JP5067440B2 - 配線基板 - Google Patents

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Description

本発明は、接続対象に接続される配線基板に関する。
従来から、各種装置に接続されて信号の送受信や電力供給などを行う配線基板がある。例えば、記録用紙などの被記録媒体に画像や文字などを記録する、多数の記録素子を備えた記録装置の分野においては、高速印刷及び高解像度印刷の要求に応えるため、近年、記録素子の数が増大し、高密度化の傾向にある。すると、記録素子の増加にともなって、記録素子に接続された素子側接点に接続される配線基板の基板側接点も増加して、高密度になり、これらの複数の基板側接点への配線の引き回しが複雑になっていた。
そこで、配線の引き回しを容易にする構成として、特許文献1に記載のインクジェットヘッドの圧電式アクチュエータに接続される配線体は、配線基板が2枚重ねて積層されており、圧電式アクチュエータの複数の素子側接点に対応する複数の基板側接点と、複数の基板側接点へつながる配線を2枚の配線基板に分けて形成している。そして、圧電式アクチュエータと対向する一方の配線基板には、他方の配線基板に形成された基板側接点と対向する位置に開口が形成されており、その開口から他方の配線基板に形成された基板側接点が圧電式アクチュエータ側に露出している。このように、複数の基板側接点が2枚の配線基板に分けて配置されることで、これらの複数の基板側接点への配線の引き回しを容易にしている。
特開2009−4419号公報(図6)
しかしながら、特許文献1に記載の配線体においては、2枚の配線基板を重ねて高密度の接点配置を実現し、接点間隔が微小であるため、接続対象である圧電式アクチュエータに対して2枚の配線基板を精度よく位置合わせして接合することになるが、2枚の配線基板は別部材であり、微小な接点間隔の配線基板を位置合わせするのは困難であるとともに、時間がかかってしまう。また、2枚の配線基板のうちいずれかの配線基板に接続対象から離れる方向の力が加わったときに、力が加わっている配線基板に形成された基板側接点だけでその力を受けることになり、接合強度が低く、接続対象からの配線基板のずれや剥離が生じやすい。
そこで、本発明の目的は、複数の基板側接点への配線の引き回しを容易にした上で、接続対象の接続部分に対する基板の位置合わせを簡単且つ迅速に行うとともに、接続対象からの基板のずれや剥離を防止する配線基板を提供することである。
本発明の配線基板は、接続対象の接続部分に形成された複数の対象側接点にそれぞれ接続される複数の基板側接点と、前記複数の基板側接点と接続された複数の配線と、これらの基板側接点及び配線が形成された基板とを有する配線基板であって、前記基板は、前記接続対象に接続されたときに前記接続部分と重なる第1部分と、前記第1部分とつながった第2部分と、を有しており、前記基板における前記第1部分の前記接続対象と対向する一方の面には、前記複数の基板側接点のうちの一部の前記基板側接点である第1基板側接点が形成されており、前記基板における前記第1部分とつながった前記第2部分の前記一方の面と反対側の他方の面には、前記基板が折り曲げられて前記第1部分と前記第2部分が重ねられたときに、平面視で前記第1基板側接点と重ならない領域に前記複数の基板側接点のうちの残りの前記基板側接点である第2基板側接点が形成されており、前記第1部分には、前記第1部分と前記第2部分が重ねられたときに、前記第2基板側接点と対向する位置に、これらの基板側接点を前記第1部分の前記一方の面から露出させる開口が形成されている。
本発明の配線基板によると、複数の基板側接点が第1基板側接点と第2基板側接点として基板の第1部分の一方の面と第2部分の他方の面に分けて形成されている。したがって、基板が折り曲げられて第1部分と第2部分が重ねられたときに、第1部分の一方の面を接続対象の接続部分に対向させつつ、第2部分の他方の面に形成された第2基板側接点を、第1部分に形成された開口から露出させて、第1部分の一方の面に形成された第1基板側接点とともに、接続対象の接続部分に形成された対象側接点に接続することができる。これにより、第1基板側接点と第2基板側接点へ接続される複数の配線を第1部分と第2部分に分けてそれぞれ引き回すことが可能となり、複数の基板側接点へ複数の配線を容易に引き回すことができる。このとき、基板が折り曲げられて第1部分と第2部分は重ねられるため、基板の平面的な大きさは第2部分がなく第1部分だけの場合と変わらない。
また、第1部分と第2部分はつながっているため、基板を折り曲げて重ねたときに、簡単に位置合わせすることができる。したがって、接続対象の接続部分に対して第1部分及び第2部分のいずれか一方の部分を位置合わせするだけで、接続部分、第1部分及び第2部分の位置合わせを簡単且つ迅速に行うことができる。さらに、基板の第1部分または第2部分に接続対象から離れる方向の力が加わったときに、第1部分と第2部分がつながっているため、全ての基板側接点にその力を分散させることができ、接合強度が高く、接続対象からの基板のずれや剥離を防止することができる。
また、前記基板には、前記基板が折り曲げられたときに、前記第1部分と前記第2部分が重ならない領域に、前記複数の基板側接点が前記複数の配線を介して接続された駆動ICが配置されていることが好ましい。これによると、基板が折り曲げられて第1部分と第2部分が重ねられたときに、第1部分と第2部分の間に駆動ICが介在することがなく、重ねられた第1部分と第2部分の平行度を高めることが可能となり、位置合わせがしやすい。
