JP5078069B2 - 監視装置 - Google Patents

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Description

本発明は、監視対象となる建物内の各所に配設され、監視領域内への人体の侵入を含む監視領域の監視を行う監視装置に関し、特に、調整作業が簡便に行えるとともに不正な監視領域の変更を防止する監視装置に関する。
従来、監視対象となる建物の監視領域内への人体の侵入を含む監視領域の監視を行う監視装置としては、例えば下記特許文献1に開示されるような焦電素子を用いた人体検知器が知られている。
この特許文献1に開示される人体検知器101は、図10(a)〜(d)に示すように、窓の上部等の壁等に取り付けられ、侵入者を検知し警報を発するものであって、人体を検知するための焦電素子102と、焦電素子102を作動させるための電池とを内蔵した本体103と、本体103を壁等に固定するためのベース104とを備えて概略構成される。また、本体103は焦電素子102を搭載する回動体105を内蔵しており、回動体105を任意の角度で固定するための係止体106を備えている。さらに、回動体105は、本体103の外部に突出する不図示の係合部を有し、この係合部に検知エリア調整ツマミ107が係合している。回動体105は、検知エリア調整ツマミ107を回動させたときに、係止体106の弾性変形する係止部106aの表面に当接しながら摺動する半円状の歯車106aが突設している。この人体検知器101では、検知エリア調整ツマミ107の回動に連動して回動体105が回動し、回動体105に内蔵された焦電素子102の検知範囲が段階的に調整できるようになっている。
特開2001−124866号公報
しかしながら、従来の監視装置では、監視領域の調整を行う場合にオペレータが一旦天井に取り付けられた装置本体を取り外し、監視部分の角度や位置を調整した後、再度取り付けるという作業を行っていたため、監視領域の調整が煩雑であった。また、上述した特許文献1に開示される人体検知器101では、監視範囲を調節する際に、装置本体を天井から取り外すことなく検知エリア調整ツマミ107を回動させることで容易に監視範囲を変えることが可能であるが、オペレータ以外であっても不正に監視領域が変更できてしまうためセキュリティ上問題があった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであって、監視領域の調整作業が容易に行え、且つ、不正な監視領域の変更を防止することのできる監視装置を提供することを目的としている。
上記した目的を達成するために、請求項1記載の監視装置は、装置本体と、前記装置本体に嵌着された本体ケースと、前記本体ケースの外側から監視領域の調整が可能な領域監視部を収容し、前記装置本体に対して所定角度回動可能に軸支された回動体とを備えた監視装置において、
前記回動体と対向する位置に設置され、前記回動体と咬合して前記回動体を係止して前記回動体を前記装置本体に対して固定する固定部材と、
前記本体ケースに嵌合して装着され、前記回動体と前記固定部材とを係止させて固定し、前記領域監視部の位置調整時に使用される特殊キーが挿入可能な挿入孔を有するロック部材と、
前記回動体と前記固定部材との間に介装され、前記特殊キーが前記挿入孔に挿入されたときに前記回動体と前記固定部材との係止を解除する方向に前記固定部材及び前記ロック部材を付勢する付勢手段と
前記回動体と前記固定部材との係止の解除を検出する検出手段と、
を備えたことを特徴とする。
本発明の監視装置によれば、設置位置から装置を取り外すことなく監視領域の調整が行えるとともに、位置調整を行う場合は特殊キーによってロック機構を解除しない限り監視領域の位置調整が行えないため、監視領域の位置調整をする作業が簡便であり、且つ、オペレータ以外による不正な監視領域の変更を防止することができる。
