JP6095415B2 - 煙感知器 - Google Patents

煙感知器 Download PDF

Info

Publication number
JP6095415B2
JP6095415B2 JP2013040437A JP2013040437A JP6095415B2 JP 6095415 B2 JP6095415 B2 JP 6095415B2 JP 2013040437 A JP2013040437 A JP 2013040437A JP 2013040437 A JP2013040437 A JP 2013040437A JP 6095415 B2 JP6095415 B2 JP 6095415B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fire
smoke detector
ground
smoke
antenna
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013040437A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014170274A (ja
Inventor
隆晴 上原
隆晴 上原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nohmi Bosai Ltd
Original Assignee
Nohmi Bosai Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nohmi Bosai Ltd filed Critical Nohmi Bosai Ltd
Priority to JP2013040437A priority Critical patent/JP6095415B2/ja
Publication of JP2014170274A publication Critical patent/JP2014170274A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6095415B2 publication Critical patent/JP6095415B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fire-Detection Mechanisms (AREA)
  • Details Of Aerials (AREA)

Description

本発明は、火災を検出すると火災信号を無線送信する煙感知器に関するものである。
火災感知器には、火災を検出すると、自身で警報を鳴動させる住宅用火災警報器や火災報知設備の感知器として火災信号を受信機に送信するものなどがある。近年では、これら火災感知器に無線通信機能を持たせて、火災信号等を無線で送受信する住宅用火災警報器や火災報知設備の感知器が商品化されている。
特開2010−271894号公報
特許文献1に記載されているとおり、火災感知器は室内の美観を損なうため、小型化を指向する傾向がある。
火災感知器を小型化する場合、それにともなって内蔵する基板も小さくなる傾向がある。しかし、無線通信機能がついた火災感知器の場合、基板がアンテナのグランドを兼用している場合が多く、アンテナのグランドは表面積が小さくなると電波の到達距離が短くなるという問題点があった。
本発明は、火災感知器のうち、検煙部に虫等が侵入しないように煙流入部に防虫網を備えている煙感知器の防虫網をアンテナのグランドと兼用させることで、グランドの表面積を維持しつつ、基板を小さくしても電波の到達距離が従来と変わらず、従って、無線通信の能力を維持したまま小型化した火災感知器を提供することを目的とする。
本発明に係る煙感知器は、検煙部と、前記検煙部の周囲に立設するラビリンス壁と、前記検煙部に虫等が侵入しないように前記ラビリンス壁の外周を覆う防虫網と、前記検煙部の出力信号に基づいて火災を判断する火災判別部と、前記火災判別部が火災と判断すると火災信号をアンテナを介して無線送信する制御部と、を備えた煙感知器において、前記火災判別部と前記制御部に電気的に接続された基板を備え、前記基板は、前記アンテナのグランドを備え、前記防虫網が前記アンテナのグランドを兼用し、前記防虫網が、前記基板の前記グランドに電気的に接続するための取付部を備え、前記検煙部を構成する光学台が前記取付部を貫通させるグランド貫通部を備えていることを特徴とする煙感知器。
本発明によれば、煙感知器の防虫網をアンテナのグランドと兼用しているので、基板が小さくなってもグランドの表面積を維持できるため、無線の電波の到達距離を維持したまま、煙感知器を小型化することができる。
また、本発明によれば、煙感知器の防虫網をアンテナのグランドと兼用しているので、光学台に帯電した静電気が放電しやすくなるため、静電気によって検煙部に付着していたホコリの量を軽減することができる。
本発明の実施の形態1に係る煙感知器の説明図である。 図1におけるA−A断面図である。 図2におけるB−B断面図である。 図3におけるC部拡大図である。 本発明の実施の形態1に係る防虫網の説明図である。
<実施の形態1>
以下、本実施の形態1では、電池で駆動される煙式の火災警報器に本発明を適用した場合を例に説明する。なお、火災警報器1は、天井面の図示しない取付ベースに、火災警報器1の本体ベース2を係合することにより取り付けられ、以降本体ベース2側が上部、カバー3側が下部となった状態における位置関係で説明する。
図1乃至図4は、本発明の火災警報器の実施の形態1に係る火災警報器1を示す図である。
図1に示すとおり、本実施の形態1において、火災警報器1は、本体を構成する本体ベース2と、本体ベース2の下部に結合されたカバー3により構成される筐体を備え、その内部には各種電子部品が実装されたプリント基板4や電池9等が配置されている。本体ベース2とカバー3は樹脂材により成形されている。
