JP2007334614A - 位置制御装置 - Google Patents

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清太郎 大田
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Abstract

【課題】 外乱抑圧特性を下げることなくオーバシュートを小さくすることができる位置制御装置を提供する。
【解決手段】 位置指令とモータ位置の位置偏差を比例演算し第1トルク指令を生成する比例演算器(20)と、位置偏差を積分演算し第2トルク指令を生成する積分演算器(40)と、位置偏差を微分演算し第3トルク指令を生成する微分演算器(30)と、第1トルク指令と第2トルク指令と第3トルク指令を加算してトルク指令を生成する加算器(2)とを備えた位置制御装置において、位置指令からフィードフォワード信号を生成するフィードフォワード制御器(100)と、トルク指令からフィードフォワード信号を減算し新たなトルク指令を生成する差分器(4)と、を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、ロボットや工作機械などの制御装置、特に位置指令に対してオーバシュートを小さくする必要がある位置制御装置に関する。
従来から、位置制御装置には、比例演算、積分演算、および微分演算を組み合わせてモータを制御するPID制御が用いられている。例えば、図7は特許文献1に開示されたサーボ機構制御装置である。図7において112は命令位置発生器、114はエラー検出器、116はコントローラ、118はアクチュエータ、120はシステムと位置フィードバック装置である。コントローラの利得(ゲイン)を変更可能にすることによりサーボ特性の性能改善をするというものである。
図3は従来の位置制御装置のブロック図である。図において、10はモータ、1はモータ制御器、2は加算器、3は差分器、20は比例演算器、21は比例ゲインKp、30は微分演算器、31は微分ゲインKd、32は微分器、40は積分演算器、41は積分ゲインKi、42は積分器である。図3において、差分器3は位置指令とモータ10のモータ位置とを入力して位置偏差を出力する。比例演算器20は差分器3の出力である位置偏差を入力し、比例ゲインKpを乗じた信号を出力する。微分演算器30は差分器3の出力である位置偏差を入力し、微分器32で微分演算を行い、微分ゲインKdを乗じた信号を出力する。積分演算器40は差分器3の出力である位置偏差を入力し、積分器42で積分演算を行い、積分ゲインKiを乗じた信号を出力する。そして、比例演算器20の出力と微分演算器30の出力と積分演算器40の出力を加算器2で加算してトルク指令を算出し、モータ制御器1の制御入力信号を生成するというものである。
このように従来の位置制御装置は位置偏差の比例演算、微分演算、積分演算を行い、モータ1の制御入力を生成してモータ1を制御する。
特表2002−531885号公報
図4は従来の位置制御装置を用いた時のステップ応答である。従来のPID制御装置は、比例ゲインKp、微分ゲインKd、積分ゲインKiを調整することでシステムの極を配置することができるのでモータ位置が振動しないゲインを設定することができる。しかしながら、従来の位置制御装置を用いたシステムは零点を持つためにオーバシュートが発生する。オーバシュートを小さくするためには、比例ゲインKp、微分ゲインKd、積分ゲインKiを小さく設定する必要があるが、外乱抑圧特性が下がるという問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、外乱抑圧特性を下げることなくオーバシュートを小さくすることができる位置制御装置を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したのである。
