JP5066254B2 - 上衣 - Google Patents

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Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、着衣者の上半身に着けられる上衣に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば、図17に示すように、セットインタイプの上衣101は、身頃102,103の所定の位置に袖104を縫いつけることにより製造されている。図18は、この上衣101を製造するためのパターン(型紙)を示す展開図である。図18に示すように、上衣101は、前身頃102、後身頃103のそれぞれに袖104を縫いつけて製造される。上衣101の袖104は、身頃102,103に縫いつけられる部分105が円弧状に構成されており、その頂点である点(以下「ショルダーポイント」という)SPが、身頃102,103の肩線106上に一致させられて身頃102,103に縫着される。このショルダーポイントSPは、袖104を展開した状態で、この袖104の幅方向のほぼ中心を通る袖山線107上に位置するように設定される(例えば特許文献1ないし3等参照)。
【0003】
このようにして製造された上衣101は、図17に示すように、袖104が、身頃102、103の肩線106の傾斜方向よりも下方に傾斜して形成される。
【0004】
また、セットインタイプの上衣として、袖において身頃に縫いつけられる部分が、袖山線に対応する位置(ショルダーポイント)で最も凹んだ凹状に構成されたものがある(例えば特許文献4参照)。このような形状の袖が身頃に縫いつけられると、特許文献4の図1に示されるように、袖が、身頃102,103の肩線106の傾斜方向よりも上方に傾斜して形成されることとなる。
【0005】
また、従来のセットインタイプの上衣として、例えば、前後の身頃と袖との接続部に形成されるアームホールに、袖の下から前後にかけて三日月形の脇下マチが取り付けられたものがある(例えば特許文献5参照)。
【0006】
また、従来のセットインタイプの上衣として、例えば、袖部の袖山にダーツを設けることによって、体にフィットしやすく、見た目に綺麗にされたものがある(例えば特許文献6参照)。
【0007】
また、従来のセットインタイプの上衣として、袖において前身頃、後身頃に縫いつけられる部分(袖付け線)に、弧状の山型凸縁(10a)と、この山型凸縁の両側に谷縁(10b,10c)を介して連なる角型凸縁(10d,10e)とが形成されたものがある(例えば特許文献7)。この構成により、従来の上衣は、腕を高く上げたときの脇下の引きつれ現象、腕の下げ動作に伴う脇下や胸幅のだぶつきやしわの発生がなくなる。
【0008】
また、図19、図20に示すように、ラグランタイプの上衣101として、袖104の一部が身頃102,103の衿ぐり108に達するように構成されるものがある。すなわち、袖104は、身頃102,103の衿ぐり108に向かって突出する突出部109を有する(例えば特許文献8参照)。この突出部109は、その一部110が前身頃102に縫いつけられ、他の一部111が後身頃103に縫いつけられる。
【0009】
この突出部109において、前身頃102に縫いつけられる部分110は、その縁部が、袖104の幅方向の中心付近を通る袖山線107に向かって凹むような曲線で表される。同様に、突出部109において、後身頃103に縫いつけられる部分111は、その縁部(袖付け線)が、袖山線107に向かって凹むような曲線で表される。
【0010】
このように、突出部109において、前身頃102に縫いつけられる部分110、および後身頃103に縫いつけられる部分111が、袖山線107に向かって凹むような曲線に構成された場合、袖104が身頃102,103に縫いつけられた状態において、袖104は、身頃102,103の肩線106の傾斜方向よりも下方に傾斜して形成される(図19参照)。
【0011】
また、従来のラグランタイプの上衣として、例えば、袖(袖身頃1)が前後身頃2に縫いつけられる部分の縁部(袖付け線)が、縫目中心位置よりも脇下側において変曲点部分(9,10)を有するほぼS字形の三次曲線とされたものがある(例えば特許文献9参照)。
【0012】
