JP2010033286A - 警報器 - Google Patents

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Akiko Honda
亜紀子 本田
Hiroshi Nakajo
浩 中条
Taketsugu Wada
剛嗣 和田
Akira Morimoto
亮 森本
Yasuki Matsumura
泰樹 松村
Kiwamu Shibata
究 柴田
Mikio Komatsu
幹生 小松
Hiroshi Yokota
浩 横田
Takeaki Hiramatsu
剛彰 平松
Yoshitake Shimada
佳武 島田
Hiroharu Yamato
弘治 大和
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Abstract

【課題】本発明は、本体部を基台部に対して回転できる構成として、その設置作業を簡単化させた警報器を提案することを目的とする。
【解決手段】基台部11と本体部12とを備えた警報器1において、設置面に固定される基台部11に対して本体部12が回動可能な構成とする。これにより、本体部12を基台部11に対して回転させて、本体部12に設けられた検出部13、スピーカ部14、表示部15、及び釦部16のそれぞれが最適な位置になるように、本体部12の位置をけっていできる。
【選択図】図1

Description

本発明は、環境の変化を示す環境値が許容範囲を超えたときに警報を発報する警報器に関するもので、壁面や天井面に設置固定した基台部に本体部を接続することで設置される警報器に関する。
従来より、屋内環境の異常を検出したときに警報を発報する警報器が、ビル、地下街、又は、一般家屋などにおいて広く普及されている。このような警報器として、環境の変化を表す環境値となる煙、熱、ガスなどの検出により、火災感知又はガス感知を行う警報器が、一般に普及されている。そして、火災感知を行う警報器には、室内の温度を検出する熱感知素子を備えた熱感知式の警報器(特許文献1参照)や、煙検知器を備えた煙検知式の警報器(特許文献2参照)や、両方式を備えた警報器(特許文献3参照)などが提供されている。
又、火災感知又はガス感知を行う警報器以外にも、人体の発する遠赤外線を感知する赤外線感知器などの人感センサを備えることで、不審者の有無を検知する人体検知用の警報器も提供されている。この人体検知用の警報器において使用される赤外線感知器として、例えば、特許文献4に示すような赤外線検知装置などが使用される。この人体検知用の警報器は、防犯時において赤外線検知装置により人体からの赤外線を感知したときに警報を発報して、不審者が侵入したことを報知する。
このような各種の警報器は、屋内環境の異常の検出を行うために、部屋の壁や天井に設置されて使用される。そして、従来の警報器は、環境値を検出する検出部と警報の発報などを行う報知部とを有する本体部とは別に、設置位置の決定などを目的とした基台部を備える。即ち、部屋の壁や天井に対して、まず、基台部を設置固定することにより、警報器の設置位置を決定する。その後、設置固定された基台部に本体部を接続して固定することにより、警報器を壁や天井に設置固定する。
特開平09−044769号公報 特開2005−352932号公報 特開2007−264996号公報 特開2006−112910号公報
しかしながら、従来の警報器は、基台部に本体部を係止して接続させたとき、本体部が基台部に固定される。よって、報知部による発音体や発光部、或いは、操作をするためのスイッチなどの位置が、予め設置された基台部の設置方向によって決定されてしまう。これにより、本体部の基台部への接続後に、その音声や表示通知が妨害される位置に発音体や発光部が配置される場合や、操作の困難な位置にスイッチが配置されてしまう場合などがある。これらの場合、警報器の設置作業を行う作業者は、再び、壁や天井から基台を取り外した後、発音体や発光部或いはスイッチなどが最適な位置に配置されるように、基台の設置方向を変更して固定し直す必要がある。
このように、従来の警報器は、その機能を十分に作用できる位置を決定するためには、設置固定される基台の設置位置と設置方向を最適なものに決定する必要があった。そのため、基台を仮に設置して本体部の設置後の状態を確認する作業を何度も行うこともあり、警報器の設置作業を行う作業者にとって、本体部の設置位置を決定して固定するまでの作業が煩雑であった。
このような問題に鑑みて、本発明は、本体部を基台部に対して回転できる構成として、その設置作業を簡単化させた警報器を提案することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の警報器は、環境の変化を示す環境値を測定する検出部と、外部への報知動作を行う報知部とを備える警報器において、下地に設置固定される基台部と、前記検出部及び前記報知部を有する本体部と、前記基台部の側壁における前記本体部の側壁との対向面上に設けられた第1接続部と、前記本体部の側壁における前記基台部の側壁との対向面上に設けられた第2接続部と、で構成され、前記第1及び第2接続部について、その一方を前記対向面から凸設された突起部材で構成するとともに、その他方を前記対向面に凹設された環状溝で構成し、前記突起部材が前記環状溝に挿入されて前記本体部を前記基台部に係止することを特徴とする。
このように構成することで、前記第1接続部と前記第2接続部が係止されることで、下地に設置固定される前記基台部に前記本体部を接続するだけでなく、前記第1接続部と前記第2接続部による係止部分で、前記基台部に対して前記本体部を回転させることができる。又、前記突起部材を複数備えるとともに、複数の当該突起部材が前記環状溝の周方向に配列されるものとしてもよい。更に、前記環状溝に凸設された突起を設けることにより、前記突起部材が前記環状溝を摺動させて前記本体部を回転させる際に、前記本体部の回転に制限を与えるものとしてもよい。
