JP5067656B2 - ディジタル制御装置 - Google Patents

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本発明は、ディジタル制御器で速度または位置のフィードバック制御を行うディジタル制御装置に関する。
サーボやプロセス制御などほとんどの制御系において制御器あるいは制御対象にむだ時間やフィルタなどの遅れ要素が存在する。モータを駆動するサーボ制御装置を例として上げると、制御対象側では、電流制御の遅れや位置検出器の検出遅れなどが遅れ要素となり、制御器側では、機械共振を抑制するために入れたノッチフィルタや、ノイズなどの高周波数成分をカットするために入れたローパスフィルタや、ディジタル制御の場合には計算時間などが遅れ要素となる。一方、外乱を抑制しフィードバック信号を目標指令に高速高精度に追従させるためには、制御ゲインを大きく上げる必要がある。良く知られているように、汎用の制御系では、遅れ要素の位相が遅れるため、制御器のゲインを上げられなく十分な応答特性が得られない。ここに、位相遅れに対する補償制御が必要になってくる。
従来の位相進み補償は、特別なオブザーバを構成し実際の出力信号より位相が進んでいる位相進み推定信号をフィードバックしている(例えば、特許文献1参照)。
図3は従来技術を用いたフィードバック制御装置の構成を示すブロック線図である。同図において、302は制御器の主要部であり(例えばPID制御器など)、制御系の制御性能を決定する。303は制御器の遅れ要素部であり、ノッチフィルタやローパスフィルタ等を含む。304は制御対象の遅れ要素部であり、制御入力の遅れやフィードバック信号の検出遅れ等を含む。また、305は制御対象の主要部、307は制御対象の主要部のモデル、308は制御器の遅れ要素部のモデル、309は制御対象の遅れ要素部のモデル、311はオブザーバの補償器である。
制御対象の主要部305、制御器の遅れ要素部303および制御対象の遅れ要素部304のモデルが正確に同定された場合に、図3の制御系を等価的に図4のように書き直すことができる。図4において、フィードバック制御ループには遅れ要素が入っていないため、制御器の主要部302のゲインを大きく上げられ、制御性能を向上することができる。
特開2002−182705号公報(第2−3頁、図1)
従来の制御装置は、オブザーバがアナログで設計されており、連続系モデルをそのまま離散化するだけであったので、オブザーバ補償器のゲインをあまり大きく上げることができなかった。そのために外乱の影響を十分に抑制できないという問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、オブザーバの補償ゲインおよび制御器の主要部のゲインを大きく上げることによって、外乱の影響を十分に抑制するとともに、フィードバック信号を目標指令に高速高精度に追従させることができるディジタル制御装置を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したのである。
本発明の一の観点によるディジタル制御装置は、速度指令とフィードバック速度との偏差を入力しメイントルク指令を出力するPI制御器と、前記メイントルク指令を入力しトルク指令を出力するフィルタと、前記トルク指令に基づいてモータ発生トルクを制御し負荷機械を駆動するトルク制御部と、位置検出器が検出したモータ回転位置をディジタル微分でモータ回転速度を算出して出力するディジタル微分器と、前記モータ回転速度と前記メイントルク指令とを入力し前記フィードバック速度を出力する速度オブザーバと、を備えたディジタル制御装置であって、前記速度オブザーバが、前記モータ発生トルクから前記モータ回転速度までの離散化モデルを有し、推定モータ回転速度を出力するオブザーバ制御対象と、前記モータ回転速度と前記推定モータ回転速度との偏差に乗算する複数の補償ゲインと、前記補償ゲインの出力のうちの1つである第1出力を入力し外乱要素を出力するディジタル積分器と、前記メイントルク指令と、前記外乱要素と、前記第1出力とは異なる他の前記補償ゲインの出力のうちの1つである第2出力と、を加算する加算器と、を備え、前記加算器の出力を前記離散化モデルに入力し、前記離散化モデルの出力を前記フィードバック速度とするディジタル制御装置が適用される。