従来の技術では、腕の上下、前後の全ての動きを考慮した上衣は、殆どなかった。このような動きを考慮した上衣としては、マチを用いたもの(特許文献5)や袖ぐりを非常に大きくしたものなどがあった。袖ぐりを非常に大きくしたものは、このような動きに追従するものではなく、マチなどのパーツを用いず、袖ぐりを非常に大きくせずに、本質的に身頃と袖のパターン(型紙)を工夫するだけでは、腕の上下、前後の全ての動きに追従することが難しかった。
【特許文献1】
日本国特開2007−247083号公報
【特許文献2】
日本国特開2006−283214号公報
【特許文献3】
日本国実開昭61−11725号公報
【特許文献4】
日本国特開平11−36118号公報
【特許文献5】
日本国特開平9−310213号公報
【特許文献6】
日本国特許公報第2872125号
【特許文献7】
日本国実公昭63−734号公報
【特許文献8】
日本国特開昭58−087309号公報
【特許文献9】
日本国実公昭62−36812号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0013】
例えば、着衣者がセットインタイプまたはラグランタイプの上衣を着けた状態で運動をする際に、その腕を上下に大きく振る場合がある。この場合、従来の上衣では、袖が、身頃の肩線の傾斜よりも下側に傾斜していることから、腕を上下に振ったときに、身頃が袖に引っ張られることになり、これが腕を動かす場合の抵抗となって、思うような腕の動きを実現し難い場合があった。また、従来の上衣では、袖が、身頃の肩線の傾斜よりも上側に傾斜して形成されるものもあるが、これについても着衣者が腕を前後に振った場合に、身頃が袖に引っ張られてしまい、腕を動かす際の抵抗となっていた。
【0014】
そこで、本発明は、身頃と袖のパターンを工夫することによって、腕を上下、前後に動かしたときに、身頃が袖に引っ張られることを大幅に低減できる(すなわち、腕の動きに追従することができる)上衣を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0015】
本発明は上記の課題を解決するために以下の技術的手段を講じた。
【0016】
すなわち、本発明は、前身頃と、後身頃と、これらの身頃に縫いつけられる袖とを備えるとともに、着衣者の上半身に着けられる上衣において、袖は、前袖部と後袖部を備えるとともに、前袖部と後袖部とを縫い合わせることによって筒状に構成され、前袖部は、前身頃に縫いつけられる前縫着部と、袖部を筒状に構成すべく後袖部に縫いつけられる第1縫着端部とを備え、後袖部は、後身頃に縫いつけられる後縫着部と、袖部を筒状に構成すべく前袖部に縫いつけられる第2縫着端部とを備え、前縫着部が前身頃に縫いつけられ、かつ後縫着部が後身頃に縫いつけられたときに、前縫着部と後縫着部との境界部が、着衣者の肩先に対応するショルダーポイントとされており、前身頃は、袖の前縫着部が縫いつけられる第1縫着部を備え、この第1縫着部には、袖の前縫着部が縫いつけられるときの基準となる第1縫着基準位置が設定されており、第1縫着基準位置は、第1縫着部のうちで、最も前身頃の幅方向の中心寄りに位置づけられ、後身頃は、袖の後縫着部が縫いつけられる第2縫着部を備え、第2縫着部には、袖の後縫着部が縫いつけられるときの基準となる第2縫着基準位置が設定されており、第2縫着基準位置は、第2縫着部のうちで、最も後身頃の幅方向の中心寄りに位置づけられ、前袖部の前縫着部において前身頃の第1縫着基準位置に縫いつけられる部分が、ショルダーポイントよりも前身頃に向かって突出し、かつ、前縫着部と第1縫着端部との境界点よりも前身頃に向かって突出し、しかも、後袖部の後縫着部において後身頃の第2縫着基準位置に縫いつけられる部分が、ショルダーポイントよりも後身頃に向かって突出し、かつ、後縫着部と第2縫着端部との境界点よりも後身頃に向かって突出することで、袖におけるショルダーポイントが、前袖部の前縫着部において前身頃の第1縫着基準位置に縫いつけられる部分と、後袖部の後縫着部において後身頃の第2縫着基準位置に縫いつけられる部分との間であって、かつ、前縫着部の縁を示す前袖付け線と後縫着部の縁を示す後袖付け線とによって形成される凹部の最底部に位置するとともに、袖を前身頃及び後身頃に縫いつけたときに、この袖の一部が前身頃の肩線を延長した線よりも上側に位置することを特徴とする。
[0017]
かかる構成によれば、前身頃の第1縫着基準位置が、第1縫着部のうちで、前身頃の幅方向の中心に最も寄った位置に設定され、さらに、前袖部の前縫着部において前身頃の第1縫着基準位置に縫いつけられる部分が、ショルダーポイントよりも前身頃に向かって突出し、かつ、前縫着部と第1縫着端部との境界点よりも前身頃に向かって突出して形成されることで、袖の前縫着部の近傍範囲に腕の動きに追従するための「ゆとり」が生じる。このゆとりが生じることで、着衣者が、袖を上下前後に動かした場合であっても、身頃がこの袖に引っ張られることを低減できるようになる。
