JP5073957B2 - 家庭用衛生薄葉紙の製造方法及びその製造設備 - Google Patents

家庭用衛生薄葉紙の製造方法及びその製造設備 Download PDF

Info

Publication number
JP5073957B2
JP5073957B2 JP2006089484A JP2006089484A JP5073957B2 JP 5073957 B2 JP5073957 B2 JP 5073957B2 JP 2006089484 A JP2006089484 A JP 2006089484A JP 2006089484 A JP2006089484 A JP 2006089484A JP 5073957 B2 JP5073957 B2 JP 5073957B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
chemical solution
ply
sheets
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006089484A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007260161A (ja
Inventor
朗 平沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daio Paper Corp
Original Assignee
Daio Paper Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daio Paper Corp filed Critical Daio Paper Corp
Priority to JP2006089484A priority Critical patent/JP5073957B2/ja
Priority to CN2007800112518A priority patent/CN101410044B/zh
Priority to PCT/JP2007/056332 priority patent/WO2007116720A1/ja
Priority to KR1020087025990A priority patent/KR101329544B1/ko
Publication of JP2007260161A publication Critical patent/JP2007260161A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5073957B2 publication Critical patent/JP5073957B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21HPULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D21H1/00Paper; Cardboard
    • D21H1/02Multi-ply material finished plies
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21HPULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D21H27/00Special paper not otherwise provided for, e.g. made by multi-step processes
    • D21H27/30Multi-ply
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47KSANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
    • A47K10/00Body-drying implements; Toilet paper; Holders therefor
    • A47K10/04Towel racks; Towel rails; Towel rods; Towel rolls, e.g. rotatable
    • A47K10/06Towel racks; Towel rails; Towel rods; Towel rolls, e.g. rotatable combined with means for drying towels
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21HPULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D21H27/00Special paper not otherwise provided for, e.g. made by multi-step processes
    • D21H27/002Tissue paper; Absorbent paper

