JP5083250B2 - 液体容器、基板、液体情報を変更する方法 - Google Patents
液体容器、基板、液体情報を変更する方法 Download PDFInfo
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Description
前記液体容器が前記液体噴射装置に装着されている装着状態において前記装着状態を前記液体噴射装置に判定させることと、前記装着状態において前記液体容器が前記液体噴射装置に装着されていない非装着状態を前記液体噴射装置に判定させることが可能な装着状態通知部を備える、液体容器。
こうすれば、液体噴射装置に液体容器が装着されていても、液体容器が装着されていないと液体噴射装置に判定させることができる。この結果、液体噴射装置に装着したままで液体容器に対して何らかの作業を行っているときに、非装着を判定させることにより液体噴射装置が液体容器装着時の動作を行うことを抑制することができる。
液体を収容する本体と、
前記装着状態において、前記液体噴射装置が前記収容された液体に関する液体情報を読み書きするためのメモリと、
前記液体噴射装置による読み書きとは無関係に、前記メモリ上の前記液体情報を変更する情報変更部と、
を備え、
前記情報変更部が前記液体情報の変更を行っているときに、前記装着状態通知部は、前記非装着状態を前記液体噴射装置に認識させる、液体容器。
こうすれば、液体噴射装置とは無関係にメモリ上の液体情報を変更しているときに、液体噴射装置がメモリにアクセスすることを抑制することができる。
液体を収容する本体と、
前記装着状態において、前記液体噴射装置が前記収容された液体に関する液体情報を読み書きするためのメモリと、
前記装着状態通知部が、前記非装着状態を前記液体噴射装置に判定させているときに、前記メモリ上の前記液体情報を変更する情報変更部と、
を備える、液体容器。
こうすれば、非装着状態を液体噴射装置に判定させているときに、メモリ上の液体情報を変更するので、メモリ上の液体情報を変更しているときに、液体噴射装置がメモリにアクセスすることを抑制することができる。
前記装着状態において、前記液体噴射装置に電気的に接続されると共に、前記液体噴射装置によって前記装着状態か否かの判定に用いられる判定用端子を備え、
前記装着状態通知部は、前記判定用端子をハイインピーダンス状態にすることによって、前記非装着状態を前記液体噴射装置に判定させる、液体容器。
こうすれば、液体噴射装置は、判定用端子に対応する装置側端子に判定用端子が接触していることを判定できないので、液体噴射装置に非装着状態であると判定させることができる。
前記判定用端子は、前記液体噴射装置から前記装着状態か否かの判定のための入力信号を受ける入力端子と、前記入力信号に応じて前記装着状態を示す応答信号を出力する出力端子とを含み、
前記装着状態通知部は、前記入力端子および前記出力端子の少なくとも一方をハイインピーダンス状態にすることによって、前記非装着状態を前記液体噴射装置に判定させる、液体容器。
こうすれば、液体噴射装置は、出力端子から応答信号を受信できないので、液体噴射装置に非装着状態であると判定させることができる。
前記装着状態において、前記液体噴射装置に電気的に接続されると共に、前記液体噴射装置によって前記装着状態か否かの判定に用いられる判定用端子を備え、
前記装着状態通知部は、前記判定用端子を介して前記非装着状態を示す信号を出力することによって、前記非装着状態を前記液体噴射装置に判定させる、液体容器。
こうすれば、液体噴射装置は非装着状態を示す信号を受け取るので、液体噴射装置に非装着状態であると判定させることができる。
前記判定用端子は、前記液体噴射装置から前記装着状態か否かの判定のための入力信号を受ける入力端子と、前記入力信号に応じて前記装着状態を示す応答信号を出力する出力端子とを含み、
前記装着状態通知部は、前記出力端子から前記応答信号に代えて前記非装着状態を示す信号を出力することによって、前記非装着状態を前記液体噴射装置に判定させる、液体容器。
こうすれば、液体噴射装置は非装着状態を示す信号を受け取るので、液体噴射装置に非装着状態であると判定させることができる。
前記装着状態において、前記液体噴射装置に電気的に接続される第1の端子を備え、
