JP5072199B2 - デジタル変調信号受信装置及びその受信方法 - Google Patents
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Description
以下、実施例を参照して発明の実施の形態を説明する。
実施例1は、ISDB−T(Integrated Services Broadcasting for Terrestrial:地上統合デジタル放送)に関する(他の実施例も同様である)。また、以下の説明において、伝送路応答を推定する際の基準信号として振幅・位相基準であるSP(Scatterd Pilot :スキャッタードパイロット)キャリア(以下、SPという)を使用するものとする。
符号間干渉及びキャリア間干渉について図9、10を用いて説明する。図9は、OFDMの1つの伝送シンボルを示している。ガードインターバル及び有効シンボル後部の信号成分は同じものであるので、本発明では説明が容易なように図9に示すように、ガードインターバル及び有効シンボル後部に属する信号成分を“A”、それ以外に属する信号成分を“B”で表すことにする。また記号A,記号Bで表した信号成分の極性が反転していることを明示する場合には、それぞれ“−A”、“−B”で表すことにする。また1つの伝送シンボルの幅をTs、有効シンボルの幅をTu、ガードインターバルの幅をTgとする。
レプリカ生成部110は、波形等化部120と、反射波成分生成部130とから構成される。波形等化部120は、減算器122の出力が接続され係数算出部160により係数を可変されるFIRフィルタ121と、入力信号からFIRフィルタ121の出力を減ずる減算器122とから構成されている。反射波成分生成部130は、係数算出部160により係数を可変されるFIRフィルタ131から構成されている。FIRフィルタは、例えば、トランスバーサルフィルタで構成することができる。
係数算出部160は、合成部140の出力を離散フーリエ変換するFFT回路161と、その出力からパイロット信号を抽出するパイロット信号抽出器162と、抽出したパイロット信号に同期して伝送路歪がないときのパイロット信号に相当する基準信号を発生する基準信号発生器163と、抽出したパイロット信号から基準信号を減算する減算器164とその出力を基準信号で除算する複素除算器165と除算結果を逆離散フーリエ変換して出力するIFFT回路166から構成されている。
図示しないデジタル放送送信装置で挿入する既知のパイロット信号の周波数特性を“R(ω)”とし、受信信号に含まれるパイロット信号の周波数特性を“S(ω)”とおく。伝送路における遅延波の周波数応答を“H(ω)”とすると、受信信号に含まれるパイロット信号は、
S(ω)=(1+H(ω))R(ω)…(1)
として、干渉除去回路100に入力される。干渉除去回路100は、入力された信号の周波数特性はそのままに、干渉成分のみを取り除くように動作するので、係数算出部160には“S(ω)”がそのまま供給され、パイロット信号抽出器162の出力として“S(ω)”を得ることができる。
D(ω)=(S(ω)−R(ω))÷R(ω)=S(ω)÷R(ω)−1
…(2)
となる。ここで式(2)に式(1)を代入すると、
D(ω)=H(ω)…(3)
が導出される。すなわち、複素除算器165の出力“D(ω)”は遅延波の周波数応答“H(ω)”に等しくなり、それをIFFT回路166で逆離散変換した結果は、遅延波のインパルス応答を表すことになる。
また、デジタル放送送信装置の送信信号の周波数特性を“X(ω)”、受信信号の周波数特性を“Y(ω)”とおくと、
Y(ω)=(1+H(ω))X(ω)…(4)
で表すことができる。この信号が図1の波形等化部120に供給される。その出力信号を“Z(ω)”とする。
Z(ω)=Y(ω)−F(ω)Z(ω)…(5)
であるから、これを変形して、
Z(ω)=Y(ω)÷(1+F(ω))…(6)
で表すことができる。式(6)に式(4)を代入すると、
Z(ω)=((1+H(ω))÷(1+F(ω)))X(ω)…(7)
となり、送信信号“X(ω)”と波形等化部120の出力“Z(ω)”の関係が表現される。
ここで複素除算器165の出力“D(ω)”をIFFT回路166で逆離散変換した結果をFIRフィルタ121の係数として与える、すなわちF(ω)=D(ω)とすると、式(7)は、
Z(ω)=((1+H(ω))÷(1+D(ω)))X(ω)…(8)