このとき、前記環状溝が設けられる前記対向面に、前記突起部材を前記環状溝まで誘導する誘導溝が更に凹設されることで、当該誘導溝に前記突起部材を挿入することで、前記突起部材を前記環状溝に容易に挿入できる。又、前記誘導溝が前記環状溝の周方向に複数備えられるものとして、前記基台部の任意の位置で前記本体部を設置可能な構成としてもよい。
又、前記環状溝が設けられる前記側壁の前記対向面を、前記突起部材が設けられる前記側壁が嵌合される方向に沿って前記環状溝に向かって傾斜させた形状とし、圧入によって前記突起部材が前記環状溝に挿入され、前記本体部が前記基台部に係止されるものとしてもよい。
又、その対向面上に前記突起部材が設けられる前記側壁における、当該突起部材が設置される部分を、弾性を有する爪部とするものとしてもよい。前記突起部材を当該爪部とするため、前記爪部の弾性を利用して圧入することで、前記環状溝に前記爪部の突起部分を嵌合させて、前記本体部を前記基台部に接続できる。
又、本発明の警報器は、環境の変化を示す環境値を測定する検出部と、外部への報知動作を行う報知部とを備える警報器において、下地に設置固定される基台部と、前記検出部及び前記報知部を有する本体部と、前記本体部を前記基台部に対して回転可能な状態で係止させる接続部と、を備えることを特徴とする。
このとき、前記接続部が、前記基台部に対して回動可能な構造を備え、前記接続部に前記本体部が固定されることで、前記本体部が前記基台部に対して回転できるものとしてもよい。
又、前記接続部が、前記基台部の側壁の内壁面全周に凹設された環状溝と、前記本体部の側壁の外壁面の一部に形成されて前記環状溝に挿入される突起部と、該突起部と連動して前記突起部を前記本体部の外壁面の内外に変位させる可動部と、該可動部を前記本体部の外側に付勢する弾性体と、で構成されるものとしてもよい。
更に、前記接続部が、前記基台部の前記本体部との当接面に設けられた第3接続部と、前記本体部の前記基台部との当接面に設けられた第4接続部と、で構成され、前記第3接続部と第4接続部とにより働く磁力によって、前記本体部が前記基台部に係止するものとしてもよい。前記第4接続部が磁石で構成されるものとし、前記下地が磁性体などで構成される場合に、直接、前記本体部が前記下地に係止されるものとしてもよい。
本発明によると、基台部と本体部との間の接続部分の構造を、本体部が基台部に対して回転可能な構成とすることにより、固定設置された基台部に本体部を接続させて、警報器の設置を行う際、本体部を最適な方向に回転できる。これにより、警報器の設置後においても、本体部に設けられた操作スイッチを操作しやすい位置に設置できるだけでなく、警報の報知を行う発音体や表示部を、警報の報知に効果的な位置に設置できる。更に、環境値を検出する検出部が、その他の機能部品と共に本体部に搭載されることで、その搭載位置が制限される場合でも、本体部を基台部に対して回転させて、環境値の検出に効果的な位置に検出部を設置できる。
(警報器の全体構成)
本発明の警報器の全体構成について、図1を参照して説明する。図1は、本発明の警報器の構成の一例を示す概略斜視図である。尚、図1の構成例では、煙量を検出する煙感知式の火災警報器による例とするが、この煙感知式の火災警報器に限らず、熱感知式の火災警報器、ガス感知によるガス警報器、人体感知による防犯用の警報器などであっても構わない。
図1に示す警報器1は、天井又は壁などによる下地の設置面に取り付けられる略円盤状の基台部11と、基台部11に係止する本体部12と、本体部12の基台部11と逆側に設けられた開口部より突出するように設けられた検出部13と、発音体から警報を出力するスピーカ部14と、警報や異常に応じて表示を行う表示部15と、外部からの操作を受け付ける釦16とを備える。
又、基台部11は、その裏面が設置面に当接されて固定されることで、設置面へ取り付けられ、本体部12は、基台部11の外周縁から立設するリング状の側壁と、この側壁から検出部13に向かって覆う略円盤状の主部で構成される。そして、スピーカ部14、表示部15、及び釦部16が、検出部13を中心とする周方向に沿って、本体部12の主部に設置される。尚、表示部15は、本体部12の主部と側壁部に跨って構成されるものとしてもよい。
このように構成される警報器1は、設置面に対して基台部11が設置固定された後、この基台部11に設けられた後述の係止用の接続部に、検出部13が設けられた本体部12の接続部を嵌合させるなどにより、本体部12が基台部11に係止される。このとき、図1に示すように、外観上、基台部11の外周縁と本体部12の側壁とが接続された状態となり、基台部11と本体部12とによって略円筒状の筐体が構成される。又、本体部12は基台部11に固着されることなく、後述するように、基台部11と本体部12とを係止させる接続部において、本体部12が基台部11に対して回動可能な構成とされる。
よって、設置面へ設置された警報器1は、設置面に固定された基台部11に対して本体部12が回動できるため、警報器1の設置後に、本体部12を回動させて、検出部13を構成する煙感知室内の発光素子や受光素子の位置を、煙の検出しやすい位置に決定することができる。又、家人に注意喚起を促すために、本体部12を回動させて、スピーカ部14や表示部15の位置を決定することもできる。更に、この本体部12の回動による位置決定により、釦部16の位置を、操作しやすい位置に決定することもできる。
以下の各実施形態において、図1に示す警報器1による全体構成は共通となるため、各実施形態において特徴となる、基台部11と本体部12とを接続する接続部の構成について、その詳細を説明する。
