JP5076274B2 - 転がり軸受 - Google Patents
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Description
よって、これらの軸受の転がり面には、十分な潤滑膜が形成され難く、高い接線力が作用するため、金属接触による発熱や表面疲労、および新生面(鋼の組織が露出した面)が生じ易くなっている。特に、新生面は、トライボケミカル反応の触媒となり、潤滑油中に含まれる添加剤や水分を分解して水素イオンを発生させる。そして、この水素イオンが新生面に吸着して水素原子となり、応力場(最大剪断応力位置の近傍)に集積することにより、転がり面に早期剥離が生じ、軸受の寿命が短くなる場合がある。
特許文献1では、Cの含有率が0.65〜0.90質量%、Siの含有率が0.15〜0.50質量%、Mnの含有率が0.15〜1.00質量%、Crの含有率が2.0〜5.0質量%、Nの含有率が90〜200ppmであり、さらに100〜500ppmのAlおよび50〜5000ppmのNbの少なくとも一種が含有された軸受用鋼が提案されている。この特許文献1に記載の技術によれば、転がり面に早期剥離が生じ難くなるとともに、熱処理後の靱性の低下を抑制できる。
なお、上記式(1)中の[Cr]、[Si]、[Mo]、[V]、[Al]、[Nb]、[Ti]はそれぞれ鋼中のCr、Si、Mo、V、Al、Nb、Tiの含有率(質量%)を示す。
そこで、本発明は、エンジン補機やガスヒートポンプ等に用いられる転がり軸受の使用環境がさらに苛酷になっても、転がり軸受の早期剥離を効果的に抑制し、寿命を長くできるようにすることを課題としている。
また、本発明において、前記鋼はV及びNiの少なくとも一方をさらに含有し、質量比でVの含有率は2.0%以下、Niの含有率は2.0%以下であることが好ましい。
また、本発明の転がり軸受は、エンジン補機用やガスヒートポンプ用の転がり軸受のように、エンジンからの動力を受けて回転する軸を支持するために用いられる転がり軸受として好適である。
さらに、本発明の転がり軸受は、ベルト式無段変速機のベルトを巻き付けるプーリの軸を支持するために用いられる転がり軸受としても好適である。
〔Cの含有率(質量比):0.2〜0.6%〕
C(炭素)は、基地に固溶して、焼入れおよび焼戻し後の強度を増加させるとともに、Fe、Cr、Mo、V等の炭化物形成元素と結合して炭化物や炭窒化物を形成し、耐摩耗性を向上させるために有効な元素である。Cの含有率が0.2%未満であると、δフェライトが生じて靱性が低下する場合がある。また、硬化層を十分な深さまで形成するための浸炭又は浸炭窒化処理の時間が増加して、コストの著しい上昇を招く場合がある。
一方、Cの含有率が0.6%を超えると、製鋼時に粗大な共晶炭化物や共晶炭窒化物が形成され易くなる。これに伴って、転がり疲労寿命や強度が著しく低下する。また、鍛造性、冷間加工性、および被削性が低下して、コストの上昇を招く場合がある。なお、上述した観点から、Cの含有率の好ましい範囲は、0.3〜0.5%である。
Cr(クロム)は、基地に固溶して、焼入れ性、焼戻し軟化抵抗性、耐食性、および転がり疲労寿命を向上させるために有効な元素である。また、CやN(窒素)等の侵入型固溶元素を動き難くして基地組織を安定化させるとともに、応力場への水素集積に起因する早期剥離を抑制するために有効な元素でもある。さらに、Crを添加することで、より高硬度の(Fe,Cr)3 C又は(Fe,Cr)7 C 3等の複炭化物や、(Fe,Cr)3 (C,N)又は(Fe,Cr)7 (C,N) 3等の複炭窒化物が鋼中に微細に分布するようになるため、耐摩耗性を向上させる作用もある。
Mn(マンガン)は、製鋼時の脱酸剤として作用するとともに、基地に固溶してMs(マルテンサイト変態)点を降下させて残留オーステナイト量を確保したり、焼入れ性を向上させるために有効な元素である。この効果を得るために、Mnの含有率は0.5%以上とする必要がある。一方、Mnの含有率が2.0%を超えると、冷間加工性や被削性を低下させるだけでなく、マルテンサイト変態開始温度を著しく低下させるため、浸炭処理後に多量の残留オーステナイトが残存して十分な硬さが得られなくなる場合がある。なお、上述した観点から、Mnの含有率の好ましい範囲は、0.8〜1.5%であり、さらに好ましい範囲は、0.8〜1.2%である。
