JP2003000557A - 生体信号モニタリング装置 - Google Patents

生体信号モニタリング装置

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JP2003000557A
JP2003000557A JP2001193662A JP2001193662A JP2003000557A JP 2003000557 A JP2003000557 A JP 2003000557A JP 2001193662 A JP2001193662 A JP 2001193662A JP 2001193662 A JP2001193662 A JP 2001193662A JP 2003000557 A JP2003000557 A JP 2003000557A
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human body
electrode
transmission
biological signal
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JP2001193662A
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English (en)
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Yoshiko Suzuki
佳子 鈴木
謙之 ▲土▼井
Kaneyuki Doi
Masaru Hashimoto
勝 橋本
Masaki Koyama
正樹 小山
Atsuhisa Nishimura
篤久 西村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送線を必要とせず、無線機構を搭載するこ
とによる計測器側の装置の大型化及びコスト増を生ぜず
に生体信号を観測できる生体信号モニタリング装置を提
供する。 【解決手段】 第1計測伝送手段11により計測され、
第1伝送信号に変調された生体信号を、第1送信電極1
2と、第2送信電極13により送信する第1データ通信
装置1と、第1受信電極20と、第2受信電極21とが
受信した第1伝送信号を復調する第1信号処理手段22
と、復調された第1データを表示するディスプレイ23
と、を有する第2データ通信装置2と、を具備してな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生体信号を観測す
る生体信号モニタリング装置に係わり、特に、導体であ
る人体を伝送路として信号を伝送する生体信号モニタリ
ング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、トレーニング強度の目安にし
たり、健康管理の目的で、トレーニングしながらも脈拍
や心拍などの生体信号をモニタリングする装置がある。
しかし、生体信号は観測したい生体信号によってセンシ
ングする部位がほぼ決められてしまうため、その生体信
号をセンシングする計測装置をその部位に装着しなけれ
ばならない。また、センシングした生体信号を提示する
提示手段、又は記憶する記憶手段は、トレーニング等運
動を行う際に支障になることから、その計測部位と離れ
た個所に配置されること場合が多い。そこで、センシン
グする計測装置側から提示手段、又は記憶手段への信号
の伝送が必要となる。
【0003】たとえば、センシングしたい生体信号が、
脈拍であった場合、脈拍の計測は耳朶で行われることが
多く、また、提示手段は腕など見える位置に設置するこ
とが多いため、計測した生体信号に対応した伝送信号を
提示手段まで送信しなければならない。心拍数を計測す
る場合についても同様のことであり、いずれの場合にお
いても、生体信号に対応した伝送信号を伝送するため
に、計測装置から提示手段、又は記憶手段まで伝送線を
接続してデータの伝送を行うか、無線を用いて伝送して
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、トレー
ニングなど、動いているときに伝送線があると、煩わし
いばかりではなく、伝送線を断線させてしまう恐れもあ
る。また、脈拍計測では、伝送線の揺れが脈拍計測の誤
差要因にもなる。一方、電波を使用する無線方式では、
計測装置側に、送信するデータに対応した信号を発生
し、その信号を空間を伝播させるために、伝送信号とし
ての無線信号を発信する無線信号発信機構を搭載する必
要があるとともに、提示手段、又は記憶手段にも無線信
号を受信し、データを復調する機構を搭載する必要があ
る。そのような機構を生体信号をモニタリングする装置
に搭載させるため、計測装置及び受信側となる提示手
段、又は記憶手段の装置が大型化するとともに、コスト
も増大してしまう。
【0005】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、伝送線を必要とせず、無線による通
信を行うために必要な無線機構を搭載することによる装
置の大型化及びコスト増を生ぜずに生体信号を観測でき
る生体信号モニタリング装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の生体観測装置は、以下の構成を備える。すな
わち、請求項1の発明では、人体の生体信号を計測し、
該生体信号に応じた第1伝送信号を生成する第1計測伝
送手段と、前記第1伝送信号を送信する2つの送信電極
と、を有してなり、該送信電極の一方は他方の電極よ
り、前記人体に対するインピーダンス値が小さくなるよ
う設けられる第1データ通信装置、並びに前記第1伝送
信号を受信する2つの受信電極と、該受信電極の受信し
