JP5074429B2 - 成膜装置 - Google Patents

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Description

本発明は、有機ELデバイス製造装置を初めとする成膜装置及び成膜方法に係わり、特に大型の基板のアライメントに好適な成膜装置及び成膜方法に関する。
有機ELデバイスを製造する有力な方法として真空蒸着法がある。真空蒸着においては基板とマスクとのアライメントが必要である。年々処理基板の大型化の波が押し寄せ、G6世代の基板サイズは1500mm×1800mmになる。基板サイズが大型化すると当然マスクも大型化し、その寸法は2000mm×2000mm程度にも及ぶ。特に鋼製のマスクを使用すると有機ELデバイスではその重量は300Kgにもなる。従来では、基板及びマスクを水平にしてアライメントを実施していた。そのような従来技術としては、下記の特許文献1、2がある。また、アライメントの補正に関しては、特許文献2に水平よるアライメントにおいて、アライメント検出量と実際の補正量との差を加味してアライメントする方法が開示されている。
特開2006-302896号公報 特開2008-004358号公報
しかしながら、特許文献1、2に開示された基板とマスクを横にしてアライメントする方法は、基板及びマスクはその薄さと自重により大きく撓む。その撓みが一様であるならばそれを考慮してマスクを製作すればよいが、当然中心程大きくなり基板サイズが大きくなると製作は困難となる。また、一般的にその中心点における撓み量は、基板の撓みをd1、マスクの撓みをd2とすると、d1>d2となる。基板撓みが大きいと、基板蒸着面にマスクと接触し接触傷が生じるために、密着させることができない。そのために、被写界深度以上に離間してアライメントすると精度が悪く、不良品となる課題がある。特に、表示装置用基板では高精彩な画面を得ることができない。
この課題に対処するために基板とマスクをほぼ垂直にして蒸着する方法がある。垂直にすることで基板やシャドウマスクの自重によりその撓みを大幅に減少することができる。しかし、シャドウマスクは、そのマスク部は20〜50μmと薄く、その製造時に、図7に示すようにマスク全体が中心から周囲に向かって反りが発生し、マスク部端部ではその影響は大きい。図7はその状態を誇張して描いたもので、基板とシャドウマスクの間に数十μmの隙間ができ、その隙間が蒸着ボケを起こし、高精度に蒸着することができない課題があることが分かった。
また、特許文献1に開示された方法では、基板とマスクをアライメントする機構全体が真空内の設置されているために、駆動部などの移動に伴う粉塵及び熱が発生するあるいは駆動部等への配線からのガスが真空度を低下させる可能性がある。第1の真空内への粉塵はその粉塵が基板やマスクに付着し蒸着不良を起こし、第2の発熱はマスクと熱膨張を助長し蒸着サイズを変化させ、そして第3のガスは真空度を低下させるので、共に歩留まり率、即ち生産性を低下させる問題がある。
従って、本発明の第一の目的は、シャドウマスクの反りの影響を低減し、高精度に蒸着できる有機ELデバイス製造装置、成膜装置及びそれらの成膜方法を提供することである。
また、本発明の第二の目的は、大気側に駆動部等を配置あるいは配線を敷設することで真空内の粉塵やガスの発生を低減し、生産性の高い有機ELデバイス製造装置及び成膜装置を提供することである。
上記第1の目的を達成するために、真空チャンバ内で基板とシャドウマスクとのアライメントを行なうアライメント手段と、蒸発源内の蒸着材料を基板に蒸着する真空蒸着チャンバとを有する成膜装置において、前記基板を載置し、立てた姿勢に保持する基板ホルダーと、前記立てた姿勢の前記基板に対面するように前記シャドウマスクを保持するシャドウマスク保持手段と、前記シャドウマスクの反りによる影響を低減する補正手段を有することを第1の特徴とする。
また、上記第1の目的を達成するために、第1の特徴に加え、前記補正手段は前記基板を保持する基板ホルダーを、あるいは、前記シャドウマスクを押圧する押圧手段を有することを第2の特徴とする