Si(ケイ素)は、Mnと同様に、製鋼時の脱酸剤として作用するとともに、CrやMnと同様に、基地に固溶してマルテンサイトを強化させるため、軸受寿命向上に有効な元素である。この効果を得るために、Siの含有率は0.1%以上とする必要がある。一方、Siの含有率が1.5%を超えると、被削性、鍛造性、冷間加工性および浸炭処理性を低下させる場合がある。なお、上述した観点から、Siの含有率の好ましい範囲は、0.1〜0.7%である。
Mo(モリブデン)は、Crと同様に、基地に固溶して焼入れ性、焼戻し軟化抵抗性、耐食性、および転がり疲労寿命を向上させるために有効な元素である。また、Crと同様に、CやN等の侵入型固溶性元素を動き難くして組織を安定化させるとともに、応力場への水素集積に起因する早期剥離を抑制するために有効な元素でもある。さらに、Mo2 C等の微細炭化物やMo2 (C,N)等の微細炭窒化物を形成して、耐摩耗性を向上させる作用もある。
この効果を得るために、Moの含有率は0.5%以上とする必要がある。一方、Moの含有率が3.0%を超えると、冷間加工性や被削性が低下して、コストの著しい上昇を招く場合がある。また、粗大な共晶炭化物や共晶炭窒化物を形成して、転がり疲労寿命や強度を著しく低下させる場合がある。なお、上述した観点から、Moの含有率の好ましい範囲は、0.5〜1.5%である。
V(バナジウム)は、炭化物、窒化物、および炭窒化物を形成してこれらに固溶したり、VC等の微細炭化物、VN等の微細窒化物、およびV(C,N)等の微細炭窒化物を形成するため、強度および耐摩耗性の向上に有効な元素である。また、Vは、CrやMoと同様に、CやN等の侵入型固溶元素を動き難くして組織を安定化させるとともに、応力場への水素集積に起因する早期剥離を抑制するために有効な元素でもある。
この効果を得るために、Vの含有率は出来る限り多くすることが好ましいが、含有率が多すぎると、冷間加工性や被削性が低下して、コストの著しい上昇を招く場合がある。また、粗大な共晶炭化物や共晶炭窒化物を形成して、転がり疲労寿命や強度を著しく低下させる場合がある。よって、Vの含有率の上限は、2.0%とした。
Ni(ニッケル)は、オーステナイトを安定化させるとともに、δフェライトの形成を抑え、靱性を向上させるために有効な元素である。一方、Niの含有率が多すぎると、多量の残留オーステナイトが残存して、十分な焼入れ硬さが得られなくなるため、その上限は2.0%とした。
まず、上述した鋼からなる素材を、鍛造又は切削により所定形状に加工した後、浸炭又は浸炭窒化処理を行う。この浸炭又は浸炭窒化処理は、例えば、雰囲気温度900〜960℃で、浸炭処理ではRXガス+エンリッチガスを、浸炭窒化処理ではRXガス+エンリッチガス+アンモニアガスを導入した炉内で、数時間加熱保持することにより行う。
次に、焼入れ処理および焼戻し処理を行うが、浸炭又は浸炭窒化処理の直後に焼入れを行うと、主として、粒径の大きな残留オーステナイトとレンズ状のマルテンサイトとからなる組織となり、寿命改善効果が得られ難い。このため、浸炭又は浸炭窒化処理後に、A1 変態点以下の温度で一旦保持するか室温まで除冷した後に、再度820〜900℃に加熱して焼入れを行い、160〜200℃程度で焼戻しを行うことが好ましい。これにより、浸炭処理を行ったものには微細で硬い炭化物が、浸炭窒化処理を行ったものには微細で硬い炭化物および炭窒化物が、マルテンサイトとオーステナイトとからなるマトリックスに均一に分散した良好な組織が得られる。
転がり面をなす表層部のCおよびNの合計含有率を1.0%以上、好ましくは1.2%以上とすることで、前記表層部の硬さと、残留オーステナイト量と、炭化物および炭窒化物の少なくとも一方からなる析出物の存在率とを各々以下に示す範囲内にすることができる。一方、前記表層部のCおよびNの合計含有率が多すぎると、析出物が粗大化して転がり疲労寿命を低下させるため、その上限は2.5%とした。