た前記第1伝送信号を処理し、前記第1伝送信号に応じ
た第1データを出力する第1信号処理手段と、前記第1
データを提示する第1提示手段又は記憶する第1記憶手
段と、を有してなり、前記受信電極の一方は他方の電極
より、前記人体に対するインピーダンス値が小さくなる
よう設けられる第2データ通信装置を、具備してなるこ
とを特徴とする。
【0007】請求項2の発明では、請求項1に記載の生
体信号モニタリング装置において、前記第2データ通信
装置は、前記第1データを演算処理し、前記第1提示手
段又は前記第1記憶手段へ出力する演算手段をも備えた
ことを特徴とするを備えたことを特徴とする。
【0008】請求項3の発明では、請求項1又は請求項
2に記載の生体信号モニタリング装置において、前記第
1データ通信装置を構成する回路の基準電位となる回路
グランドを、前記送信電極のいずれか一方として形成す
ることを特徴とする。
【0009】請求項4の発明では、請求項1乃至請求項
3のいずれかに記載の生体信号モニタリング装置におい
て、前記第2データ通信装置を構成する回路の基準電位
となる回路グランドを、前記人体に対するインピーダン
ス値が小さい方の受信電極として形成することを特徴と
する。
【0010】請求項5の発明では、請求項1乃至請求項
4のいずれかに記載の生体信号モニタリング装置におい
て、前記第2データ通信装置は、人体に固定するための
クリップ形状の第1固定手段を備え、この第1固定手段
に前記人体に対するインピーダンス値が小さい方の受信
電極が設けられていることを特徴とする。
【0011】請求項6の発明では、請求項1乃至請求項
4のいずれかに記載の生体信号モニタリング装置におい
て、前記第2データ通信装置は、人体に固定するベルト
形状に形成された第2固定手段を備え、この第2固定手
段の人体側に、前記人体に対するインピーダンス値が小
さい方の受信電極が設けられていることを特徴とする。
【0012】請求項7の発明では、請求項1乃至請求項
6のいずれかに記載の生体信号モニタリング装置におい
て、前記第1データ通信装置は、人体に固定するクリッ
プ形状に形成された第3固定手段を備え、この第3固定
手段に前記人体に対するインピーダンス値が小さい方の
送信電極が設けられていることを特徴とする。
【0013】請求項8の発明では、請求項1乃至請求項
6のいずれかに記載の生体信号モニタリング装置におい
て、前記第1データ通信装置は、人体に固定するベルト
形状に形成された第4固定手段を備え、この第4固定手
段の人体側に、前記人体に対するインピーダンス値が小
さい方の送信電極が設けられていることを特徴とする。
【0014】請求項9の発明では、請求項1乃至請求項
8のいずれかに記載の生体信号モニタリング装置におい
て、前記第1計測伝送手段は、発光手段と受光手段とを
備え、この発光手段より発光した光を人体を介して受光
手段で受光することにより、前記生体信号としての脈波
を計測することを特徴とする。
【0015】請求項10の発明では、請求項9に記載の
生体信号モニタリング装置において、前記発光手段の発
光面、及び前記受光手段の受光面の側方を導電性ゴムで
覆い、該導電性ゴムを前記第1送信電極としたことを特
徴とする。
【0016】請求項11の発明では、請求項9に記載の
生体信号モニタリング装置において、前記発光手段から
の光を前記受光手段へ反射させる反射体を設け、該反射
体を前記人体に対するインピーダンス値が小さい方の送
信電極としたことを特徴とする。
【0017】請求項12の発明では、請求項1乃至請求
項11のいずれかに記載の生体信号モニタリング装置に
おいて、前記第2データ通信装置は、人体の生体信号を
計測し該生体信号に応じた第2伝送信号を生成する第2
計測伝送手段をも備えるとともに、前記受信電極が前記
第2伝送信号を送信可能に形成され、前記第1データ通
信装置は、前記送信電極が前記第2伝送信号を受信可能
に形成されるとともに、当該送信電極により受信した前
記第2伝送信号を処理し、前記第2伝送信号に応じた第
2データを出力する第2信号処理手段と、前記第2デー
タを提示する第2提示手段又は記憶する第2記憶手段
と、をも備えることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)本発明に係わる
生体信号モニタリング装置の第1の実施の形態を、以下
に説明する。本実施の形態における生体信号モニタリン
グ装置は、図1(a)に示す第1データ通信装置1と、
図1(b)に示す第2データ通信装置2とを備えて構成
されている。
【0019】図1(a)に示すように、第1データ通信
装置1は、人体に対するインピーダンス値が小さい送信
電極と、それに比較してインピーダンス値が大きい送信
電極と、第1計測伝送手段11と、を備えている。以
下、人体に対するインピーダンス値が小さい方の送信電
極を第1送信電極12、大きい方の送信電極を第2送信
電極13とする。
【0020】第1計測伝送手段11は、人体の生体信号
を計測し、その生体信号に応じた生体信号データを生成
出力する生体信号計測手段114と、搬送波周波数を発
生するPLL等の発振手段111と、その搬送波周波数
に重畳して変調信号を生成する変調手段112と、第1
伝送信号である変調信号に対応する電圧を印加する電圧
印加手段113と、を備えている。すなわち、生体信号
データは、変調され、第1伝送信号として伝送される。
また、第1データ通信装置1には、回路の基準電位とな
る回路グランド(図示せず)が設けられるが、この回路
グランドを第1送信電極12、又は第2送信電極13の
いずれか一方として形成すれば、別途送信電極を設けな
くてもよくなる。
【0021】また、図1(b)に示すように、第2デー
タ通信装置2は、人体に対するインピーダンス値が小さ
い受信電極と、それに比較してインピーダンス値が大き