制御対象の離散化モデルに基づいて全次元のディジタルオブザーバを構成することによって、オブザーバの補償ゲインおよび制御器の主要部のゲインを大きく上げることが可能となる。その結果、外乱の影響を十分に抑制するとともに、フィードバック信号を目標指令に高速高精度に追従させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明のディジタル制御装置の構成を示すブロック線図である。同図において、ディジタル制御器C(z)16は主要部2および遅れ要素部3に分かれている。制御対象G(s)17も主要部6および遅れ要素部5に分かれている。また、ディジタルオブザーバ20は、離散化制御対象のモデルの主要部9、ディジタル制御器の遅れ要素部のモデル10および離散化制御対象のモデルの遅れ要素部11を含むオブザーバ制御対象18と、ディジタルオブザーバ20の第1補償器13および第2補償器14を含むオブザーバ補償器19とで構成されている。また、4はホールド、7はサンプラである。
本発明が従来技術と異なる部分は、オブザーバを含む制御器の全体をディジタルで実現していることである。
操作量uから制御出力yまでの伝達関数、すなわち、制御対象G(s)17の離散化モデルを式(1)のように表す。
G(z)=Fp(z)P(z) (1)
ただし、zはz変換因子、P(z)は離散化制御対象の主要部の伝達関数である。また、Fp(z)は離散化制御対象の遅れ要素部の伝達関数であり、式(2)を満たす。
Fp(0)=1 (2)
式(2)は定常時Fp(z)の出力がFp(z)の入力と一致することを意味する。良く知られているようにローパスフィルタと無駄時間要素は必ず式(2)を満たす。
ディジタル制御器16の主要部Cm(z)2(例えばPID制御器)は制御性能(指令追従特性と外乱抑圧特性)を決定するものであり、一般的にゲインを上げるほど制御性能を向上することができる。一方、ディジタル制御器16の遅れ要素部Fc(z)3は、機械共振を抑制するために入れたノッチフィルタや、高周波成分の振動やノイズをカットするために入れたローパスフィルタや、ディジタル制御器16とディジタルオブザーバ20を含む制御器の全体の計算に掛かった時間遅れ要素を含んでおり、式(3)を満たし、安定性に影響するものである。
Fc(0)=1 (3)
ディジタルオブザーバ20はディジタル制御器16の主要部Cm(z)2の出力であるメイン操作量uと制御対象の出力をサンプリングした制御出力yを入力し、制御系のフィードバック信号yを出力する。オブザーバ制御対象18は離散化制御対象のモデルの主要部Po(z)9、ディジタル制御器の遅れ要素部のモデルFco(z)10および離散化制御対象のモデルの遅れ要素部Fpo(z)11を含む。そして、信号の流れ方向で離散化制御対象のモデルの主要部Po(z)9が必ずディジタル制御器の遅れ要素部のモデルFco(z)10と離散化制御対象のモデルの遅れ要素部Fpo(z)11との前にあるように配置する。ただし、Fco(z)とFpo(z)の前後関係は決まっていない。また、Fco(z)およびFpo(z)をそれぞれ式(4)および式(5)を満たすように構成する。
Fco(0)=1 (4)
Fpo(0)=1 (5)
また、オブザーバ補償器19はディジタルオブザーバ20の第1補償器13および第2補償器14を含むので、ディジタルオブザーバ20を2自由度系として構成できる。
外乱がなく、制御対象が正確に同定され、しかもPo(z)=P(z)、Fpo(z)=Fp(z)、Fco(z)=Fc(z)とした場合、ディジタルオブザーバ20の推定出力yが制御出力yと完全に一致するようになる。そして、メイン操作量uからフィードバック信号yおよび制御出力yまでの伝達関数を求めると、それぞれ式(6)および式(7)となる。
