JP5156665B2 - ワイヤレス感知器 - Google Patents

ワイヤレス感知器 Download PDF

Info

Publication number
JP5156665B2
JP5156665B2 JP2009035660A JP2009035660A JP5156665B2 JP 5156665 B2 JP5156665 B2 JP 5156665B2 JP 2009035660 A JP2009035660 A JP 2009035660A JP 2009035660 A JP2009035660 A JP 2009035660A JP 5156665 B2 JP5156665 B2 JP 5156665B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensing head
cover
locking means
mounting base
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009035660A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010191703A (ja
Inventor
秀俊 牧田
昭一 岡
浩 横田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2009035660A priority Critical patent/JP5156665B2/ja
Publication of JP2010191703A publication Critical patent/JP2010191703A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5156665B2 publication Critical patent/JP5156665B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fire Alarms (AREA)
  • Fire-Detection Mechanisms (AREA)

Description

本発明は、壁面あるいは天井面に固定される取付ベースと、この取付ベースに着脱自在に装着される感知ヘッドとからなる感知器の改良に関する。
上記のような感知器の従来例として、例えば次の特許文献1に、感知ヘッドを取付ベースに被せて所定方向に回動させると係合保持される構造の感知器が記載されている。この構造では、感知ヘッドを取付ベースに係合保持させる手段として、感知ヘッドのカバー部の周縁部より内方に向けて突出する係合凸部と、取付ベースの周壁外面にその係合凸部に対応した凹部と、この凹部に隣接した係合凹部とを有している。このような仕組みとすれば、取付ベースを壁面あるいは天井面に予めネジ止めし、そこに感知ヘッドを被せて所定方向に回動させるだけで施工できるので、一般ユーザでも簡単に作業できる。
また、近年、次の非特許文献1のように、連動して警報する複数のワイヤレス感知器からなるシステムも開発されている。このシステムの感知器は、上記特許文献1と同様、取付ベースと、その取付ベースに係合保持される感知ヘッド部とで構成されているが、更に、無線通信用のアンテナが、感知ヘッドから外部に突出している点に構造的な特徴がある。
特開10-105848公報
http://denko.panasonic.biz/Ebox/jukeiki/shouhin/denchi_wireless.html
上記特許文献1では、係合凸部と係合凹部とが相互に噛み合うように形状を工夫することで、取付ベースからヘッド部が容易に脱落しないようにしている。ところが非特許文献1のように、外部に突出したアンテナを備えた感知器では、ユーザが誤って清掃道具等の器物を感知器、特にアンテナ部分に衝突させてしまうと、その衝撃が感知ヘッドの取り外し方向に作用して、感知ヘッドが脱落してしまう虞がある。このような事故を防止するには、まず、係合凸部と係合凹部との噛み合いを強化することが考えられる。しかしながら、係合凸部と係合凹部との噛み合いを強化すると、感知ヘッドの装着時、あるいは取り外しの際に余分な力が必要になり、作業性が悪化してしまう。また、そのようにしたとしても、感知ヘッドの脱落を確実に防止することは困難である。
そこで、本発明は、感知ヘッドが衝撃を受けても、取付ベースから脱落しないようにした新規な構造の感知器を提供することを課題とする。
本発明は、円筒形のカバー部を有した感知ヘッドと、円筒形のガイド部を有した取付ベースとからなり、前記カバー部には、他の装置と通信するためのアンテナを突出させ、更に前記カバー部が前記ガイド部に外嵌した状態となるようにして、前記感知ヘッドを前記取付ベースに被せて一方向に回動させると、前記感知ヘッドと前記取付ベースとが係合保持される構造にしたワイヤレス感知器において、前記カバー部の前記アンテナ近傍の内周面と、その箇所に対応した前記ガイド部の外周面には、前記感知ヘッドの逆回動を阻止する係止手段を対応させて設けていることを特徴とする。
前記係止手段は、前記感知器ヘッドの前記カバー部に外力を受けたときには、前記カバー部の弾性変形によって、該カバー部側に設けた係止手段が前記ガイド部側に設けた係止手段に係合して、前記逆回動を阻止する構造とする
また、前記カバー部側に設けた係止手段は凸部として形成し、かつ前記ガイド部側に設けた係止手段は、前記凸部を受け入れる凹部として形成してもよい。
本発明では、カバー部のアンテナ近傍の内周面と、ガイド部の外周面の対応した位置とに係止手段を設けており、アンテナが衝撃を受けると、カバー部のアンテナ近傍が弾性によって変形し、それによって係止手段が相互に係合するので、感知ヘッドの逆回動が確実に防止できる。
特に、係止手段は、カバー部が外力によって押圧され円筒ガイド部に向かって弾性変形することで、前記カバー部側に設けた係止手段が、前記ガイド部側に設けた係止手段に係合する構成では、前記カバー部が弾性変形していない状態では、係止手段が係合状態にはなっていない。従って、感知ヘッドの装着、あるいは取り外しの際に余計な力が不要なため、作業に負担が掛からない。
また、カバー部の係止手段は凸部とし、前記ガイド部側の係止手段は凹部とすれば、形状が簡単なため製造が容易になる。
