JP2018206217A - 感知器、防災システム - Google Patents

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祐輝 小川
Yuki Ogawa
祐輝 小川
吉鶴 智博
Tomohiro Yoshitsuru
智博 吉鶴
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Abstract

【課題】感知器の周囲温度の変化に対する熱検知部の応答性を向上させることができる感知器、及びこれを備えた防災システムを提供する。【解決手段】感知器は、熱検知部6と、第2カバー4と、気流制御構造48と、を備える。熱検知部6は、先端部601に熱を検知する検知素子61を有する。第2カバー4は、熱検知部6が通っている挿通孔41を有し、熱検知部6における先端部601と反対側の基端部602を覆う。気流制御構造48は、第2カバー4における熱検知部6の先端部601側の下面402の挿通孔41の周囲に設けられて、気流を検知素子61に向ける。【選択図】図8

Description

本発明は、一般に感知器、及び防災システムに関し、より詳細には熱式の感知器、及びこれを備えた防災システムに関する。
従来、火災感知器として、温度を感知する温度感知素子(熱検知部)を有した熱感知器(感知器)がある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の熱感知器は、温度検知素子として棒状のサーミスタを使用しており、通常は建物の天井面に設置される。サーミスタは、棒状の先端に感熱部となるサーミスタチップ(検知素子)を有しており、温度検知をおこなう信号処理回路の設けられている回路基板に、感知器本体からその棒状部分が突出するよう実装されている。
特開2002−352344号公報
温度感知素子(熱検知部)の周囲において空気が滞留している場合、熱感知器(感知器)の周囲温度に対する温度感知素子の応答性が低下するおそれがあった。
本発明は、上記事由に鑑みてなされており、その目的は、感知器の周囲温度の変化に対する熱検知部の応答性を向上させることができる感知器、及びこれを備えた防災システムを提供することにある。
本発明の一態様に係る感知器は、熱検知部と、カバーと、気流制御構造と、を備える。前記熱検知部は、先端部に熱を検知する検知素子を有する。前記カバーは、前記熱検知部が通っている挿通孔を有し、前記熱検知部における前記先端部と反対側の基端部を覆う。前記気流制御構造は、前記カバーにおける前記熱検知部の前記先端部側の一面の前記挿通孔の周囲に設けられて、気流を前記検知素子に向ける。
本発明の一態様に係る防災システムは、前記感知器と、前記感知器と通信可能な親機と、を備える。前記感知器は、前記熱検知部の検知結果に応じた情報を前記親機に送信するように構成されている。
本発明の感知器、及び防災システムでは、感知器の周囲温度の変化に対する熱検知部の応答性を向上させることができるという効果がある。
図1は、本発明の実施形態1に係る感知器の分解斜視図である。 図2は、同上の感知器の正面図である。 図3は、同上の感知器の下面図である。 図4は、図3のA−A線断面図である。 図5は、同上の感知器における第2カバーの正面図である。 図6は、同上の感知器における第2カバーの平面図である。 図7は、同上の感知器における第2カバーの下面図である。 図8は、同上の感知器の要部断面図である。 図9Aは、同上の感知器における熱検知部の応答性の評価結果を示すグラフである。図9Bは、比較例の感知器における熱検知部の応答性の評価結果を示すグラフである。 図10は、同上の感知器を備える防災システムのブロック図である。 図11は、本発明の実施形態1の変形例に係る感知器の要部断面図である。 図12は、本発明の実施形態2に係る感知器における第2カバーの平面図である。 図13は、同上の感知器における第2カバーの下面図である。 図14は、本発明の実施形態2の変形例に係る感知器における第2カバーの斜視図である。 図15は、同上の感知器における第2カバーの正面図である。 図16は、同上の感知器の要部断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。ただし、以下に説明する実施形態は、本発明の様々な実施形態の一つに過ぎない。下記の実施形態は、本発明の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
