JP5076952B2 - ハンダ粉末及び該粉末を用いたハンダ用ペースト - Google Patents
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先ず、溶媒に錫元素を含む化合物を添加して混合した後、この混合液のpHを調整する。溶媒としては、水、アルコール、エーテル、ケトン、エステル等が挙げられる。また、使用される錫化合物としては、塩化錫(II)、酢酸錫(II)、硫酸錫(II)等が挙げられる。続いて、混合液に分散剤を添加して混合することにより、溶解させる。分散剤としては、セルロース系、ビニル系、ポリカルボン酸系、多価アルコールなど、また、その他にもゼラチン、カゼイン等を用いることができる。
先ず、溶媒に銀元素を含む化合物を添加して混合した後、この混合液のpHを調整する。溶媒としては、水、アルコール、エーテル、ケトン、エステル等が挙げられる。使用される銀化合物としては、硝酸銀、酢酸銀、硫酸銀等が挙げられる。続いて、混合液に分散剤を添加して混合することにより、溶解させる。分散剤としては、セルロース系、ビニル系、ポリカルボン酸系、多価アルコールなど、また、その他にもゼラチン、カゼイン等を用いることができる。
錫粉末分散液に銀粉末分散液を金属粉末総重量に対し銀の含有割合が0.1〜5.0質量%の範囲内、例えば、銀の含有割合が3.5質量%になるように加え、攪拌して錫粉末と銀粉末を均一に混合する。その後、真空乾燥機にて乾燥することにより、体積累積頻度が50%に達する粒径(D50)が5μm以下の範囲内にある錫粉末と体積累積頻度が50%に達する粒径(D50)が0.5μm以下の範囲内にある銀粉末が均一に混合したハンダ粉末が得られる。
先ず、溶媒に錫元素を含む化合物と銅元素を含む化合物をそれぞれ添加して混合した後、この混合液のpHを調整する。溶媒としては、水、アルコール、エーテル、ケトン、エステル等が挙げられる。また、使用される錫化合物としては、塩化錫(II)、酢酸錫(II)、硫酸錫(II)等が挙げられる。使用される銅化合物としては、塩化銅(II)、硫酸銅(II)、酢酸銅等が挙げられる。ここで添加する化合物の濃度で、作製する錫・銅粉末の配合割合が決定する。続いて、混合液に分散剤を添加して混合することにより、溶解させる。分散剤としては、セルロース系、ビニル系、ポリカルボン酸系、多価アルコールなど、また、その他にもゼラチン、カゼイン等を用いることができる。
先ず、溶媒に銀元素を含む化合物を添加して混合した後、この混合液のpHを調整する。溶媒としては、水、アルコール、エーテル、ケトン、エステル等が挙げられる。使用される銀化合物としては、硝酸銀、酢酸銀、硫酸銀等が挙げられる。続いて、混合液に分散剤を添加して混合することにより、溶解させる。分散剤としては、セルロース系、ビニル系、ポリカルボン酸系、多価アルコールなど、また、その他にもゼラチン、カゼイン等を用いることができる。
錫・銅粉末分散液に銀粉末分散液を金属粉末総重量に対し銀の含有割合が0.1〜5.0質量%の範囲内、例えば、銀の含有割合が3.5質量%になるように加え、攪拌して錫・銅粉末と銀粉末を均一に混合する。その後、真空乾燥機にて乾燥することにより、体積累積頻度が50%に達する粒径(D50)が5μm以下の範囲内にある錫・銅粉末と体積累積頻度が50%に達する粒径(D50)が0.5μm以下の範囲内にある銀粉末が均一に混合したハンダ粉末が得られる。
先ず、水50mlに塩化錫(II)2.64×10−2molを加え、スターラーを用い300rpmにて5分間攪拌後、pH0.5に調整した。その後ポリビニルアルコール500を0.5g加え、300rpmにて10分間攪拌し、溶解させた。ここにpH0.5に調整した1.58mol/Lの2価クロムイオン水溶液50mlを添加速度50ml/secにて加えた後、500rpmにて10分間攪拌することで、錫イオンを還元し、錫粉末分散液を得た。その後、分散液を60分間静置して錫粉末を沈降させ、上澄み液を捨て、ここに水100mlを加え300rpmにて10分間攪拌する操作を4回繰返すことで洗浄を行った。