筐体の内部には、火災に基づく煙を検出するための暗箱5が設けられている。この暗箱5は、光学台51と光学台カバー53とから構成され、内部には後述する検煙部55を備えている。検煙部55の周囲にはラビリンス壁52が円筒状に立設される。隣接するラビリンス壁52の間には煙流入部56が形成されており、煙は煙流入部56を通って検煙部55に流入するが、外光はラビリンス壁52に阻まれて入射しない構造となっている。ラビリンス壁52の下部には光学台カバー53が取り付けられている。ラビリンス壁52の外周には、検煙部55に虫等が侵入しないように防虫網10が設けられている。検煙部55は、光学台51に設けられた発光素子6及び受光素子7を備えている。発光素子6と受光素子7は、発光素子6の発する光が、通常は受光素子7に入射しないように配置され、検煙部55に煙が流入すると発光素子6の発する光が煙によって散乱し、受光素子7に入射することで煙を検出している。
光学台51は、上部に設けられたプリント基板4と電気的に接続され、また、プリント基板4は、図示しない制御部及び火災判別部を備えており、これらが火災警報器として動作するように、プリント基板4には配線用のパターンが形成されている。プリント基板4は、本体ベース2の上部側に設置された電池9と電気的に接続されており、火災警報器1は、電池9を電源として動作している。また、プリント基板4には無線通信用のアンテナ12が備えられている。火災警報器1は、アンテナ12を介して周辺に設置された他の火災警報器1と無線信号により相互の状態を確認している。
制御部は、発光素子6を発光させたり、後述するスピーカ11に警報音を鳴動させたりしている。また、制御部は、アンテナ12を介して無線信号を送受信する。火災判別部は、受光素子7が受光したことに基づいて火災を判別し、火災と判断した場合は制御部に信号を送信する。
なお、光学台を導電性素材で成型した場合には、帯電防止効果がより高くなる。
プリント基板4には火災警報器を動作させるための配線用のパターンと共に、アンテナ12のグランドとなる金属が配置されている。
防虫網10は、図5のような網部104を有する金属製の板材からなり、図1のように筒状にして両端の係止部101、101を係合固定し、ラビリンス壁52の外周を覆うように被せられる。このとき、防虫網10は、防虫網10とアンテナ12のグランドとを兼用している。取付部102は、光学台51の外周側に設けられたグランド貫通部54を介してプリント基板4に配置されたグランド上の所定の位置に半田付けされる。こうすることでプリント基板4上に配置されたグランドに加え、防虫網10全体が、アンテナのグランドとして機能するため、アンテナのグランドの表面積を大きく取ることができ、プリント基板4が小さくなり、プリント基板4上に配置されたグランドの表面積が小さくなっても、電波の到達距離を維持することができる。
カバー3は、円盤状の保護板31と、放射状に形成されて保護板31を支える支柱32と、支柱32の間に形成された通気路33と、音響孔34と、ボタン穴35とを備える。保護板31は、皿形のカバー3の底部に設けられて、暗箱5の外部を覆って外力等から保護する。通気路33は、外気と暗箱5とをつなぐ空気の通路である。ボタン穴35は、後述する点検スイッチボタン8を、カバー3の底面側に露出させるための穴である。
音響孔34は、図1に示すスピーカ11に対応した位置に設けられ、カバー3の内側に通じる多数の小孔によって構成されている。筐体内のスピーカ11にて発せられた警報は、音響孔34を介して筐体外部に放出される。
点検スイッチボタン8は、火災警報器1の機能を確認する点検機構を動作させるためのものであり、居住者等のユーザによる押下操作を受け付ける。
次に、本実施の形態1の動作について説明する。なお、以下の説明では、住戸内に複数の火災警報器1が設置されている場合に、火災が発生した際の無線連動動作について説明する。
「火災を感知した火災警報器1の動作」
火災により煙粒子が発生すると、煙粒子は天井面に向かって上昇するとともに、天井面に沿って流れる。天井面に沿って流れた煙は、天井面に設置された火災警報器1の通気路33、防虫網10及び煙流入部56を通過して検煙部55に流入する。
検煙部55に流入した煙粒子は、発光素子6の発する光と衝突し、散乱光を発生させる。散乱光が受光素子7に受光されると、受光素子7は、火災判別部に出力信号を送出する。受光素子7からの出力信号を受信した火災判別部は、火災を判別する。火災判別部は、火災と判断すると、制御部に信号を送信し、この信号を受信した制御部は、自身のスピーカ11から警報を発するとともに、火災信号をアンテナ12より無線送信する。
「他の火災警報器1が無線送信した火災信号を受信した火災警報器1の動作」
他の火災警報器1が火災を感知し、警報を発するとともに、火災信号を無線送信すると、アンテナ12を介してこの火災信号を受信した火災警報器1は、自身のスピーカ11から警報を発する。このときの警報は、自身が火災を感知した場合と同じ警報音でもよいし、異なる警報音としてもよい。また、他の火災警報器1が無線送信した火災信号を受信した火災警報器1は、さらに火災信号を無線送信してもよい。
なお、本実施の形態1の防虫網10は、全体を金属材料によって構成しているが、これに限定されるものではなく、一部が金属材料である構成でもよく、その場合、金属材料で構成された部品がプリント基板4と電気的に接続されていればよい。
また、防虫網10は、係止部101、101によって筒状に係合固定しているが、これに限定されるものではなく、光学台51に防虫網10を筒状に固定する固定部を設けて、これによって固定してもよい。
以上のように実施の形態1では、防虫網に取付部102を設けてプリント基板4に配置したグランド上に半田付けする構成となっているが、これに限定されるものではなく、例えば、プリント基板4に配置したグランド上に取付部を固定するための固定具を備えてもよい。
また、例えば、光学台51に防虫網10を接続する接点と、プリント基板4に配置したグランドと接続する接点を備え、両接点が電気的に接続されており、光学台51に防虫網10とプリント基板4を接続することで防虫網10とプリント基板4に配置したグランドが電気的に接続される構成としてもよい。このとき、光学台51に設けられた受光素子7を覆う図示しないシールドケースは、通常グランドと接続されているので、防虫網10をシールドケースに接続されるようにしてもよい。
1 火災警報器、2 本体ベース、3 カバー、4 プリント基板、5 暗箱、6 発光素子、7 受光素子、8 点検スイッチボタン、9 電池、10 防虫網、11 スピーカ、12 アンテナ、34 音響孔、51 光学台、52 ラビリンス壁、53 光学台カバー、54 グランド貫通部、55 検煙部、56 煙流入部、101 係止部、102 取付部、104 網部