<第1の実施形態>
本発明における警報器の第1の実施形態について、図面を参照して説明する。図2は、本実施形態の警報器における基台部と本体部との接続部の構成を示す概略図である。尚、図2において、基台部については、その全体図となる概略断面図を示すとともに、本体部については、基台部と接続する部分による概略側面図を示す。
図2に示すように、基台部11は、設置面に設置固定される円盤状の底面111と、この底面111の縁から設置面と逆側に立設されたリング状の側壁112とによって構成され、側壁112における底面111と反対側の端部に開口面が形成される。そして、側壁112は、その内壁面に凹設された環状溝113と誘導溝114が設けられるとともに、この側壁112の周方向に沿って設けられた環状溝113の底面には、側壁112の内壁面より垂直な方向に凸設された突起部115が設けられる。又、本体部12を係止する接続部として機能する環状溝113は、側壁112の周方向に沿って側壁112全周に形成された環状の溝となり、誘導溝114は、環状溝113の一部から側壁112の端部に構成された開口面に向かって広がりを備えた溝となる。更に、底面111には、貫通した穴部116,117が設けられ、ネジなどの固定具が穴部116,117のそれぞれに螺合されることで、基台部11が設置面に螺着される。
一方、本体部12は、基台部11の開口面に対向する底面120より突出する円柱形状の挿入用突起部122と、挿入用突起部122の外壁面より凸設された突起部材123と、底面120より立設した側壁121の外壁面に設けられて突起部材123の位置を示す位置表示用の印124を備える。そして、基台部11に係止される接続部として機能する突起部材123は、基台部11の環状溝113に挿入可能な形状とされ、挿入用突起部122の外壁面に対して、その周方向に複数個が周設される。
この複数個の突起部材123それぞれの相対位置となる、側壁121における外壁面上の各位置に、複数の位置表示用の印124が設けられる。突起部材123は、環状溝113に挿入されることで本体部12を基台部11に係止させるが、本体部12を安定して係止させるために、挿入用突起部122の外壁面において等間隔に凸設されることが好ましく、更に、3個以上の突起部材123が設けられることが好ましい。又、複数個の突起部材123は、挿入用突起部122の高さ方向に対して同じ高さとなる位置に設置される。更に、突起部材123が設けられる挿入用突起部122は、基台部11の側壁112の内側に挿入可能な形状となる。
このように基台部11及び本体部12が構成されるとき、上述したように、設置面に底面111が当接された状態で、穴部116,117のそれぞれに固定具が螺合されて、基台部11が設置面に螺着される。そして、基台部11の側壁部112の内壁面には、本体部12に設けられた突起部材123と同数の誘導溝114が設けられるため、この誘導溝114のそれぞれに本体部12の突起部材123のそれぞれが挿入される。
このとき、誘導溝114は、その幅が基台部11の環状溝113側から開口面側に向かって広くなるように構成されるため、開口面側の幅が突起部材123の周方向の幅よりも十分に広くなる。これにより、本体部12の突起部材123を基台部11の開口面側における誘導溝114へ、作業者が挿入する際、その挿入を容易に行うことができる。又、誘導溝114の環状溝113側における幅は、突起部材123の周方向の幅よりも若干広くなるものとすることで、円滑に突起部材123を環状溝114へ誘導できる。
尚、誘導溝114は、図2に示すように、環状溝113から開口面に向かって環状溝113に対して垂直な状態から角度を備えるように形成されるものとしたが、環状溝113から開口面に向かって環状溝113に対して垂直に形成されるものとしてもよい。又、誘導溝114の溝幅を、上述のように、環状溝113から開口面に向かって広がるように変化させるものとしたが、突起部材123が挿入可能な幅であれば、例えば、その溝幅を突起部材123の周方向の幅よりも若干広い幅で一定とするものなどのように、他の態様により構成されるものとしてもよい。
そして、突起部材123が、基台部11の側壁112の開口面側から環状溝113に向かって、誘導溝114に沿って移動することで、基台部11の側壁112の内側に、本体部12の挿入用突起部122が挿入される。このとき、基台部11の側壁112の内壁面と本体部12の挿入用突起部122の外壁面とが当接するものとすることで、基台部11によって、設置面と平行な面方向に対して本体部12を固定できる。この突起部材123が環状溝113に嵌入されたとき、基台部11の開口面側における側壁112により形成される端面と、本体部12の底面120における挿入用突起部122周辺部分とが当接する。この基台部11における側壁112と本体部12における底面120及び挿入用突起部122との関係により、基台部11への挿入用突起部122の嵌合が、突起部材123の環状溝113への嵌入による係止を補強でき、本体部12が基台部11から外れることを防止できる。
このように、基台部11の側壁112の内側に本体部12の挿入用突起部122が挿入されて、環状溝113に突起部材123が嵌入されることで、設置面に固定された基台部11に本体部12が係止される。このとき、突起部材123が環状溝113に沿って移動できるため、本体部12を基台部11に対して回動可能な構成とできる。即ち、本体部12を設置面に平行な面方向に回転させると、突起部材123が環状溝113に沿って移動するため、本体部12は、基台部11に係止された状態で回動する。これにより、本体部12を回動させて、本体部12に設置された検出部13、スピーカ部14、表示部15、及び釦部16(図1参照)が最適な位置となるように、本体部12の設置位置を決定できる。
