JP5073125B1 - マグネットモータの駆動方法及びマグネットモータ - Google Patents

マグネットモータの駆動方法及びマグネットモータ Download PDF

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Abstract

回転子の磁石の極性を変化させる位置を最適な位置に設定して、少量の圧縮エアーで回転子を揺動させ、磁力の吸引力と反発力の合成ベクトルを利用して回転動力を発生させるマグネットモータの駆動方法を提供することを目的とし、
回転子に設置されたN極またはS極の永久磁石が固定子のS極とN極の永久磁石の両方に同時に対峙する状態において、回転子に設置されたN極またはS極の永久磁石に働く合力が中心軸を中心にした回転方向の力のみになったタイミングで、切替手段が、回転子に設置されたS極またはN極の永久磁石が固定子のS極とN極の永久磁石の両方に同時に対峙する状態に切替えることにより、回転子に中心軸を中心にした回転力を付与することを特徴とするマグネットモータの駆動方法。
【選択図】図4

Description

本発明は、圧縮エアーで回転子を揺動させ、回転子の永久磁石と固定子の永久磁石の吸引力と反発力を利用して回転動力を発生させるマグネットモータの駆動方法及びマグネットモータに関する。別言すれば、磁場のエネルギーを力学的回転エネルギーに変換するする方法に関する。
従来のモータでは回転動力を得る手段として、圧縮エアーを羽根車に吹きつけその回転力を利用しているエアーモータや、コイルに流れる電流の方向を変化させて発生する磁界の変化により回転子と固定子との吸引力と反発力を利用して回転子を回転させ回転動力を得ている電動モータが一般的である。その他にも化石燃料等を利用するエンジンにより回転動力を発生させている発動機がある。例えば、2重の円筒回転子を配置することで、シリンダ内周面と羽根車との摩擦抵抗を少なくし、且つはずみ車の作用を利用して回転数の変動を抑えて給気口から圧縮エアーを連続供給し回転動力を得るエアーモータが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、例えば、本願出願人は既に特許文献2において少量の圧縮エアーを外部から供給してエアーシリンダを揺動させて、対向する永久磁石の吸引力と反発力で回転動力を発生させるエアー駆動モータを開示している。
特開平8−144701号公報 特開2011−83121号公報
しかし、従来のエアーモータは給気口より圧縮エアーをシリンダ内に送り込み、複数の羽根車を回転させ連続して排気し、羽根の先端部とシリンダの内周面を摺動させることで圧縮エアー漏れを防止して回転を維持している。その回転を維持するため多量の駆動用圧縮エアーを安定供給する必要がある。
また、他に回転動力を得る手段としての原動機では電気、化石燃料等を供給して動力を発生させて回転動力を持続させるため、大量の電力消費、或いは二酸化炭素等の排出を続けている。そして、従来の原動機は火気使用不可の場所で使用するには、火種となるスパークや燃焼を伴うため不向きである。
更に、本出願人が開示した特許文献2に示すエアー駆動モータでは、回転子を揺動させる切替点は、マグネット固定ハウジングの中央の吸引力が最大となる位置であり、減速領域に替わる位置で変更するため回転速度は再度加速され上昇するが、回転子を揺動させるには高い圧力の圧縮エアーの供給が必要であり、エアーシリンダに加わる負荷が大きくまた経済的ではない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、回転子の磁石の極性を変化させる位置を最適な位置に設定して、少量の圧縮エアーで回転子を揺動させ、磁力の吸引力と反発力の合成ベクトルを利用して回転動力を発生させるマグネットモータの駆動方法及びマグネットモータを提供することを目的とする。
本発明は、上述の目的を達成するため、以下(1)、(2)の構成を備えるものである。
(1)円筒内周の対称位置にN極とS極の永久磁石を取付けた固定子と、
該固定子の内側に、前記円筒と同一中心の中心軸に回転自在に取付けられた複数の回転子とを具備し、