(6)
(7)
よって、図1の制御系を等価的に図2のように書き直すことができる。図2において、フィードバック系には遅れ要素が全く入っていないため、ディジタル制御器の主要部Cm(z)2のゲインを大きく上げることができる。また、ディジタル制御器の主要部Cm(z)2のゲインを大きく上げることにより、フィードバック信号yを目標指令rに高速高精度に追従させることができる。また、図2より、制御出力yがフィードバック信号yと式(8)のような関係を持つ。
y(z)=Fc(z)Fp(z)・y(z) (8)
一般的に、Fp(z)およびFc(z)は高周波数領域において位相遅れが大きいが、低中周波数領域において位相遅れが小さく、そして、それぞれ式(2)および式(3)を満たすので、制御出力yがフィードバック信号yに高速高精度に追従する。従って、制御出力yを目標指令rに高速高精度に追従させることができる。
ところが、殆どの制御系には外乱および制御対象の同定誤差が存在する。また、制御器を簡素化するため、Fc(z)またはFp(z)が高次元であっても低次元の近似モデルFco(z)またはFpo(z)を用いることもある。以下、このようなケースについて説明する。
オブザーバ系にはFco(z)10とFpo(z)11の遅れ要素が入っているが、オブザーバ補償器C(z)13およびC(z)14を適切に設計することにより、オブザーバ系の極を任意の位置に配置することができる。オブザーバ系の極を原点の十分近い位置に配置することにより、外乱および制御対象の同定誤差が存在しても、推定出力yを制御出力yにほぼ一致させることができる。また、フィードバック信号yは推定出力yよりFco(z)10およびFpo(z)11の位相遅れ量だけ相対的に進み位相になる。すなわち、フィードバック信号yが制御出力yより進み位相になるので、制御出力yを直接フィードバックする汎用制御系と較べ、本発明の制御系は、ディジタル制御器16の主要部Cm(z)2のゲインを大きく上げることができる。また、ディジタル制御器16の主要部Cm(z)2のゲインを大きく上げることにより、外乱やモデル同定誤差の影響を抑え、フィードバック信号yを目標指令rに高速高精度に追従させることができる。一般的に、Fpo(z)11およびFco(z)10は高周波数領域において位相遅れが大きいが、低中周波数領域において位相遅れが小さく、そして、それぞれ式(4)および式(5)を満たすので、制御出力yがフィードバック信号yに高速高精度に追従する。従って、制御出力yを目標指令rに高速高精度に追従させることができる。
また、制御系は必ずしも離散化制御対象のモデルの主要部Po(z)9の出力からフィードバックする訳ではなく、場合によっては、加算器15の出力或いはディジタル制御器の遅れ要素部のモデルFco(z)10と離散化制御対象のモデルの遅れ要素部Fpo(z)11との間の信号からフィードバックすることもある。制御系のフィードバックを離散化制御対象のモデルの主要部Po(z)9の出力に近いところからした方が、制御系の位相遅れが小さいので、ディジタル制御器16の主要部Cm(z)2のゲインを大きく上げることができ、フィードバック信号yの目標指令rに対する追従特性が良くなる。一方、制御系のフィードバックを離散化制御対象のモデルの主要部Po(z)9の出力の離れた位置からした場合は、フィードバック信号の位相遅れが大きくなり外乱成分が多く入ってくるので、ディジタル制御器16の主要部Cm(z)2のゲインをあまり大きく上げられなくなり、フィードバック信号yの目標指令rに対する追従特性が悪くなる。しかし、推定出力yまたは制御出力yはフィードバック信号との差が小さくなるため、制御出力yは目標指令rに対する追従特性を向上できる可能性もある。
以下、本発明の技術を、モータを駆動制御するサーボ制御系に適用した例について説明する。