このとき、前記基板には、前記基板が折り曲げられて前記第1部分に対して前記第2部分が重ねられたときに、前記第1部分が形成されている側であって、前記第1部分と前記第2部分が重ならない領域に前記駆動ICが配置されており、前記第1部分には、前記駆動ICに接続される複数の第1配線が形成されており、前記複数の第1配線のうちの一部の前記第1配線は、前記第1基板側接点と接続されており、前記第1部分の前記他方の面には、残りの前記第1配線と接続された第1接続接点が形成されており、前記第2部分の前記他方の面には、前記基板が折り曲げられて前記第1部分に対して前記第2部分が重ねられたときに、前記第1接続接点と接続される第2接続接点と、前記第2接続接点と前記第2基板側接点を接続する第2配線が形成されていることが好ましい。これによると、折り曲げられて第1部分に対して第2部分が重ねられた基板の第1部分が形成されている側に配置された駆動ICに、第2部分の他方の面に形成された第2基板側接点から配線を引き回すときに、第1接続接点と第2接続接点を用いて、その配線長さを短くすることができる。
また、前記基板には、前記基板が折り曲げられて前記第2部分に対して前記第1部分が重ねられたときに、前記第2部分が形成されている側であって、前記第1部分と前記第2部分が重ならない部分に前記駆動ICが配置されており、前記第2部分には、前記駆動ICに接続される複数の第3配線が形成されており、前記複数の第3配線のうちの一部の前記第3配線は、前記第2基板側接点と接続されており、前記第2部分の前記他方の面には、残りの前記第3配線と接続された第3接続接点が形成されており、前記第1部分の前記他方の面には、前記基板が折り曲げられて前記第2部分に対して前記第1部分が重ねられたときに、前記第3接続接点と接続される第4接続接点と、前記第4接続接点と前記第1基板側接点を接続する第4配線が形成されていることが好ましい。これによると、第2部分に対して第1部分が重ねられた基板の第2部分が形成されている側に配置された駆動ICに、第1部分の一方の面に形成された第1基板側接点から配線を引き回すときに、第3接続接点と第4接続接点を用いて、その配線長さを短くすることができる。
また、前記複数の基板側接点は、前記基板が折り曲げられて前記第1部分と前記第2部分が重ねられたときに、所定の第1方向に並んで列を構成して、その列が前記第1方向と交差する第2方向に複数並べて配置されており、前記複数の基板側接点に接続された前記複数の配線は、前記第1方向に向かって引き出されており、前記第1部分には、1列の前記第1基板側接点の列と、前記第2部分に形成された1列の前記第2基板側接点の列を前記第1部分の前記一方の面から露出させる前記開口とが前記第2方向に交互に並べて配置されており、前記開口の前記第2方向に関する幅は、前記第2基板側接点の前記第2方向に関する幅とほぼ同じであることが好ましい。これによると、第1部分においては、互いに隣接する第1基板側接点の列と第2基板側接点の列の間を第1基板側接点へ配線を引き回すためにだけ利用可能となり、且つ、その間の面積が大きくなるため、第1基板側接点への配線の引き回しが容易になる。また、第2部分においては、第1基板側接点の列は形成されておらず、第2基板側接点の列だけ形成されており、隣接する第2基板側接点の列の間は、第1部分における隣接する第1基板側接点の列と第2基板側接点の列の間よりも広く、第2基板側接点への配線の引き回しが容易になる。
また、前記複数の基板側接点は、前記基板が折り曲げられて前記第1部分と前記第2部分が重ねられたときに、所定の第1方向に並んで列を構成して、その列が前記第1方向と交差する第2方向に複数並べて配置されており、前記複数の基板側接点に接続された前記複数の配線は、前記第1方向に向かって引き出されており、前記第1部分には、2列の前記第1基板側接点の列と、前記第2部分に形成された2列の前記第2基板側接点の列を前記第1部分の前記一方の面から露出させる前記開口とが前記第2方向に交互に並べて配置されており、前記開口の前記第2方向に関する幅は、前記開口から露出し、前記第2方向に関して互いに隣接する2つの前記第2基板側接点の最も離れた端部同士の幅とほぼ同じであってもよい。これによると、第1部分においては、互いに隣接する第1基板側接点の列と第2基板側接点の列の間を第1基板側接点へ配線を引き回すためにだけ利用可能となり、且つ、その間の面積が大きくなるため、第1基板側接点への配線の引き回しが容易になる。また、第2部分においては、第1基板側接点の列は形成されておらず、第2基板側接点の列だけ形成されており、隣接する第2基板側接点の列の間は、第1部分における隣接する第1基板側接点の列と第2基板側接点の列の間とよりも広く、第2基板側接点への配線の引き回しが容易になる。
一方、別の観点では、本発明の配線基板は、接続対象の接続部分に形成された複数の対象側接点にそれぞれ接続される複数の基板側接点と、前記複数の基板側接点と接続された複数の配線と、これらの基板側接点及び配線が形成された基板とを有する配線基板であって、前記基板は、前記接続対象に接続されたときに前記接続部分と重なる第1部分と、前記第1部分とつながった第2部分と、を有しており、前記基板における前記第1部分の前記接続対象と対向する一方の面には、前記複数の基板側接点が形成されており、前記基板における前記第1部分の前記一方の面と反対側の他方の面には、平面視で前記複数の基板側接点の一部と重なり、これらの基板側接点とそれぞれスルーホールを介して接続された第5接続接点が形成されており、前記第1部分とつながった前記第2部分の前記他方の面には、前記基板が折り曲げられて前記第1部分と前記第2部分が重ねられたときに、前記第5接続接点と接続される第6接続接点が形成されている。
本発明の配線基板によると、基板における第1部分の一方の面に複数の基板側接点が形成されており、第1部分の一方の面を接続対象の接続部分に対向させて、複数の基板側接点を接続部分に形成された対象側接点に接続することができる。そして、複数の基板側接点のうちの一部の基板側接点が第5接続接点を介して第2部分の他方の面に形成された第6接続接点と接続されている。これにより、複数の基板側接点への複数の配線を第1部分と第2部分に分けてそれぞれ引き回すことが可能となり、複数の基板側接点へ複数の配線を容易に引き回すことができる。このとき、基板が折り曲げられて第1部分と第2部分は重ねられるため、基板の平面的な大きさは第2部分がなく第1部分だけの場合と変わらない。