(実施形態1)
<概要>
本実施形態の感知器1の概要について、図1〜図4を参照して説明する。本実施形態の感知器1は、建物内の天井等に設置される露出型の熱感知器(火災感知器)であり、例えば火災等に伴う熱の発生を検知するように構成されている。なお、感知器1は、熱感知器に限らず、煙、一酸化炭素等の検知も可能な複合感知器であってもよい。
本実施形態では、一例として、天井面が水平な水平天井に感知器1が設置される場合について説明する。以下では、天井面に対して直交する方向を上下方向とし、天井側を上方、床側を下方として説明する。ただし、これらの方向は感知器1の使用方向(設置方向)を限定する趣旨ではなく、感知器1は、水平面に対して天井面が傾斜した傾斜天井に設置されてもよい。
本実施形態の感知器1は、筐体10と、基板5と、熱検知部6と、を備えている。熱検知部6は、棒状に形成されており、先端部601に、熱を検知する検知素子61が配置されている。熱検知部6は、先端部601が下側となるように基板5に設けられている。
筐体10は、ケース本体2と第1カバー3と第2カバー4とを有しており、基板5及び熱検知部6を収納している。ケース本体2内において、第1カバー3は、基板5の上側に配置され、第2カバー4は、基板5の下側に配置されている。第2カバー4は、熱検知部6が通っている挿通孔41を有している。第2カバー4の下面402(一面)には、挿通孔41の周囲に気流制御構造48が設けられている。気流制御構造48は、気流を検知素子61に向けるように構成されている。
気流制御構造48により、検知素子61の周囲における空気の滞留が抑制されるので、感知器1の周囲温度の変化に対する熱検知部6の応答性が向上する。
<構成>
以下に、本実施形態の感知器1の詳細な構成について説明する。
筐体10は、例えば合成樹脂で構成されており、ケース本体2と、第1カバー3と、第2カバー4と、を備えている。筐体10は、天井に固定された取付ベースに対して着脱可能に構成されている。
ケース本体2は、上側ケース部21と、下側ケース部22と、を有している。本実施形態では、上側ケース部21と下側ケース部22とが一体に形成されているが、上側ケース部21と下側ケース部22とが別体に形成され互いに組み合わさるように構成されていてもよい。
上側ケース部21は、上面に円形の開口部211を有する有底円筒状であり、底壁212の中央部に円形の開口部213が形成されている。底壁212は、外周縁から開口部213に近付くにつれて下向きに傾斜している。
下側ケース部22は、上面が開口した有底円筒状に形成されており、上側ケース部21の開口部213の周部から下方に突出するように形成されている。下側ケース部22の内側には、熱検知部6の検知素子61が配置されている。下側ケース部22の側壁221には、複数の開口部222が形成されている。複数の開口部222は、下側ケース部22の周方向において等間隔で形成されているのが好ましい。また、下側ケース部22は、底壁223の中央部に円形の開口部224が形成されている。複数の開口部222、及び開口部224は、下側ケース部22の内側と外側との間で空気を通すための通気孔としての機能を有する。
第1カバー3は、ケース本体2における上側ケース部21の内側に配置されている。第1カバー3は、外周形状が略円形の板状に形成されており、上側ケース部21の底壁212と上下方向に対向するように配置されている。第1カバー3の外径は、上側ケース部21の内径よりも小さい。第1カバー3は、4つの接続板55を保持している。
4つの接続板55の各々は、導電板により形成されている。4つの接続板55は、第1カバー3に形成された4つの開口部31を下側から貫通している。4つの接続板55において、第1カバー3から上側に突出した部分が、第1接続片551を構成している。4つの接続板55の各々は、第1カバー3の下側に配置された基板5に電気的に接続されている。4つの接続板55の各々は、第1接続片551と、第2接続片552と、第1接続片551と第2接続片552との間の中間部553と、を一体に備えている。第2接続片552は、第1カバー3と、基板5の上面501との間に位置し、ねじ孔が形成されている。接続板55の中間部553は、U字状に形成されており、基板5の貫通孔51に上側から挿通されている。第2接続片552は、基板5の下側から通された螺子52(図1参照)により基板5に取り付けられている。螺子52は、第2接続片552ごとに設けられている。基板5には、螺子52の挿通孔の周りに導電膜からなる端子部が設けられており、この端子部と第2接続片552とが電気的に接続される。筐体10が取付ベースに取り付けられることにより、各第1接続片551は、取付ベースに設けられたコンタクト部と電気的に接続される。コンタクト部は、一対の板ばね片を有する導電板であり、取付ベースに設けられた端子台と電気的に接続されている。端子台は、電線を接続可能な速結端子を収納している。
