JP2004145758A - 検知器 - Google Patents

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Hideaki Takahashi
高橋 秀晃
Tomohiro Yoshitsuru
吉鶴 智博
Yasuyuki Kawano
川野 泰幸
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

【課題】取り付け作業及び電池交換作業が簡単且つ安全で、電池交換時の耐埃性も確保される検知器を提供する。
【解決手段】取り付け面1にネジ12でネジ止め固定される取着ベース2と、この取着ベース2に係止結合され収容される検知部品を覆い隠すカバー3と、を備えた検知器において、カバー3を中空ケース状に形成してその内部に検知部品を収容し、同カバー3の背方外面に開口した電池収容凹所4を形成し、このカバー3を取着ベース2に係止結合させることにより、この取着ベース2で同電池収容凹所4の開口が閉塞されるようになした。
【選択図】     図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物内の天井面や壁面等の取り付け面に設置固定され、火災の発生や人の存在等を検知する検知器であり、報知機能が備わると、例えば、住宅用の火災警報器ともなる検知器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、特開平9−293181号公報に示される如く、天井面や壁面等に設置固定され、火災の発生や人の存在等を検知する検知器は知られている。この検知器は、図7に示す如く、住宅の天井面である取り付け面1にネジ止め固定される取着ベース2と、この取着ベース2に係止結合され収容される検知部品を覆い隠すカバー3と、を備えている。
【0003】
この場合、取着ベース2はネジ12によって取り付け面1に取着固定され、この取着ベース2とカバー3とで囲まれるスペース内には、プリント基板22やこれに搭載される検知部13等の検知部品、及び、電池9が収容されている。検知部13は光学台を用いた火災検知部で、火災を検知してその検知信号を発信するものである。又、電池9は検知部品等に電源供給するもので、取着ベース2に設けられた電池設置部23に収容保持されており、消耗すると取り替え交換される。
【0004】
したがって、この場合、取着ベース2を取り付け面1に簡単に取着固定することができ、電池9の取り付けが容易且つ確実で小型化も図られ、しかも、同取着ベース2に係止結合されるカバー3の取り外しが容易な検知器が得られるとされている。
【0005】
【特許文献1】
特開平9−293181号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の技術にあっては、プリント基板22やこれに搭載される検知部13等の検知部品、及び、電池9が全て取着ベース2側に支持されるものであるため、この取着ベース2を取り付け面1にネジ止め固定する際、重量的に困難な作業を要する。しかも、電池9を取り替え交換する際には、取り付け面1が天井面であると、高所での交換作業となり、同電池9の落下等も想定され、安全性に問題のある困難な作業となる。又、電池9を取り替え交換する際、取着ベース2からカバー3が取り外され、同取着ベース2内にゴミや埃が侵入して露出する検知部品に付着し易く、誤動作の要因ともなる。
【0007】
本発明は、上記従来の技術における問題を悉く解決するために発明されたもので、その課題は、取り付け作業及び電池交換作業が簡単且つ安全で、電池交換時の耐埃性も確保される検知器を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1記載の検知器は、取り付け面にネジ止め固定される取着ベースと、この取着ベースに係止結合され収容される検知部品を覆い隠すカバーと、を備えた検知器において、カバーを中空ケース状に形成してその内部に検知部品を収容し、同カバーの背方外面に開口した電池収容凹所を形成し、このカバーを取着ベースに係止結合させることにより、この取着ベースで同電池収容凹所の開口が閉塞されるようになしている。
【0009】
したがって、この場合、中空ケース状のカバー内部に検知部品が収容され、取り付け面にネジ止め固定される取着ベースに対して同カバーは係止結合さるものであるため、取着ベースを取り付け面にネジ止め固定する作業の際、検知部品が収容されるカバーを外して軽量な状態で行うことができ、その後、固定された取着ベースにカバーを係止結合する簡単な作業で取り付け作業は完了する。
