JP2011113541A - 火災検知器 - Google Patents
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Abstract
【課題】装置の小型化に適する構造を有する火災検知器を提供する。
【解決手段】火災報知器1は、ケース2と、略L型形状を有し、ケース2内に配置された基板11と、略L字形状の一方の腕部の端部近傍の基板11上に設けられたタクトスイッチ13と、略L字形状の他方の腕部の端部近傍の基板11上に設けられた端子14と、略L字形状の基端部の基板11上に設けられた煙検知ユニット6と、ケース2のカバー表面3Aに対して直交する方向から見たときに、煙検知ユニット6を挟むようにしてスイッチ13の反対側に配置された電池10とを有する。
【選択図】図5
【解決手段】火災報知器1は、ケース2と、略L型形状を有し、ケース2内に配置された基板11と、略L字形状の一方の腕部の端部近傍の基板11上に設けられたタクトスイッチ13と、略L字形状の他方の腕部の端部近傍の基板11上に設けられた端子14と、略L字形状の基端部の基板11上に設けられた煙検知ユニット6と、ケース2のカバー表面3Aに対して直交する方向から見たときに、煙検知ユニット6を挟むようにしてスイッチ13の反対側に配置された電池10とを有する。
【選択図】図5
Description
本発明は、火災検知器に関し、特に、装置の小型化に適する構造を有する火災検知器に関する。
従来より、火災検知器あるいは火災報知器が広く使用されている。火災検知器の内部には、回路基板と、センサあるいはセンサユニットと、電池と、スイッチ及び端子が少なくとも内蔵される(例えば、特許文献1参照)。回路基板は、火災を検知するセンサからの信号を入力して監視し、火災を検知すると出力信号を出力する回路である。
そして、火災検知器は、コストの面だけでなく、居室等に設置されるため美観上からも小型のものが望まれている。
そして、火災検知器は、コストの面だけでなく、居室等に設置されるため美観上からも小型のものが望まれている。
火災検知器のさらなる小型化が望まれているが、回路基板の形状、電池の大きさ等の種々の要因を考慮すると、小型化は容易ではない。
本発明は、装置の小型化に適する構造を有する火災検知器を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係る火災検知器は、ケースと、略L型形状を有し、前記ケース内に配置された基板と、前記略L字形状の一方の腕部の端部近傍の前記基板上に設けられたスイッチと、前記略L字形状の他方の腕部の端部近傍の前記基板上に設けられた端子と、前記略L字形状の基端部の前記基板上に設けられた火災検知部と、前記ケースのカバー表面に対して直交する方向から見たときに、前記火災検知部を挟むようにして前記スイッチの反対側に配置された電池と、を有する。
本発明及び以下の請求項の各発明において、特に指定しない限り、用語の定義及び技術的意味は次による。
火災検知器は、例えば、家等に設置される火災報知器であるが、これに限定されない。
基板は、例えば、火災検知部、タクトスイッチ等を搭載した基板であるが、これに限定されない。
スイッチは、例えば、タクトスイッチであるが、これに限定されない。
端子は、例えば、外部機器接続用の端子であるが、これに限定されない。
火災検知部は、例えば、煙検知ユニットであるが、これに限定されない。
電池は、例えば、リチウム電池であるが、これに限定されない。
以上の構成により、装置の小型化に適する構造を有する火災検知器を提供することができる。
火災検知器は、例えば、家等に設置される火災報知器であるが、これに限定されない。
基板は、例えば、火災検知部、タクトスイッチ等を搭載した基板であるが、これに限定されない。
スイッチは、例えば、タクトスイッチであるが、これに限定されない。
端子は、例えば、外部機器接続用の端子であるが、これに限定されない。
火災検知部は、例えば、煙検知ユニットであるが、これに限定されない。
電池は、例えば、リチウム電池であるが、これに限定されない。
以上の構成により、装置の小型化に適する構造を有する火災検知器を提供することができる。
本発明の請求項2に係る火災検知器は、前記ケースのカバー表面に対して直交する方向から見たときに、前記火災検知部を挟むようにして前記端子の反対側に配置された火災通報用スピーカーを有することを特徴とする。
火災通報用スピーカーは、例えば、音声出力するスピーカーであるが、これに限定されない。