Description

本発明は、家庭用衛生薄葉紙の製造方法及びその製造設備に関するものである。
従来より、いわゆるローション薬液を含有させることにより肌触りを柔らかくした、汎用のティシュペーパーに対し高級タイプのティシュペーパー(ウエットタイプのものに対し、ドライタイプのティシュペーパーとして呼ばれている)やトイレットペーパー等の家庭用衛生薄葉紙が知られている。
このシート(繊維ウエブ)に薬液を塗布する方法としては、例えば薬液をスプレーしたり、薬液に浸漬したり、塗工ロールによって薬液を塗布したりする方法が採用されている。塗工ロールによる方法としては、いわゆるグラビア転写方式のローション薬液塗布装置により、2プライのシートの両面にそれぞれ同時的にローション薬液を塗布する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
一方、2種類の薬液を使用する3層以上ティシュペーパー、例えば、中層に所望の薬液ローションを塗布し、この中層を別の薬液ローションで塗布された外層で挟み込む3層構造のティシュペーパーを製造するには、外層と内層をそれぞれ別工程で、かつオフラインで塗布し、そして別工程で塗布した外層と内層について、その後、3プライ加工を施し、折り加工を行っていた(例えば、特許文献2参照)。
特表平10−501853号公報 特開平2003−325372号公報
しかしながら、外層と内層をそれぞれ別工程で、かつオフラインで塗布していたため、作業効率が悪いという問題があった。
そこで、本発明の主たる課題は、2種類の薬液を効率よく塗布し、製造効率を向上させた家庭用衛生薄葉紙の製造方法及びその製造設備を提供することにある。
上記課題を解決した本発明は、次のとおりである。
<請求項1記載の発明>
3プライのシートを巻き取った原反ロールから連続シートをそれぞれ繰り出しながら、この連続シートに薬液をロール転写で連続的に塗布した後、再度巻き取って別工程で製品化する家庭用衛生薄葉紙の製造方法であって、
前記原反ロールから中層の1プライと両外層の2プライとにそれぞれ分離させて繰り出し、前記中層のシートに抗ウィルス剤を含む薬液を塗布し、両外層のシートに対して抗ウィルス剤を含まない薬液をフレキソ転写方式で一方面側から塗布した後、
それらの塗布されたシートを、前記両外層のシートが外面となるようにして合流させ、両外層で中層の表裏面と挟み込むようにして巻き取る工程を有する、
ことを特徴とする家庭用衛生薄葉紙の製造方法。
(作用効果)
原反ロールの所定の層のシートとそれ以外の層のシートとがそれぞれ分離されて繰り出され、前記所定の層のシートとそれ以外の層のシートはそれぞれ異なる薬液が塗布され、これら塗布されたシートは再び合流し、再度巻き取られる工程を有することにより、同一工程で2種類の薬液を塗布することができるため、2種類の薬液を用いた2層以上の家庭用衛生薄葉紙の製造効率が向上する。
特に上記工程において、原反ロールを3プライとしたので、中層の1プライと両外層の2プライとがそれぞれ分離されて繰り出され、中層のシートと両外層のシートはそれぞれ異なる薬液が塗布され、これら塗布されたシートは再び合流し、両外層で中層の表裏面を挟み込むように巻き取ることにより、2種類の薬液を用いた3層の家庭用衛生薄葉紙の製造効率を向上させることができる。
<請求項記載の発明>
3プライの原反ロールから連続シートをそれぞれ繰り出しながら、連続シートに薬液をロール転写により連続的に塗布した後、再度巻き取って別工程で製品化する家庭用衛生薄葉紙の製造設備であって、
前記原反ロールから中層の1プライと両外層の2プライとをそれぞれ分離させて繰出すように構成され、かつ、前記中層のシートに対して抗ウィルス剤を含む薬液を塗布する第1塗布装置と、両外層のシートに対して抗ウィルス剤を含まない薬液をフレキソ転写方式で一方面側から塗布する第2の塗布装置と、薬液が塗布された各シートを合流させて両外層で中層の表裏面と挟み込むようにして再度巻き取る巻取り手段と、を有する、
ことを特徴とする家庭用衛生薄葉紙の製造設備。
(作用効果)
原反ロールの所定の層のシートとそれ以外の層のシートとをそれぞれ分離して繰り出すように構成され、前記所定の層のシートに対して塗布する第1の塗布装置と、それ以外の層のシートに対して塗布する第2の塗布装置と、これら塗布されたシートを再び合流させ、再度巻き取る巻取り手段と、を有することにより、2種類の薬液を用いた2層以上の家庭用衛生薄葉紙の製造効率を向上させることができる。
本発明によれば、2種類の薬液を効率よく塗布し、製造効率を向上させることができる等の利点がもたらされる。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
<製造形態>
まず、本発明に係る家庭用衛生薄葉紙の製造方法及びその製造設備について、中層に抗ウィルス剤を含むローションを塗布し、この中層を薬液ローション(抗ウィルス剤を含まない薬液ローション。以下同様。)で塗布された外層で両側面を挟み込む、3層構造のティシュペーパーの製造方法及び設備を例として、以下に説明する。なお、本発明は、ティシュペーパーに限らず、トイレットペーパー等でもよい。