さらに、上記第1の目的を達成するために、第2の特徴に加え、前記補正手段は、前記基板ホルダーと前記シャドウマスク間の距離を測定する測定手段を有し前記測定手段の結果に基づき、あるいは、予め定められた補正量に基づき、前記押圧手段を制御することを第3の特徴とする。
また、上記第1の目的を達成するために、第2の特徴に加え、前記押圧手段が前記基板ホルダーを押圧する押圧位置は前記基板の端部蒸着部の外側周囲であること、あるいは、前記押圧手段が前記シャドウマスクを押圧する押圧位置は、前記基板の端部蒸着部の外側周囲に対応する位置であることを第4の特徴とする。
さらに、上記第1の目的を達成するために、第4の特徴に加え、前記押圧位置は前記基板ホルダーあるいは前記シャドウマスクの四隅近くに設けられた四箇所であることを第5の特徴とする成膜装置。
また、上記第1の目的を達成するために、真空チャンバ内で基板とシャドウマスクとのアライメントをし、蒸着材料を前記基板に蒸着する成膜方法において、前記シャドウマスクが有する反りを補正する補正工程を有することを第6の特徴とする。
さらに、上記第1の目的を達成するために、第6の特徴に加え、前記補正工程は、基板を保持する基板ホルダーあるいは前記シャドウマスクを押圧することに行なう工程であることを第7の特徴とする。
また、上記第1の目的を達成するために、第6の特徴に加え、前記補正工程はアライメントを行なう前、あるいは、アライメントを行なった後に実施することを第8の特徴とする。
さらに、上記第1の目的を達成するために、第6乃至第8のいずれかの特徴に加え、アライメント行なった後に前記基板全体をシャドウマスクに密着させる工程を有することを第9の特徴とする。
また、上記第2の目的を達成するために、第2の特徴に加え、前記補正手段は中空ケースに設けられ、一端を前記中空ケースに他端を大気に開放した中空の接続部を有し、前記補正手段に必要な配線を前記接続部を介して敷設することを第10特徴とする。
さらに、上記第1の目的を達成するために、第1の特徴に加え、前記基板保持手段と前記補正手段とを水平の状態から立てた状態にする基板旋回手段を有することを有することを第11特徴とする。
最後に上記第1の目的を達成するために、第11の特徴に加え、前記基板旋回手段は前記接続部を旋回させる手段であることを第12の特徴とする。
本発明によれば、シャドウマスクの反りの影響を低減し、高精度に蒸着できる有機ELデバイス製造装置、成膜装置及びそれらの製造方法及び成膜方法を提供することができる。
また、本発明によれば、大気側に駆動部等を配置しあるいは配線を敷設することで真空内の粉塵やガスの発生を低減し、生産性の高い有機ELデバイス製造装置及び成膜装置を提供することができる。
発明の実施形態を図1から図9を用いて説明する。有機ELデバイス製造装置は、単に発光材料層(EL層)を形成し電極で挟むだけの構造ではなく、陽極の上に正孔注入層や輸送層、陰極の上に電子注入層や輸送層をなど様々な材料が薄膜としてなる多層構造を形成したり、基板を洗浄したりする。図1はその製造装置の一例を示したものである。
本実施形態における有機ELデバイス製造装置100は、大別して処理対象の基板6を搬入するロードクラスタ3、前記基板6を処理する4つのクラスタ(A〜D)、各クラスタ間又はクラスタとロードクラスタ3あるいは次工程(封止工程)との間の設置された6つの受渡室4から構成されている。本実施形態では、基板の蒸着面を上面にして搬送し、蒸着するときに基板を立てて蒸着する。
ロードクラスタ3は、前後に真空を維持するためにゲート弁10を有するロードロック室31と前記ロードロック室31から基板6(以下、単に基板という)を受取り、旋回して受渡室4aに基板6を搬入する搬送ロボット5Rからなる。各ロードロック室31及び各受渡室4は前後にゲート弁10を有し、当該ゲート弁10の開閉を制御し真空を維持しながらロードクラスタ3あるいは次のクラスタ等へ基板を受渡する。
