JP2000050616A - 磁力モーター - Google Patents

磁力モーター

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JP2000050616A
JP2000050616A JP10212158A JP21215898A JP2000050616A JP 2000050616 A JP2000050616 A JP 2000050616A JP 10212158 A JP10212158 A JP 10212158A JP 21215898 A JP21215898 A JP 21215898A JP 2000050616 A JP2000050616 A JP 2000050616A
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rotor
stator
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magnets
planets
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Tadao Oi
忠男 大井
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OI TEKKOSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】永久磁石の磁力だけで回転する磁力モーターを
提供する。 【解決手段】回転軸69に固定されたローターマグネッ
ト71及び遊星ギア85を有する6個の遊星子67、遊
星ギア85が噛合したセンターギア87a、センターギ
ア87aと同軸の回転中心を有しその軸回りに複数の遊
星子67を等間隔に配列した状態で各々回転自在に支持
したローターベース63及びローターキャップ65、ロ
ーターマグネット71の列を囲んだ一対の外側ステータ
マグネット33N、33S、並びに内側ステータマグネ
ット37N、37Sを備え、ローターマグネット71
は、その回転中心を挾んだ両側で極性が異なり、ステー
タマグネット33N,33S,37N,37Sの周方向
における長さは、遊星子の配列ピッチより長くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、永久磁石の磁力だ
けで回転する磁力モーターに関する。
【0002】
【従来の技術】今日、原動機としてのモーターには各種
あり、その中でも、電動機(電気モーター)は、家庭
用、事業用その他各種の装置に多用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、電動機は当
然に電力を必要とするので、電力の無い状態では全く働
くことができず、自動車や可搬型機械等のように絶えず
移動する装置に用いる場合は、大型のバッテリーを付帯
しなければならないといった問題がある。電動機が殆ど
全ての機械装置に用いられているために、今日の電力消
費量は膨大なものになっていて、その需要を満たすため
に化石燃料を大量に消費したり、安全性に問題があると
する意見のある原子力発電を更に増やさなければならな
いといった大きな社会問題の原因にもなっている。
【0004】本発明は上記した従来の問題点に鑑みて為
されたものであり、永久磁石の磁力だけでローターを回
転駆動させることができる磁力モーターを提供すること
を目的とする。また、本発明は、回転方向や回転速度の
制御を自在に行うことができる磁力モーターを提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明磁力モーターは、同軸上で一体的に回転する
ローターマグネット及び遊星ギアを有する複数個の遊星
子と、上記遊星ギアが噛合したセンターギアと、このセ
ンターギアと同軸の回転中心を有しその軸回りに前記複
数の遊星子を等間隔に配列した状態で各々回転自在に支
持したローター部材と、前記ローターマグネットの列に
外側から近接した円周上に配置され互いに極性を異にし
て反対側に位置した少なくとも一対の外側ステータマグ
ネットと、前記ローターマグネットの列に内側から近接
した円周上に配置され互いに極性を異にして反対側に位
置した少なくとも一対の内側ステータマグネットとを備
え、ローターマグネットはその回転中心を挾んだ両側で
極性が異なり、前記ステータマグネットの周方向におけ
る長さは少なくとも前記遊星子の配列ピッチより長くし
たものである。
【0006】この構造にあっては、ローターマグネット
は対向するステータマグネットの磁極と反対の磁極が正
