JP5896824B2 - ドーム型カメラ - Google Patents

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Description

この発明は、ドーム型カメラに関し、特に天井または壁面等に取り付けられて監視領域の不審者の行動を監視するためのドーム型カメラに関する。
ドーム型カメラは、カメラ本体の撮影方向を調節可能なようにシャーシ(または基台部)に支持された状態で、シャーシを天井や壁面等に取り付け、カメラ本体の撮影方向や画角を調整した後に、ドーム型カバーユニットを被せることにより、カメラ本体を保護するとともに、カメラ本体や撮影方向等を外部から分かり難くしている。ドーム型カメラは、ドーム型のカバーユニットとカメラユニットのシャーシとが嵌め合せ構造とされて、カバーユニットをシャーシに取り付けている。
このようなカバーユニットとシャーシとの嵌め合せ構造は、特許文献1に開示されているように、カメラユニットのシャーシ(基台部)に係合受け部を形成しておき、カバーユニットのカバー基材の内周面に形成された止め受け部をシャーシに嵌め合せかつ係合受け部に係合させて取り付けられる。
カバーユニットとシャーシとの嵌め合せによる取付構造のものは、カバーユニットが取り外されて、いたずらをされたり、画策行為が行われる場合もある。これを防止するために、特許文献2に開示されているように、カバーユニットとシャーシとの嵌め合せ後に、ネジでシャーシに固定的に取り付ける構造が提案されている。
特許第4181448号公報 特許第4152980号公報
特許文献1の技術は、ドーム型のカバーの取り外し等のいたずらをされたり、カメラの向きを変更されて撮影妨害等の画策行為が行われる場合もある。
特許文献2の技術は、設置時又は点検サービス時に、カバーユニットと基台部をネジ等で固定するのを忘れると、固定忘れの状態に気づかずに放置されて、カバーユニットまたはその一部が取り外し等のいたずらをされたり、撮影妨害等の画策行為を行われる場合もある。
この発明の主たる目的は、カバーユニットと基台部をネジ等で固定するのを忘れていることを、簡単に知ることができ、固定忘れを解消するのに役立てることのできる、ドーム型カメラを提供することである。
この発明の他の目的は、カバーユニットを基台部に確実に固定でき、カバーユニットまたはその一部が不所望に取り外されることを防止し得る、ドーム型カメラを提供することである。
第1の発明は、カメラユニットと、基台部と、カバーユニットと、レバーと、軸部と、係合部と、操作部と、検出器とを備えたドーム型カメラである。
カメラユニットは、所定の領域を撮像する。基台部は、円筒状であって、カメラユニットを支持する。カバーユニットは、基台部の周面に係合して着脱自在に装着されかつカメラユニットを覆うドーム型に構成される。レバーは、その一方端部の端面が第1の山形に選ばれ、その回動位置によってカバーユニットを固定しまたは非固定とする。軸部は、基台部の内側における周縁部のある位置に設けられ、レバーを基台部の内部で回動自在に支持する。係合部は、カバーユニットの内周面であって基台部に対向する位置に形成され、かつレバーの一方端部に対向する面が第2の山形に選ばれ、レバーが固定位置のとき当該第2の山形がレバーの一方端部の第1の山形と当接することによりカバーユニットを基台部に固定する。そして、レバーの第1の山形と係合部の第2の山形は、一方が凸状で、他方が凹状に選ばれる。
さらに、操作部は、基台部の外側に設けられかつ軸部に連結されて、基台部の円筒状部分の外側から軸部とレバーを回動する。検出器は、基台部内におけるレバーの回動範囲のある位置に設けられ、レバーの他方端部が所定位置にあるか所定位置以外の位置にあるかを検出する。
第1の発明によれば、カバーユニットを基台部にネジ等で固定するのを忘れていることを、簡単に知ることができ、固定忘れを解消するのに役立てることができる。また、カバーユニットを基台部に固定でき、カバーユニットが不所望に取り外されることを防止することができる。
第2の発明では、第1の発明において、レバーは所定位置にあるときカバーユニットを固定し、所定位置以外の位置にあるときカバーユニットを非固定とする。検出器は、レバーが所定位置にあるとき、カバーユニットが固定位置にあることを検出する。
の発明では、第1の発明において、カバーユニットは、その外周面の一部に、係合部がレバーの一方端部に対向する位置にあることを示すためのマークを形成している。
の発明では、第1の発明において、カバーユニットは、ドーム型の外側カバーと、外側カバーの内側に配置される内側カバーとを含んで構成される。