箱詰型ティシュペーパー等の製造にあたり、抄紙装置においてパルプ繊維(望ましくは古紙パルプを含まないバージンパルプ100%のパルプ繊維)から薄葉紙を抄造し、必要によりクレープを施し、カレンダー処理を施した上で、これを巻き取り、一次原反ロール(一般にジャンボロールともいわれている)を製造し、次いで図示しないが、この一次原反ロールを公知のプライマシンにセットし、複数の一次原反ロールから繰り出した一次連続シートを重ね合わせて巻き取るとともに輪切り(幅方向に複数に分割)にし、3枚のプライからなる二次原反ロールを製造する。なお、本実施の形態では、3プライの二次原反ロールを用いているが、本発明はこれに限られず、複数枚のプライからなる二次原反ロールを使用してもよい。
(第1の実施の形態)
まず、本発明に係る家庭用衛生薄葉紙の製造設備の主要部分の第1の実施の形態は、図1に示すように、3プライからなる二次原反ロール1より繰り出された繊維ウエブの連続シート1A,1Bのうち、1プライ状の中層のシート1Aに抗ウィルス剤を含むローションを塗布する第1の塗布装置10と、両外層(2プライ)のシート1Bに薬液ローションを塗布する第2の塗布装置11と、を備えている。
第1の塗布装置10は、フレキソ転写方式の塗布装置であり、中層の連続シート1Aに対し、連続シート1Aの一方側に配置される塗工ロール10Aと、この塗工ロール10Aに対面させた状態で連続シート1Aの他方側に配置される押圧ロール10Bとを備えている。中層の連続シート1Aの一方側に配置される塗工ロール10Aにはフレキソ版が用いられ、連続シート1Aの他方側に配置される押圧ロール10Bにはゴム圧胴が用いられ、この押圧ロール10Bは油圧ジャッキ等のスライド制御手段(図示せず)により押圧力が調整可能になっている。また、塗工ロール10Aへの薬液の供給は、アニロックスロール10Cにより行なわれ、このロールにより薬液量も調整される。
なお、第1の塗布装置10として、フレキソ転写方式に換えて、後述するグラビア転写方式を用いてもよい。
第2の塗布装置11も、第1の塗布装置10と同様に、フレキソ転写方式の塗布装置であり、2プライ状の両外層の連続シート1Bに対し、連続シート1Bの一方側に配置される塗工ロール11Aと、この塗工ロール11Aに対面させた状態で連続シート1Bの他方側に配置される押圧ロール11Bとを備えている。詳細は第1の塗布装置10と同様なため省略する。なお、両外層の連続シート1Bは2プライ状となっているが、フレキソ転写方式であるため、連続シート1Bの一方側から塗布しても、連続シート1Bの一方側シートに薬液が含浸すると共に、連続シート1Bの他方側シートへも含浸するものである。また、第2の塗布装置11として、フレキソ転写方式に換えて、後述するグラビア転写方式を用いて両外層の連続シート1Bの一方側及び他方側シートそれぞれに対して塗布してもよい。
製造工程であるが、図1に示すように、3プライからなる二次原反ロール1より繰り出される連続シート1A,1Bのうち、中層の1プライのシート1Aと両外層の2プライのシート1Bとがそれぞれ分離されて繰り出され、それぞれ第1の塗布装置10と第2の塗布装置11とに送られる。そして、前述したように、1プライ状の中層の連続シート1Aには、第1の塗布装置10により抗ウィルス剤を含むローションが塗布され、2プライ状の両外層の連続シート1Bには、第2の塗布装置11により薬液ローションが塗布される。その後、塗布された連続シート1A,1Bは、再び合流され、薬液ローションで塗布された外層1Bで、抗ウィルス剤を含むローションが塗布された中層1Aの両側面を挟み込むように巻取り手段(図示せず)により再度巻き取られ、3プライ加工がなされる。ここで、プライ加工とは、複数枚のシートを重ねる加工のことをいい、必ずしもプライ接合(プライボンディング)することを意味しない。再度の巻取り工程の際には、必要に応じて、繊維ウエブに対してエンボス加工やプレス加工等を施してもよい。
その後、巻き取られた二次原反ロール2を、例えばロータリー式インターフォルダ(図示せず)に対して例えば2組セットし、二次原反ロール2から繰り出した連続シートを折り加工装置( 図示せず)で折り畳みながら積み重ねる。そして折り加工装置で製造した折り畳み積層物は、後段設備において長手方向に製品ティシュペーパー幅と同幅の間隔をおいて裁断され、箱詰め、包装等の処理を経て製品とされる。
なお、本実施の形態は、3プライに限られず、複数枚の連続シートでも製造することができる。
参考形態
次に、本発明の参考形態を示す。本発明に係る家庭用衛生薄葉紙の製造設備の主要部分の参考形態は、図2及び図3に示すように、中層用のシートとして、1プライの二次原反ロール3により繰り出された繊維ウエブの連続シート3Aに、抗ウィルス剤を含むローションを塗布する第1の塗布装置12と、このシートを再度巻き取る巻取り手段( 図示せず)と、第1の塗布装置12により塗布された中層用の連続シート4Aを両外層用のシートとしての二次原反ロール5により繰り出された連続シート5Aで挟み込むと共に、これらを接合するプライ接合手段16と、中層4Aと両外層5Aがプライ接合された状態で、連続シート6Aの両外層のシート5Aに、薬液ローションを塗布する第2の塗布装置13と、を備えている。
第1の塗布装置12は、図2に示すように、フレキソ転写方式の塗布装置であり、1プライの中層用の連続シート3Aに対し、連続シート3Aの一方側に配置される塗工ロール12Aと、この塗工ロール12Aに対面させた状態で連続シート3Aの他方側に配置される押圧ロール12Bとを備えている。1プライの中層用の連続シート3Aの一方側に配置される塗工ロール12Aにはフレキソ版が用いられ、連続シート3Aの他方側に配置される押圧ロール12Bにはゴム圧胴が用いられ、この押圧ロール12Bは油圧ジャッキ等のスライド制御手段(図示せず)により押圧力が調整可能になっている。また、塗工ロール12Aへの薬液の供給は、アニロックスロール12Cにより行なわれ、このロールにより薬液量も調整される。