基板5は、プリント基板であり、下面502には、棒状の熱検知部6が下向きに突出するように実装されている。熱検知部6は、検知素子61、一対のリード62、及び封止部材63を備えている。検知素子61は、例えばサーミスタであり、熱を検知するように構成されている。一対のリード62は、一方向を長手方向とするように形成されており、長手方向が上下方向に沿うように基板5に実装されている。一対のリード62は、それぞれの一端(下端)間に検知素子61が電気的に接続されている。また、一対のリード62は、それぞれの他端(上端)が例えば半田等により基板5と電気的及び機械的に接続されている。封止部材63は、例えばエポキシ樹脂等の電気絶縁性部材であり、検知素子61及び一対のリード62を一体に封止している。また、検知素子61は、ケース本体2における下側ケース部22の内側に位置している。
つまり、熱検知部6は、検知素子61が配置された先端部601と、基板5側の基端部602と、先端部601と基端部602との間の軸部603と、を有している。先端部601は、検知素子61が配置されているため、軸部603に比べて上下方向に直交する方向の寸法が大きい。基端部602は、基板5との接続箇所において一対のリード62間の絶縁距離を確保するために、一対のリード62が互いに離れるように曲げられているので、軸部603に比べて上下方向に直交する方向の寸法が大きい。
また、基板5には、熱検知部6以外にも複数の回路部品が実装されている。複数の回路部品により、火災検知回路、及び通信回路が構成されている。
火災検知回路は、熱検知部6における検知素子61の抵抗値を電圧値に変換した出力信号に基づいて火災の発生の有無を判断するように構成されている。火災検知回路は、例えばA/D変換回路、処理回路等を備えている。A/D変換回路は、熱検知部6の出力信号をアナログ−ディジタル変換して処理回路に出力するように構成されている。処理回路は、A/D変換回路の出力信号に基づいて火災の発生の有無を判断するように構成されている。A/D変換回路及び処理回路は、メモリと、メモリに格納されたプログラムを実行可能なプロセッサとを有するマイクロコンピュータ等により実現可能である。
通信回路は、感知器1と離れた場所に設置された親機101(図10参照)と通信可能な通信モジュールを備えている。本実施形態では、通信回路は、有線通信により親機101と通信可能に構成されているが、無線通信により親機101と通信可能に構成されていてもよい。通信回路は、熱検知部6の検知結果に応じた情報を親機101に送信するように構成されている。具体的には、通信回路は、火災検知回路が火災の発生を検知すると、熱検知部6の検知結果に応じた情報として、火災の発生を通知する通知情報を含む信号を親機101へ送信するように構成されている。感知器1は、感知器1の固有アドレスを記憶する記憶部を備え、通信回路が親機101に信号を送信する際に、記憶部に記憶された固有アドレスのデータを合わせて送信するように構成されていてもよい。
感知器1と親機101とを含んで防災システム100を構成している。言い換えれば、防災システム100は、感知器1と親機101とを備えている。感知器1の台数は1台に限らず、防災システム100は、複数台の感知器1を備えていてもよい。また、防災システム100は、煙感知器、一酸化炭素感知器等の他の火災感知器、警報音を発生させる警報器、親機101と通信可能なサーバ等を備えていてもよい。
また、基板5の上面501には、火災検知回路が火災の発生を検知したときに点灯する表示用の2つのLED53が実装されている。2つのLED53は、基板5の上面501における外周縁に沿った位置において、互いに基板5の周方向に離れた位置に配置されている。本実施形態では、2つのLED53は、基板5の中心を通る一直線上に配置されている。つまり、2つのLED53は、基板5の中心に対して対称な位置に設けられている。2つのLED53は、基板5の外周縁側に向けて光を照射するように構成されている。感知器1は、2つのLED53から出射される光を導光する2つの導光部材54を備えている。導光部材54は、一端面がLED53の出射面に対向し、他端面が上側ケース部21の底壁212の周部に形成された透孔214から露出している。各導光部材54は、透明な合成樹脂により形成されている。各LED53の発光色は、例えば赤色であるが、特に限定せず他の色であってもよい。各LED53は、火災検知回路によって、点灯及び消灯が制御される。火災検知回路は、火災の発生を検知すると、各LED53を点灯させる。なお、火災検知回路は、火災の発生を検知すると、各LED53を点滅させるように構成されていてもよい。