前記回転子の外周面上に、N極とS極の永久磁石が前記中心軸方向に配置され、且つ前記N極とS極の永久磁石が外周方向に平行に設置され、
前記回転子に設置された永久磁石のN極が前記固定子の永久磁石と対峙する状態と前記回転子に設置された永久磁石のS極が前記固定子の永久磁石と対峙する状態を切替える切替手段を有するマグネットモータの駆動方法であって、
前記回転子に設置されたN極またはS極の永久磁石が前記固定子のS極とN極の永久磁石の両方に同時に対峙する状態において、前記回転子に設置されたN極またはS極の永久磁石に働く合力が前記中心軸を中心にした回転方向の力のみになったタイミングで、前記切替手段が、前記回転子に設置されたS極またはN極の永久磁石が前記固定子のS極とN極の永久磁石の両方に同時に対峙する状態に切替えることにより、前記回転子に前記中心軸を中心にした回転力を付与することを特徴とするマグネットモータの駆動方法。
(2)円筒内周の対称位置にN極とS極の永久磁石を取付けた外回転子と、
該外回転子の内側に、前記円筒と同一中心の中心軸に周りに取付けられた複数の切替子とを具備し、
前記切替子の外周面上に、N極とS極の永久磁石が前記中心軸方向に配置され、且つ前記N極とS極の永久磁石が外周方向に平行に設置され、
前記切替子に設置された永久磁石のN極が前記外回転子の永久磁石と対峙する状態と前記切替子に設置された永久磁石のS極が前記外回転子の永久磁石と対峙する状態を切替える切替手段を有するマグネットモータの駆動方法であって、
前記切替子に設置されたN極またはS極の永久磁石が前記外回転子のS極とN極の永久磁石の両方に同時に対峙する状態において、前記外回転子に設置されたN極またはS極の永久磁石に働く合力が前記中心軸を中心にした回転方向の力のみになったタイミングで、前記切替手段が、前記切替子に設置されたS極またはN極の永久磁石が前記外回転子のS極とN極の永久磁石の両方に同時に対峙する状態に切替えることにより、前記外回転子に前記中心軸を中心にした回転力を付与することを特徴とするマグネットモータの駆動方法。
本発明のマグネットモータの駆動方法及びマグネットモータによれば、極めて少量の圧縮エアーを使用するだけで、磁石のみで構成されるマグネットモータを効率的に回転させることができる。すわち、極めて少量の圧縮エアーにより磁場のエネルギーを力学的回転エネルギーに容易に変換することができる。
(a)本実施例に係るマグネットモータの構成図、(b)A−A拡大断面図 本実施例に係るマグネットモータの動作を示すタイミングチャート 本実施例に係るマグネットモータのマグネット回転子の動作図 マグネットモータの回転原理を示す図 切替点0°のマグネットモータの回転原理を示す図 本実施例に係るマグネットモータの多段構造を示す図 4個の固定ハウジングの構造を示す図 マグネット回転子を固定し、固定ハウジングを回転させる構造のマグネットモータを示す図
以下に、本発明を実施するための形態を、図面により詳しく説明する。
マグネットモータの基本構造は、マグネット回転子を120°ずらして3個のマグネット回転子を配置した構造を基本構造とする。しかし、マグネット回転子の構成は奇数個の構成であれば良く、マグネット回転子の数を3個に限定するものではない。
図1は本実施例に係るマグネットモータの構成で、図1(a)はマグネットモータの構成を示し、図1(b)はA−A部分の拡大断面図である。
図中において、マグネットモータ10の円筒のベース1の中心位置に中心軸2を取付け、その中心軸2に回転ベース3等がベアリング9a,9bで回転自在に取付けられている。中心軸2と同一中心を有する固定ハウジング4がベース1に固定されている。N極マグネットが埋め込まれた固定子であるN極マグネット固定ホルダ4A、及びS極マグネットが埋め込まれたS極マグネット固定ホルダ4Bが固定ハウジング4に設置されている。回転ベース3上には120°おきに配置された回転子である3個のマグネット回転子6,7,8が設置され、夫々のマグネット回転子6,7,8の外周面上には、上下に平行に周方向にN極マグネット(6a,7a,8a)とS極マグネット(6b,7b,8b)の永久磁石が嵌設されている。