また、第1部分と第2部分はつながっているため、基板を折り曲げて重ねたときに、簡単に位置合わせすることができる。したがって、接続対象の接続部分に対して第1部分及び第2部分のいずれか一方の部分を位置合わせするだけで、接続部分、第1部分及び第2部分の位置合わせを簡単且つ迅速に行うことができる。さらに、基板の第1部分または第2部分に接続対象から離れる方向の力が加わったときに、第1部分と第2部分がつながっているため、全ての基板側接点にその力を分散させることができ、接合強度が高く、接続対象からの基板のずれや剥離を防止することができる。
複数の配線を第1部分と第2部分に分けて複数の基板側接点へ容易に引き回すことができる。また、接続対象の接続部分に対して第1部分及び第2部分のいずれか一方の部分を位置合わせするだけで、接続部分、第1部分及び第2部分の位置合わせを簡単且つ迅速に行うことができる。さらに、基板の第1部分または第2部分に力が加わったときに、第1部分及び第2部分がつながっているため、全ての基板側接点にその力を分散させて、接続対象からの基板のずれや剥離を防止することができる。
本実施形態に係るプリンタの概略構成図である。 インクジェットヘッドの平面図である。 図2のA−A線断面図である。 アクチュエータユニットに接続されたFPCについて説明する図であり、(a)は斜視図であり、(b)は紙送り方向から見たときの側面図である。 折り曲げられたFPCを下方から見たときの平面図である。 折り曲げられてアクチュエータユニットに接続される前のFPCの平面図であり、(a)は裏面であり、(b)は表面である。 折り曲げられたFPCの断面図であり、(a)は図5のB−B線断面図であり、(b)は図5のC−C線断面図である。 変形例1について説明する図であり、(a)は折り曲げられたFPCを下方から見たときの平面図であり、(b)は(a)のD−D線断面図である。 変形例2において折り曲げられたFPCを下方から見たときの平面図である。 変形例3について説明する図であり、(a)は折り曲げられてアクチュエータユニットに接続される前のFPCの平面図であり、(b)は折り曲げられたFPCを下方から見たときの平面図である。
以下、本発明の好適な実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係るプリンタの概略構成図である。図1に示すように、プリンタ1は、キャリッジ2、インクジェットヘッド3、搬送ローラ4などを備えている。
キャリッジ2は、走査方向(図1の左右方向)に往復移動する。インクジェットヘッド3は、キャリッジ2の下面に取り付けられており、その下面に形成されたノズル35(図3参照)からインクを噴射する。搬送ローラ4は、記録用紙Pを紙送り方向(図1の手前方向)に搬送する。そして、プリンタ1においては、搬送ローラ4によって紙送り方向に搬送される記録用紙Pに、キャリッジ2とともに走査方向に往復移動するインクジェットヘッド3のノズル35からインクが噴射されることにより、記録用紙Pに画像や文字などが記録される。また、画像や文字などが記録された記録用紙Pは、搬送ローラ4によって紙送り方向に排出される。
次に、インクジェットヘッド3について説明する。図2は、インクジェットヘッドの平面図である。図3は、図2のA−A線断面図である。なお、図2に示すインクジェットヘッドの平面図では、アクチュエータユニット31の上方に配置されるFPC50を2点鎖線で示している。図2及び図3に示すように、インクジェットヘッド3は、インク流路が形成された流路ユニット30と、インク流路内のインクに噴射圧力を付与する圧電式のアクチュエータユニット31(接続対象)と、アクチュエータユニット31の上面を覆うフレキシブル配線基板50(FPC)とを有している。
流路ユニット30には、図示しない4つのインクカートリッジにそれぞれ接続される4つのインク供給口32と、このインク供給口32から分岐して走査方向と直交する図2の上下方向(紙送り方向)に沿って延びる4つのマニホールド33と、各マニホールド33に連通した複数の圧力室34と、複数の圧力室34にそれぞれ連通する複数のノズル35が形成されている。複数のノズル35と複数の圧力室34は、紙送り方向に配列されてノズル列と圧力室の列を形成しているとともに、このようなノズル列と圧力室の列が走査方向に4列配列されている。そして、図2の左方のノズル列に属するノズル35から順に、マゼンタ、シアン、イエロー、ブラックのインクが噴射される。
アクチュエータユニット31は、複数の圧力室34を覆うように流路ユニット30に接合された振動板40と、振動板40の上面に配置された圧電層41と、圧電層41の上面に複数の圧力室34と対応して設けられた複数の個別電極42と、複数の個別電極42の端部に形成された複数の対象側バンプ43とを有している。振動板40は、金属材料で形成されており、グランド電位に保持されている。そして、このアクチュエータユニット31は、後述するFPC50のドライバIC51から個別電極42に所定の駆動パルス信号が供給されたときに、個別電極42と振動板40の間に生じる電界により、その間の圧電層41が圧電歪みを起こして、振動板40に撓み変形を生じさせるようになっている。この振動板40の撓み変形により圧力室34の容積が変動することで、圧力室34内のインクに圧力が付与され、圧力室34に連通するノズル35からインクが噴射される。複数の対象側バンプ43は、複数のノズル35に対応して紙送り方向に所定間隔をあけて並べて配置されているとともに、この列が走査方向に4列並べて配置されている。
次に、FPC50について説明する。図4は、アクチュエータユニットに接続されたFPCについて説明する図であり、(a)は斜視図であり、(b)は紙送り方向から見たときの側面図である。図5は、折り曲げられたFPCを下方から見たときの平面図である。図6は、折り曲げられてアクチュエータユニットに接続される前のFPCの平面図であり、(a)は裏面であり、(b)は表面である。図7は、折り曲げられたFPCの断面図であり、(a)は図5のB−B線断面図であり、(b)は図5のC−C線断面図である。なお、図5及び図6に示されるFPCの平面図は、説明の簡略化のため、アクチュエータユニットの個別電極のバンプに接続されるバンプの数を減らした模式的な図になっている。以下では、この模式的なFPCを用いて説明する。