い受信電極と、受信した第1伝送信号を復調等の処理を
行い、第1伝送信号に対応した第1データを出力する第
1信号処理手段22と、第1信号処理手段22により取
り出された第1データを提示する第1提示手段であるデ
ィスプレイ23と、を備えている。以下、人体に対する
インピーダンス値が小さい受信電極を第1受信電極2
0、インピーダンス値が大きい受信電極を第2受信電極
21とする。ここで、第1提示手段は、第1伝送信号に
対応する第1データを提示するディスプレイ23のよう
なものでよいし、また音声で提示するスピーカー(図示
せず)のようなものでもよい。また、ディスプレイ23
の代わりに、第1データを記憶する記憶手段であるメモ
リ24を備えてもよく、ディスプレイ23とメモリ24
の双方を備えてもよい。
【0022】第1信号処理手段22は、第1データ通信
装置1の搬送波周波数のみを取り出すことができるよう
に調節されたフィルタ手段221と、フィルタ手段22
1の出力信号を増幅するアンプ等の増幅手段222と、
増幅手段222の出力から変調された伝送信号を復調す
る復調手段223と、を備えている。なお、第2データ
通信装置2には、回路の基準電位となる回路グランド
(図示せず)が設けられるが、この回路グランドを人体
に対するインピーダンス値が小さい方の電極である第1
受信電極20として形成してもよい。この場合、別途第
1受信電極20を設けなくてもよくなる。
【0023】また、第1送信電極12、第1受信電極2
0は、それぞれ第2送信電極13、第2受信電極21の
人体に対するインピーダンス値より小さくなるように設
けられていればよく、例えば、第1送信電極12及び第
1受信電極20が、人体に近設されており、第2送信電
極13及び第2受信電極21が人体から離設されていれ
ばよい。さらに、電極と人体との電気的接続を阻止する
ものでなければ、人体と電極との間に繊維やケーシング
材料等が介在してもよく、直接人体に触れる必要はな
い。
【0024】図2は、本実施の形態の生体信号モニタリ
ング装置を人体に装着した様子を示している。図3
(a)に示すように、第1データ通信装置1は、耳朶に
はさんで人体に固定するクリップ形状に形成された第3
固定手段32(以下、耳クリップ32)を備えて形成さ
れており、生体信号計測手段114は生体信号を計測で
きる位置に設けられている。また、図4に示すように、
第2データ通信装置2は、人体に固定するように形成さ
れたベルト形状の第2固定手段31を備える腕時計型
(以下、腕時計)に形成されたものである。
【0025】第1データ通信装置1の備える各手段は、
IC化され耳クリップ32に内蔵されている。図3
(b)は、図3(a)に示す2個1対の耳クリップ32
を分解し、向かい合う面を正面図として示したものであ
る。図3(b)に示すように、耳クリップ32の構造
は、耳クリップ本体A1,A2と、軸14aと、軸14
aに勘合する軸受14bと、を備えて構成されている。
【0026】耳クリップ本体A1,A2は、それぞれ中
心に貫通孔Cを有した突起部Bが設けられており、この
貫通孔Cに軸14aを通し、この軸14aに勘合する軸
受14bにより、耳クリップ本体A1,A2とを接続さ
せることにより、耳クリップ32が形成される。このよ
うにして構成された耳クリップ32は、軸14aを中心
に可動となっている。また、この耳クリップ32には、
弾性体(図示せず)が備えられており、耳クリップ本体
A1,A2でこの弾性体を挟むように構成しているの
で、耳クリップ32を耳朶に挟んだときに、弾性体によ
る弾性力で耳朶を挟持するようにして耳朶に固定するも
のである。この弾性体としては、弾性力、復元力を備え
るものであればよく、バネ、ゴム等を使用している。
【0027】第1送信電極12は、第1データ通信装置
1の耳朶への装着時に、第1送信電極12が耳朶に接触
するように耳クリップ32の内側に設けられるものであ
るが、図3(b)に示すように、耳朶との接触状態をさ
らによくするため、耳クリップ32の両側、すなわち耳
クリップ本体A1,A2の対向する面双方に設けてもよ
い。また、図3(a)に示すように、第2送信電極13
は、人体との静電結合を抑制するために、人体に対し送
信電極より離れて設けられるほうが望ましいため、耳ク
リップ32の外側に設けられている。
【0028】図4に示すように、第2データ通信装置2
は、腕時計型に形成されている。図4(a)は、腕時計
である第2データ通信装置2の表面を、図4(b)は断
面を、図4(c)は裏面を、それぞれ示している。この
第2データ通信装置2は、ベルト形状に形成された第2
固定手段31により腕に巻いて用いられるものであり、
第1信号処理手段22は、腕時計に内蔵され、第1提示
手段としてディスプレイ23が表面に設けられている。
第1受信電極20は、第2データ通信装置2の装着時に
人体に接触するようにベルト形状に形成された第2固定
手段31の裏面に設けられ、第2受信電極は人体から離
れた表面に設けられる。また、図4(c)ではベルト形
状に形成された第2固定手段31の裏面の一部に第1受
信電極20を設けていたが、第2データ通信装置の別の
形態として、図5に示すように、第1受信電極20をベ
ルト形状に形成された第2固定手段31の人体側すなわ
ち内側全面に設けてもよく、このようにすれば、腕と第
1受信電極20との接触状態を、さらによくすることが
できるものである。
【0029】次に、生体信号モニタリング装置の通信動
作について、図6乃至図8を参照して以下に説明する。
図6は、生体信号モニタリング装置の使用状態を、送信
電極12,13及び受信電極20,21に着目して示し
たものである。このとき、第1伝送信号の伝送経路とし
ては、人体を介して第1伝送信号を伝達するルート、す
なわち、「第1送信電極12→人体→第1受信電極2
