JP5193613B2 - 警報器 - Google Patents

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Description

本発明は、環境の変化を表す環境値が許容範囲を超えたときに警報を発報する警報器に関するもので、特に、無線回路を内蔵して外部の無線通信機と通信可能な警報器に関するものである。
従来より、屋内環境の異常を検出したときに警報を発報する警報器が、ビル、地下街、又は、一般家屋などにおいて広く普及されている。このような警報器として、自機器で発報動作を行うだけでなく、自機器と通信接続された管理装置や他の警報器に対して、検出した異常を報知するための信号を送信するものがある。又、本出願人の提供する特許文献1のワイヤレス式煙感知器のように、異常を報知するための信号を外部に送信する警報器の中には、無線回線を内蔵して外部と無線通信を行うものがある。
これらの警報器の1つである、光電式の煙感知器を備えた煙感知用の警報器の構成について、図13の分解斜視図を参照して簡単に説明する。図13に示す煙感知用の警報器は、発光ユニット及び受光ユニット等の光学系部品を備えた光学基台1と、発光ダイオードL及びフォトダイオードPDの光学系素子や各種回路部品が実装される回路基板2と、発光ユニット及び受光ユニットが挿入される煙感知室の内部に虫などが侵入するのを防止する防虫カバー3と、火災を検知すると警報音を鳴動する板状スピーカ4と、板状スピーカ4及び防虫カバー3を囲う保護カバー5と、回路基板2を内蔵する筐体6とを、有する。尚、図13の分解斜視図は天地が逆になっており、紙面下方側が天井面等の設置面側となる。
この図13に示す警報器は、無線通信を行う構成とされる場合は、回路基板2上に、無線通信を行うための通信回路を構成する回路部品が搭載されるとともに、この通信回路と電気的に接続されるアンテナが回路基板2に半田付けされる。このように、通信回路を搭載した回路基板2にアンテナを接続することで、警報器が外部と無線通信を行うことが可能となるが、外部との通信を安定して行うためには、アンテナの長さを十分にする必要がある。そのため、特許文献2では、無線通信機能を備えた小型の警報器に対して、警報器に内蔵させるアンテナを、例えば、図13に示す警報器における筐体6の側壁61の内周面に懸回させている。
しかしながら、この特許文献2における構造では、アンテナの指向性が固定されてしまうため、警報器の設置位置によっては、その受信感度が悪化する場合がある。それに対して、特許文献3のように、警報器を設置する際に、まず、設置面に固定される固定部と、この固定部に対して着脱自在な装着部とが分割された構成とし、装置内部に内蔵されたアンテナの指向性を変更した後、装着部を固定部に装着させるものが提案されている。
特開平8−124059号公報 特開2002−216261号公報 特開平6−096373号公報
上述したように、特許文献1〜特許文献3における無線送信器のように、無線通信機能を備えた警報器は、安定した通信を行うためには、無線通信を行うための信号の波長に応じたアンテナ長を備えたアンテナが必要となる。そのため、外部にアンテナを導出した場合は、アンテナが大きく突出した構造となってしまい、その見栄えが悪いだけでなく、設置場所も制限されてしまうことがあった。よって、特許文献2や特許文献3のように、アンテナを警報器内に内蔵させた構成としたものもあるが、特許文献2のようにアンテナを固定設置したものの場合は、アンテナの指向性が固定されてしまう。
それに対して、特許文献3の構成では、着脱自在な装着部に搭載されたアンテナの指向性を変更できるものとしているが、この構成では、警報器の設置場所を変更するたびに、固定部と装着部との分解が必要となる。そのため、特許文献3の構成の場合、アンテナの指向性を変更するための操作が、作業者にとって煩雑なものとなる。
このような問題に鑑みて、本発明は、設置後にアンテナの指向性を容易に切り換えることが可能な構造を有する警報器を提案することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の警報器は、外部の通信機器と通信を行う無線通信回路が実装される回路基板と、前記回路基板を内蔵する筺体とを備え、環境の変化を表す環境値が許容範囲を超えたときに警報を発報する警報器であって、指向性の異なる複数のアンテナと、前記警報器が天井に取り付けられたときと、天井に対して垂直な壁に取り付けられたときに、要求される指向特性に応じて、前記複数のアンテナの内から1つのアンテナを選択して、前記無線通信回路と電気的に接続するアンテナ切換部とを備え、前記アンテナ切換部が、外部より操作される手動スイッチで構成されることを特徴とする。