以上の構成により、スピーカーを有しても、装置の小型化に適する構造を有する火災検知器を提供することができる。
火災通報用スピーカーは、例えば、音声出力するスピーカーであるが、これに限定されない。
以上の構成により、スピーカーを有しても、装置の小型化に適する構造を有する火災検知器を提供することができる。
本発明の請求項3に係る火災検知器は、前記ケースのカバー表面を直交する方向から見たときに、前記火災検知部を挟むようにして前記端子の反対側に配置された第2の電池とをさらに有することを特徴とする。
第2の電池は、例えば、リチウム電池であるが、これに限定されない。
以上の構成により、第2の電池を有しても、装置の小型化に適する構造を有する火災検知器を提供することができる。
第2の電池は、例えば、リチウム電池であるが、これに限定されない。
以上の構成により、第2の電池を有しても、装置の小型化に適する構造を有する火災検知器を提供することができる。
本発明の請求項4に係る火災検知器は、前記ケースのカバー表面に対して直交する方向から見たときに、前記略L字形状の前記一方の腕部と前記他方の腕部によって挟まれた空間に配置された火災通報用スピーカーとをさらに有することを特徴とする。
火災通報用スピーカーは、例えば、音声出力するスピーカーであるが、これに限定されない。
以上の構成により、スピーカーを有しても、装置の小型化に適する構造を有する火災検知器を提供することができる。
火災通報用スピーカーは、例えば、音声出力するスピーカーであるが、これに限定されない。
以上の構成により、スピーカーを有しても、装置の小型化に適する構造を有する火災検知器を提供することができる。
本発明の請求項1によれば、装置の小型化に適する構造を有する火災検知器を提供することができる。
本発明の請求項2によれば、スピーカーを有しても、装置の小型化に適する構造を有する火災検知器を提供することができる。
本発明の請求項3によれば、第2の電池を有しても、装置の小型化に適する構造を有する火災検知器を提供することができる。
本発明の請求項4によれば、第2の電池に加えて、スピーカーを有しても、装置の小型化に適する構造を有する火災検知器を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
(第1の実施の形態)
図1から図3は、本発明の第1の実施の形態の火災報知器に係り、図1は、火災報知器の外観構成を示す斜視図、図2は、図1の火災報知器の平面図、図3は、図2のIII−III線断面図である。
(第1の実施の形態)
図1から図3は、本発明の第1の実施の形態の火災報知器に係り、図1は、火災報知器の外観構成を示す斜視図、図2は、図1の火災報知器の平面図、図3は、図2のIII−III線断面図である。
図1及び図2に示すように、本実施の形態の火災報知器1は、火災報知器本体を構成するケース本体2と、このケース本体2内に設けられた煙検知ユニット6とを有して構成される火災検知器である。
ケース本体2は、図1と図2に示すように円形であり、カバー3と、このカバー3が着脱自在に取付けられるベース部4とを有して構成される。ベース部4は、天井等に取り付けられる取り付け面を有する。なお、ケース本体2の形状は、八角形等の略円形でもよい。
カバー3は、カバー表面3Aより高さ方向に突出するカバー蓋部5と、このカバー蓋部5とカバー表面3Aとの間に設けられた、煙を導入するための開口部8とを有して構成される。
カバー3は、カバー表面3Aより高さ方向に突出するカバー蓋部5と、このカバー蓋部5とカバー表面3Aとの間に設けられた、煙を導入するための開口部8とを有して構成される。
カバー蓋部5は、図2に示すように、ケース2のカバー表面3Aに直交する方向から見たときに円形を有し、前記カバー3の延設部3aを介して、該カバー3と一体的に構成される。
なお、この延設部3aは、カバー蓋部5の外周側の所定位置に3つ設けられているが、この数に限定されるものではない。但し、前記開口部8の煙を導入するための面積を拡大するためには、少なくとも3以下の数により延設部3aを構成し、或いは各延設部3aの幅を極力狭くするように構成することが望ましい。
なお、この延設部3aは、カバー蓋部5の外周側の所定位置に3つ設けられているが、この数に限定されるものではない。但し、前記開口部8の煙を導入するための面積を拡大するためには、少なくとも3以下の数により延設部3aを構成し、或いは各延設部3aの幅を極力狭くするように構成することが望ましい。