夫々のマグネット回転子の外周面に嵌設されたN極マグネットとS極マグネットの永久磁石は、揺動軸(6c,7c,8c)を中心に20°の角度でマグネット回転子が揺動してN極マグネットとS極マグネットの永久磁石のいずれか一方が、固定ハウジング4の内周面に取付けられているN極マグネット固定ホルダ4Aと、S極マグネット固定ホルダ4Bの永久磁石と対峙する。このN極マグネット固定ホルダ4A、S極マグネット固定ホルダ4Bと、3個のマグネット回転子6,7,8の対向周面上に嵌設されたN極マグネット、S極マグネットの永久磁石の吸引力/反発力の合成ベクトルにより回転ベース3に回転力を発生させることができる。
図1(a)の構成図に示すようにマグネット回転子6,7,8は、マグネット固定ハウジング4の内側に、中心軸2に対し夫々120度の間隔で配置された構成となっている。夫々のマグネット回転子6,7,8に取付けられた3個のエアーシリンダ5a,5b,5cが伸縮する圧縮エアーが供給されるバルブ起動点は、固定ハウジング4のN極マグネット固定ホルダ4AとS極マグネット固定ホルダ4Bの夫々中央部から回転方向の端部の間の所定の2箇所(340°,160°)である。このバルブ起動点を各マグネット回転子が通過する際、マグネット回転子と一体となっている制御バルブ12のローラレバーが、凹凸を有する環状のガイド14に押圧され制御バルブ12より圧縮エアーがエアーシリンダ5に供給される。しかし、このバルブ起動点ではエアーシリンダ5に印加された圧縮エアーの圧力よりも、固定ハウジング4のマグネットとマグネット回転子のマグネットとの磁力の吸引力の方が強いためエアーシリンダ5のピストンは伸縮できずマグネット回転子は搖動軸を中心に揺動できない。マグネット回転子が固定ハウジング4のS極マグネットの端部とN極マグネットの端部との間を跨ぐ位置の切替点(0°,180°)に来た時、マグネット回転子に加わる反発ベクトルと吸引ベクトルとが同じ大きさで且つ合成ベクトルが回転を減速する接線方向に合成され、揺動を妨げていた回転子の吸引力が消滅する。その時点でエアーシリンダ5のピストンが伸縮して回転子の極性が切替わり、マグネット回転子に加わる反発ベクトルとS極マグネットの吸引ベクトルの方向が入れ換わり、その合成ベクトルがマグネット回転子の回転を加速する接線方向に一瞬にして逆転する。その結果、マグネット回転子の回転速度が減速から加速へと変わる動作が、対向する2箇所の切替点(0°,180°)で行われることで、回転が持続し加速される。回転スピードは、切替点での揺動の速さを決める圧縮エアーの圧力に依存し、本実施例では圧力0.2MPaで約100rpm、圧力0.5MPaで約500rpmの回転数を実現することができた。
図1(b)のA−A拡大断面図は、マグネット回転子7,8を例にエアーシリンダ5B,5Cの動きを示す図である。バルブ起動点を通過する際は、夫々のマグネット回転子6,7,8のエアーシリンダ5A,5B,5Cに制御バルブ11,12,13のポートA,Bよりエアーシリンダ5のピストンの押出/収縮するポートへ圧縮エアーが供給されたまま保持され、切替点に到達した時にマグネット回転子6,7,8が上下に揺動する動きを示している。圧縮エアーはこのマグネット回転子の揺動にのみ使用されるため圧縮エアーの消費が極めて少ない。揺動により、マグネット固定ハウジング4のマグネット固定ホルダ4A、4Bに対して、マグネット回転子6,7,8に取付けられたN極マグネット6a,7a,8aとS極マグネット6b,7b,8bの永久磁石の何れか一方が正対する。切替点において正対する永久磁石の極性を変化させることにより、吸引力或いは反発力が切替わることで、マグネット回転子の永久磁石の合成ベクトルの方向が回転を加速する回転エネルギーに変換される極めて効率の高いマグネットモータである。消費するのは圧縮エアーのみである。
<制御バルブの切替ガイド構造>
図1(a)に円環状に形成された切替ガイドリング14を示す。エアーシリンダ5A,5B,5Cを制御する制御バルブ11,12,13のガイドローラ11a,12a,13aが、バルブ起動点(340°,160°)の位置で切替えられように形成された切替ガイドリング14の凹凸面に沿って摺動しながら回転する。切替ガイドリング14の凸面(バルブON領域)ではガイドローラが押圧され、当該ガイドローラに連動する制御バルブがONされ、エアーシリンダの収縮方向に圧縮エアーが印加されてマグネット回転子6,7,8の中央部が切替点0°の位置に達すると同時にピストンを収縮させる。また、切替ガイドリング14の凹面(バルブOFF領域)ではガイドローラの押圧が解除され制御バルブがOFFとされ、エアーシリンダを伸長させる方向に圧縮エアーが印加されてマグネット回転子6,7,8の中央が切替点180°の位置に達すると同時にピストンが伸長される。