図4(a)、(b)及び図5に示すように、FPC50は、基板53と、基板53に形成され、アクチュエータユニット31の圧電層41の上面(接続部分)に形成された複数の対象側バンプ43と接続された複数の基板側バンプ70などを有しており、基板53を折り曲げて厚み方向に重ねた状態でアクチュエータユニット31の上面に配置されている。なお、以下の説明においては、基板53のアクチュエータユニット31と対向する面を裏面とし、反対側の面を表面とする。この本実施形態における基板53の裏面(表面)が、本発明における基板の一方の面(他方の面)に相当する。
図6(a)、(b)に示すように、基板53は、ポリイミドなどの絶縁性樹脂材料からなり、可撓性を有しており、X方向を走査方向と平行にしたときに圧電層41と同じ平面方向の大きさの第1部分60と、第1部分60とつながり、X方向に関して第1部分60と並べて配置され、第1部分60と同様の平面形状の第2部分61と、第1部分60とつながり、X方向と直交するY方向に関して第1部分60と並べて配置された第3部分62とを有している。
基板53は、第1部分60の表面60bと第2部分61の表面61bが対向するように折り曲げられて、第1部分60の裏面60aがアクチュエータユニット31の圧電層41と対向するように配置される。すると、第2部分61は第1部分60のアクチュエータユニット31とは反対側に重なり、第3部分62は第2部分61と重ならないように配置される。
図6(a)、(b)に示すように、基板53における第3部分62の裏面62aには、X方向に延在した矩形状のドライバIC51が配置されている。ドライバIC51は、複数の個別電極42のそれぞれに対して駆動パルス信号を供給するものである。
第1部分60の裏面60aには、複数の基板側バンプ70のうちの一部の基板側バンプ70である第1基板側バンプ70aが形成されており、第1基板側バンプ70aは、アクチュエータユニット31の対象側バンプ43に対応してY方向に所定間隔をあけて並べて配置されているとともに、この列がX方向に2列並べて配置されている。
第2部分61の表面61bには、複数の基板側バンプ70のうちの残りの基板側バンプ70である第2基板側バンプ70bが形成されており、第2基板側バンプ70bは、第1基板側バンプ70aと同様に、アクチュエータユニット31の対象側バンプ43に対応してY方向に所定間隔をあけて並べて配置されているとともに、この列がX方向に2列並べて配置されている。基板53が折り曲げられて第1部分60と第2部分61が重ねられたときには、第1基板側バンプ70aの列と第2基板側バンプ70bの列は、平面視でX方向に交互に並べて配置される。このとき、互いに隣接する第1基板側バンプ70aの列と第2基板側バンプ70bの列の間隔は、互いに隣接する2つの対象側バンプ43の列の間隔と同じになっている。
また、第1部分60には、第1部分60と第2部分61が重ねられたときに、第2基板側バンプ70bの列と対向する位置に、厚み方向に貫通した開口71が形成されている。開口71は、Y方向に延在した矩形状をしており、第1基板側バンプ70aの列と交互にX方向に並べて配置されており、第1部分60と第2部分61が重ねられたときに、これらの第2基板側バンプ70bを第1部分60の裏面60aから露出させる。開口71のX方向に関する幅は、基板53に形成されたバンプのX方向に関する幅とほぼ同じ幅となっている(例えば、本実施形態においては、開口71のX方向に関する幅は200μmであり、バンプの直径は180μmである)。
さらに、第1部分60の裏面60a及び第3部分の裏面62aには、ドライバIC51と接続された複数の第1配線72が形成されている。これら第1配線72のうちの一部の第1配線72aは、一端がドライバIC51に接続され、対応する第1基板側バンプ70aが属する第1基板側バンプ70aの列とその第1基板側バンプ70aの列と隣接する開口71の間を引き回されて、他端が対応する第1基板側バンプ70aに接続されている。
また、第1部分60の表面60bには、平面視で上述した第1基板側バンプ70aと接続される第1配線72aの束と重ならない領域に、第1接続バンプ73が形成されている。第1接続バンプ73は、Y方向に関する第3部分62側の端部において、X方向に並べて配置されている。そして、第1配線72のうちの残りの第1配線72bは、一端がドライバIC51に接続され、Y方向に引き回されて、他端がそれぞれ対応する第1接続バンプ73にスルーホール76を介して接続されている(図7(b)参照)。
そして、第2部分61の表面61bには、第1部分60と第2部分61が重ねられたときに、平面視で第1接続バンプ73と重なる位置に形成され、第1接続バンプ73と対向して接続される第2接続バンプ74が形成されている。さらに、第2部分61の表面61bには、第2接続バンプ74と第2基板側バンプ70bとを接続する第2配線75が形成されている。
このようなFPC50の構成において、図5に示すように、基板53が折り曲げられて第1部分60と第2部分61が重ねられると、ドライバIC51に一端が接続された複数の第1配線72のうちの一部の第1配線72aは、対応する第1基板側バンプ70aの列と、その第1基板側バンプ70aの列とX方向に関して隣接する開口71の間を引き回されて、他端が対応する第1基板側バンプ70aに接続される。また、ドライバIC51に一端が接続された複数の第1配線72のうちの残りの第1配線72bは、他端が第1接続バンプ73に接続され、第1接続バンプ73が第2接続バンプ74に接続され、第2接続バンプ74に一端が接続された第2配線75が、平面視で第1配線72aと交差しながら、他端が対応する第2基板側バンプ70bに接続される。したがって、同じインクを噴射するノズル35に対応する基板側バンプ70の列ごとにドライバIC51にまとまって並んで接続されることになる。
