JP5972730B2 - 煙感知器 - Google Patents

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Description

本発明は、火災を検出すると火災信号を無線送信する煙感知器に関するものである。
火災感知器には、火災を検出すると、自身で警報を鳴動させる住宅用火災警報器や火災報知設備の感知器として火災信号を受信機に送信するものなどがある。近年では、これら火災感知器に無線通信機能を持たせて、火災信号等を無線で送受信する住宅用火災警報器や火災報知設備の感知器が商品化されている。
特開2011−180742号公報
このような無線通信機能を備えた火災感知器はアンテナを備えており、アンテナが筐体外部にある場合、アンテナが高価であったり、露出したアンテナが美観上好ましくなかったり、といった問題点があった。
一方で、線状のアンテナを筐体内に内蔵した場合、内部の電池やスピーカといった金属を含む部品による電波伝搬の障害により、無線信号を良好に送受信できないという問題点があった。この問題点を解消するため、特許文献1では電波伝搬の障害を避けるように形状を工夫し、さらにアンテナの向きを調整できるようにして対応しているが、アンテナの加工や組み付けが複雑になっている。
本発明は、火災感知器のうち、検煙部に虫等が侵入しないように煙流入部に防虫網を備えている煙感知器の防虫網をアンテナと兼用させることで、煙感知器内にアンテナを内蔵し、かつ、アンテナの複雑な加工や組み付けが不要で内部部品による電波伝搬の障害が起こりにくい火災感知器を提供することを目的とする。
本発明に係る煙感知器は、検煙部と、前記検煙部の周囲に立設するラビリンス壁と、前記検煙部に虫等が侵入しないように前記ラビリンス壁の外周を覆う防虫網と、前記検煙部の出力信号に基づいて火災を判断する火災判別部と、前記火災判別部が火災と判断すると火災信号を無線送信する制御部と、を備えた煙感知器において、前記防虫網が前記無線送信用のアンテナを兼用していることを特徴とするものである。
本発明によれば、煙感知器の防虫網を無線送信用のアンテナと兼用しているので、アンテナを取り付けるスペースが不要になり、また、アンテナを取り付けるための組み立て工数を削減することができる。
また、本発明によれば、線状アンテナを筐体内に設置する場合と比べて、アンテナを電池やスピーカといった金属を含む部品から容易に離して設置することができるので、それらの部品から受ける電波伝搬の障害を軽減でき、より安定した通信が可能となる。
本発明の実施の形態1〜3に係る煙感知器の説明図である。 図1におけるA−A断面図である。 図2におけるB−B断面図である。 図3におけるC部拡大図である。 本発明の実施の形態1に係る防虫網の一例である。 本発明の実施の形態2に係る防虫網の一例である。 本発明の実施の形態3に係る防虫網の一例である。
<実施の形態1>
以下、本実施の形態1では、電池で駆動される煙式の火災警報器に本発明を適用した場合を例に説明する。なお、火災警報器1は、天井面の図示しない取付ベースに、火災警報器1の本体ベース2を係合することにより取り付けられ、以降本体ベース2側が上部、カバー3側が下部となった状態における位置関係で説明する。
図1乃至図4は、本発明の火災警報器の実施の形態1に係る火災警報器1を示す図である。
図1に示すとおり、本実施の形態1において、火災警報器1は、本体を構成する本体ベース2と、本体ベース2の下部に結合されたカバー3により構成される筐体を備え、その内部には各種電子部品が実装されたプリント基板4や電池9等が配置されている。本体ベース2とカバー3は樹脂材により成形されている。
筐体の内部には、火災に基づく煙を検出するための暗箱5が設けられている。この暗箱5は、光学台51と光学台カバー53とから構成され、内部には後述する検煙部55を備えている。検煙部55の周囲にはラビリンス壁52が円筒状に立設される。隣接するラビリンス壁52の間には煙流入部56が形成されており、煙は煙流入部56を通って検煙部55に流入するが、外光はラビリンス壁52に阻まれて入射しない構造となっている。ラビリンス壁52の下部には光学台カバー53が取り付けられている。ラビリンス壁52の外周には、検煙部55に虫等が侵入しないように防虫網10が設けられている。検煙部55は、光学台51に設けられた発光素子6及び受光素子7を備えている。発光素子6と受光素子7は、発光素子6の発する光が、通常は受光素子7に入射しないように配置され、検煙部55に煙が流入すると発光素子6の発する光が煙によって散乱し、受光素子7に入射することで煙を検出している。