【0010】
又、カバーの背方外面に開口した電池収容凹所が形成され、このカバーを取着ベースに係止結合させることにより、この取着ベースで同電池収容凹所の開口が閉塞されるようになっているので、電池交換の際、カバーを取着ベースから取り外すと電池収容凹所が開口され、このカバーを取り付け面から離れた安全な場所で持ち、手元にて同開口された電池収容凹所に対して電池を入替えすることができ、電池交換後にはカバーを取着ベースに取り付けると、同電池収容凹所の開口が閉塞されて、電池交換は簡単且つ安全な作業として完了する。
【0011】
しかも、電池交換の際、カバーを取着ベースから取り外しても、検知部品はこのカバーの内部に収容されたままで露出せず、同検知部品にゴミや埃が付着することはなくて、検知の誤動作が防止される。更に、電池交換後にカバーを取着ベースに取り付けた状態では、この取着ベースで同カバーの電池収容凹所の開口も閉塞されて、検知器全体の耐埃性が確保される。
【0012】
本発明の請求項2記載の検知器は、上記請求項1記載の検知器において、カバーの背方外面となる略平板状で電池収容凹所を有する背板部材と、カバーの表方外面となる背方へ開口した略器状の表板部材と、を分割可能に結合して同カバーを中空ケース状に形成したことを特徴としている。
【0013】
したがって、この場合は特に、略平板状の背板部材と略器状の表板部材とで中空ケース状のカバーが形成されており、同背板部材と表板部材とは分割可能に結合されているので、両者を分割することにより、その内部に収容される検知部品のメンテナンスを容易に行うことができる。
【0014】
本発明の請求項3記載の検知器は、上記請求項1又は2記載の検知器において、カバーの背方外面を平坦面としてその中程に電池収容凹所を形成し、この電池収容凹所の略中央を中心としてその外側で周方向に略等間隔にして複数の係止孔を配置穿設し、取着ベースを略平板状に形成してその表面に前記複数の係止孔と対応配置されこれに着脱自在に係合される複数の係止片を突設し、各係止片を各係止孔に係合させることにより、同取着ベースに前記カバーが係止結合されるようになしたことを特徴としている。
【0015】
したがって、この場合は特に、カバーの背方外面が平坦面とされてその中程に電池収容凹所が形成され、取着ベースが略平板状に形成されているので、この取着ベースによって同電池収容凹所は確実に閉塞される。しかも、電池収容凹所が中程に位置しており、その周囲で等間隔に配置される係止孔と係止片とが係合されて、カバーは取着ベースに対して安定した状態で係止結合され支持される。
【0016】
本発明の請求項4記載の検知器は、上記請求項1〜3のいずれか一つに記載の検知器において、取着ベースに対しカバーを両者の略中央を中心として回動させることにより、このカバーが同取着ベースに係止結合されるようになしたことを特徴としている。
【0017】
したがって、この場合は特に、取着ベースに対しカバーを両者の略中央を中心として回動させることにより、このカバーが同取着ベースに係止結合されるようになっているので、カバーを取着ベースに対し安定してスムーズに回動作させることにより、簡単且つ確実に係止結合することができる。
【0018】
本発明の請求項5記載の検知器は、上記請求項4記載の検知器において、電池収容凹所内に電池が収容設置された状態でカバーの回動を可能とし、収容設置されない状態で同カバーの回動を阻止するストッパー手段を備えたことを特徴としている。
【0019】
したがって、この場合は特に、ストッパー手段により、電池収容凹所内に電池が収容設置されない状態ではカバーの回動が阻止されるので、電池未収容状態では同カバーが取り付けられることはなく、電池装着忘れ等による検知の不動作が防止される。
【0020】
本発明の請求項6記載の検知器は、上記請求項5記載の検知器において、取着ベースの表面に出没自在で電池収容凹所内に収容設置された電池により押圧されて没動作をなす当止片を突設し、この当止片が同電池収容凹所内に電池が収容設置されない状態で出動作をなしてカバーに当止することにより同カバーの回動を阻止するストッパー手段としたことを特徴としている。
【0021】
したがって、この場合は特に、電池収容凹所内に電池が収容設置されない状態で、当止片は電池で押圧されることなく突出しており、この突出した当止片がカバーに当止することによって同カバーの回動は阻止され、このようにストッパー手段が確実に動作機能するものとなる。