第2カバー4は、基板5の下側において、上側ケース部21の底壁212の開口部213を塞ぐように配置されている。第2カバー4は、外周形状が円形の板状に形成されており、基板5と上下方向に対向している。つまり、基板5は、ケース本体2の上側ケース部21内において、第1カバー3と第2カバー4との間の空間に配置されている。
図5〜図8に示すように、第2カバー4は、略中央部に第2カバー4を上下方向に貫通した挿通孔41を有している。挿通孔41の内周面は、上端縁から下に向かうにつれて挿通孔41の中心軸に近付くように傾斜した傾斜面を含んでいる。挿通孔41には、熱検知部6が通っており、熱検知部6の基端部602の一部が嵌まっている。第2カバー4は、熱検知部6の基端部602を覆っている。
また、第2カバー4は、挿通孔41の周縁から第2カバー4の外周縁に向かうにつれて上面401が熱検知部6の先端部601側(下側)へ傾斜した傾斜部42を有する。言い換えれば、第2カバー4の上面401は、挿通孔41の周縁から第2カバー4の外周部43に向かうにつれて下向きに傾斜した傾斜面を含んでいる。第2カバー4の下面402(一面)は、上下方向と直交する平面と略平行である。
第2カバー4の上面401における外周部43には、上向きに突出した複数(本実施形態では8つ)の突出部45が形成されている。各突出部45は、第2カバー4の周方向に沿った円弧状に形成されている。本実施形態では、複数の突出部45は、第2カバー4の周方向において等間隔に形成されている。各突出部45の上面は、基板5の下面502と対向する。
第2カバー4の外周部43には、第2カバー4を上下方向に貫通する2つの貫通孔460が形成されている。2つの貫通孔460は、それぞれ、複数の突出部45のうち2つの突出部45に対して第2カバー4の外周縁側に形成されている。2つの貫通孔460は、第2カバー4の平面視において挿通孔41を通る一直線上に形成されている。つまり、2つの貫通孔460は、挿通孔41に対して対称な位置に設けられている。各貫通孔460の周縁には、突出部45と共に貫通孔460を囲う周壁46が形成されている。周壁46は、第2カバー4の上面401から上向きに突出している。また、各周壁46の上面には、係止爪461が形成されている。各係止爪461は、周壁46の上面から上向きに突出しており、基板5の端部に引っ掛かるように構成されている。第2カバー4は、2つの係止爪461が基板5の端部に引っ掛かることにより、基板5に保持されている。
第2カバー4の下面402における挿通孔41の周囲には、気流を熱検知部6の検知素子61に向けるように構成された気流制御構造48が設けられている。気流制御構造48は、挿通孔41の全周に沿って設けられており、挿通孔41を通っている熱検知部6と接触しない位置にある。本実施形態では、気流制御構造48は、第2カバー4の下面402における挿通孔41の周囲から下向きに突出した周壁480である。周壁480は、下面402における挿通孔41の周縁の全周に沿って挿通孔41を囲むように形成されている。周壁480は、挿通孔41に向かうにつれて検知素子61に近付くように傾斜している。言い換えれば、周壁480の外周面は、上端側から下端側に向かうにつれて挿通孔41の中心軸に近付くように傾斜した傾斜面を含んでいる。したがって、周壁480の外周面に沿って空気が検知素子61に向けて流れやすくなる。図8の矢印は、周壁480により、検知素子61に向けて誘導された空気の流れの一例を示している。つまり、気流制御構造48(周壁480)は、下側ケース部22の複数の開口部222を介して下側ケース部22の内側に進入した空気の流れ(気流)を、熱検知部6の先端部601に配置された検知素子61に向けて誘導するように構成されている。