各クラスタ(A〜D)は、一台の搬送ロボット5を有する搬送チャンバ2と、搬送ロボット5から基板を受取り、所定の処理をする図面上で上下に配置された2つの処理チャンバ1(第1の添え字a〜dはクラスタを示し、第2の添え字u、dは上側下側を示す)を有する。搬送チャンバ2と処理チャンバ1の間にはゲート弁10が設けてある。
図2は、搬送チャンバ2と処理チャンバ1の構成の概要を示す。処理チャンバ1の構成は処理内容によって異なるが、真空で蒸着材料である発光材料を蒸着しEL層を形成する真空蒸着チャンバ1buを例にとって説明する。図3は、そのとき搬送チャンバ2bと真空蒸着チャンバ1buの構成の模式図と動作説明図である。図2における搬送ロボット5は、全体を上下に移動可能(図3の矢印59参照)で、左右に旋回可能な3リンク構造のアーム57を有し、その先端には基板搬送用の櫛歯状ハンド58を上下二段に2本有する。1本ハンドの場合は、基板を次の工程に渡すための回転動作、前の工程から基板を受取るための回転動作、及びこれに付随するゲート弁の開閉動作が搬入出処理の間に必要だが、上下二段にすることによって、片方のハンドに搬入する基板を持たせ、基板を保持していない方のハンドで真空蒸着チャンバから基板の搬出動作をさせた後、連続して搬入動作を行なうことができる。
2本ハンドにするか1本ハンドにするかは要求される生産能力によって決める。以後の説明では、説明を簡単にするために1本ハンドで説明する。
一方、真空蒸着チャンバ1buは、大別して発光材料を昇華させ基板6に蒸着させる蒸着部7と、基板6とシャドウマスクの位置合せを行い、基板6の必要な部分に蒸着させるアライメント部8と、及び搬送ロボット5と基板の受渡しを行い、蒸着部7へ基板6を移動させる処理受渡部9からなる。アライメント部8と処理受渡部9は右側Rラインと左側Lラインの2系統設ける。
そこで、本実施形態での処理の基本的な考え方は、一方のライン(例えばRライン)蒸着している間に、他方のLラインでは基板の搬出入し、基板6とシャドウマスク81とのアライメントをし、蒸着する準備を完了させることである。この処理を交互に行なうことによって、基板に蒸着させずに無駄に昇華している時間を減少させることができる。
本実施形態では、図4に示すように、基板サイズが大きくても、基板とシャドウマスク間の隙間が1桁μm前後で蒸着できるように、まず、(1) 基板を処理受渡部9に搬入し、その後、(2)前記基板をほぼ垂直に立て、次に、(3)基板6をシャドウマスク81から一定の距離、例えば0.5mm離れた位置まで接近させ、(4)シャドウマスクの反りによる基板との隙間を補正し、(5)その状態でアライメントを行なう。アライメント終了後、(6)基板6とシャドウマスク81を密着させ、(7)蒸着材料を基板に蒸着する。
蒸着終了後は、(8)基板6をシャドウマスク81から一定の距離離し、(9)(4)の補正を解除し、(10)基板その他を水平にし、(11)基板を処理受渡部9から搬出する
上記ステップにおいて、ステップ(4)を(5)のアライメント前に実施したが、アライメント後あるいはステップ(6)の後に実施してもよいし、また、ステップ(9)を(8)の後に実施したが(8)の前に実施してもよい。
そこで、上記本実施形態のステップのうち(2)〜(6)及び(8)〜(10)ステップを実現する構成及び動作を順に説明する。図5は、上記ステップのうち、(2)(10)を実現する基板旋回手段92、(3)(6)(8)を実現する基板密着手段93、及び(4)(9)を実現する基板端部密着手段94を有する図3に示す処理受渡部9示したもので、しかも、配線の被覆材からのアウトガスの問題を解消する真空内配線機構の適用を示した図である。
まず、図5を用いて、(2)(10)を実現する基板旋回手段92を説明する。基板旋回手段92は、処理受渡部9に搬入された基板6を載置、保持する基板ホルダー91、基板6及び後述する基板端部密着手段94を一体になってアライメント実施前にほぼ垂直に立て、アライメント終了後は水平状態に戻す機能を有する。前記固定する手段としては、真空中であることを考慮して静電吸着や機械的クランプ等で構成する。