また、検出スイッチによって位置調整状態であることを検出しているため、検出スイッチの作動状況によって不正な位置調整が発生した際に速やかに対処することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明に係る監視装置の概略を説明するための概略斜視図であり、図2は図1のA−A部分断面図であり、図3は図1のB−B部分断面図であり、図4は監視領域の一例を説明するための概念図であり、図5は本発明に係る監視装置における回動体の端面と本体ケースの係合凸部との係わりを説明するための説明図であり、図6は本発明に係る監視装置におけるロック機構解除前を示す概略説明図であり、図7は本発明に係る監視装置における特殊キー挿入時を示す概略説明図であり、図8は本発明に係る監視装置におけるロック機構解除後を示す概略説明図であり、図9(a)は図6の概略斜視図であり、図9(b)は図7の概略斜視図であり、図9(c)は図8の概略斜視図である。
本発明に係る監視装置1は、監視対象となる建物の天井や壁等に適宜設置され、予め調整により決定された監視領域を監視するものであり、監視領域内への人体の侵入の有無(背景の変化の有無も含む)を検知し、検知結果から必要に応じて警報を出力している。
本例の監視装置1は、図1に示すように、監視領域に合わせて例えば建物の天井や壁等に平板状の取付板(図2、3の破線部分)が取り付けられ、この取付板に対して嵌合構造等により着脱可能に装置本体2が装着されている。図2、図3に示すように、装置本体2には、例えばCPUやROM、RAM等の電子回路部品で構成される回路基板3が実装されている。
また、装置本体2には、監視領域を調整操作するべく装置本体2に対して回動可能な回動体4と、回動体4を固定する固定部材5とを軸支するための支持部材6、7がそれぞれ回動体4に合せた位置に形成されている。さらに、装置本体2には、回動体4を被覆するように回動体4の収容部分が断面蒲鉾形状を有する本体ケース8が嵌合されている。
この本体ケース8の表面中央には、回動体4の回動角を規制するべく欠切されたガイド穴9が形成されており、このガイド穴9に沿って回動体4を所定角度回動可能としている。また、本体ケース8には、後述するロック部材28(33)が嵌合する嵌合穴10が所定箇所に形成されている。
回動体4は、監視領域を調整する際に予め決定される監視領域E(図4の例では、床面を平面視したときの6つの個別監視領域E1〜E6からなる)を検知面から監視する領域監視部11を収容し、その監視結果を不図示の信号処理部に出力している。具体的に、領域監視部11は、例えば凸レンズと熱の絶対値を検出する複数のサーモパイルとの組み合わせ、熱の変化を捉える焦電素子と複数の領域に分割形成された凹面鏡との組み合わせ、監視領域Eを撮影するCCD等の撮像装置で構成することができる。
図2、3の例では、凸レンズと複数のサーモパイルとの組み合わせで構成される領域監視部11が回動体4に収容されている。さらに説明すると、円筒形状の回動体4には、回動体4の長手方向の中心軸と直交して筒状の検知用窓部が一体に突設されている。検知用窓部は、回動体4の回動角を規制するべく本体ケース8の表面中央に欠切されたガイド穴9から外部に露出しており、ガイド穴9に沿って所定角度回動可能とされている。
また、外部に露出する検知用窓部の端面は、例えばシリコンレンズからなる凸レンズ13(領域監視部11の構成要素)がレンズホルダに保持された状態で固設され、監視領域Eの監視を行う検知面を形成している。さらに、レンズホルダにおける回動体4内側の面には、凸レンズと対向して複数のサーモパイル(領域監視部11の構成要素)を実装した回路基板12が取り付けられている。また、回路基板3には、後述する作動片25の移動を検出してロック機構33が解除されているか否かを検出するための検出手段である例えばメカニカルスイッチや光学スイッチなどの検出スイッチ13が作動片25の移動終了位置に合せて実装されている。
そして、図2、3に示すように、凸レンズと複数のサーモパイル15との組み合わせで領域監視部11を構成した場合には、監視領域Eからの赤外線エネルギーに応じた電気信号が監視結果として不図示の信号処理部などに出力される。
なお、焦電素子と複数の領域に分割形成された凹面鏡との組み合わせで領域監視部11を構成した場合には、凸レンズと複数のサーモパイルとの組み合わせと同様に、監視領域Eからの赤外線エネルギーに応じた電気信号が監視結果として出力される。また、CCD等の撮像装置で領域監視部11を構成した場合には、監視領域Eを撮影した画像信号が監視結果として出力される。
図2に示すように、回動体4の一方の端面の中心部分には、支持部材6と回動可能に軸支するための回動支軸14が形成されている。回動支軸14の近傍には、位置調整状態で領域監視部11の位置調整をする際に、回動体4の回動限界範囲を規制する一対の規制突起15が突設されており、位置調節した際に規制突起15の一方が支持部材6と当接することで、回動体4の回動可能範囲における両限界範囲を規制している。