また、第2カバー4は、下面402における周壁480の周囲に設けられて、気流を挿通孔41に向けるガイド構造470を有する。本実施形態では、ガイド構造470は、下面402から下向きに突出した板状の複数(本実施形態では8つ)の突起47である。ガイド構造470(複数の突起47)は、下面402において、挿通孔41を中心にした放射状に配置されている。具体的には、複数の突起47は、下面402において、挿通孔41を中心に45度間隔で配置されている。各突起47は、挿通孔41の外周縁、及び第2カバー4の外周縁から離れた位置に形成されている。複数の突起47は、ケース本体2における下側ケース部22の内側に位置しており、突起47の下端部が熱検知部6の先端部601(検知素子61)よりも下側に位置している。下側ケース部22の側壁221に設けられた複数の開口部222を介して下側ケース部22の内側に進入した空気は、突起47に沿って挿通孔41(熱検知部6)に向けて流れやすくなる。図7の矢印は、突起47により、挿通孔41に向けて誘導された空気の流れの一例を示している。つまり、ガイド機構(複数の突起47)は、下側ケース部22の側壁221に設けられた複数の開口部222を介して下側ケース部22の内側に進入した空気の流れ(気流)を、挿通孔41(熱検知部6)に向けて誘導するように構成されている。なお、突起47の数は8つに限らず、例えば4つ、6つ等であってもよい。
<利点>
次に、本実施形態の感知器1の利点について説明する。
本実施形態の感知器1では、第2カバー4は、下面402における挿通孔41の周囲に気流制御構造48して周壁480が設けられている。周壁480は、挿通孔41に向かうにつれて検知素子61に近付くように傾斜している。したがって、下側ケース部22の側壁221に設けられた複数の開口部222を介して下側ケース部22の内側に進入した空気が周壁480の外周面に沿って検知素子61に向けて流れやすくなる。これにより、検知素子61の周囲における空気の滞留が抑制され、感知器1の周囲温度の変化に対する熱検知部6の応答性が向上する。また、周壁480は、挿通孔41の外周縁の全周に沿って設けられているので、複数の開口部222のうちいずれの開口部222を介して下側ケース部22の内側に進入した空気であっても、検知素子61に向けて流すことができる。
図9Aに、本実施形態の感知器1における熱検知部6の応答性の評価結果を示し、図9Bに、比較例の感知器における熱検知部の応答性の評価結果を示す。比較例の感知器では、気流制御構造48に相当する構成を備えていない点が、少なくとも本実施形態の感知器1と相違する。この評価では、感知器1の周囲温度を時間変化させた際における熱検知部6の応答性を評価している。図9A及び図9Bにおいて、横軸は、時間を示しており、縦軸は、温度を示している。図9AのY10、及び図9BのY20は、感知器1の周囲に設けられた温度測定器の測定結果である。ここでは、温度測定器の測定結果を、基準値としている。また、図9AのY11は、本実施形態の感知器1における熱検知部6の検知結果であり、図9BのY21は、比較例の感知器における熱検知部の検知結果である。この評価では、時点t1から時点t2までの期間T1において感知器1の周囲温度を温度S1に保っており、時点t2から時点t3までの期間T2において感知器1の周囲温度を温度S1から温度S2まで上昇させている。一例として、期間T1は10分であり、期間T2は13分であり、温度S1は50℃であり、温度S2は85℃である。
本実施形態の感知器1では、周囲温度の上昇時である期間T2において、基準値である温度測定器の測定結果(Y10)に対する熱検知部6の検知結果(Y11)の平均誤差が0.28℃であり、最大誤差が1℃であった。一方、比較例の感知器1では、周囲温度の上昇時である期間T2において、基準値である温度測定器の測定結果(Y20)に対する熱検知部6の検知結果(Y21)の平均誤差が0.53℃であり、最大誤差が1.5℃であった。この評価結果が示すように、本実施形態の感知器1は、気流制御構造48を備えていることにより、感知器1の周囲温度の変化に対する熱検知部6の応答性が向上している。
また、図9A及び図9Bに示すように、周囲温度が一定の期間T1において、本実施形態の感知器1における熱検知部6の検知結果は、比較例の感知器に比べて、温度測定器の測定値との誤差が小さくかつ安定している。
また、第2カバー4の下面402には、ガイド構造470として複数の突起47が設けられている。複数の突起47は、挿通孔41を中心にした放射線状に形成されており、下側ケース部22の複数の開口部222を介して下側ケース部22の内側に進入した空気が突起47に沿って挿通孔41に向けて流れやすくなる。そして、挿通孔41の周囲に設けられた周壁480により気流が検知素子61に向けられるので、検知素子61の周囲における空気の滞留がより抑制される。なお、感知器1において、突起47は必須の構成ではなく、突起47が省略されていてもよい。