0」というルートが、第1伝送信号の基準電位が伝達さ
れる伝送経路となり、第2送信電極13と第2受信電極
21との静電結合により実現されるルート、すなわち、
「第2送信電極13→第2受信電極21」というルート
が、第1伝送信号が伝達される伝送経路となる。
【0030】ここで、図7は、伝送経路におけるインピ
ーダンス値を示したものである。図7に示すように、第
1データ通信装置1の第1送信電極12と人体との界面
のインピーダンス値をZ〔送電1−人〕、人体のインピ
ーダンス値をZ〔人〕、人体と第2データ通信装置2の
第1受信電極20との界面のインピーダンス値をZ〔受
電1−人〕とし、さらに、第1データ通信装置1の第2
送信電極13と第2データ通信装置2の第2受信電極2
1との静電結合のインピーダンス値をZ〔送電2−受電
2〕として、第1伝送信号の伝送経路を、インピーダン
ス値を用いて表現している。
【0031】なお、第2送信電極13と人体とのインピ
ーダンス値をZ〔送電2−人〕、第2受信電極21と人
体とのインピーダンス値をZ〔受電2−人〕とすると、
Z〔送電2−人〕>Z〔送電1−人〕,Z〔受電2−
人〕>Z〔受電1−人〕となるように電極を設けている
ので、第2送信電極13と第2受信電極21が静電結合
し、「第2送信電極13→第2受信電極21」というル
ートが構成され、また、第1送信電極12と第1受信電
極20が、人体と電気的に接続されることにより、「第
1送信電極12→人体→第1受信電極20」というルー
トが構成される。
【0032】この2つの伝送経路を、上記のインピーダ
ンス値を用いて等価回路で表現すると、図8に示すよう
になる。第2データ通信装置2の入力インピーダンス値
をZ〔受〕とすれば、単純な電圧分配により、Z〔受〕
にかかる電圧を検出することによって、第1データ通信
装置1から第2データ通信装置2への第1伝送信号を検
出でき、通信が実現されるものである。なお、本実施の
形態における生体信号モニタリング装置は、第1データ
通信装置1と第2データ通信装置2とを人体に装着すれ
ば、装着している間に計測した生体信号を、提示又は記
憶するものであるので、定常的に装着していれば、定常
的に生体信号を監視することができ、また、生体信号を
計測する必要があるときに適宜装着するようにすれば、
その時々に応じて生体信号を計測することができる。
【0033】本実施の形態により、第1データ通信装置
から第2データ通信装置までの通信が実現され、伝送線
を必要とせず、また、無線発信機構を有さないので、小
型、低コスト化が実現でき、近傍に同じ生体信号モニタ
リング装置があっても、生体信号の伝送の混乱を招くこ
となく、生体信号を観測できるという効果を奏するもの
である。
【0034】(第2実施形態)本発明に係わる生体信号
モニタリング装置の第2の実施の形態を、以下に説明す
る。本実施の形態においては、図9に示すように、第1
データ通信装置1を歩数計型として、第2データ通信装
置2をピッチ計型として構成しているものである。腰部
に装着した第1データ通信装置1は、腰部での生体信号
を計測し、耳部に備えた第2データ通信装置2で提示す
るようにしているとともに、図13に示すように、第2
データ通信装置2に演算手段25を備え、第1信号処理
手段22が出力する第1データを、使用者が理解、分析
しやすいように、各種のデータ演算処理を行い、それを
提示手段により提示、又は記憶手段により記憶させるよ
うにしたものである。このデータ演算処理としては、生
体信号の計測に合わせて、第1データ通信装置1から送
信されてくる第1伝送信号を、1分あたりの脈拍数等に
演算処理等を行うものであり、これにより、使用者は生
体信号の情報を理解し易くなる。
【0035】図10は、歩数計型に形成された第1デー
タ通信装置1を示すものであり、第1データ通信装置1
を人体に固定するためにベルト形状に形成された第4固
定手段33により腰部に装着するとともに、その第4固
定手段33にクリップ34を挟むようにして固定するも
のである。図10に示すように、第1計測伝送手段11
は、歩数計型構造に内蔵されている。第1送信電極12
は、装着時に人体に接触するように歩数計型構造内の人
体側に、第2送信電極13は、人体との静電結合を抑制
するために、第1送信電極12よりも人体から離れた位
置に設けられている。また、図11に示すように、第1
送信電極12をベルト形状の第4固定手段33の人体側
に設ければ、人体との接触状態を、さらによくすること
ができる。
【0036】図12は、ピッチ計型の第2データ通信装
置2を示すものである。この第2データ通信装置2は、
耳にかけて人体に固定するように形成されるクリップ形
状の第1固定手段を備えたピッチ計30である。図12
に示すように、第1信号処理手段22と第1提示手段で
あるスピーカー27がピッチ計型構造に内蔵されてい
る。第1受信電極20は、装着時に耳または頭部に近設
するようにピッチ計30の内側に、第2受信電極21
は、人体に対し第1受信電極20より離れるように外側
に設けられ、この2つの受信電極は、共に第1信号処理
手段22に電気的に接続される。なお、本実施の形態に
おいて、第1伝送信号を伝送する動作は、第1の実施の
形態における動作と同じである。
【0037】本実施の形態により、第2データ通信装置
を人体に装着したときに、第1受信電極と人体との接触
がよくなり、また、第1データ通信装置をベルト形状の
第4固定手段の人体側に設けたので、第1データ通信装
置の装着時に意識しなくても、第1送信電極が人体に接
するようになるとともに、生体信号の情報を使用者にと
って認識しやすいように演算処理するので、使いやすい
ものとなる。
【0038】(第3実施形態)本発明に係わる生体信号
モニタリング装置の第3の実施の形態を、以下に説明す
る。本実施の形態においては、第1計測伝送手段11