対した全吸引姿勢となった状態においてのみステータマ
グネットによりロックされ、この全吸引姿勢とは反対の
全反発姿勢となった状態においては回転力の付与及びロ
ックのいずれも受けず、これら以外の姿勢においては、
ステータマグネットに対する姿勢即ち極性の位相に応じ
た方向への回転力を与えられ、この回転力によって遊星
子が円周上を移動、即ち公転し、この公転がモーターの
回転力として出力される。
【0007】そして、遊星子は1回自転する間に半回公
転してステータマグネットに対向する極性を反転させる
ので、ローターマグネットが全吸引姿勢になる少なくと
も直前にステータマグネットとの対向が外れるように、
ローターマグネットのステータマグネットに対する位相
を設定することで、ローターマグネットはステータマグ
ネットと対向する間、常に、回転力を与えられることに
なる。このタイミングを実現するための要件は、ステー
タマグネットの周方向における長さを少なくとも遊星子
の配列ピッチより長く且つ中心角で180°未満の長さ
にすることである。
【0008】本発明で使用するマグネットの着磁形態と
しては幾つか考えられるが、望ましくは、ステータマグ
ネットの着磁を、その磁力線がステータマグネットの円
弧中心から放射方向へ延びるように行い、ローターマグ
ネットの着磁はその磁力線が極性境界面と直交する方向
へ平行束となるように行うと良い。マグネットの着磁を
このようにすると、ローターマグネットがステータマグ
ネットのいずれの位置に対向しても、ステータマグネッ
トがローターマグネットに作用する磁界は常に変わらな
いので、ローターマグネットに与えられる回転力が安定
したものになる。この他の着磁形態は、ステータマグネ
ットとローターマグネットとの相対的関係において設定
すれば良く、場合によっては、ローターマグネットの着
磁を、その中心から放射方向へ磁力線が延びるように行
うことも考えられる。
【0009】本発明における遊星子の数に特別な制約は
無いが、概ね3個乃至9個程度が良く、限られた空間を
最大限に活用して回転力を十分引き出すには現実的に6
個程度が望ましいと思われる。また、本発明におけるス
テータマグネットの数は、2乃至8の偶数個とするのが
良い。
【0010】本発明を実施するに際しては、センターギ
アを回転させて全ての遊星子の姿勢を一括して変更する
ことでローター部材の回転状態を選択的に切換える制御
手段を設けると良い。すなわち、遊星子の姿勢を変更す
ると、ローターマグネットのステータマグネットに対す
る極性変化の位相が変更されるので、回転方向や回転力
が切換えられ、又はロックすることができ、電動機と比
較して遜色の無い機能を持たせることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態に係
る磁力モーターを図面に従って説明する。図面に示した
磁力モーター1は、ステータ側マグネットを2個周方向
へ配列した2極型のものである。
【0012】3は磁力モーター1のハウジングを示す。
このハウジング3は、前後(図1における左下方へ向か
う方向を前側とする。)両面が開口した円筒状を為す中
間ボディ5と、この中間ボディ5の前面を塞いだフロン
トカバー7と、中間ボディ5の後面を塞いだリアカバー
9と、中間ボディ5が着座して固定された据付ベース1
1(図1参照)とから構成されており、これら各部はス
テンレスやアルミ青銅等の非透磁性金属によって形成さ
れている。
【0013】フロントカバー7は、円板形をした前端壁
7aと、その外周部から後方へ突出した環状周壁7bと
から成り、この環状周壁7bがボルト13によって中間
ボディ5に固定される。前端壁7aの中心部には円形の
ベアリング取付孔7cが形成され、このベアリング取付
孔7cの周縁部には前方へ突出した環状突部7dが形成
されている。
【0014】ベアリング取付孔7cには後述する回転出
力体を支持するためのボールベアリング15が取り付け
られ、環状突部7dには上記ボールベアリング15の外
輪を押さえるベアリング押さえ17が取り付けられてい
る。このベアリング押さえ17の孔にはオイルシール1
9が装着されている。
【0015】リアカバー9は、円板状の後端壁9aと、
その外周部から前方へ突出した環状周壁9bとから成
り、この環状周壁9bがボルト21によって中間ボディ
5に固定される。後端壁9aの中心部には円形のステー
タ軸挿入孔9cが形成され、このステータ軸挿入孔9c
の周縁部には後方へ突出した環状突部9dが設けられて
いる。
【0016】後端壁9aは比較的厚肉で、その前面には
後端壁9aの中心と同心の大きな円形凹部23が形成さ