また、第2カバー4の下面402は、挿通孔41から第2カバー4の外周縁にわたって平坦に形成されている。これにより、下側ケース部22の複数の開口部222を介して下側ケース部22の内側に進入した空気が第2カバー4の下面402に沿って流れやすくなり、渦巻き状の気流等の乱流の発生を抑制することができる。したがって、複数の開口部222を介して下側ケース部22の内側に空気が進入しやすくなり、検知素子61の周囲における空気の滞留がより抑制される。
<変形例>
次に、実施形態1に係る感知器1の変形例について説明する。
上述した例では、周壁480は、外周面の傾斜角度が略一定となるように形成されていたが、このような構成に限らない。本変形例における周壁480Aは、図11に示すように、挿通孔41までの距離に応じて傾斜角度が異なるように形成されている。ここでいう傾斜角度とは、第2カバー4の下面402と周壁480,480Aの外周面とのなす角度である。本変形例の周壁480Aは、挿通孔41までの距離に応じて傾斜角度が連続的に変化するように形成されており、挿通孔41に近いほど傾斜角度が大きい。これにより、下側ケース部22の複数の開口部222を介して下側ケース部22の内側に進入した空気を、周壁480Aの外周面に沿って検知素子61に向けてより流しやすくなる。なお、本変形例の周壁480Aは、傾斜角度が連続的に変化しているが、傾斜角度が段階的に変化していてもよい。
また、上述した例では、気流制御構造48は、第2カバー4の下面402から突出した周壁480であったが、この構成に限らない。気流制御構造48は、第2カバー4とは別体の周壁部材であり、第2カバー4の下面402に挿通孔41を囲むように接着剤等で取り付けられた構成であってもよい。また、周壁部材は、基板5の下面502に取り付けられ、熱検知部6と共に挿通孔41を貫通するように構成されていてもよい。
また、上述した例では、ガイド構造470は、第2カバー4の下面402から突出した複数の突起47であったが、この構成に限らない。ガイド構造470は、第2カバー4とは別体の複数の突起47部材であり、第2カバー4の下面402における周壁480の周囲に取り付けられた構成であってもよい。
また、各突出部45の形状は、円弧状に限らず、円柱状、角柱状等であってもよい。また、突出部45の数は、8つに限らず、例えば3つ、4つ等であってもよい。また、突出部45は、第2カバー4の外周縁に沿った円環状に形成されていてもよい。
(実施形態2)
本実施形態に係る感知器1は、図12、及び図13に示すように、第2カバー4Aに複数(本実施形態では8つ)の貫通孔44が形成されている点が、実施形態1に係る感知器1と相違する。実施形態1と同様の構成については、共通の符号を付して説明を適宜省略する。
各貫通孔44は、第2カバー4Aの外周部43において、第2カバー4Aを上下方向に貫通するように形成されている。複数の貫通孔44は、複数の突出部45よりも挿通孔41側において、第2カバー4Aの周方向に沿って並んでいる。具体的には、複数の貫通孔44は、第2カバー4Aの周方向において等間隔(45度間隔)に形成されている。
ここで、第2カバー4の上面401と上側ケース部21の内周面とで囲まれた空間と、第2カバー4の下面402側の室内空間とで温度差がある場合、結露によって第2カバー4の上面401に水が発生するおそれがある。
第2カバー4Aは、上面401が挿通孔41から離れるにつれて熱検知部6の先端部601側へ傾斜した傾斜部42を有している。したがって、第2カバー4の上面401に水が発生したとしても、傾斜部42の傾斜に沿って水が挿通孔41から離れる向きに流れやすくなる。また、第2カバー4Aの外周部43に形成された貫通孔44により、傾斜部42によって流れた水を第2カバー4Aの上面401から排出可能となる。つまり、貫通孔44は、第2カバー4Aの上面401に生じた水を排出するための水抜き孔としての機能を有する。
これにより、挿通孔41を貫通するように設けられた熱検知部6に水が付着しにくくなり、熱検知部6の検知精度の向上を図ることが可能となる。また、基板5と対向した上面401に水が溜まりにくくなるので、基板5が配置された空間(第1カバー3と第2カバー4Aとの間の空間)における湿度の増加が抑制される。言い換えれば、貫通孔44により、基板5が配置された空間を乾燥させやすくなる。これにより、基板5が配置された空間中の水蒸気による、基板5、及び基板5に実装された回路部品等の劣化、故障等を抑制することができる。
