JP2019208293A - 回転電機および非接触発電機 - Google Patents

回転電機および非接触発電機 Download PDF

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Michael FLANKL
アルダ、トウスズ
Tueysuez Arda
ヨハン、ベー.コラー
Kolar Johann W
裕介 塚田
Yusuke Tsukada
裕介 塚田
中村 和人
Kazuto Nakamura
和人 中村
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Abstract

【課題】磁気効率がよく、磁束の漏れも少なく、かつコギングトルクに対する対策を行った回転電機および非接触発電機を提供する。【解決手段】回転電機1は、回転または移動する導体である移動体の一主面上に離隔して対向配置され、移動体の回転または移動方向に応じて発生するローレンツ力によって所定の回転軸回りに回転する永久磁石を有する回転体11と、回転体が回転停止中に移動体が回転または移動を開始した場合に、回転体に初期回転駆動力を付与する初期駆動力付与部12と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、非接触で回転する回転電機と、非接触で発電する非接触発電機とに関する。
特許文献1には、非接触で発電する自転車用ダイナモが開示されている。上述した公知文献の自転車用ダイナモは、自転車のホイールの回転軸と直交する方向に延びる回転軸周りに回転する円環状の永久磁石の外周面を、ホイールの外周面に連なる一側面から離隔して配置している。
永久磁石は、複数の磁極を周方向に並べて配置したものであり、隣接する磁極では、磁化方向が逆になっている。例えば、永久磁石のN極がホイールの一側面に対向配置された状態でホイールが回転すると、永久磁石からの磁束の変化を妨げる方向に、ホイールの一側面に渦電流が発生する。この渦電流による磁束と永久磁石からの磁束との反発力および誘引力により、永久磁石は、ホイールの回転方向に回転する。
よって、永久磁石の周囲をコイルで巻回して、永久磁石からの磁束がコイルを鎖交するようにすれば、コイルから誘導電力を取り出すことができる。
米国特許公開公報2014/0132155号
1.ホイールの一側面に対向配置される永久磁石の面積が限られているため、ホイールと永久磁石との磁気結合量を大きくできない。よって、ホイールに発生する渦電流が小さくなり、永久磁石の回転力も弱くなる。
2.上述した公知文献では、永久磁石に単一相のコイルを巻回しているが、単一相のコイルでは、コイルが巻回していない部分の永久磁石の磁束を有効利用できないため、鎖交磁束量を増やすことはできない。また、コイルが巻回している部分の永久磁石の極性の向きが、回転軸を中心に対称である場合、常にコイルを鎖交する磁束の総量が打ち消し合ってしまうため、発電できないという問題がある。
3.永久磁石からの磁束は、空気中を伝搬するため、大きな磁気抵抗を受けることになり、磁気効率がよいとはいえない。
4.ヨークを用いていないため、磁束の漏れが生じやすく、また周囲に導電材料または磁性材料があると、磁路が変化してしまい、発電量に影響を与えてしまうおそれがある。
5.ホイールの一側面に対向配置される永久磁石の磁極位置によっては、ホイールを回転させたときに、なかなか永久磁石が回転しない場合がありうる。これは、永久磁石とホイール間に生じるコギングトルクによるものである。特許文献1は、コギングトルクに対する対策を何ら行っていない。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、磁気効率がよく、磁束の漏れも少なく、かつコギングトルクに対する対策を行った回転電機および非接触発電機を提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様では、回転または移動する導体である移動体の一主面上に離隔して対向配置され、前記移動体の回転または移動方向に応じて発生するローレンツ力によって所定の回転軸回りに回転する永久磁石を有する回転体と、