[0018]
しかも、後身頃の第2縫着基準位置が、第2縫着部のうちで、後身頃の幅方向の中心に最も寄った位置に設けられ、さらに、後袖部の後縫着部において後身頃の第2縫着基準位置に縫いつけられる部分が、ショルダーポイントよりも後身頃に向かって突出し、かつ、後縫着部と第2縫着端部との境界点よりも後身頃に向かって突出していることで、袖の後縫着部の近傍範囲にゆとりが生じる。袖にゆとりが生じることで、着衣者が、袖を上下前後に動かした場合であっても、身頃のこの袖に引っ張られることを低減できるようになる。
[0019]
また、本発明は、前身頃と、後身頃と、これらの身頃に縫いつけられる袖とを備えるとともに、着衣者の上半身に着けられる上衣において、袖は、前袖部と後袖部を備えるとともに、前袖部と後袖部とを縫い合わせることによって筒状に構成され、前袖部は、前身頃に縫いつけられる前縫着部と、袖部を筒状に構成すべく後袖部に縫いつけられる第1縫着端部とを備え、後袖部は、後身頃に縫いつけられる後縫着部と、袖部を筒状に構成すべく前袖部に縫いつけられる第2縫着端部とを備え、前縫着部が前身頃に縫いつけられ、かつ後縫着部が後身頃に縫いつけられたときに、前縫着部と後縫着部との境界部が、着衣者の肩先に対応するショルダーポイントとされており、前身頃は、袖の前縫着部が縫いつけられる第1縫着部を備え、この第1縫着部には、袖の前縫着部が縫いつけられるときの基準となる第1縫着基準位置が設定されており、第1縫着基準位置は、第1縫着部のうちで、最も前身頃の幅方向の中心寄りに位置づけられ、後身頃は、袖の後縫着部が縫いつけられる第2縫着部を備え、第2縫着部には、袖の後縫着部が縫いつけられるときの基準となる第2縫着基準位置が設定されており、第2縫着基準位置は、第2縫着部のうちで、最も後身頃の幅方向の中心寄りに位置づけられ、前袖部の前縫着部において前身頃の第1縫着基準位置に縫いつけられる部分が、ショルダーポイントよりも前身頃に向かって突出し、かつ、前縫着部と第1縫着端部との境界点よりも前身頃に向かって突出し、しかも、後袖部の後縫着部において後身頃の第2縫着基準位置に縫いつけられる部分が、ショルダーポイントよりも後身頃に向かって突出し、かつ、後縫着部と第2縫着端部との境界点よりも後身頃に向かって突出することで、袖におけるショルダーポイントが、袖の幅方向における中央部であって、かつ前縫着部の縁を示す前袖付け線と後縫着部の縁を示す後袖付け線とによって形成される凹部の最底部に位置するとともに、袖を前身頃及び後身頃に縫いつけたときに、この袖の一部が前身頃の肩線を延長した線よりも上側に位置することを特徴とする。
[0020]
かかる構成によれば、前身頃の第1縫着基準位置が、第1縫着部のうちで、前身頃の幅方向の中心に最も寄った位置に設定され、さらに、前袖部の前縫着部において前身頃の第1縫着基準位置に縫いつけられる部分が、ショルダーポイントよりも前身頃に向かって突出し、かつ、前記突出部の基部よりも前身頃に向かって突出し、かつ、前縫着部と第1縫着端部との境界点よりも前身頃に向かって突出することで、袖の前縫着部の近傍範囲にゆとりが生じる。このゆとりが生じることで、着衣者が、袖を上下前後に動かした場合であっても、身頃がこの袖に引っ張られることを低減できるようになる。
【0021】
また、後身頃の第2縫着基準位置が、第2縫着部のうちで、後身頃の幅方向の中心に最も寄った位置に設定され、さらに、後袖部の後縫着部において後身頃の第2縫着基準位置に縫いつけられる部分が、ショルダーポイントよりも後身頃に向かって突出し、かつ、前記突出部の基部よりも後身頃に向かって突出し、かつ、後縫着部と第2縫着端部との境界点よりも後身頃に向かって突出することで、袖の前縫着部の近傍範囲にゆとりが生じる。このゆとりが生じることで、着衣者が、袖を上下前後に動かした場合であっても、身頃がこの袖に引っ張られることを低減できるようになる。
【0022】
また、本発明は、前記第1縫着基準位置は、着衣者の大結節稜に重なる位置に設定される構成を採用できる。
【0023】
かかる構成によれば、前身頃の第1縫着基準位置が、着衣者の大胸筋が停止する大結節稜に重なる位置に設けられていることから、前身頃が袖に引っ張られることを、より効果的に低減できるようになる。すなわち、この大結節稜の近傍は、筋肉が大きく、そして激しく動く場所であるので、この位置に袖の一部が配置されることで、この動きに袖が追従することにより、前身頃が袖に引っ張られることを低減できる。