また、複数の貫通孔44は、第2カバー4Aの周方向において等間隔に形成されている。したがって、感知器1を、水平面に対して天井面が傾斜した傾斜天井に取り付けた場合であっても、感知器1を取り付ける向きに関わらず、複数の貫通孔44のうち下側に位置する貫通孔44から水が排出されやすくなる。
また、複数の貫通孔44は、複数の突起47と一対一に対応しており、対応する突起47の周囲に形成されている。具体的には、各貫通孔44は、第2カバー4Aの下面402において対応する突起47に対して挿通孔41と反対側の位置に形成されている。突起47により、貫通孔44から排出された水が突起47を伝って突起47の下端側へ流れやすくなる。言い換えれば、貫通孔44から排出された水が第2カバー4Aの下面402を伝って挿通孔41に向かって流れにくくなる。したがって、熱検知部6に水が付着しにくくなり、熱検知部6の検知精度の向上を図ることが可能となる。
<変形例>
次に、実施形態2に係る感知器1の変形例について説明する。以下に説明する変形例は、実施形態1の感知器1にも適用可能である。
本変形例の感知器1では、図14〜図16に示すように、第2カバー4Bは、外周壁431と鍔部432とを有し、複数の貫通孔44が外周壁431に形成されている点が、図12、及び図13に示した実施形態2の感知器1と相違する。
外周壁431は、第2カバー4Bの上面401における外周部43から上向きに突出している。外周壁431は、第2カバー4Bの周方向の全周に沿って形成されている。複数(8つ)の貫通孔44の各々は、外周壁431を第2カバー4Bの径方向に貫通するように形成されている。8つの貫通孔44は、第2カバー4Bの周方向において等間隔(45度間隔)に形成されている。
鍔部432は、外周壁431の外周面から第2カバー4Bの径方向に突出している。鍔部432は、上面が外周壁431の上面と連続するように形成されており、外周形状が円形である。鍔部432には、複数(8つ)の突出部45、2つの貫通孔460、2つの周壁、及び2つの係止爪461が形成されている。
本変形例の感知器1では、各貫通孔44は、外周壁431を貫通するように形成されている。つまり、第2カバー4Bにおいて、挿通孔41の開口がある下面402とは異なる外側面に各貫通孔44の開口がある。したがって、貫通孔44から排出された水が、挿通孔41を通っている熱検知部6に付着しにくくなる。
上述した実施形態1,2、及び実施形態1,2の変形例は、一例であって、それぞれ組み合わせて適用可能である。
<まとめ>
第1態様に係る感知器(1)は、熱検知部(6)と、カバー(第2カバー4,4A,4B)と、気流制御構造(48)と、を備える。熱検知部(6)は、先端部(601)に熱を検知する検知素子(61)を有する。カバー(4,4A,4B)は、熱検知部(6)が通っている挿通孔(41)を有し、熱検知部(6)における先端部(601)と反対側の基端部(602)を覆う。気流制御構造(48)は、カバー(4,4A,4B)における熱検知部(6)の先端部(601)側の一面(下面402)の挿通孔(41)の周囲に設けられて、気流を検知素子(61)に向ける。
この態様の構成によれば、気流制御構造(48)により、検知素子(61)の周囲における空気の滞留が抑制されるので、感知器(1)の周囲温度の変化に対する熱検知部(6)の応答性が向上する。
第2態様に係る感知器(1)では、第1態様において、気流制御構造(48)は、挿通孔(41)の全周に沿って設けられている。
この態様の構成によれば、気流制御構造(48)は、挿通孔(41)の周方向においていずれの方向からの気流に対しても、検知素子(61)に向けることが可能となる。
第3態様に係る感知器(1)では、第1又は第2態様において、気流制御構造(48)は、カバー(4,4A,4B)の一面(402)における挿通孔(41)の周囲から突出した周壁(480)である。
この態様の構成によれば、簡易な構造で気流を検知素子(61)に向けることが可能となる。
第4態様に係る感知器(1)では、第3態様において、周壁(480,480A)は、挿通孔(41)に向かうにつれて検知素子(61)に近付くように傾斜している。
この態様の構成によれば、気流が周壁(480,480A)の外周面に沿って検知素子(61)に向かって流れやすくなる。