このとき、第2部分61の表面61bに形成された第2基板側バンプ70bは、第1部分60に形成された開口71から第1部分60の裏面60a側に露出している。そして、図7(a)に示すように、第2部分61の表面61bに形成された第2基板側バンプ70bは、第1部分60に形成された開口71から第1部分60の裏面60a側に露出し、その頂点が第1部分60の裏面61aに形成された第1基板側バンプ70aの頂点と同一平面上に配置されている。
次に、FPC50とアクチュエータユニット31との接続について説明する。まず、走査方向とX方向が平行となるように、アクチュエータユニット31の圧電層41の上面に基板53の第1部分60の裏面60aを対向させて配置する。このとき、第1部分60の裏面60aに形成された第1基板側バンプ70aと、アクチュエータユニット31の圧電層41の上面に形成された複数の対象側バンプ43のうちの図2の左方から1列目と3列目のY方向に並んだ対象側バンプ43を位置合わせして接続する。すると、基板53の第1部分60に形成された開口71と、圧電層41の上面に形成された複数の対象側バンプ43のうち図2の左方から2列目と4列目のY方向に並んだ対象側バンプ43が対向する。
その後、基板53を折り曲げて第1部分60に対して第2部分61を重ねると、第2部分61の表面61bに形成された第2基板側バンプ70bは、第1部分60に形成された開口71から第1部分60の裏面60a側に露出する。そして、第1部分60の裏面60a側に露出した第2基板側バンプ70bは、圧電層41の上面に形成された複数の対象側バンプ43のうちの図2の左方から2列目と4列目のY方向に並んだ対象側バンプ43と位置合わせすることなく接続される。そして、図4(a)、(b)に示すように、FPC50は、アクチュエータユニット31の圧電層41の上面に接続され、走査方向に関して、アクチュエータユニット31の走査方向に関する幅と同様の幅を有し、紙送り方向に関してアクチュエータユニット31の一方端部を越えてドライバIC51が配置された第3部分62が延在することとなる。
本実施形態におけるFPC50によると、複数の基板側バンプ70が第1基板側バンプ70aと第2基板側バンプ70bとして基板53の第1部分60の裏面60aと第2部分61の表面61bに分けて形成されている。したがって、基板53が折り曲げられて第1部分60と第2部分61が重ねられたときに、第1部分60の裏面60aをアクチュエータユニット31の圧電層41に対向させて、第2部分61の表面61bに形成された第2基板側バンプ70bを、第1部分60に形成された開口71から第1部分60の裏面60a側に露出させて、第1部分60の裏面60aに形成された第1基板側バンプ70aとともに、アクチュエータユニット31の圧電層41に形成された対象側バンプ43に接続することができる。これにより、第1基板側バンプ70aと第2基板側バンプ70bへ接続される複数の配線を第1部分60と第2部分61に分けて引き回すことが可能になり、例えば、複数の基板側バンプ70を基板53の第1部分60の裏面60aにだけ形成して、第1部分60だけを使って複数の基板側バンプ70へ複数の配線を引き回す場合に比べて、隣接する2つのバンプ間において引き回される配線数が減っている。
具体的には、例えば、複数の基板側バンプ70を基板53の第1部分60の裏面60aにだけ形成して、ドライバIC51から複数の基板側バンプ70へ複数の配線を引き回す場合には、X方向に関して互いに隣接する2つの基板側バンプ70の間を引き回される配線数は、最大10本にもわたり、配線の引き回しが非常に困難である。一方、本実施形態では、基板53の第1部分60の裏面60aにおいては、隣接する第1基板側バンプ70aの列と第2基板側バンプ70bの列が露出する開口71の間を第1基板側バンプ70aに接続された配線を引き回すためにだけ利用可能となり、X方向に関して互いに隣接する第1基板側バンプ70aと第2基板側バンプ70bの間を引き回される配線数は、最大で5本となり、第1基板側バンプ70aへの配線の引き回しが容易になる。また、基板53の第2部分61の表面61bにおいては、第1基板側バンプ70aの列は形成されておらず、第2基板側バンプ70bの列だけ形成されており、X方向に関して隣接する第2基板側バンプ70bの列の間は、第1部分60における隣接する第1基板側バンプ70aの列と第2基板側バンプ70bの列の間よりも広く、第2基板側バンプ70bへの配線の引き回しが容易になる。したがって、ドライバIC51から複数の基板側バンプ70への複数の配線を容易に引き回すことができる。このとき、基板53が折り曲げられて第1部分60と第2部分61は重ねられるため、基板53の平面的な大きさは第2部分61がなく第1部分60だけの場合と変わらない。
また、第1部分60と第2部分61はつながっているため、基板53を折り曲げて重ねたときに、簡単に位置合わせすることができる。したがって、アクチュエータユニット31の圧電層41に対して基板53の第1部分60を位置合わせするだけで、アクチュエータユニット31、第1部分60及び第2部分61の位置合わせを簡単且つ迅速に行うことができる。さらに、基板53の第1部分60または第2部分61にアクチュエータユニット31から離れる方向の力が加わったときに、第1部分60と第2部分61がつながっているため、全ての基板側バンプ70にその力を分散させることができ、接続強度が高く、アクチュエータユニット31からの基板53のずれや剥離を防止することができる。
このとき、基板53が折り曲げられて第1部分60と第2部分61が重ねられたときに、第1部分60に形成された第1基板側バンプ70aと第1部分60の開口71から第1部分60の裏面60a側に露出した第2基板側バンプ70bとが1列ごとの短い間隔で並び、アクチュエータユニット31の対象側バンプ43に接合されることとなり、アクチュエータユニット31から離れる方向の力が加わった第1部分60または第2部分61の一方の基板に形成された基板側バンプ70に加えて、他方の基板に形成された基板側バンプ70にその力を分散させやすくなり、基板53のアクチュエータユニット31からのずれや剥離をさらに防止することができる。また、基板53がドライバIC51の発熱によって熱膨張する場合でも、開口71が形成されているため、熱変形を抑制することができ、基板53がアクチュエータユニット31から剥離することを防止することができる。