前記回転体が回転停止中に前記移動体が回転または移動を開始した場合に、前記回転体に初期回転駆動力を付与する初期駆動力付与部と、を備える、回転電機が提供される。
前記初期回転駆動力は、前記移動体と前記永久磁石との相対的な形状および位置関係により前記永久磁石に発生するコギングトルクに対抗する力である、請求項1に記載の回転電機。
電気エネルギを蓄電する蓄電器を備え、
前記初期駆動力付与部は、前記蓄電器に蓄電された前記電気エネルギを利用して、前記初期回転駆動力を付与してもよい。
前記回転体の回転による運動エネルギを電気エネルギに変換する発電部を備え、
前記蓄電器は、前記発電部で変換された前記電気エネルギの少なくとも一部を蓄電してもよい。
前記回転体が回転停止中に前記移動体が回転または移動を開始した場合に、前記蓄電器に蓄電された前記電気エネルギを放電させて前記初期駆動力付与部に供給し、前記回転体が回転を開始した後は前記発電部が変換した前記電気エネルギを前記蓄電器に充電させる充放電制御部を備えてもよい。
前記発電部および前記初期駆動力付与部は、一体に構成されたモータ発電機兼用装置であってもよい。
前記初期駆動力付与部は、電気力および磁気力の少なくとも一つを利用して、前記回転体に前記初期回転駆動力を付与してもよい。
前記初期駆動力付与部は、流体エネルギ、機械エネルギおよび位置エネルギの少なくとも一つを利用して、前記回転体に前記初期回転駆動力を付与してもよい。
前記回転体は、前記移動体の前記一主面上に前記永久磁石からの磁束の変化を妨げる方向に発生される渦電流に基づいて前記永久磁石に働く反発力および誘引力により、前記第1回転軸周りに回転してもよい。
本発明の他の一態様では、回転または移動する導体である移動体の一主面上に離隔して対向配置され、前記移動体の回転または移動方向に応じて発生するローレンツ力によって所定の回転軸回りに回転する永久磁石を有する回転体と、
前記回転体の回転による運動エネルギを電気エネルギに変換する発電部と、
前記移動体が回転または移動中に前記回転体が停止している場合に、前記回転体に初期回転駆動力を付与する初期駆動力付与部と、を備える非接触発電機が提供される。
本発明によれば、磁気効率がよく、磁束の漏れも少なく、かつコギングトルクに対する対策を行った回転電機および非接触発電機を提供できる。
本発明の第1の実施形態による回転電機の概略構成を示すブロック図。 移動体および回転体の正面図。 回転体の永久磁石の磁極配置と磁化方向を示す図。 移動体の一側面に発生する渦電流により永久磁石が回転する原理を説明する図。 移動体が回転ではなく一方向に移動する場合の回転電機の一例を示す図。 本発明の第2の実施形態による回転電機を備えた非接触発電機のブロック図。 第3の実施形態による回転電機の概略構成を示すブロック図。 図7の回転電機のより詳細なブロック図。 回転エネルギを弾性エネルギに変換して蓄積する回転電機の概略構成を示すブロック図。 回転エネルギを位置エネルギに変換して蓄積する回転電機の概略構成を示すブロック図。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態による回転電機1の概略構成を示すブロック図である。図1の回転電機1は、回転体11と初期駆動力付与部12とを備えている。
回転体11は、回転または移動する導体である移動体5の一主面上に離隔して対向配置されている。また、回転体11は、移動体5の回転または移動方向に応じて発生するローレンツ力によって所定の回転軸回りに回転する永久磁石2を有する。永久磁石2は、周状に配置された複数の磁極を有する。永久磁石2の磁極数は2以上の任意の数である。
初期駆動力付与部12は、移動体5が回転または移動中に回転体11が停止している場合に、回転体11に初期回転駆動力を付与する。初期回転駆動力とは、移動体5と永久磁石2との相対的な形状および位置関係により永久磁石2に発生するコギングトルクに対抗する力である。
コギングトルクは、移動体5と回転体11の永久磁石2との吸着力の不均一性が原因となって発生する。すなわち、回転体11の永久磁石2は、周方向に複数の磁極を有するため、回転体11の回転角度や回転位置によって移動体5への吸着力に強弱が生じ、これが原因となってコギングトルクが発生する。