となり、さらに式(8)に式(3)を代入すると、
Z(ω)=X(ω)…(8)
が得られる。
なお、干渉除去回路が干渉除去を行っていない場合又は干渉除去が十分でない状態では、パイロット信号抽出器162の出力には誤差が含まれることになる。この場合、次式を用いてFIRフィルタ121の係数を更新する。
c(k+1)=c(k)+α×v(k)…(9)
ここで、v(k)は、k回目(kは正の整数)の係数算出部160の出力、c(k)は、FIRフィルタ121の係数、αは、1以下の定数である。
上記動作を繰り返すことで誤差が低減されるように動作し、干渉除去が行われる。なおαを小さくすれば伝送路の雑音の影響を受け難くなる。逆に、伝送路応答に時間的な変動がある場合にはαを大きくとるとよい。
次に、図3を参照して図1の動作を説明する。図3は、図1に示した干渉除去回路が動作している時に流れている信号の一例を説明する図である。図3では連続する2つの伝送シンボルをクローズアップして図示している。
まず希望波に遅延時間td(td>Tg)の遅延波が付加された受信波(a)が受信され、干渉除去回路100に入力される。入力された受信波(a)は、シンボル位置検出器150と波形等化部120と合成部140に入力される。
シンボル位置検出器150は、入力された受信波(a)から希望波のシンボルの切れ目を検出してその位置情報を信号切出器141、142に供給する。シンボルの切れ目の検出方法としては、例えば、希望波のガードインターバルと有効シンボル後部の信号部分に相当する部分の相関が高いことを利用すればよい。
また受信波(a)の伝送路応答を維持したまま干渉を低減するように動作するので、FFT後の周波数領域に現れる伝送路特性から復調結果の信頼性を算出することができ、その信頼性を算出して受信特性を改善するという従来技術をそのまま適用することができるという利点がある。
また合成する期間は上記で説明した幅Teに限られるものではない。
図3のレプリカ信号(c)と干渉除去出力(f)の関係に注目してみると、部分レプリカ信号1(d)と部分レプリカ信号2(e)は、上記で説明した幅Teに対し、前後に最大で幅Tgだけ余裕を持って切り出しても同様の効果が得られることが容易に推測される。例として前後に幅Tgだけ広く切り出す場合を図4で説明する。
さらにはレプリカ信号の作成方法や合成方法にも様々なバリエーションを取りうる。そしてそのような実施方法でも本発明による効果を得ることができるのは勿論である。
具体的にレプリカ信号の作成方法や合成方法を変えた他の実施例を説明する。この実施例では、先に受信波を有効シンボル期間だけ遅延させた信号と受信波との差をとってから、その差信号を元にレプリカ信号を作成することを特徴としている。また受信波とレプリカ信号を全期間に渡って合成した結果と受信波とを適宜選択して出力する場合としても例示している。
図5は、実施例2における干渉除去回路の構成を示すブロック図である。この干渉除去回路は、図2に示したデジタル変調信号受信装置20に適用される。
干渉除去回路は、入力された信号から伝送シンボルの切れ目を検出するシンボル位置検出器150と、入力された信号とそれを有効シンボル期間の時間だけ遅延させた信号との差(シンボル間差信号)を出力するシンボル間差信号生成回路570と、シンボル間差信号から反射波のレプリカ信号を生成するレプリカ生成部510と、反射波のレプリカ信号と入力信号を合成する合成部540と、合成部540の出力から伝送路応答を推定しレプリカ生成部510の特性を制御する係数算出部160と、係数算出部160の出力から遅延波の遅延時間を検出する遅延時間検出器170とから構成されている。
レプリカ生成部510は、減算器512の出力が接続され係数算出部160により係数を可変されるFIRフィルタ511と、入力信号からFIRフィルタ511の出力を減ずる減算器512とから構成される。
合成部540は、入力信号を所定時間遅延させる遅延回路541と、遅延回路541の出力にレプリカ生成部510から供給された信号を加算する加算器542と、シンボル位置検出器150と遅延時間検出器170の検出結果に基づいて遅延回路541の出力と加算器542の出力を選択して出力する信号選択回路543から構成される。
シンボル位置検出器150と係数算出部160及び遅延時間検出器170は実施例1で図1に示した同じ符号を付した構成要素と同じ構成、同じ動作でよいので個々の説明は省略する。