転がり面の摩耗および表面疲労を軽減させて、転がり疲労寿命を向上させるためには、転がり面をなす表層部の硬さを、ロックウェル硬さでHRC60以上とする必要がある。なお、前記表層部の硬さの好ましい範囲は、HRC61以上である。
転がり面をなす表層部の残留オーステナイトは、表面疲労を軽減させる作用がある。この効果を得るために、残留オーステナイト量は15%以上とする必要がある。一方、前記表層部の残留オーステナイト量が45%を超えると、硬さが低下したり、軸受を組み立てる際に軌道輪に変形が生じる場合があるので、その上限は45%とした。なお、前記表層部の残留オーステナイト量の好ましい範囲は、20〜40%である。
転がり面をなす表層部に存在する炭化物および炭窒化物は、転がり面において潤滑膜の部分的な破断が生じ、トライボケミカル反応により生じた水素イオンが水素原子として鋼中に侵入拡散した場合に、この水素原子をトラップして応力場への集積を抑制する。
炭化物および炭窒化物の少なくとも一種からなる析出物の転がり面内での存在率が15%未満であると、この効果が十分に得られない。一方、この析出物の存在率が35%を超えると、炭化物および炭窒化物が粗大化し、転がり疲労寿命を低下させる。
また、M7 (C,N)3 型又はM 23 (C,N)6 型の複炭窒化物としては、例えば、(Fe,Cr)7 (C,N)3 、(Fe,Cr)23(C,N)6 、(Fe,Mo)23(C,N)6 、(Fe,Cr,Mo)23(C,N)6 が挙げられる。
転がり面における亀裂の発生および進展を抑制するために、浸炭処理または浸炭窒化処理を施すことにより、転がり面をなす表層部の圧縮残留応力の最大値を150MPa以上とする必要がある。一方、前記表層部に最大値が2000MPaを超える圧縮残留応力を付与するためには、ショットピーニング処理等の機械加工が必要となるため、コストの上昇を招く。
よって、平均残留オーステナイト量(体積%)は、鋼中のCrの含有率(質量%)とMoの含有率(質量%)との和の2.5倍以下とすることが好ましく、8体積%以下とすることがさらに好ましい。
また、転がり面をなす表層部の圧縮残留応力の最大値を特定することによって、表面疲労をさらに軽減できる。
すなわち、本発明によれば、今後、エンジン補機やガスヒートポンプ等に用いられる転がり軸受の使用環境がさらに苛酷になっても、転がり軸受の早期剥離を効果的に抑制し、寿命を長くできる。
まず、表1に示す各構成の鋼からなる素材A〜Oを、呼び番号6303の単列深溝玉軸受(内径17mm、外径47mm、幅14mm)用の内輪および外輪の形状に切り出した。表1において、含有成分の含有率が本発明の範囲から外れるものには下線を施した。
このような熱処理により、G以外の素材からなる内輪および外輪には、いずれも表層部に炭化物、窒化物、および炭窒化物が分散析出され、素材Gからなる内輪および外輪には、表層部に炭化物が分散析出された。そして、熱処理後の各素材に、研削および表面仕上げ加工を行った。
また、前記表層部の硬さ(ロックウェル硬さ)を、JIS Z 2245に規定されたロックウェル硬さ試験法により測定した。
さらに、前記表層部の残留応力の最大値を、軌道面から437μmの深さまでの部分で、X線回折装置(理学電機株式会社製)により測定した。この装置で測定された残留応力の最大値は、X線侵入深さ内でのX線減衰の重みのかかった平均値である。
まず、表面加工を行った後の軌道面を腐食液(4gのピクリン酸+100mlのエタノール)で腐食させた後、光学顕微鏡を用い、0.5μm以上の炭化物および炭窒化物について、30視野を倍率1000倍で観察した。そして、観察像を画像処理することにより、各視野毎に炭化物および炭窒化物の存在率(面積比)を測定し、30視野の平均値を算出した。
次に、鋼の組成および熱処理が表2に示すようにそれぞれ異なるNo.1〜No.22の内輪および外輪と、高炭素クロム軸受鋼2種(SUJ2)製で浸炭窒化処理が施された玉と、6−6ナイロン製の波形プレス保持器とからなる試験軸受を、図1に示す寿命試験装置10に組み込み、荷重をP(負荷荷重)/C(動定格荷重)=0.10、試験温度を80℃とした条件で寿命試験を行った。ここで、この試験軸受は、各10体ずつ用意し、いずれも内部すきまを10〜15μmとした。