が、生体信号としての脈波を計測することのできるもの
である。図14に示すように、第1計測伝送手段11
は、発光手段101及び受光手段102と、発光手段1
01の発光を制御して受光手段102から得た信号から
生体信号である脈波信号を計測する制御処理手段103
とを備えており、第1データ通信装置1は、脈波信号を
計測したタイミングで、第1伝送信号を送信電極より送
信する。このとき、送信する第1伝送信号のデータ形式
は、特別な形式である必要はなく、汎用のデータ形式を
用いている。また、第1データ通信装置1の別の形態と
して、図15に示すように、制御処理手段103の後段
に、脈波信号から脈拍数を演算する脈拍数演算手段10
4を備えてもよく、この場合には第1伝送信号として脈
拍数を伝送するものである。
【0039】図16に示すように、本実施の形態におけ
る第1データ通信装置1に備えられる発光手段101と
受光手段102が、それぞれ耳クリップ本体A1,A2
に設けられており、耳クリップ本体A1,A2を接続し
て構成された耳クリップ32を耳朶に挟み固定すること
で、発光手段101から発せられた光のうち人体を透過
した光を受光手段102が計測することで、脈波信号を
計測するものである。また、LED等の発光素子により
発光する発光手段101の発光面、及び受光することで
電力を発生する光電変換素子等から構成される受光手段
102の受光面の側方を導電性ゴム4が覆うように形成
されている。この導電性ゴム4は、発光面及び受光面に
外部からの光が入射することを防止する遮光性の効果を
奏するもので、受光手段102は発光手段101からの
光のみを受光することができ、また、耳クリップ32を
耳朶に安定させるためのすべり止めの効果も奏する。さ
らに、この導電性ゴム4を、第1送信電極12として構
成しているので、別途第1送信電極12を設ける必要が
ない。
【0040】また、第1データ通信装置1の別の形態と
して、図17に示すように、発光手段101からの光を
反射し、受光手段102へ入射させる反射体である反射
鏡5を、耳クリップ32に設けてもよい。これは、耳ク
リップ32を耳朶に挟んで固定したときに、耳クリップ
本体A1に設けられた発光手段101から発せられた光
が、耳朶を通過して反射鏡5で反射され、反射されてき
た光を受光手段102が受光するように、耳クリップ本
体A2に設けられるものである。このようにして、受光
手段102が受光することにより人体の生体信号である
脈波信号を計測し、送信電極から送信する。なお、この
反射鏡5は、光の反射効率を向上させることができると
ともに、第1送信電極12として構成されているので、
別途第1送信電極12を設ける必要がない。
【0041】なお、本実施の形態においても、第1伝送
信号を伝送する動作は、第1の実施の形態で説明した動
作と同じである。
【0042】本実施の形態により、発光手段と、受光手
段と、演算手段と、を備えたので、脈拍数を観測できる
とともに、導電性ゴムにより計測手段の遮光ができるの
で、脈拍数の計測精度の向上を図ることのできるもので
ある。
【0043】(第4実施形態)本発明に係わる生体信号
モニタリング装置の第4の実施の形態を、以下に説明す
る。本実施の形態においては、受信電極20,21を、
伝送信号を送信可能となるように形成するとともに、第
2データ通信装置2に、人体の生体信号を計測可能な第
2計測伝送手段26を設け、計測した生体信号に対応す
る第2伝送信号を受信電極20,21により送信し、ま
た、送信電極12,13を第2伝送信号を受信可能に形
成するとともに、第1データ通信装置1に、第2伝送信
号を処理し、対応する第2データを出力する第2信号処
理手段15と、第2データを提示する第2提示手段を設
けたものである。
【0044】図19(a)に示すように、第1データ通
信装置1は、第1計測伝送手段11と、第2信号処理手
段15と、第2提示手段であるスピーカー16と、第1
送信電極12と、第2送信電極13と、を備えている。
第2信号処理手段15は、第2データ通信装置2から伝
送される第2伝送信号の搬送波周波数のみを取り出すこ
とができるように調節されたフィルタ手段151と、フ
ィルタ手段151の出力信号を増幅するアンプ等の増幅
手段152と、増幅手段152の出力から変調された信
号を復調する復調手段153と、を有している。なお、
第2提示手段であるスピーカー16の代わりに、第2デ
ータを記憶する第2の記憶手段であるメモリ28を備え
てもよく、スピーカー16とメモリ28の双方を備えて
もよい。
【0045】また、図19(b)に示すように、第2デ
ータ通信装置2は、第2計測伝送手段26と、第1信号
処理手段22と、第1提示手段であるディスプレイ23
と、第1受信電極20と、第2受信電極21と、を備え
ている。また、ディスプレイ23の代わりに第1記憶手
段であるメモリ24を備えてもよく、ディスプレイ23
とメモリ24の双方を備えてもよい。第2計測伝送手段
26は、人体の生体信号を計測し、その生体信号に応じ
た生体信号データを生成出力する生体信号計測手段26
4と、搬送波周波数を発生するPLL等の発振手段26
1と、その搬送波周波数に重畳して変調信号を生成する
変調手段262と、第2伝送信号である変調信号に対応
する電圧を印加する電圧印加手段263と、を有してい
る。
【0046】本実施の形態においては、送信電極12,
13、及び受信電極20,21は、それぞれ送信、受信
ともに行うことができるものであり、送信動作時におい
ては、電極に電圧が印加されることで、伝送信号を送信
するものであり、受信動作時においては、電極で電圧を
検出することにより伝送信号を受信するものであるの
で、この動作を切り替えることで、送信電極12,13
で、伝送信号を送信するとともに受信を行う機能を実現
