが前記半導体スイッチ素子6とレジスタ13の接続点に接続されたダイオード14を有し、前記負荷端子8または前記ダイオード14の電流あるいは電圧を検出することによりグランド接地はずれを検出する。
また、本実施の形態では、前記グランド接地はずれ検出手段は、カソードが前記負荷端子8と前記半導体スイッチ素子6の接続点に接続され、アノードが前記半導体スイッチ素子6とレジスタ13の接続点に接続されたダイオード14を有し、前記レジスタ13の両端に発生する電位差を検出することにより前記グランド接地用端子のグランド接地はずれを検出する。
本実施の形態によれば、グランド接地端子12のグランド接地はずれが発生した場合に、これを検出することができる。
従って、グランド接地はずれ検出手段の検出結果に基づいて、グランド接地端子12の「グランド電位浮き」による負荷10への誤通電をはじめとした異常状態が継続することを防止することが可能となり、安全性の高い「半導体スイッチ素子を用いた電子制御装置」を実現できる。
実施の形態2.
前述した実施の形態1では、マイクロコンピュータを用いて本発明を実施した例を示したが、マイクロコンピュータを用いず、入力信号を直接あるいは何らかのインターフェース回路およびロジック回路等を経由してハードウェア的にMOS−FETを駆動してもよい。
図2は、実施の形態2による電子制御装置の構成を示す図である。
マイクロコンピュータを用いない場合は、例えば、図2のような回路構成をとることで、マイクロコンピュータを用いた場合と同様に、グランド接地はずれ時の負荷への通電を防止できる。
図2に示したECU102は、前掲の図1に示したECU101に対し、マイクロコンピュータの代わりに、入力端子2に入力された駆動信号と、比較器17にて整形した増幅回路15の出力とをNORゲート18に入力し、NORゲート18の出力を駆動回路5に入力する。
ECU102では、グランド接地端子12のグランド接地はずれが発生すると、実施の形態1と同様に、レジスタ13の両端に電位差が発生する。これを増幅回路15で増幅して比較器17に入力している。
比較器17においては、グランド接地端子12のグランド接地はずれが発生した際にレジスタ13の両端に発生する電位差にあわせて比較電位を設定している。
比較器17に入力された電圧が、グランド接地端子12の「グランド接地はずれ」を検出するための閾値となる比較電位を超えると、比較器17はHighを出力する。
なお、グランド接地端子12の「グランド接地はずれ」がなければ比較器17はLowを出力する。
さらに、入力端子2の入力(即ち、駆動信号)がLowの場合にMOS−FET6の駆動、Highの場合にMOS−FET6の駆動を停止とすると、駆動信号と比較器17の出力をNORゲート18を介して駆動回路5に接続することで、駆動信号がLowで、かつグランド接地端子12のグランド接地はずれが発生していない状態(即ち、グランド接地端子12のグランド接地はずれが発生していないときに、駆動指令が行われた場合)のみ、MOS−FET6を駆動でき、グランド接地端子12のグランド接地はずれ発生時に負荷への誤通電することを防止することができる。
以上説明したように、本実施の形態による電子制御装置の前記グランド接地はずれ検出手段は、カソードが前記負荷端子8と前記半導体スイッチ素子6の接続点に接続され、アノードが前記半導体スイッチ素子6とレジスタ13の接続点に接続されたダイオード14を有し、前記レジスタ13の両端に発生する電位差を検出して増幅回路15で増幅し、増幅した電位差と設定された所定値の電位を比較器17で比較することにより、前記グランド接地用端子のグランド接地はずれを検出する。
従って、本実施の形態によれば、マイクロコンピュータを用いることなく、グランド接地用端子のグランド接地はずれを検出できる。
実施の形態3.