コギングトルクが発生すると、移動体5が移動または回転しても、回転体11はなかなか回転しなくなる。そこで、初期駆動力付与部12にて回転体11に初期回転駆動力を付与することで、コギングトルクに打ち勝って回転体11を回転させることができる。
図2〜図4は移動体5の移動または回転により回転体11が回転する原理を説明する図である。図2は移動体5および回転体11の正面図、図3は回転体11の永久磁石2の磁極配置と磁化方向を示す図である。
図2に示すように、回転体11は、移動体5から離隔して配置されており、その回転軸2a周りに回転する。回転体11は、回転軸2a周りに一方向にのみ回転してもよいし、両方向に回転してもよい。
図1に示すように、永久磁石2の回転軸2aと、移動体5の回転軸5aとは平行に配置されており、永久磁石2の外周面2cに連なる一側面2dの少なくとも一部は、移動体5の外周面5bに連なる一側面5cに対向配置されている。より具体的には、永久磁石2が有する複数の磁極2bのうち、2つ以上の磁極2bが移動体5の一側面5cに対向配置されている。これにより、後述するように、永久磁石2と移動体5との磁気結合量を増やすことができ、移動体5の一側面5c上に生じる渦電流を増大させることができる。
移動体5は、例えば車両の車輪やホイールなどである。移動体5は、永久磁石2に対向配置された一側面5cに渦電流を発生させる。渦電流を発生できるように、移動体5の少なくとも一側面5cは、金属などの導電材料で形成されている必要がある。
本実施形態では、永久磁石2の各磁極2bからの磁束により、移動体5の一側面5cに渦電流を発生させる。よって、永久磁石2の一側面2dと移動体5の一側面5cとの間の間隔は、永久磁石2の各磁極2bからの磁束が移動体5に到達可能な範囲内に制限される。
永久磁石2の各磁極2bは、対向する永久磁石2の一側面2dに向かう方向またはその反対方向に磁化されている。また、永久磁石2の隣接する磁極2b同士の磁化方向は逆である。図3では、永久磁石2の各磁極2bの磁化方向を矢印で示している。図3に示すように、永久磁石2の一側面2dには、周状にN極とS極が交互に並んでいる。また、永久磁石2の移動体5に対向する一側面2dとは反対側の側面2eは、一側面とは逆極性になる。
図4は移動体5の一側面5cに発生する渦電流6a,6bにより永久磁石2が回転する原理を説明する図である。永久磁石2の一側面2d上に周状に並ぶ複数の磁極2bのうち、移動体5の一側面5cに対向配置された磁極2bからの磁束は、移動体5の一側面5c方向に伝搬する。永久磁石2の一側面2dと移動体5の一側面5cとの間は、エアギャップであり、永久磁石2からの磁極2bはこのエアギャップを伝搬する。
移動体5が回転すると、移動体5の一側面5cには、永久磁石2からの磁束の変化を妨げる方向に渦電流が生じ、この渦電流による磁束と永久磁石2からの磁束との相互作用(反発力および誘引力)により、永久磁石2は回転する。ただし、永久磁石2の一側面2dの表面速度は、対向する移動体5の一側面5cの表面速度よりも遅くなる。
例えば、永久磁石2のN極が移動体5の一側面5cに対向配置されている場合、N極の回転方向前方のエッジe1からの磁束が到達する移動体5の一側面5c部分に発生する渦電流6aの向きと、N極の回転方向後方のエッジe2からの磁束が到達する移動体5の一側面5c部分に発生する渦電流6bの向きとは相違している。N極の回転方向後方のエッジe2からの磁束により発生する渦電流6bは、N極からの磁束とは反対方向の磁束を発生させる向きに流れる。一方、N極の回転方向前方のエッジe1からの磁束が到達する移動体5の一側面5c部分に発生する渦電流6aは、N極からの磁束と同方向の磁束を発生させる向きに流れる。いずれの渦電流6a,6bも、移動体5の回転に伴う永久磁石2からの磁束の変化を妨げる方向に流れる。