円環状の切替ガイド14の内側に形成された凹凸面の設定位置の変更によって、エアーシリンダ5A,5B,5Cに圧縮エアーを予め供給する位置を任意に変更することができる。円環状の切替ガイド14の凹凸面において、凹部から凸部或いは凸部から凹部に切替わる対角位置が制御バルブのバルブ起動点である。マグネットモータ10の回転を加速のみの合成ベクトルとする領域にするため、エアーシリンダ5の切替点が(270°,90°)の位置で制御バルブの起動により揺動するように調整することも可能である。しかし、回転速度が最大となるがエアーシリンダ5には磁石同士の最大の吸引力が働いているため強大な圧縮エアーの印加が必要となり、且つマグネット回転子6,7,8を揺動するエアーシリンダ5に無理な力が加わる可能性があるだけでなく、圧縮エアーの消費量が多くなる。このエアーシリンダ5の切替点(270°,90°)の位置の構成が特許文献2(特開2011−83121号公報)に開示した発明の特徴であり、且つエアーシリンダに負担が加わる問題点でもある。この問題点を改善したのが本願発明のマグネットモータの駆動方法である。
<制御バルブとエアーシリンダの制御動作>
図2(a),(b),(c)は、夫々の制御バルブ11,12,13のON/OFFとエアーシリンダ5A,5B,5CのON/OFFと、マグネット回転子6,7,8の極性変化を示す制御タイミングチャートである。図1に示すように、各マグネット回転子6,7,8の永久磁石の極性を切替える位置(切替点0°,180°)はマグネット固定ホルダ4A,4Bの中央部の2箇所で、その切替点に回転子6,7,8の中央部が到達した時に、該当する回転子に付属する予め加圧された状態のエアーシリンダ5A,5B,5Cのピストンを伸縮することで永久磁石の対向する極性を切替えている。対向する極性が切替えられる回転子は常に1個のみである。
図2(a)に示すマグネット回転子6のタイミングチャートの切替えは、図1(a)に示すマグネット回転子6の切替点となるS極マグネット固定ハウジング4BとN極マグネット固定ハウジング4Aの中央の0°の切替点に達した時を基準とする。各マグネット回転子6,7,8のエアーシリンダ5A,5B,5Cの切替点(0°,180°)におけるON/OFFにより、ピストンを伸縮させる。図2(b),(c)はマグネット回転子7,8の極性の切替えのタイミングチャートを示し、マグネット回転子6に対し夫々120°の位相差を有したタイミングチャートとなっている。
エアーシリンダ5A,5B,5Cのピストンの伸縮は、夫々の制御バルブ11,12,13のバルブ起動点(340°,160°の位置)から、実際にマグネット回転子の極性が切替えられる切替点(0°,180°)まで約20°の差を有し、バルブ起動点は回転速度に合わせて可変設定され、予め加圧されるエアーシリンダ5A,5B,5Cに、不要な加圧を生じないように切替ガイド14の凹凸面の位置を移動させて調整することができる。
<マグネットモータの回転動作>
図3(a)、図3(b)は、マグネットモータ10の切替点0°と180°でのマグネット回転子6の揺動動作を示す。図3(a)のマグネット回転子6の動作を例に説明すると、動作原理はDCモータの動作と似ておりコイルに流れる電流の方向を切替えることで回転子の極性を切替えて、固定磁石と回転子の間に吸引力と反発力が働くことを利用して回転力を発生させるのに似ている。
図3(a)において、慣性力で回転するマグネット回転子6に取付けられたエアーシリンダ5Aを制御する制御バルブ11のガイドローラが、円環状に形成された切替ガイド14内側の凹凸面に沿って摺動し、バルブ起動点(340°の位置)において制御バルブ11のガイドローラが押圧されてONとなり、圧縮エアーがエアーシリンダ5Aのピストンを収縮させる方向(ON方向)に供給される。この時、マグネット回転子6のN極マグネット6aの全面とマグネット固定ハウジング4のマグネット固定ホルダ4B(S極)との間に強力な吸引力が加わっているため、当該吸引力の方がエアーシリンダ5Aのピストンを収縮させる圧縮エアーの圧力より大きいため、エアーシリンダ5Aのピストンを収縮することができずOFF状態を保持したままとなる。