内側カバーは、周縁部の前記レバーと対向する第1の面に凹凸状部が形成される。係合部は、内側カバーに対向する第2の面が当該凹凸状部に嵌り合う形状に形成される。それによって、レバーが固定位置にあるとき、内側カバーの第1の面の凹凸状部の一部と係合部の第2の面が嵌り合うことによって、内側カバーが円周方向に移動するのを制限している。
この発明によれば、カバーユニットと基台部をネジ等で固定するのを忘れていることを、簡単に知ることができ、固定忘れを解消するのに役立てることができる、ドーム型カメラが得られる。
た、カバーユニットを基台部に固定でき、カバーユニットまたはその一部が不所望に取り外されることを防止することができる。
この発明の一実施例のドーム型カメラの外観斜視図である。 カバーユニットを外した状態を示すドーム型カメラの斜視図である。 この発明の一実施例のドーム型カメラの分解図である。 カバーユニットを取り付けた状態のドーム型カメラの側面図である。 固定位置検出機構の拡大斜視図である。 非固定状態における内部から見たレバーと検出器の拡大図である。 固定状態における内部から見たレバーと検出器の拡大図である。 この発明の他の実施例の固定状態における内側カバーとレバーと係合部との関係を示す側面図である。
(実施例1)
(ドーム型カメラの構成)
図1はこの発明の一実施例のドーム型カメラの外観斜視図、図2はカバーユニットを外した状態のドーム型カメラの斜視図、図3はドーム型カメラの分解図、図4はカバーユニットを取り付けた状態のドーム型カメラの側面図である。
次に、図1ないし図4を参照して、本願発明の一実施例のドーム型カメラ10の構成を説明する。
ドーム型カメラ10は、監視領域を撮影するためのカメラユニット11と、カメラユニット11を支持するための基台部12と、基台部12に装着されてカメラユニット11を保護するためのドーム型のカバーユニット13とから構成される。
ここで、図1〜図4では、内部構造が見えるように、ドーム型カメラ10を上向きに図示している。
しかし、下方の監視領域を監視する場合は、基台部12が天井に取り付けられるので、使用に際してはカバーユニット13が下向き(すなわち、上下が逆向き)となるように設置される。
また、基台部12が壁面に取り付けられる場合は、横向きに設置される。
カメラユニット11は、図2,図3に示すように、レンズ111とズーム機構112とを含む。レンズ111は、ズーム機構112によって可動するように支持され、ズーム倍率を調節できる。
ズーム機構112は、その傾きを調節することによって、チルト方向(又は撮影方向)の角度を調節可能なように、支持台114によって支持される。支持台114は、左右の直立部115の下方にリング状部116を形成し、直立部115の上方にズーム機構112を取り付ける取付部117を一体的に形成して成る。
なお、カメラユニット11は、ズーム機構のないレンズを用いてもよいことは勿論である。
支持台114の左右には、レンズ111のチルト方向を調節する調節つまみ118が装着される。支持台114の左右何れか一方の直立部115には、調節つまみ118を操作してチルト方向を調節した後に、ネジ締めによって固定するための固定用ネジ119が設けられる。
基台部12は、円筒状または筒状の形状をした下ケース121と、下ケース121の上部に嵌め込まれる取付用ケース122とから成る。取付用ケース122は、円板状部123の周囲にベゼル取付部124が形成される。
ベゼル取付部124は、下ケース121に対して厚み方向に段差を有するような形状に選ばれる。ベゼル取付部124の外周面には、複数個所(例えば3か所)に、L字状の取付溝125が形成される。
取付溝125は、L字状の短辺が縦方向、長辺が横方向となり、ベゼル133に形成される後述の突起部136を短辺部分から入れて長辺方向へ回動させることにより、カバーユニット13が脱落しないように保持するものである。また、ベゼル取付部124の周面には、固定位置となる部分に、孔126(図5参照)が形成される。
また、取付用ケース122の上面の円板状部123には、その中央部分に、リング状のガイド溝127が形成される。ガイド溝127は、支持台114のリング状部116を載せて、カメラユニット11を円周方向へ摺動させかつ回転できるように支持する。
ガイド溝127の周囲には、リング状部116が外れるのを防止するために、複数のネジ付ガイド128がネジ止めされる。カメラユニット11を所望の回転位置に調節した後に、ネジ付ガイド128のうちの1つを強く締め付けることによって、カメラユニット11が円周方向へ摺動しないように、固定される。