実施例の斜視図である。 実施例の側面図である。 実施例の横断面図である。 実施例の横断面部分拡大図である。 弾性変形した実施例の横断面部分拡大図である。 他の実施例の横断面部分拡大図である。 弾性変形した他の実施例の横断面部分拡大図である。
以下、本発明の実施例を図に従って説明する。実施例の感知器1は、無線によって制御信号を相互に伝送することで、連動して警報を出力する火災警報システムを構成し、いずれかの感知器1が監視対象、例えば煙濃度等の異常を検知すると、自ら警報を出力すると共に他の感知器1に連動指令信号を伝送することで、連動して警報を出力させる基本機能を有している。また、システムの感知器1が連動して警報を出力しているときに、いずれかの感知器1で警報停止操作がなされると、操作がなされた感知器1は、警報を停止する共に、他の感知器1に警報停止指令を伝送することで、警報を停止させるようになっている。
図1、図2に図示した感知器1は、壁面あるいは天井面に設置される円盤型のワイヤレス感知器1で、感知ヘッド11と、感知ヘッド11の回動を案内する円筒形のガイド部23を有した取付ベース21とから構成されている。
感知ヘッド11は、弾性を有した合成樹脂等からなる円筒形のカバー部12を有し、カバー部12には、火災要因の異常を検知する検知部13、警報停止操作を受け付ける操作ボタン14、作動状態を通知する表示灯15、警報を出力するスピーカのための通音孔16、連動警報システムを構成する他の感知器1との間で無線通信するためのアンテナ17等が設けられている。アンテナ17は、通信性能を確保するために、カバー部12に対して回動可能な構成とされる。また、カバー部12の内部には、各種回路部品を実装した回路基板、電池電源等が収容されている。
検知部13は、空気の流通を許容しつつ遮光するラビリンス壁に囲まれた検知空間内に発光部と受光部を適宜配置した構成で、発光部から照射された光が煙粒子によって反射された反射光を受光部で光電変換して検知信号として出力する。なお、ラビリンス壁の外側には保護防虫カバーが取り付けられている。
取付ベース21は、その底面に固定用のタッピングネジ31を挿通させるネジ穴22が形成されており、底面の周縁には、感知ヘッド11の回動を案内する円筒形のガイド部23が形成されている。
感知ヘッド11は、取付ベース12に着脱可能に係合保持されるが、その係合保持手段として、感知ヘッド11のカバー部12、取付ベース21のガイド部23には、特許文献1に類似した係合凸部18、係合凹部24がそれぞれ形成されている。感知ヘッド11の装着は、カバー部12がガイド部23に外嵌した状態となるように、感知ヘッド11を取付ベース21に被せて所定方向に回動させるだけよく、これによって、係合凸部18が係合凹部24に係合保持される。なお、本発明では、感知ヘッド11を取付ベース21に被せて回動させれば係合保持される構造を前提としているが、係合凸部18、係合凹部24の形状に制限はない。もちろん、感知ヘッド11側に係合凹部24を設け、取付ベース側に係合凸部18を設けていてもよい。
特に、アンテナ17を備えた感知器1では、そのアンテナ17部が掃除道具等の器具の衝突によって感知ヘッド11を回動させるような衝撃を受けやすいが、本発明では、そのような衝撃を受けても感知ヘッド11が脱落しないように、カバー部12のアンテナ17近傍の内周面と、ガイド部23の外周面の対応した位置とに、感知ヘッド11の係合保持位置からの逆回動を防止する係止手段2を形成している。
係止手段2は、カバー部12が、衝撃によって押圧されガイド部23に向かって弾性変形することで、相互に係合する。すなわち、感知ヘッド11のアンテナ17が器物の衝突によって衝撃を受けると、カバー部12のアンテナ17近傍が一時的に弾性変形して、カバー部12の内周面がガイド部23の外周面に近接、接触する。それに伴って、カバー部12側の係止手段2と、ガイド部23側の係止手段2とが相互に係合した状態になる。その際、衝撃が大きいほど、ガイド部23の変形量も大きくなり、係止手段2がより強く係合するので、感知ヘッド11が一層脱落し難くなる。なお、衝撃がなくなれば、カバー部12は元の形状に戻るので、係止手段2の係合は解除される。このように、カバー部12のアンテナ17近傍が弾性によって変形すればするほど、カバー部12側の係止手段2と、ガイド部23側の係止手段2とがより強固に係合し合うので、感知ヘッド11の逆回動が確実に防止できる。
図4の例では、カバー部12側の係止手段2は、内周面をアンテナ17近傍で肉厚薄くし、その薄くした領域である容易変形部3の中程に突条として形成している。突条は、縦断面が三角形であり、突条の高さは、カバー部12の内周面における他部分の厚みを超えないようにしている。一方、ガイド部23側の係止手段2は、ガイド部23の外周面の対応した位置に突条を受け入れる溝として形成されている。変形容易部3は弱い外力でも容易に弾性変形するため本発明の効果が顕著に発揮できる。また、係止手段2の形状は簡単なので、その製造も容易である。なお、突条は逆回動時に溝に当接する側をより急峻な斜面とすることで、感知ヘッド11の逆回動を効果的に防止できる。
図5に示しているように、この係止手段2は、カバー部12のアンテナ17近傍が衝撃を受けて弾性変形したときに、突条が溝に嵌入し係合することで作用する。また、感知ヘッド11の装着、あるいは取り外し作業の際には作用しないので、余計な力が不要であり、作業に負担が掛からない。
図6の変形例では、感知ヘッド11のカバー部12の内周面と、取付ベース21のガイド部23の外周面との間に隙間を持たせている。この例の係止手段2は、感知ヘッド11のカバー部12の内周面に形成した突条と、取付ベース21のガイド部23の外周面に形成した溝とで構成されている。カバー部12の内周面とガイド部23の外周面との間の隙間は、静止状態では一定に保持される。
図7に示しているように、感知ヘッド11のカバー部12のアンテナ17近傍が衝撃を受けて弾性変形すると、カバー部12の内周面が、ガイド部23の外周面に接近、接触するため、係止手段2を構成する突条と溝とが係合して、感知ヘッド11の逆回動を防止するのは、図4の例と同様である。
なお、図4、図6の例では、係止手段2を構成する突条、溝を1組としているが、これに限定されるわけではなく、2組以上であってもよい。
1 感知器
2 係止手段
11 感知ヘッド
12 カバー部
17 アンテナ
21 取付ベース
23 ガイド部