マグネット回転子6が図中の切替点(0°の位置)に来た時、マグネット回転子6の後方のN極マグネット6aとマグネット固定ホルダ4B(S極)との重なり部との間の吸引力のベクトルの大きさと、マグネット回転子6の前方のN極マグネット6aとマグネット固定ホルダ4A(N極)との重なり部との間の反発力のベクトルの大きさが同じ大きさとなり、吸引力ベクトルと反発力ベクトルの合成ベクトルが、マグネット回転子6の回転ベクトルの方向と逆の方向に形成され、一旦回転を阻止する力が形成される(断面W)。その際、エアーシリンダ5Aのピストンの収縮を阻止していた磁石の吸引力が消滅して、圧縮エアーの力でエアーシリンダ5Aのピストンが収縮しON状態となり、一瞬にしてマグネット回転子6が揺動してS極マグネット6bが正対するように切替わる(断面X)。
図中の断面Xに示すように、マグネット回転子6の後方のS極マグネット6bとマグネット固定ホルダ4B(S極)との重なり部との間が反発力のベクトルとなり、マグネット回転子6の前方のS極マグネット6bとマグネット固定ホルダ4A(N極)との重なり部との間が吸引力のベクトルに切替わり、吸引力ベクトルと反発力ベクトルの合成ベクトルが、一瞬にしてマグネット回転子6の回転ベクトルの方向と同一方向に切替わりマグネット回転子6の回転を加速する方向に形成される。
次に、図3(b)において、慣性力で回転するマグネット回転子6に取付けられた制御バルブ11のガイドローラが円環状の切替ガイド14内側の凸面に沿った摺動から、バルブ起動点(160°の位置)において制御バルブ11のガイドローラが円環状の切替ガイド14内側の凹面に摺動が代わることで制御バルブ11のガイドローラの押圧が外れてOFFとなり、圧縮エアーがエアーシリンダ5Aのピストンを伸長させる方向(OFF方向)にバルブの供給路が切替わる。しかし、マグネット回転子6のS極マグネット6bとマグネット固定ホルダ4A(N極)との間に強力な吸引力が加わっているため、当該吸引力でエアーシリンダ5Aのピストンを伸長することができずON状態を保持したままとなる。
マグネット回転子6が図中の切替点(180°の位置)に来た時、前述した切替点(0°の位置)と同様にマグネット回転子6の後方と前方とで、固定ハウジング4のマグネット固定ホルダ4A,4Bとの間の吸引力ベクトルと反発力ベクトルの合成ベクトルが、一旦回転を減速させる方向に働く(断面Y)。この時、エアーシリンダ5Aのピストンの伸長を阻止していた磁石の吸引力が消えて図中の断面Zに示すように、圧縮エアーの力でエアーシリンダ5Aのピストンが伸長してOFF状態となり、一瞬でマグネット回転子6が揺動してN極マグネット6aが正対するように切替わり、合成ベクトルが減速方向から加速する方向に一瞬にして反転し、マグネット回転子6を更に回転する力が発生する。
当該動作が他のマグネット回転子7,8においても同様に発生することで、エアーシリンダ5A,5B,5Cの動作とそれに伴うマグネット回転子6,7,8の揺動による極性変化に伴い、マグネット固定ハウジング4との合成ベクトルが反転することにより1回の回転で6回の加速が行われ、マグネットモータ10の回転速度が上昇する。この永久磁石同士の吸引力と反発力の合成ベクトルを、マグネット回転子6,7,8を揺動させ永久磁石の極性を切換えることで発生させる駆動方法が本発明の最大の特徴である。
図4はマグネットモータの回転原理(駆動方法)を示すもので、図中の(a),(b),(c),(d),(e),(f)の順で1個のマグネット回転子と固定ハウジングとの間で働く磁石の吸引力と反発力の合成ベクトルFの変化を示すことによって、回転力が維持される原理を示す。
特に、本実施例のマグネットモータの駆動方法の特徴は、特許文献2に示す本出願人が成したエアー駆動モータを基にして、マグネット回転子と固定ハウジングとの間に働く磁石の吸引力と反発力の合成ベクトルを変化させる効率的なマグネットモータの駆動方法を見出した点にある。