【0022】
本発明の請求項7記載の検知器は、上記請求項6記載の検知器において、電池収容凹所の開口が略矩形状であり、この電池収容凹所の開口内縁に当止片が当止することによりカバーの回動を阻止するストッパー手段としたことを特徴としている。
【0023】
したがって、この場合は特に、略矩形状の電池収容凹所の開口内縁に当止片が当止することによりカバーの回動は阻止され、このようにストッパー手段が同電池収容凹所を利用した簡単な構造で動作機能するものとなる。
【0024】
【発明の実施の形態】
図1、2は、本発明の請求項1〜4に対応した第一の実施形態である検知器を示している。この検知器は報知機能を有する住宅用の火災警報器であり、図1に示す如く、取り付け面1にネジ止め固定される取着ベース2と、この取着ベース2に係止結合され収容される検知部品を覆い隠すカバー3と、を備えている。そして、この検知器では、カバー3を中空ケース状に形成してその内部に検知部品を収容し、同カバー3の背方外面に開口した電池収容凹所4を形成し、このカバー3を取着ベース2に係止結合させることにより、この取着ベース2で同電池収容凹所4の開口が閉塞されるようになしている。
【0025】
又、この検知器では、カバー3の背方外面となる略平板状で電池収容凹所4を有する背板部材5と、カバー3の表方外面となる背方へ開口した略器状の表板部材6と、を分割可能に結合して同カバー3を中空ケース状に形成している。しかも、カバー3の背方外面を平坦面としてその中程に電池収容凹所4を形成し、この電池収容凹所4の略中央を中心としてその外側で周方向に略等間隔にして複数の係止孔7を配置穿設し、他方、取着ベース2を略平板状に形成してその表面に前記複数の係止孔7と対応配置されこれに着脱自在に係合される複数の係止片8を突設して、各係止片8を各係止孔7に係合させることにより、同取着ベース2に前記カバー3が係止結合されるようになしている。
【0026】
更に、この場合、図2に示す如く、取着ベース2に対しカバー3を両者の略中央を中心としてα方向に回動させることにより、前記各係止孔7に挿入された各係止片8が相対的にαとは反対方向に回動し同各係止孔7に係止支持されて、このカバー3が同取着ベース2に係止結合されるようになしている。
【0027】
以下、この実施形態の検知器について、より具体的に説明する。図1に示す如く、取着ベース2は略平板状で合成樹脂或いは金属等で一体に形成され、複数のネジ12によって天井面である取り付け面1に取着固定される。取着ベース2の周縁付近の表面には、周方向で略等間隔に係止片8が配設(ここでは、対称位置に一対の係止片8が配設)されている。係止片8は下方外側へと略L字状に屈曲した形状で、取着ベース2から一体に垂下突設されており、両係止片8が相反して外側へ屈曲している。
【0028】
カバー3は、合成樹脂或いは金属等で一体に形成される略平板状の背板部材5と、合成樹脂或いは金属等で一体に形成される略器状の表板部材6と、を分割可能に結合してなる。背板部材5と表板部材6とは、その周縁部分で相互に係止結合されて嵌着一体化され、中空ケース状のカバー3となる。カバー3の中空内部には、プリント基板やこれに搭載される検知部13等の検知部品、スイッチ14、ブザー或いはベル等の報知手段15が収容設置されている。
【0029】
この場合、検知部13は火災の際に発生する煙を検知するもので、投光素子、投光レンズ、受光素子、ラビリンス等を内蔵した光学台を用いたものである。検知部13としては、光学台を用いた煙検知式のもの以外で、半導体を用いた熱検知式のものであっても良く、又、ガスの臭いを検知するものであっても良い。検知部13の検知結果は、検知信号として報知手段15へと送信され、この報知手段15にてブザー、ベル等で報知されることにより、火災発生の警報が行われる。
【0030】
検知部13は前記ケース3の表板部材6の略中央で、下方へ突出するように収容され、その周囲は防虫網等が設けられて開放されている。表板部材6の検知部13の側方には前記スイッチ14が設けられ、このスイッチ14の反対側には複数のスリット状の孔16が穿設されており、この複数の孔16は前記報知手段15と対応する位置に配設形成されて、この報知手段15による発生音が同複数の孔16を通じて外部に報知され易いようになっている。なお、前記スイッチ14は、通常の監視状態では動作チェックを行う際に操作され、火災警報状態では一定時間の警報停止を行う際に操作されるものである。
【0031】
