JP4710178B2 - ワイヤレス熱線センサ発信機 - Google Patents

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    • G08B13/191Actuation by interference with heat, light, or radiation of shorter wavelength; Actuation by intruding sources of heat, light, or radiation of shorter wavelength using passive radiation detection systems using infrared-radiation detection systems using pyroelectric sensor means

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、人体などから放射される熱線を熱線集光手段を介して集光し人体等の検知を行う熱線検知部と、同熱線検知部の出力をワイヤレス信号に変換し発信する信号処理部と、電源となる電池とを備えたワイヤレス熱線センサ発信機の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
上記のようなワイヤレス熱線センサ発信機として、例えば特開2001−126155号公報として開示されたものがある。このワイヤレス熱線センサ発信機100は、本出願人により出願されたもので、図8に示すように、長尺状本体ケース101内部に、熱線検知部102と、信号処理部103と、電池104を収容させ構成されている。この場合、2つの焦電素子106、106を有する上記熱線検知部102と、同熱線検知部102からの出力をワイヤレス信号となる電波信号に変換して発信する上記信号処理部103とが、回路基板107上に配設され、この回路基板107が長尺状の上記本体ケース101に固定されている。なお、この本体ケース101には、その側面の一部に電池104を装着させるための電池カバー105が設けられている。
【0003】
上記本体ケース101は、図9に示すように、壁面等に固定される取付具108に、その長手方向の両端が嵌合されて、長手方向の軸中心に回転自在となるよう保持される。この取付具108は、略板状基体109の両端に、本体ケース101を長手方向の軸(A)中心に回動させ、適宜角度にて固定させる挟持片110が突設されており、その基体109の内側には壁面に固定するための取付穴(図示せず)が穿設されている。また、上記本体ケース101及び取付具108は、美観等の理由により、熱線を透過させるポリエチレン樹脂製のカバー111によって全体を覆われている。
【0004】
上記のワイヤレス熱線センサ発信機100は、窓等の建物の開口部上部に設置され、その開口部に人間の近づいてきたことを検知通報する簡易な防犯用センサ発信機として効果的に使用される。すなわち、開口部またはその略下方方向に人にいることが検知されたとき、上記の電波信号を発信し、離れたところにいる人にその状態を知らせることができる。
【0005】
また、この場合、本体ケース101は、本体ケース101側に凹所、取付具108両端には凸片(いずれも図示せず)が設けられており、適度なクリック感をもって回転され、適宜位置にて固定することができる。したがって、簡単な構造で検知エリアの調整を行うことが可能であり使い勝手も良い。また、上記の2つの焦電素子106、106からの検知出力を比較演算することで、実質上の誤作動となる、上記開口部真下を通過する小動物等の検知による電波信号の発信も低減するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術においては、取付具108の挟持片110にて本体ケース101を長手方向両端から挟む構成のため、全長が長くなり、ワイヤレス熱線センサ発信機が大きくなる。さらに、その回転自在とさせる構成を隠して目立たなくさせるために、上記カバー111にて全体を覆う必要があった。
【0007】
さらに、熱線検知部102を板状の回路基板107に設けて熱線集光手段となる板状レンズを本体ケース101に設ける点や、上記の如く誤作動を防止するために複数の焦電素子を用いる点において、全体の構造が複雑になり部品点数も多くなる。したがってコストが高くなるという問題もあった。