説明のため図中のマグネット回転子に生じるベクトルを7個のベクトル(f1〜f7)と慣性回転力Iで示し、7個のベクトルの合成ベクトルFと慣性回転力Iは、マグネット回転子の揺動軸の中央の位置で作用するものとして説明する。なお、マグネット回転子が図で上側にきた位置を0°とし、右回転側に角度が増加するものとする。
<角度270°>
(a)の位置ではN極マグネット回転子がS極の固定ハウジング部の中央部に在り、7個のベクトルの合成ベクトルFは慣性回転力Iと直角方向で磁石同士の最大の吸引力としてマグネット回転子に作用し、回転には全く寄与しない。右方向への回転は慣性回転力Iのみで行われる。磁石同士の最大の吸引力Fが発生しているため、マグネット回転子を上下に揺動させるには最大の力が必要となる。
<角度340°>
(b)の位置ではN極マグネット回転子とS極の固定ハウジング4Bとのベクトルf1,f2,f3,f4の合成ベクトルFは慣性回転力Iを減速させる方向に働く。
<角度0°>
(c)の位置ではN極マグネット回転子は、S極とN極の固定ハウジングの間にある切替点に在り、S極の固定ハウジング4Bとのベクトルf1,f2と、N極の固定ハウジング4Aとのベクトルf6,f7の合成ベクトルFが慣性回転力Iと反対方向に発生し、最大の減速力として働く。
その際、マグネット回転子を上下に最小の力で揺動させることが可能で、簡単にマグネット回転子の極性をN極からS極に反転させることができる。
(d)の位置では極性をS極に切替えたマグネット回転子には、S極の固定ハウジング4Bとのベクトルf1,f2と、N極の固定ハウジング4Aとのベクトルf6,f7の合成ベクトルFが瞬時に反転し、最大の加速力として慣性回転力Iに付加される。
<角度20°>
(e)の位置ではS極マグネット回転子とN極固定ハウジング4Aとのベクトルf4,f5,f6,f7の合成ベクトルFは慣性回転力Iを加速させる方向に働くが、上記(d)の場合ほど大きくはない。
<角度90°>
(d)の位置ではS極マグネット回転子がN極の固定ハウジング4Aの中央部に在り、7個のベクトルの合成ベクトルFは慣性回転力Iと直角方向で磁石同士の最大の吸引力としてマグネット回転子に作用する。右方向への回転は慣性回転力Iのみで回転に関与しない中立点である。磁石同士の最大の吸引力により、上下に揺動させるには最大の力が必要となる。
以上の動作が90°〜270°の間でも同様に行われ、回転力が維持されるマグネットモータの回転原理である。図5は、切替点0°の前後におけるマグネット回転子の状態を詳細に説明するための図である。
図5は、N極マグネット回転子がS極のマグネット固定ホルダ4Bのバルブ起動点340°で制御バルブからエアーシリンダ5に圧縮エアーが印加され、切替点0°の合成ベクトルが回転接線方向に働くことでマグネット回転子の揺動が最小で可能となり、揺動によりN極からS極へマグネット回転子の極性が切替わることで、合成ベクトルFを反転させる機構を説明するものである。
マグネット回転子のエアーシリンダの切替点0°で、バルブ起動点で印加された圧縮エアーによりエアーシリンダのピストンの伸縮が連続して行われ、マグネット回転子を揺動して磁石の極性を切替えることで、永久磁石の吸引力と反発力を利用した回転力が連続して発生し回転が継続する。
マグネットモータ10の他の例として別の構成を示す。図6は、実施例1で示した固定マグネットとマグネット回転子を、2段、3段等の多段構造にしたマグネットモータ10の構成で、エアーシリンダのピストンの先端に接続されたロッド20a,20bに多段のマグネット回転子を接続して同時に搖動させる構造を有している。動作については、実施例1と同一のため説明は省略する。
図7(a)、図7(b)に示すマグネットモータ10は、N極マグネット固定ホルダ4A,4CとS極マグネット固定ホルダ4B,4Dの4個の永久磁石を配置した4極構造のマグネットモータ10である。4箇所に切替点(0°,90°,180°,270°)を設けることで、より効率的な回転を得られるように構成され、図7(b)にはその4極構造のマグネットモータ10を実現するための切替ガイドリング14の構造を示している。4箇所の切替点の20°手前で制御バルブ11,12,13のバルブ起動点(340°,70°,160°,250°)が位置するように円環状の切替ガイドリング14の凹凸面を形成することで、合成ベクトルの反転位置を増やして回転を加速することができる。更に多段構造と組み合わせて強力なトルクと回転速度を得ることができる。