れ、この円形凹部23の上側には左右方向へ延びる横断
面円形のウオーム配置孔25が形成されており、このウ
オーム配置孔25は円形凹部23と対応する位置におい
てこの円形凹部23に開口している。リアカバー9の外
周面には比較的短い円筒状をしたウオーム通し部27が
固定されている。このウオーム通し部27は上記ウオー
ム配置孔25と同軸上に位置し、ウオーム配置孔25は
リアカバー9の周壁を貫通してウオーム通し部27の孔
と通じている。このウオーム配置孔25には後述するウ
オームギアが設けられる。
【0017】31はステータ部を示し、このステータ部
31は、2つの外側ステータマグネット33S、33N
と、ステータ軸35と、2つの内側ステータマグネット
37S、37Nとから成る。外側ステータマグネット3
3S、33Nは、円筒を径方向で略2つ割りしたような
形をしており、前後方向における長さは中間ボディ5の
前後長より稍短く、外周面の曲率は中間ボディ5の内周
面の曲率と一致しており、周方向においては中心角で1
35°の大きさになっている。
【0018】外側ステータマグネット33Nの着磁はそ
の内周面がN極になるように行われ、外側ステータマグ
ネット33Sの着磁はその内周面がS極になるように行
われており、その磁力線の向きが、図7(A)に破線で
示すように、これら外側ステータマグネット33N、3
3Sの円弧中心からの放射方向となるように為されてい
る。
【0019】このような外側ステータマグネット33
N、33Sは、中間ボディ5の内周面に互いに反対側に
位置するように固定され、これら2つの外側ステータマ
グネット33Nと33Sとの周方向における間隔は鉄製
の透磁性部材39によって埋められている。従って、外
側ステータマグネット33Nと33Sの互いに隣接する
端部どうしは透磁性部材39によって閉磁路を形成し、
この端部においては磁力線が殆ど漏れないことになる。
【0020】ステータ軸35は、ハウジング3の全長よ
り稍短い円柱状を為すように形成され、その前側略半部
はその余の部分より大径なマグネット取付部35aにな
っている。
【0021】内側ステータマグネット37N、37S
は、前後方向から見た形が外側ステータマグネット33
N、33Sの同方向から見た形と相似形をしており、前
後長は外側ステータマグネット33N、33Sの前後長
と一致している。この内側ステータマグネット37N、
37Sはステータ軸35のマグネット取付部35aの外
周面に互いに反対側に位置するように固定され、これら
の周方向における間隔は透磁性部材39´によって埋め
られている。従って、この内側ステータマグネット37
N、37Sの互いに隣接する端部どうしも透磁性部材3
9によって閉磁路を形成し、この端部においては磁力線
が殆ど漏れないことになる。
【0022】内側ステータマグネット37Nの着磁はそ
の外周面がN極になるように行われ、内側ステータマグ
ネット37Sの着磁はその外周面がS極になるように行
われており、且つ、その磁力線の向き(図7(A)に破
線矢印で示す)が、外側ステータマグネット33N、3
3Sと同様、これら内側ステータマグネット37N、3
7Sの円弧中心からの放射方向となるように為されてい
る。
【0023】そして、ステータ軸35の後端部はリアカ
バー9の前記ステータ軸挿入孔9cに挿入されると共
に、押しネジ41によってリアカバー9に固定され、前
端部は後述するローターキャップと出力軸を介してフロ
ントカバー7に回転自在に支持される。
【0024】従って、ステータ軸35はハウジング3内
の軸心上に配置され、これに取り付けられた外側ステー
タマグネット33N、33Sと内側ステータマグネット
37N、37Sとは環状の空間を空けて互いに同心円上
に位置する。ステータ軸35の取付は、図6等に示すよ
うに、内側ステータマグネット37Nと外側ステータマ
グネット33Sとが対向し、内側ステータマグネット3
7Sと外側ステータマグネット33Nとが対向する向き
で行う。
【0025】45は回転出力体を示す(図1から図3を
参照)。この回転出力体45は、後述するローター部と
結合される円板形の結合プレート47と、この結合プレ
ート47の中心から前方に向かって垂直に突出した出力
軸49とがステンレス等の金属によって一体に形成され
て成る。結合プレート47の直径はハウジング3の内径
より稍小さく、その後面の中央部には環状突部47aが
形成され、この環状突部47aにボールベアリング51
が装着されている。
【0026】回転出力体45は、その出力軸49の根本
近くが、フロントカバー7に装着されている前記ボール
ベアリング15を通されることでハウジング3に回転自