【0008】
本発明は上記事由に鑑みてなしたもので、その目的とするところは、全体形状を小型化し、簡単な構造で検知エリアの調整機能を有するワイヤレス熱線センサ発信機を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のワイヤレス熱線センサ発信機にあっては、熱線を熱線集光手段を介して集光し人体の検知を行う熱線検知部と、同熱線検知部の出力をワイヤレス信号に変換し発信する信号処理部と、電源となる電池とを備えたワイヤレス熱線センサ発信機において、前記熱線検知部及び前記電池を収容する長尺筒状の本体ケースと当該本体ケースが装着される取付具とを備え、前記取付具は、前記長尺筒状の本体ケースの一端側である下端を支持する支持片と、当該支持片によって本体ケースの下端を支持した状態で当該本体ケースその長手方向の軸中心に回動自在となるよう当該本体ケースの側面側から把持する一対の把持片と、一対の把持片の内側面から突出して形成された突起と、を有し、前記長尺筒状の本体ケースは、外周側面に、前記取付具に装着された状態で前記突起と咬合する溝が複数形成されており、当該本体ケースをその長手方向の軸中心に回動させる外力に従い、前記溝と前記突起との咬合と離脱とを繰り返す構造となっていることを特徴としている。
【0010】
この構成にて、熱線集光手段を介して集光し人体等の検知を行う熱線検知部及び、電源となる電池の収容された長尺筒状の本体ケースが、側面側から把持されて、その長手方向の軸中心に回動可能となるよう形成される。
【0011】
そして、本体ケースは、縦長となるようその本体ケースを把持する取付具に、直立する状態でその支持片に支持されて設置される。
【0012】
また、上記本体ケースに、前記熱線検知部と電池を長手方向に配置することが好ましい。この場合、熱線検知部と電池とは、本体ケース長手方向に列設される。
【0013】
また、上記本体ケースを略円筒状、且つ前記電池を略円柱状とし、さらに前記信号処理部を形成する回路基板を断面略弧状の立体基板材とし、その回路基板を該電池の外側に配設するのが好ましい。この場合、回路基板は電池に応じて周回するように屈曲され本体ケースの内側に沿って収容される。
【0014】
また、上記熱線検知部を前記回路基板から分離し、内部電線を介してその相互を接続させるのが好ましい。この場合、回路基板から熱線検知部が分離され、内部電線を介してその相互を接続されて本体ケース長手方向に配設される。
【0015】
また、上記信号処理部を、前記取付具に設けるのも好ましい。この場合、信号処理部を形成する回路基板が、本体ケースを側面側から把持する取付具に設けられる。
【0016】
また、上記本体ケースは、長手方向端面に電池を交換するための開口を有し、同開口に電池蓋を配設させることが好ましい。この場合、電池蓋が本体ケースの長手方向端面に設けられる。
【0017】
また、上記熱線検知部を、前記熱線集光手段が前記本体ケースの外周面から突出するよう配設させるのが好ましい。この場合、本体ケース外周面よりも突出された熱線集光手段を介して人体などから放射される熱線が集光される。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1乃至図5は、本発明の第1の実施の形態を示し、図6、図7は、信号処理部を取付具に設けた例をあらわす第2の実施の形態を示す。
【0019】
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の一実施形態であるワイヤレス熱線センサ発信機の外観を示す説明図、図2は、同ワイヤレス熱線センサ発信機を含む全体のシステム構成を示す説明図、図3は、同ワイヤレス熱線センサ発信機の本体ケースの構造を示す説明図、図4は、同ワイヤレス熱線センサ発信機の概略構成を示し、(A)は全体ブロック図、(B)は熱線検知部の部分ブロック図、図5は、同ワイヤレス熱線センサ発信機の別形態を示す説明図を示している。
【0020】