【0024】
また、本発明は、前記第2縫着基準位置は、着衣者の関節下結節に重なる位置に設定される構成を採用できる。
【0025】
かかる構成によれば、着衣者の上腕三頭筋の長頭の起始となる肩甲骨の関節下結節に重なるように設けられていることから、後身頃が袖に引っ張られることを、より効果的に低減できるようになる。すなわち、この関節下結節の近傍は、筋肉が大きく、そして激しく動く場所であるので、この位置に袖の一部が配置されることで、この動きに袖が追従することにより、後身頃が袖に引っ張られることを低減できる。
【0026】
また、本発明は、前縫着部と第1縫着端部との境界点と、後縫着部と第2縫着端部との境界点とを結ぶとともに幅方向に沿った袖幅線が引かれ、ショルダーポイントから袖幅線に直交するように引いた線の長さをAとし、前袖部の前縫着部において前身頃の第1縫着基準位置に縫いつけられる部分から袖幅線に直交するように引いた線の長さをBとし、後袖部の後縫着部において後身頃の第2縫着基準位置に縫いつけられる部分から袖幅線に直交するように引いた線の長さをCとしたとき、A<B、A<Cの関係が成立する構成を採用できる。
【0027】
かかる構成によれば、A、B、Cを上記の関係に設定することにより、上衣の袖は、身頃の肩線の傾斜よりも上向き傾斜して形成されることになり、着衣者が腕を上下に動かした場合に、より効果的に、身頃が袖に引っ張れないようにすることができる。
【発明の効果】
【0028】
本発明によれば、上衣を着用した者が腕を上下、前後に動かしたときに、身頃が袖に引っ張られることを低減できる(すなわち、腕の動きに追従することができる)。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】図1は、第1実施形態を示し、前身頃の半分と後身頃の半分を合わせた展開図である。
【図2】図2は、袖の展開図である。
【図3】図3は、前身頃と袖を示す展開図である。
【図4】図4は、後身頃と袖を示す展開図である。
【図5】図5は、人体の上半身を示す正面図である。
【図6】図6は、人体の上半身を示す骨格図である。
【図7】図7は、人体の上腕を示す背面図である。
【図8】図8は、人体の上腕を示す骨格図である。
【図9】図9は、上衣の正面図である。
【図10】図10は、着衣者が上衣を着けて腕を上下に動かす状態を示し、(a)は従来の上衣を着けた場合の正面図、(b)は本発明の上衣を着けた場合の正面図である。
【図11】図11は、着衣者が上衣を着けて腕を前後に動かす状態を示し、(a)は従来の上衣を着けた場合の平面図、(b)は本発明の上衣を着けた場合の平面図である。
【図12】図12は、第2実施形態を示し、前身頃の半分と後身頃の半分を合わせた展開図である。
【図13】図13は、袖の展開図である。
【図14】図14は、前身頃と袖を示す展開図である。
【図15】図15は、後身頃と袖を示す展開図である。
【図16】図16は、上衣の正面図である。
【図17】図17は、従来のセットインタイプの上衣を示す正面図である。
【図18】図18は、従来のセットインタイプの上衣の前身頃、後身頃、袖を示す展開図である。
【図19】図19は、従来のラグランタイプの上衣を示す正面図である。
【図20】図20は、従来のラグランタイプの上衣の前身頃、後身頃、袖を示す展開図である。
【符号の説明】
【0030】
1 上衣
2 前身頃
3 後身頃
4 袖
6 第1縫着部
12 第2縫着部
21 第1縫着基準位置
25 大胸筋
26 大結節稜
51 前袖部
52 後袖部
54 前縫着部
55 後縫着部
81 突出部
SP ショルダーポイント
【発明を実施するための最良の形態】
【0031】
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面に基づき説明する。
【0032】
図1から図11は、上衣の第1実施形態を示している。この第1実施形態では、いわゆるセットインタイプの半袖の上衣1を例示する。
【0033】
図1から図4は、上衣1を製造するにあたり、予め作製されるパターン(型紙)を示している。上衣1は、このパターンに基づいて生地を裁断し、縫製することで、所望の形状に形成される。以下、上衣1について、このパターンに基づいて説明する。
【0034】