図2に示す如く、ケース3は全体として略円形状で前記取着ベース2よりも大径に形成され、その背板部材5の中程に略矩形状の電池収容凹所4が形成されている。電池収容凹所4は外部上方へ開口した凹所で、その内部には四本の電池9が並列収容保持され、各電池9は消耗すると取り替え交換されるものである。電池収容凹所4の相対向する両内壁面には四対の電池端子受け部17が配設されており、各電池端子受け部17を介して各電池9からケース3内部の検知部13、報知手段15等へと電源供給される。
【0032】
又、背板部材5の前記電池収容凹所4の外側には、この電池収容凹所4の略中央を中心として周方向に略等間隔で複数の係止孔7が配置(ここでは、対称位置に一対の係止孔7が配置)穿設されている。両係止孔7は同じ形状で点対称に配設形成され、大きく開口した挿入開口部7aと、この挿入開口部7aに周方向で連通形成される細溝状の支持溝開口部7bと、を有している。この場合、挿入開口部7aで前記係止片8が挿入され、ケース3と共に係止孔7をα方向に回動すると、同係止片8は支持溝開口部7bへとスライド移動してこの位置で抜け外れないように係合され、両係止片8に対して両係止孔7が確実に係止支持される。
【0033】
したがって、この実施形態の検知器においては、中空ケース状のカバー3内部にプリント基板やこれに搭載される検知部13等の検知部品、スイッチ14、ブザー或いはベル等の報知手段15が収容されると共に、このカバー3には電池9が保持され、取り付け面1にネジ止め固定される取着ベース2に対して同カバー3は係止結合さるものであるため、取着ベース2を取り付け面1にネジ12でネジ止め固定する作業の際、多くの部品等を保持するカバー3を外して軽量な状態で行うことができ、その後、固定された取着ベース2にカバー3を係止結合する簡単な作業で取り付け作業は完了する。
【0034】
又、カバー3の背方外面に開口した電池収容凹所4が形成され、このカバー3を取着ベース2に係止結合させることにより、この取着ベース2は蓋として兼用されて、この取着ベース2により同電池収容凹所4の開口が閉塞されるようになっているので、電池交換の際、カバー3を取着ベース2から取り外すと電池収容凹所4が開口され、このカバー3を天井面である高所の取り付け面1から離れた低くて安全な場所で持ち、手元にて同開口された電池収容凹所4に対して電池9を落下しないよう入替えすることができる。
【0035】
そして、電池交換後にはカバー3を取着ベース2に取り付けると、電池収容凹所4の開口が同取着ベース2で閉塞されて、電池交換は簡単且つ安全な作業として完了する。又、この場合、取着ベース2が電池収容凹所4の開口を開閉する蓋を兼ねるので、部材点数は削減され、しかも、電池交換作業に際し蓋を開閉する手間がなくなって、同電池交換作業は簡略化される。
【0036】
しかも、電池交換の際に、カバー3を取着ベース2から取り外しても、プリント基板やこれに搭載される検知部13等の検知部品、報知手段15等の部品はこのカバー3の内部に収容されたままで露出せず、同検知部品や報知手段15等の部品にゴミや埃が付着することはなくて、検知の誤動作が防止され、それに伴う誤報も防止されて、検知器の信頼性は高くなる。更に、電池交換後にカバー3を取着ベース2に取り付けた状態では、この取着ベース2で同カバー3の電池収容凹所4の開口も閉塞されて、検知器全体の耐埃性が確保される。
【0037】
又、この実施形態の検知器においては、略平板状の背板部材5と略器状の表板部材6とで中空ケース状のカバー3が簡単に分割形成されており、同背板部材5と表板部材6とは分割可能に嵌着結合されているので、両者を相互に嵌合解除して分割することにより、その内部に収容される検知部品や報知手段15等のメンテナンスを容易に行うことができる。
【0038】
又、この実施形態の検知器においては、カバー3の背方外面が平坦面とされてその中程に電池収容凹所4が形成され、取着ベース2が略平板状に形成されているので、この取着ベース2によって同電池収容凹所4は確実に閉塞される。しかも、電池収容凹所4が中程に位置しており、その周囲で等間隔に配置される係止孔7と係止片8とが係合されて、カバー3は取着ベース2に対して安定した状態で係止結合され支持される。
【0039】
更に、この場合、図2に示す如く、取着ベース2に対しカバー3を両者の略中央を中心としてα方向に回動させることにより、前記各係止孔7に挿入された各係止片8が相対的にαとは反対方向に回動し同各係止孔7に係止支持されて、このカバー3が同取着ベース2に係止結合されるようになっているので、カバー3を取着ベース2に対し安定してスムーズに回動作させることにより、簡単且つ確実に係止結合することができる。
