JP6195081B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置に関する。
撮像装置として、ドームカメラと称される監視カメラが知られている。ドームカメラは、ドームカバーをポリカーボネート樹脂等で形成することで、耐衝撃性能を付加している。しかし、ドームカメラは、一定以上の衝撃がドームカバーに加わった場合、変形したドームカバーがカメラユニット等と接触し、内部構造が損傷して機能しなくなることがある。そこで、ドームカバーへの衝撃に対して、カメラユニットを含む内部構造を、退避動作可能とした撮像装置が提案されている(特許文献1等参照)。
この撮像装置は、レンズ及び撮像素子を含むカメラユニットと、カメラユニットを覆うドームカバーと、カメラユニットをチルト回転可能に支持するチルト支持台と、チルト支持台とともにパン回転するパン回転支持部材と、パン回転支持部材に配設され、チルト支持台に付勢力を与える弾性部材と、を備える。カメラユニットは、ドームカバーから力が作用したときに、垂直方向及び傾斜方向に退避動作可能となっている。
特開2011−55478号公報
特許文献1に記載された撮像装置では、仮に赤外光を発光するLEDと赤外光の映り込みを防止するための遮光ゴムとを設置した場合、撮像装置(ドームカバー)の組み付け時に画角ずれを抑制することが困難であった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、撮像装置の組み付け時の画角ずれを抑制できる撮像装置を提供する。
本発明の撮像装置は、前部にレンズを含むレンズモジュールと、内方がレンズモジュールを収容する収容空間となるドームカバーと、前記ドームカバーが取り付けられる装置本体部と、前記ドームカバー内で前記装置本体部にパン回転自在に支持される第1の支持部材と、前記第1の支持部材にチルト回転自在に支持され、前記レンズモジュールを支持する第2の支持部材と、前記レンズモジュールの前記前部を囲み、前記ドームカバーの内面に接する環状の遮光カバーと、照明部材が前記遮光カバーの内周よりも外側に設けられ、前記遮光カバーが配置され、前記第2の支持部材に支持される照明マウントと、前記照明マウントを前記ドームカバーに接近する方向に付勢する第1の弾性部材と、前記レンズモジュールを前記ドームカバーに接近する方向に付勢する第2の弾性部材と、を備え、前記照明マウントは、前記第1の弾性部材により、前記レンズモジュールと分離して移動可能である。
本発明によれば、カメラ組み付け時の画角ずれを抑制できる。
第1の実施形態に係る撮像装置の外観を示す斜視図 図1に示した撮像装置の分解斜視図 図2に示したカメラAssy部の拡大図 図3に示したカメラAssy部の分解斜視図 LEDマウントが沈み込む前のカメラAssy部と、LEDマウントが沈み込んだ後のカメラAssy部と、を示す斜視図 レンズモジュール、チルトアングル及びYAWプレートの分解斜視図 沈み込む前のレンズモジュールと、沈み込んだ後のレンズモジュールと、を示す斜視図 図1に示した撮像装置の平面図 レンズモジュールのチルト角が0°のときの図8のA−A断面図 レンズモジュールのチルト角が45°のときの図8のA−A断面図 レンズモジュールのチルト角が85°のときの図8のA−A断面図 第2の実施形態に係る撮像装置のレンズモジュールのチルト角が85°のときの斜視図 図12に示した撮像装置をレンズモジュールの前部側から見た斜視図 (A)は大径遮光カバーが取り付けられた撮像装置をレンズモジュールの前部側から見た斜視図、(B)は第2の実施形態に係る遮光カバーが取り付けられた撮像装置をレンズモジュールの前部側から見た斜視図 第2の実施形態の変形例に係る撮像装置の外観を示す斜視図
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
(本発明の一形態を得るに至った経緯)
ドームカメラの組み付けでは、ドームカバーを装着する前に、目標の撮像方向に向けてパン方向、チルト方向、及びYAW方向が調整され、レンズモジュールが位置決め固定される。その後、ドームカバーが装置本体部(カメラ基台)に取り付けられる。これにより、撮像装置は、レンズモジュール等の内部構成部材が覆われる。
しかし、レンズモジュールが退避動作可能となった撮像装置では、ドームカバーの取り付け時、ドームカバーの内面によって遮光カバーが押されることがある。遮光カバーが押されると、遮光カバーが設置されたレンズモジュールが移動する(沈み込む)。その結果レンズモジュールが沈み込みに起因して、画角ずれが発生する可能性があった。
以下、カメラ組み付け時の画角ずれを抑制できる撮像装置について説明する。
以下の実施形態では、撮像装置がドームカメラ装置(以下、単に「ドームカメラ」と称す)である場合を例に説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態に係るドームカメラ11の外観を示す斜視図である。図2は図1に示したドームカメラ11の分解斜視図である。
ドームカメラ11は、ドームAssy部13と、カメラAssy部15と、カメラ本体Assy部17と、の3つに大別して構成される。