また、カバー3の一部には、警報のテストあるいは警報停止のための押しボタン7が位置するように、切欠部が形成されている。この押しボタン7は、火災報知器1の表示及び音声による警報発生時に、押下することで、発した表示及び音声による警報を止めたりするためのボタンである。また、この押しボタン7は、内部に設けられたLED12(図3参照)による光が透過する材質で構成されている。LED12が点灯すると、押しボタン7は発光して見える。
また、カバー3には、報知用開口溝3bが設けられている。報知用開口溝3bは、ケース本体2内に設けられたスピーカー(図5)などの音声を効果的に外部へと伝えるための貫通孔である。
煙検知ユニット6は、煙を検知して検知結果をケース本体2内に設けられた基板上の回路により構成される警報制御部に出力する。この煙検知ユニット6により煙の検知がなされて検知結果を受信すると、前記図示しない警報制御部は、異常時であるものと判断して表示及び音声による警報を発するように制御する。
次に、前記煙検知ユニット6を含むケース本体2内部の構成を、図3を用いて説明する。
図3に示すように、煙検知ユニット6は、例えば円筒状に構成されたもので、側面部6Aの外周面全体が煙を導入する導入部分として構成されている。この側面部6Aの外周面は、煙などの気体が通過可能で、かつ、虫などが侵入しないように防虫金網等で構成されている。
図3に示すように、煙検知ユニット6は、例えば円筒状に構成されたもので、側面部6Aの外周面全体が煙を導入する導入部分として構成されている。この側面部6Aの外周面は、煙などの気体が通過可能で、かつ、虫などが侵入しないように防虫金網等で構成されている。
また、煙検知ユニット6の内部には、図示しないが、発光素子と、受光素子とが同心円状で、かつ、この同心円の中心と発光素子および受光素子のそれぞれを結ぶ線分が所定の角度となるように配置されている。
この煙検知ユニット6は、電源がオン状態である場合、発光素子から定期的に光が出射されている。そして、煙検知ユニット6は、煙が侵入すると、浸入した煙の粒子によって前記光が拡散されるため、前記受光素子に光が到達し受光状態を煙の検知結果として図示しない警報制御部に出力する。
煙検知ユニット6は、ケース本体2内の中底部材9に固定された基板11上の接続部材11Aに配設される。また、前記警報制御部(図示せず)は、前記基板11上に設けられている。
前記基板11上の前記押しボタン7に対応する位置には、警報発生時に光を発するLED12と、前記押しボタン7の押下操作を検知するタクトスイッチ13とが実装されている。さらに、タクトスイッチ13とLED12とが実装されている基板11の面の裏面の別の位置には、外部機器接続用の端子14(図4)が実装されている。
また、ケース本体2内の中底部材9には、電池収容部9Aが設けられており、この電池収容部9Aには、リチウム電池10が収容されるようになっている。
なお、図示はしないが電池収容部9A内の電気接点は、接続線等によって前記基板11上の警報制御部に電気的に接続されている。そして、リチウム電池10から電力が前記基板11上の警報制御部に供給されることで、前記警報制御部は、前記煙検知ユニット6、LED12、図示しないスピーカーなどの駆動の制御が可能となる。
なお、図示はしないが電池収容部9A内の電気接点は、接続線等によって前記基板11上の警報制御部に電気的に接続されている。そして、リチウム電池10から電力が前記基板11上の警報制御部に供給されることで、前記警報制御部は、前記煙検知ユニット6、LED12、図示しないスピーカーなどの駆動の制御が可能となる。
図4は、基板11の形状を説明するための基板11の平面図である。基板11は、L字形状を有している1枚の基板である。基板11は、図4に示すように、煙検知ユニット6の形状に合わせて一部丸く突出している部分、タクトスイッチ13の周囲の一部の突出している部分等を有するが、略L字形状を有する。
図4に示すように、基板11のL字形状の基端部BPには、火災検知部である円筒形状の煙検知ユニット6が配設される。図4では、煙検知ユニット6が、基板11上の2点鎖線で示す位置に配置される。
図4に示すように、基板11のL字形状の基端部BPには、火災検知部である円筒形状の煙検知ユニット6が配設される。図4では、煙検知ユニット6が、基板11上の2点鎖線で示す位置に配置される。