さらに、基板53が折り曲げられて第1部分60と第2部分61が重ねられたときに、第1部分60と第2部分61の間にドライバIC51が介在することがなく、重ねられた第1部分60と第2部分61の平行度を高めることが可能となり、基板53を折り曲げるだけで第1部分60と第2部分61を正確に位置合わせをすることができるとともに、第2部分61の表面61bに形成された第2基板側バンプ70bとアクチュエータユニット31に形成された対象側バンプ43との接続を確実にすることができる。さらに、第2部分61に形成された第2基板側バンプ70bを第1部分60に形成された開口71を介してアクチュエータユニット31の対象側バンプ43と直接接続できるため、接続不良を低減することができる。
加えて、基板53が折り曲げられて第1部分60と第2部分61が重ねられたときに、基板53の第3部分62に形成されたドライバIC51に、第2部分61の表面61bに形成された第2基板側バンプ70bから配線を引き回すときに、スルーホール76、第1接続バンプ73及び第2接続バンプ74を用いて、その配線長さを短くすることができる。これにより、配線の電気抵抗を小さくすることができる。
また、第2部分61に形成された第2基板側バンプ70bは、基板53が折り曲げられて第1部分60と第2部分61が重ねられたときに、第1接続バンプ73と第2接続バンプ74が接続されて、第1部分60と並べて配置された第3部分62に形成されたドライバIC51と接続されるため、第2基板側バンプ70bと直接接続されるドライバIC51を別に設ける必要がなく、ドライバIC51一つに対して、第1基板側バンプ70aと第2基板側バンプ70bを接続させることができる。
次に、本実施の形態に種々の変更を加えた変形例について説明する。ただし、上述した実施形態と同様の構成を有するものについては、同じ符号を付して適宜その説明を省略する。
本実施形態においては、基板53の第1部分60の裏面60aと第2部分61の表面61bに基板側バンプ70を分けて形成して、基板53が折り曲げられて第1部分60と第2部分61が重ねられたときに、第1部分60に形成された開口71から第2基板側バンプ70bを第1部分60の裏面60a側に露出させて、圧電層41に形成された対象側バンプ43と接続する構成とすることで、ドライバIC51から基板側バンプ70への配線を第1部分60と第2部分61に分けて引き回していたが、基板53の第1部分60に全ての基板側バンプ70を形成して、ドライバIC51から基板側バンプ70への配線を第1部分60と第2部分61に分けて引き回すことも可能である(変形例1)。以下、具体例について図8を参照して説明する。図8は、変形例1について説明する図であり、(a)は折り曲げられたFPCを下方から見たときの平面図であり、(b)は(a)のD−D線断面図である。
図8(a)に示すように、FPC150の基板153のアクチュエータユニット31と対向する第1部分160の裏面160aには、アクチュエータユニット31の対象側バンプ43と接続される全ての基板側バンプ170が形成されている。そして、複数の基板側バンプ170のうち図8(a)の左方から2列目と4列目の基板側バンプ170aについては、上述した実施形態における第1基板側バンプ70aに相当し、第1基板側バンプ70aと同様にしてドライバIC51と接続されている。以下、複数の基板側バンプ170のうち図8(a)の左方から1列目と3列目の基板側バンプ170bとドライバIC51との接続について説明する。
図8(b)に示すように、基板153の第1部分160の表面160bには、平面視で基板側バンプ170bと重なり、これらの基板側バンプ170bとそれぞれスルーホール176を介して接続された第3接続バンプ177が形成されている。そして、基板153の第2部分161の表面161bには、基板153が折り曲げられて第1部分160と第2部分161が重ねられたときに、平面視で第3接続バンプ177と重なっており、第3接続バンプ177と接続される第4接続バンプ178が形成されている。そして、第4接続バンプ178が、上述した実施形態における第2基板側バンプ70bと同様に、第2配線75に接続されている。第2配線75とドライバIC51との接続については、上述した実施形態と同様であるため、その説明を省略する。この構成によっても、上述した実施形態と同様の効果を奏する。また、アクチュエータユニット31に接続される複数の基板側バンプ170は全て第1部分160に形成されているため、上述した実施形態のように、第2部分161に一部の第2基板側バンプ70bが形成されている場合に比べて、接点高さが均一になりやすく、アクチュエータユニット31の対象側バンプ43との接続不良を低減することができる。また、本実施形態における第3接続バンプ177(第4接続バンプ178)が、本発明における第5接続接点(第6接続接点)に相当する。
また、本実施形態においては、図5に示すように、第1部分60には、1列の第1基板側バンプ70aの列と、1列の第2基板側バンプ70bの列を露出させる開口71とが走査方向に交互に並べて配置されていたが、図9に示すように、第1部分260には、2列の第1基板側バンプ270aの列と、第2部分261の表面261bに形成された2列の第2基板側バンプ270bの列を露出させる開口271とが走査方向に交互に並べて配置されていてもよい(変形例2)。このとき、開口271の走査方向に関する幅は、走査方向に関して互いに隣接する2列の第2基板側バンプ270bを開口271から露出可能な最小限の幅であり、開口271から露出し、走査方向に関して互いに隣接する2つの第2基板側バンプ270bの、走査方向に関して最も離れた端部同士の幅とほぼ同じである。ドライバIC51から第1基板側バンプ270a及び第2基板側バンプ270bへの配線の引き回しについては、上述した実施形態と同様である。これによっても、上述した実施形態と同様の効果を奏する。また、上述した実施形態に比べて、開口の数が減り、1つ1つの開口が大きくなっているため、開口を形成しやすい。