でき、受信電極20,21においても、伝送信号を受信
するとともに送信を行う機能を実現できるものである。
なお、生体信号モニタリング装置の一方、例えば第1デ
ータ通信装置1を第1伝送信号の送信側とするときは、
第2データ通信装置2は第1伝送信号の受信側となり、
逆に、第1データ通信装置1を第2伝送信号の受信側と
するときは、第2データ通信装置2を第2伝送信号の送
信側とするものである。
【0047】なお、本実施の形態における通信動作にお
いて、第2データ通信装置2から第1データ通信装置1
へ第2伝送信号が伝達される場合の通信動作は、第1の
実施の形態で説明した伝送信号の伝送が逆方向において
行われるものであり、基本的な通信動作は第1の実施の
形態における通信動作と同じである。
【0048】本実施の形態において、生体信号モニタリ
ング装置は、図18(a)に示すように、ヘッドホン型
に形成された第1データ通信装置1と、図18(b)に
示すように、腕時計型に形成された第2データ通信装置
2と、を具備して構成されている。図18(a)に示す
ように、第1データ通信装置1に備えられた第1計測伝
送手段11、及び第1送信電極12は、ヘッドホン型構
造の一端に設けられ、人体に近設する個所に装着され
る。第2送信電極13と、第2信号処理手段15と、ス
ピーカー16は、ヘッドホン型構造の他端側に設けられ
ている。
【0049】また、図18(b)に示すように、第2デ
ータ通信装置2は、ベルト形状に形成された第2固定手
段31を備えた時計型構造に形成され、第2計測伝送手
段26は、第1信号処理手段22とともに、時計型構造
内に内蔵されている。第2受信電極21とディスプレイ
23は、時計型構造の表面に、第1受信電極20は、人
体と接触するように第1の実施の形態と同様に、時計型
構造の裏側に設けられている。
【0050】本実施の形態により、第1データ通信装
置、第2データ通信装置ともに、送信機能、受信機能を
備えたので、双方向通信が可能となる。
【0051】以上、本発明の好適な実施の形態を説明し
たが、本発明はこの実施の形態に限らず、種々の形態で
実施することができる。
【0052】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1記載の生
体信号モニタリング装置は、人体の生体信号を計測し、
該生体信号に応じた第1伝送信号を生成する第1計測伝
送手段と、前記第1伝送信号を送信する2つの送信電極
と、を有してなり、該送信電極の一方は他方の電極よ
り、前記人体に対するインピーダンス値が小さくなるよ
う設けられる第1データ通信装置、並びに前記第1伝送
信号を受信する2つの受信電極と、該受信電極の受信し
た前記第1伝送信号を処理し、前記第1伝送信号に応じ
た第1データを出力する第1信号処理手段と、前記第1
データを提示する第1提示手段又は記憶する第1記憶手
段と、を有してなり、前記受信電極の一方は他方の電極
より、前記人体に対するインピーダンス値が小さくなる
よう設けられる第2データ通信装置を、具備するので、
伝送線を必要とせず、無線機構も搭載しないので小型、
低コスト化を図ることができるという効果を奏する。
【0053】本発明の請求項2記載の生体信号モニタリ
ング装置によれば、請求項1に記載の発明において、前
記第2データ通信装置は、前記第1データを演算処理
し、前記第1提示手段又は前記第1記憶手段へ出力する
演算手段をも備えたので、身体状態をより理解しやすい
データとして提示又は記憶させることができるという効
果を奏する。
【0054】本発明の請求項3記載の生体信号モニタリ
ング装置によれば、請求項1又は請求項2に記載の発明
において、前記第1データ通信装置を構成する回路の基
準電位となる回路グランドを、前記送信電極のいずれか
一方として形成したので、送信電極を別途設けなくても
よくなるという効果を奏する。
【0055】本発明の請求項4記載の生体信号モニタリ
ング装置によれば、請求項1乃至請求項3のいずれかに
記載の発明において、前記第2データ通信装置を構成す
る回路の基準電位となる回路グランドを、前記人体に対
するインピーダンス値が小さい方の受信電極として形成
したので、受信電極を別途設けなくてもよくなるという
効果を奏する。
【0056】本発明の請求項5記載の生体信号モニタリ
ング装置によれば、請求項1乃至請求項4のいずれかに
記載の発明において、前記第2データ通信装置は、人体
に固定するためのクリップ形状に形成された第1固定手
段を備え、この第1固定手段に前記人体に対するインピ
ーダンス値が小さい方の受信電極が設けられているの
で、前記第2データ通信装置を装着することにより、前
記第1受信電極が自然に人体と接するようになり、さら
に人体と前記第1受信電極との接触状態が向上するとい
う効果を奏する。
【0057】本発明の請求項6記載の生体信号モニタリ
ング装置によれば、請求項1乃至請求項4のいずれかに
記載の発明において、前記第2データ通信装置は、人体
に固定するベルト形状に形成された第2固定手段を備
え、この第2固定手段の人体側に、前記人体に対するイ
ンピーダンス値が小さい方の受信電極が設けられている
ので、前記第2データ通信装置を装着したときに、前記
第1受信電極と人体との接触状態がよくなるという効果
を奏する。
【0058】本発明の請求項7記載の生体信号モニタリ
ング装置によれば、請求項1乃至請求項6のいずれかに
記載の発明において、前記第1データ通信装置は、人体
に固定するクリップ形状に形成された第3固定手段を備
え、この第3固定手段に前記人体に対するインピーダン
ス値が小さい方の送信電極が設けられているので、前記
第1データ通信装置を装着したときに、前記第1送信電
極と人体との接触状態が向上するという効果を奏する。
【0059】本発明の請求項8記載の生体信号モニタリ