また、回動体4のもう一方の端面の中心部分には、固定部材5と係合するための係合軸16が形成されているとともに、この端面側の外側部分には固定部材5との係止により回動体4の調節位置を固定するための第1連続係止凹凸部17が所定ピッチ(本例では2度ピッチ)で環状に形成されている。
さらに、回動体4の係合軸16形成側の端縁部には、図5に示すように、回動体4の領域監視部11の位置調整をする際に、連続的にクリック感を発生させながら位置調節を行うための連続係合凹凸部18(20)が、第1連続係止凹凸部17と同ピッチ(本例では2度ピッチ)で形成されている。この連続係合凹凸部18(20)は、第1連続係止凹凸部17の凹凸ピッチと一致するように形成されているため、回動体4の位置を調整した際に、回動体4が位置ズレすることなく正確に固定できる。
そして、連続係合凹凸部18(20)は、本体ケース8の裏面部分における連続係合凹凸部18(20)と係合する位置に形成された係合凸部19(20)と係合することで、クリック感を発生させるクリック発生機構20を構成し、ロック部材28(33)が解除された状態(位置調整状態)で領域監視部11の位置調整すると、クリック感を生じながら回動体4が回動する。
固定部材5は、図2に示すように、所定の厚みを有する回動体4と同径の円盤形状であり、回動体4と対向した位置に設置されている。図示のように、固定部材5の一方の端面の中心部分には、回動体4の係合軸16を挿通するための係合穴21が形成され、もう一方の端面の中心部分には、円柱形状で内部中空の係合支軸22が形成され、係合支軸22の開口端と係合穴21とが連通している。
また、固定部材5の係合穴21形成側端面の外側部分には、回動体4の位置を係止して固定するための第2連続係止凹凸部23が、第1連続係止凹凸部17と同様のピッチ(本例では2度ピッチ)で環状に形成されている。
さらに、固定部材5の係合支軸22には、後述するロック機構33が解除された際に、ロック部材28(33)を突出させるための付勢手段であるバネ24(33)が収容されている。このバネ24(33)は、回動体4の位置を調節する際にロック機構33が解除されると、バネ24(33)の付勢力によって回動体4から固定部材5を装置1の外側方向(図2の矢印方向)へ支持部材7と当接する位置まで水平に摺動し、さらに摺動した固定部材5と当接しているロック部材28(33)を本体ケース8から外側方向へ突出させる。これにより、監視装置1は回動体4が回動調整可能な状態、すなわち位置調整状態となる。
また、固定部材5の所定箇所には、回路基板3に実装された検出スイッチ13を作動させるための作動片25が形成されている。すなわち、検出スイッチ13は、ロック機構33の解除により固定部材5が摺動して摺動が終了する位置で、固定部材5に形成された作動片25を検出することにより作動し、回動体4と固定部材5との係止が解除されて位置調整状態となったことを検出している。
なお、検出スイッチ13は、作動片25が接触することで位置調整状態であることを検出し、この検出信号を例えば管理会社などに外部出力している。
さらに、図6に示すように、本体ケース8には、ロック部材28(33)を嵌合するための弾性を有する一対の第1係止爪26と、ロック部材28(33)の脱落防止用の第1係止片27が、それぞれ嵌合穴10近傍の所定箇所に形成されている。
ロック部材28(33)は、図7に示すように本体ケース8の嵌合穴10に嵌合された状態で装着されており、装着時に本体ケース8と係止するための第2係止片29と、ロック部材28(33)の脱落防止用の一対の第2係止爪30とが所定箇所に形成されている。また、ロック部材28(33)は、領域監視部11を位置調整する際に使用する特殊キー31を挿入するための挿入孔32が形成されている。そして、ロック部材28(33)は、固定部材5に収容されたバネ24(33)とでロック機構33を構成し、ロック部材28(33)が本体ケース8に装着されることで回動体4が固定部材5に対して固定され、領域監視状態での不用意な回動体4の回動を防止している。