上述したように、永久磁石2のN極の回転方向前方のエッジe1側では、渦電流6aによる磁束と永久磁石2のN極からの磁束との方向が同じになることから、互いに引き寄せ合う誘引力が働く。一方、永久磁石2のN極の回転方向後方のエッジe2側では、渦電流6bによる磁束と永久磁石2のN極からの磁束とは反対方向になることから、互いに反発し合う反発力が働く。永久磁石2の一側面2dの表面速度が、対向する移動体5の一側面5cの表面速度より遅い場合には、上述した、永久磁石2と渦電流6a、6bの関係が常に成り立つ。これにより、永久磁石2は、対向する移動体5の一側面5cの移動表面を追いかけるようにして、対向する移動体5の一側面5cの表面速度よりも遅い表面速度で回転することになる。なお、初期駆動力付与部12にて回転体11に初期回転駆動力を付与している間は、回転体11が移動体5よりも速い回転速度で回転する場合がありうる。よって、より正確には、初期駆動力付与部12が回転体11への初期回転駆動力の付与を停止して、その後回転体11が安定して回転している状態での回転体11の移動体5に対向配置される一側面2dの表面速度は、対向配置される移動体5の一主面5cの表面速度よりも遅くなる。
図2の例では、永久磁石2の移動体5に対向する一側面2dとは反対側の側面2eには、コイル3が対向配置されている。コイル3と、対向する永久磁石2の側面2eとの間には、エアギャップが設けられている。コイル3は固定されており、回転する永久磁石2からの磁束がコイル3を鎖交する。永久磁石2の周状に配置された複数の磁極2bの極性は、交互に変化するため、コイル3を鎖交する磁束はその向きが周期的に変化する交番磁束である。よって、コイル3には、永久磁石2からの磁束の変化を妨げる方向に誘導電流が発生し、この誘導電流を抽出することで、交流からなる誘導電力を生成することができる。このように、コイルを設けることで、移動体5の運動エネルギを電気エネルギに変換することができる。よって、コイルは発電機として機能する。
永久磁石2からの磁束は、図2の矢印y1,y2に示すように、コイル3を鎖交した後、空気中を伝搬して永久磁石2に戻る。磁束の通過する経路は磁路と呼ばれている。磁路の大部分が空気である場合、空気中の磁気抵抗は大きいことから、コイル3を通過する磁束密度が小さくなり、結果として誘導電流も小さくなる。また、磁束が空気中を伝搬している最中に磁束の漏れが生じたり、また、周辺の導電材料または磁性材料の影響で磁路が変化するおそれもある。そこで、2に示すように、コイル3を鎖交した磁束が通過する磁路内にヨーク4を設けるのが望ましい。ヨーク4は、鉄などの透磁率の高い材料で形成されており、例えば、コイル3の永久磁石2に対向する面と反対側の面にヨーク4を密着配置することで、コイル3を鎖交した磁束を漏れなくヨーク4に導いて、ヨーク4内を通って永久磁石2に戻すことができる。これにより、磁束の漏れを防止でき、磁気効率を高くすることができる。
なお、本実施形態による回転電機1においては、コイル3とヨーク4は必須の構成部品ではない。発電機能を持たない回転電機1であっても、図1に示す回転体11と初期駆動力付与部12を備えていれば、回転体11を速やかに回転させるという本実施形態による効果を得ることができる。
上述したように、移動体5が移動または回転すると、移動体5の表面には渦電流が発生し、この渦電流による磁束と永久磁石2の磁束との誘引力および反発力により、回転体11は移動体5と同じ回転方向に回転する力が発生する。よって、回転体11は、移動体5が移動または回転を開始すると、回転を開始する。また、移動体5の移動速度または回転速度が速くなるほど、回転体11を回転させる力も強くなる。
ところが、上述したように、移動体5と回転体11の永久磁石2との相対的な形状および位置関係によってコギングトルクが発生し、回転体11の回転停止位置によってコギングトルクの大きさが変化する。コギングトルクが最大の位置で回転体11が回転を停止すると、その後に回転体11の回転を開始させるには、その位置でのコギングトルクに打ち勝つだけの回転駆動力が必要となる。この回転駆動力を付与するのが図1に示す初期駆動力付与部12である。
初期駆動力付与部12は、コギングトルクが最大の位置で回転体11が回転を停止した場合でも、回転体11の回転を再開できる程度の初期回転駆動力を回転体11に付与する。このように、初期駆動力付与部12は、回転体11の回転を促進するためのアシスト機能を有する。