また、本実施形態においては、基板53が折り曲げられて第1部分60と第2部分61が重ねられて、厚み方向に2層重なった場合について説明していたが、基板53が折り曲げられて重なる層数は、2層以上であってもよい(変形例3)。例えば、図10(a)に示すように、第1部分360と、第1部分360とつながり、X方向に関して第1部分360と並べて配置され、第1部分360と同形状の第2部分361及び第3部分362と、第1部分360とつながり、Y方向に並べて配置された第4部分363とを有している。そして、第1部分360のアクチュエータユニット31と対向する裏面360aと、第2部分361の表面と、第3部分362の表面に分けて基板側バンプ370a〜370cが形成されている。また、第1部分360には、基板353が折り曲げられて第1部分360、第2部分361及び第3部分が重ねられたときに、第2部分361に形成された基板側バンプ370bと第3部分362に形成された基板側バンプ370cを露出させる開口371aが形成されている。さらに、第2部分361には、基板353が折り曲げられて第1部分360、第2部分361及び第3部分が重ねられたときに、第3部分362に形成された基板側バンプ370cを露出させる開口371bが形成されている。配線の引き回しについては、第1部分360と第2部分361については上述した実施形態と同様であり、第3部分362については第2部分361と同様であるため、その説明を省略する。そして、基板353が折り曲げられて第1部分360、第2部分361及び第3部分が重ねられると、基板353の第1部分360の裏面360aから全ての基板側バンプ370が露出し、アクチュエータユニット31の対象側バンプ43に接続される。
以上の実施形態及び変形例においては、ドライバIC51が配置された第3部分62は第1部分60とつながっていたが、第1部分60ではなく第2部分61とつながっていてもよい。このとき、ドライバIC51が第3部分62の表面62bに配置されているとすると、第2部分61の表面61bに形成された第2基板側バンプ70bは、上述した実施形態における第1基板側バンプ70aと同様に、第1配線72a相当の1本の配線でドライバIC51と接続することができる。なお、この1本の配線が、本発明における第3配線に相当する。そして、第1部分60の裏面60aに形成された第1基板側バンプ70aは、上述した実施形態における第2基板側バンプ70bと同様に、スルーホール76、第1接続バンプ73及び第2接続バンプ74相当の構成を用いて、ドライバIC51と接続することができる。なお、このとき、第1接続バンプ73と第2接続バンプ74が、本発明における第3接続接点と第4接続接点に相当する。
また、2つの接点を接続する構成として、それぞれの接点にバンプが用いられており、バンプ同士を接続する構成を例にあげて説明したが、一方の接点にバンプが用いられ、他方の接点にランドが用いられており、バンプとランドを接続する構成であってもよい。
また、基板53に形成された基板側バンプ70は、Y方向に並べて配置されて列を形成しており、この列がY方向と直交するX方向に並べて配置されていたが、基板側バンプの配置について規則性がなく、ランダムに配置されていてもよい。
また、開口71は、第2基板側バンプ70bの列ごとに形成されていたが、第2基板側バンプ70bごとにそれぞれ形成されていてもよい。
また、対象側バンプ43は、個別電極42の端部に形成されたバンプについて説明したが、振動板40から圧電層41の上面に共通電極が引き出されており、この共通電極上に形成されたバンプであってもよい。また、振動板40は、金属材料に限られず、圧電層41と同じ材料であってもよい。この場合には、複数の個別電極42と対向する共通電極が圧電層41と振動板40の間に形成されており、上述のように、圧電層41の上面に共通電極が引き出されていればよい。
また、ドライバIC51が配置され、アクチュエータユニット31と接続される基板53としてフレキシブルな基板を用いていたが、フレキシブルな基板である必要はなく、硬質なプリント基板であって、第1部分60と第2部分61の境界の折り曲げられる部分だけ可撓性を有していればよい。
また、基板53の第1部分60をアクチュエータユニット31の圧電層41に対して位置合わせして接続した後に、基板53を折り曲げて第1部分60に対して第2部分61を重ねて、圧電層41に対して第2部分61を接続していたが、基板53を折り曲げて第1部分60と第2部分61を重ねた後、第1部分60をアクチュエータユニット31の圧電層41に対して位置合わせして接続したときに、これと同時に圧電層41に対して第2部分61を接続してもよい。
また、第2部分61は、X方向に関して第1部分60と並べて配置されていたが、Y方向に関して第1部分60と並べて配置されていてもよい。また、第3部分は、Y方向に関して第1部分60、または、第2部分61と並べて配置されていたが、X方向に関して第1部分、または、第2部分61と並べて配置されていてもよい。
以上説明した実施形態及びその変更例は、インクジェットヘッドのアクチュエータ駆動用の配線基板に本発明を適用したものであるが、本発明の適用対象はこのような配線基板には限られるものではなく、その用途にかかわらず、種々の信号の送受信や電力供給などを行う配線基板に本発明を適用することが可能である。
1 プリンタ
31 アクチュエータユニット
41 圧電層
50 FPC
60 第1部分
60b、61b 表面
61 第2部分
60a、61a 裏面
70 基板側バンプ
70a 第1基板側バンプ
70b 第2基板側バンプ
71 開口
72 第1配線
75 第2配線

Claims (7)

  1. 接続対象の接続部分に形成された複数の対象側接点にそれぞれ接続される複数の基板側接点と、前記複数の基板側接点と接続された複数の配線と、これらの基板側接点及び配線が形成された基板とを有する配線基板であって、