図5において、基板旋回手段92は、大別して、旋回対象である基板6、基板端部密着手段94及び基板ホルダーなどの旋回部を旋回させる真空内配線リンク機構92Lと、前記旋回物を矢印Aの方向に前記機構を介して旋回駆動する旋回駆動部92Bとからなる。
真空内配線リンク機構92Lは第1リンク92L1と第2リンク92L2及びそれらを真空側から隔離し、その内部を大気雰囲気に維持するシール部92Sからなる。前記第1リンク92L1は、一端を回転支持台92kに支持され、他端を後述する基板端部密着手段94に中空部を持つように接続されている。前記第2リンク92L2は、前記基板端部密着手段94に対し前記第1リンク92L1と反対側に設けられ、一端を第1リンク92L1同様、中空部を持つように前記基板端部密着手段94に、他端を図1に示す仕切り部11に設けられた支持部11Aに接続されている。前記シール部92Sは、一端を前記基板端部密着手段の接続部に、他端をそれぞれ真空蒸着チャンバ1buの側壁と、支持部11Aに接続された第1シール部92S1と、第2シール部92S2からなる。それぞれのシール部92S1、92S2は、それぞれの両端を繋ぐベローズ92Sv1、92Sv2を有しており、また、それぞれのシール部92S1、92S2の基板端部密着手段94側の接続部は、第1リンク92L1と第2リンク92L2を回転可能に支持している。
上記実施形態では、配線94fをリンク内に敷設するためにリンク内を中空にしたが、シール部92Sはそれぞれのリンクを包含するように構成しているので、リンクと真空シール部の間に配線を敷設してもよい。この場合はリンクを必ずしも中空にする必要はない。
一方、旋回駆動部92Bは、大気側に設けられた旋回用モータ92mと、旋回用モータ92mに旋回を前記第1リンク92L1に伝達する歯車92h、92hと、第1リンクL1の一端を支持する回転支持台92kとを有する。なお、旋回用モータ92mは大気側に設けられた制御装置60で制御される。
また、図5が真空蒸着チャンバ1buのRラインであるので、図1に示す仕切り部11を面対象中心としてLラインにも同一構造が配置される。従って、Rラインの第1リンク92L1、基板端部密着手段94、第2リンク92L2及びLラインの第1リンク92L1、基板端部密着手段94、第2リンク92L2の中空部は、仕切り部11に設けられた支持部11Aを介して大気で繋がっている構造となる。第2リンク92L2は必ずしも中空である必要はないが、後述するように第2リンク92L2は、仕切り部11の中空部で図5に示すB方向に移動する必要があるので、移動部で粉塵が出る可能性があり、支持部11Aの中空部の一部を形成し、大気に繋がる構造とした。
上述において、基板6を垂直に立てると基板6と基板ホルダー91との間に微小の隙間が生じる可能性もあるので、例えば1度程度、多少傾斜させて安定して載置するとともに、基板の自重により確実に基板の撓みを解消できるようにする。本実施形態では、基板蒸着面を上面にして搬送しているので、基板6を立てればそのまま前述したアライメントができる。
第2に、ステップ(5)のアライメントを達成する構成と動作を図6を用いて説明する。図6に本実施形態によるアライメント部8を示す。本実施形態では、図6に示すように、基板6とシャドウマスク81を概ね垂直に立てて行なう。アライメント部8は、シャドウマスク81、シャドウマスク81を固定するアライメントベース82、アライメントベース82を保持し、アライメントベース82即ちシャドウマスク81のXZ平面での姿勢を規定するアライメント駆動部83、アライメントベース82を下から支持し、アライメント駆動部83の動きに協調してシャドウマスク81の姿勢を規定するアライメント従動部84、基板6と前記シャドウマスク81に設けられたアライメントマークを検出する4箇所に設けられたアライメント光学系85、アライメントマークの映像を処理し、アライメント量を求めアライメント駆動部83を制御する制御装置60(図5参照)からなる。
このような、構成を用いて次のようにアライメントを行なう。アライメントベース82は、その四隅近くであって、上部に2ヶ所81a、81b、その2ヶ所のそれぞれの下に設けられた81c、81dの計4ヶ所の回転支持部により回転可能に支持されている。