回転体11に初期回転駆動力を付与することで、回転体11は回転しやすくなり、移動体5が移動または回転を開始すると、速やかに回転体11は回転を開始するようになる。
図2〜図4では、移動体5が回転する例を示したが、移動体5は所定方向に移動するものであってもよい。
図5は移動体5が回転ではなく一方向に移動する場合の回転電機1の一例を示す図である。移動体5の一主面8aと永久磁石2の一側面2dとが離隔して配置されている。移動体5は、例えば、図5の矢印の向きに移動する。あるいは、移動体5は、矢印の向きとその反対側の向きとの双方向に移動してもよい。移動体5の少なくとも一主面8aは、渦電流を発生させる導電材料で形成されている。図5の場合の動作原理は、図4と同じである。永久磁石2の一側面2dに対向配置された移動体5の一主面8a上に、永久磁石2からの磁束の変化を妨げる向きに渦電流が発生する。この渦電流による磁束と永久磁石2からの磁束との相互作用(反発力および誘引力)により、永久磁石2は移動体5の移動方向に応じた方向に回転する。
移動体5は、それ自身が移動する場合だけでなく、永久磁石2に対して相対的に移動するものでもよい。例えば、移動体5を列車が走行するレールとし、回転自在の永久磁石2と、固定されたコイル3およびヨーク4とを備えた列車をレール上で走行させ、レールの一側面に永久磁石2の一側面2dを対向配置させる場合にも本実施形態を適用可能である。このように、移動体5は、永久磁石2に対して相対的に移動するものでもよい。
初期駆動力付与部12は、例えば、電気力および磁気力の少なくとも一つを利用して、回転体11に初期回転駆動力を付与する。電気力および磁気力を発生させる一代表例は、モータである。例えば、モータの回転軸を回転体11の回転軸と一体化することで、モータの回転駆動力を直接回転体11の回転駆動に利用することができる。
このように、第1の実施形態では、回転体11の永久磁石2にコギングトルクが発生したとしても、回転体11に初期駆動力を付与することで、回転体11を回転しやすくすることができる。よって、移動体5が移動または回転を開始すると迅速に、すなわち、移動体5の移動速度または回転速度が遅い間であっても、回転体11は回転を行うようになり、移動体5の運動エネルギを回転体11の回転エネルギに効率よく変換できる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態は、回転体11にモータおよび発電機として機能する電気機械を接続するものである。
図6は本発明の第2の実施形態による回転電機1を備えた非接触発電機10のブロック図である。第2の実施形態による非接触発電機10は、図2のコイル3を省略する代わりに、回転体11の永久磁石2の回転軸2aに接続されたモータ発電機兼用装置13と、蓄電器14と、駆動制御部15とを備えている。回転体11の永久磁石2は、回転軸2aの軸端に配置された不図示のヨークに接合されている。回転体11、ヨークおよび回転軸2aは、一体に回転自在とされている。
モータ発電機兼用装置13は、回転軸2aを回転させる駆動力を発生するモータと、回転軸2aの回転エネルギを電気エネルギに変換する発電機とを兼用する装置である。モータ発電機兼用装置13の内部構成は問わないが、例えば、回転軸2aとともに回転する不図示のロータおよびステータと、ステータに巻回されたコイルとを有する。
モータ発電機兼用装置13をモータとして動作させる場合は、ロータを回転させて回転軸2aを回転させる。モータ発電機兼用装置13を発電機として動作させる場合は、ステータに巻回されたコイルにて発生した誘導起電力を蓄電器14に蓄電する。このように、移動体5の運動エネルギは、モータ発電機兼用装置13にて電気エネルギに変換され、この電気エネルギが蓄電器14に蓄電される。
モータ発電機兼用装置13をモータとして動作させる場合の駆動電源は、蓄電器14に蓄電された電気エネルギである。モータ発電機兼用装置13は、図1の初期駆動力付与部12の機能を具備している。具体的には、モータ発電機兼用装置13をモータとして動作させることにより、初期駆動力付与部12の動作を行うことになる。