請求項1に記載の発明は、位置指令とモータ位置の位置偏差を比例演算し第1トルク指令を生成する比例演算器と、前記位置偏差を積分演算し第2トルク指令を生成する積分演算器と、前記位置偏差を微分演算し第3トルク指令を生成する微分演算器と、前記第1トルク指令と前記第2トルク指令と前記第3トルク指令を加算してトルク指令を生成する加算器とを備えた位置制御装置において、前記位置指令からフィードフォワード信号を生成するフィードフォワード制御器と、前記トルク指令から前記フィードフォワード信号を減算し新たなトルク指令を生成する差分器と、を備えることを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の位置制御装置において、前記フィードフォワード制御器は、前記位置指令を比例演算し第1FF信号を生成するFF比例演算器と、前記位置指令を微分演算し第2FF信号を生成するFF微分演算器と、前記トルク指令から前記第1FF信号と前記第2FF信号の少なくとも一方を減算し新たなトルク指令を生成する差分器と、を備えることを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項2記載の位置制御装置において、前記第2FF信号から新たな第2FF信号を生成するローパスフィルタを備えることを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1記載の位置制御装置において、前記フィードフォワード制御器は、前記位置制御装置の伝達関数の零点を打ち消すように設定することを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、請求項2記載の位置制御装置において、前記FF微分演算器のゲインは、位置偏差を微分演算し第3トルク指令を生成する微分演算器のゲインと略同じに設定することを特徴とするものである
請求項6に記載の発明は、請求項2記載の位置制御装置において、前記FF比例演算器のゲインは、位置偏差を比例演算し第1トルク指令を生成する比例演算器のゲインと略同じに設定することを特徴とするものである。
請求項7に記載の発明は、請求項2記載の位置制御装置において、前記FF比例演算器のゲインは、任意の値を設定することを特徴とするものである。
請求項1乃至3の発明によると、外乱抑圧特性を下げることなくモータ位置のオーバシュートを小さくすることができる。
請求項4乃至7の発明によると、外乱抑圧特性を下げることなくモータ位置のオーバシュートを0とすることができる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明の位置制御装置のブロック図である。図において10はモータ、1はモータ制御器、2は加算器、3は差分器、20は比例演算器、21は比例ゲインKp、30は微分演算器、31は微分ゲインKd、32は微分器、40は積分演算器、41は積分ゲインKi、42は積分器、100はフィードフォワード制御器、101は加算器、110はFF微分演算器、111はFF微分ゲインKff1、112は微分器、120はFF比例演算器、121はFF比例ゲインKff2である。図1において、差分器3は位置指令とモータ10のモータ位置から位置偏差を生成する。比例演算器20は差分器3の生成した位置偏差に比例ゲインKpを乗じて第1トルク指令を生成する。微分演算器30は差分器3の生成した位置偏差を微分器32で微分演算を行い、さらに微分ゲインKdを乗じて第3トルク指令を生成する。積分演算器40は差分器3の生成した位置偏差を積分器42で積分演算を行い、さらに積分ゲインKiを乗じて第2トルク指令を生成する。次に加算器2で第1トルク指令と第2トルク指令と第3トルク指令とを加算してトルク指令を生成する。
フィードフォワード制御器100はFF微分演算器110、FF比例演算器120のどちらか一方または両方を有している。FF微分演算器110は位置指令にFF微分ゲイン111を乗じ、微分器112で微分演算して第2FF信号を生成する。FF比例演算器120は位置指令にFF比例ゲイン121を乗じて第1FF信号を生成する。加算器101は第1FF信号と第2FF信号を加算してトルクフィードフォワード信号を生成する。フィードフォワード制御器100がFF微分演算器110またはFF比例演算器120のどちらか一方のみを有している場合は、トルクフィードフォワード信号は第1FF信号か、第2FF信号かのいずれかだけになる。差分器4は、トルク指令からフィードフォワード信号を減算してモータ10の駆動信号を生成する。
FF微分ゲイン111、FF比例ゲイン121を調整することでシステムの零点を操作できるためモータ位置のオーバシュートを小さくすることができる。
本発明が従来技術と異なる点は、フィードフォワード制御器100を用いてフィードフォワード信号を生成し、従来のトルク指令からトルクフィードフォワード信号を減算してモータ制御器1の駆動信号とする点である。
図5は本発明における位置制御装置を用いた時のステップ応答である。
また、本発明における位置制御装置においてフィードフォワード制御器100がFF微分演算器110のみを有している場合には、FF微分ゲインKff1に微分ゲインKdを設定する。また、フィードフォワード制御器100がFF微分演算器110とFF比例演算器120とを有している場合には、FF微分ゲインKff1に微分ゲインKdを設定し、FF比例ゲインKff2に比例ゲインKpまたは任意の値を設定する。