前記4箇所に設けられたアライメント光学系85により基板中心における基板6とシャドウマスク81の位置ズレ(ΔX、ΔY、θ)を検出する。この結果に基づいて、アライメントベース82上部に設けた回転支持部81aを図6に示すX方向、Z方向に、同じく上部に設けた回転支持部81bをZ方向に移動させて、前記位置ズレを解消し、アライメントする。このとき、アライメントベース82の上記移動にともない、回転支持部81bはX方向に、アライメントベース82下部に設けた回転支持部81c、81dはX及びZ方向に従動的に移動する。回転支持部81aの駆動は、真空蒸着チャンバ1buの上部壁1T上に設けられた駆動モータを有するアライメント駆動部83R、回転支持部81bの駆動及び受動はアライメント駆動部83L、及び回転支持部81c、81dの従動は真空蒸着チャンバ1buの下部壁1Y下に設けられたアライメント従動部84R、84Lで行なう。
アライメントのための機構部は、シール部を介して大気側に設けられており、真空蒸着に悪影響及ぼす粉塵等を真空内に持ち込まないようしており、また、このことによって保守性も向上できる。さらに、アライメント光学系85についても、カメラ及び光源等を真空側に突き出た内部が大気中である収納筒に収納し、同様な効果を奏している。
次に、(3)(6)(8)の基板6とシャドウマスク81を密着させる基板密着手段93の構成及び動作について図5を用いて説明する。基板密着手段93は、基板旋回手段92を全体的に矢印B方行に前後に移動させることによって、基板6を、まず、シャドウマスク81まで一定距離のところまで近づき、その後密着させ、蒸着後は元の位置まで戻る手段である。そのために、基板密着手段93は、基板旋回手段92を載置する旋回駆動部載置台93tと、旋回駆動部載置台93tの走行用のレール93rと、旋回駆動部載置台93tをボールネジ93nを介して駆動する接近用モータ93mを有する。仕切り部11の中空部にも、旋回駆動部載置台93tの動きに従動して、基板旋回手段92の第2リンク92L2をB方向に移動させるレール(図示せず)がある。レールと言ってもその稼動長さは高々2mm位である。このような機構を制御装置60によって制御することで、基板6をシャドウマスク81に近接、密着及び離脱させることができる。
上記実施形態によれば、蒸着時において基板の撓みを解消できる。また、基板とシャドウマスクが接触しない距離、例えば0.5mm前後を保ちながらアライメントでき、その後、基板をシャドウマスクに密着させることで、蒸着におけるボケを低減でき、高精度の蒸着が可能となる。
最後に、図5を用いて(4)(9)のシャドウマスクの反りによる基板との隙間をさらに密着させることを実現する基板端部密着手段94を説明する。基板密着手段93によって基板6をシャドウマスク81に密着させても、図7に示すようにシャドウマスク81の有する反りにより、基板端部において蒸着領域とシャドウマスク81に数十μmの隙間ができる。そこで、本実施形態では基板ホルダー91とシャドウマスク間の距離を測定し、基板ホルダー91の上記端部蒸着領域の外側周囲を押圧し、基板6とシャドウマスク81間の隙間を補正し、基板6をシャドウマスク81に沿って密着させる。
これを実現する基板端部密着手段94の実施形態を図5に示す。基板端部密着手段94は、ケース94Hの内部に、シャドウマスクの反りを補正し基板に沿わせるために、上部2箇所、下部に2箇所、計4箇所の補正手段94A〜94Dを設けている。計4箇所の補正手段94A〜94Dのうち上部2箇所で上部の反りを、下部2箇所で下部の反りを、右部2箇所で右部の反りを、そして、左部2箇所で左部の反りを、それぞれ補正する。