先ず、水50mlに塩化錫(II)2.64×10−2molを加え、スターラーを用い300rpmにて5分間攪拌後、pH0.5に調整した。その後ポリビニルアルコール500を0.5g加え300rpmにて10分間攪拌し、溶解させた。ここにpH0.5に調整した1.58mol/Lの2価クロムイオン水溶液50mlを添加速度10ml/secにて加えた後、500rpmにて10分間攪拌することで、錫イオンを還元し、錫粉末分散液を得た。その後、分散液を60分間静置して錫粉末を沈降させ、上澄み液を捨て、ここに水100mlを加え300rpmにて10分間攪拌する操作を4回繰返すことで洗浄を行った。
先ず、水50mlに塩化錫(II)2.64×10−2molを加え、スターラーを用い300rpmにて5分間攪拌後、pH0.5に調整した。その後ポリアクリル酸5000を1g加え300rpmにて10分間攪拌し、溶解させた。ここにpH0.5に調整した1.58mol/Lの2価クロムイオン水溶液50mlを添加速度50ml/secにて加えた後、500rpmにて10分間攪拌することで、錫イオンを還元し、錫粉末分散液を得た。その後、分散液を60分間静置して錫粉末を沈降させ、上澄み液を捨て、ここに水100mlを加え300rpmにて10分間攪拌する操作を4回繰返すことで洗浄を行った。
先ず、水50mlに塩化錫(II)2.64×10−2molを加え、スターラーを用い300rpmにて5分間攪拌後、pH0.5に調整した。その後ポリアクリル酸5000を1g加え300rpmにて10分間攪拌し、溶解させた。ここにpH0.5に調整した1.58mol/Lの2価クロムイオン水溶液50mlを添加速度10ml/secにて加えた後、500rpmにて10分間攪拌することで、錫イオンを還元し、錫粉末分散液を得た。その後、分散液を60分間静置して錫粉末を沈降させ、上澄み液を捨て、ここに水100mlを加え300rpmにて10分間攪拌する操作を4回繰返すことで洗浄を行った。
先ず、水50mlに塩化錫(II)2.64×10−2molを加え、スターラーを用い300rpmにて5分間攪拌後、pH0.5に調整した。その後ポリマレイン酸を1g加え300rpmにて10分間攪拌し、溶解させた。ここにpH0.5に調整した1.58mol/Lの2価クロムイオン水溶液50mlを添加速度50ml/secにて加えた後、500rpmにて10分間攪拌することで、錫イオンを還元し、錫粉末分散液を得た。その後、分散液を60分間静置して錫粉末を沈降させ、上澄み液を捨て、ここに水100mlを加え300rpmにて10分間攪拌する操作を4回繰返すことで洗浄を行った。
先ず、水50mlに塩化錫(II)2.64×10−2molを加え、スターラーを用い300rpmにて5分間攪拌後、pH0.5に調整した。その後ポリアクリル酸5000を1g加え300rpmにて10分間攪拌し、溶解させた。ここにpH0.5に調整した1.58mol/Lの2価クロムイオン水溶液50mlを添加速度50ml/secにて加えた後、500rpmにて10分間攪拌することで、錫イオンを還元し、錫粉末分散液を得た。その後、分散液を60分間静置して錫粉末を沈降させ、上澄み液を捨て、ここに水100mlを加え300rpmにて10分間攪拌する操作を4回繰返すことで洗浄を行った。
先ず、水50mlに塩化錫(II)2.64×10−2molを加え、スターラーを用い300rpmにて5分間攪拌後、pH0.5に調整した。その後ポリアクリル酸5000を1g加え300rpmにて10分間攪拌し、溶解させた。ここにpH0.5に調整した1.58mol/Lの2価クロムイオン水溶液50mlを添加速度50ml/secにて加えた後、500rpmにて10分間攪拌することで、錫イオンを還元し、錫粉末分散液を得た。その後、分散液を60分間静置して錫粉末を沈降させ、上澄み液を捨て、ここに水100mlを加え300rpmにて10分間攪拌する操作を4回繰返すことで洗浄を行った。