第1の塗布装置12により塗布された中層用の連続シート3Aは、巻取り手段(図示せず)により再度巻き取られる。そして、図3に示すように、この巻き取られた第1の原反ロール4と、別途セットされた2組の1プライの二次原反ロール5,5と、から連続シート4A,5Aをそれぞれ繰り出しながら、プライ接合手段16により、中層用の連続シート4Aを両外層用のシートとしての連続シート5A、5Aで挟み込むと共に、これらを3プライの状態で接合する。
なお、本実施の形態では、両外層用のシートとして、2組の1プライの二次原反ロール5,5を用いたが、1組の2プライの二次原反ロールを用いてもよい。
図3に示す第2の塗布装置13は、グラビア転写方式の塗布装置であり、中層用の連続シート4Aを挟みこんだ状態で、両外層の連続シート5A,5Aに対し、連続シート5A,5Aの一方側及び他方側に配置される塗工ロール14A,15Aと、これら塗工ロール14A,15Aに対面させた状態で連続シート5A,5Aの他方側及び一方側に配置される押圧ロール14B,15Bとを備え、両外層のシート5A,5Aをそれぞれの表面側から連続的に塗布できるようにしている。両外層の連続シート5A,5Aの一方側及び他方側に配置される塗工ロール14A,15Aにはグラビア版が用いられ、連続シート5A,5Aの他方側及び一方側に配置される押圧ロール14B,15Bにはゴム圧胴が用いられ、この押圧ロール14B,15Bは油圧ジャッキ等のスライド制御手段(図示せず)により押圧力が調整可能になっている。
第2の塗布装置13が、グラビア転写方式であることにより、両外層の繊維ウエブをそれぞれの表面側から塗布しても、中層の繊維ウエブに薬液ローションが含浸することを防ぐことができる。
製造工程であるが、まず、図2に示すように、1プライの二次原反ロール3により繰り出された中層用の連続シート3Aに対し、第1の塗布装置12により抗ウィルス剤を含むローションを連続的に塗布し、その後、塗布された連続シート3Aを巻取り手段(図示せず)により再度巻き取る。そして、図3に示すように、この巻き取った中層用の二次原反ロール4と、両外層用の二次原反ロール5,5のそれぞれ2組と、の3組の二次原反ロール4,5,5を2セット用意する。それぞれのセットで中層4Aと両外層5Aをプライ接合手段16によりプライ接合し、両外層5Aに対して第2の塗布装置13によって薬液ローションを塗布する。必要に応じて、繊維ウエブに対してエンボス加工やプレス加工等を施してもよい。そして、塗布された連続シート6Aを折り加工装置17で折り畳みながら積み重ねる。折り加工装置17で製造した折り畳み積層物は、後段設備において長手方向に製品ティシュペーパー幅と同幅の間隔をおいて裁断され、箱詰め、包装等の処理を経て製品とされるものである。
なお、中層用の連続シート4Aについて、再度巻き取ることなく、直接、オンラインで、両外層用の二次原反ロール5,5から繰り出される連続シート5A,5Aとプライ接合し、両外層5A,5Aに対して第2の塗布装置13によって薬液ローションを塗布してもよい。
<薬液ローション等>
いわゆる薬液ローションの塗布にあたり、抄造後の約6%程度の水分率を示すシート単位容積当たりの含有量を12〜45mg/cm3、特に18〜40mg/cm3とするのが望ましい。薬液含有量が少ないと次記の目的特性を得がたい。薬液含有量を多くすると、薬液使用量の増大に伴いコスト高となるばかりでなく、使用時におけるベトツキ感及び使用後における薬液の残存感を与える。また、薬液ローションの塗布前後における連続シートの収縮差によるシワ、いわゆる「ヒジワ」の発生に繋がる。このような「ヒジワ」が発生した連続シートに対して、その後の工程である折り加工や巻取り加工を行うと、折り加工では、「ヒジワ」と共に、折るべき位置以外の場所で折りシワが発生し、折り畳みの場合にはシート寸法のバラツキが生じ易い。また巻取り加工ではさらに「ヒジワ」が生じ易くなる。薬液ローション本家庭用衛生薄葉紙において、少ない薬液使用量にもかかわらず、次記の目的特性を与えるのは米坪を低くすることとの関係が大きい。
すなわち、原紙の望ましい1プライ当たりの米坪は10〜25g/m2、特に好ましくは10〜15g/m2である。米坪が低いことにより紙のコシを弱くすることができ、充分に柔軟性に富むものとなる。ただし、過度に低いと強度の低下などを生じる。なお、米坪の測定はJIS P 8124に基づく。
製品のソフトネスは0.5〜1.0g、特に0.6〜0.8gであるのが望ましい。0.5g未満であると、柔軟性に富むが紙のコシが弱くなる不具合が生じ、1.0gを超えると、柔軟性が弱まり、紙が硬くなってしまう。ソフトネスは、JIS L 1096における「ハンドルオメータ E法」に準じ、幅5mmの隙間に縦10cm×横10cmに切り取った製品(例えば2プライの製品ならば2プライのまま)を端子により押し込む時の抵抗値(製品縦方向及び横方向の平均値)で表す。
なお、上述した薬液ローションに関するシート単位容積当たりの含有量及び1プライ当たりの米坪、ソフトネスの一連の事項は、後述する抗ウィルス剤を含むローションにも適用される。
本発明における薬液ローションは、特に限定されるものではないが、主に、肌触り性(風合い)を高めたり、保湿性を高め、パルプ繊維の肌への刺激を和らげるあるいは潤い感を高めることを主眼とするものを挙げることができる。