タクトスイッチ13と端子14は、それぞれL字形状の基板11の2つの腕部上に実装される。具体的には、基板11のL字形状の基端部BPから延出する一方の腕部AP1の端部近傍には、端子14が配設される。基板11の端子14が設けられた面の裏面であって、L字形状の基端部BPから延出する他方の腕部AP2の端部近傍には、タクトスイッチ13とLED12が配設される。タクトスイッチ13とLED12は、煙検知ユニット6が設けられる面と同じ面に設けられる。
なお、他方の腕部AP2は煙検知ユニット6の直径とほぼ同寸法の幅で形成されており、一方の腕部AP1は他方の腕部AP2、または煙検知ユニット6の直径よりも狭い幅で形成されている。つまり、基板11は煙検知ユニット6を搭載可能であって、一方の腕部AP1を幅狭で形成することで一方の腕部AP1と他方の腕部AP2とで囲まれる空間を大きくすることができる。
また、基端部BPおよび他方の腕部AP2には、煙検知ユニット6、LED12、タクトスイッチ13等の制御部(図示しない)が設けられており、一方の腕部AP1には外部機器接続用の端子14が設けられている。すなわち、制御部と外部接続部とは基端部および他方の腕部AP2と一方の腕部AP1とで分離して実装されている。
図5は、カバー3と基板11と中底部材9の組立て図である。図5は、カバー3を裏側から見た図である。図5に示すように、組立て時、カバー3の裏側から、基板11とスピーカー15が初めにカバー3の内部に嵌め込まれる。基板11は、基板11上のタクトスイッチ13が押しボタン7に対向するように、カバー3に嵌め込まれる。
次に、カバー3の裏側から、電池10の取り付けられた中底部材9が、基板11を覆うように、被せられる。
図示しないが、最後に、ベース部4がカバー3の裏側から取り付けられる。中底部材9は、中底部材9に設けられた複数の孔9aを通る螺子を、カバー3の裏面側に設けられた複数の固定用のボス3cに対して螺子止めすることにより固定される。
次に、カバー3の裏側から、電池10の取り付けられた中底部材9が、基板11を覆うように、被せられる。
図示しないが、最後に、ベース部4がカバー3の裏側から取り付けられる。中底部材9は、中底部材9に設けられた複数の孔9aを通る螺子を、カバー3の裏面側に設けられた複数の固定用のボス3cに対して螺子止めすることにより固定される。
図6は、火災報知器1における基板と他の部品の配置を説明するための図である。図6は、火災報知器1をカバー表面側から見たときの基板と各部品の配置を示す。
火災報知器1のカバー表面3Aに対して直交する方向から見たとき、煙検知ユニット6は、火災報知器1の真ん中に位置する。火災報知器1内では、電池10は、煙検知ユニット6を挟むようにして、L字形状の基板11の腕部AP2の端部近傍に設けられたタクトスイッチ13の反対側に配置されている。すなわち、ケース本体2のカバー表面3Aに対して直交する方向から見たときに、煙検知ユニット6が電池10とタクトスイッチ13の間に位置するように、電池10、煙検知ユニット6及びタクトスイッチ13は、腕部AP2の伸びる方向に沿って略並んで配置される。図6では、電池10は、電池10の中心軸がL字形状の基板11の腕部AP1の伸びる方向に平行になるように配置されている。すなわち、図6に示すように、電池10は、煙検知ユニット6を挟むようにして、L字形状の基板11の一方の腕部AP2の反対側の空間を有効に利用して、その空間に配置される。
火災報知器1のカバー表面3Aに対して直交する方向から見たとき、煙検知ユニット6は、火災報知器1の真ん中に位置する。火災報知器1内では、電池10は、煙検知ユニット6を挟むようにして、L字形状の基板11の腕部AP2の端部近傍に設けられたタクトスイッチ13の反対側に配置されている。すなわち、ケース本体2のカバー表面3Aに対して直交する方向から見たときに、煙検知ユニット6が電池10とタクトスイッチ13の間に位置するように、電池10、煙検知ユニット6及びタクトスイッチ13は、腕部AP2の伸びる方向に沿って略並んで配置される。図6では、電池10は、電池10の中心軸がL字形状の基板11の腕部AP1の伸びる方向に平行になるように配置されている。すなわち、図6に示すように、電池10は、煙検知ユニット6を挟むようにして、L字形状の基板11の一方の腕部AP2の反対側の空間を有効に利用して、その空間に配置される。