第5態様に係る感知器(1)では、第4態様において、周壁(480,480A)は、挿通孔(41)に近いほど傾斜角度が大きい。
この態様の構成によれば、気流が周壁(480,480A)の外周面に沿って検知素子(61)に向かってより流れやすくなる。
第6態様に係る感知器(1)では、第1〜第5態様において、カバー(4,4A,4B)の一面(402)における気流制御構造(48)の周囲に設けられて、気流を挿通孔(41)に向けるガイド構造(470)を更に備える。
この態様の構成によれば、ガイド構造(470)によって挿通孔(41)に向けられた気流を、さらに気流制御構造(48)が検知素子(61)に向けるので、検知素子(61)の周囲における空気の滞留がより抑制される。
第7態様に係る感知器(1)では、第6態様において、ガイド構造(470)は、一面(402)において挿通孔(41)を中心にした放射状に形成されている。
この態様の構成によれば、ガイド構造(470)は、挿通孔(41)の周方向においていずれの方向からの気流に対しても、挿通孔(41)に向けることが可能となる。
第8態様に係る感知器(1)では、第1〜第7態様において、気流制御構造(48)は、熱検知部(6)と接触しない位置にある。
この態様の構成によれば、気流制御構造(48)と熱検知部(6)との接触による熱検知部(6)の検知精度の低下を抑制することができる。
第9態様に係る防災システム(100)は、第1〜第8態様のいずれかの感知器(1)と、感知器(1)と通信可能な親機(101)と、を備える。感知器(1)は、熱検知部(6)の検知結果に応じた情報を親機(101)に送信するように構成されている。
この態様の構成によれば、感知器(1)が有する検知素子(61)の周囲における空気の滞留が抑制されるので、感知器(1)の周囲温度の変化に対する熱検知部(6)の応答性が向上する。
第2〜第8態様に係る構成については、感知器(1)に必須の構成ではなく、適宜省略可能である。
1 感知器
4,4A,4B 第2カバー(カバー)
402 下面(一面)
41 挿通孔
470 ガイド構造
48 気流制御構造
480,480A 周壁
6 熱検知部
601 先端部
602 基端部
61 検知素子
100 防災システム
101 親機

Claims (9)

  1. 先端部に熱を検知する検知素子を有する熱検知部と、
    前記熱検知部が通っている挿通孔を有し、前記熱検知部における前記先端部と反対側の基端部を覆うカバーと、
    前記カバーにおける前記熱検知部の前記先端部側の一面の前記挿通孔の周囲に設けられて、気流を前記検知素子に向ける気流制御構造と、を備える
    ことを特徴とする感知器。
  2. 前記気流制御構造は、前記挿通孔の全周に沿って設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の感知器。
  3. 前記気流制御構造は、前記カバーの前記一面における前記挿通孔の周囲から突出した周壁である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の感知器。
  4. 前記周壁は、前記挿通孔に向かうにつれて前記検知素子に近付くように傾斜している
    ことを特徴とする請求項3に記載の感知器。
  5. 前記周壁は、前記挿通孔に近いほど傾斜角度が大きい
    ことを特徴とする請求項4に記載の感知器。
  6. 前記カバーの前記一面における前記気流制御構造の周囲に設けられて、気流を前記挿通孔に向けるガイド構造を更に備える
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の感知器。
  7. 前記ガイド構造は、前記一面において前記挿通孔を中心にした放射状に形成されている
    ことを特徴とする請求項6に記載の感知器。
  8. 前記気流制御構造は、前記熱検知部と接触しない位置にある
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の感知器。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の感知器と、
    前記感知器と通信可能な親機と、を備え、
    前記感知器は、前記熱検知部の検知結果に応じた情報を前記親機に送信するように構成されている
    ことを特徴とする防災システム。
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