前記第1の端子の電位が所定電位か否かにより、前記液体噴射装置に前記装着状態か前記非装着状態かを判定させる、液体容器。
こうすれば、容易に装着状態か非装着状態かを液体噴射装置に認識させることができる。
前記装着状態において、前記所定電位が供給される第2の端子を備え、
前記装着状態通知部は、前記第1の端子と前記第2の端子との間を導通状態と非導通状態とに切り換える第1の切換部である、液体容器。
こうすれば、簡便な構成で装着状態通知部を実現することができる。
利用者の操作を受け付けるための操作受付部と、
前記情報変更部は、前記利用者の操作が受け付けられた場合に前記液体情報を変更する液体容器。
こうすれば、利用者の操作により、液体噴射装置とは無関係に液体情報を変更できる。
前記本体の一方の側に配置され、前記液体噴射装置に前記液体を供給するための供給孔を備え、
前記操作受付部は、前記本体の前記一方の側の反対側に設けられている、液体容器。
こうすれば、利用者は容易に操作受付部を操作することができる。
前記情報変更部は、前記液体情報の値が所定の条件を満たした場合に前記液体情報を変更する液体容器。
こうすれば、液体噴射装置とは無関係に、自動で液体情報を変更できる。
前記情報変更部は、前記液体噴射装置による前記メモリ上の前記液体情報の更新回数が所定回数を超えた場合に、前記液体情報を変更する液体容器。
こうすれば、液体噴射装置とは無関係に、自動で液体情報を変更できる。
前記液体情報は、前記収容された液体の残量を特定するための残量情報を含む、液体容器。
こうすれば、液体の残量情報を、液体噴射装置とは無関係に変更することができる。
前記本体には、前記液体を再充填するための再充填孔が設けられている液体容器。
こうすれば、例えば、液体を再充填したときに、液体の残量情報を、液体噴射装置とは無関係に変更することができる。
前記本体の一方の側に配置され、前記液体噴射装置に前記液体を供給するための供給孔を備え、
前記再充填孔は、前記本体の前記一方の側の反対側に設けられている、液体容器。
こうすれば、液体容器を液体噴射装置に装着した状態で、容易に液体の再充填を行うことができる。
前記装着状態において、前記メモリと前記液体噴射装置とを電気的に接続するためのメモリ端子と、
前記メモリと前記メモリ端子との間を導通状態と非導通状態とに切り換える第2の切換部と、
を備え、
前記情報変更部が前記液体情報を変更しているときに、前記第2の切換部は、前記メモリと前記メモリ端子との間を非導通状態とする、液体容器。
こうすれば、より確実に情報変更部が液体情報を変更しているときに、液体噴射装置がメモリにアクセスすることを抑制することができる。
液体を収容する本体と、
前記装着状態において、前記液体噴射装置が前記収容された液体に関する液体情報を読み書きするためのメモリと、
前記液体噴射装置による読み書きとは無関係に、前記メモリ上の前記液体情報を変更する情報変更部と、
を備え、
前記情報変更部が前記液体情報の変更を行っている期間を含む所定の期間において、前記装着状態通知部は、前記非装着状態を前記液体噴射装置に認識させる、液体容器。
こうすれば、より確実に情報変更部が液体情報を変更しているときに、液体噴射装置がメモリにアクセスすることを抑制することができる。
液体噴射装置に装着可能な基板であって、
メモリと、
前記メモリを制御する制御部と、
前記基板が前記液体噴射装置に装着された装着状態において、前記液体噴射装置に電気的に接続され、前記液体噴射装置によって前記装着状態か否かの判定に用いられる判定用端子を備え、
前記制御部は、所定の条件を満たした場合に、前記判定用端子をハイインピーダンス状態にすると共に、前記メモリに記憶されたデータを書き換える、基板。
こうすれば、所定の条件を満たした場合に非装着状態を液体噴射装置に判定させながら、メモリ上のデータを書き換えるので、所定の条件を満たした場合にメモリ上のデータを安全に書き換えられる。
液体噴射装置に装着可能な液体容器であって、
メモリと、
前記メモリを制御する制御部と、
利用者の操作を受け付けるための操作受付部と、
前記液体容器が前記液体噴射装置に装着された装着状態において、前記液体噴射装置に電気的に接続され、前記液体噴射装置によって前記装着状態か否かの判定に用いられる判定用端子を備え、