このようにフィードフォワード制御器100のFF微分ゲインKff1とFF比例ゲインKff2を設定することで、システムの伝達関数の零点の数を少なくするもしくは消去することができるのでオーバシュートを0とすることができる。
図6は本発明における位置制御装置を用いて、フィードフォワード制御器100がFF微分ゲイン110とFF比例ゲイン120とを有していて、Kff1=Kd、Kff2=Kpとした時のステップ応答である。
フィードフォワード制御器100は他の構成でもよい。図2は本発明のフィードフォワード制御器100における別の構成のブロック図である。図において100はフィードフォワード制御器、101は加算器、110はFF微分演算器、111はFF微分ゲインKff1、112は微分器、113は任意のローパスフィルタ、120はFF比例演算器、121はFF比例ゲインKff2である。図2においてフィードフォワード制御器100はFF微分演算器110、およびFF比例演算器120を有しているがFF比例演算器120は有していなくてもよい。FF微分演算器110は位置指令にFF微分ゲイン111を乗じ、微分器112で微分演算し、フィルタ113でフィルタ処理をし、第2FF信号を生成する。加算器101は第1FF信号と第2FF信号を加算してトルクフィードフォワード信号を生成する。フィードフォワード制御器100がFF比例演算器120を有していない場合、第2FF信号をトルクフィードフォワード信号とする。
本発明の第1実施例を示す位置制御装置のブロック図 本発明の第2実施例を示す位置制御装置におけるフィードフォワード制御器のブロック図 従来の位置制御装置のブロック図 従来の位置制御装置を用いた場合のステップ応答波形 本発明の第1実施例の位置制御装置を用いた場合のステップ応答波形 本発明の第1実施例の位置制御装置を用いた場合でKff1=Kd、Kff2=Kpとした場合のステップ応答波形 従来例のブロック図
符号の説明
1 モータ制御器
2 加算器
3、4 差分器
10 モータ
20 比例演算器
21 比例ゲイン
30 微分演算器
31 微分ゲイン
32 微分器
40 積分演算器
41 積分ゲイン
42 積分器
100 フィードフォワード制御器
101 加算器
110 FF微分演算器
111 FF微分ゲイン
112 微分器
113 フィルタ
120 FF比例演算器
121 FF比例ゲイン

Claims (7)

  1. 位置指令とモータ位置の位置偏差を比例演算し第1トルク指令を生成する比例演算器と、前記位置偏差を積分演算し第2トルク指令を生成する積分演算器と、前記位置偏差を微分演算し第3トルク指令を生成する微分演算器と、前記第1トルク指令と前記第2トルク指令と前記第3トルク指令を加算してトルク指令を生成する加算器とを備えた位置制御装置において、
    前記位置指令からフィードフォワード信号を生成するフィードフォワード制御器と、
    前記トルク指令から前記フィードフォワード信号を減算し新たなトルク指令を生成する差分器と、
    を備えることを特徴とする位置制御装置。
  2. 前記フィードフォワード制御器は、前記位置指令を比例演算し第1FF信号を生成するFF比例演算器と、前記位置指令を微分演算し第2FF信号を生成するFF微分演算器と、前記トルク指令から前記第1FF信号と前記第2FF信号の少なくとも一方を減算し新たなトルク指令を生成する差分器と、を備えることを特徴とする請求項1記載の位置制御装置。
  3. 前記第2FF信号から新たな第2FF信号を生成するローパルフィルタを備えることを特徴とする請求項2記載の位置制御装置。
  4. 前記フィードフォワード制御器は、前記位置制御装置の伝達関数の零点を打ち消すように設定することを特徴とする請求項1記載の位置制御装置。
  5. 前記FF微分演算器のゲインは、位置偏差を微分演算し第3トルク指令を生成する微分演算器のゲインと略同じに設定することを特徴とする請求項2記載の位置制御装置。
  6. 前記FF比例演算器のゲインは、位置偏差を比例演算し第1トルク指令を生成する比例演算器のゲインと略同じに設定することを特徴とする請求項2記載の位置制御装置。
  7. 前記FF比例演算器のゲインは、任意の値を設定することを特徴とする請求項2記載の位置制御装置。
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