まず希望波に遅延時間td(td>Tg)の遅延波が付加された受信波(a)が受信され、干渉除去回路に入力される。入力された受信波(a)は、シンボル位置検出器150とシンボル間差信号生成回路570と合成部540に入力される。
シンボル位置検出器150は、入力された受信波(a)から希望波のシンボルの切れ目を検出してその位置情報を信号選択回路543に供給する。
合成部540では受信波(a)が遅延回路541に入力され、遅延回路541は受信波(a)を有効シンボル期間に相当する時間だけ遅延させる(遅延信号(e))。加算器542は、遅延信号(e)と差信号のレプリカ信号(d)とを加算して信号選択回路543に供給する。信号選択回路543は、シンボルの位置情報と遅延時間情報に基づいて、FFT期間の前端から幅Teの期間は加算器542から信号を出力し、それ以外の期間は遅延回路541からの信号を選択して出力するように動作する。この選択の様子は、選択信号(f)のように表現できる。ここで幅Teは、受信波(a)において符号間干渉を受けている期間の幅とする。図示したように伝送シンボルの後部をFFT期間とした場合には、Te=td−Tgで求められる。
また本実施例においても様々な変形が容易に考えられるし、その場合でも同様の効果を得られることは勿論である。例えば、遅延回路571と遅延回路541は分かり易いように別々の構成要素として説明したが、2つの遅延回路が同じ信号が入力され同じ遅延時間でよいことに着目して1つの遅延回路で構成してもよい。
レプリカ信号の作成方法や合成方法を変えた他の実施例を説明する。この実施例では、信号切出器を反射波成分生成部の前に設けたことに特徴である。このように構成することで遅延時間検出回路を不要とすることができる。
図7は本実施例における干渉除去回路の構成を示すブロック図である。本干渉除去回路は図2に示したデジタル変調信号受信装置20に適用される。
干渉除去回路は、入力された信号から伝送シンボルの切れ目を検出するシンボル位置検出器150と、入力された信号とそれを有効シンボル期間の時間だけ遅延させた信号との差(シンボル間差信号)を出力するシンボル間差信号生成回路570と、シンボル間差信号から反射波の部分レプリカ信号を生成するレプリカ生成部710と、反射波の部分レプリカ信号と入力信号を合成する合成部740と、合成部740の出力から伝送路応答を推定しレプリカ生成部510の特性を制御する係数算出部160とから構成されている。
レプリカ生成部710は、入力されたシンボル間差信号を波形等化する波形等化部120と、波形等化部120の出力信号の一部を切り出す信号切出器711と、信号切出器711の出力から反射波の部分レプリカ信号を生成して出力する反射波成分生成部130とから構成される。
シンボル位置検出器150、シンボル間差信号生成回路570、波形等化部120、反射波成分生成部130及び係数算出部160は、実施例1における図1又は実施例2における図5に示した同じ符号を付した構成要素と同じ構成、同様の動作でよいので詳細な説明は省略する。
次に本実施例における図7の動作について図8を用いて説明する。図8は、図7に示した干渉除去回路が動作している時に流れている信号の一例を説明する図である。図8では連続する2つの伝送シンボルをクローズアップして図示している。
まず希望波に遅延時間td(td>Tg)の遅延波が付加された受信波(a)が受信され、干渉除去回路に入力される。入力された受信波(a)は、シンボル位置検出器150とシンボル間差信号生成回路570と合成部740に入力される。
シンボル間差信号生成回路570は、受信波(a)から有効シンボル間差信号(b)を生成し、レプリカ生成部710に供給する。
レプリカ生成部710に供給された有効シンボル間差信号(b)は、波形等化部120に入力され、波形等化部120は、係数算出部160から供給されるフィルタ係数に基づいて有効シンボル間差信号(b)に対して波形等化を行い、等化信号(c)を信号切出器711に供給する。
信号切出器711は、シンボルの位置情報に基づいて等化信号(c)から幅Taの期間を切り出した信号(部分等化信号(d))を反射波成分生成部130に供給する。幅Taの期間は、例えば、注目する伝送シンボルの後端からTgだけ離れた部分を後端とし、Ts/2の幅とするのが適当である。この場合、遅延時間がTs/2以下の反射波に対して効果を得ることができる。