この本体部12を回動可能な構成とした基台部11の接続部において、環状溝113には、図2に示すように、突起部115が形成されるため、この突起部115により突起部材123の移動を制限し、本体部12の回転角度を制限できる。これにより、本体部12の底面120側から電源線や制御線などの配線が、基台部11を介して設置面の内側より配線されている場合、これらの配線が本体部12の回転により捻れることを防止できる。
尚、図2の構成では、基台部11について、環状溝113に本体部12の突起部材123を誘導する誘導溝114を、突起部材123と同数だけ設けるものとしたが、図3に示すように、誘導溝114の設置数を突起部材123の設置数よりも多く設けるものとしてもよい。即ち、1つの突起部材123に対して、2つ以上の誘導溝114(図3の例では、3つの誘導溝114)を設けることにより、本体部12を基台部11に挿入させるときに、基台部11の周方向に対する本体部12の位置の制限を緩和でき、基台部11への本体部12の係止作業を簡単化できる。
又、図4に示すように、基台部11に対して、その側壁112の環状溝113よりも開口面側となる領域における内壁面に、環状溝113から開口面側に向かって広がるテーパ面112aを形成することで、誘導溝114を除いた構成としてもよい。このとき、可橈性を有する材料によって基台部11の側壁112を構成することで、突起部材123を外壁面に有する本体部12の挿入用突起部122を挿入して、突起部材123を環状溝113に嵌入できる。よって、図2又は図3のように誘導溝114を設けた場合と比べて、基台部11に本体部12を挿入する際に、基台部11の周方向に対する本体部12の位置の制限がなくなるため、基台部11への本体部12の係止作業を更に簡単化できる。又、このテーパ面112aを、図2又は図3の誘導溝114が構成される部分に形成されるものとしてもよい。
<第2の実施形態>
本発明における警報器の第2の実施形態について、図面を参照して説明する。図5は、本実施形態の警報器における基台部と本体部との接続部の構成を示す概略図である。尚、図5において、基台部については、その全体図となる概略断面図を示すとともに、本体部については、基台部と接続する部分による概略側面図を示す。又、図5に示す構成において、図2に示す構成と同一の目的で使用する部分については、同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
図5に示すように、本実施形態の警報器は、第1の実施形態の警報器(図2参照)と異なり、基台部11が、誘導溝114(図2参照)を除いた構成となるとともに、本体部12が、突起部材123(図2参照)の代わりに、その先端に環状溝113に嵌入されるための突起を有する爪部125を設けた構成となる。即ち、基台部11は、その側壁11の内周面において、突起部115を有する環状溝113のみが設けられた構成となる。又、本体部12は、挿入用突起部122の外周面の一部に切欠部が設けられ、この切欠部に、挿入用突起部122の径方向に弾性を備えた爪部125が複数設けられる。その他の構成については、第1の実施形態と同様となるため、その構成の詳細な説明については省略する。
このように構成される警報器において、本体部12の挿入用突起部122の一部に設けられた爪部125は、その先端側を外周方向に突起させて、その断面が略「L」字形状となるように構成される。又、上述したように、この爪部125は、挿入用突起部122の切欠部分に設けられるとともに弾性を備えるため、自身の弾性によって、爪部125の先端の突起部分を、挿入用突起部122の外壁面よりも内側に変位させることができる。そして、爪部125の先端に設けられる突起部分が環状溝113に嵌入されたときに、本体部12の底面120が基台部11の側壁112の開口面側の端面に当設する位置に、爪部125の突起部分の位置が決定される。
よって、本体部12の挿入用突起部122を、基台部11の側壁112の開口面側から挿入するとき、爪部125の先端における突起部分が環状溝113に嵌入されるまで、側壁112の内壁面に接触する。このとき、爪部125は、その突起部分が側壁112の内壁面に接触していても、自身の弾性力により爪部125の先端を挿入用突起部122の外壁面よりも内側に曲げることができる。そのため、本体部12の挿入用突起部122を基台11に挿入できる。そして、本体部12の挿入用突起部122を基台部11に更に挿入して、爪部125先端の突起部分を側壁112の環状溝113の位置まで移動させると、爪部125の弾性力により、爪部125の先端が挿入用突起部122の外壁側に変位し、爪部125先端の突起部分が環状溝113に嵌入する。
このように、本体部12を基台部11に挿入し、爪部125先端の突起部分を環状溝113に嵌入させることにより、本体部12が基台部11に係止される。このとき、爪部125先端の突起部分を環状溝113に沿って移動させることができるため、第1の実施形態と同様、本体部12が基台部11に対して回動できる。これにより、本実施形態の警報器についても、本体部12を基台部11に係止させた後、本体部12を回動させて、本体部12に設置された検出部13、スピーカ部14、表示部15、及び釦部16(図1参照)が最適な位置となるように、本体部12の設置位置を決定できる。尚、環状溝113には突起部115が設けられるため、本体部12の回動させる角度が制限され、本体部12への配線などの捻れを防止できる。
尚、本実施形態における基台部11を、図5の構成の代わりに、第1の実施形態における図4の構成のように、環状溝113よりも開口面側となる領域における内壁面に、テーパ面112aが設けられた構成としてもよい。又、このテーパ面112aが基台部11の側壁112の内壁面に設けられるとき、基台部11の周方向の一部となる、本体部12に設けた爪部125に対応させた位置にのみ、テーパ面112aが設けられるものとしてもよい。