さらに、ベゼル取付部124には、カバーユニット13を取り付ける際に、後述のマーク137を位置合わせすると、突起部136が取付溝125に嵌る位置であることを示すために、取付位置マーク129が付される。
図3に分解態様で示すように、カバーユニット13は、カメラユニット11を保護するためのドーム型の外側カバー131と、内側カバー132と、ベゼル133とを含む。
外側カバー131は、カメラユニット11を保護するためのもので、例えば透明なプラスチック等の透明材料からなり、ドーム型(または半球状)の形状をしている。外側カバー131の下方部(すなわち開放端)の周縁部には、フランジ134が形成される。外側カバー131の周縁部の直径はベゼル133の内径と略同径かやや小さく、フランジ134の直径はベゼル133の内径より大きくかつ外径より小さく選ばれる。これによって、外側カバー131がベゼル133によって保持可能とされる。
内側カバー132は、例えば不透明または半透明のプラスチック等の材料からなり、カメラユニット11を外部から視認し難くするためのものである。内側カバー132には、ドーム型(または半球状)の形状の一部に楕円形等の窓135が形成される。この窓135は、レンズ111の向きを調節可能な範囲となるように、その形状および大きさが選ばれる。
これによって、内側カバー132の窓135を通して、カメラユニット11が監視領域を撮影可能にしている。
なお、内側カバー132を省略して、外側カバー131だけで構成しても構わない。
ベゼル133は、外側カバー131の内部に内側カバー132を配置した状態で、基台部12のベゼル取付部124に対して内側カバー132および外側カバー131を基台部12に装着するものである。ベゼル133は、その平面形状がリング状(または縁状)であって、側面形状が傾斜面を有するように形成される。ベゼル133の内周面には、取付溝125と係合するための突起部136が複数個所(例えば3か所)に形成される。
ベゼル133(またはカバーユニット13)の外周面の一部には、後述の係合部17がレバー14に対向する位置にあることを示すために、マーク137が付される。マーク137は、ベゼル133の外周面に刻印または切欠きによって形成するか、塗料を塗ったり、印刷したシールを張り付ける等によって付してもよい。
なお、実施例では、外側カバー131とベゼル133を分離可能に構成した場合を示すが、両者を一体的に構成してもよいことは勿論である。
(固定位置の検出機構の詳細な構成)
図5は固定位置検出機構(レバーと検出器)の拡大斜視図、図6は非固定状態における内部から見たレバーと検出器の拡大図、図7は固定状態における内部から見たレバーと検出器の拡大図である。
次に、図5〜図7を参照して、この実施例の特徴となる固定位置を検出するための構成を説明する。
取付用ケース122の内周面のある位置には、レバー14が回動自在に装着される。レバー14は、軸部15に一体的に固定される。
より具体的には、レバー14は、その一方端部141が山形または円弧状に形成され、その他方端部142が円弧状に形成され、軸部15に固定される部分に半円形の貫通孔が形成される。また、レバー14の下方位置の円板状部123には、レバー14が回動したときに、その他方端部142が後述のフォトインタラプタ16の位置へ回動可能なように、開口部123aが形成される。
軸部15は、長手方向の一方側が円柱状に形成されて、取付用ケース122とスペーサ151によって回動可能に支持される。また、軸部15の長手方向の他方側は、レバー14に嵌合し得るように、半円形の断面形状で、その周面にネジが形成される。
そして、軸部15は、他方側の半円部分152がレバー14の貫通孔に嵌合された状態で、軸部15の一方側の円柱状部分がスペーサ151を介して取付用ケース122に回動自在に支持される。軸部15の一方側端部(すなわち基台部12の外部から見える端面)には、ネジ回し(ドライバ)で回動操作し得るように、十字または−(マイナス)の形をした操作穴153が形成される。
操作穴153は、操作部の一例であって、これに代えて操作つまみを用いてもよいが、不審者が汎用ネジ回しで操作できないように特殊形状の穴を形成しても良い。
また、図6および図7では図示を省略しているが、図5に示すように、軸部15の他方側のネジ部分には、レバー14を嵌合させた後に、六角ナット154が螺合される。これによって、レバー14が外れるのを防止している。
レバー14の下方の取付用ケース122には、検出器の一例のフォトインタラプタ16が装着される。フォトインタラプタ16は、発光部と受光部を含み、他方端部142が発光部からの光を遮断したとき、受光部が光を受光しないことに応答して、レバー14が所定の位置にあることを検出する。換言すると、フォトインタラプタ16は、レバー14が所定の位置にあることを検出したとき、レバー14が固定位置に回動されていることを検出するものである。