たとえば、保湿性薬液として、シリコーンオイル、シリコーンパウダー等のポリシロキサン、グリセリン、ジグリセリン、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコール等の多価アルコール、ソルビトール、グルコース、キシリトール、マルトース、マルチトール、マンニトール、トレハロース等の糖類、グリコール系溶剤およびその誘導体のうちの少なくとも1種の保湿剤を含むものを用いてなるものを挙げることができる。
さらに、セタノール、ステアリルアルコール、オレイルアルコール等の高級アルコール、流動パラフィンなども使用できる。
また、前記薬液に、グリシン、アスパラギン酸、アルギニン、アラニン、シスチン、システインなどのアミノ酸;アロエエキス、アマチャエキス、カリンエキス、キュウリエキス、アギナエキス、トマトエキス、ノバラエキス、ヘチマエキス、ユリエキス、レンゲソウエキスなどの植物抽出エキス;オリーブ油、ホホバ油、ローズヒップ油、アーモンド油、ユーカリ油、アボガド油、ツバキ油、大豆油、サフラワー油、ゴマ油、月見草油などの植物油;ビタミン、加水分解コラーゲン、加水分解ケラチン、加水分解シルク、キトサン、尿素、はちみつ、ローヤルゼリー、ヒアルロン酸ナトリウム、セラミド、スクワラン、ワセリンなどを配合できる。
ここで、ビタミンC、ビタミンE、コラーゲンであるが、この種のものは、潤い感を高め機能がある。ビタミンCおよびビタミンEは抗酸化剤としても機能する。ビタミンEは還元力の強い成分で、活性酸素・フリーラジカルを消去したり過酸化脂質の発生を防ぐ抗酸化作用がある。よってビタミンEは薬液の安定化剤として機能するとともに、薄葉紙を使用した者の肌に付与されると当該肌の皮脂の酸化防止効果および血行促進効果が発揮される。また保湿機能もある。ビタミンCはビタミンEと同じく皮脂の抗酸化作用がある。またビタミンCはビタミンEを還元するする作用があるため、ビタミンC,Eの両方を用いると、ビタミンCがビタミンEの助剤として働き、活性酸素などにより酸化されたビタミンEを還元し、ビタミンEの強力な皮脂の抗酸化作用を維持する作用が奏せられる。コラーゲンは肌の真皮の90%を形成しており、これが減少すると肌に潤いや張りがなくなる。よって、薄葉紙に含有させておくことによって、これが肌と接触したときに肌に潤いを与える保湿効果を発揮するとともに、薄葉紙に対しても保湿効果を発揮する。
さらに、薬液としては、特にpHが5.0〜6.0の弱酸性とされたものであると、肌に対して接触させても肌がアルカリ性になることがなく、薬液pHの影響による肌荒れを効果的に防止できる。特に好適なpH範囲は5.3〜5.7である。pHの調整法としては、酸性または塩基性のpH調整剤を薬液に添加することにより行うことができ、薬液が強酸性の場合には水酸化ナトリウム水溶液や水酸化カリウム水溶液を用いることができ、中性・アルカリ性の場合にはクエン酸やリンゴ酸、乳酸を用いることができる。
清涼感を得るための薬液として、ソルビトール、アルチトール、キシリトール、エリスリトール、ラクチトール、パラチニットを挙げることができる。特に好ましいものは、エリスリトール、キシリトール、ソルビトールであり、さらに好ましくはエリスリトール又はキシリトールである。さらに、メントール、サリチル酸、α−シネロール、及びこれらの誘導体の群から選ばれた一種又は二種以上の冷感剤を含ませることができる。この場合、上記清涼感を得るための薬剤をバインダー成分中に分散された状態で紙基材表面に偏在して含ませるのが望ましい。
一方、原紙の抄造段階で添加することが望ましい添加剤としては、湿潤紙力剤、柔軟剤及びカルボキシメチルセルロースなどである。
柔軟剤の代表例は、界面活性剤系の柔軟剤であり、その柔軟剤としては、アニオン系界面活性剤、非イオン系界面活性剤、カチオン系界面活性剤および両性イオン界面活性剤のなかから適宜選択して用いることができる。アニオン系界面活性剤を用いた場合、基材紙のコシ(曲げ剛性)を前述の範囲まで低下させることができ、もって保湿剤による潤い感や柔軟剤による柔らか感を助長することができる。アニオン系界面活性剤としては、カルボン酸塩系、スルホン酸塩系、硫酸エステル塩系、燐酸エステル塩系などを用いることができる。特にアルキル燐酸エステル塩が好ましい。
非イオン界面活性剤としては、ソルビタン脂肪酸エステル、ジエチレングリコールモノステアレート、ジエチレングリコールモノオレエート、グリセリルモノステアレート、グリセリルモノオレート、プロピレングリコールモノステアレートなどの多価アルコールモノ脂肪酸エステル、N−(3−オレイロシキ−2−ヒドロキシプロピル)ジエタノールアミン、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビット密ロウ、ポリオキシエチレンソルビタンセスキステアレート、ポリオキシエチレンモノオレエート、ポリオキシエチレンモノラウレート、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンラウリルエーテルなどを用いることができる。
柔軟剤としては、カチオン界面活性剤を使用するのが望ましい。このカチオン界面活性剤としては、第4級アンモニウム塩、アミン塩、またはアミンなどをもちいることができる。また、両性イオン界面活性剤としては、カルボキシ、スルホネート、サルフェートを含有する第2級または第3級アミンの脂肪族誘導体、または複素環式第2級または第3級アミンの脂肪族誘導体などを用いることができる。