又、第1及び第2の実施形態において、基台部11の側壁112に環状溝113が設けられるとともに、本体部12の挿入用突起部122に突起部材123又は爪部125が設けられるものとしたが、逆に、本体部12の挿入用突起部122に環状溝113が設けられるとともに、基台部11の側壁112に突起部材123又は爪部125が設けられるものとしてもよい。更に、本体部12に挿入用突起部122に設けて、基台部11の側壁112に囲まれた凹部に挿入用突起部122が挿入される構成としたが、逆に、本体部12の底面120に凹部を設けるとともに、基台部11に挿入用突起部122と同様の構成の突起部を設けることで、基台部11の突起部が本体部12の凹部に挿入される構成としてもよい。
<第3の実施形態>
本発明における警報器の第3の実施形態について、図面を参照して説明する。図6は、本実施形態の警報器における基台部と本体部との構成を示す概略斜視図であり、図7は、図6に示す基台部と本体部との接続部の構成を示す概略断面図である。尚、図6及び図7に示す構成において、図2に示す構成と同一の目的で使用する部分については、同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
本実施形態の警報器は、第1及び第2の実施形態の警報器(図2〜図5)と異なり、図6に示すように、基台部11が、設置面に固定される底面111で構成された固定部と、この固定部となる底面111を中心として回転する回動部131とによって構成される。又、この基台部11の回動部131は、その外周縁に側壁112が設けられるとともに、この側壁112の開口面側の端部に、本体部12の挿入用突起部122に設けられた係着部126が嵌め込まれる。
即ち、回動部131に本体部12が係着されて固定されることで、本体部12が、回動部131と共に、基台部11の固定部となる底面111を中心に回動する。よって、回動部131は、固定部となる底面111と本体部12との間を接続させる接続部として機能するだけでなく、本体部12を回動させるための機能をも備えることとなる。更に、底面111が、その外周縁から側壁112の内壁面にむかって延設された回転規制部材132を備える一方で、回動部131が、側壁112から底面111の外周縁に向かって延設された回転規制部材133を備える。よって、回動部131の回転させたとき、回転規制部材132,133が接触することにより、その回転角度が規制される。
この図6に示すような外観となる基台部11及び本体部12の構成の詳細について、図7の断面図を参照して説明する。まず、本体部12は、図6に示すように、底面120に設けられた挿入用突起部122の外壁面において、その一部から外周側に突起させた複数の係着部126が設けられる。この係着部126は、図7の断面図に示すように、その断面が「L」字形状となるように、外周側の縁部が底面120側に折曲されることで、挿入用突起部122の外壁面側に凹溝が形成される。
又、基台部11は、固定部となる底面111に穴部116,117が設けられ、この穴部116,117に固定具が螺合されることで、基台部11の底面111が設置面に螺着される。このように設置面に固定される底面111の側面には、回動部131の内周縁が嵌合される嵌合溝134が、その周方向に沿って設けられる。又、回動部131は、中心側に穴が構成されたリング形状であり、その内周縁が底面111の嵌合溝134に嵌合されるとともに、その外周縁に側壁112が立設される。
そして、側壁112は、設置面と反対側の端部に、その断面が「L」字形状となるとともに本体部12の係着部126が係着される係着部135を備える。この係着部135は、側壁112の端部から内周側に突起させるとともに、その内周側の先端が回動部131側に向かって折曲されることで、側壁112の内壁面側に凹溝が形成される。又、係着部135は、側壁112に対してその周方向に設けられ、その周方向の一部に切欠が設けられる。これにより、係着部135に設けられた切欠より、本体部12の係着部126が挿入されて、回動部131に対して本体部12を回転させることで、係着部126,135を互いに係着させて、本体部12を回動部131に固定できる。
このように構成される本実施形態の警報器は、上述のように、基台部11の底面111が設置面に設置固定された後、係着部126,135の作用により本体部12が側壁112に係着されることで、回動部131に本体部12が固定される。そして、基台部11において、固定された底面111に対して回動部131が回転するため、この回動部131に固定された本体部12を、固定された底面111に対して回動させることができる。これにより、本実施形態においても、第1及び第2の実施形態と同様、本体部12に設置された検出部13、スピーカ部14、表示部15、及び釦部16(図1参照)が最適な位置となるように、本体部12の設置位置を決定できる。
尚、本実施形態において、回動部131と本体部12とを固定する構成として、図6及び図7に示す係着部126,135によるものを例に挙げたが、爪などのような圧入部材を用いて係着させるものなど、その他の構成により回動部131と本体部12とを固定するものとしてもよい。
<第4の実施形態>
本発明における警報器の第4の実施形態について、図面を参照して説明する。図8は、本実施形態の警報器における本体部の底面側の構成を示す概略上面図である。図9は、本実施形態の警報器における基台部と本体部との接続部の構成を示す概略断面図であり、(a)が、本体部を基台部に取り付けたときの状態を示し、(b)が、本体部が基台部から外されているときの状態を示す。尚、図8及び図9に示す構成において、図2に示す構成と同一の目的で使用する部分については、同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