光学台51は、上部に設けられたプリント基板4と接続されており、プリント基板4は、図示しない制御部及び火災判別部を備えている。制御部は、発光素子6を発光させたり、後述するスピーカ11に警報音を鳴動させたりしている。また、制御部は、後述するアンテナ機能を有する防虫網10を介して無線信号を送受信する。火災判別部は、受光素子7が受光したことに基づいて火災を判別し、火災と判断した場合は制御部に信号を送信する。プリント基板4は、本体ベース2の上部側に設置された電池9と電気的に接続されており、火災警報器1は、電池9を電源として動作している。
防虫網10は、金属製の板材を図5のように筒状にして両端の係止部101、101を係合固定し、ラビリンス壁52の外周を覆うように被せられる。このとき、板材の長さは、信号の送受信に使用する周波数帯を無線送信するために適した長さとして防虫網10は、防虫網とアンテナとを兼用している。取付部102は、光学台51の外周側に設けられたアンテナ貫通部54を介してプリント基板4の所定の位置に半田付けされる。防虫網10は、プリント基板4や電池9に対して、下方に離して取り付けられるので、電波伝搬の障害を受けにくい。
カバー3は、円盤状の保護板31と、放射状に形成されて保護板31を支える支柱32と、支柱32の間に形成された通気路33と、音響孔34と、ボタン穴35とを備える。保護板31は、皿形のカバー3の底部に設けられて、暗箱5の外部を覆って外力等から保護する。通気路33は、外気と暗箱5とをつなぐ空気の通路である。ボタン穴35は、後述する点検スイッチボタン8を、カバー3の底面側に露出させるための穴である。
音響孔34は、図1に示すスピーカ11に対応した位置に設けられ、カバー3の内側に通じる多数の小孔によって構成されている。筐体内のスピーカ11にて発せられた警報は、音響孔34を介して筐体外部に放出される。
点検スイッチボタン8は、火災警報器1の機能を確認する点検機構を動作させるためのものであり、居住者等のユーザによる押下操作を受け付ける。
次に、本実施の形態1の動作について説明する。なお、以下の説明では、住戸内に複数の火災警報器1が設置されている場合に、火災が発生した際の無線連動動作について説明する。
「火災を感知した火災警報器1の動作」
火災により煙粒子が発生すると、煙粒子は天井面に向かって上昇するとともに、天井面に沿って流れる。天井面に沿って流れた煙は、天井面に設置された火災警報器1の通気路33、防虫網10及び煙流入部56を通過して検煙部55に流入する。
検煙部55に流入した煙粒子は、発光素子6の発する光と衝突し、散乱光を発生させる。散乱光が受光素子7に受光されると、受光素子7は、火災判別部に出力信号を送出する。受光素子7からの出力信号を受信した火災判別部は、火災を判別する。火災判別部は、火災と判断すると、制御部に信号を送信し、この信号を受信した制御部は、自身のスピーカ11から警報を発するとともに、火災信号を防虫網10より無線送信する。
「他の火災警報器1が無線送信した火災信号を受信した火災警報器1の動作」
他の火災警報器1が火災を感知し、警報を発するとともに、火災信号を無線送信すると、防虫網10を介してこの火災信号を受信した火災警報器1は、自身のスピーカ11から警報を発する。このときの警報は、自身が火災を感知した場合と同じ警報音でもよいし、異なる警報音としてもよい。また、他の火災警報器1が無線送信した火災信号を受信した火災警報器1は、さらに火災信号を無線送信してもよい。
なお、本実施の形態1の防虫網10は、金属製の板材を加工して構成されているが、信号の送受信に使用する周波数帯を無線送信するために適した長さの金属製の板材と、非金属材料の組合せによって構成してもよい。例えば、網部104を非金属材料とし、取付部102を含むその他の部分を金属製としてもよい。
<実施の形態2>
実施の形態2は、実施の形態1の防虫網10を防虫網210に変更したものであり、実施の形態1との相違点を中心に説明し、実施の形態1と同一または対応する構成には同一の符号を付す。