【0040】
図3〜5は、本発明の請求項1〜7全てに対応した第二の実施形態である検知器を示している。この検知器は、ストッパー手段10を備えており、図3に示す如く、電池収容凹所4内に電池9が収容設置された状態で、同ストッパー手段10はカバー3の回動を可能とし、図4に示す如く、電池収容凹所4内に電池9が収容設置されない状態で、同ストッパー手段10はカバー3の回動を阻止する。
【0041】
この場合、取着ベース2の表面に出没自在で電池収容凹所4内に収容設置された電池9により押圧されて没動作をなす当止片11を突設し、この当止片11が同電池収容凹所4内に電池9が収容設置されない状態で出動作をなしてカバー3に当止することにより同カバー3の回動を阻止するストッパー手段10である。又、図5に示す如く、電池収容凹所4の開口が略矩形状であり、この電池収容凹所4の開口内縁に当止片11が当止することによりカバー3のα方向への回動を阻止するストッパー手段11となっている。
【0042】
この検知器では、ケース3が全体として略矩形状である。そして、図3、4に示す如く、取着ベース2の表面に凹部18が形成され、この凹部18の口縁部分に回動中心軸19を介して当止片11は上下首振り自在に枢支されている。図4に示す如く、当止片11の首振り先端側の端縁はその下方への突出時に、電池収容凹所4の内壁面に近接されるものであり、この当止片11の先端縁に同電池収容凹所4の内壁面が当止することで、ケース3の回動は阻止される。図3に示す如く、電池収容凹所4内に電池9が収容設置された状態では、当止片11が電池9で上方へ押圧されて没動作をなし、凹部18内に収容される。
【0043】
このようなストッパー手段10では、当止片11が自重によって下方へ突出動作されるものであっても良いが、図6に示すようなものであっても良い。図6(a)に示すストッパー手段10では、当止片11が凹部18内に収容保持されるバネ20によって外方へ弾発付勢されており、この弾発付勢力で突出動作され、同弾発付勢力に抗して押圧され没動作されるものである。又、図6(b)に示すストッパー手段10では、当止片11が凹部18の口縁部分に薄肉状の弾性変形部21を介して一体に斜め下方へ突設され、この弾性変形部21でその弾性復元力に抗し折曲されて、同当止片11は押圧され没動作されるものである。
【0044】
したがって、この実施形態の検知器においては、図4、5に示す如く、ストッパー手段10により、電池収容凹所4内に電池9が収容設置されない状態ではカバー3の回動が阻止されるので、電池未収容状態では同カバー3が取り付けられることはなく、電池装着忘れ等による検知の不動作が防止される。この場合、電池収容凹所4内に電池9が収容設置されない状態にて、当止片11は電池9で押圧されることなく突出しており、この突出した当止片11がカバー3に当止することによって同カバー3の回動は阻止され、このようにストッパー手段10が確実に動作機能する。
【0045】
又、ここでは、図5に示す如く、略矩形状の電池収容凹所4の開口内縁に当止片11が当止することによりカバー3のα方向への回動は阻止され、このようにストッパー手段10が略矩形状の電池収容凹所4を利用した簡単な構造で動作機能する。なお、それ以外は、上記第一の実施形態と同様に構成(同じ構成については同じ符号を付している)され、同第一の実施形態におけると同様の作用効果が奏されるので、その説明については省略する。
【0046】
【発明の効果】
上述の如く、本発明の請求項1記載の検知器においては、取り付け面にネジ止め固定する際に、カバーを外して軽量な状態で行うことができ、その後、取着ベースに同カバーを係止結合する簡単な作業で取り付け作業は完了する。又、電池交換の際、カバーを取着ベースから取り外して、手元で開口された電池収容凹所に対して電池を入替えすることができ、電池交換後にはカバーを取着ベースに取り付けると、同電池収容凹所の開口が閉塞されて、電池交換は簡単且つ安全な作業として完了する。しかも、電池交換の際、検知部品にゴミや埃が付着することはなく、耐埃性に優れて検知の誤動作が防止される。
【0047】
又、本発明の請求項2記載の検知器においては、特に、中空ケース状のカバーを形成する背板部材と表板部材とを分割することで、その内部に収容される検知部品のメンテナンスを容易に行うことができる。
【0048】