前記制御部は、前記利用者の操作が受け付けられた場合に、前記判定用端子をハイインピーダンス状態にすると共に、前記メモリに記憶されたデータを書き換える、液体容器。
こうすれば、利用者の操作が受け付けられた場合に非装着状態を液体噴射装置に判定させながら、メモリ上のデータを書き換えるので、利用者の操作が受け付けられた場合にメモリ上のデータを安全に書き換えられる。
図1は、本発明の一実施例としての印刷システムの概略構成を示す説明図である。印刷システムは、プリンタ20と、コンピュータ90と、を備えている。プリンタ20は、コネクタ80を介して、コンピュータ90と接続されている。
図9は、第2実施例のインクカートリッジ100aとプリンタ20の電気的な構成を示す図である。プリンタ20の構成は、第1実施例と同一であるので説明を省略する。第2実施例のインクカートリッジ100aは、第1実施例と異なり、センサ150を備えておらず、9つの端子の全てがロジック回路である制御部130aに接続されている。また、第2実施例のインクカートリッジ100aのリセットボタン120aは、第1実施例と異なり、第1のスイッチSWaを含んでいない。第2実施例では、センサアクセス部53がセンサ駆動用端子SN、SPを介して入力したセンサ駆動信号を制御部130aで受け付け、常に本体101にインク5が有ることを示す応答信号を返す。さらに、第2実施例における制御部130aは、所定の期間を測定可能なタイマー機能を備えている。
図11は、第3実施例のインクカートリッジ100bとプリンタ20の電気的な構成を示す図である。プリンタ20の構成は、第1実施例と同一であるので説明を省略する。第3実施例のインクカートリッジ100bは、第1実施例と異なり、リセットボタン120を備えておらず、第1のカートリッジアウト端子COAと接地端子VSSは、ロジック回路である制御部130bに接続されている。その他の構成は、第1実施例と同じである。
図13は、第4実施例のインクカートリッジ100aとプリンタ20の電気的な構成を示す図である。プリンタ20の構成は、第1実施例と同一であるので説明を省略する。第4実施例のインクカートリッジ100cは、第2実施例と異なり、リセットボタン120bを備えていない。その他の構成は、第2実施例と同じである。
図15は、第5実施例におけるリセット処理の処理ステップを示すフローチャートである。第5実施例におけるプリンタおよびインクカートリッジの構成は、第4実施例の構成(図13)と同一であるので、以下では第4実施例と同一の符号を用いて説明する。第5実施例において、インクカートリッジ100cが装着状態にあるとき、制御部130cは、インク残量情報がプリンタ20により更新された回数(書き込み回数)をチェックしており、インク残量情報に対する書き込み回数が所定回以上であるか否かを判断する(ステップS410)。このような、書き込み回数は、メモリ140cのインク残量情報が記録される領域とは異なる領域に記憶されても良い。
・第1変形例:
上記各実施例のリセット処理では、インク残量情報の値を初期値に戻しているが、これに代えて、例えば、インク残量が工場出荷時の半分程度の量であることを表す値に変更しても良いし、インク残量を所定量だけ増やした値に変更しても良い。このように、一般的には、インクがある程度存在することを表す所定の値に変更されれば良い。
上記各実施例のリセット処理では、インク残量情報の値を変更しているが、これに代えて、インク消費量情報の値を変更しても良い。この場合は、例えば、インク消費量情報を表す値が所定値以上になった場合、あるいは、リセットボタンが押下された場合、インク消費量情報の値を初期値に戻しても良い。一般的には、リセット処理に限らず、インクに関連するインク情報をプリンタ20からのアクセスとは無関係に変更する処理に対して、本発明を適用することができる。例えば、インクカートリッジに当初とは、異なる色のインクを充填した場合に、インクの色を表す色情報を、充填したインクの色に合わせて変更する処理などが考えられる。このような場合に、上記発明を適用することによって、データ化けなどの不具合を抑制することができる。