駆動制御部15は、回転体11が回転停止中に移動体5が回転または移動を開始した場合に、蓄電器14に蓄電された電気エネルギを放電させてモータ発電機兼用装置13に供給し、回転体11が回転を開始した後はモータ発電機兼用装置13で変換した電気エネルギを蓄電器14に充電させる制御を行う。また、駆動制御部15は、モータ発電機兼用装置13が負荷16を駆動する制御を行う。
図6は、移動体5の運動エネルギを電気エネルギに変換して蓄電器14に蓄電する例を示したが、蓄電器14に蓄電する電気エネルギは、移動体5の運動エネルギを変換した電気エネルギとは無関係の電気エネルギであってもよい。例えば、蓄電器14は、予め蓄電されたバッテリであってもよいし、太陽光や風力などの自然エネルギを電気エネルギに変換して蓄電してもよいし、車両等の回生エネルギを電気エネルギに変換して蓄電してもよい。
このように、第2の実施形態によるモータ発電機兼用装置13は、蓄電器14に蓄電された電気エネルギを利用して、モータ発電機兼用装置13を駆動して、回転体11に初期駆動力を付与する。すなわち、本実施形態によれば、非接触発電機10に備わっているモータ発電機兼用装置13を用いて、回転体11に初期駆動力を付与するため、別個に専用の初期駆動力付与部12を設ける必要がなくなり、構成を簡略化できる。また、移動体5の運動エネルギを電気エネルギに変換して蓄電器14に蓄電し、その蓄電電力を利用して、回転停止中の回転体11に対して初期回転駆動力を付与することもできる。これにより、外部電源を用いることなく、回転体11に初期回転駆動力を付与でき、外部電源を確保することが困難な環境下であっても、コギングトルクの影響を受けずに、回転体11を速やかに回転させることができる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態は、電気エネルギ以外のエネルギを蓄積して、蓄積したエネルギを用いて回転体11に初期駆動力を付与するものである。電気エネルギ以外のエネルギとは、流体エネルギや、弾性エネルギなどの機械エネルギや、位置エネルギである。第3の実施形態は、流体エネルギ、機械エネルギまたは位置エネルギを蓄積して、その蓄積エネルギを用いて回転体11に初期駆動力を付与する。
図7は第3の実施形態による回転電機1の概略構成を示すブロック図である。図7の回転電機1は、移動体5の移動による運動エネルギに応じた回転体11の回転エネルギを流体エネルギに変換する流体エネルギ変換器21と、変換された流体エネルギに応じた圧力を蓄圧する蓄圧器22と、移動体5の移動による運動エネルギに応じた回転体11の回転エネルギを流体エネルギ変換器21に伝達するか否かを切り替えるエネルギ伝達切替器23と、駆動制御部24とを備えている。
流体エネルギ変換器21は、回転体11の回転エネルギを、気体または液体からなる各種の流体のエネルギに変換する。より具体的には、流体エネルギ変換器21は、回転体11の回転エネルギを、風圧、蒸気圧、水圧、油圧などの流体エネルギに変換する。流体エネルギ変換器21は、流体が気体の場合にはコンプレッサを有し、流体が水等の液体の場合にはポンプを有する。
蓄圧器22は、流体の圧力を蓄圧するアキュムレータである。流体エネルギ変換器21が変換した流体エネルギが大きいほど、蓄圧器22に蓄圧される流体の圧力は高くなる。蓄圧器22には、後述するように弁が設けられており、この弁を閉じることで、蓄圧器22に蓄圧された流体の圧力を保持する。
エネルギ伝達切替器23は、蓄圧器22が最大圧力に達してそれ以上蓄圧できない場合に、流体エネルギ変換器21の出力を解放するか、回転体11との接続を物理的に切り離す。解放した流体エネルギは、例えば負荷16を駆動するために用いられる。
駆動制御部24は、回転体11の回転エネルギを流体エネルギ変換器21にて流体エネルギに変換させ、変換された流体エネルギに応じた圧力を蓄圧器22に蓄積する制御を行う。また、駆動制御部24は、回転体11が回転停止中に移動体5が回転または移動を開始した場合に、蓄圧器22に蓄積された圧力を利用して、回転体11に初期駆動力を付与する。
