JP2012079480A - 有機elデバイス製造装置及び有機elデバイス製造方法 - Google Patents
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Abstract
本発明は、基板等の破損を低減し、稼働率の高い有機ELデバイス製造装置及び製造方法を提供することである。
【解決手段】
本発明は、基板を載置する蒸着ステージとマスクを相対的に移動させ、前記基板と前記マスクを密着させ、真空中雰囲気において前記基板に蒸着材料を蒸着する有機ELデバイス製造装置または製造方法において、前記密着は、前記駆動源の負荷を状態量として監視し、前記状態量の変化に基づいて前記移動を制御することを特徴とする。
【選択図】図5
Description
さらに、本発明は、前記監視は、前記正常領域内又は前記正常領域幅内であって、前記真空蒸着チャンバの構成要素の計時変化を検出する前記状態量の運転パターンの学習領域又は前記学習領域幅を求め、前記学習領域又は前記学習領域幅の変化に基づいて前記正常領域又は前記正常領域幅を更新することを第3の特徴とする。
さらに、本発明は、前記実運転時の前記状態量の運転パターンが前記正常領域又は前記正常領域幅の外になったときに、前記正常領域の外になった原因を判断することを第5の特徴とする。
また、本発明は、前記駆動源は前記蒸着ステージを昇降させる昇降機構の駆動源であること第8の特徴とする。
昇降機構30は蒸着ステージ20に3個以上、特に蒸着ステージ20の四隅に近い所に配置するのが望ましい。3個以上であれば、それぞれを制御することによって、後述する基板50とマスク81とをアライメントするときや、基板50をマスク81に密着させるときに基板50とマスク81を平行に保つことができ、より均一な成膜をすることができる。また、四隅に近い所に配置することによって上記制御がより行ない易くなる。
まず、所定のモータ回転速度パターンNp、例えば、図7(a)に示すガラス基板が割れない時のモータ回転速度パターンNpを用い、予め所定枚数の基板50に対し、図5に示す密着動作を行なう。そのときに、四隅に設けた昇降機構の各モータ33の状態量である電流パターンを取り込む(Step1)。このとき用いる基板としては、ガラス基板が割れたらその後処理が大変なので、割れの有無が分かる模擬基板を用いてもよい。
次に、平均電流パターンPaまたは学習電流パターン幅Pwから図7(c)に示す判定電流パターンphの正常領域の判定電流パターン幅Hwを求める(Step3)。ここでは、Hw=2Pwとする。
経年処理では、まず、検出した電流検出パターンPdの各点が対応する点において学習電流パターン幅Pwに入っているかを判定する(Step7)。学習電流パターン幅Pw内に入っており、しかも、所定の回数連続して入っているかを判断し(Step8)、共に入っていれば、当該所定の回数の電流検出パターンPdに基づき、新たに平均電流パターンPaと、学習電流パターン幅Pwと、判定電流パターン幅Hwとを更新し、Step12へ行く(Step9)。連続して入っていなければ、判定基準を維持し、Step12へ行く。
Step12では蒸着処理を行い、その後、所定の枚数の処理をしたかを判断し(Step13)、していれば終了し、していなければ次の基板の準備をして(Step14)、Step4へ行く。
第1に、基板50がマスク81と平行度を保ちながら密着しすぎる場合である。この場合は、四隅に設けられた昇降機構30の全てのモータ33の検出電流パターンPdが、図8(a)に示すように、その端部において判定電流パターン幅Hwの上限を超える。この原因としては、蒸着ステージ20とマスク81との相対的間隔が何らかの原因で短くなったことがあげられる。
のレールである。
7:蒸着部 8:アライメント部
9:受渡部 10:搬送ロボット
11:アーム 12:櫛歯状ハンド
20:蒸着ステージ 21:回転軸
22:支持部 23:貫通穴
30:昇降機構 31:ガイド31
32:ボールネジ 33:モータ
34:ベローズ 35:大気BOX
36:ナットハウジング 37:支持棒
38:距離センサ 40:受けピン
41:固定部 50:基板
60:制御装置 61:ドライバー