先ず、水50mlに塩化錫(II)2.64×10−2molを加え、スターラーを用い300rpmにて5分間攪拌後、pH0.5に調整した。その後ポリアクリル酸5000を1g加え300rpmにて10分間攪拌し、溶解させた。ここにpH0.5に調整した1.58mol/Lの2価クロムイオン水溶液50mlを添加速度50ml/secにて加えた後、500rpmにて10分間攪拌することで、錫イオンを還元し、錫粉末分散液を得た。その後、分散液を60分間静置して錫粉末を沈降させ、上澄み液を捨て、ここに水100mlを加え300rpmにて10分間攪拌する操作を4回繰返すことで洗浄を行った。
先ず、水50mlに塩化錫(II)2.64×10−2molを加え、スターラーを用い300rpmにて5分間攪拌後、pH0.5に調整した。その後ポリアクリル酸5000を1g加え300rpmにて10分間攪拌し、溶解させた。ここにpH0.5に調整した1.58mol/Lの2価クロムイオン水溶液50mlを添加速度50ml/secにて加えた後、500rpmにて10分間攪拌することで、錫イオンを還元し、錫粉末分散液を得た。その後、分散液を60分間静置して錫粉末を沈降させ、上澄み液を捨て、ここに水100mlを加え300rpmにて10分間攪拌する操作を4回繰返すことで洗浄を行った。
先ず、水50mlに塩化錫(II)2.64×10−2molを加え、スターラーを用い300rpmにて5分間攪拌後、pH0.5に調整した。その後ポリアクリル酸5000を1g加え300rpmにて10分間攪拌し、溶解させた。ここにpH0.5に調整した1.58mol/Lの2価クロムイオン水溶液50mlを添加速度50ml/secにて加えた後、500rpmにて10分間攪拌することで、錫イオンを還元し、錫粉末分散液を得た。その後、分散液を60分間静置して錫粉末を沈降させ、上澄み液を捨て、ここに水100mlを加え300rpmにて10分間攪拌する操作を4回繰返すことで洗浄を行った。
先ず、水50mlに塩化錫(II)2.64×10−2molを加え、スターラーを用い300rpmにて5分間攪拌後、pH0.5に調整した。その後ポリアクリル酸5000を1g加え300rpmにて10分間攪拌し、溶解させた。ここにpH0.5に調整した1.58mol/Lの2価クロムイオン水溶液50mlを添加速度50ml/secにて加えた後、500rpmにて10分間攪拌することで、錫イオンを還元し、錫粉末分散液を得た。その後、分散液を60分間静置して錫粉末を沈降させ、上澄み液を捨て、ここに水100mlを加え300rpmにて10分間攪拌する操作を4回繰返すことで洗浄を行った。
先ず、水50mlに塩化錫(II)2.64×10−2molを加え、スターラーを用い300rpmにて5分間攪拌後、pH0.5に調整した。その後ポリアクリル酸5000を1g加え300rpmにて10分間攪拌し、溶解させた。ここにpH0.5に調整した1.58mol/Lの2価クロムイオン水溶液50mlを添加速度50ml/secにて加えた後、500rpmにて10分間攪拌することで、錫イオンを還元し、錫粉末分散液を得た。その後、分散液を60分間静置して錫粉末を沈降させ、上澄み液を捨て、ここに水100mlを加え300rpmにて10分間攪拌する操作を4回繰返すことで洗浄を行った。
先ず、水50mlに塩化錫(II)2.64×10−2molを加え、スターラーを用い300rpmにて5分間攪拌後、pH0.5に調整した。その後ポリアクリル酸5000を1g加え300rpmにて10分間攪拌し、溶解させた。ここにpH0.5に調整した1.58mol/Lの2価クロムイオン水溶液50mlを添加速度50ml/secにて加えた後、500rpmにて10分間攪拌することで、錫イオンを還元し、錫粉末分散液を得た。その後、分散液を60分間静置して錫粉末を沈降させ、上澄み液を捨て、ここに水100mlを加え300rpmにて10分間攪拌する操作を4回繰返すことで洗浄を行った。
先ず、水50mlに塩化錫(II)2.64×10−2molを加え、スターラーを用い300rpmにて5分間攪拌後、pH0.5に調整した。その後ポリアクリル酸5000を1g加え300rpmにて10分間攪拌し、溶解させた。ここにpH0.5に調整した1.58mol/Lの2価クロムイオン水溶液50mlを添加速度50ml/secにて加えた後、500rpmにて10分間攪拌することで、錫イオンを還元し、錫粉末分散液を得た。その後、分散液を60分間静置して錫粉末を沈降させ、上澄み液を捨て、ここに水100mlを加え300rpmにて10分間攪拌する操作を4回繰返すことで洗浄を行った。