尚、本実施形態では、「下」とは、カメラ本体Assy部17側(図2の下側)を示し、「上」とは、ドームAssy部13側(図2の上側)を示す。従って、ドームカメラ11は、天井に取り付けられた場合、天地が反転して上と称するドームAssy部13側が、下側となる。
ドームAssy部13は、ドームカバー19と、ドームカバー押さえ21と、を有する。ドームカバー19は、ポリカーボネート樹脂等で形成することで、耐衝撃性能を付加している。ドームカバー19は、内方がレンズモジュール収容空間23となる。ドームカバー19は、半球部25の開口縁に円筒状のストレート部27が連続して形成される。ドームカバー押さえ21は、内方に半球部25を挿入するリング状に形成される。
ドームカバー押さえ21は、円周方向の複数箇所(例えば4箇所)に、固定用ねじ29を有する。ドームカバー押さえ21は、ストレート部27の開口縁の鍔部31(図9参照)を座板33とで挟持することによって、ドームカバー19をドームカバー押さえ21に固定している。ドームカバー押さえ21は、ドームカバー19を固定した後、固定用ねじ29を係合することで、カメラ本体Assy部17に固定される。これによって、カメラ本体Assy部17には、ドームカバー19が取り付けられる。
カメラ本体Assy部17は、例えば天井や壁、監視カメラ用の支持ポール等に、取付金具(図示略)を介して取り付けられる。カメラAssy部15は、カメラ本体Assy部17に対し、パン回転方向の所望の方向に向けられて固定される。パン回転方向とは、カメラ本体Assy部17が取り付けられる例えば天井面や壁面に垂直なパン回転中心軸回りの回転方向となる。また、後述するチルト回転方向とは、パン回転中心軸35に対し直角方向のチルト軸回りの回転方向となる。また、YAW回転方向とは、図3に示すレンズ中心軸81周りの回転方向となる。
ドームカメラ11は、天井等に取り付けられたカメラ本体Assy部17に対し、パン回転方向、チルト回転方向、及びYAW回転方向が調整されて、カメラAssy部15が位置決め固定される。その後、ドームカメラ11は、図1に示すように、ドームAssy部13がカメラ本体Assy部17に取り付けられて、カメラAssy部15が覆われる。
図3は図2に示したカメラAssy部15の拡大図である。
カメラAssy部15は、パンアングル37によってカメラ本体Assy部17に支持される。パンアングル37は、円環状のパンフランジ部39の直径方向両端側に起立する一対のパン起立アーム41を有する。パンアングル37は、パンフランジ部39がカメラ本体Assy部17に対して所定のパン回転方向に回転調整された後、カメラ本体Assy部17に固定される。パンアングル37は、一対のパン起立アーム41によってチルトアングル43をチルト回転方向に回転自在に支持する。
図4は図3に示したカメラAssy部15の分解斜視図である。
チルトアングル43は、チルトフランジ部45と、一対のチルト側板部47と、を有する。チルトフランジ部45は、環状に形成される(図6参照)。チルトフランジ部45の内方には、レンズモジュール49が離間して配置される。レンズモジュール49の後部には、内部温度調整用のファンモータ51が取り付けられている。レンズモジュール49は、カメラAssy部15のレンズモジュール下カバー53によって後部が覆われる。一対のチルト側板部47は、チルトフランジ部45の直径方向両端で起立する。
図3に示すように、それぞれのチルト側板部47には、パン起立アーム41を貫通したチルト軸(第1固定ねじ55)が固定される。チルトアングル43は、第1固定ねじ55を中心に、パンアングル37にチルト回転自在に支持される。
チルトアングル43のチルトフランジ部45には、YAWプレート57が載置される。YAWプレート57は、有底筒状に形成され、底板59に、矩形状のレンズモジュール挿通穴61(図6参照)が形成される。レンズモジュール挿通穴61の内方には、レンズモジュール49が配置される。
YAWプレート57の上面には、第1コイルスプリング63が載置される。第1コイルスプリング63は、内方にレンズモジュール49を配置する。第1コイルスプリング63は、上部で円環状のLEDマウントプレート65を支持する。LEDマウントプレート65の上面には、LEDマウント67が設けられる。LEDマウント67は、ヒンジ部69を介してLEDマウントプレート65に取り付けられ、ヒンジ部69を中心に回転されることで、揺動自在に取り付けられる。
LEDマウントプレート65は、直径方向両端に、第2固定ねじ71が螺合される。第2固定ねじ71は、チルト側板部47に形成された上下に長い長穴73に挿通された後、LEDマウントプレート65に螺合される。LEDマウントプレート65には、第1コイルスプリング63を圧縮した状態で、長穴73に通された第2固定ねじ71が固定される。LEDマウントプレート65は、第1コイルスプリング63をYAWプレート57との間で上下方向から挟持して、チルトアングル43に取り付けられる。つまり、第2固定ねじ71は、第1コイルスプリング63によって付勢されるLEDマウントプレート65のストッパとなる。
このように、ドームカメラ11は、チルトアングル43が、レンズモジュール49を包囲する環状に形成される。そして、LEDマウント67とチルトアングル43の間には、レンズモジュール49を包囲してLEDマウント67をドームカバー19に接近する方向に付勢する第1コイルスプリング63が配設される。従って、LEDマウント67は、ドームAssy部13のドームカバー19から離れる方向に、沈み込み自在にチルトアングル43に支持されている。