このような警報器において、前記アンテナ切換部により指向性の異なる前記複数のアンテナより1つを選択することができるため、無線通信を行うためのアンテナの指向性を容易に切り換えることが可能となる。
また本発明の警報機は、外部の通信機器と通信を行う無線通信回路が実装される回路基板と、前記回路基板を内蔵する筺体とを備え、環境の変化を表す環境値が許容範囲を超えたときに警報を発報する警報器であって、指向性の異なる複数のアンテナと、前記警報器が天井に取り付けられたときと、天井に対して垂直な壁に取り付けられたときに、要求される指向特性に応じて、前記複数のアンテナの内から1つのアンテナを選択して、前記無線通信回路と電気的に接続するアンテナ切換部と、前記複数のアンテナの感度測定し、前記アンテナ切換部によって選択される前記アンテナを指定するアンテナ感度測定部を備えるものとして、前記複数のアンテナそれぞれの感度を測定し、高感度となり無線通信に最適な前記アンテナを自動的に選択できるものとしてもよい。
更に、前記複数のアンテナが、第1アンテナ及び第2アンテナの2つのアンテナであり、それぞれが、前記筐体に内装されているものとしてもよい。このとき、前記第1アンテナを長手部分が筐体に懸回された逆F型アンテナや逆L型アンテナで形成するとともに、前記第2アンテナを回路基板上に設置された微小ループ型アンテナで形成するものとしてもよい。
本発明によると、指向性の異なる複数のアンテナを切り換えて使用することが可能な構成であるため、警報器の設置場所に応じて、無線通信を行うための感度が良好となるアンテナを選択することができる。よって、警報器の設置場所に制限されることなく、感度が良好となる方向へのアンテナの設定を簡単に行うことができ、又、そのアンテナの設定も容易化することができる。
(基本構成)
本発明の警報器の基本的な構成について、図1を参照して説明する。尚、図1は、本発明の警報器の基本的な構成を示すブロック図である。尚、図1に示す警報器において、図13に示す警報器と同一の目的で使用する部分については、同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。
図1に示す警報器は、警報器の筐体6(図13参照)内部に内蔵される回路基板2上に、無線通信を行うための通信回路22と、この通信回路22をはじめとする警報器における各動作を行うための回路それぞれを制御する制御回路23とを備える。又、無線通信を行うために、通信回路22と接続されるn本のアンテナ7−1〜7−nと、このアンテナ7−1〜7−nそれぞれと電気的に接続される接点a1〜anを有する1回路n接点スイッチとなるアンテナ切換部21とを備え、アンテナ切換部21の接点bが通信回路22と接続される。
このように構成される警報器は、n本のアンテナ7−1〜7−nそれぞれの指向性が異なるものとし、指向性ダイバーシティを実現できる構成としている。即ち、無線通信を行うために無線通信信号の放射及び入射する方向について、アンテナ7−1〜7−nから1本のアンテナを選択することによって、最適な方向に設定することができる。又、このn本のアンテナ7−1〜7−nについては、その設置場所をも異なるものとすることで、空間ダイバーシティを実現できる構成をも兼ね備えることができる。即ち、遮蔽物などにより無線通信における妨害がある場合に、無線通信に対する妨害の影響が小さい位置のアンテナを、アンテナ7−1〜7−nから選択することができる。
図1に示す警報器によると、アンテナ切換部21において、接点a1〜anから、接点bと接続するものが切り換えられることにより、通信回路22と接続されるアンテナが、アンテナ7−1〜7−nより選択されることとなる。即ち、アンテナ切換部21において、接点ak(kは、1≦k≦nの自然数)と接点bが接続されると、接点akと接続されたアンテナ7−kが通信回路22と電気的に接続する。
よって、通信回路22では、アンテナ7−kに入射される無線信号を受信すると、受信した無線信号の復調及び復号を行い、復号した信号を制御回路23に送信し、受信した信号の内容を制御回路23で解析する。又、通信相手に送信するための信号が制御回路23で生成されると、その信号を通信回路22で符号化した後に変調し、アンテナ7−kより放射することで、無線信号の送信がなされる。
(煙感知用の警報器の構成)
このような構成を採用した警報器として、図13に示す煙感知用の警報器を代表して説明する。尚、本発明の警報器の代表例として煙感知用の警報器を挙げるが、この煙感知用の警報器に限らず、ガス量が多くなったときに警報の発報を行うガス感知用の警報器や、不審者を検知したときに警報を発報する人体検知用の警報器に対しても同様に適用することができる。
まず、図13に示すように、煙感知用の警報器は、上述したように、光学系部品が搭載された光学基台1と、各種回路部品が実装される回路基板2と、煙感知室への虫などの進入を防ぐ防虫カバー3と、警報音を鳴動する板状スピーカ4と、防虫カバー3及び板状スピーカ4を囲う保護カバー5と、回路基板2を内蔵する筐体6とを、備える。