図3は、本発明の実施の形態3による電子制御装置の構成を示す図である。
図3に示すECU103では、一方が負荷スイッチング用(負荷駆動用)のMOS−FET6のソースに、もう一方がECU103の内部グランドに接続されたダイオード19を設ける。
さらに、ECU103には、グランド接地はずれ検出用MOS−FET20、レジスタ21および電圧検出回路22にて構成されるグランド接地はずれ検出回路を設ける。
本グランド接地はずれ検出回路は、ECU103の動作中、たとえば数秒おきに数ミリ秒間で定期的にMOS−FET20をオンし、このときの負荷端子8の電圧を、電圧検出回路22を介してマイクロコンピュータ4でモニタすることにより、定期的にECU103のグランド接地はずれ検出を実施するものである。
なお、本グランド接地はずれ検出回路において、レジスタ21はグランド接地はずれ検出回路に流れる電流を制限する用途で設けており、これによりMOS−FET20はMOS−FET6と比較して電流定格の小さいものを使用することが可能となる。
ECU103において、グランド接地端子12のグランド接地はずれが発生した場合、ECU103の内部グランドの電位は、ダイオード19、ソレノイド10のインピーダンスによって決定される。
即ち、ソレノイド10を駆動しない場合において、ダイオード19、ソレノイド10のインピーダンスが十分に小さければ、グランド浮きをMOS−FET6のオン電圧以下に抑えることができ、グランド浮きによるMOS−FET6の誤駆動を防止することができる。
なお、グランド接地端子12のグランド接地はずれが発生した状態においては、ECU103の内部グランドの電位は、負荷端子8の電位と比較して、ダイオードの持つ順方向電圧の分だけ電位が上昇した状態となる。
ここで、グランド接地端子12のグランド接地はずれが発生した状態を説明する。
前述のとおり、グランド接地端子12のグランド接地はずれが発生した状態においては、ECU103の内部グランド電位は負荷端子8の電位と比較し、ダイオード19の持つ順方向電圧の分だけ電位が上昇した状態となる。
このとき、MOS−FET20の通電動作を実施すると、負荷端子8にはレジスタ21とソレノイド10の分圧比に従った電圧が発生する。
しかし、グランド接地端子12のグランド接地はずれ発生時はECU103の内部グランド電位は、負荷端子8の電位と比較して、ダイオード19の持つ順方向電圧の分だけ電位が上昇した状態となるので、電圧検出回路22にて認識される電圧値は常にダイオード19の順方向電圧分のみとなる。
従って、電圧検出回路22に認識される電圧値が本来意図した電圧値と異なる電圧値となることにより、ECU103は異常を認識し、以降、駆動信号が入力されてもMOS−FET6を駆動しない、あるいは故障信号出力手段(非図示)等により他のECUや運転者に故障を知らせるといったフェールセーフが可能となる。
なお、ソレノイド10の駆動中にグランド接地はずれが発生した場合は、実施の形態1の場合と同様に、マイクロコンピュータ4がリセットして再起動するので、マイクロコンピュータ4の再起動時に、MOS−FET6の駆動制御よりも優先してレジスタ13を用いたグランド接地はずれ検出制御を実行すれば、グランド接地端子12のグランド接地はずれを検出することができ、グランド接地端子12のグランド接地はずれが発生した状態において再びMOS−FET6に通電してしまう状態を防止することが可能となる。
なお、本実施例においては、グランド接地はずれ検出用のMOS−FET20を負荷駆動用のMOS−FET6と別に設けたが、負荷駆動用MOS−FET6をグランド接地はずれ検出用途と共用し、MOS−FET20を設けない回路としても差し支えない。
以上説明したように、本実施の形態による電子制御装置は、バッテリ9の電源電圧が入力される電源入力端子7と負荷20が接続された負荷端子8との間に接続された第1の半導体スイッチ素子6と、前記第1の半導体スイッチ素子6が搭載された前記電子制御装置をグランド接地するためのグランド接地用端子12と、駆動指令に基づいて前記半導体スイッチ素子6の通電・非通電を駆動制御する駆動制御手段と、第1の半導体スイッチ素子6と並列に接続された第2の半導体スイッチ素子20を有し、前記第2の半導体スイッチ素子20を定期的にオン/オフさせたときに、前記負荷端子8に発生する電圧値をモニタすることにより、前記グランド接地用端子12のグランド接地はずれを検出するグランド接地はずれ検出手段とを備え、前記駆動制御手段は、前記グランド接地はずれ検出手段が前記グランド接地用端子12のグランド接地はずれを検出すると、前記負荷20への通電を禁止する。
また、本実施の形態による電子制御装置は、前記第2の半導体スイッチ素子20と前記電源入力端子7の間に電流制限用のレジスタ21を設けた。
本発明は、グランド接地はずれが発生した場合でも、グランド接地端子のグランド電位浮きによる誤通電などの異常状態が継続することを防止できる安全性の高い電子制御装置の実現に有用である。
2 入力端子 3 入力回路
4 マイクロコンピュータ 5 駆動回路
6 MOS−FET(負荷駆動用) 7 パワー側電源入力端子
8 負荷端子 9 バッテリ
10 ソレノイド 11 制御側電源入力端子
12 グランド接地端子 13 レジスタ
14 ダイオード 15 増幅回路
16 電源回路 17 比較器
18 NORゲート 19 ダイオード
20 MOS−FET(グランド接地はずれ検出用)
21 レジスタ 22 電圧検出回路
23 レジスタ 24 レジスタ
25 合成インピーダンス 26 内部グランド電位
101、102、103 電子制御装置(ECU)

Claims (2)

  1. バッテリの電源電圧が入力される電源入力端子と負荷が接続された負荷端子との間に接続された第1の半導体スイッチ素子と、前記第1の半導体スイッチ素子が搭載された前記電子制御装置をグランド接地するためのグランド接地用端子と、駆動指令に基づいて前記第1の半導体スイッチ素子の通電・非通電を駆動制御する駆動制御手段と、前記第1の半導体スイッチ素子と並列に接続された第2の半導体スイッチ素子を有し、前記第2の半導体スイッチ素子を定期的にオン/オフさせたときに、前記負荷端子に発生する電圧値をモニタすることにより、前記グランド接地用端子のグランド接地はずれを検出するグランド接地はずれ検出手段とを備え、
    前記駆動制御手段は、前記グランド接地はずれ検出手段が前記グランド接地用端子のグランド接地はずれを検出すると、前記負荷への通電を禁止することを特徴とする電子制御装置。
  2. 前記第2の半導体スイッチ素子と前記電源入力端子の間に電流制限用のレジスタを設けたことを特徴とする請求項1に記載の電子制御装置。
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