Claims (2)

  1. 円筒形のカバー部を有した感知ヘッドと、円筒形のガイド部を有した取付ベースと からなり、前記カバー部には、他の装置と通信するためのアンテナを突出させ、更に前記カバー部が前記ガイド部に外嵌した状態となるようにして、前記感知 ヘッドを前記取付ベースに被せて一方向に回動させると、前記感知ヘッドと前記取付ベースとが係合保持される構造にしたワイヤレス感知器において、
    前記カバー部の前記アンテナ近傍の内周面と、その箇所に対応した前記ガイド部の外周面には、前記感知ヘッドの逆回動を阻止する係止手段を対応させて設け、
    前記係止手段は、前記感知器ヘッドの前記カバー部に外力を受けたときには、前記カバー部の弾性変形によって、前記カバー部側に設けた係止手段が、前記ガイド部側に設けた係止手段に係合して、前記逆回動を阻止する構造としているワイヤレス感知器。
  2. 請求項1において、
    前記カバー部側に設けた係止手段が凸部として形成され、かつ
    前記ガイド部側に設けた係止手段が、前記凸部を受け入れる凹部として形成されているワイヤレス感知器。
JP2009035660A 2009-02-18 2009-02-18 ワイヤレス感知器 Expired - Fee Related JP5156665B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009035660A JP5156665B2 (ja) 2009-02-18 2009-02-18 ワイヤレス感知器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009035660A JP5156665B2 (ja) 2009-02-18 2009-02-18 ワイヤレス感知器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010191703A JP2010191703A (ja) 2010-09-02
JP5156665B2 true JP5156665B2 (ja) 2013-03-06

Family

ID=42817680

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009035660A Expired - Fee Related JP5156665B2 (ja) 2009-02-18 2009-02-18 ワイヤレス感知器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5156665B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5430531B2 (ja) * 2010-09-30 2014-03-05 能美防災株式会社 発信機

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0193896A (ja) * 1987-10-05 1989-04-12 Matsushita Electric Works Ltd 煙感知器
JP2506117Y2 (ja) * 1988-06-02 1996-08-07 能美防災株式会社 火災感知器のカバ―取付装置
JP3404801B2 (ja) * 1993-05-26 2003-05-12 松下電工株式会社 感知器の感知ヘッド

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010191703A (ja) 2010-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5374696B2 (ja) ボタンユニット
JP2005276656A (ja) タンパースイッチ構造及びそのタンパースイッチ構造を備えた防犯用センサ
JP5089209B2 (ja) 火災警報器
JP5156665B2 (ja) ワイヤレス感知器
JP4707420B2 (ja) 感知器の防塵カバー
TWI763774B (zh) 警報裝置
JP4766670B2 (ja) 防災防犯機器の防水構造
JP2010009178A (ja) 感知器
JP2019012325A (ja) 炎感知器
JP2010280344A (ja) 車載器の入力装置
JP2018088201A (ja) 火災感知器
JP6095415B2 (ja) 煙感知器
JP6829625B2 (ja) 発信機
JP6389621B2 (ja) 発信機
JP5426929B2 (ja) 光電式煙検知器
JP5874026B2 (ja) 電池式火災感知器
JP2014086962A (ja) 電気機器の防水構造
JP2010277139A (ja) 煙検知器
JP3843936B2 (ja) 住宅用防災感知器
JP5242203B2 (ja) 火災警報器
JP5279470B2 (ja) 警報器
JP4953721B2 (ja) 操作スイッチ
JP6775486B2 (ja) ガス漏れ警報器
JP5755838B2 (ja) 警報器
JP6281678B2 (ja) 防水性リモコン装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110524

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20120111

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120829

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120904

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121101

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121127

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121210

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151214

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees