JP5076880B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、記録媒体にインクを吐出するインクジェット記録装置に関する。
特許文献1には、記録紙を搬送方向に搬送する搬送部と、搬送部と対向する位置に配置され且つ搬送方向に沿って並べられた4つのインクジェットヘッドと、これらヘッド間及び搬送方向の最も下流に配置されたインクジェットヘッドよりも下流側に配置された4つの定着手段(加熱手段)とを有するインクジェット記録装置について記載されている。このインクジェット記録装置においては、各ヘッドから記録紙に吐出されたインクを当該ヘッドの搬送方向下流にある定着手段で記録紙に定着させ、インクの滲み及び混色を抑制する。
特開2005−288905号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のインクジェット記録装置においては、ヘッド間に定着手段を設けているために、搬送方向のヘッド間距離が広くなる。このようにヘッド間距離が広くなると、搬送部によって搬送された記録紙の前端とヘッドとが接触しやすくなって、ヘッドと搬送部との間で記録紙が詰まる、すなわち、ジャムが生じやすくなる。このようなジャムを防ぐために、搬送方向に関して定着手段に隣接した位置に、記録紙を搬送部に対して押さえる押さえ部材を配置することは可能であるが、定着手段に加えて押さえ部材を配置すると、搬送方向に関して、インクジェット記録装置自体が大型化する。
そこで、本発明の目的は、搬送方向に関して装置を小型化することが可能なインクジェット記録装置を提供することである。
本発明のインクジェット記録装置は、インクを吐出する吐出口が形成された吐出面を有する複数のインクジェットヘッドと、記録媒体を搬送する搬送面を有し、前記搬送面を前記吐出面に対向させつつ搬送方向に移動させることにより、記録媒体を前記搬送方向に搬送する搬送装置と、前記搬送方向に関する前記インクジェットヘッド間に配置され且つ前記搬送面に対して記録媒体を押圧する第1ローラと、前記搬送方向に関して最も下流に位置する前記インクジェットヘッドよりも下流側に配置され且つ前記搬送面に対して記録媒体を押圧する第2ローラと、前記第1ローラ及び前記第2ローラの外周面を加熱する加熱手段と、前記第1及び第2ローラのうち、記録媒体に対してインクを吐出した前記インクジェットヘッドと前記搬送方向の下流側において隣接するローラのみを加熱して前記吐出口から記録媒体に吐出されたインクを乾燥させるように、前記加熱手段を制御する制御手段と、記録媒体の種類を検出する第1検出手段と、前記第1ローラが記録媒体を押圧する押圧位置及び記録媒体から離隔した離隔位置との間において、前記第1ローラを移動させる移動機構と、前記搬送装置によって搬送される記録媒体が前記搬送面から所定値以上離れているか否かを検出する第2検出手段とを備えている。そして、前記移動機構は、前記第1検出手段によって検出された記録媒体が加熱が不必要な記録媒体であるときに、前記第1ローラを前記離隔位置に移動させ、前記第1検出手段によって検出された記録媒体が加熱が必要な記録媒体であるときに、前記第1ローラを前記押圧位置に移動させ、前記搬送装置は、記録媒体が前記所定値以上離れていると前記第2検出手段によって検出された場合、前記第1検出手段によって検出された記録媒体が加熱が不必要な記録媒体であるときに記録媒体の搬送を停止させ、前記第1検出手段によって検出された記録媒体が加熱が必要な記録媒体であるときに記録媒体の搬送を停止させない。
これによると、ヘッド間に配置された第1ローラが、記録媒体を搬送面に対して押圧するとともに記録媒体を加熱することが可能になる。そのため、記録媒体を加熱する加熱手段及び記録媒体を押さえる押さえ部材の両方を個別に設ける必要がなくなり、搬送方向に関して装置を小型化することが可能になる。また、記録媒体に吐出されたインクの乾燥を制御することが可能になる。また、ローラを加熱させるために必要な消費電力量を低減することができる。また、加熱が不必要な記録媒体に吐出されたインクがローラに付着しなくなる。また、加熱が不必要な記録媒体が搬送面と吐出面との間に詰まるのを未然に防ぐことが可能になる。そのため、記録媒体が詰まるときに吐出面を傷つけるのを抑制することができる。
また、このとき、前記制御手段は、前記第1検出手段によって検出された記録媒体の種類に応じて、前記第1ローラの加熱温度を調整するように前記加熱手段を制御していてもよい。これにより、第1ローラの加熱温度を、記録媒体の種類に応じた温度に調整することができるので、消費電力量をさらに低減することができる。
また、このとき、前記制御手段は、前記第1検出手段によって検出された記録媒体が加熱が不必要な記録媒体であるときに、前記第1ローラを加熱しないように前記加熱手段を制御してもよい。なお、ここでいう加熱が不必要な記録媒体とは、例えば、インクジェット専用紙や速乾性を有する記録媒体などである。これにより、第1検出手段によって検出された記録媒体が、例えば、インクジェット専用紙のときに、印刷面のコーティングが加熱した第1ローラに密着することによる搬送不良が生じるのを防ぐことができるとともに、速乾性を有する記録媒体のときに、加熱することによって用紙に皺が生じるのを防ぐことができる。
また、このとき、前記搬送装置が、前記搬送面に形成された複数の孔と、前記孔を介して空気を吸引することによって前記搬送面に記録媒体を吸着させるファンとを有しており、前記ファンは、記録媒体に対して印刷を行うときに、記録媒体を前記搬送面に吸着させるとともに、印刷後においても前記孔を介して空気を吸引していてもよい。これにより、印刷後においても孔を介して空気が吸引されるので、この吸引による気流によって加熱された第1ローラが冷やされる。そのため、吐出口近傍のインクがローラの熱によって増粘しにくくなる。
また、このとき、前記吐出面及び前記第1ローラの少なくともいずれか一方の温度を計測する計測手段をさらに備えており、前記ファンは、前記計測手段によって計測された温度が前記吐出口近傍のインクを増粘させる所定値以上のときに、前記孔を介して空気を吸引していてもよい。これにより、加熱された第1ローラの熱によって吐出口近傍のインクがより増粘しにくくなる。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の一実施形態によるインクジェットプリンタの概略側面図である。図2は、図1に示すベルト搬送装置50を上方から見たときの平面図である。図3は、図1に示す光センサ80による用紙Pの浮きを検知する検知動作状況を示す説明図である。
インクジェットプリンタ1は、図1に示すように、4つのインクジェットヘッド2を有するカラーインクジェットプリンタである。このインクジェットプリンタ1には、図1中左方に給紙装置10が、図1中右方に排紙部40がそれぞれ設けられている。これら給紙装置10と排紙部40との間には、給紙装置10から搬送されてきた用紙(記録媒体)Pを排紙部40に向けて搬送するベルト搬送装置50が設けられている。また、プリンタ1には、これらの動作を制御する制御部60が設けられている。
給紙装置10は、図1に示すように、積層された複数の用紙Pを収納可能な用紙収納部11と、用紙収納部11から用紙Pを送り出すピックアップローラ12と、ピックアップローラ12を回転させる給紙モータ13(図4参照)とを有している。
ピックアップローラ12は、用紙収納部11内に収納された複数の用紙Pのうち、最も上方に位置する用紙Pと回転しながら接触することで当該用紙Pを送り出す。なお、給紙モータ13は制御部60によって制御される。
この構成において、制御部60の制御により、ピックアップローラ12が図1中反時計回りに回転することによって、ピックアップローラ12と接触した用紙Pがベルト搬送装置50に送り出される。
ベルト搬送装置50は、一対のベルトローラ51,52と、両ローラ51,52間に架け渡されるように巻回されたエンドレスの搬送ベルト53と、ベルトローラ52を回転させる駆動力を付与する搬送モータ59(図4参照)とを有している。搬送ベルト53には、図1及び図2に示すように、外周面である搬送面54及び内周面55に亘って厚み方向に貫通した複数の孔56が形成されている。これら孔56は、搬送ベルト53全体に分散して形成されている。
搬送ベルト53によって囲まれた領域内には、インクジェットヘッド2と対向する位置に略直方体形状のファン57が設けられている。ファン57は、インクジェットヘッド2とファン57との間に存在する複数の孔56を介してエアを吸引し、用紙Pを搬送面54に吸着する。なお、搬送モータ59及びファン57は制御部60によって制御される。
この構成において、制御部60の制御により、ベルトローラ52を図1中矢印B方向に回転させることによって、搬送ベルト53が回転する。このとき、搬送ベルト53の回転に伴って従動ローラであるベルトローラ51も回転する。また、このとき、制御部60の制御により、ファン57を駆動させることによって、給紙装置10から送り出された用紙Pが搬送面54に吸着されながら搬送方向A(図1中矢印A方向)に搬送される。
ベルト搬送装置50の搬送方向Aのすぐ下流側には、剥離部材9が設けられている。剥離部材9は、搬送面54に吸着された用紙Pを搬送面54から剥離して、右方の排紙部40へ向けて送るように構成されている。
4つのインクジェットヘッド2は、4色のインク(マゼンタ、イエロー、シアン、ブラック)に対応して、搬送方向Aに沿って並べて設けられている。すなわち、このインクジェットプリンタ1は、ライン式プリンタである。インクジェットヘッド2は、長手方向が搬送方向Aに直交する方向(図1中紙面に対して垂直な方向)に伸びた細長い直方体形状となっている。また、インクジェットヘッド2は、圧力室を含むインク流路が形成された流路ユニットと、圧力室のインクに圧力を与えるアクチュエータとが貼り合わされた積層体(ともに図示せず)を有しており、底面である吐出面2aに形成された多数のノズル(図示せず)からインクが吐出される。
インクジェットヘッド2は、その吐出面2aと搬送ベルト53のインクジェットヘッド2と対向した部分の搬送面54とが平行となり、且つこれらの面の間に用紙搬送経路が形成されている。この構成で、搬送ベルト53によって搬送される用紙Pが4つのインクジェットヘッド2のすぐ下方側を順に通過する際に、この用紙Pの上面(印刷面)に向けてノズル(吐出口)から各色のインクが吐出されて所望のカラー画像が形成される。
搬送方向Aに関して、インクジェットヘッド2間及び最も下流にあるインクジェットヘッド2のすぐ下流側には、ベルト搬送装置50によって搬送される用紙Pが搬送面54から浮かないように用紙Pを搬送面54に押圧する4つの押圧機構70a〜70dが設けられている。なお、4つの押圧機構70a〜70dはどれも同じ構成なので、押圧機構70aについて以下に説明し、残りは押圧機構70b〜70dの説明を省略する。
押圧機構70aは、吐出面2aと平行であって搬送方向Aと直交する方向に平行な回転軸を有するローラ73と、ローラ73を上下方向に移動させるローラ移動機構75とを有している。ローラ移動機構75は、ローラ73を回転可能に支持する支持部材76と、支持部材76と共にローラ73を上下方向に移動させるソレノイド77とを有している。支持部材76は、ソレノイド77のロッド77aに固定されている。また、ソレノイド77は、制御部60により制御される。
この構成において、制御部60の制御により、ソレノイド77が駆動されることで、図1に示すように、ソレノイド77のロッド77aが伸び、ローラ73が搬送面54に対して用紙Pを押圧する押圧位置に移動する。一方、ソレノイド77の駆動が停止されることで、ロッド77aが縮み、ローラ73が用紙P及び搬送面54から離隔した離隔位置に移動する。なお、押圧機構70dに含まれるローラ73が第2ローラに該当し、押圧機構70a〜70cに含まれるローラ73が第1ローラに該当する。
ローラ73は金属製の筒状部材であり、図1に示すように、その内部には熱源であるハロゲンランプ73aが設けられている。なお、ハロゲンランプ73aは、スイッチ74(図4参照)によって通電状態(ローラ73を加熱する状態)及び非通電状態(ローラ73を加熱しない状態)のいずれかに切り換えられる。スイッチ74は、制御部60によって制御され、ハロゲンランプ73aに対するON/OFFのタイミング及び通電時間が制御される。本実施形態においては、通電時間の長さによってローラ73を加熱する温度を調整している。これらハロゲンランプ73a及びスイッチ74によって加熱手段が構成されている。また、ハロゲンランプ73a近傍には、温度センサ(計測手段)73b(図4参照)が設けられており、ローラ73の温度を計測する。
この構成において、制御部60の制御により、ハロゲンランプ73aが通電されることによってローラ73の外周面が加熱される。このとき、ローラ73が押圧位置にあると、用紙Pがローラ73と搬送面54との間で挟持され、用紙P上に吐出されたインクが乾燥する。
プリンタ1には、図1に示すように、搬送方向Aに関して、最も上流にあるインクジェットヘッド2の上流側に光センサ(第2検出手段)80が設けられている。光センサ80は、用紙Pが搬送面54から所定距離(所定値)以上離れたとき、搬送面54からの用紙Pの浮きを検知するものである。具体的には、光センサ80は、発光部81及び発光部81から照射された光を受光する受光部82を有しており、発光部81が図2中上方に、受光部82が発光部81との間において搬送ベルト53を挟んだ図2中下方に配置されて構成されている。
発光部81は、図3に示すように、搬送面54から鉛直方向上方に所定距離だけ離れた位置において搬送方向Aと直交する方向に光を照射する光照射部81aを有している。この所定距離は、光照射部81aから照射された光を用紙Pが遮る程度、用紙Pが搬送面54から浮いていると、当該用紙Pが吐出面2aと対向する位置に搬送されるときに、用紙Pと吐出面2aとの距離が近すぎて、搬送面54と吐出面2aとの間に用紙Pが詰まる可能性が高い距離に設定されている。
この構成において、図3(a)に示すように、搬送ベルト53によって搬送されてくる用紙Pが、搬送面54から浮かずに密着して送られてくるとき、及び、用紙Pが搬送面54から僅かに浮いていても光照射部81aと重ならないときは、光センサ80によって当該用紙Pが検知されない。一方、図3(b)に示すように、搬送ベルト53によって搬送されてくる用紙Pが、前端にカールが生じて当該前端が搬送面54から浮いており、用紙Pの前端が光照射部81aと重なると、光照射部81aから照射された光が用紙Pによって遮られる。このタイミングで光センサ80が用紙Pを検出し、その検出信号を制御部60に送信される。こうして、光センサ80によって用紙Pが搬送面54から所定値以上離れていることが検出される。
なお、図3(b)においては、用紙Pの前端がちょうど光照射部81aから照射された光を遮る位置を通過しているが、用紙Pの前端だけでなく用紙Pのある部分が光を遮る位置まで搬送面54から浮いていると、当該部分によって光が遮られ、用紙Pが搬送面54から所定値以上離れているか否か検出することができる。
次に、制御部60について説明する。制御部60は、例えば汎用のパーソナルコンピュータによって構成されている。かかるコンピュータは、CPU、ROM、RAM、ハードディスクなどのハードウェアが収納されており、ハードディスクには、プリンタ1の動作を制御する為のプログラムを含む各種のソフトウェアが記憶されている。そして、これらのハードウェア及びソフトウェアが組み合わされることによって、後述の各部61〜69(図4参照)が構築されている。
図4は、制御部60の概略構成を示すブロック図である。制御部60は、印字制御部61、搬送制御部62、記憶部63、加熱温度記憶部64、増粘温度記憶部65、判定部66、ファン制御部67、加熱制御部68、ローラ移動制御部69を含んでいる。印字制御部61は、ピックアップローラ12によって用紙Pが搬送されてから所定時間経過後、用紙Pの所望位置に画像が形成されるように、各インクジェットヘッド2からのインク吐出を制御する。
搬送制御部62は、給紙装置10から排紙部40まで用紙Pを搬送するように、給紙モータ13及び搬送モータ59を制御する。また、搬送制御部62は、光センサ80によって用紙Pの浮きが検出され、且つ、判定部66によって検出された用紙Pが加熱することが必要な用紙以外のときに、用紙Pの搬送を停止するように、給紙モータ13及び搬送モータ59を制御する。
記憶部63は、制御部60に送信される印字データに含まれる、ユーザによって選択された用紙種類データを記憶している。加熱温度記憶部64は、例えば、加熱することが必要な普通紙、ハガキなどの複数種の用紙にそれぞれ応じたローラ加熱温度を記憶している。なお、ここでいう加熱することが必要な用紙とは、インクが吐出された用紙を加熱しなければ排紙部40に排出された用紙をユーザが持ったときなどに、ユーザの手にインクが付着したり、インクと接触することで印刷画像が乱れる可能性がある用紙のことをいう。増粘温度記憶部65は、ノズル近傍のインクが増粘しやすくなる下限温度(所定値)を記憶している。
判定部66は、記憶部63に記憶された用紙種類データに基づいて今回の印字における用紙種類が、加熱することが必要な普通紙やハガキ、及び、加熱することが不必要なインクジェット専用紙及び速乾性を有する用紙のうちのいずれであるかを判定し用紙種類を検出する。このように本実施形態では、記録部63と判定部66が第1検出手段を構成している。また、判定部66は、温度センサ73bによって計測された温度が増粘温度記憶部65に記憶された下限温度以上であるか否かを判定する。
ファン制御部67は、ベルト搬送装置50によって用紙Pが搬送されるときに、孔56からエアを吸引するようにファン57を制御する。また、ファン制御部67は、用紙Pに対する印刷が終了した後において、計測した温度が記憶された下限温度以上であると判定部66が判定したときに、孔56からエアを吸引するようにファン57を制御する。
加熱制御部68は、制御部60に送信される印字データに基づいてインク吐出が行われるインクジェットヘッド2と搬送方向Aの下流において隣接するローラ73のみを加熱するように、スイッチ74を制御する。本実施形態においては、各ヘッド2に対応するローラ73が設けられているので、インクが吐出されないヘッド2に対応するローラ73は加熱されない。また、加熱制御部68は、判定部66によって検出された用紙種類に応じた、ローラ73の加熱温度に調整するように、スイッチ74を制御する。
ローラ移動制御部69は、判定部66によって検出された用紙種類が、加熱することが必要な普通紙及びハガキのときに、すべてのローラ73が押圧位置に移動するように、各押圧機構70a〜70dのソレノイド77を制御する。また、ローラ移動制御部69は、判定部66によって検出された用紙種類が加熱することが不必要なインクジェット専用紙及び速乾性を有する用紙のときに、すべてのローラ73が離隔位置に移動するように各押圧機構70a〜70dのソレノイド77を制御する。
次に、図5を参照しつつ、プリンタ1での印刷動作について説明する。図5は、本実施形態のインクジェットプリンタ1において、加熱することが必要な用紙に印刷を行うときの動作状況図である。PC(パーソナルコンピュータ)などから印字データが制御部60に送信されると、搬送制御部62が、図5(a)に示すように、用紙収納部11からベルト搬送装置50に用紙Pが送り出されるように、給紙モータ13を駆動する。このとき、判定部66はユーザが選択した用紙種類を判定する。今回は、判定部66が加熱することが必要な普通紙又はハガキと判定した場合について、以下に説明する。
搬送制御部62は、用紙収納部15から送り出された用紙Pが搬送方向Aに搬送されるように、搬送モータ59を駆動する。このとき、ファン制御部67は、搬送ベルト53によって搬送される用紙Pが搬送面54に密着するように、ファン57を駆動する。また、このとき、ローラ移動制御部69は、図5(a)に示す離隔位置から図5(b)に示す押圧位置にすべてのローラ73が移動するように、4つのソレノイド77を駆動する。
さらに、このとき、加熱制御部68は、制御部60に送信された印字データに基づく、インク吐出が行われるインクジェットヘッド2に対応するローラ73を加熱するように、且つ、判定部66によって検出された普通紙又はハガキに応じたローラ73の加熱温度に調整するように、スイッチ74のON/OFFの切り換え及びハロゲンランプ73aに対する通電時間を制御する。このように、ローラ73の加熱温度を、用紙Pの種類に応じた温度に調整することで、ローラ73を加熱させるために必要な消費電力量を低減させることができる。なお、今回の印刷動作においては、すべてのインクジェットヘッド2からインクが吐出されるので、4つのローラ73が加熱される。本実施形態におけるローラ73の加熱温度の調整は、スイッチ74をONとする時間の長さで調整しているが、ハロゲンランプ73aに通電する電流値を可変にすることで調整することも可能である。また、4つのインクジェットヘッド2のうち、例えば、ブラックインクを吐出するインクジェットヘッド2だけからインクを吐出する場合は、当該1つのインクジェットヘッド2に対応するローラ73だけを加熱すればよい。こうすることで、ローラ73を加熱させるために必要な消費電力量をより低減させることができる。
次に、用紙Pが光センサ80の発光部81及び受光部82間を通過するときに、光センサ80によって検出されないときは、そのままベルト搬送装置50によって用紙Pが搬送される。一方、用紙Pが光センサ80によって検出され、その検出信号が制御部60に送信されても、判定部66によって検出された用紙Pが加熱することが必要な用紙Pの場合では、搬送時にローラ73によって当該用紙Pが搬送面54に押圧されるので、搬送制御部62は、用紙Pが光センサ80によって検出されないときと同様に、ベルト搬送装置50によって用紙Pを搬送する。
次に、用紙Pがベルト搬送装置50によってインクジェットヘッド2と対向する領域に搬送されると、印字制御部61が、用紙収納部11から用紙Pを送り出してから、用紙Pが各インクジェットヘッド2と対向する領域を通過する所定時間経過後に、インクジェットヘッド2からインクが吐出されるように、各インクジェットヘッド2を制御する。このとき、インクジェットヘッド2から用紙Pに吐出されたインクは、用紙Pの搬送に伴って、当該インクジェットヘッド2に対応する所定温度に加熱されたローラ73と搬送面54とに挟持されながら乾燥する。こうして、用紙Pの所望位置に画像が形成される。
そして、画像が形成された用紙Pが剥離部材9によって搬送ベルト53から剥離された後、排紙部40に排出される。この後、制御部60の制御により、給紙モータ13、搬送モータ59及びソレノイド77の駆動が停止され、スイッチ74をOFFとする。このとき、温度センサ73bによって計測された温度が増粘温度記憶部65に記憶された下限温度未満であると判定部66が判定したときは、ファン制御部67がファン57の駆動を停止する。一方、計測された温度が記憶された下限温度以上であると判定部66が判定したときは、ファン制御部67はそのままファン57を所定時間だけ駆動させておく。このような制御が行われることで、印刷後においても孔56を介してエアが吸引されるので、この吸引による気流によって加熱されたローラ73が急冷され、ノズル近傍のインクがローラ73の熱によって増粘しにくくなる。
次に、印刷を行う用紙Pの種類が、判定部66によって加熱することが不必要なインクジェット専用紙及び速乾性を有する用紙と判定した場合について、以下に説明する。
この場合、搬送制御部62及びファン制御部67は、先の動作と同様に、搬送モータ59及びファン57を駆動するが、加熱制御部68は、ローラ73を1つも加熱しないように、スイッチ74をOFFとする制御を行う。これにより、インクジェット専用紙の印刷面に形成されたコーティングが加熱したローラ73に密着することによる搬送不良が生じるのを防ぐことができるとともに、速乾性を有する用紙のときに、加熱することによって用紙に皺が生じるのを防ぐことができる。また、このとき、ローラ移動制御部69は、ソレノイド77の駆動を停止する制御を行う。すなわち、ローラ73は離隔位置に配置され、ベルト搬送装置50によって搬送されてくる用紙Pと接触しない。これにより、用紙Pに吐出されたインクがローラ73に付着しなくなるとともに、用紙Pに形成された画像が乱れなくなる。
次に、用紙Pが光センサ80の発光部81及び受光部82間を通過するときに、光センサ80によって検出されないときは、そのままベルト搬送装置50によって用紙Pが搬送されるが、用紙Pが光センサ80によって検出され、その検出信号が制御部60に送信されると、搬送制御部62が、用紙Pの搬送を停止するように給紙モータ13及び搬送モータ59の駆動を停止する。これにより、用紙Pが搬送面54と吐出面2aとの間に詰まるのを未然に防ぐことが可能になる。そのため、用紙Pが詰まるときに吐出面2aを傷つけるのを抑制することができる。また、このとき、ファン制御部67がファン57の駆動を停止させる。
次に、用紙Pが光センサ80によって検出されず、用紙Pが搬送面54に密着した状態でインクジェットヘッド2と対向する領域に搬送されると、印字制御部61が、用紙収納部11から用紙Pを送り出してから、用紙Pが各インクジェットヘッド2と対向する領域を通過する所定時間経過後に、インクジェットヘッド2からインクが吐出されるように、各インクジェットヘッド2を制御する。こうして、用紙Pの所望位置に画像が形成される。そして、画像が形成された用紙Pが剥離部材9によって搬送ベルト53から剥離された後、排紙部40に排出される。この後、制御部60の制御により、給紙モータ13及び搬送モータ59の駆動が停止される。
以上のように、本実施形態のインクジェットプリンタ1によると、ヘッド間に配置されたローラ73が、用紙Pを搬送面54に対して押圧するとともにインクが吐出された用紙Pを加熱してそのインクを乾燥することが可能になる。そのため、用紙Pを加熱する加熱手段及び用紙Pを押さえる押さえ部材の両方を個別に設ける必要がなくなり、搬送方向Aに関して、装置を小型化することが可能になる。また、制御部60が設けられていることで、用紙Pに吐出されたインクを乾燥させるように、スイッチ74を制御することが可能になる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な変更が可能なものである。例えば、上述した実施形態においては、各インクジェットヘッド2に対応する4つのローラ73が設けられていたが、ヘッド間に1つのローラが設けられておればよい。また、用紙種類に応じてローラ73の加熱温度を調整しなくてもよい。この場合は、記憶部63、加熱温度記憶部64が設けられていなくてもよく、さらに、判定部66が用紙種類を検出しなくてもよい。そのため、制御構成が簡易になる。また、温度センサ73b及び増粘温度記憶部65が設けられていなくてもよい。この場合は、判定部66が温度センサ73bによって計測された温度が増粘温度記憶部65に記憶された下限温度以上であるか否かを判定しなくてもよく、制御構成が簡易になる。また、加熱することが必要な用紙のみに印刷を行う場合は、用紙に印刷を行うときに常にローラ73を加熱すればよい。加えて、ローラ73は常に用紙を搬送面54に押圧する状態としていてもよい。この場合は、ローラ移動機構75に換えてローラ73を搬送面54に付勢する付勢手段を設けておればよい。また、搬送面が粘着性を有している場合や静電吸着によって搬送面に用紙Pを密着させることが可能な場合であれば、ファン57及び搬送ベルト53に複数の孔56が設けられていなくてもよい。また、上述した実施形態においては、用紙Pの搬送がベルト搬送装置50によって行われているが、用紙を搬送する搬送装置はこのベルト搬送装置50に限定するものではなく、回転可能なドラムによって用紙Pを搬送するドラム搬送装置であってもよい。
本発明の一実施形態によるインクジェットプリンタの概略側面図である。 図1に示すベルト搬送装置を上方から見たときの平面図である。 図1に示す光センサによる用紙の浮きを検知する検知動作状況を示す説明図である。 図1に示す制御部の概略構成を示すブロック図である。 本実施形態のインクジェットプリンタにおいて、加熱することが必要な用紙に印刷を行うときの動作状況図である。
符号の説明
1 インクジェットプリンタ(インクジェット記録装置)