上衣1は、前身頃(front body)2、後身頃(back body)3、および袖4を備えている。前身頃2は、上衣1の衿ぐり(neckline)を形成するための前衿ぐり5aと、袖4が縫いつけられる袖ぐり(armhole。以下「第1縫着部」という)6とを備える。また、前身頃2は、前衿ぐり5aの縁を示す前衿ぐり線(front neckline)7aの上端から第1縫着部6の上端にかけて、所定の角度で傾斜した肩線8と、第1縫着部6の縁を示す線(以下「前袖ぐり線(front armhole line)」という)9aと、前袖ぐり線9aの下端から鉛直方向に引かれる脇線(side line)10と、脇線10の下端からほぼ水平方向に引かれる裾線(bottom line)11によって区切られる。
【0035】
第1縫着部6の上端は、一般にショルダーポイントSPと呼ばれる。ショルダーポイントSPは、着衣者が上衣1を着けた際に、その肩先に対応する位置(点)である。
【0036】
後身頃3は、上衣1の衿ぐりを形成するための後衿ぐり5bと、袖4が縫いつけられる袖ぐり(以下「第2縫着部」という)12を備える。また、後身頃3は、後衿ぐり5bの縁を示す後衿ぐり線7bの上端部から第2縫着部12の上端にかけて所定の角度で傾斜した肩線8と、第2縫着部12の縁を示す線(以下「後袖ぐり線」という)9bと、後袖ぐり線9bの下端から鉛直方向に引かれた脇線10と、脇線10の下端からほぼ水平方向に引かれる裾線11等によって区切られる。
【0037】
第2縫着部12の上端は、第1縫着部6の上端と同様に、ショルダーポイントSPとなっている。前身頃2と後身頃3とは、第1縫着部6のショルダーポイントSPと、第2縫着部12のショルダーポイントSPとが一致するように縫い合わされる。
【0038】
図1、図3、図4に示す前身頃2、後身頃3は、幅方向の中心を通る中心線によって半分に分けられた状態を示しており、残りの半分は、図示が省略されている。図1、図3、図4に示される前身頃2、後身頃3は、着衣者の左半身に着けられる部分である。図1、図3、図4に示す前身頃2および後身頃3は、その中心線に対して線対称となる形状となっている。以下、前身頃2の中心線を前中心線15aといい、後身頃3の中心線を後中心線15bという。
【0039】
本実施形態において、前中心線15aおよび後中心線15bは、仮想的に表されるものであり、必ずしも実際の身頃2,3に表示されるものではない。しかしながら、この身頃2,3のパターン(型紙)には、表示される場合がある。以下、後述される種々の中心線についても同様である。
【0040】
第1縫着部6の前袖ぐり線9aは、図1に示すように、その上端部から下端部にかけて、前身頃2の幅方向の中心(前中心線15a)に向かって凹んだ曲線とされている。前身頃2の第1縫着部6は、その上端部と下端部との間で、最も凹んだ位置が、袖4が縫いつけられる際の基準位置となっている。以下、この基準位置を第1縫着基準位置21という。
【0041】
第1縫着基準位置21は、この第1縫着部6のうちで、最も前身頃2の幅方向の中心(前中心線15a)寄りに位置づけられる。この第1縫着基準位置は、また、この第1縫着基準位置21は、着衣者の大胸筋(図5において符号25で示す)が停止(insertion)する大結節稜(図6において符号26で示す部分)に重なる位置に設けられている。
【0042】
第2縫着部12の後袖ぐり線9bは、図1に示すように、その上端部から下端部にかけて、後身頃3の幅方向の中心(後中心線15b)に向かって凹んだ曲線とされている。後縫着部は、その上端部と下端部との間で、最も凹んだ位置が、袖4が縫いつけられる際の基準位置となっている。以下、この基準位置を第2縫着基準位置31という。
【0043】
第2縫着基準位置31は、この第2縫着部12のうちで、最も後身頃3の幅方向の中心(後中心線15b)寄りに位置づけられる。この第2縫着基準位置31は、着衣者の上腕三頭筋の長頭(図7において符号32で示す)の起始(origin)となる肩甲骨の関節下結節(図8において符号33で示す)に重なるように設けられる。
【0044】
また、図1において、前身頃2と後身頃3は、その脇線10同士が一致されて縫合された状態で示されている。この状態において、前身頃2の第1縫着部6の前袖ぐり線9aと、後身頃3の第2縫着部12の後袖ぐり線9bとが連続的に繋がって形成されており、この前袖ぐり線9aと後袖ぐり線9bとにより、下方(衿ぐりから裾に向かう方向をいう)に凹んだ凹部が形成される。
【0045】