また、火災報知器1のカバー表面3Aに対して直交する方向から見たとき、火災報知器1内では、スピーカー15は、煙検知ユニット6を挟むようにして、L字形状の基板11の腕部AP1の端部近傍に設けられた端子14の反対側に配置されている。すなわち、ケース本体2のカバー表面3Aに対して直交する方向から見たとき、スピーカー15、煙検知ユニット6及び端子14が、L字形状の基板11の腕部AP1の伸びる方向に沿って略並んで配置されている。すなわち、図6に示すように、スピーカー15は、煙検知ユニット6を挟むようにして、L字形状の基板11の腕部AP1の反対側の空間を有効に利用して、その空間に配置される。
そして、L字形状の2つの腕部AP1とAP2によって挟まれた空間SPAには、カバー3と中底部材9を取り付けるためのボス3cを配置させることができる(図5)。仮に基板11がボス3cを囲むように形成されていた場合には、ボス3cが通過するための孔を基板11に設ける必要があり、基板11の製造工程が増えるため好ましくない。また、基板11をL字形状にすることで空間SPAの部分も部品取りに使うことができる。
以上のように、本実施の形態の火災報知器1によれば、L字形状の基板11を用いて、各部品を上述したようにケース本体2内に配置することにより、より小型化の火災検知器を実現することができる。
また、図6の配置の場合、火災報知器1を、火災を検知する空間の壁に取り付けるとき、押しボタン7が、煙検知ユニット6の鉛直方向に位置するように、火災報知器1は取り付けられる。すなわち、他の部品に比べて比較的重い電池10と、煙検知ユニット6と、押しボタン7が鉛直方向に沿って並んで配置される。
よって、火災報知器1がそのような状態で壁に取り付けられて、押しボタン7が押されても、比較的重い電池10の重みによって、ケース本体2が、斜めに傾くことはない。
よって、火災報知器1がそのような状態で壁に取り付けられて、押しボタン7が押されても、比較的重い電池10の重みによって、ケース本体2が、斜めに傾くことはない。
言い換えると、もしも、火災報知器1が壁に取り付けられたときに、電池10が、押しボタン7と煙検知ユニット6とを結ぶ鉛直方向から外れた位置にあると、電池10の重みで、ケース本体2が傾いてしまう。上述した図6の配置によれば、そのようなケース本体2の傾きは生じない。
以上のように、上述した本実施の形態の火災報知器によれば、略L字形状の基板を用いて、略L字形状の一方の腕部の端部近傍の基板上にスイッチを設け、略L字形状の他方の腕部の端部近傍の基板上に端子を設け、略L字形状の基端部の基板上に火災検知部である煙検知ユニットを設け、そして、ケース表面に対して直交する方向から見たときに、電池を、煙検知ユニットを挟むようにしてスイッチの反対側に配置する。このような構成によれば、さらなる小型化及び薄型化を可能にする構造を有する火災検知器を実現することができる。
そして、スピーカーを、煙検知ユニットを挟むようにして端子の反対側に配置することができる。よって、上述した本実施の形態に係る火災検知器によれば、ケース本体内の空間を有効に利用して、より小型で薄型の火災検知器を実現することができる。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態に係る火災検知器は、電池を2つ搭載する点が、第1の実施の形態と異なる。第2の実施の形態において、第1の実施の形態の火災報知器と同じ構成要素については、同じ符号を付し、説明は省略する。
第2の実施の形態に係る火災検知器は、電池を2つ搭載する点が、第1の実施の形態と異なる。第2の実施の形態において、第1の実施の形態の火災報知器と同じ構成要素については、同じ符号を付し、説明は省略する。
図7は、本実施の形態に係る火災報知器1Aにおける回路基板11と他の部品の配置の例を説明するための図である。
火災報知器1Aは、L字形状の基板11を用いている。1つ目の電池10は、第1の実施の形態と同じ位置に配置される。すなわち、図7に示すように、電池10は、煙検知ユニット6を挟むようにして、L字形状の基板11の一方の腕部AP2の反対側の空間を有効に利用して、その空間に配置される。
火災報知器1Aは、L字形状の基板11を用いている。1つ目の電池10は、第1の実施の形態と同じ位置に配置される。すなわち、図7に示すように、電池10は、煙検知ユニット6を挟むようにして、L字形状の基板11の一方の腕部AP2の反対側の空間を有効に利用して、その空間に配置される。
2つ目の電池10Aは、第1の実施の形態におけるスピーカー15の位置に配置される。すなわち、図7に示すように、電池10Aは、煙検知ユニット6を挟むようにして、L字形状の基板11の腕部AP1の反対側の空間を有効に利用して、その空間に配置される。