在に支持され、出力軸49の前半部がハウジング3から
前方へ突出する。フロントカバー7に取り付けられた前
記オイルシール19には出力軸49の略中間部が挿通さ
れ、それにより、出力軸49とハウジング3との間がオ
イルシールされる。
【0027】61はローター部を示し、ローターベース
63と、ローターキャップ65と、これらローターベー
ス63とローターキャップ65とに回転自在に支持され
た第一から第六の遊星子67−1乃至67−6(この第
一から第六の順位番号は、これら遊星子67の位相や向
きや動作順序を説明するために便宜上用いるものであっ
て、構造や機能に違いは無い。また、この順位は前側か
ら見た時計回り方向での順位を表している。)とから構
成され、ローターベース63とローターキャップ65は
ステンレスやアルミ青銅等の非透磁性材料によって形成
されている。
【0028】ローターベース63は、円板形をしたベー
スプレート63aと、このベースプレート63aの前面
から柱状に立った6つの遮蔽体63bとが一体に形成さ
れて成る。ベースプレート63aの直径は、回転出力体
45の結合プレート47の直径と略等しく、その中心部
にベアリング取付孔63cが形成されると共に、このベ
アリング取付孔63cと外周縁との間の領域に周方向へ
等間隔で配列された別の6つのベアリング取付孔63d
が形成されている。
【0029】遮蔽体63bは、ベースプレート63aの
外周部を除く領域のうち、6つのベアリング取付孔63
dの各々の間から突出しており、その横断面形状はベア
リング取付孔63dの間の形状と相似形をしている。ロ
ーターキャップ65はローターベース63のベースプレ
ート63aと同じ大きさの円板形をしており、中心部の
結合孔65aとその回りに配列された6つの別のベアリ
ング取付孔65bが形成されている。
【0030】6つの遊星子67−1乃至67−6は、そ
れぞれ、円柱状をした回転軸69と、この回転軸69の
前端側へ偏寄した位置に外嵌状に固定された円筒状のロ
ーターマグネット71とから成る。ローターマグネット
71の軸長は前記したステーターマグネット33、37
の軸長と等しくされている。ローターマグネット71の
着磁は、図7(B)に示すように、その外周面の周方向
における半分がN極に、別の半分がS極になるように行
われ、且つ、その磁力線(同図に破線矢印で示す)が、
2本のN極S極境界線71aを結ぶ平面71bに直交す
る方向へ平行束となって通るように為されている。
【0031】そして、回転軸69の前端部はローターキ
ャップ65の6つのベアリング取付孔65bに装着され
たボールベアリング75に各別に支持され、回転軸69
の後端部寄りの部分はローターベース63の6つのベア
リング取付孔63dに装着されたボールベアリング77
に各別に支持される。これにより、6つの遊星子67−
1乃至67−6が、60°ピッチで、ローターベース6
3とローターキャップ65に掛け渡し状に設けられる。
【0032】このようなローター部61は、前記した回
転出力体45とステータ軸35を介してハウジング3に
回転自在に支持される。即ち、ローターキャップ65は
その結合孔65aに回転出力体45の環状突部47aが
嵌合された状態でこの結合プレート47に後方から固定
され、ベースプレート63aの中心のベアリング取付孔
63cに装着されたボールベアリング79にはステータ
軸35の略中間部が挿通される。ステータ軸35の前端
部は、回転出力体45の中心部に取り付けられた前記ボ
ールベアリング51に支持される。
【0033】ローター部61はこのように設けられ、6
つのローターマグネット71は、外側ステータマグネッ
ト33N、33Sと内側ステータマグネット37N、3
7Sとの間の環状空間を埋めるように位置すると共に、
これら外側ステータマグネット33N、33S及び内側
ステータマグネット37N、37Sと近接する。
【0034】83は遊星ギア機構を示し、6つの遊星ギ
ア85と、1つの複合ギア87及びウオームギア89と
から成る。6つの遊星ギア85は、外径が遊星子67−
1乃至67−6の外径より稍大きい平ギア状に形成さ
れ、そのボス85aに回転軸69の後端部が挿通される
ことで、6つの遊星子67−1乃至67−6に各別に固
定される。従って、6つの遊星ギア85はステータ軸3
5の軸周りへ60°の等間隔で配列される。これら遊星
ギア85のうち3つのもののボス85aの軸長は別の3
つのボス85aの軸長より長くなっていて、この軸長が
交互に異なるように配置することで、互いに干渉するこ
との無いようにしている。
【0035】複合ギア87は、互いに同軸上に位置した