このように第1縫着部6と第2縫着部12とが一体となって形成される凹部は、一般にアームホールAHと呼ばれる。このアームホールAHの長さは、第1縫着部6の長さ(前袖ぐり線9aの長さ)と、第2縫着部12の長さ(後袖ぐり線9bの長さ)の和に等しい。このアームホールAHの最下端、すなわち、凹部の最も深い底の部位は、一般に「鎌底(kamazoko)」(符号35で示す)と呼ばれる。この鎌底35は、前身頃2と後身頃3が縫い合わされた状態で、その脇線10上に位置する。
【0046】
図1に示すように、前身頃2において、この鎌底35と、ショルダーポイントSPとを結ぶ仮想的な直線17が引かれたとき、前身頃2の第1縫着部6を示す前袖ぐり線9aは、この直線17よりも前身頃2の幅方向の中心(前中心線15a)寄りに位置づけられる。また、この前袖ぐり線9aは、この直線17から前身頃2の幅方向の中心(前中心線15a)に向かって円弧状に湾曲して凹んだ凹状に形成されている。第1縫着基準位置21は、この直線17よりも前身頃2の幅方向の中心(前中心線15a)寄りに位置づけられる。
【0047】
上記の前身頃2の第1縫着部6に袖4の前縫着部54を縫いつけると、前身頃2は、鎌底35とショルダーポイントSPとを結んだ直線17と前袖ぐり線9aとで囲まれた領域を、袖4の一部が占めることになる。
【0048】
また、図1に示すように、後身頃3において、この鎌底35と、ショルダーポイントSPとを結ぶ仮想的な直線18が引かれたとき、後身頃3の第2縫着部12を示す前袖ぐり線9bは、この直線18よりも後身頃3の幅方向の中心(後中心線15b)寄りに位置づけられる。また、この後袖ぐり線9bは、この直線18から後身頃3の幅方向の中心(後中心線15b)に向かって円弧状に湾曲して凹んだ凹状に形成されている。第2縫着部12の第2縫着基準位置31は、この直線18よりも後身頃3の幅方向の中心(後中心線15b)寄りに位置づけられる。
【0049】
上記の後身頃3の第2縫着部12に袖4の後縫着部55を縫いつけると、後身頃3は、鎌底35とショルダーポイントSPとを結んだ直線18と後袖ぐり線9aとで囲まれた領域に、袖4の一部が占めることとなる。
【0050】
また、第1縫着部6の長さ(前袖ぐり線9aの長さ)をL1とし、前身頃2のショルダーポイントSPから第1縫着基準位置21までの長さをL2としたとき、0.45L1≦L2≦0.55L1の範囲内とされることが望ましい。こうすることにより、腕の上下、前後の動きにおいて、筋肉が激しく動く(そのため皮膚が伸縮する)大結節陵26に相当する位置に袖4の一部(前袖付け線60aの頂点67の近傍の部分)が配置され、袖4がこの動きに追従することができ、前身頃2が袖4に引っ張られることを低減できる。また、第1縫着基準位置21は、この範囲内であれば、アームホールAHの長さ、すなわち、前袖ぐり線9aの長さと後袖ぐり線9bの長さの和の2%程度の誤差が許容される。
【0051】
また第2縫着部12の長さ(後袖ぐり線9bの長さ)をL3とし、後身頃3のショルダーポイントSPから第2縫着基準位置31までの長さをL4としたとき、0.35L3≦L4≦0.45L3の範囲内とされることが望ましい。こうすることにより、腕の上下、前後の動きにおいて、筋肉が激しく動く(そのため皮膚が伸縮する)関節下結節33に相当する位置に袖4の一部(後袖付け線60bの頂点72の近傍の部分)が配置され、袖4がこの動きに追従することができ、後身頃3が袖4に引っ張られることを低減できる。また、第2縫着基準位置31は、この範囲内であれば、アームホールAHの長さ、すなわち、前袖ぐり線9aの長さと後袖ぐり線9bの長さの和の2%程度の誤差が許容される。
【0052】
前身頃2および後身頃3には、図1に示すように、鎌底35に接するように、チェスト線37が水平状に引かれている。以下、前身頃2に引かれたチェスト線37を前チェスト線37aといい、後身頃3に引かれたチェスト線37を後チェスト線37bという。
【0053】
前身頃2には、第1縫着基準位置21を通り、前チェスト線37aに対して直角な胸幅案内線(chest guide line)41が引かれている。また、前身頃2には、第1縫着基準位置21から胸幅案内線41に直角な胸幅線(chest line)42が引かれている。また、図1に示すように、前身頃2には、この前身頃2の衿ぐりの縁を示す衿ぐり線の上端を通り、胸幅案内線41と直角な第1補助線43が仮想的に引かれている。
【0054】