そして、筐体6の設置する設置面を基準にしたとき、筐体6、回路基板2、光学基台1、防虫カバー3、スピーカ4、保護カバー5の順となるように、警報器を構成する各部材が組み立てられる。これにより、その外観が、図2の外観斜視図に示すように、光学基台1、防虫カバー3及びスピーカ4を覆う保護カバー5が、筐体6の中心から突出した構造となる。
筐体6は、その裏面が設置面に当接されて固定される略円盤状の基台60と、この基台60の外周縁より設置面から離れる方向に突出させたリング状の側壁61と、この側壁61における基台60に覆われる端部と逆側の端部を覆う略円盤状の主部62とを有する。この筐体6における主部62は、側壁61との接続部分から中心に向かって、設置面と逆方向に盛り上がった形状となり、その中心部分には円状の開口部63が形成される。
このような構成の筐体6内には、回路基板2が収容される。そして、光学基台1、防虫カバー3、及びスピーカ4が収容された保護カバー5を筐体6の開口部63に挿入することで、主部62の開口部63より突出した状態に組み付けられる。又、主部62は取り外しが可能な構成とされ、更に、主部62の表面には、警報器を操作するための釦9が設けられる。尚、主部62と側壁61が一体形成されているような場合は、基台60から一体形成された主部62と側壁61とを取り外し可能にしたものであってもよい。又、釦9としては、例えば、動作を確認するためのテスト釦などが設置される。
主部62を取り外し可能とした場合は、まず、光学基台1に固着された回路基板2を、基台60及び側壁61よりなる筐体6の一部に固定して、光学基台1、回路基板2、防虫カバー3、スピーカ4、及び保護カバー5により一体化した部材を筐体6の一部に配置する。そして、主部62を側壁61に接続するように設置して筐体6を組み上げることで、光学基台1、回路基板2、防虫カバー3、スピーカ4、及び保護カバー5を筐体6により固定できる。そして、図2に示すように、保護カバー5を筐体6の開口部63より突出させることで、保護カバー5より煙を流入させて煙を感知することができる。
回路基板2は、光学基台1と対向する面に、発光素子を構成する発光ダイオードLと、受光素子を構成するフォトダイオードPDとが実装されている。又、回路基板2には、後述するアンテナ7−1〜7−n(図1参照)が接続されるとともに、上述のアンテナ切換部21や通信回路22や制御回路23などの複数の回路部品が搭載される。又、図2に示すように、アンテナ7−1〜7−nが筐体6内部に内臓される。尚、このアンテナ7−1〜7−nについては、その一部が筐体6外部に導出されるものとしてもよい。
煙感知室が構成される光学基台1は、略円板状の底板11と、底板11の縁部に回路基板2に向かって突出した周壁12とを備える。そして、底板11の防虫カバー3と対向する面には、プリズムガラスなどで構成される発光ユニット及び受光ユニットを取り囲むように、ラビリンス壁13が複数設けられている。又、この光学基台1は、回路基板2上の発光ダイオードL及びフォトダイオードPDをそれぞれ収容する収容部14,15が、一体に形成される。この収容部14,15それぞれに、光学基台1の底板11を貫通して、発光ダイオードL及びフォトダイオードPDそれぞれが収容されることで、発光ダイオードL及びフォトダイオードPDを外来ノイズからシールドすることができる。
防虫カバー3は、虫や埃等が光学基台1の構成する煙感知室内に入らないように防虫網33を有した構造としている。そして、この防虫網33を保持する外枠31は、光学基台1との対向する側の端部が光学基台1の周壁12と嵌合されるように構成されるとともに、反対側の端部にスピーカ4を収納する丸穴32が設けられる。
スピーカ4は、保護カバー5の底部51に載置され、取付状態においては、防虫カバーの丸穴32に嵌り込む形状になっている。又、保護カバー5は有底円筒状に形成され、その周壁52には周方向に沿って開口部52aが形成されており、該開口部52aから煙が流入するようになっている。尚、スピーカ4は防虫カバー3の丸穴32に嵌合された状態で、保護カバー5に収容されるものとしてもよい。
以下の各実施形態の警報器は、上述の基本構成を備えるものであり、その特徴部分となるアンテナとアンテナ切換部及びその周辺の構成について、詳細に説明する。又、以下の各実施形態では、図13に示す構成の煙感知用の警報器を適用した場合について、それぞれの実施形態における特徴部分を説明するものとし、更に、その説明を簡単にするため、指向性の異なる複数本のアンテナとして、2本のアンテナが設けられるものとする。
<第1の実施形態>