図7は補正手段94A〜94Dの一実施形態の構成を示した図で、代表して94Aを示す。各手段とも構成は同じであるので各構成要素の添え字(A〜D)は省略する。補正手段94Aは、前記距離を測定する測定センサ部94Kと、基板ホルダー91を押圧する押圧機構部94Pと、及び真空をシールするシール部94Sとからなる。シール部94Sは、ケース94Hと基板ホルダー91に設けたシール94s1、94s2とそれらを連結するシール用ベローズ94svからなる。センサ部94Kは、シャドウマスク81までの距離を測定するレーザー距離計94krと、光路を確保するために基板ホルダー91に設けられた光路坑94kh及び光学窓94kwからなる。一方、押圧機構部(押圧手段)94Pは、基板ホルダーの押圧部94pp、その押圧部にその先端が回動可能に取り付けた押圧棒94pb、その押圧棒を前後に移動するボールネジ94pn、ナット94pt、ナットガイド94pg及びボールネジを駆動するサーボモータ94pmからなる。
制御装置60は、レーザー距離計94krからの検出結果に基づいて基板ホルダー91を押圧し、基板6をシャドウマスク81に沿わせる。目標隙間としては例えば一桁μm程度とする。目標隙間以下にならないときは、4つの隙間の平均をとり補正する。
上記実施形態の基板端部密着手段によれば、シャドウマスクが有する反りに基板を高精度に沿わせることができ、その結果、基板端部においても膜ボケがなく高精度に蒸着できる。
上記実施形態では、4箇所でシャドウマスクの反りを補正したが、例えば上部の反りが目標隙間に比べて小さければ上部中央に一箇所設ければよい。
また、上記実施形態では、基板端部密着手段94と基板ホルダー91とを一体化したが、例えば基板端部密着手段のセンサ部が基板ホルダーとシャドウマスクとの距離を別々に計測すれば、それらの差によって基板とシャドウマスク間の距離を測定できるので、必ずしも一体化する必要はない。この場合、例えば、ほぼ垂直に立てられた基板ホルダー91に、基板端部密着手段94を基板の上部に旋回軸をもち、上部から旋回させて基板ホルダー91に沿わせ、端部密着補正を行ってもよい。
さらに、上記実施形態では、補正量を基板ホルダーとシャドウマスクとの距離をセンサで測定したが、多くのシャドウマスクに対し予め前記距離を測定し、その統計的に処理した距離にもとづいて補正量としてもよい。
以上の実施形態においても、詳細に説明した実施形態と同様な効果を得ることができる。
また、図5に示した実施形態においては、ケース94H内部は、基板旋回手段92のところで説明したように第1リンク92L1を介して大気側に開放されている。その結果、押圧に伴いモータ等の粉塵は大気に排出され真空蒸着に悪影響を与えることはない。また、モータへの駆動線及びセンサ部からの信号線94fをケース94Hと第1リンク92L1を介して制御装置に接続している真空内配線機構を実現しているので、配線の被覆材からのアウトガスにより真空度低下の問題の発生もない。さらに、前記ケース94Hや前記リンクを錆に強く十分な強度を持つ金属、例えばステンレス、アルミニウムで構成しているのでアウトガスの発生もない。
従って、本実施形態によれば、高真空を保持でき、信頼性の高い蒸着処理をすることができる。
以上説明した実施形態の基板端部密着手段は基板をシャドウマスクに沿わせたが、逆にシャドウマスクを基板に沿わせてもよい。
図8は基板端部密着手段における第2の実施形態を示すアライメント部8を示したもので、図9はシャドウマスク81の四隅を押圧する補正手段を示すたものである。図8、図9において第1の実施形態と同一機能を果たすものは同一の符号を付している。
図8において、L字状の補正手段ケース94Hは、シャドウマスクの4隅(94A、94Dは図示せず)に設けられ、一端をシャドウマスクを押圧する箇所において真空をシールする図9に示すシール部94Sを有し、他端を大気側に接続した構造を有する。
4つの補正手段は基本的には同一構造を有しているので、上側の補正手段を例に説明する。図9において、図7と異なる点は、シャドウマスクに光路坑94khと光学窓94kwを設けた点、レーザー距離計94krは基板ホルダー91までの距離を測定する点と、シール部94Sは、補正手段ケース94Hとシャドウマスクの間に設けた点である。その他の点ついては基本的には図7と同様である。
本第2の実施形態においても第1の実施形態と同様、高真空を保持でき、信頼性の高い蒸着した処理をすることができる。