先ず、水50mlに塩化錫(II)2.64×10−2molを加え、スターラーを用い300rpmにて5分間攪拌後、pH0.5に調整した。その後ポリアクリル酸5000を1g加え300rpmにて10分間攪拌し、溶解させた。ここにpH0.5に調整した1.58mol/Lの2価クロムイオン水溶液50mlを添加速度50ml/secにて加えた後、500rpmにて10分間攪拌することで、錫イオンを還元し、錫粉末分散液を得た。その後、分散液を60分間静置して錫粉末を沈降させ、上澄み液を捨て、ここに水100mlを加え300rpmにて10分間攪拌する操作を4回繰返すことで洗浄を行った。
先ず、水250mlに塩化銅(II)2水和物1.29×10−3molと塩化錫(II)1.32×10−1molを加え、スターラーを用い300rpmにて5分間攪拌後、pH0.5に調整した。その後ポリビニルピロリジノンK16−18を75g加え300rpmにて10分間攪拌し、溶解させた。ここにpH0.5に調整した1.58mol/Lの2価クロムイオン水溶液250mlを添加速度250ml/secにて加えた後、500rpmにて10分間攪拌することで、錫イオンと銅イオンを還元し、錫・銅粉末分散液を得た。その後、分散液を60分間静置して錫・銅粉末を沈降させ、上澄み液を捨て、ここに水100mlを加え300rpmにて10分間攪拌する操作を4回繰返すことで洗浄を行った。
先ず、水250mlに塩化銅(II)2水和物1.29×10−3molと塩化錫(II)1.32×10−1molを加え、スターラーを用い300rpmにて5分間攪拌後、pH0.5に調整した。その後ポリアクリル酸5000を5g加え300rpmにて10分間攪拌し、溶解させた。ここにpH0.5に調整した1.58mol/Lの2価クロムイオン水溶液250mlを添加速度250ml/secにて加えた後、500rpmにて10分間攪拌することで、錫イオンと銅イオンを還元し、錫・銅粉末分散液を得た。その後、分散液を60分間静置して錫・銅粉末を沈降させ、上澄み液を捨て、ここに水100mlを加え300rpmにて10分間攪拌する操作を4回繰返すことで洗浄を行った。
先ず、水250mlに塩化銅(II)2水和物1.29×10−3molと塩化錫(II)1.32×10−1molを加え、スターラーを用い300rpmにて5分間攪拌後、pH0.5に調整した。その後ポリマレイン酸を5g加え300rpmにて10分間攪拌し、溶解させた。ここにpH0.5に調整した1.58mol/Lの2価クロムイオン水溶液250mlを添加速度250ml/secにて加えた後、500rpmにて10分間攪拌することで、錫イオンと銅イオンを還元し、錫・銅粉末分散液を得た。その後、分散液を60分間静置して錫・銅粉末を沈降させ、上澄み液を捨て、ここに水100mlを加え300rpmにて10分間攪拌する操作を4回繰返すことで洗浄を行った。
先ず、水250mlに塩化銅(II)2水和物1.29×10−3molと塩化錫(II)1.32×10−1molを加え、スターラーを用い300rpmにて5分間攪拌後、pH0.5に調整した。その後メチルセルロースを2.5g加え、ウォーターバスにて70℃に加熱しながら300rpmにて10分間攪拌後、室温まで冷却し溶解させた。ここにpH0.5に調整した1.58mol/Lの2価クロムイオン水溶液250mlを添加速度250ml/secにて加えた後、500rpmにて10分間攪拌することで、錫イオンと銅イオンを還元し、錫・銅粉末分散液を得た。その後、分散液を60分間静置して錫・銅粉末を沈降させ、上澄み液を捨て、ここに水100mlを加え300rpmにて10分間攪拌する操作を4回繰返すことで洗浄を行った。
Arガスを用いたガスアトマイズ法にて錫95.5質量%、銀4.0質量%、銅0.5質量%のハンダ合金粉末を作製した。
Arガスを用いたガスアトマイズ法と回転ディスク法を組み合わせた方法にて錫95.5質量%、銀4.0質量%、銅0.5質量%のハンダ合金粉末を作製した。