なお、検出器は、フォトインタラプタ16に代えて、金属を検知する磁気センサ、リードセンサ等を用いても良いことは勿論である。
また、フォトインタラプタ16の検出出力は、離れた場所の監視室へ送られて、適切な固定状態か非固定状態かを報知するのに利用される。さらに、フォトインタラプタ16の検出出力は、インターネット回線等を介して遠隔地の集中監視センターに送信するように構成しても良い。
より好ましくは、ベゼル133の内周面であって、ベゼル133を固定位置としたときに孔126に対応する上部位置には、係合部17が装着される。係合部17は、レバー14の一方端部141の山形または円弧状に対応する凹部(または凸部)171を有する。
係合部17は、非固定状態のときに図6に示す状態にあるが、レバー14の回動する際には一方端部141によって押し上げられて、その長手方向のくびれた部分が弾性変形して上方向へ持ち上げられる。そして、係合部17は、凹部171とレバー14の一方端部141とが係合し、固定状態となる。
次に、図1〜図7を参照して、ドーム型カメラ10を監視領域の上部に取り付ける場合を説明する。
作業者は、組み立てられたドーム型カメラ10のベゼル133を外す方向へ回転させて、基台部12とカバーユニット13を分離する。また、作業者は、基台部12を監視領域の適当な位置の天井(または壁面)に、カメラユニット11が下向きとなるように、木ネジ等で取り付ける。基台部12の取付後、作業者は、支持台114を円周方向へ摺動して回動させて、カメラユニット11の向きを調節し、ネジ付ガイド128を締め付けて固定する。また、調節つまみ118を操作してレンズ111のチルト方向を所望の方向に調節した後、固定用ネジ119を強く締め付けてチルト方向を固定する。
その後、作業者は、ベゼル133の傾斜部を下にして、外側カバー131をベゼル133の中へ入れ、外側カバー131の内側に内側カバー132を入れた状態で、カメラユニット11が内側カバー132の窓135から監視領域を適切に撮影できるように、窓135の位置を調節する。そして、作業者は、マーク137が取付位置マーク129に一致するようにベゼル133を位置合わせした後、ベゼル133の複数の突起部136が取付溝125に嵌り込むように、取付用ケース122にベゼル133を押し込み、固定位置となるまでベゼル133を回動させる。
このとき、図4に示すように、マーク137が軸部15に対応する位置となり、固定位置までベゼル133を回動していることを視認できる。さらに、作業者は、ネジ回しを用いて軸部15を回して、レバー14が所定位置(または固定位置)となるように、固定する。
この場合、係合部17の凹部171とレバー14の一方端部141とが係合して、固定状態となり、ベゼル133,外側カバー131が基台部12に固定的に保持される。このように、作業者が適切にカバーユニット13を基台部12に取り付けて、レバー14によって固定位置に保持した場合は、フォトインタラプタ16がレバー14の他方端部142を検出するので、遠隔場所には正常に取り付けられたことが伝えられる。
一方、作業員がベゼル133を所定位置まで回さなかったり、軸部15を回動させて、レバー14が所定位置となるように適切に固定することを忘れた場合は、フォトインタラプタ16がレバー14の他方端部142を検出できず、非固定状態であることを検出する。
この検出出力が遠隔場所または遠隔地の監視室へ送信されるので、監視室にいる担当者は作業者の取付工事の完了後も非固定状態であることを知り、作業者に異常を伝える。これに応じて、作業者が軸部15を回動してレバー14を適切な固定位置に回動させることにより、固定忘れを確実に防止できる。
(実施例2)
上述の実施例1では、レバー14の一方端部141の山形または波型の凸部と係合部17の凹部171とが係合して、ベゼル133を固定している。
一方、外側カバー131と内側カバー132は、相互に係合して一体化しているが、ベゼル133によって受け止められただけの状態(すなわち固定されていない状態)なので、ベゼル133に対しては円周方向へ移動可能である。内側カバー132が移動すると、カメラユニット11が撮影する監視領域の一部または全部を内側カバー132によって遮られ、適切に監視できなくなる場合もある。
そこで、外側カバー131及び内側カバー132を所定位置で固定する例として、実施例2(図8)を説明する。
図8はこの発明の他の実施例であって、内側カバーを固定する場合の内側カバーとレバーと係合部との関係を示す側面図である。