上記実施例では、第1のカートリッジアウト端子COAと接地端子VSSとの間を非導通状態にすることにより、装着状態にも関わらず、プリンタ20に非装着状態を認識させている。これに代えて、例えば、装着状態では、インクカートリッジの制御部から何らかの装着連絡信号を定期的におくることにより装着状態を通知し、該連絡情報を停止することによりプリンタ20に非装着状態を認識させても良い。一般的に言えば、インクカートリッジが現実には装着状態である場合において、プリンタ20に対して装着状態を通知する手段と、非装着状態を通知する手段とを有していればよい。また、これらの手段は、装着状態をプリンタ20に認識させた状態と、非装着状態をプリンタ20に認識させた状態とを、2者択一に排他的に切り換えられることが好ましい。
上記各実施例では、メモリ上のインク残量情報の値を変更する際に、インクカートリッジが装着状態であるにも関わらずプリンタ20に非装着状態を認識させているが、異なる場合にプリンタ20に非装着状態を認識させても良い。例えば、プリンタ20にインクカートリッジを装着したままで、しばらく使用しない場合において、インクカートリッジが装着状態であるにも関わらずプリンタ20に非装着状態を認識させても良い。プリンタ20が、例えば、インクカートリッジが非装着状態であると認識しているときは、印刷動作をしないように設定されていれば、不使用時のプリンタ20の誤動作をより確実に抑制できる。
上記各実施例では、例えば、リセットボタン120が押下されたとき、インク残量情報が所定値以下になったときに、インク残量情報を変更しているが、これに代えて、他の所定の条件を満たしたときに、インク残量情報を変更しても良い。例えば、インクカートリッジに自重を測定する重量センサを設け、一度、重量が減少した後に増加した場合に、インクの再充填が行われたと判断して、インク残量情報を変更しても良い。
上記第1実施例では、圧電素子を用いたセンサ150が用いられているが、これに代えて、例えば、常にインクがあることを示す周波数の応答信号を返す発振回路などの発振装置を用いても良く、サブ制御部50と何らかの遣り取りを行うCPUやASICなどのプロセッサや、より簡易なICを用いても良い。
上記実施例では、1つのインクタンクを1つのインクカートリッジとして構成しているが、複数のインクタンクを1つのインクカートリッジとして構成しても良い。
上記実施例は、インクジェット式のプリンタと、インクカートリッジが採用されているが、インク以外の他の液体を噴射したり吐出したりする液体噴射装置と、その液体を収容した液体容器を採用しても良い。ここでいう液体は、溶媒に機能材料の粒子が分散されている液状体、ジェル状のような流状体を含む。例えば、液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ、面発光ディスプレイ、カラーフィルタの製造などに用いられる電極材や色材などの材料を分散または溶解のかたちで含む液体を噴射する液体噴射装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する液体噴射装置、精密ピペットとして用いられ試料となる液体を噴射する液体噴射装置であってもよい。さらに、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する液体噴射装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する液体噴射装置、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する液体噴射装置を採用しても良い。そして、これらのうちいずれか一種の噴射装置および液体容器に本発明を適用することができる。
上記実施例において、ハードウェアによって実現されていた構成の一部をソフトウェアに置き換えるようにしてもよく、逆に、ソフトウェアによって実現されていた構成の一部をハードウェアに置き換えるようにしても良い。
上記各実施例のリセット処理では、インク残量情報の値を変更しているが、インク残量情報と共に、または、インク残量情報に代えて、メモリ140上に記憶された他の液体情報の値を変更しても良い。例えば、プリンタ20がリセット処理後において、新たなインクカートリッジ100が装着されたと認識するように、メモリ140上に記憶された各種の液体情報を変更しても良い。具体的には、メモリ140には、プリンタ20が印刷を実行するたびにインクリメントされる使用履歴情報や、各インクカートリッジ100に固有のID情報が記録されている場合がある。この場合、例えば、リセット処理において、制御部130は、使用履歴情報を初期値に書き換えることとしても良いし、ID情報を異なる値に書き換えることとしても良い。