本実施形態の警報器は、第1及び第2の実施形態の警報器(図2〜図5)と異なり、図8に示すように、本体部12が、挿入用突起部122に対して、挿入用突起部122の径方向に変位する可動部143が設けられた構成となる。この可動部143は、挿入用突起部122の中心に対して対称に設置されるとともに、可動部143を変位させるために、作業者により把持される把持部145が、この可動部143の外周壁から外側に凸設される。尚、可動部143が挿入用突起部122の外周側に位置するときには、把持部145が側壁121よりも外側に突起するように、可動部143と把持部145とが形成される。
又、挿入用突起部122には、可動部143を径方向に変位するためのスライド用の凹溝144が設けられ、この凹溝144内を可動部143がスライドする。このとき、可動部143を挿入用突起部122の中心側にスライドさせたときに、可動部143の外周壁が挿入用突起部122の外周壁と同等又は内側となるように、可動部143に対する凹溝144の大きさが決定される。そして、可動部143における挿入用突起部122の中心側の端部には、バネなどによる弾性部材142の一端が接続され、この弾性部材142の他端側は挿入用突起部122の中心側に設けられた収容孔141内に収容される。このように弾性部材142が設けられることにより、可動部143のスライド方向(本体部12の底面120の径方向)に対して、弾性部材142の付勢力が働く。
この図8に示すような構成の本体部12を有する警報器の構成の詳細について、図9の断面図を参照して更に説明する。図9(a)及び図9(b)に示すように、基台部11は、側壁112の開口面側の端部において、内周側に向かって突起させた係合突起部146を備える。この係合突起部146は、側壁112の内壁面より突起させた形状であり、側壁112の全周にわたって形成されたリング形状となる。即ち、基台部11は、側壁112の内壁面において、底面111と係合突起部146との間に環状溝113が設けられた構成となる。
そして、本体部12に構成される可動部143は、図9(a)に示すように、その外周壁において、基台部11の側壁112に設けられた係合突起部146が嵌入する係合溝147が掘削された構成となる。本体部12において、係合溝147は、把持部145と比べて、本体部12の底面120から離れた位置に形成される。又、可動部143の外周壁における係合溝147よりも底面120から離れた領域が、基台部11の側壁112の環状溝113に嵌入する。
このように基台部11と本体部12が構成するため、本体部12における可動部143の外周壁における係合溝147を含む構成と、基台部11の側壁112の内壁面における環状溝113及び係合突起部146の構成とによって、可動部143と側壁112とが係合する。そして、図9(a)のように、本体部12の可動部143と基台部11の側壁112とが係合するとき、可動部143と挿入用突起部122との間に設けられた弾性部材142により、可動部143に対してその外周側への付勢力が働く。よって、弾性部材142による付勢力が可動部143に伝達し、可動部143が基台部11の側壁112を外側に押圧することで、本体部12が基台部11に対して固定される。
又、図9(b)に示すように、本体部12の把持部145が把持されて、把持部145に対して、本体部12の底面120の中心方向に押圧する外力が与えられると、弾性部材142が縮むことにより、可動部143が底面120の中心方向にスライドする。これにより、図9(b)に示すように、可動部143の外周壁を、基台部11の係合突起部146における内周縁よりも内側に変位させることができる。よって、基台部11の側壁112と本体部12の可動部143とによる係止が外れるため、本体部12が基台部11から外れた状態となる。これにより、本体部12を基台部11に対して回動させることができる。
このような構成の警報器の設置について、以下に簡単に説明する。まず、第1及び第2の実施形態と同様、穴部116,117に固定具が螺合されることで、基台部11の底面111が設置面に螺着され、基台部11が固定される。その後、図9(b)のように、把持部145を把持することにより可動部143を内側に押圧した本体部12を、挿入突起部122側から基台部11の開口面側から挿入する。このとき、本体部12を基台部11に対して回動させることで、本体部12に設置された検出部13、スピーカ部14、表示部15、及び釦部16(図1参照)が最適な位置となるように、本体部12の設置位置を決定できる。
そして、本体部12の設置位置を決定すると、本体部12の高さ位置を、本体部12の係合溝147に基台部11の係合用突起146を嵌入させる位置として、把持部145による把持をやめて、弾性部材142による付勢力に基づいて、可動部143を外周側にスライドさせる。尚、本体部12の高さ位置については、基台部11の底面111と本体部12の挿入用突起部122とが接触することによって決定されるものとしてもよい。このように、可動部143が外周側にスライドすることにより、図9(a)に示すように、本体部12の可動部143と基台部11の側壁112とが係合して、本体部12が基台部11に固定される。
<第5の実施形態>
本発明における警報器の第5の実施形態について、図面を参照して説明する。図10は、本実施形態の警報器における基台部と本体部との接続部の構成を示す概略図である。尚、図10において、基台部については、その全体図となる概略断面図を示すとともに、本体部については、基台部と接続する部分による概略側面図を示す。又、図10に示す構成において、図2に示す構成と同一の目的で使用する部分については、同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