本発明における第1の実施形態の警報器について、図面を参照して説明する。図3は、本実施形態における警報器の内部構成を示す概略図である。尚、図3に示す警報器の構成において、図1に示す警報器の構成と同一の目的で使用する部分については、同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
図3に示すように、本実施形態の警報器は、指向性の異なる2本のアンテナ7−1,7−2を備えるとともに、アンテナ切換部21は、アンテナ7−1,7−2それぞれに電気的に接続された接点a1,a2を備える。その他の構成については、図1に示す基本構成と同一であるため、その詳細な説明については省略する。
このように構成される警報器は、上述したように、アンテナ切換部21で接点bと接続する接点a1,a2が切り換えられることで、通信回路22と接続されるアンテナが選択される。即ち、アンテナ切換部21の接点a1と接点bとが電気的に接続されると、このアンテナ切換部21を通じて、アンテナ7−1と通信回路22とが電気的に接続される。一方、アンテナ切換部21の接点a2と接点bとが電気的に接続されると、このアンテナ切換部21を通じて、アンテナ7−2と通信回路22とが電気的に接続される。
又、指向性の異なるアンテナ7−1,7−2の例として、図4に示すような構成となる、逆Fアンテナ71及び微小ループアンテナ72が挙げられる。逆Fアンテナ71は、金属線によって構成され、その長手部711が回路基板2の表面に対して平行となるとともに、筐体6(不図示)の内壁に沿って懸回された形状とされる。そして、逆Fアンテナ71は、長手部711から垂直に枝分かれした給電部712及び短絡部713が設けられ、回路基板2における導体パターンと接続される。又、微小ループアンテナ72は、コの字型の金属板721の両端部を回路基板2に形成された導体パターン722に接続することによって、金属板721の長手部が導体パターン722と平行とされ、金属板721と導体パターン722によりループアンテナが形成される。
以下では、アンテナ7−1として逆Fアンテナ71が用いられるとともに、アンテナ7−2として微小ループアンテナ72が用いられるものとして、説明する。即ち、逆Fアンテナ71の給電部712が、回路基板2上でアンテナ切換部21の接点a1と接続された導体パターンと接続され、微小ループアンテナ72の一部となる導体パターン722が、回路基板2上でアンテナ切換部21の接点a2と接続される。尚、本発明の警報器に用いられるアンテナは、この逆Fアンテナ及び微小ループアンテナに限らず、ヘリカルアンテナ、ダイポールアンテナ、逆Lアンテナ、マイクロストリップアンテナ、方形パッチアンテナなどの他の構成のアンテナを用いてもよい。
このように逆Fアンテナ71及び微小ループアンテナ72を用いた場合、警報器を天井及び壁に設置したときの各アンテナの指向性を、図5及び図6に示す。尚、図5が、警報器の筐体6の基台60側を設置面として天井に設置した場合の各アンテナの指向性を示すものであり、(a)が、床面から見た場合の指向性(水平面に対する指向性)を示し、(b)が、天井面に対して垂直な断面における指向性(垂直面に対する指向性)を示す。又、図6が、警報器の筐体6の基台60側を設置面として壁に設置した場合の各アンテナの指向性を示すものであり、(a)が、水平面に対する指向性を示し、(b)が、垂直面に対する指向性を示す。更に、図5及び図6において、一点鎖線が逆Fアンテナ71による指向性を示し、破線が微小ループアンテナ72による指向性を示す。
警報器を天井に取り付けたときは、図5に示すように、逆Fアンテナ71は、水平面に対して等方性の指向性を示し、垂直面に対しては8の字形状となり天井面に対して平行に広がった指向性を示す。又、微小ループアンテナ72は、垂直面に対して等方性の指向性を示し、水平面に対しては8の字形状となり金属板721(図4参照)の長手部の長手方向に対して平行に広がった指向性を示す。
よって、天井に対して平行な方向(水平方向)への指向性については、微小ループアンテナ72に比べて、逆Fアンテナ71の方に広がりがある。故に、警報器を天井に取り付けたとき、離れた位置の無線通信機と通信を行うために、床面に対して水平となる方向への指向性が求められる場合は、アンテナ切換部21において、接点a1と接点bとが接続され、逆Fアンテナ71によって構成されるアンテナ7−1が通信回路22と電気的に接続されることとなる。これにより、通信回路22より逆Fアンテナ71に給電が成されて、逆Fアンテナ71が無線通信用のアンテナとして動作する。