図8の実施例では、内側カバー132の周縁部分(図示の下側の面)には、波型または山型等の凹凸状部138が形成される。ベゼル133に一体的に形成される係合部17の上面には、係止部172が形成される。係止部172は、内側カバー132の周縁部分に形成された凹凸状部138に嵌り合うことによって、内側カバー132を係止(又は固定)する。内側カバー132の固定に伴い、外側カバー131もベゼル133に固定された状態となる。
ここで、係止部172の形状は、図示では2つの山型を有する凹凸部の場合を示すが、凹凸状部138に嵌り合う形状であれば、1つの凸部または凹部でもよい。
その他の構成は、実施例1と同様であるため、実施例1の構成と同一部分に同一参照符号を示し、その説明を省略する。
図8の実施例によれば、レバー14を固定位置に回動したとき、レバー14の一方端部141と係合部17の下面の凹部とが係合して、カバーユニット13を基台部12に固定した状態に保持するとともに、係合部17の上面の係止部172と内側カバー132の凹凸状部138とが嵌り合って内側カバー132の移動を制限している。
そのため、軸部15を回動してカバーユニット13を固定し忘れることによる弊害を防止できることに加えて、内側カバー132の移動も制限でき、カメラユニット11による正常な監視を実現できる利点がある。
また、内側カバー132の移動制限と伴に、外側カバー131も移動を制限できる利点がある。
この発明のドーム型カメラは、カバーユニットと基台部をネジ等で固定するのを忘れていることを、簡単に知ることができ、固定忘れを改善するのに役立つので、不審者による画策行為を防止できるドーム型カメラとして産業上の利用意義が大きい。
10 ドーム型カメラ
11 カメラユニット
12 基台部
13 カバーユニット
131 外側カバー
132 内側カバー
133 ベゼル
137 マーク
14 レバー
15 軸部
153 操作穴(操作部)
16 フォトインタラプタ(検出器)
17 係合部

Claims (4)

  1. 所定の領域を撮像するカメラユニット、
    前記カメラユニットを支持する円筒状の基台部、
    前記基台部の周面に係合して着脱自在に装着されかつ前記カメラユニットを覆うドーム型のカバーユニット、
    その一方端部の端面が第1の山形に選ばれ、その回動位置によって前記カバーユニットを固定しまたは非固定とするためのレバー、
    前記基台部の内側における周縁部のある位置に設けられ、前記レバーを基台部の内部で回動自在に支持するための軸部、および
    前記カバーユニットの内周面であって前記基台部に対向する位置に形成され、かつ前記レバーの一方端部に対向する面が第2の山形に選ばれ、レバーが固定位置のとき当該第2の山形がレバーの一方端部の第1の山形と当接することによりカバーユニットを基台部に固定する係合部を備え、
    前記レバーの第1の山形と前記係合部の第2の山形は、一方が凸状で、他方が凹状に選ばれ、さらに
    前記基台部の外側に設けられかつ前記軸部に連結されて、基台部の円筒状部分の外側から前記軸部と前記レバーを回動するための操作部、ならびに
    前記基台部内における前記レバーの回動範囲のある位置に設けられ、レバーの他方端部が所定位置にあるか所定位置以外の位置にあるかを検出するための検出器を備えた、ドーム型カメラ。
  2. 前記レバーは、所定位置にあるとき前記カバーユニットを固定し、所定位置以外の位置にあるときカバーユニットを非固定とし、
    前記検出器は、前記レバーが所定位置にあるとき、前記カバーユニットが固定位置にあることを検出する、請求項1に記載のドーム型カメラ。
  3. 前記カバーユニットは、前記基台部の近傍であって、その外周面の一部に、前記係合部が前記レバーの一方端部に対向する位置にあることを示すためのマークを形成した、請求項1に記載のドーム型カメラ。
  4. 前記カバーユニットは、ドーム型の外側カバーと、外側カバーの内側に配置される内側カバーとを含んで構成され、
    前記内側カバーは、その周縁部であって、前記レバーと対向する第1の面に凹凸状部が形成され、
    前記係合部は、前記内側カバーに対向する第2の面が当該凹凸状部に嵌り合う形状に形成され、
    前記レバーが固定位置にあるとき、前記内側カバーの第1の面の凹凸状部の一部と前記係合部の第2の面が嵌り合うことによって、前記内側カバーが円周方向に移動するのを制限することを特徴とする、請求項1に記載のドーム型カメラ。
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