センターギア87aとウオームホイール87bとが一体
に形成されて成り、センターギア87aはピッチ円寸法
及び歯数が遊星ギア85のピッチ円寸法及び歯数と等し
い平ギア状を為し、ウオームホイール87bはリアカバ
ー9に形成された前記円形凹部23に稍余裕を有して収
まる大きさになっている。
【0036】ステータ軸35のうちローターベース63
とリアカバー9との間の部分の前後両端にはオイルレス
メタル91が外嵌されており、複合ギア87は、その中
心孔の前後両端部にオイルレスメタル91が内嵌される
ことで、ステータ軸35に回転自在に支持され、6つの
遊星ギア85はセンターギア87aと噛合する。
【0037】センターギア87aに対する6つの遊星ギ
ア85の噛合は、遊星子67−1乃至67−6が一の回
転方向へ順次120°向きを違える位相となるように行
う。即ち、図6に示す6つのローターマグネット71の
向きを見較べてみれば分かるように、第一の遊星子67
−1を基準にした場合、第二の遊星子67−2の向きは
第一の遊星子67−1に対して時計回り方向へ120°
回転した向きとなるようにし、第三の遊星子67−3の
向きは第二の遊星子67−2に対して時計回り方向へ1
20°回転した向きとなるようにする。従って、第四の
遊星子67−4の向きは第一の遊星子67−1と同じ向
きになり、第五の遊星子67−5の向きは第二の遊星子
67−2と、第六の遊星子67−6の向きは第三の遊星
子67−3とそれぞれ同じ向きになる。
【0038】ウオームギア89(図2、図5参照)は、
リアカバー9に形成された前記ウオーム配置孔25に収
納状に設けられ、その軸の両端部がウオーム配置孔25
の奥端とウオーム通し部27に回転自在に支持される。
このウオームギア89がウオームホイール87bと噛合
されている。従って、ウオームホイール87bは、ウオ
ームギア89が回転していない状態では回転を阻止さ
れ、ウオームギア89の回転に従って回転され、ウオー
ムホイール87bが回転すると遊星ギア85が回転され
て遊星子67−1乃至67−6の向きがいずれも同一方
向へ同一の量変更される。
【0039】ウオームギア89の一端部はウオーム通し
部27から外側へ突出しており、この突出した部分に制
御ハンドル93が固定されている。従って、この制御ハ
ンドル93を回すことで遊星子67−1乃至67−6の
向きが変更される。95はロックレバーを示し、螺軸部
95aとレバー95bとを有する。ウオーム通し部27
には螺孔27aが形成され、この螺孔27aにロックレ
バー95の螺軸部95aが螺合されており、この螺軸部
95aをウオームギア89に対して締め付けることでウ
オームギア89がロックされる。従って、制御ハンドル
93の操作は、ロックレバー95による締付けを緩めた
状態でのみ可能になる。
【0040】ローターベース63のベースプレート63
aとハウジング3の内周面との間にはオイルシール97
が設けられ、それにより、ハウジング3内部のうちベー
スプレート63aから後側の部分がオイルバスにされて
遊星ギア機構83の摩擦防止が図られる。ブースプレー
ト63aに装着されたボールベアリング77にはシール
ベアリングが用いられる。磁力モーター1は以上のよう
に構成されている。
【0041】次に、磁力モーター1の回転動作とその制
御を説明する(図6から図12を参照)。 〔1.遊星子への回転力の付与及びロック〕前記したよ
うに、遊星子67のローターマグネット71は、外側ス
テータマグネット33N、33Sと内側ステータマグネ
ット37N、37Sとの間に位置しているので、これら
ステータマグネット33、37に対する姿勢に応じた方
向への回転力が与えられ、又は、吸引ロックされる。
【0042】〔1−1.ロック〕例えば図6に示す第
一、第四の遊星子67−1、67−4のように、ステー
タマグネット33、37に正対した全吸引姿勢、即ち、
ローターマグネット71の磁力線の中心のものがステー
タマグネット33、37に対し垂直な向きとなって、ロ
ーターマグネット71の全周においてその磁力線とステ
ータマグネット33、37の磁力線との交差のバランス
が取れ、且つ、互いに対向する極性が逆である全吸引姿
勢となった状態においては、当該ローターマグネット7
1はステータマグネット33、37に吸引されるだけの
状態におかれるので、その位置にロックされる。
【0043】ローターマグネット71が上記全吸引姿勢
と正反対の姿勢、即ち、その磁力線の中心のものがステ
ータマグネット33、37に対し垂直な向きとなり、且
つ、互いに対向する極性が同じである全反発姿勢になっ
た状態では、ローターマグネット71に対するステータ