一方、警報器を天井に対して垂直な壁に取り付けたときは、図6に示すように、逆Fアンテナ71は、水平面及び垂直面のいずれに対しても、8の字形状となるとともに壁面に対して平行に広がった指向性を示す。又、微小ループアンテナ72は、金属板721(図4参照)のコの字を形成する面(以下、「コの字面」とする)が天井面と平行とされた場合、水平面に対して等方性の指向性を示し、垂直面に対しては8の字形状となり壁面に対して垂直な方向に広がった指向性を示す。尚、金属板721(図4参照)のコの字面が天井面と垂直とされた場合、図6(a)、(b)の関係が逆となるため、垂直面に対して等方性の指向性を示し、水平面に対しては8の字形状となり壁面に対して垂直な方向に広がった指向性を示す。
よって、水平方向への指向性については、逆Fアンテナ71に比べて、微小ループアンテナ72の方に広がりがある。故に、警報器を天井に対して垂直な壁に取り付けたとき、天井面に取り付けた場合と同様の理由により水平となる方向への指向性が求められる場合、アンテナ切換部21において、接点a2と接点bとが接続され、微小ループアンテナ72によって構成されるアンテナ7−2が通信回路22と電気的に接続されることとなる。これにより、通信回路22より微小ループアンテナ72に給電が成されて、微小ループアンテナ72が無線通信用のアンテナとして動作する。
このような逆Fアンテナ71及び微小ループアンテナ72を図2の警報器への設置例を、図7を参照して簡単に説明する。図7に示すように、逆Fアンテナ71の長手部711の大部分が、筐体6の側壁61(図2参照)の内壁に沿うように懸回される。そして、この長手部711は、回路基板2の外周側から内側(筐体6から保護カバー5の方向)に向かって屈曲され、この長手部711の屈曲部分に枝分かれさせた給電部712及び短絡部713が設けられる。そして、給電部712が保護カバー5に近い側で回路基板2と接続されるとともに、短絡部713が保護カバー5よりも遠い側で回路基板2と接続される。尚、給電部712及び短絡部713については、図7と逆の構造としても構わない。
一方、微小ループアンテナ72は、コの字形状の金属板721が、そのコの字面が、保護カバー5の径方向に対して垂直な方向となるとともに、その長手部分が回路基板2の表面と平行となるように、その端部が回路基板2上に設置される。又、金属板721の両端には、不図示であるが、回路基板2に設けられる導体パターン、又は、回路基板2の裏側に設置される金属板と接続される。そして、この導体パターン及び金属板が、金属板721の長手部と平行な方向に設けられるとともに、回路基板2において給電部が設けられることで、金属板721と共に矩形状の微小ループアンテナ72を形成する。
<第2の実施形態>
本発明における第2の実施形態の警報器について、図面を参照して説明する。図8は、本実施形態における警報器の内部構成を示す概略図である。尚、図8に示す警報器の構成において、図3に示す警報器の構成と同一の目的で使用する部分については、同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
図8に示すように、本実施形態の警報器は、第1の実施形態の警報器(図3参照)と異なり、アンテナ切換部21の代わりに、手動により切換操作が成される手動スイッチ21aを設けた構成となる。この手動スイッチ21aは、例えば、接点a1,a2と接点bとの電気的な接続を切り換えるための可動切片211と、この可動接切片211を誘導するためのツマミ212とを有するスライドスイッチなどで構成される。尚、手動スイッチ21aとしては、スライドスイッチ以外に、トグルスイッチやロータリースイッチを用いてもよい。その他の構成については、第1の実施形態と同様であるため、その詳細な説明は省略する。
このように構成される警報器において、手動スイッチ21aは、アンテナ7−1,7−2それぞれと接続される接点a1,a2と、通信回路22と接続される接点bとが、図8のように、接点a1,b,a2の順に設けられる。そして、この接点a1,b,a2の上をスライドするように、ツマミ212と接続された可変切片211が設けられる。又、図9に示すように、手動スイッチ21aのツマミ212を筐体6より突出させた構成とすることで、外部からの手動スイッチ21aの操作を行うことができる。尚、図9(a)が、警報器を保護カバー5側からみた上面図であり、図9(b)が、警報器の側面図である。
このように構成することで、外部に突出させたツマミ212を操作して、可変切片211を接点a1側にスライドさせると、接点a1と接点bが接続されるため、通信回路22に対してアンテナ7−1が電気的に接続される。一方、外部に突出させたツマミ212を操作して、可変切片211を接点a2側にスライドさせると、接点a2と接点bが接続されるため、通信回路22に対してアンテナ7−2が電気的に接続される。