図6は、本実施の形態2に係る火災警報器200の防虫網210である。防虫網210は、薄い板状の金属材料を樹脂等の非金属材料のフィルムで挟持したフィルムアンテナで構成されており、上部の無孔部分が金属材料をフィルムで挟持したアンテナ部213であり、下部はフィルムを網状に加工した網部214である。このとき、金属材料の長さは、信号の送受信に使用する周波数帯を無線送信するために適した長さとする。アンテナ部213には、取付部212が備えられ、実施の形態1と同様に防虫網210を筒状にして、係止部211、211を係合固定し、ラビリンス壁52の外周を覆うように被せられ、光学台51の外周側に設けられたアンテナ貫通部54を介してプリント基板4の所定の位置に半田付けされる。
なお、本実施の形態2の防虫網210は、アンテナ部213を除く部分をフィルムで構成しているが、フィルムに限定されるものではなく、非金属材料であればよい。
<実施の形態3>
実施の形態3は、実施の形態1の防虫網10を防虫網310に変更したものであり、実施の形態1と相違点を中心に説明し、実施の形態1と同一または対応する構成には同一の符号を付す。
図7は、本実施の形態3に係る火災警報器300の防虫網310であり、樹脂等の非金属材料により構成された防虫網310の網部314のうち一部が所定の長さに設定された線状の金属材料(アンテナ部313)で構成されている。このとき、アンテナ部313の長さは、使用する周波数帯を無線送信するために適した長さとする。アンテナ部313の一端は、防虫網310より突出し、取付部312を形成する。組み立て時は、実施の形態1と同様に防虫網310を筒状にして、係止部311、311を係合固定し、ラビリンス壁52の外周を覆うように被せられ、光学台51の外周側に設けられたアンテナ貫通部54を介してプリント基板4の所定位置に半田付けされる。
以上のように実施の形態1乃至3では、防虫網に取付部102、212、312を設けてプリント基板に半田付けする構成となっているが、これに限定されるものではなく、例えば、プリント基板に取付部を固定するための固定具を備えてもよいし、光学台に防虫網を接続する接点と、プリント基板を接続する接点を備え、両接点が電気的に接続されており、光学台に防虫網とプリント基板を接続することで防虫網とプリント基板が電気的に接続される構成としてもよい。
また、実施の形態1乃至3では、防虫網の上部にアンテナ部、下部に網部を備えているが、防虫網の形状はこれに限定するものではない。
1 火災警報器、2 本体ベース、3 カバー、4 プリント基板、5 光学台、6 発光素子、7 受光素子、8 点検スイッチボタン、9 電池、10 防虫網、11 スピーカ、34 音響孔、51 暗箱、52 ラビリンス壁、53 光学台カバー、54 アンテナ貫通部、55 検煙部、56 煙流入部、101 係止部、102 取付部、104 網部、200 火災警報器、210 防虫網、211 係止部、212 取付部、213 アンテナ部、214 網部、300 火災警報器、310 防虫網、311 係止部、312 取付部、313 アンテナ部、314 網部

Claims (6)

  1. 検煙部と、
    前記検煙部の周囲に立設するラビリンス壁と、
    前記検煙部に虫等が侵入しないように前記ラビリンス壁の外周を覆う防虫網と、
    前記検煙部の出力信号に基づいて火災を判断する火災判別部と、前記火災判別部が火災と判断すると火災信号を無線送信する制御部と、
    を備えた煙感知器において、
    前記防虫網が前記無線送信用のアンテナを兼用していることを特徴とする煙感知器。
  2. 前記火災判別部と、前記制御部と電気的に接続された基板を備え、
    前記防虫網が、前記基板に電気的に接続するための取付部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の煙感知器。
  3. 前記検煙部を構成する光学台が前記取付部を貫通させるアンテナ貫通部を備えていることを特徴とする請求項2に記載の煙感知器。
  4. 前記火災判定部と、前記制御部と電気的に接続された基板と、
    前記検煙部を構成する光学台が前記防虫網と前記基板を電気的に接続させる接点を備えていることを特徴とする請求項1に記載の煙感知器。
  5. 前記防虫網が、アンテナ部をフィルム部で挟持したものであることを特徴とする請求項1乃至4に記載の煙感知器。
  6. 前記防虫網が、線状アンテナと、非金属材料とにより構成されたものであることを特徴とする請求項1乃至4に記載の煙感知器。
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