又、本発明の請求項3記載の検知器においては、特に、取着ベースによって電池収容凹所が確実に閉塞され、しかも、同電池収容凹所は中程に位置し、その周囲で等間隔に配置される係止孔と係止片とが係合されることで、カバーは同取着ベースに対して安定した状態で係止結合される。
【0049】
又、本発明の請求項4記載の検知器においては、特に、カバーを取着ベースに対して両者の略中央を中心に安定してスムーズに回動作させることができ、これにより、同カバーを取着ベースに簡単且つ確実に係止結合することができる。
【0050】
又、本発明の請求項5記載の検知器においては、特に、電池が収容設置されない状態では、ストッパー手段によりカバーの回動が阻止されて同カバーは取り付けられず、電池装着忘れ等による検知の不動作が防止される。
【0051】
又、本発明の請求項6記載の検知器においては、特に、電池が収容設置されない状態で、電池で押圧されることなく突出した当止片はカバーに当止し、同カバーの回動が阻止されて、ストッパー手段は確実に動作機能する。
【0052】
又、本発明の請求項7記載の検知器においては、特に、電池収容凹所の開口内縁に当止片が当止することによりカバーの回動は阻止され、ストッパー手段が同電池収容凹所を利用した簡単な構造で動作機能する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態である検知器の取り付け状態を示す断面図。
【図2】同検知器におけるカバーの回動状態を示す背面図。
【図3】本発明の第二の実施形態である検知器の電池収容時における取り付け状態を示す断面図。
【図4】同検知器の電池未収容時における取り付け状態(回動不能で取り付けは不可)を示す断面図。
【図5】同検知器におけるカバーの回動状態を示す背面図。
【図6】同検知器において採用可能な(a)(b)各々異なるストッパー手段を例示する要部断面図。
【図7】従来例である検知器の取り付け状態を示す断面図。
【符号の説明】
1 取り付け面
2 取着ベース
3 カバー
4 電池収容凹所
5 背板部材
6 表板部材
7 係止孔
8 係止片
9 電池
10 ストッパー手段
11 当止片

Claims (7)

  1. 取り付け面にネジ止め固定される取着ベースと、この取着ベースに係止結合され収容される検知部品を覆い隠すカバーと、を備えた検知器であって、カバーを中空ケース状に形成してその内部に検知部品を収容し、同カバーの背方外面に開口した電池収容凹所を形成し、このカバーを取着ベースに係止結合させることにより、この取着ベースで同電池収容凹所の開口が閉塞されるようになした検知器。
  2. カバーの背方外面となる略平板状で電池収容凹所を有する背板部材と、カバーの表方外面となる背方へ開口した略器状の表板部材と、を分割可能に結合して同カバーを中空ケース状に形成したことを特徴とする請求項1記載の検知器。
  3. カバーの背方外面を平坦面としてその中程に電池収容凹所を形成し、この電池収容凹所の略中央を中心としてその外側で周方向に略等間隔にして複数の係止孔を配置穿設し、取着ベースを略平板状に形成してその表面に前記複数の係止孔と対応配置されこれに着脱自在に係合される複数の係止片を突設し、各係止片を各係止孔に係合させることにより、同取着ベースに前記カバーが係止結合されるようになしたことを特徴とする請求項1又は2記載の検知器。
  4. 取着ベースに対しカバーを両者の略中央を中心として回動させることにより、このカバーが同取着ベースに係止結合されるようになしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の検知器。
  5. 電池収容凹所内に電池が収容設置された状態でカバーの回動を可能とし、収容設置されない状態で同カバーの回動を阻止するストッパー手段を備えたことを特徴とする請求項4記載の検知器。
  6. 取着ベースの表面に出没自在で電池収容凹所内に収容設置された電池により押圧されて没動作をなす当止片を突設し、この当止片が同電池収容凹所内に電池が収容設置されない状態で出動作をなしてカバーに当止することにより同カバーの回動を阻止するストッパー手段としたことを特徴とする請求項5記載の検知器。
  7. 電池収容凹所の開口が略矩形状であり、この電池収容凹所の開口内縁に当止片が当止することによりカバーの回動を阻止するストッパー手段としたことを特徴とする請求項6記載の検知器。
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