この実施の形態のワイヤレス熱線センサ発信機1は、人体などから放射される熱線を熱線集光手段を介して集光し人体等の検知を行う熱線検知部40と、同熱線検知部40の出力をワイヤレス信号に変換し信号を発信する信号処理部50と、電源となる電池6とを備え、前記熱線検知部40を前記電池6ともに長尺筒状の本体ケース3に収容し、同本体ケース3が、その長手方向の軸中心に回動自在となるよう側面側から把持されて成る。
【0021】
詳しくは、図2に示すように、このワイヤレス熱線センサ発信機1は、室内等に別途設置されるワイヤレス受信機9へ向け人体検知信号を無線で送信する機能を有し、取付具2と本体ケース3を備え、さらに本体ケース3には、熱線検知部40、信号処理部50を形成する回路基板5、電池6が収容され構成される。
【0022】
なお、ワイヤレス受信機9は、ワイヤレス熱線センサ発信機1からの検知信号を受信用アンテナ91で受信し、内蔵された発音器からメロディ等を発生することにより、人体やその他の物体の存在や進入等を報知する機能を有する。
【0023】
取付具2は、この場合、ABS樹脂などの合成樹脂材料にて形成され、略平板の長方形状をもった取付基板21の方向両縁から把持片22、22が前側向けに湾曲させて突設され、その取付基板21の前記一方向に直交する他方向の一端に、後述する本体ケース3の下端を支持する略板状の支持片23が突設されている。なお、上記把持片22、22の間隔は、後述する本体ケース3をその間に挟持可能となるように、その湾曲した内寸が本体ケース3の直径と略同一に設けられている。したがって、その本体ケース3を、図2に示す如く、縦長となるよう取付具2に直立する状態でこの支持片23に安定し支持させて設置できる。なお、取付基板21の内側には、ワイヤレス熱線センサ発信機1を建物に取り付けるための取付穴25が長手方向に2つ穿設されている。また、把持片22、22の内側には、本体ケース3を位置決め固定させる突起24、24が縦方向に付設されている。
【0024】
本体ケース3は、熱線検知部40と電池6及び回路基板5を収容するもので、この場合、ABS樹脂などの合成樹脂材料にて形成された略円筒体で、その長手方向端面に、後述する電池蓋7が配設され嵌着される開口を有する。この本体ケース3の上記支持片23に支持される一端側の外周側面には、前記把持片22に設けられた突起24に対応する複数の溝31が略3/4周にわたって設けられ、この溝31の無い前面側となる外周他端側には熱線検知部40を露出させる小開口が形成されている。したがって、この本体ケース3は、取付具2の把持片22、22にて側面側から把持されて、その突起24及び溝31にて位置決めされ長手方向の軸中心に回動される。
【0025】
なお、本体ケース3の内側には、上記熱線検知部40と、上記電池6が長手方向に列設され、さらに同電池6を巻回するように後述の回路基板5が屈曲されるとともに、本体ケース3の内壁に沿って配設される。なお、上記電池蓋7は、上記の長手方向端面以外に、上記溝31の設けられた側面側に形成することもできる。
【0026】
熱線検知部40は、その前側となる検知領域内を通過する人体の放射する赤外線を検出して人体検出信号を信号処理部50へ出力するもので、この場合、熱線集光手段に相当するレンズ41、1つの焦電素子42、及びこの焦電素子42からの出力信号の処理を行う検知回路部43が1つのユニットに一体化されている。そして、後述する回路基板5に内部電線を介して接続される。
【0027】
検知回路部43は、図4(B)に示すように、焦電素子42からの入力信号を増幅する増幅回路431と、この増幅回路431からの出力信号からノイズ成分を除去し所定の周波数帯域のものを通過させるフィルタ回路432と、このフィルタ回路432からの出力信号を所定の閾値と比較する比較回路433と、及び比較回路433からの出力信号を所定の電圧の検知信号とする出力回路434を備えている。そして、焦電素子42からの入力信号を処理して、後述する回路基板5の信号処理部50に向け人体検出信号を出力する。
【0028】
レンズ41は、ポリエチレン樹脂にて形成された上記ユニットのケースの一部で、図3に示すようにドーム型をもったマルチレンズである。このレンズ41は、広角なエリアの熱線を検知するため、上記本体ケース3の外周面から突出するよう配設される。
【0029】