図8は図7の回転電機1のより詳細なブロック図であり、流体が気体の例を示している。図8の回転電機1は、エネルギ伝達切替器23に対応するクラッチ25と、流体エネルギ変換器21に対応する圧縮器26と、駆動制御部24に対応する蓄放圧制御部27と、圧縮器26と蓄圧器22との間で気体を開閉する第1弁28と、圧縮器26と蓄放圧制御部27との間で気体を開閉する第2弁29とを備えている。
図8の回転電機1の始動時には、第1弁28を閉から開に、第2弁29を閉にして、クラッチ25をオンする。これにより、蓄圧器22に蓄圧された圧力により、圧縮器26から気体が解放されて、その際の気圧により回転体11に初期駆動力が付与される。
蓄圧器22への蓄圧時は、始動時と同様に、第1弁28を閉から開に、第2弁29を閉にして、クラッチ25をオンする。これにより、回転体11の回転エネルギに応じて圧縮器26は気体を圧縮し、その圧縮された気圧により蓄圧器22は蓄圧処理を行う。
蓄圧器22への蓄圧を行わない通常時は、第1弁28は閉に、第2弁29は開に、クラッチ25はオンする。あるいは、第1弁28は閉に、第2弁29は開または閉に、クラッチ25はオフする。
蓄圧器22に蓄圧されたエネルギが一定以上になると、それ以上蓄圧する必要はなくなる。この場合、回転体11からのエネルギをできるだけ負荷のみに供給したい。そこで、まず第1弁28を閉じて、蓄圧器22に蓄圧されたエネルギを保持する。また、圧縮器26が圧縮した気体を逃がすために第2弁29を開いて、大気中に放出する。この状態では、蓄圧器22は蓄圧処理を行わないため、圧縮器26の回転による機械損や配管内を流体が流れることによる損失のみとなり、回転体11からのエネルギが負荷に供給される。この場合、クラッチ25をオフした方が、圧縮器26の損失がなくなるため有利である。なお、第1弁28と第2弁29の機能をまとめた3方向弁を設けてもよい。
図9は移動体5の移動による運動エネルギに応じた回転体11の回転エネルギを弾性エネルギに変換して蓄積する回転電機1の概略構成を示すブロック図である。図9の回転電機1は、回転体11の回転エネルギを弾性エネルギに変換して蓄積する弾性エネルギ蓄積器31と、移動体5の移動による運動エネルギに応じた回転体11の回転エネルギを弾性エネルギ蓄積器31に伝達するか否かを切り替えるエネルギ伝達切替器32と、駆動制御部33とを備えている。
弾性エネルギ蓄積器31は、例えばぜんまいバネで構成可能である。また、ボールネジとバネやゴムなどの弾性部材とを組み合わせることで、回転体11の回転方向を直線方向に変換して、弾性部材を伸縮させることができる。弾性部材を伸縮させた状態でロックさせる機構を設けることで、弾性部材の弾性エネルギを保持することができる。駆動制御部33は、回転体11の始動時には、弾性エネルギ蓄積器31に蓄積された弾性エネルギを利用して、回転体11に初期駆動力を付与する。
図10は移動体5の移動による運動エネルギに応じた回転体11の回転エネルギを位置エネルギに変換して蓄積する回転電機1の概略構成を示すブロック図である。図10の回転電機1は、回転体11の回転エネルギを位置エネルギに変換して蓄積する位置エネルギ蓄積器41と、移動体5の移動による運動エネルギに応じた回転体11の回転エネルギを位置エネルギ蓄積器41に伝達するか否かを切り替えるエネルギ伝達切替器42と、駆動制御部43とを備えている。
位置エネルギ蓄積器41は、簡易な構成としては、滑車と錘を用いて構成することができる。例えば、滑車の回転軸2aが回転体11の回転軸2aと同期して回転するようにする。これにより、回転体11が回転すると、錘が持ち上がり、錘が持ち上がることによる位置エネルギが位置エネルギ蓄積部に蓄積される。持ち上がった錘をその位置に保持するロック機構を設けることで、位置エネルギを利用して、回転体11に初期駆動力を付与することができる。
このように、第3の実施形態は、移動体5の移動による運動エネルギに応じた回転体11の回転エネルギを、電気エネルギ以外のエネルギの形態で蓄積して、蓄積されたエネルギを動力源として、回転体11に初期駆動力を付与する。これにより、第2の実施形態と同様に、外部電源を確保できない場所であっても、回転体11に初期駆動力を付与でき、回転体11の回転効率を向上できる。