図5は速度オブザーバ528を用いたディジタル速度制御装置の構成を示すブロック線図である。同図において、502はPI制御器、503はフィルタ、504はトルク制御部、505はモータ、506は負荷機械、507は位置検出器、508はディジタル積分器、510はモータ発生トルクからモータ回転速度までの離散化モデル、512はフィルタのモデル、514はトルク制御部の離散化モデル、516は計算時間遅れのモデル、518は検出時間遅れのモデル、520はディジタル微分器、また、521、522、523、524、525および526は速度オブザーバ補償ゲインである。
ここで、計算時間と検出時間は共に1サンプリング周期であり、フィルタのモデルLc(z)512およびトルク制御部の離散化モデルL(z)514はそれぞれフィルタ503およびトルク制御部504と低周波数領域における周波数特性がほぼ一致するように1次のローパスフィルタで構成される。
そして、計算時間遅れのモデル516、検出時間遅れのモデル518、フィルタのモデル512およびトルク制御部の離散化モデル514をモータ発生トルクからモータ回転速度までの離散化モデル510の後に配置している。
また、外乱を考慮するため、ディジタル積分器508を追加している。508、510、512、514、516および518は全て一次系なので、それぞれの入力をオブザーバの状態量とすることができ、位置検出器507が検出したモータの回転位置θに基づいてディジタル微分器520で計算したモータ回転速度ωとオブザーバの推定速度ωとの推定速度偏差を適当な補償ゲイン(k、k、k、k、k、k)を掛けた値をオブザーバの各状態量に加算することによって、速度オブザーバ528の極を任意の位置に配置することができる。
ただし、フィルタのモデルLc(z)512またはトルク制御部の離散化モデルL(z)514は2次以上のローパスフィルタであり、また、計算時間と検出時間は2サンプリング周期以上である場合、その次数と同じ数の状態量を抽出し、全ての状態量に推定速度偏差を適当な補償ゲインだけ掛けた値を加算することが必要である。また、フィルタのモデルLc(z)512またはトルク制御部の離散化モデルL(z)514を1サンプリング遅れで近似することもできる。
速度オブザーバ528の極を原点の十分近いところに配置することによって、外乱および制御対象の同定誤差が存在しても、推定速度ωをモータの回転速度ωにほぼ一致させることができる。また、モータ発生トルクからモータ回転速度までの離散化モデル510と推定速度ωとの間の信号をフィードバック速度とすることによって、制御系の位相遅れが小さくなり、PI制御器502のゲインを上げられ、フィードバック速度ωを速度指令ωに高速高精度に追従させることができる。従って、モータの回転速度ωを速度指令ωに高速高精度に追従させることができる。
図6は位置オブザーバ630を用いたディジタル速度制御装置の構成を示すブロック線図であり、図5の相当部分には同一符号を付してその説明を省略する。
図6の速度制御装置が図5の速度制御装置と異なる部分はモータの回転速度ωではなくモータの回転位置θを入力し、速度オブザーバ528ではなく位置オブザーバ630を構成していることである。モータ発生トルクからモータ回転速度までの離散化モデル510の後(直後でなくても良い)にディジタル積分器620を入れ、オブザーバ制御対象629に位置の状態量を追加する。また、モータの回転位置θとオブザーバの推定位置θとの推定位置偏差に適当な補償ゲイン(l、l、l、l、l、l、l)を掛けた値をオブザーバの各状態量に加算することによって、位置オブザーバ630の極を任意の位置に配置することができる。
位置オブザーバ630の極を原点の十分近いところに配置することによって、外乱および制御対象の同定誤差が存在しても、推定位置θをモータの回転位置θにほぼ一致させることができる。また、モータ発生トルクからモータ回転速度までの離散化モデル510とディジタル積分器620との間に推定位置θより90度以上位相進みとなる信号、或いはディジタル積分器620と推定位置θとの間に推定位置θより位相進みとなる信号をディジタル微分で計算した信号をフィードバック速度ωとすることで、PI制御器のゲインを上げられ、フィードバック速度ωを速度指令ωに高速高精度に追従させることができる。従って、モータの回転速度ωを速度指令ωに高速高精度に追従させることができる。