上記各実施例では、プリンタ20のカートリッジ認識部51は、第1のカートリッジアウト端子COAの電位(第1のプリンタ側カートリッジアウト端子PCOAの電位)が接地電位であるか電源電位であるかによって、インクカートリッジ100が装着されているか否かを判定しているが、インクカートリッジ100の装着の有無を判定する手法はこれに限られない。プリンタによるインクカートリッジの装着の有無の判定手法に応じて、インクカートリッジが装着状態において、プリンタに装着状態および非装着状態を判定させる構成は適宜に変更され得る。その一例を第11変形例および第12変形例として説明する。
図17は、第12変形例におけるインクカートリッジとプリンタの電気的な構成を示す図である。第12変形例におけるプリンタ50dの構成および動作は、第11変形例と同様であるので、その説明を省略する。図17に示す第12変形例のインクカートリッジ100eにおいて、第11実施例のインクカートリッジ100dの電気的構成(図7)と異なる構成については符号の末尾に「e」を付し、同一の構成については図16と同一の符号を付した。第12変形例のインクカートリッジ100eが第11実施例のインクカートリッジ100dと異なる点は、インクカートリッジ100eはリセットボタン120、第1のスイッチSWa、SWbを有していない点と、第1のスイッチSWaに代えて、制御部130eの制御によって動作するスイッチSWeを備える点である。スイッチSWeは、第1のセンサ駆動用端子SNとセンサ150の圧電素子の一方の電極板との間に配置されており、第1のセンサ駆動用端子SNとセンサ150の圧電素子の一方の電極板との間を導通状態と非導通状態に切り換え可能である。
上記第4実施例において、制御部130cは、第1のカートリッジアウト端子COAを、接地端子VSSから切り離し、ハイインピーダンス状態とすることで、非装着状態をプリンタ20に認識させているが、これに代えて、制御部130cは第1のカートリッジアウト端子COAに対してHレベルの信号を入力することによって、非装着状態をプリンタ20に認識させても良い。例えば、制御部130cは、ドライバを用いて、Hレベルの電圧を第1のカートリッジアウト端子COAに対してHレベルの信号を入力することによって、非装着状態をプリンタ20に認識させても良い。また、上記第4実施例のように、第1のセンサ駆動用端子SNおよび第2のセンサ駆動用端子SPが制御部130cに接続されている構成において、上記第11変形例のように、第1のセンサ駆動用端子SNおよび第2のセンサ駆動用端子SPを介してインクカートリッジの装着の有無を判定する場合を考える。その場合、制御部130cは、第1のセンサ駆動用端子SNを介してパルス信号を受け付けた場合に制御部130cにおいて生成したパルス信号を第2のセンサ駆動用端子SPから出力することによって装着状態をプリンタに判定させると共に、第1のセンサ駆動用端子SNを介してパルス信号を受け付けた場合にLレベルの信号を第2のセンサ駆動用端子SPから出力することによって非装着状態をプリンタに判定させても良い。一般的に言えば、プリンタがインクカートリッジの装着の有無を判定するための判定用端子に、インクカートリッジの非装着を示す信号を、インクカートリッジ側から入力することによって、非装着状態をプリンタに判定させても良い。
20…プリンタ
22…モータ
26…プラテン
30…キャリッジ
32…キャリッジモータ
34…摺動軸
36…駆動ベルト
38…プーリ
40…主制御回路
50…サブ制御部
51…カートリッジ認識部
52…メモリアクセス部
53…センサアクセス部
60…印刷ヘッドユニット
61…凹部
65…ホルダ
70…操作部
80…コネクタ
90…コンピュータ
100、100a、100b、100c…インクカートリッジ
101…本体
102…インク供給部
103…フィルム
104…係合レバー
105…再充填孔
106…大気開放孔