本発明の態様は、上述した個々の実施形態に限定されるものではなく、当業者が想到しうる種々の変形も含むものであり、本発明の効果も上述した内容に限定されない。すなわち、特許請求の範囲に規定された内容およびその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更および部分的削除が可能である。
1 回転電機、2 永久磁石、3 コイル、4 ヨーク、5 移動体、11 回転体、12 初期駆動力付与部、13 モータ発電機兼用装置、14 蓄電器、15 駆動制御部、21 流体エネルギ変換器、22 蓄圧器、23 エネルギ伝達切替器、24 駆動制御部、25 クラッチ、26 圧縮器、27 蓄放圧制御部、28 第1弁、29 第2弁、31 弾性エネルギ蓄積器、32 エネルギ伝達切替器、33 駆動制御部、41 位置エネルギ蓄積器、42 エネルギ伝達切替器、43 駆動制御部

Claims (10)

  1. 回転または移動する導体である移動体の一主面上に離隔して対向配置され、前記移動体の回転または移動方向に応じて発生するローレンツ力によって所定の回転軸回りに回転する永久磁石を有する回転体と、
    前記回転体が回転停止中に前記移動体が回転または移動を開始した場合に、前記回転体に初期回転駆動力を付与する初期駆動力付与部と、を備える、回転電機。
  2. 前記初期回転駆動力は、前記移動体と前記永久磁石との相対的な形状および位置関係により前記永久磁石に発生するコギングトルクに対抗する力である、請求項1に記載の回転電機。
  3. 電気エネルギを蓄電する蓄電器を備え、
    前記初期駆動力付与部は、前記蓄電器に蓄電された前記電気エネルギを利用して、前記初期回転駆動力を付与する、請求項1または2に記載の回転電機。
  4. 前記回転体の回転による運動エネルギを電気エネルギに変換する発電部を備え、
    前記蓄電器は、前記発電部で変換された前記電気エネルギの少なくとも一部を蓄電する、請求項3に記載の回転電機。
  5. 前記回転体が回転停止中に前記移動体が回転または移動を開始した場合に、前記蓄電器に蓄電された前記電気エネルギを放電させて前記初期駆動力付与部に供給し、前記回転体が回転を開始した後は前記発電部が変換した前記電気エネルギを前記蓄電器に充電させる充放電制御部を備える、請求項4に記載の回転電機。
  6. 前記発電部および前記初期駆動力付与部は、一体に構成されたモータ発電機兼用装置である、請求項4または5に記載の回転電機。
  7. 前記初期駆動力付与部は、電気力および磁気力の少なくとも一つを利用して、前記回転体に前記初期回転駆動力を付与する、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の回転電機。
  8. 前記初期駆動力付与部は、流体エネルギ、機械エネルギおよび位置エネルギの少なくとも一つを利用して、前記回転体に前記初期回転駆動力を付与する、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の回転電機。
  9. 前記回転体は、前記移動体の前記一主面上に前記永久磁石からの磁束の変化を妨げる方向に発生される渦電流に基づいて前記永久磁石に働く反発力および誘引力により、前記第1回転軸周りに回転する、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の回転電機。
  10. 回転または移動する導体である移動体の一主面上に離隔して対向配置され、前記移動体の回転または移動方向に応じて発生するローレンツ力によって所定の回転軸回りに回転する永久磁石を有する回転体と、
    前記回転体の回転による運動エネルギを電気エネルギに変換する発電部と、
    前記移動体が回転または移動中に前記回転体が停止している場合に、前記回転体に初期回転駆動力を付与する初期駆動力付与部と、を備える非接触発電機。
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