LEDマウント67は、下側が大径側開口となった碗形状に形成される。LEDマウント67は、上側に円環状の遮光カバーが取り付けられる。遮光カバーには、例えばゴム材料を用いることができる。このゴム材料は、接触するドームカバー19の押圧力で変形し易いように、柔軟性及び可撓性の高いものがよい。また、ドームカメラ11の屋外設置環境を考慮して、耐熱性、耐寒性、耐候性を有することが好ましい。
このようなゴム材料として、例えば、エチレンプロピレンゴム(EPDM)、クロロプレンゴム(CR)、ブチルゴム(IIR)、シリコンゴム(Si)、熱可塑性エラストマー等を挙げることができる。以下、遮光カバーとして遮光ゴム75を例示する。
遮光ゴム75は、レンズモジュール49の前部77を囲み、ドームカバー19の内面に密接する。遮光ゴム75は、レンズモジュール49の前部77よりも高く配置される。つまり、遮光ゴム75は、レンズモジュール49の前部77よりも上方に突出している。
図5は、LEDマウント67が沈み込む前のカメラAssy部15(15A)と、LEDマウント67が沈み込んだ後のカメラAssy部15(15B)と、を示す斜視図である。
カメラAssy部15Aでは、LEDマウント67は、第1コイルスプリング63に付勢され、第2固定ねじ71が長穴73の上端に当たることで、ドームカバー19側(同図の上側)に付勢されて配置される。
カメラAssy部15Bでは、LEDマウント67は、LEDマウント67の遮光ゴム75が押下されると、第1コイルスプリング63が圧縮され、第2固定ねじ71が長穴73を下方向にスライドして距離Sだけ沈み込む。遮光ゴム75の押下は、ドームカバー19がカメラ本体Assy部17に取り付けられる際に生じる。従って、遮光ゴム75は、ドームカバー19の内面に密接する。
LEDマウント67は、遮光ゴム75よりも外側の外周面に、暗視照明用のLED部79を備える。LED部79は、例えば円弧形状に形成され、その内部に長手方向に光源部が並ぶLED基板(図示せず)を有する。光源部は、赤外光を照射する。本実施形態では、一対のLED部79が、レンズ中心軸81を中心とする円周において、チルト回転方向(図3の矢印T方向)と反対側となる一方の半円に寄せられてLEDマウント67に配置される。一対のLED部79は、レンズ中心軸81に直交し、一方の半円を二分割する仮想線83(図13参照)において、例えば線対称に配置される。LED部79は、2つでなく、3つ以上であってもよい。
尚、カメラAssy部15は、図3に示した起立姿勢から、矢印T方向と反対方向にはチルト回転しなくてもよい。矢印T方向と反対方向の撮像は、パンアングル37が180°回転されることによってなされてもよい。
また、一対のLED部79は、配光領域に被写体を含むように、レンズ中心軸81に直交する仮想面に対して傾斜してLEDマウント67に設けられている。即ち、一対の円弧状のLED部79は、それぞれの延在方向における近接端85のそれぞれ(円周方向の距離が短くなる隣接端同士)が、延在方向における他端のそれぞれよりも、前部77側に位置するように傾斜する。これにより、LED部79は、一方の半円に寄せられていても、暗視照明光の配光領域が被写体を含む(即ち、暗視照明光が被写体を照射する)ようになる。
図6はレンズモジュール49、チルトアングル43及びYAWプレート57の分解斜視図である。
YAWプレート57は、底板59の円周方向に等間隔で複数(図例では3本)のYAWプレートシャフト87が垂設される。尚、YAWプレート57とYAWプレートシャフト87とは、一体に形成されてもよい。YAWプレートシャフト87は、チルトフランジ部45とレンズモジュール49との間隙を貫通する。レンズモジュール49の外周には、円環状のレンズモジュールプレート89がねじ等によって一体に固定される。レンズモジュールプレート89には、YAWプレートシャフト87が貫通するシャフト貫通穴91が穿設される。
YAWプレートシャフト87は、レンズモジュールプレート89のシャフト貫通穴91を貫通する。シャフト貫通穴91を貫通したそれぞれのYAWプレートシャフト87には、第2コイルスプリング93が外挿される。第2コイルスプリング93は、YAWプレートシャフト87の下端に螺合される第3固定ねじ95によってYAWプレートシャフト87からの離脱が規制される。第2コイルスプリング93は、上端がレンズモジュールプレート89に当接し、下端が第3固定ねじ95に当接して、圧縮された状態で保持される。
上記のように、YAWプレート57はチルトアングル43上に載置されて一体となっている。つまり、YAWプレートシャフト87は、チルトアングル43に支持されていると言える。YAWプレートシャフト87に外挿された第2コイルスプリング93は、弾性復元力によってレンズモジュールプレート89を上方向(図7の矢印B方向)へ押し上げている。これにより、レンズモジュール49は、レンズモジュールプレート89がチルトアングル43のチルトフランジ部45に下方から付勢された状態で保持されている。そのため、レンズモジュール49は、YAWプレート57とレンズモジュールプレート89と共に、YAW回転が可能となる。レンズモジュールプレート89は、第2コイルスプリング93の上端に載置された状態となっている。