湿潤紙力(増強)剤としては、メラミン−ホルムアルデヒド付加縮合物、尿素−ホルムアルデヒド付加縮合物のほか、環境を考慮すると、次述するものが好適に使用できる。ポリアクリルアミド、ポリビニルアルコール、グリオキザール・ポリアクリルアミド共重合物、官能基数を通常の1/10に低減したポリアミドエピクロルヒドリン樹脂、ジアルデヒドスターチまたはカチオン変性デンプン、酸化デンプン等、より具体的にはカチオン性を有するポリビニルアミド共重合体と二価アルデヒドからなる熱硬化性樹脂(例えば、特公昭44−26670号公報、特公昭54−44762号公報、特開昭57−149595号公報)、カチオン性アルデヒド変性ポリアクリルアミド共重合体(特開平6−184985号公報、特開平8−56868号公報)、カチオン性高分子とアニオン性高分子を含有し、カチオン性高分子及びアニオン性高分子の少なくとも1つの高分子が疎水性を有するもの(特開2002−275787号公報)等、公知のものを用いることができる。
<抗ウィルス剤>
抗ウィルス剤を含むローションにおいて、使用することができる抗ウィルス剤の種類は、特に限定されない。天然(生体(動植物)内の成分中に含まれている)の抗ウィルス剤、非天然の抗ウィルス剤のいずれをも使用することができる。具体的には、例えば、オシメン、カンフェン、リモネン、サビネン、ミルセン、テルピネン、ピネン、シメン等の植物抽出成分中に含まれるモノテルペン炭化水素類や、シトロネロール、ゲラニオール、イソプレゴール、リナロール、テルピネロール等のモノテルペンアルコール類、アネトール、カルバクロール、オイゲノール、チモール、パラクレゾール、カビコール等のフェノール類、t−アネトール、チャビコールメチルエーテル、サフロール等のフェノールエーテル類、アセトアルデヒド、シトラール、シトロネラール、ゲラニアール、ペリルアルデヒド、パレラナール等のアルデヒド類、アセトフェノン、カンファー、ジャスモン、ノートカトン、メントン、フェンコン、カルボン、プレゴン等のケトン類、カリオレフィンオキサイド、シネオール、ビサボロールオキサイド等の酸化物類、カテキン、プロアントシアニディン、フラボン、フラバノン、アントシアニン、フェノール類、フラボノール等のフラボノイド類、などの薬効成分の中から、一種又は数種を適宜選択して使用することができる。また、以上のほかにも、例えば、アスコルビン酸、カルボン酸、クエン酸等の有機酸や、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン界面活性剤などを使用することもできる。
抗ウィルス剤として、植物抽出成分をそのまま使用した場合は、殺菌成分とともに、例えば、香料成分などが含まれてしまい、使用者に違和感を与えてしまうおそれもある。しかしながら、抗ウィルス剤をマイクロカプセルで包む形態としておけば、かかるおそれはない。つまり、抗ウィルス剤をマイクロカプセルで包む形態は、抗ウィルス剤として、植物抽出成分をそのまま使用する場合に、特に有益な形態となる。
<製造条件等>
家庭用衛生薄葉紙を製造するにあたっては、抄紙工程では望ましくはJIS P 8124に準じる1プライ当たりの米坪が10〜25g/m2、最適には10〜15g/m2での範囲となるように原料パルプおよび抄紙条件を調整する。原料パルプとしては、必要により50%以下の割合で古紙パルプを含ませることもできるが、バージンパルプであるのが望ましく、NBKP及びLBKPから構成され、NBKPの割合が30〜70%、特に40〜60%が望ましい。そして、湿潤紙力剤、柔軟剤及びカルボキシメチルセルロース(CMC)を添加し、抄造するのが望ましい。
このとき原料パルプの叩解幅を狭めて高密度化することができる。一般的には米坪を規定して高密度化すると、紙力が高まり紙厚が低下しふんわり感は出なくなるが、後のクレープ処理工程において、クレープの刃先角度を調整して、クレープ率を高めるようにするとふんわり感がでるようになる。
そして、最終的にカレンダー処理工程において、紙厚が過度に低下して目的の紙厚の範囲から外れないようにオンラインマシンカレンダーおよびプライマシンカレンダーの各カレンダー処理における圧力を調整してカレンダー処理する。
すなわち、上記の製造方法をとると、原料パルプの叩解幅を狭めて高密度化により紙厚が薄くかつ表面の平滑度の高い原紙が形成され、その原紙に対して高いクレープ率でクレープ加工することにより滑らかさを有しつつふっくらとした感じが発現し、その後のカレンダー処理において、最終的な紙厚が調整される。なお、具体的な、クレープ率や、使用する製造設備、添加剤、原料パルプの配合割合により適宜調整すればよい。
本発明に係る家庭用衛生薄葉紙の製造設備の主要部分の第1の実施の形態の概要図である。 本発明に係る家庭用衛生薄葉紙の製造設備の主要部分の第2の実施の形態における、中層用のシートに薬液を塗布する状態を示す概要図である。 本発明に係る家庭用衛生薄葉紙の製造設備の主要部分の第2の実施の形態における、折り加工工程で両外層のシートに薬液を塗布する状態を示す概要図である。
1,2,3,4,5…二次原反ロール、1A,1B,3A,4A,5A,6A…連続シート、10…(第1の実施形態における)第1の塗布装置、10A…塗工ロール、10B…押圧ロール、10C…アニロックスロール、11…(第1の実施形態における)第2の塗布装置、11A…塗工ロール、11B…押圧ロール、11C…アニロックスロール、12…(第2の実施形態における)第1の塗布装置、12A…塗工ロール、12B…押圧ロール、12C…アニロックスロール、13…(第2の実施形態における)第2の塗布装置、14A,15A…塗工ロール、14B,15B…押圧ロール、16…プライ接合手段、17…折り加工装置。