図7は位置オブザーバ630を用いたディジタル位置制御装置の構成を示すブロック線図であり、図6の相当部分には同一符号を付してその説明を省略する。
図7の位置制御装置は図6の速度制御装置をマイナーループとし、ディジタル積分器620の後にある推定位置θより位相進みとなる位置進み推定信号をフィードバックし、位置指令θと位置フィードバック信号θとの位置偏差を入力し速度指令ωを出力する位置制御器702を備えたものである。位置フィードバック信号θが推定位置θあるいはモータの回転位置θより位相進みになるので、位置制御器702のゲインを上げられ、位置フィードバック信号θあるいはモータの回転位置θを位置指令θに高速高精度に追従させることができる。
上述した本発明の各ディジタル制御装置は、半導体露光装置、チップマウンタ、プリント基板穴明け機など、高速高精度の位置決め制御が要求される用途、その他一般産業機械の速度制御や位置制御が必要な応用分野に広く適用することができる。
本発明のディジタル制御装置の構成を示すブロック線図 外乱および制御対象の同定誤差がない場合の図1の等価ブロック線図 従来技術を用いたフィードバック制御装置の構成を示すブロック線図 図3の等価ブロック線図 速度オブザーバを用いたディジタル速度制御装置の構成を示すブロック線図 位置オブザーバを用いたディジタル速度制御装置の構成を示すブロック線図 位置オブザーバを用いたディジタル位置制御装置の構成を示すブロック線図
符号の説明
1、12、301、310、501、519、701 減算器
2 ディジタル制御器の主要部
3 ディジタル制御器の遅れ要素部
4 ホールド
5、304 制御対象の遅れ要素部
6、305 制御対象の主要部
7 サンプラ
8、15、306、509、511、513、515、517、628 加算器
9 離散化制御対象のモデルの主要部
10 ディジタル制御器の遅れ要素部のモデル
11 離散化制御対象のモデルの遅れ要素部
13 ディジタルオブザーバの第1補償器
14 ディジタルオブザーバの第2補償器
16 ディジタル制御器
17 制御対象
18、527、629 オブザーバ制御対象
19 オブザーバ補償器
20 ディジタルオブザーバ
302 制御器の主要部
303 制御器の遅れ要素部
304 制御対象の遅れ要素部
305 制御対象の主要部
307 制御対象の主要部のモデル
308 制御器の遅れ要素部のモデル
309 制御対象の遅れ要素部のモデル
311 オブザーバの補償器
312 制御器
313 制御対象
314 オブザーバ
502 PI制御器
503 フィルタ
504 トルク制御部
505 モータ
506 負荷機械
507 位置検出器
508、620 ディジタル積分器
510 モータ発生トルクからモータ回転速度までの離散化モデル
512 フィルタのモデル
514 トルク制御部の離散化モデル
516 計算時間遅れのモデル
518 検出時間遅れのモデル
520 ディジタル微分器
521、522、523、524、525、526 速度オブザーバ補償ゲイン
528 速度オブザーバ
621、622、623、624、625、626、627 位置オブザーバ補償ゲイン
630 位置オブザーバ
702 位置制御器

Claims (7)

  1. 速度指令とフィードバック速度との偏差を入力しメイントルク指令を出力するPI制御器と、前記メイントルク指令を入力しトルク指令を出力するフィルタと、前記トルク指令に基づいてモータ発生トルクを制御し負荷機械を駆動するトルク制御部と、位置検出器が検出したモータ回転位置をディジタル微分でモータ回転速度を算出して出力するディジタル微分器と、前記モータ回転速度と前記メイントルク指令とを入力し前記フィードバック速度を出力する速度オブザーバと、を備えたディジタル制御装置であって、