よって、第1の実施形態(図4参照)と同様、アンテナ7−1として逆Fアンテナ71を用いるとともに、アンテナ7−2として微小ループアンテナ72を用い、且つ、水平方向の指向性が要求されるとき、天井に警報器を取り付けた場合は、可変切片211を接点a1側にスライドさせることで、天井取付時に水平方向に対する指向性に広がりのあるアンテナ7−1(図5参照)を無線通信用のアンテナとして選択できる。一方、壁に警報器を取り付けた場合は、可変切片211を接点a2側にスライドさせることで、壁取付時に水平方向に対する指向性に広がりのあるアンテナ7−2(図6参照)を無線通信用のアンテナとして選択できる。
<第3の実施形態>
本発明における第3の実施形態の警報器について、図面を参照して説明する。図10は、本実施形態における警報器の内部構成を示す概略図である。尚、図10に示す警報器の構成において、図3に示す警報器の構成と同一の目的で使用する部分については、同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
図10に示すように、本実施形態の警報器は、第1の実施形態の警報器(図3参照)と異なり、アンテナ切換部21の代わりに、警報器の傾斜状態により切換が成される傾斜スイッチ21bを設けた構成となる。この傾斜スイッチ21bは、例えば、接点a1,a2となる電極板214a,214bと、接点bとなる電極板215と、機能上において手動スイッチ21aにおける可動接切片211(図8参照)に相当する導電性球213とを備える。その他の構成については、第1の実施形態と同様であるため、その詳細な説明は省略する。
このように構成する警報器において、傾斜スイッチ21bは、電極板214a,214bが、それぞれの長手方向が平行になるように設置されるとともに、電極板215が、電極板214a,214bの間で、その長手方向が電極板214a,214bの長手方向と垂直となるように設置される。又、電極板214aと電極板215との間、及び電極板214bと電極板215との間のそれぞれには、間隙が設けられて、電極板214aと電極板215とが非接触とされるとともに、電極板214bと電極板215とが非接触とされる。
そして、図11に示すように、傾斜スイッチ21bは、電極板215の長手方向が、筐体6の基台60の設置面に対して45度の角度を形成し、且つ、電極板214aが主部62側となるとともに電極板214bが基台60側となるように、筐体6内部で固定される。又、電極板214a,214b,215によってコの字が形成され、電極板214a,214bの間を転がるように、電極板215表面に導電性球213が配置される。
これにより、図11(a)に示すように、警報器を天井に取り付けた場合、電極板214aが電極板214bより床面側に配置されるように、傾斜スイッチ21bが傾斜する。そのため、導電性球213が電極板214aに向かって転がるため、電極板214a,215による間隙に導電性球213が嵌り、導電性球213により、電極板214a,215間が導通する。よって、傾斜スイッチ21bにおいて、接点a1と接点bとが電気的に接続されることとなるため、アンテナ7−1が選択されて通信回路22と電気的に接続される。
一方、図11(b)に示すように、警報器を壁に取り付けた場合、電極板214bが電極板214aより床面側に配置されるように、傾斜スイッチ21bが傾斜する。そのため、導電性球213が電極板214bに向かって転がるため、電極板214b,215による間隙に導電性球213が嵌り、導電性球213により、電極板214b,215間が導通する。よって、傾斜スイッチ21bにおいて、接点a2と接点bとが電気的に接続されることとなるため、アンテナ7−2が選択されて通信回路22と電気的に接続される。
このように、本実施形態では、傾斜スイッチ21bを備えることによって、自動的に、警報器の取付位置に応じたアンテナを選択することができる。よって、第1の実施形態(図4参照)と同様、アンテナ7−1として逆Fアンテナ71を用いるとともに、アンテナ7−2として微小ループアンテナ72を用い、且つ、水平方向の指向性が要求されるとき、天井に警報器を取り付けた場合は、傾斜スイッチ21bにより、天井取付時に水平方向に対する指向性に広がりのあるアンテナ7−1(図5参照)を自動的に選択できる。一方、壁に警報器を取り付けた場合は、傾斜スイッチ21bにより、壁取付時に水平方向に対する指向性に広がりのあるアンテナ7−2(図6参照)を自動的に選択できる。
尚、本実施形態において、傾斜スイッチ21bとして、図10のように傾斜状態に応じて導電性球213により機械的に切換を行うスイッチを用いるものとしたが、警報器の傾斜状態によって状態の変わる振り子を利用して機械的に切換を行うスイッチを用いるものとしてもよい。又、傾斜スイッチ21bとして、加速度センサを用いて警報器の傾斜状態を測定し、その測定結果により電気的に接続するアンテナの切換を行うものを用いてもよい。
<第4の実施形態>