ロック部材28(33)は、領域監視状態では回動体4が回動しないように、回動体4の第1連続係止凹凸部17の凹凸と固定部材5の第2連続係止凹凸部23の凹凸とが互いに咬合した状態で回動体4を係止するため、本体ケース8の嵌合穴10に嵌合した状態で本体ケース8の外壁面と面一に装着されている。
すなわち、突出したロック部材28(33)を挿入する場合、バネ24(33)を収縮させながらロック部材28(33)を挿入すると、ロック部材28(33)の第2係止片29における鉤爪部34の傾斜面と本体ケース8の第1係止爪26における鉤爪部35の傾斜面とが当接する。そして、ロック部材28(33)が挿入されるに連れて徐々に第1係止爪26が外側に撓み、ロック部材28(33)が本体ケース8の外壁面と面一になるまで挿入されると、第2係止片29の鉤爪部34と第1係止爪26の鉤爪部35とが当接して係止されることで、ロック部材28(33)が本体ケース8に装着される。
また、位置調整状態にする場合は、図8に示すように特殊キー31によってロック機構33を解除すると、ロック機構33におけるバネ24(33)の付勢力により固定部材5が所定方向に摺動してロック部材28(33)が突出する。
すなわち、特殊キー31が挿入孔32に挿入されると、特殊キー31のキー幅によって第1係止爪26が外側に撓むように押し広げられ、これと同時に第2係止片29の鉤爪部34と第1係止爪26の鉤爪部35との係止が外れる。そして、図9に示すようにロック部材28(33)と本体ケース8との係止が外れると、ロック機構33のバネ24(33)の付勢力によって固定部材5が摺動し、その摺動によってロック部材28(33)が連動して突出する。
このとき、本体ケース8の第1係止片27とロック部材28(33)の第2係止爪30の鉤爪部36とが当接して係止されることで、突出時にロック部材28(33)が本体ケース8から脱落するのを防止している。また、位置調整状態では、固定部材5がロック部材28(33)を突出するのと同時に、固定部材5の摺動により検出スイッチ13が固定部材5に形成された作動片25を検出するので、ロック機構33の解除、すなわち位置調整状態であることが検出される。
そして、上記構成の監視装置1では、図9(a)に示すように領域監視状態である監視装置1の領域監視部11の調整を行う場合、まず、天井に監視装置1を取り付けた状態で、図9(b)に示すように特殊キー31をロック部材28(33)の挿入孔32に挿入して本体ケース8の第1係止爪26を撓ませる。これにより、固定部材5の第2係合片29が第1係止爪26から外れ、ロック機構33であるバネ24(33)の付勢力により固定部材5が摺動することで、図9(c)に示すのようにロック部材28(33)が連動して突出することで、回動体4を回動可能にする。
このとき、固定部材5がロック部材28(33)を突出するのと同時に、固定部材5の摺動により検出スイッチ13が固定部材5に形成された作動片25を検出するので、ロック機構33が解除されたこと、すなわち位置調整状態であることが検出される。
そして、回動可能となった回動体4を所定方向に回動させて領域監視部11の位置調整をし、再度領域監視状態に戻すときは、突出したロック部材28(33)を挿入する。これにより、ロック部材28(33)の第2係止片29と本体ケース8の第1係止爪26とが係止されてロック部材28(33)が本体ケース8に装着されるとともに、ロック部材28(33)の挿入に伴って固定部材5がバネ24(33)を収縮させながら回動体4に向かって摺動し回動体4の第1連続係止凹凸部17の凹凸と固定部材5の第2連続係止凹凸部23の凹凸とが互いに咬合した状態で回動体4が係止される。このとき、固定部材5に形成された作動片25が検出スイッチ13からすることで、検出スイッチ13がロック機構33の解除、すなわち監視装置1が位置調整状態であることを検出している。
このように、上述した監視装置1は、装置本体2に回動可能に軸支された回動体4の端面に形成された第1連続係止凹凸部17の凹凸と、回動体4を固定する固定部材5の端面に形成された第2連続係止凹凸部23の凹凸とが互いに咬合することで回動体4が係止されており、領域監視部11が収容された回動体4の位置調整を行う場合、設置位置に装置を取り付けた状態で固定部材5の挿入孔32に特殊キー31を挿入してロック機構33を解除することで回動体4を固定していた固定部材5をバネ24(33)の付勢力を利用してロック機構33を解除した状態、すなわち固定部材5が回動体4から離れた状態で回動体4の位置調整を行う。そして、回動体4の位置調整が終了すると、本体ケース8から突出したロック部材28(33)を挿入して固定部材5の第2連続係止凹凸部23の凹凸とを回動体4第1連続係止凹凸部17の凹凸とを再び咬合させることで調整位置を固定する。