また、上記説明では有機ELデバイスを例に説明したが、有機ELデバイスと同じ背景にある蒸着処理をする成膜装置および成膜方法にも適用できる。
本発明の実施形態である有機ELデバイス製造装置を示す図である。 本発明の実施形態である搬送チャンバ2と処理チャンバ1の構成の概要を示す図である。 本発明の実施形態である搬送チャンバと処理チャンバの構成の模式図と動作説明図である。 本発明の実施形態である動作フローを示す図である。 本発明の実施形態のある基板旋回手段、基板密着手段及び基板端部密着手段を示す図である 本発明の実施形態であるアライメント部を示す図である。 本発明の実施形態である補正手段の第1の実施形態を示す図である。 本発明の実施形態である補正手段の第2の実施形態を有するアライメント部を示す図である。 本発明の実施形態である補正手段の第2の実施形態を示す図である
1:処理チャンバ 1bu:真空蒸着チャンバ
2:搬送チャンバ 3:ロードクラスタ
6:基板 7:蒸着部
8:アライメント部 9:処理受渡部
11:仕切り部 60:制御装置
71:蒸発源 81:シャドウマスク
81a〜d:回転支持部 82:アライメントベース
83:アライメント駆動部 84:アライメント従動部
85:アライメント光学系 91:基板ホルダー
92:基板旋回手段 92B:旋回駆動部
93:基板密着手段 93g:基板接近駆動部
94:基板端部密着手段 94A〜94D:補正手段
94H:補正手段ケース 94K:測定センサ部
94P:押圧機構部 94S:補正手段シール部
100:有機ELデバイスの製造装置 A〜D:クラスタ。

Claims (9)

  1. チャンバ内で基板とシャドウマスクとの位置合わせを行なうアライメント手段と、
    前記基板に材料を蒸着する蒸発源と、
    前記基板を保持する基板ホルダーと、
    前記基板に対面するように前記シャドウマスクを保持するシャドウマスク保持手段と、
    前記基板と前記シャドウマスクが接近するように前記基板ホルダーまたは前記シャドウマスクを押圧する押圧手段と
    目標値に基づき該押圧手段を制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする成膜装置。
  2. 請求項1記載の成膜装置において、
    前記基板ホルダーと前記シャドウマスク間の距離を測定する測定手段を有し、前記目標値は、該測定手段の測定結果に基づいて定められることを特徴とする成膜装置。
  3. 請求項1記載の成膜装置において、
    前記目標値は、前記基板ホルダーと前記シャドウマスク間の距離の統計値に基づいて定められることを特徴とする成膜装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の成膜装置において、
    前記押圧手段が前記基板ホルダー、またはシャドウマスクを押圧する押圧位置は、前記基板の端部蒸着部の外側周囲であることを特徴とする成膜装置。
  5. 請求項4記載の成膜装置において、
    前記押圧位置は前記基板ホルダーあるいは前記シャドウマスクの四隅近くに設けられた四箇所であること特徴とする成膜装置。
  6. 請求項1〜3のいずれかに記載の成膜装置において、
    前記押圧手段は中空ケースに設けられ、一端を前記中空ケースに接続し、他端を大気に開放した中空の接続部を有し、前記押圧手段に必要な配線を前記接続部を介して敷設したことを特徴とする成膜装置。
  7. 請求項6記載の成膜装置において、
    前記基板ホルダーと前記押圧手段とを水平の状態から立てた状態にする基板旋回手段を有することを特徴とする成膜装置。
  8. 請求項7記載の成膜装置において、
    前記基板旋回手段は前記接続部を旋回させる手段であることを特徴とする成膜装置。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の成膜装置において、
    前記蒸着材料は有機EL材料であることを特徴とする成膜装置。
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