本発明における第4の実施形態の警報器について、図面を参照して説明する。図12は、本実施形態における警報器の内部構成を示す概略図である。尚、図12に示す警報器の構成において、図3に示す警報器の構成と同一の目的で使用する部分については、同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
図12に示すように、本実施形態の警報器は、第1の実施形態の警報器(図3参照)に対して更に、アンテナ7−1,7−2それぞれにおける受信感度を測定するアンテナ感度測定部24を追加した構成となる。又、アンテナ切換部21は、制御回路23により接点a1,a2の切換が制御される制御スイッチが用いられる。その他の構成については、第1の実施形態と同様であるため、その詳細な説明は省略する。
このように構成する警報器において、アンテナ感度測定部24は、通信回路22と接続されて、通信回路22におけるアンテナ切換部21の接点bとの接続部分に現れる受信電力(アンテナ切換部21からの受信信号を増幅するアンプの出力でもよい)を測定することで、アンテナ7−1,7−2の受信感度を測定する。そして、アンテナ感度測定部24が測定した受信感度を制御回路23に出力すると、制御回路23において、アンテナ7−1,7−2の受信感度(受信電力)を比較して、受信感度の高いアンテナを判定する。
このアンテナの受信感度の測定に基づくアンテナの切換動作の一例について、以下に簡単に説明する。まず、初期状態として、アンテナ切換部21では、接点a1と接点bとが接続されているものとする。そして、制御回路23によって通信回路22が動作されて、アンテナの感度の測定を行うための試験信号の送信を行う。よって、アンテナ7−1を通じて試験信号の送信が成されると、通信相手となる通信装置からの信号を受信するための待機状態となる。
このとき、所定時間が経過しても通信相手となる通信装置からの信号を受信しなかった場合、再度、試験信号の送信を行うために通信回路22が動作する。そして、この試験信号の送信回数が所定回数となった場合、制御回路23が、アンテナ7−1による通信が不可能であるものと判定し、アンテナ切換部21に対して接点a2への接続に切り換えるように指示する。
又、アンテナ7−1において通信相手となる通信装置からの信号を受信したとき、通信回路22で受信した信号による受信電力が、アンテナ感度測定部24で測定されて、アンテナ7−1の受信感度が確認される。アンテナ感度測定部24で測定されたアンテナ7−1の受信感度は制御回路23に通知されて、制御回路23において一時的に記憶される。アンテナ7−1の受信感度が制御回路23に記憶されると、制御回路23は、アンテナ切換部21に対して接点a2への接続に切り換えるように指示する。
又、アンテナ切換部21において、接点a2と接点bとの接続に切り換えられると、アンテナ7−1の受信感度の測定動作と同様、通信回路22で試験信号を生成して、アンテナ7−2より通信相手となる通信装置へ送信する。このときも、試験信号を送信してから所定時間が経過しても、通信相手となる通信装置からの信号の受信が確認されなかった場合、再度、試験信号の送信を行う。又、試験信号の送信回数が所定回数となった場合は、アンテナ7−2による通信が不可能であるものと判断する。
そして、アンテナ7−2において通信相手となる通信装置からの信号を受信したときは、アンテナ7−1の測定時と同様、アンテナ感度測定部24でアンテナ7−2の受信感度が確認され、制御回路23に通知される。その後、制御回路23は、先に記憶したアンテナ7−1の受信感度を読み出して、アンテナ感度測定部24より通知されたアンテナ7−2の受信感度との比較を行う。そして、制御回路23は、その比較結果に基づいて、受信感度の高いアンテナを判定し、アンテナ切換部21に対して、受信感度が高いものと判定したアンテナ7−x(xは、1又は2)と接続される接点axと接点bとの接続を行うように、指示する。
尚、アンテナ7−2による通信が不可能と判定したときに、アンテナ7−1による受信感度が制御回路23に記憶されている場合は、アンテナ7−1による無線通信を行うように、制御回路23は、アンテナ切換部21に対して、接点a1と接点bとの接続を指示する。又、アンテナ7−1による通信が不可能と判定したときに、アンテナ7−2による受信感度が測定可能となった場合は、アンテナ7−2による無線通信を行うように、制御回路23は、アンテナ切換部21に対して、接点a2と接点bとの接続を指示する。更に、アンテナ7−1,7−2それぞれによる通信が不可能と判定したときは、例えば、スピーカ4(図13)などから警報音を鳴らして、通信不可能であることを報知するものとしてもよい。
このように、本実施形態の警報器では、アンテナ感度測定部24によって複数のアンテナの受信感度を測定し、高感度となるアンテナを自動的に選択して、アンテナ切換部21によって通信回路22に接続することができる。尚、本実施形態の警報器は、第1の実施形態の警報器(図3)にアンテナ感度測定部24を追加した構成のものとしたが、第2及び第3の実施形態の警報器(図8、図10)に追加した構成としてもよい。