このように、チルトアングル43は、パンアングル37にチルト回転自在に支持されている。レンズモジュール49は、チルトアングル43にYAW回転自在に支持している。
図7は、沈み込む前のレンズモジュール49(49A)と、沈み込んだ後のレンズモジュール49(49B)と、を示す斜視図である。
レンズモジュール49には、ドームカバー19が外力によって変形した場合、押下される方向の力Fが前部77に加わることがある。通常状態のレンズモジュール49Aでは、レンズモジュールプレート89が、第2コイルスプリング93の上端に載置され、チルトフランジ部45に下方から当接した状態で保持されている。
レンズモジュール49Bでは、下方向の外力Fが前部77に作用している。この場合、レンズモジュール49Bは、レンズモジュールプレート89を介して第2コイルスプリング93を圧縮し、下方へと距離L、沈み込む。これにより、レンズモジュール49は、ドームカバー19が殴打された場合等の衝撃力を吸収できる。
このように、ドームカメラ11は、レンズモジュール49が、チルトアングル43に対してドームカバー19から離れる方向に沈み込み自在に取り付けられている。即ち、ドームカメラ11は、LEDマウント67及びレンズモジュール49が、個別に沈み込み機能を備えている。
ドームカバー19に衝突等が加わると、ドームカバー19は変形し得る。ドームカバー19の変形に対する耐衝撃手段として、カメラAssy部15には沈み込み機構が設けられている。このようなドームカメラ11には暗視照明用のLED部79が設けられている場合があり、暗視照明光のレンズへの映り込みを防止するために、遮光ゴム75が設けられる。一般的に、遮光ゴムは、ドームカバー19に押さえつけて暗視照明光を遮光するため、通常はレンズ近傍に設けられ、レンズと共に沈み込む構造となっている。この場合には、画角ずれの生じる可能性がある。
これに対し、本実施形態のドームカメラ11は、遮光ゴム75に応力が加わった場合、第1コイルスプリング63が圧縮されてLEDマウント67が沈み込む。このように、ドームカメラ11では、遮光ゴム75の取り付けられている沈み込み機構が、レンズモジュール49の沈み込み機構と分離されている。従って、ドームカメラ11は、設置作業で画角を調整した後にドームカバー19を被せる際に発生する遮光ゴム75への応力が、レンズモジュール49の位置に影響を及ぼすことを抑制できる。その結果、ドームカメラ11は、設置作業による画角ずれの可能性が低減できる。
図8は図1に示したドームカメラ11の平面図である。
上方より見たドームカメラ11は、ドームカバー19が、ドームカバー押さえ21によって、4本の固定用ねじ29でカメラ本体Assy部17に固定されている。ドームカバー19は、ドームカバー19、ドームカバー押さえ21、カメラ本体Assy部17の外形が、同心円で形成される。この同心円の中心に、パン回転中心軸35が一致している。
図9はレンズモジュール49のチルト角が0°のときの図8のA−A断面図である。図10はレンズモジュール49のチルト角が45°のときの図8のA−A断面図である。図11はレンズモジュール49のチルト角が85°のときの図8のA−A断面図である。
ドームカメラ11は、図9に示すように、チルト角0°のとき、ドームカメラ11の内面とレンズとに生じているギャップGが、遮光ゴム75によって遮蔽され、暗視照明光の映り込みの影響がない。
ドームカメラ11は、図10に示すように、チルト角45°のとき、チルト角0°のときと同様に、ギャップGが遮光ゴム75によって遮蔽される。チルト角45°以外の場合でも、遮光ゴム75がドームカバー19のストレート部27に未到達の場合、チルト角0°のときと同様に、暗視照明光の映り込みの影響の変化がない。
ドームカメラ11は、図11に示すように、例えばチルト角85°のとき、遮光ゴム75がストレート部27に到達している。この場合、ギャップGが広がり、暗視照明光の映り込みの影響の可能性が増加する。映り込みの影響の可能性の増加は、後述する第2の実施形態の構成によって低減が可能となる。
次に、上記した構成の作用を説明する。
本実施形態に係るドームカメラ11では、カメラ本体Assy部17は、例えば天井や壁、監視カメラ用の支持ポール等に取り付けられる。カメラ本体Assy部17は、パンアングル37、チルトアングル43、及びYAWプレート57を介してレンズモジュール49を支持する。レンズモジュール49は、パンアングル37の回転によってパン回転方向が回転調整され、チルトアングル43によってチルト回転方向が回転調整され、YAWプレート57によってYAW回転方向が回転調整される。パンアングル37は、調整後、カメラ本体Assy部17に回転不能に固定される。チルトアングル43は、調整後、パンアングル37に回転不能に固定される。YAWプレート57は、調整後、チルトアングル43に回転不能に固定される。これにより、レンズモジュール49は、目標の撮像方向にレンズが向けられて固定される。