また、これらの試験軸受の計算寿命は1350時間であるため、1500時間でこの寿命試験を打ち切った。そして、打ち切り時間になっても内輪および外輪のいずれにも剥離が生じなかった場合には、L10寿命を1500時間とした。
No.1〜7のうち、軌道面をなす表層部の圧縮残留応力の最大値が本発明の好ましい範囲(150〜2000MPa)から外れるNo.7は、圧縮残留応力の最大値が前記範囲を満たすNo.1〜6と比較して短寿命であった。これにより、軌道面をなす表層部の圧縮残留応力の最大値を150〜2000MPaとすることでさらに長寿命となることが分かる。
No.10,11では、軌道面をなす表層部の残留オーステナイト量が本発明の範囲(15〜45体積%)から外れていたため、計算寿命よりも短寿命であった。
No.12,13では、軌道面をなす表層部の残留オーステナイト量と、炭化物等からなる析出物の存在率とが本発明の範囲から外れていたため、No.8〜11よりも短寿命であった。
No.15では、使用した素材Hをなす鋼のCrの含有率が本発明の範囲よりも少なく、CおよびNの合計含有率が本発明の範囲から外れていたため、軌道面をなす表層部の硬さが十分に得られず、計算寿命よりも短寿命であった。
No.17では、使用した素材Jをなす鋼のCの含有率が本発明の範囲よりも多く、CおよびNの合計含有率と、炭化物等からなる析出物の存在率とが本発明の範囲から外れていたため、計算寿命よりも短寿命であった。
No.19では、使用した素材Lをなす鋼のMnの含有率が本発明の範囲よりも多く、軌道面をなす表層部の硬さと、残留オーステナイト量とが本発明の範囲から外れていたため、計算寿命よりも短寿命であった。
No.20では、使用した素材Mをなす鋼のMoの含有率が本発明の範囲よりも多く、粗大な結晶炭化物および共晶炭窒化物が発生したため、計算寿命よりも短寿命であった。
No.22では、使用した素材Oをなす鋼のNiの含有率が本発明の範囲よりも多く、軌道面をなす表層部のCおよびNの合計含有率と、硬さとが本発明の範囲から外れていたため、計算寿命よりも短寿命であった。
なお、本実施形態では、転がり軸受として深溝玉軸受について説明したが、これに限らず、円筒ころ軸受、円錐ころ軸受、およびニードル軸受においても同様の効果を得ることができる。
21 回転軸
22 プーリ
23,24 転がり軸受
Claims (3)
- 内輪、外輪、および転動体の少なくとも一つは、
質量比で、Cの含有率が0.2〜0.6%、Crの含有率が2.5〜7.0%、Mnの含有率が0.5〜2.0%、Siの含有率が0.1〜1.5%、Moの含有率が0.5〜3.0%、残部がFeおよび不可避的不純物である鋼からなる素材を所定形状に加工した後、浸炭又は浸炭窒化処理、焼入れ処理および焼戻し処理が施されて得られ、
その転がり面をなし且つ表面から転動体直径の5%の深さまでの部分である表層部は、CおよびNの合計含有率が質量比で1.0〜2.5%、残留オーステナイト量が体積比で15〜45%、硬さがロックウェル硬さでHRC60以上、炭化物および炭窒化物の少なくとも一種からなる析出物の存在率が転がり面内の面積比で15〜35%、前記析出物のうちの面積比で30%以上を、M 7 C 3 型又はM 23 C 6 型の複炭化物、及びM 7 (C,N) 3 型又はM 23 (C,N) 6 型の複炭窒化物の少なくとも一種からなるFe−Cr,Mo系析出物とし、前記Fe−Cr,Mo系析出物は、Cr及びMoを合計で30質量%以上含有し、圧縮残留応力の最大値は、150〜2000MPaとなっていることを特徴とする転がり軸受。 - 前記鋼はV及びNiの少なくとも一方をさらに含有し、質量比でVの含有率は2.0%以下、Niの含有率は2.0%以下であることを特徴とする請求項1に記載の転がり軸受。
- エンジンからの動力を受けて回転する軸を支持するために用いられることを特徴とする請求項1又は2に記載の転がり軸受。
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