後身頃3には、第2縫着基準位置31を通り、後チェスト線37bに対して直角な背幅案内線(back guide line)44が引かれている。また、後身頃3には、第2縫着基準位置31から背幅案内線44に直角な背幅線(back line)45が引かれている。また、図1に示すように、後身頃3には、この後身頃3の衿ぐりの縁を示す後衿ぐり線7bの上端を通り、後身頃3の後中心線15bに直角な第2補助線46が仮想的に引かれている。この第2補助線46は、前身頃2側に延長され、前身頃2の前中心線15aに届いている。第2補助線46は、前中心線15aと直角に交わっている。
【0055】
袖4は、図2に示すように展開された状態において、その幅方向の中心を通る袖山線(sleeve head seam line)47によって、前身頃2に縫いつけられる前袖部51と、後身頃3に縫いつけられる後袖部52とに分けられる。すなわち、この袖山線47は、前袖部51と後袖部52とを分ける境界線となっている。
【0056】
前袖部51は、前身頃2の第1縫着部6に縫いつけられる前縫着部54を備える。この前袖部51は、その幅方向の端部(以下「第1縫着端部」という)51aが、後袖部52に縫いつけられるようになっている。
【0057】
後袖部52は、後身頃3の第2縫着部12に縫いつけられる後縫着部55を備える。この後袖部52は、その幅方向の端部(以下「第2縫着端部」という)52aが、前袖部51に縫いつけられるようになっている。
【0058】
袖4は、前袖部51の第1縫着端部51aと、後袖部52の第2縫着端部52aとを縫い合わせることにより、筒状に構成される。筒状とされた袖4は、その筒心方向の一端部が袖口57とされ、他端部が前身頃2および後身頃3に縫いつけられる。
【0059】
前袖部51の前縫着部54と後袖部52の後縫着部55とは、連続状に繋がって形成されている。すなわち、前縫着部54の縁を示す前袖付け線60aと、後縫着部55の縁を示す後袖付け線60bとが連続状に繋がって形成されている。
【0060】
この前縫着部54と後縫着部55の境界部は、袖4の袖山線47上に位置している。この境界部は、袖4を前身頃2および後身頃3に縫いつけたときに、着衣者の肩先に対応するショルダーポイントSPとなっている。袖4は、そのショルダーポイントSPが、前身頃2および後身頃3のショルダーポイントSPと一致するように、前身頃2および後身頃3に縫いつけられる。なお、このショルダーポイントSPは、袖4の幅方向の中央部で、前袖付け線60aと後袖付け線60bとによって形成される凹部58の最底部となっている。
【0061】
図2に示すように、袖4は、前縫着部54の縁を示す前袖付け線60aと、後縫着部55の縁を示す後袖付け線60bと、前袖部51の第1縫着端部51aを示す前袖下線61aと、後袖部52の第2縫着端部52aを示す後袖下線61bと、袖口57の縁を示す袖口線62とによって区切られている。
【0062】
前袖下線61aと後袖下線61bは、袖山線47に対して所定の角度で傾斜して形成されており、これにより、袖4は、筒状とされた状態で、袖口57に向かうにつれて先細りとなる。
【0063】
前縫着部54の縁を示す前袖付け線60aは、その一端部がショルダーポイントSPと一致している。また、前袖付け線60aは、その他端部が前袖下線61aとの境界点(以下「第1境界点」という)65となっている。この第1境界点65は、前袖部51において、第1縫着端部51aと前縫着部54との境界を示す点である。前袖付け線60aは、ショルダーポイントSPから第1境界点65にかけて、袖口57(図9)から離れる方向、すなわち、前身頃2に向かう方向に突出する曲線となっている。
【0064】
前袖部51は、この前袖付け線60aの最も突出した位置(以下「前袖付け線の頂点」という)67が、前身頃2の第1縫着基準位置21に縫いつけられる。前袖付け線60aの頂点67は、ショルダーポイントSPよりも前身頃2に向かって突出している。
【0065】
後縫着部55の縁を示す後袖付け線60bは、その一端部がショルダーポイントSPと一致している。また、後袖付け線60bは、その他端部が、後袖下線61bとの境界点(以下「第2境界点」という)70となっている。この第2境界点70は、後袖部52において、第2縫着端部52aと後縫着部55との境界を示す点である。後袖付け線60bは、ショルダーポイントSPから第2境界点70にかけて、袖口57(図9)から離れる方向、すなわち、後身頃3に向かう方向に突出する曲線となっている。
【0066】
後袖部52は、この後袖付け線60bの最も突出した位置(以下「後袖付け線の頂点」という)72が、後身頃3の第2縫着基準位置31に縫いつけられる。後袖付け線60bの頂点72は、ショルダーポイントSPよりも後身頃3に向かって突出している。