この後、カメラ本体Assy部17にはドームカバー19が取り付けられる。ドームカバー19は、カメラ本体Assy部17に取り付けられると、遮光ゴム75に内面が当たる。遮光ゴム75は、LEDマウント67に設けられている。LEDマウント67は、遮光ゴム75がドームカバー19によって押圧されることで、ドームカバー19から離れる方向に沈み込む。即ち、遮光ゴム75は、ドームカバー19の内面に密接した状態のまま押し下げられる。この際、レンズモジュール49は、遮光ゴム75の内方で離間して位置しているため、遮光ゴム75とは接触しない。
これにより、レンズモジュール49は、ドームカバー19の取り付けによっても、ドームカバー19とは触れず、撮像方向や画角のずれを低減できる。従って、撮像装置は、遠方を撮像する場合でも、画角ずれを低減して、所望の被写体を含む画像を撮像できる。
また、遮光ゴム75は、レンズモジュール49の前部77を包囲して覆い、且つドームカバー19の内面に密接する。即ち、遮光ゴム75とドームカバー19の内面との間のギャップGが狭く、ギャップGは遮光ゴム75により遮蔽される。その結果、遮光ゴム75は、LED部79から出射されて、ドームカバー19の内面で反射してレンズモジュール49へ入射しようとする暗視照明光を遮光できる。
また、ドームカメラ11では、ドームカメラ11の運用時、LEDマウント67は、ドームカバー19が内方へ変形するような外力が加えられると、遮光ゴム75を介して押し込まれる(沈み込む)。レンズモジュール49は、ドームカバー19の変形量が、ドームカバー19の内面とレンズモジュール49との離間距離よりも大きくなると、ドームカバー19の内面に前部77が当たる。レンズモジュール49は、前部77がドームカバー19の内面に当たり、押圧されると、チルトアングル43に対して沈み込む。これにより、レンズモジュール49は、外部より加えられる衝撃が軽減される。即ち、レンズモジュール49に、耐衝撃性(バンダル・レジスタント:vandal−resistant)を有する。
また、ドームカメラ11では、チルトアングル43が、環状に形成される。環状のチルトアングル43は、直径方向両端が、チルト軸によってパンアングル37にチルト回転自在に支持される。チルトアングル43の上部に設置されたYAWプレート57は、上面に第1コイルスプリング63の下端が載置される。第1コイルスプリング63は、上端がLEDマウント67を支持する。第1コイルスプリング63は、圧縮状態で、YAWプレート57とLEDマウント67との間に配置される。YAWプレート57とLEDマウント67とは、所定以上の離間が、ストッパによって規制される。これにより、LEDマウント67は、ドームカバー19に接近する方向に付勢されている。LEDマウント67は、遮光ゴム75が押し下げられると、第1コイルスプリング63が圧縮され、沈み込みが可能となる。
ドームカメラ11は、LEDマウント67を付勢する第1コイルスプリング63を、レンズモジュール49の外周に、包囲するように配設することで、少ない部品点数で、且つ効率的な部品配置によって省スペース化、コンパクト化される。
従って、第1の実施形態に係るドームカメラ11によれば、カメラ組み付け時の画角ずれを抑制できる。
(第2の実施形態)
図12は第2の実施形態に係るドームカメラ97のレンズモジュール49のチルト角が85°のときの斜視図である。図13は、図12に示したドームカメラ97をレンズモジュール49の前部77側から見た斜視図である。尚、第2の実施形態の構成において、図1〜図11に示した部材と同一の部材には、同一の符号を付し、説明を省略又は簡略化する。
第2の実施形態に係るドームカメラ97は、第1の実施形態に係るドームカメラ11と比較して、遮光ゴム99が異なり、その他の構成はほぼ同じである。
ドームカメラ97は、内方がレンズモジュール収容空間23となり、半球部25の開口縁に円筒状のストレート部27が連続して形成されるドームカバー19と、ドームカバー19が取り付けられるカメラ本体Assy部17と、を備える。また、ドームカメラ97は、ドームカバー19内でカメラ本体Assy部17に支持されるパンアングル37と、パンアングル37に固定されレンズモジュール49を支持するチルトアングル43と、を備える。また、ドームカメラ97は、チルトアングル43に支持され暗視照明用のLED部79を備えるLEDマウント67と、LEDマウント67に設けられLED部79を囲みドームカバー19の内面に密接する遮光ゴム99と、を備える。
ドームカメラ97は、パンアングル37のパン起立アーム101に、曲溝103が形成されている。曲溝103には、チルト回転固定ねじ105が挿入される。曲溝103に挿入されたチルト回転固定ねじ105は、チルト側板部47に螺合される。即ち、曲溝103は、チルト回転固定ねじ105の案内溝となっている。チルトアングル43(即ち、レンズモジュール49)は、チルト回転固定ねじ105が曲溝103の所定の位置に固定されることで、所定のチルト角でパン起立アーム101に固定される。
ドームカメラ97は、レンズモジュール49の前部77よりも外側となるLEDマウント67の外周面に、暗視照明用のLED部79を備える。ドームカメラ97は、LED部79が、レンズ中心軸81(図13参照)を中心とする円周において、チルト回転方向と反対側となる一方の半円に寄せられてLEDマウント67に配置される。LED部79は、例えば円弧形状に形成され、LED部79の内部に長手方向に複数の光源部が並ぶLED基板(図示せず)を有する。光源部は、赤外光を照射する。LED部79は、レンズ中心軸81を中心とする円周において、チルト回転方向(図12の矢印T方向)と反対側となる一方の半円に寄せられてLEDマウント67に配置される。図13に示すように、一対のLED部79は、レンズ中心軸81に直交し、一方の半円を二分割する仮想線83に対して、例えば線対称に配置される。LED部79は、2つでなく、3つ以上であってもよい。