ング装置によれば、請求項1乃至請求項6のいずれかに
記載の発明において、前記第1データ通信装置は、人体
に固定するベルト形状に形成された第4固定手段を備
え、この第4固定手段の人体側に、前記人体に対するイ
ンピーダンス値が小さい方の送信電極が設けられている
ので、前記第1データ通信装置を装着することにより、
前記第1送信電極が自動的に人体と接するようになり、
さらに、人体と前記第1データ通信装置の接触状態が向
上するという効果を奏する。
【0060】本発明の請求項9記載の生体信号モニタリ
ング装置によれば、請求項1乃至請求項8のいずれかに
記載の発明において、前記第1計測伝送手段は、発光手
段と受光手段とを備え、この発光手段より発光した光を
人体を介してこの受光手段で受光することにより、前記
生体信号としての脈波を計測するようにしたので、生体
信号センサ側からの伝送線を必要とせず、脈波や脈拍数
を観測することができるという効果を奏する。
【0061】本発明の請求項10記載の生体信号モニタ
リング装置によれば、請求項9に記載の発明において、
前記発光手段の発光面、及び前記受光手段の受光面の側
方を導電性ゴムで覆い、該導電性ゴムを前記第1送信電
極としたので、導電性ゴムにより外部からの光が遮光さ
れ、外乱が少なくなるので、精度よく脈波信号を計測す
ることができるとともに、生体信号計測手段を生体によ
り確実に固定することができるという効果を奏する。
【0062】本発明の請求項11記載の生体信号モニタ
リング装置によれば、請求項9に記載の発明において、
前記発光手段より発光した光を前記受光手段へ反射させ
る反射体を設け、該反射体を前記人体に対するインピー
ダンス値が小さい方の送信電極としたので、前記第1送
信電極を別途設ける必要がなくなるとともに、反射体に
より光の反射効率がよくなるという効果を奏する。
【0063】本発明の請求項12記載の生体信号モニタ
リング装置によれば、請求項1乃至請求項11のいずれ
かに記載の発明において、前記第2データ通信装置は、
人体の生体信号を計測し該生体信号に応じた第2伝送信
号を生成する第2計測伝送手段をも備えるとともに、前
記受信電極が前記第2伝送信号を送信可能に形成され、
前記第1データ通信装置は、前記送信電極が前記第2伝
送信号を受信可能に形成されるとともに、当該送信電極
により受信した前記第2伝送信号を処理し、前記第2伝
送信号に応じた第2データを出力する第2信号処理手段
と、前記第2データを提示する第2提示手段又は記憶す
る第2記憶手段と、をも備えたので、前記第1データ通
信装置と前記第2データ通信装置との間で双方向に通信
できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる生体信号モニタリング装置の第
1の実施の形態における生体信号モニタリング装置のブ
ロック図である
【図2】上記生体信号モニタリング装置の使用状態を示
す図である
【図3】上記生体信号モニタリング装置の耳クリップ型
に形成された第1データ通信装置を示す図である
【図4】上記生体信号モニタリング装置の腕時計型に形
成された第2データ通信装置を示す図である
【図5】上記生体信号モニタリング装置の腕時計型に形
成された第2データ通信装置の別の形態を示す図である
【図6】上記生体信号モニタリング装置を送信電極と受
信電極に着目して使用状態を示す図である
【図7】上記生体信号モニタリング装置の通信経路のイ
ンピーダンス値を示す図である
【図8】上記生体信号モニタリング装置の通信経路の等
価回路を示す図である
【図9】本発明に係わる生体信号モニタリング装置の第
2の実施の形態における使用状態を示す図である
【図10】上記生体信号モニタリング装置の歩数計型に
形成された第1データ通信装置を示す図である
【図11】上記生体信号モニタリング装置の歩数計型に
形成された第1データ通信装置の別の形態を示す図であ
【図12】上記生体信号モニタリング装置のピッチ計型
に形成された第2データ通信装置を示す図である
【図13】上記生体信号モニタリング装置の第2データ
通信装置のブロック図である
【図14】本発明に係わる生体信号モニタリング装置の
第3の実施の形態における第1データ通信装置のブロッ
ク図である
【図15】上記生体信号モニタリング装置の第1データ
通信装置の別の形態を示すブロック図である
【図16】上記生体信号モニタリング装置の第1データ
通信装置の構造を示す図である
【図17】上記生体信号モニタリング装置の第1データ
通信装置における別の形態の構造を示す図である
【図18】本発明に係わる生体信号モニタリング装置に
おける第4の実施の形態を示す図である
【図19】上記生体信号モニタリング装置のブロック図
である
【符号の説明】
1 第1データ通信装置 2 第2データ通信装置 4 導電性ゴム 5 反射鏡 11 第1計測伝送手段 12 第1送信電極 13 第2送信電極 15 第1信号処理手段 16 スピーカー 20 第1受信電極 21 第2受信電極 22 第2信号処理手段 23 ディスプレイ 24 メモリ 25 演算手段 26 第2計測伝送手段 27 スピーカー 30 第1固定手段 31 第2固定手段 32 第3固定手段 33 第4固定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 勝 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 小山 正樹 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 西村 篤久 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 2F073 AA40 AB02 AB03 AB06 AB11 BB01 BB20 CC02 DD01 FG01 FG02 FG14 FH04 FH07 FH11 GG01 GG04 4C017 AA02 AA10 AB02 AB08 AC26 CC01 FF15 4C027 AA06 DD07 JJ03