本実施形態の警報器は、第1及び第2の実施形態の警報器(図2〜図5)と異なり、図10に示すように、基台部11が、その底面111の中心位置に本体部12の挿入用突起部122を磁力により係止する係止部材151を備えた構成となる。そして、基台部11には、挿入用突起部122を係止部材151に誘導するために、係止部材151の外周側に底面111より開口面に向かって凸設されたリング状の誘導壁118を備える。即ち、この誘導壁118により構成される挿入穴119の底部に係止部材151が設けられる。
又、基台部11に、誘導壁118の外壁面から側壁112の内壁面に向かって延設された回転規制部材152が設けられる。そして、本体部12の底面120上には、その中心位置に挿入用突起部材122が凸設されるとともに、この挿入用突起部材122の外周側に回転規制部材127が凸設される。尚、挿入用突起部材122が、誘導壁118により形成される挿入穴119に対応した位置に設けられ。そして、回転規制部材127は、その底面120と平行な面方向における挿入用突起部材122との相対関係が、回転規制部材152と挿入穴119との相対関係と同様になる位置に形成される。
このように基台部11と本体部12が構成されるとき、係止部材151及び挿入用突起部材122のうち、一方が磁石によって構成され、他方が磁性体材料によって構成される。これにより、本体部12の挿入用突起部材122が、基台部11における誘導壁118により構成される挿入穴119に挿入されると、挿入用突起部材122と係止部材151との間に互いに牽引する磁力が作用する。この挿入用突起部材122と係止部材151とによる磁力が作用することで、本体部12は基台部11に係止される。尚、基台部11は、第1及び第2の実施形態の警報器と同様、穴部116,117に固定具が螺合されることで、底面111が設置面に螺着されて固定される。
このようにして本体部12が基台部11に係止されるが、本体部12は基台部11に固定されるわけではないため、本体部12は、基台部11に対して回動可能となる。よって、本体部12を回動させて、本体部12に設置された検出部13、スピーカ部14、表示部15、及び釦部16(図1参照)が最適な位置となるように、本体部12の設置位置を決定できる。このとき、基台部11における誘導壁118の内壁面が、本体部12における挿入用突起部122の外壁面に当接するため、本体部12が基台部11に対して径方向にスライドすることを制限できる。又、本体部12を回転させるとき、回転規制部材127,152の接触により、その回転角度を規制することができる。
<第6の実施形態>
本発明における警報器の第6の実施形態について、図面を参照して説明する。図11は、本実施形態の警報器における基台部と本体部との接続部の構成を示す概略図である。尚、図11において、基台部については、その全体図となる概略断面図を示すとともに、本体部については、基台部と接続する部分による概略側面図を示す。又、図11に示す構成において、図10に示す構成と同一の目的で使用する部分については、同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
本実施形態の警報器は、第5の実施形態の警報器(図10)と異なり、図11に示すように、基台部11が、その底面111の中心位置に、誘導壁118と係止部材151の代わりに、本体部12の挿入用突起部122が挿入される挿入穴153を備えた構成となる。この基台部11は、回転規制部材152が、側壁11の内周壁面から底面111の中心にむかって延設される。又、不図示であるが、基台部11が固定設置される設置面となる下地は、磁性体材料により構成される。そして、この設置面となる下地との間に磁力を発生させるために、本体部12に設けられた挿入用突起部材122が磁石により構成される。
このように構成される警報器は、基台部11が、第5の実施形態の警報器と同様、穴部116,117に固定具が螺合されることで、底面111が設置面に螺着されて固定される。磁性体材料である下地の設置面に固定された基台部11の挿入穴153に、磁石で構成された本体部12の挿入用突起部122を挿入する。このとき、底面111における挿入穴153を構成する内周縁が、本体部12の挿入用突起部122の誘導壁として機能する。そして、挿入用突起部122を構成する磁石と下地を構成する磁性体材料との間に互いを牽引する磁力が発生するため、本体部12が下地に磁着する。
このようにして本体部12が基台部11を介して設置面に係止されるが、本体部12は設置面に固定されるわけではないため、本体部12は、設置面に対して回動可能となる。よって、本体部12を回動させて、本体部12に設置された検出部13、スピーカ部14、表示部15、及び釦部16(図1参照)が最適な位置となるように、本体部12の設置位置を決定できる。このとき、基台部11における挿入穴153の内周縁が、本体部12における挿入用突起部122の外壁面に当接するため、本体部12が基台部11に対して径方向にスライドすることを制限できる。又、本体部12を回転させるとき、回転規制部材127,152の接触により、その回転角度を規制することができる。
尚、第5及び第6の実施形態において、本体部12が基台部11により、その径方向へのスライドが規制されるものとしたが、第5の実施形態では、基台部11を、底面111全面を磁性体材料又は磁石で構成するとともに誘導壁118を除いた構成とすることで、又、第6の実施形態では、基台部11の設置を除いた状態とすることで、本体部12の面方向のスライドについて規制されないものとしてもよい。