従って、設置位置から装置を取り外すことなく監視領域Eの調整が行えるとともに、位置調整を行う場合は特殊キー31によってロック機構33を解除しない限り監視領域Eの位置調整が行えないため、監視領域Eの位置調整をする作業が簡便であり、且つ、オペレータ以外による不正な監視領域Eの変更を防止する効果を奏する。また、ロック部材28(33)が本体ケース8に対して脱落しないように装着されているため、突出時にロック部材28(33)が紛失することがない。
また、回動体4の係合軸16形成側の端縁部に形成された連続係合凹凸部18(20)と、本体ケース8の所定箇所に形成された係合凸部19(20)とが係合することでクリック感を発生させるためのクリック発生機構20を構成し、ロック部材28(33)が解除された状態(位置調整状態)で領域監視部11の位置調整すると連続的にクリック感を発生しながら回動体4が回動する。
これにより、回動体4の領域監視部11の位置調整をする際に調整位置の微調整が可能となるとともに、第1連続係止凹凸部17の凹凸ピッチと一致するように形成されているので、回動体4の位置を調整した際に、回動体4が位置ズレすることなく正確な位置で固定することができる。
さらに、ロック機構33を解除した際に、バネ24(33)の付勢力によってロック部材28(33)が本体ケース8から突出するため、オペレータが位置調整状態であることを視認により容易に確認することができる。また、ロック部材28(33)の突出に合せて、検出スイッチ13が固定部材5の作動片25を検出することで位置調整状態であることを検出し、この検出した検出信号を管理会社などに外部出力しているため、検出スイッチ13の作動状況を管理することで不正な位置調整が発生した際に速やかに対処することができる。
以上、本願発明における最良の形態について説明したが、この形態による記述及び図面により本発明が限定されることはない。すなわち、この形態に基づいて当業者等によりなされる他の形態、実施例及び運用技術等はすべて本発明の範疇に含まれることは勿論である。
本発明に係る監視装置の概略を説明するための概略斜視図である。 図1のA−A部分断面図である。 図1のB−B部分断面図である。 監視領域の一例を説明するための概念図である。 本発明に係る監視装置における回動体の端面と本体ケースの係合凸部との係わりを説明するための説明図である。 本発明に係る監視装置におけるロック機構解除前を示す概略説明図である。 本発明に係る監視装置における特殊キー挿入時を示す概略説明図である。 本発明に係る監視装置におけるロック機構解除後を示す概略説明図である。 (a) 図7の概略斜視図である。 (b) 図8の概略斜視図である。 (c) 図9の概略斜視図である。 (a)〜(d) 従来の人体検知器の調整構成を説明するための側面図及び断面図である。
符号の説明
1 監視装置
2 装置本体
4 回動体
5 固定部材
11 領域監視部
13 検出スイッチ(検出手段)
24(33) バネ(付勢手段)
28(33) ロック部材
31 特殊キー
32 挿通孔

Claims (1)

  1. 装置本体と、前記装置本体に嵌着された本体ケースと、前記本体ケースの外側から監視領域の調整が可能な領域監視部を収容し、前記装置本体に対して所定角度回動可能に軸支された回動体とを備えた監視装置において、
    前記回動体と対向する位置に設置され、前記回動体と咬合して前記回動体を係止して前記回動体を前記装置本体に対して固定する固定部材と、
    前記本体ケースに嵌合して装着され、前記回動体と前記固定部材とを係止させて固定し、前記領域監視部の位置調整時に使用される特殊キーが挿入可能な挿入孔を有するロック部材と、
    前記回動体と前記固定部材との間に介装され、前記特殊キーが前記挿入孔に挿入されたときに前記回動体と前記固定部材との係止を解除する方向に前記固定部材及び前記ロック部材を付勢する付勢手段と
    前記回動体と前記固定部材との係止の解除を検出する検出手段と、
    を備えたことを特徴とする監視装置。
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