Claims (2)

  1. 3プライのシートを巻き取った原反ロールから連続シートをそれぞれ繰り出しながら、この連続シートに薬液をロール転写で連続的に塗布した後、再度巻き取って別工程で製品化する家庭用衛生薄葉紙の製造方法であって、
    前記原反ロールから中層の1プライと両外層の2プライとにそれぞれ分離させて繰り出し、前記中層のシートに抗ウィルス剤を含む薬液を塗布し、両外層のシートに対して抗ウィルス剤を含まない薬液をフレキソ転写方式で一方面側から塗布した後、
    それらの塗布されたシートを、前記両外層のシートが外面となるようにして合流させ、両外層で中層の表裏面と挟み込むようにして巻き取る工程を有する、
    ことを特徴とする家庭用衛生薄葉紙の製造方法。
  2. 3プライの原反ロールから連続シートをそれぞれ繰り出しながら、連続シートに薬液をロール転写により連続的に塗布した後、再度巻き取って別工程で製品化する家庭用衛生薄葉紙の製造設備であって、
    前記原反ロールから中層の1プライと両外層の2プライとをそれぞれ分離させて繰出すように構成され、かつ、前記中層のシートに対して抗ウィルス剤を含む薬液を塗布する第1塗布装置と、両外層のシートに対して抗ウィルス剤を含まない薬液をフレキソ転写方式で一方面側から塗布する第2の塗布装置と、薬液が塗布された各シートを合流させて両外層で中層の表裏面と挟み込むようにして再度巻き取る巻取り手段と、を有する、
    ことを特徴とする家庭用衛生薄葉紙の製造設備。
JP2006089484A 2006-03-28 2006-03-28 家庭用衛生薄葉紙の製造方法及びその製造設備 Active JP5073957B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006089484A JP5073957B2 (ja) 2006-03-28 2006-03-28 家庭用衛生薄葉紙の製造方法及びその製造設備
CN2007800112518A CN101410044B (zh) 2006-03-28 2007-03-27 家庭用卫生薄页纸的制造方法及其制造设备
PCT/JP2007/056332 WO2007116720A1 (ja) 2006-03-28 2007-03-27 家庭用衛生薄葉紙の製造方法及びその製造設備
KR1020087025990A KR101329544B1 (ko) 2006-03-28 2007-03-27 가정용 위생 박엽지의 제조방법 및 그 제조설비