回路基板5は、この場合、図3に示すように立体基板材として断面略弧状に屈曲可能なフレキシブルプリント基板で、上記熱線検知部40からの出力を処理する信号解析部5と、その信号解析部5の信号出力をワイヤレス送信する信号送信部5とにより構成される信号処理部50が実装され形成される。そして、前述したワイヤレス受信機9に、熱線検知部40にて形成される監視空間内の人体等の有無を検知判断した人体検知信号を、所定の周波数をもった電波にて無線送信する。
【0030】
信号解析部5は、熱線検知部40からの出力を元に、その情報を前記ワイヤレス受信機9に送信するかどうかを判断し、その判断結果を信号送信部5に出力する。また、信号送信部5は、信号解析部5からの出力信号を、送信用アンテナ503によって所定の電波で無線送信する。この場合、送信用アンテナ503は、回路基板5に設けられる回路パターンにより構成されており、省スペースをもって形成される。なお、この送信用アンテナ503は、このパターンによるもの以外、例えば金属板等、各種の構成方法にて実現できる。
【0031】
電池6は、上記各回路部に常時電圧を供給する電源で、この場合、単三型の乾電池にて形成されている。この電池6は、後述する電池蓋7に一体形成された略円筒状の収納部7に収納され、その電池蓋7が本体ケース3内に収納される。また、電池6と回路基板5とは、金属製の接続端子8により電気的に接続される。
【0032】
電池蓋7は、この場合、上記本体ケース3の短手方向断面と同じ円形状蓋部7の一面に略円筒状の収納部7が一体化された一面開口の筒体にて形成され、この収納部7の基端が本体ケース3の長手方向端面の開口に嵌着される。また、この電池蓋7は、上記収納部7が上記本体ケース3内の回路基板5の内側に挿入され本体ケース3に装着される。すなわち、この構成により、上記電池6、収納部7、回路基板5及び本体ケース3が同軸上に配設され、余分な空間が生じることもない。また、上記収納部7の基端に凹凸等を設けてより相互に密着させることにて、本体ケース3内部への水等の侵入も防止可能で、屋外にて使用性も向上できる。
【0033】
なお、この電池6を交換する際には、電池蓋7を上記収納部7ごとスライドさせることで電池蓋7を本体ケース3から離脱させ、収納部7内に収容している電池6を取り出す。したがって、電池交換も容易となる。また、この電池蓋7を本体ケース3の長手方向端面にて設ける構成においては、上記した本体ケース3をその長手方向の軸中心に回動させる把持片22、あるいは本体ケース3側面の溝31を、より効果的な位置に形成して安定して回動させることができる。
【0034】
次に、上記構成の第1の実施形態のワイヤレス熱線センサ発信機の取り付け様態について説明する。このワイヤレス熱線センサ発信機1は、その設置に際しては、まず、取付具2が、その取付基板21の中央の上下一対の取付穴25に、取付ネジが螺入されることで、同取付基板21が壁面等に締め付けられ固定される。
【0035】
次いで、同取付具2の両把持片22、22の間のスペースに、同ワイヤレス熱線センサ発信機1の本体ケース3が、その円筒長手方向を鉛直に合致させた状態で、鉛直上方から挿入される(図1を参照)。このとき、本体ケース3は、同取付具2の支持片23により支持される位置まで挿入され、本体ケース3が所定の位置まで挿入されると、同本体ケースの側面の溝31と把持片22の突起24が咬合する。これにより、本体ケース3を軸中心に回転され、適宜位置にて固定可能となり、本体ケース3に設けられた熱線検知部40を所望の方向へ向くよう調整することができる。
【0036】
また、このワイヤレス熱線センサ発信機1は、窓等の建物の開口部側辺の、略中央位置に、同開口部に沿った略横向きの検知領域を形成するように設置することができる。したがって、開口部真下を小動物等が通過しても誤って検知することなく、誤作動を低減することができる。すなわち、このワイヤレス熱線センサ発信機1を窓等の建物開口部側辺等に縦置き状態で設置することで、人体等の通過のみを検知することとなり、従来例のように、例えば2つの焦電素子を用いた構成を用いて開口部真下を通過する小動物等の検知を排除するための構成を必要としない。
【0037】
したがって、以上説明したワイヤレス熱線センサ発信機1によると、熱線集光手段を介して集光し人体等の検知を行う熱線検知部40及び電源となる電池6の収容された長尺筒状の本体ケース3が、同本体ケース3の溝31と把持片22、22の突起24により側面側から把持され、その長手方向の軸中心に回動可能となるように形成されるので、簡単な構造で全体形状を小型化にして検知エリアの調整が可能となる。