    前記基板は、前記接続対象に接続されたときに前記接続部分と重なる第1部分と、前記第1部分とつながった第2部分と、を有しており、
    前記基板における前記第1部分の前記接続対象と対向する一方の面には、前記複数の基板側接点のうちの一部の前記基板側接点である第1基板側接点が形成されており、
    前記基板における前記第1部分とつながった前記第2部分の前記一方の面と反対側の他方の面には、前記基板が折り曲げられて前記第1部分と前記第2部分が重ねられたときに、平面視で前記第1基板側接点と重ならない領域に前記複数の基板側接点のうちの残りの前記基板側接点である第2基板側接点が形成されており、
    前記第1部分には、前記第1部分と前記第2部分が重ねられたときに、前記第2基板側接点と対向する位置に、これらの基板側接点を前記第1部分の前記一方の面から露出させる開口が形成されていることを特徴とする配線基板。
  2. 前記基板には、前記基板が折り曲げられたときに、前記第1部分と前記第2部分が重ならない領域に、前記複数の基板側接点が前記複数の配線を介して接続された駆動ICが配置されていることを特徴とする請求項1に記載の配線基板。
  3. 前記基板には、前記基板が折り曲げられて前記第1部分に対して前記第2部分が重ねられたときに、前記第1部分が形成されている側であって、前記第1部分と前記第2部分が重ならない領域に前記駆動ICが配置されており、
    前記第1部分には、前記駆動ICに接続される複数の第1配線が形成されており、
    前記複数の第1配線のうちの一部の前記第1配線は、前記第1基板側接点と接続されており、
    前記第1部分の前記他方の面には、残りの前記第1配線と接続された第1接続接点が形成されており、
    前記第2部分の前記他方の面には、前記基板が折り曲げられて前記第1部分に対して前記第2部分が重ねられたときに、前記第1接続接点と接続される第2接続接点と、前記第2接続接点と前記第2基板側接点を接続する第2配線が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の配線基板。
  4. 前記基板には、前記基板が折り曲げられて前記第2部分に対して前記第1部分が重ねられたときに、前記第2部分が形成されている側であって、前記第1部分と前記第2部分が重ならない部分に前記駆動ICが配置されており、
    前記第2部分には、前記駆動ICに接続される複数の第3配線が形成されており、
    前記複数の第3配線のうちの一部の前記第3配線は、前記第2基板側接点と接続されており、
    前記第2部分の前記他方の面には、残りの前記第3配線と接続された第3接続接点が形成されており、
    前記第1部分の前記他方の面には、前記基板が折り曲げられて前記第2部分に対して前記第1部分が重ねられたときに、前記第3接続接点と接続される第4接続接点と、前記第4接続接点と前記第1基板側接点を接続する第4配線が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の配線基板。
  5. 前記複数の基板側接点は、前記基板が折り曲げられて前記第1部分と前記第2部分が重ねられたときに、所定の第1方向に並んで列を構成して、その列が前記第1方向と交差する第2方向に複数並べて配置されており、
    前記複数の基板側接点に接続された前記複数の配線は、前記第1方向に向かって引き出されており、
    前記第1部分には、1列の前記第1基板側接点の列と、前記第2部分に形成された1列の前記第2基板側接点の列を前記第1部分の前記一方の面から露出させる前記開口とが前記第2方向に交互に並べて配置されており、
    前記開口の前記第2方向に関する幅は、前記第2基板側接点の前記第2方向に関する幅とほぼ同じであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の配線基板。
  6. 前記複数の基板側接点は、前記基板が折り曲げられて前記第1部分と前記第2部分が重ねられたときに、所定の第1方向に並んで列を構成して、その列が前記第1方向と交差する第2方向に複数並べて配置されており、
    前記複数の基板側接点に接続された前記複数の配線は、前記第1方向に向かって引き出されており、
    前記第1部分には、2列の前記第1基板側接点の列と、前記第2部分に形成された2列の前記第2基板側接点の列を前記第1部分の前記一方の面から露出させる前記開口とが前記第2方向に交互に並べて配置されており、
    前記開口の前記第2方向に関する幅は、前記開口から露出し、前記第2方向に関して互いに隣接する2つの前記第2基板側接点の最も離れた端部同士の幅とほぼ同じであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の配線基板。
  7. 接続対象の接続部分に形成された複数の対象側接点にそれぞれ接続される複数の基板側接点と、前記複数の基板側接点と接続された複数の配線と、これらの基板側接点及び配線が形成された基板とを有する配線基板であって、
    前記基板は、前記接続対象に接続されたときに前記接続部分と重なる第1部分と、前記第1部分とつながった第2部分と、を有しており、
    前記基板における前記第1部分の前記接続対象と対向する一方の面には、前記複数の基板側接点が形成されており、
    前記基板における前記第1部分の前記一方の面と反対側の他方の面には、平面視で前記複数の基板側接点の一部と重なり、これらの基板側接点とそれぞれスルーホールを介して接続された第5接続接点が形成されており、
    前記第1部分とつながった前記第2部分の前記他方の面には、前記基板が折り曲げられて前記第1部分と前記第2部分が重ねられたときに、前記第5接続接点と接続される第6接続接点が形成されていることを特徴とする配線基板。
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