即ち、第2の実施形態に追加した場合は、アンテナ感度測定部24を用いて自動的に切り換えた後、その状態においては、手動スイッチ21aによって作業者により切り換えることが可能なものとできる。又、第3の実施形態に追加した場合は、傾斜スイッチ21bによって自動的に切り換えた後に、アンテナ感度測定部24を用いて実際に感度が高いアンテナを判定し直すことができる。更に、図1の基本構成のように、n本のアンテナを備えた警報器にも適用することができる。
本発明は、無線通信を行う警報器であれば、煙感知用の警報器に限らず、サーミスタなどの熱感知素子を備えた警報器に対しても適用することができる。又、煙感知用の警報器などのような火災用の警報器以外にも、ガス警報の発報を行うガス感知用の警報器や、人体の検知を行う人体検知用の警報器にも適用することができる。
は、本発明の警報器の基本構成を示すブロック図である。 は、煙感知用の警報器の構成を示す外観斜視図である。 は、本発明の第1の実施形態における警報器の内部構成を示すブロック図である。 は、警報器に用いられるアンテナの一例を示す概略斜視図である。 は、図4に示すアンテナの指向性を示す図であって、(a)が、床面から見た場合の指向性を示し、(b)が、天井面に対して垂直な断面における指向性を示す。 は、図4に示すアンテナの指向性を示す図であって、(a)が、床面から見た場合の指向性を示し、(b)が、天井面に対して垂直な断面における指向性を示す。 は、図4に示すアンテナの設置例を示す概略斜視図である。 は、本発明の第2の実施形態における警報器の内部構成を示すブロック図である。 は、図8に示す警報器における手動スイッチの設置例を示す概略図である。 は、本発明の第3の実施形態における警報器の内部構成を示すブロック図である。 は、図10の警報器の設置状態と傾斜スイッチとの関係を示すもので、(a)が天井に設置した場合の関係を示し、(b)が壁に設置した場合の関係を示す。 は、本発明の第4の実施形態における警報器の内部構成を示すブロック図である。 は、煙感知用の警報器の構成を示す分解斜視図である。
符号の説明
1 光学基台
2 回路基板
3 防虫カバー
4 板状スピーカ
5 保護カバー
6 筐体
7−1〜7−n アンテナ
9 釦
11 底板
12 周壁
13 ラビリンス壁
14,15 収容部
21 アンテナ切換部
21a 手動スイッチ
21b 傾斜スイッチ
22 通信回路
23 制御回路
24 アンテナ感度測定部
31 外枠
32 丸穴
33 防虫網
51 底部
52 周壁
52a 開口部
60 基台
61 側壁
62 主部
63 開口部
71 逆Fアンテナ
72 微小ループアンテナ
211 可動切片
212 ツマミ
213 導電性球
214a,214b,215 電極板
711 長手部
712 給電部
713 短絡部
721 金属板
722 導体パターン
L 発光ダイオード
PD フォトダイオード

Claims (3)

  1. 外部の通信機器と通信を行う無線通信回路が実装される回路基板と、前記回路基板を内蔵する筺体とを備え、環境の変化を表す環境値が許容範囲を超えたときに警報を発報する警報器であって、
    指向性の異なる複数のアンテナと、
    前記警報器が天井に取り付けられたときと、天井に対して垂直な壁に取り付けられたときに、要求される指向特性に応じて、前記複数のアンテナの内から1つのアンテナを選択して、前記無線通信回路と電気的に接続するアンテナ切換部とを備え、
    前記アンテナ切換部が、外部より操作される手動スイッチで構成されることを特徴とする警報器。
  2. 外部の通信機器と通信を行う無線通信回路が実装される回路基板と、前記回路基板を内蔵する筺体とを備え、環境の変化を表す環境値が許容範囲を超えたときに警報を発報する警報器であって、
    指向性の異なる複数のアンテナと、
    前記警報器が天井に取り付けられたときと、天井に対して垂直な壁に取り付けられたときに、要求される指向特性に応じて、前記複数のアンテナの内から1つのアンテナを選択して、前記無線通信回路と電気的に接続するアンテナ切換部と、
    前記複数のアンテナの感度を測定し、前記アンテナ切換部によって選択される前記アンテナを指定するアンテナ感度測定部とを備えることを特徴とする警報器。
  3. 請求項1又は2において、
    前記複数のアンテナが、第1アンテナ及び第2アンテナの2つのアンテナであり、それぞれが、前記筐体に内装されていることを特徴とする警報器。
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