【0038】
そして、本体ケース3は、それを把持する把持片22に縦長となるよう側面側から把持され、また、それを支持する支持片23に下側から支持されるので、より安定して支持され、しかも、直立する形状に支持することで1つの焦電素子42にて小動物等の検知を排除こともできて、本体ケース3をより小型化できる。
【0039】
また、回路基板5が電池形状に応じて屈曲され電池6を巻回することで、回路基板5と電池6が、本体ケース3内にスペースの無駄なく収容される。さらに、本体ケース3内は、熱線検知部40と電池6が長手方向列設されるとともに、熱線検知部40が回路基板5から分離され、内部電線を介して回路基板5に接続するよう構成されることで、その本体ケース3の外径をより細く形成することができ、以て、より小型に形成できる。
【0040】
また、本体ケース3は、長手方向端面に電池を交換するための開口を設け、その開口に電池蓋7を嵌着させたことで、本体ケース3を安定して回動させることができ、しかも、電池交換も容易となる。さらに、熱線検知部40が、同本体ケース3から突出するよう配設されることで、広角なエリアの熱線を検知できる。
【0041】
なお、本発明の、ワイヤレス熱線センサ発信機1は、上記の説明にて示されたもの以外に、例えば、図5に示すように、支持片23の周囲に位置決めリブ27を設けて把持片22の幅を細くして取付具2を形成し、本体ケース3を取付具2の前側から挿入させる構成等、各種実施形態のものを含むことは言うまでもない。
【0042】
[第2の実施の形態]
図6は、第2の実施形態のワイヤレス熱線センサ発信機の、取付部の構造を示す説明図、図7は、同ワイヤレス熱線センサ発信機の本体ケースの構造を示す説明図である。
【0043】
この実施の形態のワイヤレス熱線センサ発信機は、取付具2の構成のみが第1の実施の形態と異なるもので、他の構成部材は第1の実施の形態のものと同一で、該実施の形態のワイヤレス熱線センサ発信機1は、前記信号処理部50を、前記取付具2側に設けている。
【0044】
すなわち、この実施の形態における取付具2は、その取付基板21の背面側に背面カバー28を付設させ、その間に空洞を設けてなっており、その内部に前述の送信用アンテナ503などを搭載した信号処理部50の設けられた回路基板5’が配置されている。また、この場合、この回路基板5’は、図7に示すように、支持片23の略中央に配設された接続具26と内部電線にて電気的に接続され、接続具26を介してワイヤレス熱線センサ発信機1の本体ケース3内部の熱線検知部40、及び電池6から電源及び人体検知信号が入力される。
【0045】
したがって、以上説明したワイヤレス熱線センサ発信機1によると、信号処理部50を形成する回路基板5' が、本体ケース3を側面側から把持する取付具2側に設けられるので、さらに小型化できてワイヤレス熱線センサ発信機1がより目立たなくなる。
【0046】
【発明の効果】
本発明は、上述の実施態様の如く実施されて、請求項1記載のワイヤレス熱線センサ発信機にあっては、熱線検知部と信号処理部と電池がともに長尺筒状の本体ケースに収容され、同本体ケースが、その長手方向の軸中心に回動自在となるよう側面側から把持されるので、全体形状を小型化することできて、簡単な構造で検知エリアの調整機能を実現することができる。また、本体ケースは、縦長となるようその本体ケースを把持する取付具に、直立する形状でその支持片に支持されて設置されるので、より安定して支持される。
【0048】
また、請求項記載のワイヤレス熱線センサ発信機にあっては、熱線検知部と電池が本体ケースの長手方向列設されるので、本体ケースの外径をより細く形成することができる。
【0049】
また、請求項記載のワイヤレス熱線センサ発信機にあっては、熱線検知部と信号処理部が回路基板上に配設され、電池形状に応じて周回するよう屈曲されているため、電池と各部が本体ケース内に無駄なく収容される。
【0050】
また、請求項記載のワイヤレス熱線センサ発信機にあっては、熱線検知部が回路基板から分離され、内部電線を介してその相互を接続させて構成されており、本体ケースの外径をより細く形成することができ、以て、より小型に形成できる。