LED部79は、配光領域に被写体を含むように、レンズ中心軸81に直交する仮想面に対して傾斜してLEDマウント67に設けられている。即ち、一対の円弧状のLED部79は、それぞれの延在方向における近接端85のそれぞれ(円周方向の距離が短くなる隣接端同士)が、延在方向における他端のそれぞれよりも、前部77側に位置するように傾斜する。これにより、LED部79は、一方の半円に寄せられていても、暗視照明光の配光領域が被写体を含む(すなわち、暗視照明光が被写体を照射する)ようになる。
遮光ゴム99は、第1の実施形態に係る遮光ゴム75と同様の材質からなる。遮光ゴム99は、例えば、円錐台形状を略半円となるように形成した半円形状としてもよいし、他の形状としてもよい。遮光ゴム99の中央部には、レンズモジュール49の前部77を表出させるレンズモジュール表出穴107が形成される。遮光ゴム99は、LEDマウント67に被着される。レンズモジュール表出穴107の周囲には、LED部79に対応する一対のLED表出穴109が形成される。このLED表出穴109は、それぞれのLED部79を囲んでいる。
遮光ゴム99は、左右のLED表出穴109が配置される一対の扇状部111が、ドームカバー19に接近する方向に高くなるように厚肉に形成されている。換言すると、一対の扇状部111を連結する連結部113は、薄肉となっている。これにより、扇状部111は、ドームカバー19の内面に密接し易くなっている。
また、遮光ゴム99は、一方の半円の直径側(図12に示す扇状部111の下端側)の厚みtが、ドームカバー19に接近する方向に高くなるように厚肉に形成されている。これにより、扇状部111の下端は、ドームカバー19におけるストレート部27の内面に密接し易くなっている。
尚、ドームカメラ97は、カメラAssy部15が、図12に示した姿勢から、矢印T方向と反対方向に180°はチルト回転しなくてもよい。矢印T方向と反対方向の撮像は、パンアングル37が180°回転されることによってなされてもよい。
次に、第2の実施形態に係るドームカメラ97の作用を説明する。
ドームカメラ97では、チルトアングル43が、レンズモジュール49を支持する。また、チルトアングル43は、LEDマウント67も支持する。LEDマウント67には、暗視照明用のLED部79が備えられる。LED部79は、LEDマウント67に設けられる遮光ゴム99によって包囲される。遮光ゴム99は、扇状部111、連結部113、レンズモジュール表出穴107、LED表出穴109等を有して形成される。
遮光ゴム99は、ドームカバー19が取り付けられることで、内方にLED部79を収容した開口部等の周縁が、ドームカバー19の内面に密接する。即ち、遮光ゴム99とドームカバー19の内面との間のギャップGは、遮光ゴム99により遮蔽される。その結果、遮光ゴム99は、LED部79から出射されて、ドームカバー19の内面で反射してレンズモジュール49の前部77(採光部)へ入射しようとする暗視照明光をより効果的に遮光できる。
図14(A)は大径遮光カバー115が取り付けられた撮像装置をレンズモジュール49の前部77側から見た斜視図である。図14(B)は第2の実施形態に係る遮光ゴム99が取り付けられたドームカメラ97をレンズモジュール49の前部77側から見た斜視図である。
遮光ゴム99は、レンズモジュール49の前部77を包囲するのではなく、LED部79を包囲する。遮光ゴム99は、レンズモジュール49の前部77を包囲する構造の場合、図14(A)に示すように、レンズモジュール49の前部77の外径よりも大きい大径遮光カバー115が必要となる。大径遮光カバー115でレンズモジュール49の前部77を包囲した場合、チルト角が大きくなると、ドームカバー19のストレート部27に、大径遮光カバー115の一部(チルト回転方向先端部)が到達して重なる(図14(A)中の網掛け部参照)。すると、大径遮光カバー115とストレート部27の内面との間のギャップGが広がり、大径遮光カバー115とドームカバー19との間に隙間が生じる。そのため、ギャップGからドームカバー19の内面に反射した暗視照明光がレンズモジュール49へ入る可能性が発生し、状況によってはLED部79による光が映り込む場合がある。
これに対し、ドームカメラ97では、図14(B)に示すように、光源となるLED部79を包囲するので、大径遮光カバー115よりもストレート部27との重なり(図14(B)中の網掛け部)を小さくできる。即ち、大径遮光カバー115では受光側(レンズ側)を覆って遮光するのに対し、ドームカメラ97では発光側(LED部79側)を覆って遮光している。従って、ドームカメラ97の遮光ゴム99の場合、発光側での光の拡散が低減され、ドームカバー19により反射された暗視照明光がレンズに到達することを抑制できる。また、遮光ゴム99がストレート部27と重なることにより発生するギャップGの範囲も小さくて済む。これにより、遮光ゴム99は、ドームカバー19の内面に反射してレンズモジュール49に入り込もうとする暗視照明光をより遮光し易くなる。その結果、ドームカメラ97は、遮光ゴム99が取り付けられることによって、高い遮光性が確保される。