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体の生体信号を計測し、該生体信号に
    応じた第1伝送信号を生成する第1計測伝送手段と、前
    記第1伝送信号を送信する2つの送信電極と、を有して
    なり、 該送信電極の一方は他方の電極より、前記人体に対する
    インピーダンス値が小さくなるよう設けられる第1デー
    タ通信装置、並びに前記第1伝送信号を受信する2つの
    受信電極と、 該受信電極の受信した前記第1伝送信号を処理し、前記
    第1伝送信号に応じた第1データを出力する第1信号処
    理手段と、 前記第1データを提示する第1提示手段又は記憶する第
    1記憶手段と、を有してなり、 前記受信電極の一方は他方の電極より、前記人体に対す
    るインピーダンス値が小さくなるよう設けられる第2デ
    ータ通信装置を、具備してなることを特徴とする生体信
    号モニタリング装置。
  2. 【請求項2】 前記第2データ通信装置は、前記第1デ
    ータを演算処理し、前記第1提示手段又は前記第1記憶
    手段へ出力する演算手段をも備えたことを特徴とする請
    求項1に記載の生体信号モニタリング装置。
  3. 【請求項3】 前記第1データ通信装置を構成する回路
    の基準電位となる回路グランドを、前記送信電極のいず
    れか一方として形成することを特徴とする請求項1又は
    請求項2に記載の生体信号モニタリング装置。
  4. 【請求項4】 前記第2データ通信装置を構成する回路
    の基準電位となる回路グランドを、前記人体に対するイ
    ンピーダンス値が小さい方の受信電極として形成するこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    の生体信号モニタリング装置。
  5. 【請求項5】 前記第2データ通信装置は、人体に固定
    するためのクリップ形状に形成された第1固定手段を備
    え、この第1固定手段に前記人体に対するインピーダン
    ス値が小さい方の受信電極が設けられていることを特徴
    とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の生体信
    号モニタリング装置。
  6. 【請求項6】 前記第2データ通信装置は、人体に固定
    するベルト形状に形成された第2固定手段を備え、この
    第2固定手段の人体側に、前記人体に対するインピーダ
    ンス値が小さい方の受信電極が設けられていることを特
    徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の生体
    信号モニタリング装置。
  7. 【請求項7】 前記第1データ通信装置は、人体に固定
    するクリップ形状に形成された第3固定手段を備え、こ
    の第3固定手段に前記人体に対するインピーダンス値が
    小さい方の送信電極が設けられていることを特徴とする
    請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の生体信号モニ
    タリング装置。
  8. 【請求項8】 前記第1データ通信装置は、人体に固定
    するベルト形状に形成された第4固定手段を備え、この
    第4固定手段の人体側に、前記人体に対するインピーダ
    ンス値が小さい方の送信電極が設けられていることを特
    徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の生体
    信号モニタリング装置。
  9. 【請求項9】 前記第1計測伝送手段は、発光手段と受
    光手段とを備え、この発光手段より発光した光を人体を
    介してこの受光手段で受光することにより、前記生体信
    号としての脈波を計測することを特徴とする請求項1乃
    至請求項8のいずれかに記載の生体信号モニタリング装
    置。
  10. 【請求項10】 前記発光手段の発光面、及び前記受光
    手段の受光面の側方を導電性ゴムで覆い、該導電性ゴム
    を前記第1送信電極としたことを特徴とする請求項9に
    記載の生体信号モニタリング装置。
  11. 【請求項11】 前記発光手段より発光した光を前記受
    光手段へ反射させる反射体を設け、該反射体を前記人体
    に対するインピーダンス値が小さい方の送信電極とした
    ことを特徴とする請求項9に記載の生体信号モニタリン
    グ装置。
  12. 【請求項12】前記第2データ通信装置は、人体の生体
    信号を計測し該生体信号に応じた第2伝送信号を生成す
    る第2計測伝送手段をも備えるとともに、前記受信電極
    が前記第2伝送信号を送信可能に形成され、前記第1デ
    ータ通信装置は、前記送信電極が前記第2伝送信号を受
    信可能に形成されるとともに、当該送信電極により受信
    した前記第2伝送信号を処理し、前記第2伝送信号に応
    じた第2データを出力する第2信号処理手段と、前記第
    2データを提示する第2提示手段又は記憶する第2記憶
    手段と、をも備えることを特徴とする請求項1乃至請求
    項11のいずれかに記載の生体信号モニタリング装置。
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