マグネット33、37による作用はバランスの取れた反
発だけであるから、回転力の付与もロックも行われな
い。
【0044】〔1−2.回転力の付与〕遊星子67は、
上記した全吸引姿勢及び全反発姿勢以外の姿勢になって
いる状態において回転力を与えられる。例えば、図9、
図10に示す6つの遊星子67−1から67−6は、ス
テータマグネット33、37に対する姿勢は全て異なる
が、これらはいずれも前記した全吸引姿勢と全反発姿勢
以外の姿勢になっており、この姿勢においては、ロータ
ーマグネット71の磁力線とステータマグネット33、
37の磁力線との交差がローターマグネット71の全周
において釣り合っていないために、ローターマグネット
71に回転力が与えられる。
【0045】具体的には、例えば、図9に示す第一の遊
星子67−1は全吸引姿勢と全反発姿勢とのちょうど中
間である中間姿勢になっており、この姿勢においては、
ローターマグネット71のN極が外側ステータマグネッ
ト33Sに吸引され且つ内側ステータマグネット37N
から反発されると共に、当該ローターマグネット71の
S極が外側ステータマグネット33Sから反発され且つ
外側マグネット37Nに吸引されることで時計回り方向
への回転力を与えられる。また、同図に示す第二の遊星
子67−2にあっては、ローターマグネット71のN極
が外側ステータマグネット33Sに、S極が内側マグネ
ット37Nにそれぞれ吸引されることで、これも時計回
り方向への回転力を与えられる。同図に示すそのほかの
ローターマグネット71も同様に、時計回り方向への回
転力を与えられる。
【0046】〔1−3.回転方向〕遊星子67の回転方
向は、ローターマグネット71のN極、S極のステータ
マグネット33、37に対する位相の違いによって異な
る。例えば、図10に示す状態の第一の遊星子67−1
は、図9に示す状態の第一の遊星子67−1と同様、ロ
ーターマグネット71の姿勢が中間姿勢となってはいる
が、図9においてはN極が左に位置しているのに対し、
図10においてはN極が右に位置しているので、図10
における遊星子67−1には反時計回り方向への回転力
を与えられる。即ち、ステータマグネット33、37に
よる吸引、反発の方向が、図9に示すものとは逆になる
からである。
【0047】〔2.回転による姿勢の変化と全吸引姿勢
の回避〕遊星ギア85とセンターギア87aはピッチ円
及び歯数が等しいので、遊星子67は1回自転(360
°自転)する間に半回公転(180°公転)し、半回公
転する間にステータマグネット33、37に対する極性
は正反対になる。この関係を図8(A)に示す。同図に
おいて、ステータマグネット33、37が位置する円周
に対してS極が正対しているローターマグネット71が
時計回り方向へ自転すると、このローターマグネット7
1はステータマグネット33、37に対する姿勢を変え
ながら同方向へ公転して行き、360°自転して半回の
公転が終了した時点では、最初の位置とは反対側に来て
いて上記円周に対してはN極が正対した姿勢となる。
【0048】そして、この半回の公転の中間地点に来た
ときの姿勢は、前記した中間となる。ローターマグネッ
ト71は、この中間姿勢において、そのN極S極境界面
71bがステータマグネット33、37に対し垂直にな
って、その磁力線がステータマグネット33、37の磁
力線の中心のものと直交する。
【0049】以上の関係から、ステータマグネット3
3、37の周方向における長さが、ローターマグネット
71が中間姿勢となる位置の両側へ中心角で各々90°
(全体として180°)未満の長さであれば、ローター
マグネット71がステータマグネット33、37に対し
て全吸引姿勢及び反全吸引姿勢になることはない。
【0050】この実施の形態においては、ステータマグ
ネット33、37の周方向における長さが中心角135
°になっているので、ローターマグネット71は全反発
姿勢を少し過ぎた姿勢でステータマグネット33、37
に対向し始め、全吸引姿勢になる少し手前の姿勢でステ
ータマグネット33、37から外れて行く。このタイミ
ングを図8(B)に示す。この図に示すローターマグネ
ット71は、ステータマグネット33、37の中間部と
対向する位置において中間姿勢となり、且つ、時計回り
方向へ自転する位相を与えられており、全反発姿勢から
22.5°公転(45°自転)したところでステータマ
グネット33、37の左端と対向し、全吸引姿勢になる
まで22.5°の公転(45°の自転)距離を残したと
ころでステータマグネット33、37の右端から外れて
行く。
【0051】従って、ローターマグネット71がステー