また、このドームカメラ97では、チルトアングル43がチルト回転方向に大きく(例えばチルト角85°程度で)回転されると、レンズモジュール49のレンズ中心軸81が、ドームカバー19のストレート部27の近傍を通る。このため、LEDマウント67は、チルト回転方向の先端部が、ストレート部27よりもカメラ本体Assy部17側に移動される。換言すれば、LEDマウント67は、チルト回転方向と反対側が、ドームカバー19の半球部25に配置される。つまり、チルト角が大きくなっても、LED部79は、ドームカバー19の半球部25側に配置される。その結果、LED部79は、暗視照明光がカメラ本体Assy部17等に遮られることが抑制される。これにより、ドームカメラ97は、チルト角が大きい場合でも、暗視照明光の照射効率の低下を抑制できる。
また、ドームカメラ97の遮光ゴム99は、一方の半円の直径側(すなわち、チルト回転方向の先端側)の厚みtが、ドームカバー19に接近する方向に高くなるように厚肉に形成されている。この厚肉部117を形成することで、チルト角が小さい場合、厚肉部117とドームカバー19の内面とが密接する。
更に、チルト角が大きい場合でも、例えばチルト角85°の場合でも、厚肉部117とドームカバー19との内面との密接具合は減少するが、厚肉部117とドームカバー19との内面とは接した状態を維持する。又は、チルト角が大きい場合、厚肉部117とドームカバー19との内面とは接触が解除されるが、ギャップGから漏れ出た暗視照明光が、ドームカバー19により反射されても、レンズに映り込まないように、厚肉部117の厚さや遮光ゴム99とドームカバー19との距離が調整されていてもよい。これにより、チルト角が大きい場合でも、遮光ギャップGを縮小できるので、ドームカバー19の内面に反射し、ギャップGを介してレンズモジュール49に入り込もうとする暗視照明光がより効果的に抑制される。また、遮光ゴム99が厚肉部分と薄肉部分とを有することで、遮光ゴム99において暗視照明光の遮光に寄与しない部分を薄型化できる。
更に、ドームカメラ97では、LED部79が、上述のように、チルト回転方向と反対側となる一方の半円に寄せられてLEDマウント67に配置されている。そこで、LED部79は、レンズ中心軸81に直交する仮想面に対して傾斜してLEDマウント67に設けられる。これにより、LED部79からの暗視照明光が、レンズ中心軸81に交差する方向に傾く。その結果、LED部79は、一方の半円に寄せられていても、暗視照明光の配光領域が被写体を含む(即ち、暗視照明光が被写体を照射する)ようになる。これにより、暗所においても明瞭な画像が得られる。
図15は第2の実施形態の変形例に係るドームカメラ119の外観を示す斜視図である。
ドームカメラ119は、遮光ゴム121が円錐台形状で形成される。即ち、遮光ゴム121は、レンズ周りを一周する形状となっている。そのため、レンズモジュール表出穴123も円形状で形成されている。他の構成は、遮光ゴム99とほぼ同じである。
ドームカメラ119は、遮光ゴム121を円形状(一周形状)とすることになり、遮光ゴムが半円形状の場合と比較すると、遮光ゴム121が例えば黒色の場合、前部77の一部が隠れるので、レンズの向きを分かり難くできる。また、円形状の場合、半円形状の場合と比較すると、形状的に安定しているので、LEDマウント67への設置を容易化できる。
従って、第2の実施形態に係るドームカメラ97及び変形例に係るドームカメラ119によれば、暗視照明光の映り込みの抑制精度を向上できる。
尚、第2の実施形態に係るドームカメラ97の遮光ゴム99、及び第2の実施形態の変形例に係る遮光ゴム121は、第1の実施形態に係るドームカメラ11に用いることができる。遮光ゴム75に替えて遮光ゴム99又は遮光ゴム121を用いたドームカメラ11によれば、カメラ組み付け時の画角ずれを抑制でき、更に、チルト角が大きくなったときの暗視照明光の映り込みの抑制精度を向上できる。
尚、本発明は、上記実施形態の構成に限られるものではなく、特許請求の範囲で示した機能、または本実施形態の構成が持つ機能が達成できる構成であればどのようなものであっても適用可能である。
以上のように、上記実施形態の撮像装置は、レンズモジュール49、ドームカバー19、装置本体部、第1の支持部材、第2の支持部材、遮光カバー、照明マウント、及び第1の弾性部材を備える。レンズモジュール49は、前部77にレンズを含む。ドームカバー19は、内方がレンズモジュール49を収容する収容空間となる。装置本体部は、ドームカバー19が取り付けられる。第1の支持部材は、ドームカバー19内で装置本体部にパン回転自在に支持される。第2の支持部材は、第1の支持部材にチルト回転自在に支持され、レンズモジュール49を支持する。遮光カバーは、レンズモジュール49の前部77を囲み、ドームカバー19の内面に接する環状のカバーである。照明マウントは、照明部材が遮光カバーの内周よりも外側に設けられ、遮光カバーが配置され、第2の支持部材に支持される。第1の弾性部材は、照明マウントをドームカバー19に接近する方向に付勢する。