実施例1〜12及び比較例1〜9で得られたハンダ粉末及びハンダ用ペーストについて以下の物性試験を行った。
実施例1〜12及び比較例1〜7にて作製した混合する前のそれぞれの金属粉末と、比較例8〜9で得られたハンダ粉末について、粒度分布を測定した。
実施例1〜12及び比較例1〜9で作製したハンダ用ペーストをフリップチップ実装用基板に印刷し、ハンダ粉末を充填した。その後、印刷した基板を最高温度250℃で窒素中にてリフローすることで基板上にハンダバンプを作製した。次に、集束イオンビーム加工(Focused Ion Beam milling)観察装置にて、作製したハンダバンプを加工し、その断面組織を走査電子顕微鏡にて観察した。次の表1〜表6に観察した評価結果を示す。なお、表1〜表6中におけるハンダ合金化欄の「優」は、金属微粉末が固溶し、均一な合金組織を形成している場合を表し、「可」は、合金組織を形成しているものの、局所的に金属微粉末の元素が合金を形成せず存在している場合を表し、「不良」は、一部合金を形成、またはほとんどの部分にて合金を形成していない場合を表す。
上記ハンダ合金化評価と同様の方法にてハンダバンプを作製した後、各ハンダバンプの高さを測定し、その平均値を算出した。次の表1〜表6にその評価結果を示す。なお、表1〜表6中におけるハンダバンプ高さバラツキ欄の「優」は、ハンダバンプ高さの最大値、最小値と平均値とを比較しその差が10%以内であるものと表し、「可」は、その差が10〜30%であるものを表し、「不良」は、その差が30%以上であるものを表す。
Claims (10)
- 体積累積頻度が50%に達する粒径(D50)が5μm以下の範囲内にある錫粉末に、錫とは異なる種類の金属から構成され、体積累積頻度が50%に達する粒径(D50)が前記錫粉末の粒径(D50)よりも小さい0.5μm以下の範囲内にある金属粉末xを少なくとも1種以上添加混合してなることを特徴とするハンダ粉末。
- 金属粉末xを構成する金属が、銀、銅、ニッケル又はゲルマニウムである請求項1記載のハンダ粉末。
- 銀を含むとき銀の含有割合がハンダ粉末全体量100質量%に対して0.1〜5.0質量%であり、銅を含むとき銅の含有割合がハンダ粉末全体量100質量%に対して0.1〜1.0質量%であり、ニッケルを含むときニッケルの含有割合がハンダ粉末全体量100質量%に対して0.01〜0.1質量%であり、ゲルマニウムを含むときゲルマニウムの含有割合がハンダ粉末全体量100質量%に対して0.01〜1.0質量%である請求項2記載のハンダ粉末。
- 体積累積頻度が50%に達する粒径(D50)が5μm以下の範囲内にある錫を含有する金属粉末y1に、錫とは異なる種類の金属から構成され、体積累積頻度が50%に達する粒径(D50)が前記金属粉末y1の粒径(D50)よりも小さい0.5μm以下の範囲内にある金属粉末zを少なくとも1種以上添加混合してなることを特徴とするハンダ粉末。
- 金属粉末y1が錫と金属元素y2とから構成され、
前記金属元素y2が銀、銅、ニッケル又はゲルマニウムのいずれか1種である請求項4記載のハンダ粉末。 - 金属粉末zを構成する金属が、銀、銅、ニッケル又はゲルマニウムのいずれか1種である請求項4記載のハンダ粉末。
- 金属元素y2と金属粉末zを構成する金属とが同一であるか又は異なる請求項5又は6記載のハンダ粉末。
- 銀を含むとき銀の含有割合がハンダ粉末全体量100質量%に対して0.1〜5.0質量%であり、銅を含むとき銅の含有割合がハンダ粉末全体量100質量%に対して0.1〜1.0質量%であり、ニッケルを含むときニッケルの含有割合がハンダ粉末全体量100質量%に対して0.01〜0.1質量%であり、ゲルマニウムを含むときゲルマニウムの含有割合がハンダ粉末全体量100質量%に対して0.01〜1.0質量%である請求項5ないし7いずれか1項に記載のハンダ粉末。
- 請求項1ないし8いずれか1項に記載のハンダ粉末とハンダ用フラックスを混合しペースト化することにより得られたハンダ用ペースト。
- 電子部品の実装に用いられる請求項9記載のハンダ用ペースト。
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