107…インク収容室
110…基板
111…端子
120…リセットボタン
120a…リセットボタン
120b…リセットボタン
121〜124…配線
130…制御部
130、130a、130b、130c…制御部
140、140a、140b、140c…メモリ
150…センサ
Claims (23)
- 液体噴射装置に装着可能な液体容器であって、
前記液体容器が前記液体噴射装置に装着されている装着状態において前記装着状態を前記液体噴射装置に判定させることと、前記装着状態において前記液体容器が前記液体噴射装置に装着されていない非装着状態を前記液体噴射装置に判定させることが可能な装着状態通知部を備える、液体容器。 - 請求項1に記載の液体容器は、さらに、
液体を収容する本体と、
前記装着状態において、前記液体噴射装置が前記収容された液体に関する液体情報を読み書きするためのメモリと、
前記液体噴射装置による読み書きとは無関係に、前記メモリ上の前記液体情報を変更する情報変更部と、
を備え、
前記情報変更部が前記液体情報の変更を行っているときに、前記装着状態通知部は、前記非装着状態を前記液体噴射装置に判定させる、液体容器。 - 請求項1に記載の液体容器は、さらに、
液体を収容する本体と、
前記装着状態において、前記液体噴射装置が前記収容された液体に関する液体情報を読み書きするためのメモリと、
前記装着状態通知部が、前記非装着状態を前記液体噴射装置に判定させているときに、前記メモリ上の前記液体情報を変更する情報変更部と、
を備える、液体容器。 - 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の液体容器は、さらに、
前記装着状態において、前記液体噴射装置に電気的に接続されると共に、前記液体噴射装置によって前記装着状態か否かの判定に用いられる判定用端子を備え、
前記装着状態通知部は、前記判定用端子をハイインピーダンス状態にすることによって、前記非装着状態を前記液体噴射装置に判定させる、液体容器。 - 請求項4に記載の液体容器において、
前記判定用端子は、前記液体噴射装置から前記装着状態か否かの判定のための入力信号を受ける入力端子と、前記入力信号に応じて前記装着状態を示す応答信号を出力する出力端子とを含み、
前記装着状態通知部は、前記入力端子および前記出力端子の少なくとも一方をハイインピーダンス状態にすることによって、前記非装着状態を前記液体噴射装置に判定させる、液体容器。 - 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の液体容器は、さらに、
前記装着状態において、前記液体噴射装置に電気的に接続されると共に、前記液体噴射装置によって前記装着状態か否かの判定に用いられる判定用端子を備え、
前記装着状態通知部は、前記判定用端子を介して前記非装着状態を示す信号を出力することによって、前記非装着状態を前記液体噴射装置に判定させる、液体容器。 - 請求項6に記載の液体容器において、
前記判定用端子は、前記液体噴射装置から前記装着状態か否かの判定のための入力信号を受ける入力端子と、前記入力信号に応じて前記装着状態を示す応答信号を出力する出力端子とを含み、
前記装着状態通知部は、前記出力端子から前記応答信号に代えて前記非装着状態を示す信号を出力することによって、前記非装着状態を前記液体噴射装置に判定させる、液体容器。 - 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の液体容器は、さらに、
前記装着状態において、前記液体噴射装置に電気的に接続される第1の端子を備え、
前記第1の端子の電位が所定電位か否かにより、前記装着状態か前記非装着状態かを判定させる、液体容器。 - 請求項8に記載の液体容器は、さらに、
前記装着状態において、前記所定電位が供給される第2の端子を備え、
前記装着状態通知部は、前記第1の端子と前記第2の端子との間を導通状態と非導通状態とに切り換える第1の切換部である、液体容器。 - 請求項2または請求項3に記載の液体容器は、さらに、
利用者の操作を受け付けるための操作受付部を備え、
前記情報変更部は、前記利用者の操作が受け付けられた場合に前記液体情報を変更する液体容器。 - 請求項10に記載の液体容器は、さらに、