【0051】
また、請求項記載のワイヤレス熱線センサ発信機にあっては、信号処理部を形成する回路基板が、本体ケースを側面側から把持する取付具に設けられるので、さらに小型化できてワイヤレス熱線センサ発信機がより目立たなくなる。
【0052】
また、請求項記載のワイヤレス熱線センサ発信機にあっては、電池蓋が本体ケースの長手方向端面に設けられるので、本体ケースを安定して回動させることができ、しかも、電池交換も容易となる。
【0053】
また、請求項記載のワイヤレス熱線センサ発信機にあっては、本体ケース外周面よりも突出された熱線集光手段を介して人体などから放射される熱線が集光されるので、広角なエリアの熱線を検知できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態であるワイヤレス熱線センサ発信機の外観を示す説明図である。
【図2】 同ワイヤレス熱線センサ発信機を含む全体のシステム構成を示す説明図である。
【図3】 同ワイヤレス熱線センサ発信機の本体ケースの構造を示す説明図である。
【図4】 同ワイヤレス熱線センサ発信機の概略構成を示し、(A)は全体ブロック図、(B)は熱線検知部の部分ブロック図である。
【図5】 同ワイヤレス熱線センサ発信機の別形態を示す説明図である。
【図6】 本発明の第2の実施形態のワイヤレス熱線センサ発信機の、取付部の構造を示す説明図である。
【図7】 同ワイヤレス熱線センサ発信機の本体ケースの構造を示す説明図である。
【図8】 本発明の従来例であるワイヤレス熱線センサ発信機を示し、(A)は側面断面図と、(B)は正面断面図である。
【図9】 同ワイヤレス熱線センサ発信機の全体構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ワイヤレス熱線センサ発信機
2 取付具
3 本体ケース
40 熱線検知部
5、5’回路基板
50 信号処理部
6 電池
7 電池蓋
22 把持片
23 支持片

Claims (7)

  1. 熱線を熱線集光手段を介して集光し人体の検知を行う熱線検知部と、同熱線検知部の出力をワイヤレス信号に変換し発信する信号処理部と、電源となる電池とを備えたワイヤレス熱線センサ発信機において、
    前記熱線検知部及び前記電池を収容する長尺筒状の本体ケースと当該本体ケースが装着される取付具とを備え
    前記取付具は、前記長尺筒状の本体ケースの一端側である下端を支持する支持片と、当該支持片によって本体ケースの下端を支持した状態で当該本体ケースをその長手方向の軸中心に回動自在となるよう当該本体ケースの側面側から把持する一対の把持片と、一対の把持片の内側面から突出して形成された突起と、を有し、
    前記長尺筒状の本体ケースは、外周側面に、前記取付具に装着された状態で前記突起と咬合する溝が複数形成されており、当該本体ケースをその長手方向の軸中心に回動させる外力に従い、前記溝と前記突起との咬合と離脱とを繰り返す構造となっていることを特徴とするワイヤレス熱線センサ発信機。
  2. 前記本体ケースに、前記熱線検知部と電池とを長手方向に配置した請求項1記載のワイヤレス熱線センサ発信機。
  3. 前記本体ケースを略円筒状、且つ前記電池を略円柱状とし、さらに前記信号処理部を形成する回路基板を断面略弧状の立体基板材とし、その回路基板を該電池の外側に配設した請求項1又は2に記載のワイヤレス熱線センサ発信機。
  4. 前記熱線検知部を前記回路基板から分離し、内部電線を介してその相互を接続させた請求項3記載のワイヤレス熱線センサ発信機。
  5. 前記信号処理部を、前記取付具に設けた請求項1記載のワイヤレス熱線センサ発信機。
  6. 前記本体ケースは、長手方向端面に電池を交換するための開口を有し、同開口に電池蓋を配設させた請求項1乃至5のいずれか1つの請求項に記載のワイヤレス熱線センサ発信機。
  7. 前記熱線検知部を、前記熱線集光手段が前記本体ケースの外周面から突出するよう配設させた請求項1乃至6のいずれか一つの請求項に記載のワイヤレス熱線センサ発信機。
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