図8に示すマグネットモータ10は、実施例1で記載したマグネットモータ10が内側の回転子が回転するのに対し、外側の磁石を備えた固定ハウジング4(外回転子)を円筒状に形成し、内部にN極マグネット固定ホルダ4AとS極マグネット固定ホルダ4Bと切替ガイドリング14を取付けて回転させる構造としたマグネットモータである。固定ハウジング4と、固定ハウジング4に取付けられた切替ガイドリング14とをベアリングで回転可能にすることで、マグネット回転子6,7,8(切替子)が固定した状態で揺動させることが可能となり、制御バルブ11,12,13への圧縮エアーの供給等の構造的な制約が無く簡単な構造となり、更に磁石のみの固定ハウジング4を回転させる際、エアーモータのように圧縮エアーを利用した初期回転起動を与えて回転させることができる。その他の構成は、実施例1のマグネットモータ10と同一のため動作や構造の説明は省略する。
上述したマグネットモータ10は、マグネット回転子6,7,8にS極とN極の磁石を設置し、固定ハウジング4は単極の構造で説明したが、マグネット回転子6,7,8をN極またはS極の単極構造とし、固定ハウジング4をN極とS極の2列に磁石を設置した構造であっても良い。また、圧縮エアーに使用する気体も、圧縮した空気に限定せず高圧水蒸気や、窒素等の多種多様な気体を用途に応じて使用したり、オイル等の液体も使用することが可能である。
更に、本発明のマグネットモータ10は、市販されているモータ発電機の回転子に替えて内部に組込むことが可能であり船舶や潜水艦、及び災害時等の発電機として利用することができ、また出力が不安定な太陽光発電や風力発電で得た電力でコンプレッサーを作動させて圧縮エアーを供給し、本発明のマグネットモータ10で安定した発電を行わせて電力を供給するハイブリット方式を構築することもできる。
以上、本実施例に係るマグネットモータでは、圧縮エアーはマグネット回転子を揺動させるエアーシリンダのピストン伸縮動作にのみ使用する。揺動によりマグネット固定ハウジングとマグネット回転子の磁石の極性の変化を発生させることで永久磁石の吸引力と反発力の合成ベクトルを利用して回転力に変える。従って、永久磁石の磁力のみを動力源として利用する構成である。その結果、エアーシリンダに負荷の加わらない切替点で回転子の揺動に使用する圧縮エアーの消費量は極めて少量であり、マグネットモータの回転力の発生には永久磁石の磁石同士の吸引力と反発力の合成ベクトルを効率的に利用し、回転子を揺動させることで回転子の極性を切替えて合成ベクトルの向きを反転させ、磁石同士の吸引力と反発力の合成ベクトルを回転力に変換する点が従来のエアーモータや電動モータとの最大の違いである。
更に本発明のマグネットモータは二酸化炭素等の排出がなく、温暖化防止にも貢献することができる経済効果の高いマグネットモータの駆動方法を提供することができる。
1 ベース
2 回転軸
3 回転ベース
4 マグネット固定ハウジング
5A,5B,5C エアーシリンダ
6,7,8 マグネット回転子

Claims (8)

  1. 円筒内周の対称位置にN極とS極の永久磁石を取付けた固定子と、
    該固定子の内側に、前記円筒と同一中心の中心軸に回転自在に取付けられた複数の回転子とを具備し、
    前記回転子の外周面上に、N極とS極の永久磁石が前記中心軸方向に配置され、且つ前記N極とS極の永久磁石が外周方向に平行に設置され、
    前記回転子に設置された永久磁石のN極が前記固定子の永久磁石と対峙する状態と前記回転子に設置された永久磁石のS極が前記固定子の永久磁石と対峙する状態を切替える切替手段を有するマグネットモータの駆動方法であって、