    前記速度オブザーバが、
    前記モータ発生トルクから前記モータ回転速度までの離散化モデルを有し、推定モータ回転速度を出力するオブザーバ制御対象と、
    前記モータ回転速度と前記推定モータ回転速度との偏差に乗算する複数の補償ゲインと、
    前記補償ゲインの出力のうちの1つである第1出力を入力し外乱要素を出力するディジタル積分器と、
    前記メイントルク指令と、前記外乱要素と、前記第1出力とは異なる他の前記補償ゲインの出力のうちの1つである第2出力と、を加算する加算器と、を備え、
    前記加算器の出力を前記離散化モデルに入力し、前記離散化モデルの出力を前記フィードバック速度とすることを特徴とするディジタル制御装置。
  2. 前記オブザーバ制御対象が、前記離散化モデルの後段に、前記フィルタのモデル、前記トルク制御部の離散化モデル、計算時間遅れのモデルを有し、
    前記第1および第2出力とは異なる他の前記補償ゲインの出力を、前記離散化モデル、前記フィルタのモデル、前記トルク制御部の離散化モデル、前記計算時間遅れのモデルの各出力である各状態量に対して個別に加算することを特徴とする請求項1記載のディジタル制御装置。
  3. 前記フィルタのモデルと前記トルク制御部の離散化モデルが、ディジタルローパスフィルタもしくは1以上のサンプリング遅れで構成され、
    前記計算時間遅れのモデルが、1以上のサンプリング遅れで構成されることを特徴とする請求項2に記載のディジタル制御装置。
  4. 速度指令とフィードバック速度との偏差を入力しメイントルク指令を出力するPI制御器と、前記メイントルク指令を入力しトルク指令を出力するフィルタと、前記トルク指令に基づいてモータ発生トルクを制御し負荷機械を駆動するトルク制御部と、位置検出器が検出したモータ回転位置と前記メイントルク指令とを入力し前記フィードバック速度を出力する位置オブザーバと、を備えたディジタル制御装置であって、
    前記位置オブザーバが、
    前記モータ発生トルクからモータ回転速度までの離散化モデルを有し、推定モータ位置を出力するオブザーバ制御対象と、前記モータ回転位置と前記推定モータ位置との偏差に乗算する複数の補償ゲインと、
    前記補償ゲインの出力のうちの1つである第1出力を入力し外乱要素を出力するディジタル積分器と、
    前記メイントルク指令と、前記外乱要素と、前記第1出力とは異なる他の前記補償ゲインの出力のうちの1つである第2出力と、を加算する加算器と、を備え、
    前記加算器の出力を前記離散化モデルに入力し、前記離散化モデルの出力を前記フィードバック速度とすることを特徴とするディジタル制御装置。
  5. 前記オブザーバ制御対象が、前記離散化モデルの後段に、他のディジタル積分器、前記フィルタのモデル、前記トルク制御部の離散化モデル、計算時間遅れのモデルを有し、
    前記第1および第2出力とは異なる他の前記補償ゲインの出力を、前記離散化モデル、前記他のディジタル積分器、前記フィルタのモデル、前記トルク制御部の離散化モデル、前記計算時間遅れのモデルの各出力である各状態量に対して個別に加算することを特徴とする請求項4記載のディジタル制御装置。
  6. 前記フィルタのモデルと前記トルク制御部の離散化モデルが、ディジタルローパスフィルタもしくは1以上のサンプリング遅れで構成され、
    前記計算時間遅れのモデルが、1以上のサンプリング遅れで構成されることを特徴とする請求項5に記載のディジタル制御装置。
  7. 更に、位置指令とフィードバック位置との偏差を入力し前記速度指令を出力する位置制御器を備え、
    前記他のディジタル積分器の出力を前記フィードバック位置とすることを特徴とする請求項4乃至6のいずれかに1項に記載のディジタル制御装置。
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