撮像装置は、例えばドームカメラ11,97,119である。装置本体部は、例えばカメラ本体Assy部17である。第1の支持部材は、例えばパンアングル37である。第2の支持部材は、例えばチルトアングル43である。遮光カバーは、例えば遮光ゴム75,99,121である。照明マウントは、例えばLEDマウント67である。第1の弾性部材は、例えば第1コイルスプリング63である。収容空間は、例えばレンズモジュール収容空間23である。照明部材は、例えばLED部79である。
これにより、遮光カバーに応力が加わった場合、第1の弾性部材が圧縮されて照明マウントが沈み込む。一方、レンズモジュール49は第1の弾性部材の存在により、沈み込みが低減される。つまり、ドームカメラ11では、遮光カバーが取り付けられている沈み込み機構が、レンズモジュール49の沈み込み機構と分離されている。従って、撮像装置は、設置作業で画角を調整した後にドームカバー19を被せる際に発生する遮光カバーへの応力が、レンズモジュール49の位置に影響を及ぼすことを抑制できる。その結果、ドームカメラ11は、設置作業による画角ずれを低減できる。
また、撮像装置は、レンズモジュールプレート89をドームカバー19に接近する方向に付勢する第2の弾性部材を備えてもよい。第2の弾性部材は、例えば第2コイルスプリング93である。
これにより、例えば強い衝撃がドームカバー19に与えられ、照明マウントを介してレンズモジュール49に衝撃が伝達された場合でも、第2の弾性部材が圧縮されてレンズモジュール49が沈み込む。従って、レンズモジュールの部品(例えばレンズ)が破損することを抑制でき、耐衝撃性を向上できる。
また、レンズモジュールプレート89は、レンズモジュール49の外周において、レンズモジュール49と一体に固定されてもよい。
また、第2の支持部材は、レンズモジュール49を包囲してもよい。第1の弾性部材は、照明マウントと記第2の支持部材との間で、レンズモジュール49を包囲して、照明マウントをドームカバー19に接近する方向に付勢してもよい。
これにより、撮像装置は、照明マウントの沈み込み機構を実現でき、且つ、少ない部品点数で効率的に部品配置でき、省スペース化、コンパクト化できる。
本発明は、カメラ組み付け時の画角ずれを抑制できる撮像装置、監視カメラ等に有用である。
11 ドームカメラ
17 カメラ本体Assy部
19 ドームカバー
23 レンズモジュール収容空間
37 パンアングル
43 チルトアングル
49 レンズモジュール
63 第1コイルスプリング
67 LEDマウント
75 遮光ゴム
77 前部
79 LED部
89 レンズモジュールプレート
93 第2コイルスプリング

Claims (3)

  1. 前部にレンズを含むレンズモジュールと、
    内方がレンズモジュールを収容する収容空間となるドームカバーと、
    前記ドームカバーが取り付けられる装置本体部と、
    前記ドームカバー内で前記装置本体部にパン回転自在に支持される第1の支持部材と、
    前記第1の支持部材にチルト回転自在に支持され、前記レンズモジュールを支持する第2の支持部材と、
    前記レンズモジュールの前記前部を囲み、前記ドームカバーの内面に接する環状の遮光カバーと、
    照明部材が前記遮光カバーの内周よりも外側に設けられ、前記遮光カバーが配置され、前記第2の支持部材に支持される照明マウントと、
    前記照明マウントを前記ドームカバーに接近する方向に付勢する第1の弾性部材と、
    前記レンズモジュールを前記ドームカバーに接近する方向に付勢する第2の弾性部材と、を備え
    前記照明マウントは、前記第1の弾性部材により、前記レンズモジュールと分離して移動可能な、
    撮像装置。
  2. 請求項1に記載の撮像装置であって、
    前記第2の支持部材は、前記レンズモジュールを包囲し、
    前記第1の弾性部材は、前記照明マウントと前記第2の支持部材との間で、前記レンズモジュールを包囲して、前記照明マウントを前記ドームカバーに接近する方向に付勢する、撮像装置。
  3. 前部にレンズを含むレンズモジュールと、
    内方がレンズモジュールを収容する収容空間となるドームカバーと、
    前記ドームカバーが取り付けられる装置本体部と、
    前記ドームカバー内で前記装置本体部にパン回転自在に支持される第1の支持部材と、
    前記第1の支持部材にチルト回転自在に支持され、前記レンズモジュールを支持する第2の支持部材と、
    前記レンズモジュールの前記前部を囲み、前記ドームカバーの内面に接する環状の遮光カバーと、
    照明部材が前記遮光カバーの内周よりも外側に設けられ、前記遮光カバーが配置され、前記第2の支持部材に支持される照明マウントと、
    前記照明マウントを前記ドームカバーに接近する方向に付勢する第1の弾性部材と、を備え
    前記第2の支持部材は、前記レンズモジュールを包囲し、
    前記第1の弾性部材は、前記照明マウントと前記第2の支持部材との間で、前記レンズモジュールを包囲して、前記照明マウントを前記ドームカバーに接近する方向に付勢する、
    撮像装置。
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