    前記回転子に設置されたN極またはS極の永久磁石が前記固定子のS極とN極の永久磁石の両方に同時に対峙する状態において、前記回転子に設置されたN極またはS極の永久磁石に働く合力が前記中心軸を中心にした回転方向の力のみになったタイミングで、前記切替手段が、前記回転子に設置されたS極またはN極の永久磁石が前記固定子のS極とN極の永久磁石の両方に同時に対峙する状態に切替えることにより、前記回転子に前記中心軸を中心にした回転力を付与することを特徴とするマグネットモータの駆動方法。
  2. 円筒内周の対称位置にN極とS極の永久磁石を取付けた外回転子と、
    該外回転子の内側に、前記円筒と同一中心の中心軸に周りに取付けられた複数の切替子とを具備し、
    前記切替子の外周面上に、N極とS極の永久磁石が前記中心軸方向に配置され、且つ前記N極とS極の永久磁石が外周方向に平行に設置され、
    前記切替子に設置された永久磁石のN極が前記外回転子の永久磁石と対峙する状態と前記切替子に設置された永久磁石のS極が前記外回転子の永久磁石と対峙する状態を切替える切替手段を有するマグネットモータの駆動方法であって、
    前記切替子に設置されたN極またはS極の永久磁石が前記外回転子のS極とN極の永久磁石の両方に同時に対峙する状態において、前記外回転子に設置されたN極またはS極の永久磁石に働く合力が前記中心軸を中心にした回転方向の力のみになったタイミングで、前記切替手段が、前記切替子に設置されたS極またはN極の永久磁石が前記外回転子のS極とN極の永久磁石の両方に同時に対峙する状態に切替えることにより、前記外回転子に前記中心軸を中心にした回転力を付与することを特徴とするマグネットモータの駆動方法。
  3. 前記マグネットモータは、前記切替手段が前記回転子に設置された永久磁石のN極が前記固定子の永久磁石と対峙する状態と前記回転子に設置された永久磁石のS極が前記固定子の永久磁石と対峙する状態を切替えるための駆動力を前記切替手段に付与するための駆動手段を有し、
    前記回転子に設置されたN極またはS極の永久磁石が前記固定子のS極とN極の永久磁石の両方に同時に対峙する状態において、前記回転子に設置されたN極またはS極の永久磁石に働く合力が前記中心軸を中心にした回転方向の力のみになるタイミングの前から前記駆動手段が前記駆動力を前記切替手段に付与することを特徴とする請求項1記載のマグネットモータの駆動方法。
  4. 前記マグネットモータは、前記切替手段が前記切替子に設置された永久磁石のN極が前記外回転子の永久磁石と対峙する状態と前記切替子に設置された永久磁石のS極が前記外回転子の永久磁石と対峙する状態を切替えるための駆動力を前記切替手段に付与するための駆動手段を有し、
    前記切替子に設置されたN極またはS極の永久磁石が前記外回転子のS極とN極の永久磁石の両方に同時に対峙する状態において、前記切替子に設置されたN極またはS極の永久磁石に働く合力が前記中心軸を中心にした回転方向の力のみになるタイミングの前から前記駆動手段が前記駆動力を前記切替手段に付与することを特徴とする請求項2記載のマグネットモータの駆動方法。
  5. 前記マグネットモータは、前記固定子と前記複数の回転子の対が、前記中心軸の軸方向に複数段設置されたマグネットモータであり、
    前記切替手段が、同一列の前記回転子を同時に切替えることを特徴とする請求項1または3に記載のマグネットモータの駆動方法。
  6. 前記マグネットモータは、前記外回転子と前記複数の切替子の対が、前記中心軸の軸方向に複数段設置されたマグネットモータであり、
    前記切替手段が、同一列の前記切替子を同時に切替えることを特徴とする請求項2または4に記載のマグネットモータの駆動方法。
  7. 前記固定子または前記外回転子に取付けられたN極とS極の永久磁石が複数であり、かつ該複数のN極とS極の永久磁石が交互に前記固定子または前記外回転子に取付けられていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のマグネットモータの駆動方法。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載のマグネットモータの駆動方法を用いたことを特徴とするマグネットモータ。
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