JPH0223077A - 磁石動力機関 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）本発明は、磁石原動機に関するものである。

（ロ）本発明の目的は、永久磁石が電磁石を使用して、
回転運動か、直進往復運動等を発生させる原理と構造の
提供にある。

（ハ）本発明の特徴は、対向する磁石相互間に働く、吸
引力、反発力等の推力を、機械式の方法を使用して、運
動の方向に推力を変換させた点にあります。

従来の磁石原動機の形式は、対向する磁極間の、水平方
向の運動発生において単に相互間に働く磁力線の角度変
位とか、中間金属板のＯＮ閉等、の水平運動の方向に働
く磁力線の処理を目的としています。

而し対向磁石の特性として水平方向の運動推力は極めて
、小出力であります。

従って、強力な運動出力の発生は不可能な状態でありま
した。

本発明においては、対向する磁極の垂直方向に働く、磁
石本来の吸引、反撥力を主体とすることに着目し、対向
方向のエイ、ルギーを先ず生起させ、発生した推力を運
動の方向に充当させる、エネルギー循環の原理による、
強力な出力を有する磁石原動機の提供が可能となりまし
た。

に）第１図の実施例により、運動の原理と構造を説明し
ます。

先ず、本機関の起動は、手動による人力かモーター等の
外部動力により、回転を始めることが条件となります。

第１図の、対向極の相対位置においては、２、の回転板
はＳ極であり１．１．の固定側は、Ｎ極である故をこ、
３．の垂直方向の往復連動棒は、吸引されて、回転極４
．に接近して行きます。従って、垂直軸に連結された、
１２゜の吐出シリンダーのピストン軸は内部液体を圧迫
し、１３．の出力シリンダーピストンを押出し、５．の
ラック爪を介して、６．のラチェブト歯車を押付け、回
転板を１０．の運動方向に全推力をもって運動を発生さ
せます。

垂直方向の接近完了時点において、回転板も移動し次の
７．の反撥極に到達する位置となります。従って、相互
にＮ極となる故をこ、３．の往復連動棒は、反転上昇に
移り、１２、のシリンダー内部液体は、１３．のシリン
ニＪダーより液体を回流させ上昇復帰して行きます。従
って、５．のラチェツト爪を後退します。

後退過程において、図面には表示していませんが、１．
の固定側に設置した、次の往復連動棒が、推進行程には
入り、この回転板を１０．の方向に更に押進めて行きま
す。

３、の往復連動棒を、３組以上、固定側に設けてあれば
、常にいずれかの極が回転加速を作動させている状態と
なり出力は安定します。

３、の連動棒が、上昇限界に達した時、再び次のＳ極が
到来し、往動行程に移り、連続回転を続けます。

即ち永久磁石による回転運動の成立であります。

（ホ））回転板の水平方向運動に関して、磁極を接近さ
せた場合、問題となるのは、同極性接近進入時の反撥抵
抗と、異性極相互の離脱時の吸引抵抗であります。

本機関においては、往復連動棒を、複数設置とし、更に
、同極性対向位置と、異極性対向位置とを１組とし、各
々の極の接近進入角度と離脱角度の位相を同期さすこと
により、反撥力と吸引力を相殺することにおいて水平運
動方向の抵抗を減少させることが可能となります。

従って、垂直運動の全推力を、回転方向のエネルギーと
して出力することが出来ます。

（へ）尚、出力の方式としては、液体シリンダーに替え
て、クランク軸等により、直接ラチェット機構を作動さ
せるか、一方向クラッチ等による回転出力方式が可能で
す。

亦、ラチェツト軸端に磁石を附設し、回転極等に反応さ
せ、無接触で推力の伝達も可能です。

更に、回転板に設けた、磁極を平面板上に配置すればり
ニヤモーターとして作動します。

復動の場合は、ラチェツト爪を別型に替えるか、ラチェ
ツト軸、クランク軸の方向を替える等により可能です。

亦、磁極の配置においては、回転側及び固定側の、異極
交互配置を、同極配置方式に替え、可動棒を、平バネ等
で保持する方式、ＮＳ　Ｓ極の逆配置方式等も可能です
。

亦、固定側か、運動側か、どちらかの磁極を、磁性体金
属とする方式も可能です。

更に第２図の実施例の如く、回転部に往復動極を設ける
ことも可能であり、更に、固定部、回転部共に、往復動
極とする方式も可能です。

第２図の方式においては、１９．の往復動極の遠心力と
スプリングの力がバランスするように留意することが必
要です。

亦、第２図の方式においては電磁石を使用していますが
、電気回路を、超電導回路として製造も可能です。

亦、電磁石の場合は、位置センサ等により対向磁極の進
入完了を確認し、通電を断続せる方式も有効です。

亦、回転部を電磁石とする方式も可能です。

亦、第２図の配置において、固定側も、永久磁石とする
配置も可能です。

尚、本機関は、電磁石使用の場合を除き、部品の破損し
ない限す１．半永久回転を続けますが、停止さす場合は
、固定側棒を引離すかラチェツト爪を、歯車より引放す
か、ブレーキを負荷する等により停止します。

（ト）以上が本機関の運動の原理と構造の説明ですが、
最大の効果とするところは、永久磁石に内在するエネル
ギーを、運動エネルギーとして取出し得た点にあります
。

即ち、未来のエネルギーの革命をもたらす新たな運動原
理の提供にあります。

更に磁力の増強、複数並列設置等により、大出力機関の
製造も可能となる重要な発明であります。

【図面の簡単な説明】

第１図は第１実施例の動作説明図です。 第２図は第２実施例の動作説明図です。 （１）固定側 （２）回転側 （３）往復動磁極 （４）回転側Ｓ極 （５）　　ラチェツト爪 （６）　　ラチェット歯車 （７）回転側Ｎ極 （８）　　ラチェツト軸 （９）　　スプリンーグ （１）回転方向 （ロ）往復動方向 （９）吐出シリンダー （資）出力シリンダ− （ロ）クランク軸 （至）一方向クラッチ （至）回転軸 （ロ）電磁コイル （ト）配管 （ト）往復動磁極 （イ）固定側磁極

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 動力機関の固定側と運動側に、永久磁石か、電磁石を、
   磁極を対向させて設置する。 運動側の運動方向は、対向する磁極の垂直 方向に対して、直角か斜角等の水平方向とする。水平方
   向の磁極の接近時に、磁極相互間の、吸引力、反発力等
   により、磁極を、磁極の対向方向に、往復運動をさせる
   如くし、往復運動をする磁極の推力を、クランク軸、シ
   リンダー等により、回転、直進等の水平運動方向に転換
   させることによって成る、磁石運動発生の原理を使用す
   る磁石動力機関。