71:蒸着源 81:マスク
90:蒸着ステージ回転機構 91:真空内配線リンク機構
93:回転部移動機構 96:回転駆動部
Hw:判定電流パターン幅 Np:モータ回転速度パターン
Pa:平均電流パターン Pd:電流検出パターン
Ph:判定電流パターン Pg:学習電流パターン
Np:モータ回転速度パターン Pw:学習電流パターン幅。
Claims (13)
- 基板を載置する蒸着ステージと、前記蒸着ステージとマスクを相対的に移動させる駆動源を具備し前記基板と前記マスクを密着させる密着手段と、真空中雰囲気において前記基板に蒸着材料を蒸着する蒸着手段とを有する真空蒸着チャンバを有する有機ELデバイス製造装置において、
前記密着手段は、前記駆動源の負荷を状態量として監視し、前記状態量の変化に基づいて前記移動を制御する監視手段を有することを特徴とする有機ELデバイス製造装置。 - 前記監視手段は、前記基板の正常な状態における前記状態量の運転パターンの正常領域又は前記正常領域の正常領域幅を求め、実運転時の前記状態量の運転パターンが前記領域内又は前記正常領域幅内であるかを監視することを特徴とする請求項1に記載の有機ELデバイス製造装置。
- 前記監視手段は、前記正常領域内又は前記正常領域幅内であって、前記真空蒸着チャンバの構成要素の径時変化を検出する前記状態量の運転パターンの学習領域又は前記学習領域幅を求め、前記学習領域又は前記学習領域幅の変化に基づいて前記正常領域又は正常領域幅を更新することを特徴とする請求項2に記載の有機ELデバイス製造装置。
- 前記駆動源はモータであり、前記状態量はモータ電流であることを特徴とする請求項1乃至3のずれかに記載の有機ELデバイス製造装置。
- 前記駆動源は前記蒸着ステージを昇降させる昇降機構の駆動源であることを特徴とする請求項1または4に記載の有機ELデバイス製造装置。
- 前記昇降機構は前記蒸着ステージの四隅に設けられていることを特徴とする請求項5に記載の有機ELデバイス製造装置。
- 前記真空蒸着チャンバは前記基板を水平姿勢から略直立または直立姿勢へ回転させる回転駆動部を有し、前記駆動源は前記蒸着ステージと前記回転駆動部とを前記移動させる回転部移動機構駆動源であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の有機ELデバイス製造装置。
- 基板を載置する蒸着ステージとマスクを相対的に移動させ、前記基板と前記マスクを密着させ、真空中雰囲気において前記基板に蒸着材料を蒸着する有機ELデバイス製造方法において、
前記密着は、前記駆動源の負荷を状態量として監視し、前記状態量の変化に基づいて前記移動を制御することを特徴とする有機ELデバイス製造方法。 - 前記監視は、前記基板の正常な状態における前記状態量の運転パターンの正常領域又は正常領域幅を求め、実運転時の前記状態量の運転パターンが前記領域内又は前記正常領域幅内であるかを監視することを特徴とする請求項8に記載の有機ELデバイス製造方法。
- 前記監視は、前記正常領域内又は前記正常領域幅内であって、前記真空蒸着チャンバの構成要素の計時変化を検出する前記状態量の運転パターンの学習領域又は前記学習領域幅を求め、前記学習領域又は前記学習領域幅の変化に基づいて前記正常領域又は前記正常領域幅を更新することを特徴とする請求項9に記載の有機ELデバイス製造方法。
- 前記実運転時の前記状態量の運転パターンが前記正常領域又は前記正常領域幅の外になったときに、前記移動を停止または後退させることを特徴とする請求項9に記載の有機ELデバイス製造方法。
- 前記実運転時の前記状態量の運転パターンが前記正常領域又は前記正常領域幅の外になったときに、前記正常領域の外になった原因を判断することを特徴とする請求項9に記載の有機ELデバイス製造方法。
- 前記基板とマスクとのアライメントを実施する前に、前記基板と前記マスクを近接させ、前記近接時に、前記状態量の変化に基づいて、前記基板と前記マスクとの接触の有無を判断し、接触した場合には前記移動を後退させることを特徴とする請求項8に記載の有機ELデバイス製造方法。
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