合成部740では受信波(a)が遅延回路741に入力され、遅延回路741は受信波(a)を有効シンボル期間に相当する時間だけ遅延させた信号(遅延信号(g))を加算器743に供給する。また部分レプリカ信号1(e)が信号切出器742に入力され、信号切出器742は、シンボルの位置情報に基づいて反射波の部分レプリカ信号1(e)から幅Tbの期間を切り出した信号(部分レプリカ信号2(e))を加算器743に供給する。幅Tbの期間は、例えば、遅延信号(g)の対応する伝送シンボルの先頭から幅Ts/2の期間に相当する期間とするのが適当である。
加算器743は、入力された遅延信号(g)と部分レプリカ信号2(e)を加算する。この結果、合成部740の出力として受信波(a)からキャリア間干渉成分及び符号間干渉成分が取り除かれた干渉除去出力(h)が得られ、干渉除去回路の出力として図2に示したFFT回路21に供給される。
また、この実施例においても様々な変形が容易に考えられるし、その場合でも同様の効果を得られることは勿論である。例えば、遅延回路571と遅延回路741は、分かり易いように別々の構成要素として説明したが、2つの遅延回路が同じ信号が入力され同じ遅延時間でよいことに着目して1つの遅延回路で構成してもよい。
また、本発明は、OFDMを受信する受信装置に限定されるものではなく、他の種類のマルチキャリア変調信号を受信する受信装置にも適用することができる。前記実施例を鑑みれば、マルチキャリア変調信号を受信して受信した信号をフーリエ変換により時間領域から周波数領域に変換して復調するデジタル変調信号受信装置に本発明を適用することができることは容易に理解できるであろう。すなわちフーリエ変換の前にフーリエ変換する期間のうち符号間干渉を受けている期間を含む一部の期間だけに受信信号の伝送路応答に基づいて受信信号から生成した干渉除去成分を合成し、それ以外の期間には何もしないようにすればよい。このような処理は、専用のハードウェアを用いなくともソフトウェア処理でも実施できることは勿論であり、同様に本発明の効果を得ることができる。
(1) マルチキャリア変調信号を受信して、フーリエ変換により受信信号を時間領域から周波数領域に変換して復調するデジタル変調信号受信装置において、フーリエ変換より前段に符号間干渉又はキャリア間干渉を低減する干渉除去手段を有することを特徴としたデジタル変調信号受信装置。(2) 前記干渉除去手段は前記受信信号から推定される伝送路応答に基づいて前記受信信号に時間領域で信号処理を施して干渉を低減することを特徴とした(1)のデジタル変調信号受信装置。(3) 前記干渉除去手段は前記受信信号の伝送路応答を維持したまま干渉を低減するように動作することを特徴とした(1)又は(2)のデジタル変調信号受信装置。
Claims (2)
- マルチキャリア変調信号を受信して、この受信信号を復調して出力するためのデジタル変調信号受信装置において、 前記マルチキャリア変調信号に基づくフーリエ変換されていないデジタル複素ベースバンド信号が入力され、このフーリエ変換されていないデジタル複素ベースバンド信号から干渉除去成分を含むレプリカ信号を生成するレプリカ生成部、及び前記レプリカ信号の干渉除去成分と前記デジタル複素ベースバンド信号とを合成する合成部を有する干渉除去回路と、前記合成された信号を時間軸上から周波数軸上の信号に変換して出力するフーリエ変換器と、前記フーリエ変換器によって出力された信号に対して復調処理を行い、復調信号を出力する復調回路とを具備し、希望波よりも到達時間が早い反射波を除去すると共に時間領域で受信信号を連続信号のまま処理することにより、干渉除去できる範囲がガードインターバル以外の信号に限らず、伝送シンボルの前端のTgと後端のTgの期間を加算平均した信号をFFT期間に含むようにしてS/Nを改善することを特徴とするデジタル変調信号受信装置。
- 請求項1に記載されたデジタル変調信号受信装置を用いて、マルチキャリア変調信号を受信し、フーリエ変換により受信信号を時間領域から周波数領域に変換して復調するデジタル変調信号受信方法において、受信信号の伝送路応答に基づいて受信信号から生成した干渉除去成分を、受信信号の符号間干渉又はキャリア間干渉を受けている期間を含む適当な期間だけに合成し、それ以外の期間は合成しないことを特徴とするデジタル変調信号受信方法。
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