本発明は、上述の煙感知式又は熱感知式による警報器などのような火災用の警報器以外にも、ガス警報の発報を行うガス感知用の警報器や、人体の検知を行う人体検知用の警報器にも適用することができる。
は、本発明の警報器の構成の一例を示す概略斜視図である。 は、第1の実施形態の警報器における基台部と本体部との接続部の構成を示す概略図である。 は、第1の実施形態の警報器における基台部の別の構成を示す概略断面図である。 は、第1の実施形態の警報器における基台部の別の構成を示す概略断面図である。 は、第2の実施形態の警報器における基台部と本体部との接続部の構成を示す概略図である。 は、第3の実施形態の警報器における基台部と本体部の構成を示す概略斜視図である。 は、図6の基台部と本体部との接続部の構成を示す概略断面図である。 は、第4の実施形態の警報器における本体部の構成を示す概略図である。 は、第4の実施形態の警報器における基台部と本体部との接続部の構成を示す概略断面図であり、(a)が、本体部が基台部に係止した状態を示し、(b)が、本体部が基台部から外れた状態を示す。 は、第5の実施形態の警報器における基台部と本体部との接続部の構成を示す概略図である。 は、第6の実施形態の警報器における基台部と本体部との接続部の構成を示す概略図である。
符号の説明
1 警報器
11 基台部
12 本体部
13 検出部
13a,13b 熱感知用開口部
14 スピーカ部
15 表示部
16 釦部
111 底面
112 側壁
113 環状溝
114 誘導溝
115 突起部
116,117 穴部
118 誘導壁
119 挿入穴
120 底面
121 側壁
122 挿入用突起部
123 突起部材
124 位置表示用の印
125 爪部
126 係着部
127 回転規制部材
131 回動部
132,133 回転規制部材
134 嵌合溝
135 係着部
141 収容孔
142 弾性部材
143 可動部
144 凹溝
145 把持部
146 係合突起部
147 係合溝
151 係止部材
152 回転規制部材
153 挿入穴

Claims (9)

  1. 環境の変化を示す環境値を測定する検出部と、外部への報知動作を行う報知部とを備える警報器において、
    下地に設置固定される基台部と、
    前記検出部及び前記報知部を有する本体部と、
    前記基台部の側壁における前記本体部の側壁との対向面上に設けられた第1接続部と、
    前記本体部の側壁における前記基台部の側壁との対向面上に設けられた第2接続部と、
    で構成され、
    前記第1及び第2接続部について、その一方を前記対向面から凸設された突起部材で構成するとともに、その他方を前記対向面に凹設された環状溝で構成し、前記突起部材が前記環状溝に挿入されて前記本体部を前記基台部に係止することを特徴とする警報器。
  2. 請求項1において、
    前記環状溝が設けられる前記対向面に、前記突起部材を前記環状溝まで誘導する誘導溝が更に凹設されることを特徴とする警報器。
  3. 請求項1において、
    前記環状溝が設けられる前記側壁の前記対向面を、前記突起部材が設けられる前記側壁が嵌合される方向に沿って前記環状溝に向かって傾斜させた形状とし、
    圧入によって前記突起部材が前記環状溝に挿入され、前記本体部が前記基台部に係止されることを特徴とする警報器。
  4. 請求項1において、
    その対向面上に前記突起部材が設けられる前記側壁における、当該突起部材が設置される部分を、弾性を有する爪部とすることを特徴とする警報器。
  5. 環境の変化を示す環境値を測定する検出部と、外部への報知動作を行う報知部とを備える警報器において、
    下地に設置固定される基台部と、
    前記検出部及び前記報知部を有する本体部と、
    前記本体部を前記基台部に対して回転可能な状態で係止させる接続部と、
    を備えることを特徴とする警報器。
  6. 請求項5において、
    前記接続部が、前記基台部に対して回動可能な構造を備え、
    前記接続部に前記本体部が固定されることで、前記本体部が前記基台部に対して回転できることを特徴とする警報器。
  7. 請求項5において、
    前記接続部が、
    前記基台部の側壁の内壁面全周に凹設された環状溝と、
    前記本体部の側壁の外壁面の一部に形成されて前記環状溝に挿入される突起部と、
    該突起部と連動して前記突起部を前記本体部の外壁面の内外に変位させる可動部と、
    該可動部を前記本体部の外側に付勢する弾性体と、
    で構成されることを特徴とする警報器。
  8. 請求項5において、
    前記接続部が、
    前記基台部の前記本体部との当接面に設けられた第3接続部と、
    前記本体部の前記基台部との当接面に設けられた第4接続部と、
    で構成され、
    前記第3接続部と第4接続部とにより働く磁力によって、前記本体部が前記基台部に係止することを特徴とする警報器。
  9. 請求項8において、
    前記第4接続部が磁石で構成されることを特徴とする警報器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2554855A3 (de) * 2011-08-05 2015-07-01 Winrich Hoseit Haltevorrichtung zur Halterung von einem Gegenstand, insbesondere von einem Brandmelder, an einem Untergrund

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