Claims (1)

  1. 検煙部と、
    前記検煙部の周囲に立設するラビリンス壁と、
    前記検煙部に虫等が侵入しないように前記ラビリンス壁の外周を覆う防虫網と、
    前記検煙部の出力信号に基づいて火災を判断する火災判別部と、
    前記火災判別部が火災と判断すると火災信号をアンテナを介して無線送信する制御部と、
    を備えた煙感知器において、
    前記火災判別部と前記制御部に電気的に接続された基板を備え、
    前記基板は、前記アンテナのグランドを備え、
    前記防虫網が前記アンテナのグランドを兼用し
    前記防虫網が、前記基板の前記グランドに電気的に接続するための取付部を備え、
    前記検煙部を構成する光学台が前記取付部を貫通させるグランド貫通部を備えていることを特徴とする煙感知器。
JP2013040437A 2013-03-01 2013-03-01 煙感知器 Active JP6095415B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013040437A JP6095415B2 (ja) 2013-03-01 2013-03-01 煙感知器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013040437A JP6095415B2 (ja) 2013-03-01 2013-03-01 煙感知器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014170274A JP2014170274A (ja) 2014-09-18
JP6095415B2 true JP6095415B2 (ja) 2017-03-15

Family

ID=51692649

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013040437A Active JP6095415B2 (ja) 2013-03-01 2013-03-01 煙感知器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6095415B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111425047A (zh) * 2020-04-15 2020-07-17 韩小林 一种多自由度定向5g天线的通信杆

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104851228A (zh) * 2015-06-12 2015-08-19 合肥市徽腾网络科技有限公司 棉花安全气体数据采集器
CN105118223B (zh) * 2015-06-29 2017-09-12 山东北仁汇智能源发展有限公司 一种无线光电式烟感探测器

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3460494B2 (ja) * 1997-02-21 2003-10-27 松下電工株式会社 光電式煙感知器
JP2002368850A (ja) * 2001-06-05 2002-12-20 Sony Corp 携帯無線端末装置
JP2009171343A (ja) * 2008-01-17 2009-07-30 Panasonic Electric Works Co Ltd 警報器
JP5523203B2 (ja) * 2010-05-25 2014-06-18 ホーチキ株式会社 煙感知器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111425047A (zh) * 2020-04-15 2020-07-17 韩小林 一种多自由度定向5g天线的通信杆
CN111425047B (zh) * 2020-04-15 2021-09-24 北京华通嘉业科技有限公司 一种多自由度定向5g天线的通信杆

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014170274A (ja) 2014-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2796976C (en) Smoke detector
JP2010500695A (ja) 自己完結型セキュリティシステム
JP6861312B2 (ja) 火災感知器
AU2011244148A1 (en) Smoke detector
JP5660794B2 (ja) 光電式煙感知器
JP6095415B2 (ja) 煙感知器
CA3099040A1 (en) Smoke chamber for multiwave multiangle smoke detector
TWI788369B (zh) 警報裝置
JP2011180742A (ja) 火災検知器
JP5972730B2 (ja) 煙感知器
JP2021128550A (ja) 煙感知器
JP2017049740A (ja) 火災感知器
JP5210757B2 (ja) 煙感知器
JP5075671B2 (ja) 煙検知器
JP5193613B2 (ja) 警報器
JP6353232B2 (ja) 熱感知器
TWI725400B (zh) 煙感測器
CN219958330U (zh) 一种带有障碍物检测功能的烟雾报警器
JP2024090252A (ja) 防災機器
JP2011113541A (ja) 火災検知器
JP2019207650A (ja) 煙感知器
JP6951242B2 (ja) 警報装置及び警報システム
RU48422U1 (ru) Извещатель пожарный дымовой оптико-электронный
JP2024004375A (ja) スポット型火災感知器および火災感知システム
JP2008262602A (ja) 住宅用火災警報器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151224

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161129

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170214

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6095415

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150