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006089484A JP5073957B2 (ja) 2006-03-28 2006-03-28 家庭用衛生薄葉紙の製造方法及びその製造設備

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007260161A JP2007260161A (ja) 2007-10-11
JP5073957B2 true JP5073957B2 (ja) 2012-11-14

Family

ID=38581018

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006089484A Active JP5073957B2 (ja) 2006-03-28 2006-03-28 家庭用衛生薄葉紙の製造方法及びその製造設備

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP5073957B2 (ja)
KR (1) KR101329544B1 (ja)
CN (1) CN101410044B (ja)
WO (1) WO2007116720A1 (ja)

Families Citing this family (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4934474B2 (ja) * 2007-03-29 2012-05-16 王子ネピア株式会社 ローションペーパーの製造方法及び製造装置
JP5602998B2 (ja) * 2008-09-19 2014-10-08 大王製紙株式会社 衛生薄葉紙ロール
JP5825751B2 (ja) * 2009-05-11 2015-12-02 河野製紙株式会社 クレープ紙製品
JP5496590B2 (ja) * 2009-09-30 2014-05-21 大王製紙株式会社 衛生用薄葉紙及び衛生用薄葉紙の製造方法
JP5518464B2 (ja) * 2009-12-28 2014-06-11 大王製紙株式会社 ティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造方法
JP4676552B1 (ja) * 2009-12-28 2011-04-27 大王製紙株式会社 ティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造方法
JP4676564B1 (ja) * 2009-12-28 2011-04-27 大王製紙株式会社 ティシュペーパー製品の製造方法及び製造設備
WO2011080941A1 (ja) * 2009-12-28 2011-07-07 大王製紙株式会社 ティシュペーパー製品用の二次原反ロールの製造方法
JP5564247B2 (ja) * 2009-12-28 2014-07-30 大王製紙株式会社 ティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造方法
JP5833294B2 (ja) * 2010-03-26 2015-12-16 大王製紙株式会社 ティシュペーパー製品の製造方法
JP4681677B1 (ja) * 2010-03-26 2011-05-11 大王製紙株式会社 ティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造方法及びティシュペーパー製品の製造方法
JP5701512B2 (ja) * 2010-03-31 2015-04-15 大王製紙株式会社 薬液付与タイプのティシュペーパー製品の製造方法
JP4868620B2 (ja) * 2010-06-30 2012-02-01 大王製紙株式会社 ティシュペーパー及びティシュペーパーの製造方法
JP5718000B2 (ja) * 2010-08-06 2015-05-13 大王製紙株式会社 ティシュペーパー製品の製造方法
JP5619517B2 (ja) * 2010-08-06 2014-11-05 大王製紙株式会社 ティシュペーパー製品の製造方法
JP5766938B2 (ja) * 2010-11-24 2015-08-19 大王製紙株式会社 ティシュペーパー製品の製造方法
JP4981180B1 (ja) * 2011-02-22 2012-07-18 大王製紙株式会社 ティシュペーパー製品の製造方法及びティシュペーパー製品
JP5314065B2 (ja) * 2011-02-22 2013-10-16 大王製紙株式会社 トイレットロール製品の製造方法及びトイレットロール製品
JP5395101B2 (ja) * 2011-02-28 2014-01-22 大王製紙株式会社 トイレットペーパーの製造方法
JP5589990B2 (ja) * 2011-08-04 2014-09-17 王子ホールディングス株式会社 ローションペーパーの製造方法
JP5142343B2 (ja) * 2011-08-04 2013-02-13 王子ネピア株式会社 ローションペーパーの製造方法
JP5755697B2 (ja) * 2013-08-30 2015-07-29 大王製紙株式会社 トイレットロール
JP5736470B2 (ja) * 2014-01-06 2015-06-17 大王製紙株式会社 ティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造方法
JP5883040B2 (ja) * 2014-01-07 2016-03-09 大王製紙株式会社 ティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造方法
JP6582482B2 (ja) * 2015-03-25 2019-10-02 王子ホールディングス株式会社 衛生用紙およびその製造方法
KR101841146B1 (ko) 2015-08-10 2018-03-22 임장호 건물의 냉, 온수 배관용 방화 커버
CN108527944A (zh) * 2017-03-03 2018-09-14 山东太阳生活用纸有限公司 制备超柔保湿纸的系统及其应用
AU2018421417A1 (en) * 2018-04-27 2020-11-12 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Multi-ply tissue product produced from a single ply tissue web
JP7343458B2 (ja) * 2020-09-30 2023-09-12 大王製紙株式会社 ティシュペーパー及びティシュペーパー製品
CN115198558B (zh) * 2021-07-27 2024-01-23 北京华熙海御科技有限公司 含有透明质酸钠的组合物及其应用
JP7276932B1 (ja) * 2022-04-28 2023-05-18 コアレックス信栄株式会社 トイレットペーパーロールの製造方法
JP7276933B1 (ja) 2022-04-28 2023-05-18 コアレックス信栄株式会社 トイレットペーパーロールの製造方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE469420B (sv) * 1991-12-20 1993-07-05 Duni Ab Foerfarande foer framstaellning av ett textilliknande laminat av kraeppat tissuepapper samt textilliknande laminat av kraeppat tissuepapper
MX9606376A (es) * 1994-06-17 1997-04-30 Procter & Gamble Papel tisu adicionado con locion.
JP2003325372A (ja) * 2002-05-14 2003-11-18 Crecia Corp 衛生用紙
JP3716254B2 (ja) * 2003-01-16 2005-11-16 大王製紙株式会社 ティッシュペーパー、トイレットペーパーの家庭用薄葉紙繊維ウェブへの薬液塗布方法
JP3930815B2 (ja) * 2003-02-06 2007-06-13 丸富製紙株式会社 水解性を有する紙を二枚重ねにしたペーパーの製造方法およびその製造装置
JP2004338415A (ja) * 2004-08-24 2004-12-02 Daio Paper Corp インターフォルダ及びティッシュペーパーの製造方法
WO2006025362A1 (ja) * 2004-08-31 2006-03-09 Daio Paper Corporation 家庭用衛生薄葉紙、その製造方法及び製造設備
JP4649148B2 (ja) * 2004-09-02 2011-03-09 大王製紙株式会社 ティシュペーパー

Also Published As

Publication number Publication date
WO2007116720A1 (ja) 2007-10-18
KR20090005051A (ko) 2009-01-12
CN101410044A (zh) 2009-04-15
JP2007260161A (ja) 2007-10-11
KR101329544B1 (ko) 2013-11-15
CN101410044B (zh) 2012-03-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5073957B2 (ja) 家庭用衛生薄葉紙の製造方法及びその製造設備
JP5425867B2 (ja) 家庭用衛生薄葉紙の製造方法
JP4934474B2 (ja) ローションペーパーの製造方法及び製造装置
KR101783492B1 (ko) 친수성 차단 층을 갖는 냉각 기재 및 그 제조 방법
JP4236660B2 (ja) 衛生薄葉紙及びその製造方法
JP4431995B2 (ja) エンボス加工クレープ紙の製造方法
JP4868620B2 (ja) ティシュペーパー及びティシュペーパーの製造方法
JP4833784B2 (ja) 衛生薄葉紙
WO2007034855A1 (ja) 衛生薄葉紙
JP2007021168A (ja) 衛生薄葉紙
JP2011224151A (ja) 衛生用紙
JP4783640B2 (ja) 薬液含有薄葉紙
JP4171483B2 (ja) 家庭用衛生薄葉紙の製造方法及びその製造設備
JP5142343B2 (ja) ローションペーパーの製造方法
JP4762842B2 (ja) 衛生薄葉紙
JP2015167736A (ja) トイレットロールおよびその製造方法
JP6684135B2 (ja) 衛生薄葉紙の製造装置及び衛生薄葉紙の製造方法
JP4152399B2 (ja) 衛生薄葉紙
JP6075867B2 (ja) 衛生薄葉紙の製造方法及び製造装置
JP4827409B2 (ja) エンボスシートの製造方法及び製造設備
JP4868622B2 (ja) ティシュペーパー及びティシュペーパーの製造方法
JP5589990B2 (ja) ローションペーパーの製造方法
JP6684134B2 (ja) 衛生薄葉紙の製造装置及び衛生薄葉紙の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090324

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110930

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120803

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120823

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5073957

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150831

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150831

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250