タマグネット33、37の周方向における中間部に対向
したときの姿勢(以下、「基準姿勢」と言う。)が、中
間姿勢に対して、+45°から−45°(ローターマグ
ネット71の中心角で)の角度範囲(以下、「回転時設
定範囲」と言う)内の姿勢となるように位相を設定され
ていれば、遊星子67がステータマグネット33、37
に対して全吸引姿勢及び全反発姿勢になることは無く、
この条件に従う限り、遊星子67がロックされることは
無い。
【0052】尚、前記したように、内外のステータマグ
ネット33N、33S、37N、37Sの各隣接する端
部においては、磁束が殆ど漏れないようにしてあるの
で、この端部に対向したローターマグネット71がステ
ータマグネットとの間で磁力作用を受けることは殆ど無
い。
【0053】〔3.ローター部の回転〕遊星子67の公
転はローター部61の回転運動になり、これと一体的に
前記回転出力体45が回転する。
【0054】〔4.停止状態〕図6に示す遊星子67の
位相は、ローター部61がロックされた停止状態であ
る。この停止状態においては、第一、第四の遊星子67
−1、67−4が全吸引姿勢なることでこれら遊星子の
ローターマグネット71がステータマグネット33、3
7に吸引ロックされると共に、その他の4つの遊星子6
7−2、67−3、67−5、67−6の回転力が互い
に釣り合うことでローター部61が停止状態に置かれ
る。即ち、第二の遊星子67−2と第五の遊星子67−
5にはそれぞれ反時計回り方向への同じ強さの回転力が
与えられ、第三の遊星子67−3と第六の遊星子67−
6にはそれぞれ時計回り方向への同じ強さの回転力が与
えられて互いに釣り合う。
【0055】従って、ローター部61が回転している状
態から、前記制御ハンドル93を操作して、6つの遊星
子67−1から67−6の姿勢を、図6に示す停止位相
にしてやると、ローター部61の回転が停止する。
【0056】尚、遊星子67をハウジング3に組み込む
ときは、全ての遊星子67−1から67−6を上記した
停止位相にして行う。この位相で行えば、ローターマグ
ネット71に回転作用が生じないので、組み込み作業を
容易に行うことができる
【0057】〔5.ローター部の最大回転力〕ローター
部61の回転力が最大になるのは、6つのローターマグ
ネット71の全てに同じ方向への回転力が常に与えられ
る状態である(透磁性部材39、39´と対向している
間を除いて)。この状態の典型は、図9又は図10に示
す状態である。即ち、この状態においては、遊星子67
の基準姿勢が前記した中間姿勢になっており、このよう
に設定された場合、全てのローターマグネット71は、
いずれの位置に来ても全吸引姿勢にならず、且つ、常に
同じ方向への回転力が与えられる。
【0058】図11は、図9に示す状態を起点とした正
転(前方から見た時計回り方向への回転)の動作を例に
とって、AからDへ順を追って示し、遊星子67−1乃
至67−6の公転に伴う位置変化を15°単位で示した
ものである。これを見て分かるように、6つの遊星子6
7の全ては、常に、時計回り方向への回転力を与えられ
る。
【0059】〔6.逆転〕前記したように、ローターマ
グネット71のN極とS極の位相を逆にすることで、遊
星子67の回転方向が反対になるので、回転方向を切り
換えるときは、制御ハンドル93を操作して遊星子67
の姿勢を変更させる。
【0060】〔7.減速〕減速は、制御ハンドル93を
操作して、遊星子67の基準姿勢を、前記回転時設定範
囲内の中間姿勢以外の姿勢に変更することで行う。図1
2は正転時における減速回転の一例を示すもので、基準
姿勢(同図(A)に示す第一の遊星子67−1の姿勢)
を、中間姿勢に対して反時計回り方向へ45°(ロータ
ーマグネット71の中心角で)変更した例であり、Aか
らDへ順を追って示し、遊星子67−1乃至67−6の
公転に伴う位置変化を15°単位で示したものである。
同図(A)に示す状態において、遊星子67−1、67
−2、67−4、67−5には時計回り方向への回転力
が与えられるが、67−3、67−6には反時計回り方
向への回転力が与えられるので、これが抑止力となって
ローター部61の回転力が低下する。
【0061】以上、本発明の実施の形態について詳述し
てきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設
計の変更などがあっても本発明に含まれる。例えば、実
施の形態においては、ステータマグネットを内外それぞ
れ2個設けた2極型のものとしたが、本発明は、ステー
タ側マグネットを4個周方向へ配列した4極型のもの
や、6個周方向へ配列した6極型のもの、8個周方向へ