そして、スピーカー15は、図7に示すように、L字形状の2つの腕部AP1とAP2によって挟まれた空間SPAを有効に利用して、その空間に配置される。
そして、スピーカー15は、図7に示すように、L字形状の2つの腕部AP1とAP2によって挟まれた空間SPAを有効に利用して、その空間に配置される。
以上のように、本実施の形態の火災報知器1Aによれば、L字形状の基板11を用いて、各部品を上述したようにケース本体2内に配置することにより、電池が2つの場合でも、より小型で薄型の火災検知器を実現することができる。
なお、上述した2つの実施の形態の説明では、基板11は、L字形状を有しているが、基板11は、略L字形状であれば、上述した各実施の形態と同様の効果を生じる。例えば、基板は、2つの腕部の成す角度が、90度でなくても、略90度であればよい。
さらになお、上述した2つの実施の形態の説明では、火災検知部は、煙検知式であるが、熱検知式でもよい。
なお、上述した2つの実施の形態の説明では、基板11は、L字形状を有しているが、基板11は、略L字形状であれば、上述した各実施の形態と同様の効果を生じる。例えば、基板は、2つの腕部の成す角度が、90度でなくても、略90度であればよい。
さらになお、上述した2つの実施の形態の説明では、火災検知部は、煙検知式であるが、熱検知式でもよい。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。
1、1A 火災報知器、2 ケース本体、3 カバー、3A カバー表面、3a 延設部、3b 報知用開口溝、4 ベース部、5 カバー蓋部、6 煙検知ユニット、6A 側面部、7 押しボタン、8 開口部、9 中底部材、9A 電池収容部、10、10A リチウム電池、11 基板、12 LED、13 タクトスイッチ、14 端子、15 スピーカー
Claims (4)
- ケースと、
略L型形状を有し、前記ケース内に配置された基板と、
前記略L字形状の一方の腕部の端部近傍の前記基板上に設けられたスイッチと、
前記略L字形状の他方の腕部の端部近傍の前記基板上に設けられた端子と、
前記略L字形状の基端部の前記基板上に設けられた火災検知部と、
前記ケースのカバー表面に対して直交する方向から見たときに、前記火災検知部を挟むようにして前記スイッチの反対側に配置された電池と、
を有することを特徴とする火災検知器。 - 前記ケースのカバー表面に対して直交する方向から見たときに、前記火災検知部を挟むようにして前記端子の反対側に配置された火災通報用スピーカーと、
をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の火災検知器。 - 前記ケースのカバー表面に対して直交する方向から見たときに、前記火災検知部を挟むようにして前記端子の反対側に配置された第2の電池と、
をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の火災検知器。 - 前記ケースのカバー表面に対して直交する方向から見たときに、前記略L字形状の前記一方の腕部と前記他方の腕部によって挟まれた空間に配置された火災通報用スピーカーと、
をさらに有することを特徴とする請求項3に記載の火災検知器。
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017059004A (ja) * | 2015-09-17 | 2017-03-23 | 矢崎エナジーシステム株式会社 | 警報器 |
CN110247201A (zh) * | 2019-06-21 | 2019-09-17 | 秦皇岛尼特智能科技有限公司 | 一种用于防止螺钉脱落的接线端子 |
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2009
- 2009-11-30 JP JP2009272489A patent/JP2011113541A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017059004A (ja) * | 2015-09-17 | 2017-03-23 | 矢崎エナジーシステム株式会社 | 警報器 |
CN110247201A (zh) * | 2019-06-21 | 2019-09-17 | 秦皇岛尼特智能科技有限公司 | 一种用于防止螺钉脱落的接线端子 |
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