前記本体の一方の側に配置され、前記液体噴射装置に前記液体を供給するための供給孔を備え、
前記操作受付部は、前記本体の前記一方の側の反対側に設けられている、液体容器。 - 請求項2または請求項3に記載の液体容器において、
前記情報変更部は、前記液体情報の値が所定の条件を満たした場合に前記液体情報を変更する液体容器。 - 請求項2または請求項3に記載の液体容器において、
前記情報変更部は、前記液体噴射装置による前記メモリ上の前記液体情報の更新回数が所定回数を超えた場合に、前記液体情報を変更する液体容器。 - 請求項2または請求項3に記載の液体容器において、
前記液体情報は、前記収容された液体の残量を特定するための残量情報を含む、液体容器。 - 請求項2または請求項3に記載の液体容器において、
前記本体には、前記液体を再充填するための再充填孔が設けられている液体容器。 - 請求項15に記載の液体容器は、さらに、
前記本体の一方の側に配置され、前記液体噴射装置に前記液体を供給するための供給孔を備え、
前記再充填孔は、前記本体の前記一方の側の反対側に設けられている、液体容器。 - 請求項2または請求項3に記載の液体容器は、さらに、
前記装着状態において、前記メモリと前記液体噴射装置とを電気的に接続するためのメモリ端子と、
前記メモリと前記メモリ端子との間を導通状態と非導通状態とに切り換える第2の切換部と、
を備え、
前記情報変更部が前記液体情報を変更しているときに、前記第2の切換部は、前記メモリと前記メモリ端子との間を非導通状態とする、液体容器。 - 請求項1に記載の液体容器は、さらに、
液体を収容する本体と、
前記装着状態において、前記液体噴射装置が前記収容された液体に関する液体情報を読み書きするためのメモリと、
前記液体噴射装置による読み書きとは無関係に、前記メモリ上の前記液体情報を変更する情報変更部と、
を備え、
前記情報変更部が前記液体情報の変更を行っている期間を含む所定の期間において、前記装着状態通知部は、前記非装着状態を前記液体噴射装置に認識させる、液体容器。 - 液体噴射装置に装着可能な基板であって、
前記基板が前記液体噴射装置に装着されている装着状態において前記装着状態を前記液体噴射装置に認識させることと、前記装着状態において前記基板が前記液体噴射装置に装着されていない非装着状態を前記液体噴射装置に認識させることが可能な装着状態通知部を備える、基板。 - 請求項19に記載の基板において、
前記基板は、液体噴射装置に供給される液体を収容する液体容器に搭載されている、基板。 - 液体を収容する液体容器が液体噴射装置に装着された装着状態で前記液体容器のメモリに記録された前記液体に関する液体情報を変更する方法であって、
(a)前記装着状態において、前記液体容器が前記液体噴射装置に装着されていない非装着状態を前記液体噴射装置に認識させる工程と、
(b)前記液体噴射装置が前記非装着状態を認識している間に、前記メモリ上の前記液体情報を、前記液体噴射装置とは無関係に変更する第2の工程と、
(c)前記工程(b)の後に、前記装着状態を前記液体噴射装置に認識させる第3の工程と、
を備える方法。 - 液体噴射装置に装着可能な基板であって、
メモリと、
前記メモリを制御する制御部と、
前記基板が前記液体噴射装置に装着された装着状態において、前記液体噴射装置に電気的に接続され、前記液体噴射装置によって前記装着状態か否かの判定に用いられる判定用端子を備え、
前記制御部は、所定の条件を満たした場合に、前記判定用端子をハイインピーダンス状態にすると共に、前記メモリに記憶されたデータを書き換える、基板。 - 液体噴射装置に装着可能な液体容器であって、
メモリと、
前記メモリを制御する制御部と、
利用者の操作を受け付けるための操作受付部と、
前記液体容器が前記液体噴射装置に装着された装着状態において、前記液体噴射装置に電気的に接続され、前記液体噴射装置によって前記装着状態か否かの判定に用いられる判定用端子を備え、
前記制御部は、前記利用者の操作が受け付けられた場合に、前記判定用端子をハイインピーダンス状態にすると共に、前記メモリに記憶されたデータを書き換える、液体容器。
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