2 インクジェットヘッド
2a 吐出面
50 ベルト搬送装置(搬送装置)
54 搬送面
56 孔
57 ファン
60 制御部(制御手段)
63 記録部(第1検出手段の一部)
66 判定部(第1検出手段の一部)
73 ローラ(第1及び第2ローラ)
73a ハロゲンランプ(加熱手段の一部)
73b 温度センサ
74 スイッチ(加熱手段の一部)

Claims (5)

  1. インクを吐出する吐出口が形成された吐出面を有する複数のインクジェットヘッドと、
    記録媒体を搬送する搬送面を有し、前記搬送面を前記吐出面に対向させつつ搬送方向に移動させることにより、記録媒体を前記搬送方向に搬送する搬送装置と、
    前記搬送方向に関する前記インクジェットヘッド間に配置され且つ前記搬送面に対して記録媒体を押圧する第1ローラと、
    前記搬送方向に関して最も下流に位置する前記インクジェットヘッドよりも下流側に配置され且つ前記搬送面に対して記録媒体を押圧する第2ローラと、
    前記第1ローラ及び前記第2ローラの外周面を加熱する加熱手段と
    前記第1及び第2ローラのうち、記録媒体に対してインクを吐出した前記インクジェットヘッドと前記搬送方向の下流側において隣接するローラのみを加熱して前記吐出口から記録媒体に吐出されたインクを乾燥させるように、前記加熱手段を制御する制御手段と、
    記録媒体の種類を検出する第1検出手段と、
    前記第1ローラが記録媒体を押圧する押圧位置及び記録媒体から離隔した離隔位置との間において、前記第1ローラを移動させる移動機構と、
    前記搬送装置によって搬送される記録媒体が前記搬送面から所定値以上離れているか否かを検出する第2検出手段とを備えており、
    前記移動機構は、前記第1検出手段によって検出された記録媒体が加熱が不必要な記録媒体であるときに、前記第1ローラを前記離隔位置に移動させ、前記第1検出手段によって検出された記録媒体が加熱が必要な記録媒体であるときに、前記第1ローラを前記押圧位置に移動させ、
    前記搬送装置は、記録媒体が前記所定値以上離れていると前記第2検出手段によって検出された場合、前記第1検出手段によって検出された記録媒体が加熱が不必要な記録媒体であるときに記録媒体の搬送を停止させ、前記第1検出手段によって検出された記録媒体が加熱が必要な記録媒体であるときに記録媒体の搬送を停止させないことを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 記制御手段は、前記第1検出手段によって検出された記録媒体の種類に応じて、前記第1ローラの加熱温度を調整するように前記加熱手段を制御することを特徴とする請求項に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記制御手段は、前記第1検出手段によって検出された記録媒体が加熱が不必要な記録媒体であるときに、前記第1ローラを加熱しないように前記加熱手段を制御することを特徴とする請求項に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記搬送装置が、前記搬送面に形成された複数の孔と、前記孔を介して空気を吸引することによって前記搬送面に記録媒体を吸着させるファンとを有しており、
    前記ファンは、記録媒体に対して印刷を行うときに、記録媒体を前記搬送面に吸着させるとともに、印刷後においても前記孔を介して空気を吸引することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記吐出面及び前記第1ローラの少なくともいずれか一方の温度を計測する計測手段をさらに備えており、
    前記ファンは、前記計測手段によって計測された温度が前記吐出口近傍のインクを増粘させる所定値以上のときに、前記孔を介して空気を吸引することを特徴とする請求項に記載のインクジェット記録装置。
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