配列した8極型のもの等とすることも可能である。
【0062】また、本発明のモーターに付設する制御手
段としては、実施の形態に示した手操作式のもの以外に
様々なものを用い得る。その一つとして、センターギア
を回転させるための機構を、適宜な制御モーターを備え
たコンピュータ制御方式とすることが考えられる。本発
明モーターは様々な機械装置に用いることが可能であ
り、自動車等の輸送装置の原動機としても当然用い得
る。自動車等に用いる場合、制御手段をアクセルや変速
レバー等と連動させることで、従来の操作勝手と同様の
操作勝手を実現することができる。
【0063】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明によれば、永久磁石の磁力だけでローターを
回転駆動させることができ、また、回転方向や回転速度
の制御を自在に行うことができる磁力モーターを実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る磁力モーターの外観
斜視図である。
【図2】図1に示す磁力モーターの中央垂直断面図であ
る。
【図3】図1に示す磁力モーターにおけるステータ部の
分解斜視図である。
【図4】図1に示す磁力モーターにおけるローター部の
分解斜視図である。
【図5】図2のA−A線に沿って切断した断面図であ
る。
【図6】図2のB−B線に沿って切断した断面図であ
る。
【図7】図1に示す磁力モーターにおけるマグネットの
磁力線を示す概念図である。
【図8】図1に示す磁力モーターの動作原理を説明する
ための図である。
【図9】図1に示す磁力モーターにおける正転設定状態
を示す図である。
【図10】図1に示す磁力モーターにおける逆転設定状
態を示す図である。
【図11】図1に示す磁力モーターの正転動作を順を追
って示す図である。
【図12】図1に示す磁力モーターの減速回転設定状態
における動作を順を追って示す図である。
【符号の説明】
1 磁力モーター 33N 外側ステータマグネット 33S 外側ステータマグネット 37N 内側ステータマグネット 37S 内側ステータマグネット 63、65 ローター部材 67 遊星子 71 ローターマグネット 85 遊星ギア 87a センターギア 87b、93 制御手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同軸上で一体的に回転するローターマグネ
    ット及び遊星ギアを有する複数個の遊星子と、上記遊星
    ギアが噛合したセンターギアと、このセンターギアと同
    軸の回転中心を有しその軸回りに前記複数の遊星子を等
    間隔に配列した状態で各々回転自在に支持したローター
    部材と、前記ローターマグネットの列に外側から近接し
    た円周上に配置され互いに極性を異にして反対側に位置
    した少なくとも一対の外側ステータマグネットと、前記
    ローターマグネットの列に内側から近接した円周上に配
    置され互いに極性を異にして反対側に位置した少なくと
    も一対の内側ステータマグネットとを備え、ローターマ
    グネットはその回転中心を挾んだ両側で極性が異なり、
    前記ステータマグネットの周方向における長さは少なく
    とも前記遊星子の配列ピッチより長くしたことを特徴と
    する磁力モーター。
  2. 【請求項2】請求項1に記載した磁力モーターにおい
    て、ステータマグネットの着磁はその磁力線がステータ
    マグネットの円弧中心から放射方向へ延びるように為さ
    れ、ローターマグネットの着磁はその磁力線が極性境界
    面と直交する方向へ平行束となるように為されたことを
    特徴とする磁力モーター。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載した磁力モーターに
    おいて、遊星子を3乃至9個設けたことを特徴とする磁
    力モーター。
  4. 【請求項4】請求項1から3に記載した磁力モーターの
    いずれかにおいて、ステータマグネットを2乃至8の偶
    数極設けたことを特徴とする磁力モーター。
  5. 【請求項5】請求項1から4に記載した磁力モーターの
    いずれかにおいて、センターギアを回転させて全ての遊
    星子の姿勢を変更することでローター部材の回転状態を
    選択的に切換える制御手段を設けたことを特徴とする磁
    力モーター。
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