【0067】
また、第1境界点65と第2境界点70とを結ぶ線(以下「袖幅線」という)75を引いたとき、ショルダーポイントSPから袖幅線75に直交するように引いた線76の長さAとし、前袖付け線60aの頂点67から袖幅線75に直交するように引いた線77の長さをBとしたとき、A<Bの関係が成り立つ。
【0068】
また、後袖付け線60bの頂点72から袖幅線75に直交するように引いた線78の長さをCとしたとき、A<Cの関係が成り立つ。さらに、BとCの関係は、B=Cとしてもよいが、腕の動きは後方向より前方向の方が可動範囲が広いことを考慮して、B<Cの関係になるように設定してもよい。なお、ショルダーポイントSPから袖幅線75に直交するように引いた線76は、袖幅線75と一致している。
【0069】
これによって、前身頃2と後身頃3を縫い合わせるとともに、袖4をこれらの身頃に縫いつけることにより上衣1を製造したとき、図9に示すように、袖4の一部が前身頃2(後身頃3)の肩線8を延長した線よりも上側に位置することになる。
【0070】
また、このショルダーポイントSPから袖幅線75までの距離Aは、アームホールAHの長さをL5としたとき、(1/8)×L5−0.02×L5≦A≦(1/8)×L5+0.02×L5の範囲内で設定されることが望ましい。こうすることにより、袖付け線がスムーズ(カーブがきつくならないよう)にできるため、縫製しやすくパッカリングなどの問題が生じ難くなる。
【0071】
また、前袖付け線60aの頂点67から袖幅線75までの距離B、および後袖付け線60bの頂点72から袖幅線75までの距離Cは、(1/8)×L5−0.01×L5≦B≦(1/8)×L5+0.03×L5、(1/8)×L5−0.01×L5≦C≦(1/8)×L5+0.03×L5の範囲内で設定されることが望ましい。こうすることにより、袖付け線がスムーズ(カーブがきつくならないよう)にできるため、縫製しやすく、パッカリングなどの問題が生じ難くなる。
【0072】
この上衣1の袖4、前身頃2、および後身頃3に用いられる生地は、例えば、伸縮性のあるものやないものが適宜用いられる。少なくとも脇付近に伸縮性のある生地を用いた上衣1は、腕の動きに追従するゆとりに生地の伸縮が加わり、腕の動きにより追従しやすくなる。
【0073】
以上説明した第1実施形態に係る上衣1によれば、前身頃2の第1縫着基準位置21が、第1縫着部6のうちで、前身頃2の幅方向の中心に最も寄った位置に設けられ、さらに、前袖部51の前縫着部54において、第1縫着部6に縫いつけられる点(前袖付け線60aの頂点67)が袖4のショルダーポイントSPよりも前身頃2に向かって突出されることで、着衣者が腕を後方に大きく動かしたときに、前袖部51における前袖付け線60aの頂点67の近傍の部分がこの動きに追従し、前身頃2が袖4(前袖部51)に引っ張られ難くなる。
【0074】
この点について、より具体的に説明する。上述のように、前身頃2の第1縫着部6は、その鎌底35とショルダーポイントSPとを結ぶ直線17よりも、前中心線15a寄りに凹状に形成されていることから、この第1縫着部6の前袖ぐり線9aと前記直線17とによって囲まれた領域を、袖4の一部が占めることとなる。
【0075】
図2を参照すると、上記のように囲まれた領域は、袖4のショルダーポイントと第1境界点65とを結ぶ直線19aが仮想的に引かれたとき、この直線19aと前袖付け線60aとによって囲まれた領域に相当する(以下、この領域に相当する部分を「前袖部側における袖の基部」4aという)。
【0076】
本実施形態では、この前袖部54側における袖4の基部4aが、前身頃2においてショルダーポイントSPと鎌底35とを結ぶ直線17よりも、前中心線15a側に入りこんだ状態となっている。この状態で前縫着部54が第1縫着部6に縫いつけられることにより、前身頃2には、その鎌底35とショルダーポイントSPとを結ぶ直線17および前袖ぐり線9aとによって囲まれた領域を、前袖部51側における袖4の基部4aが占めることになる。
【0077】
着衣者が上衣1を着けた状態で、腕を後ろに大きく振ったとき、この前袖部51側における袖4の基部4aは、この腕の動きに追従する袖4の移動量を吸収して、前身頃2が袖4に引っ張られることを防止する。すなわち、この前袖部51側における袖4の基部4aは、若干の膨らみ(ゆとり)をもって形成されており、袖4が大きく振られたときに、その動きに追従するようになっている。このゆとりは、図2に示すように、袖付け線60a、60bが従来の袖の袖付け線(符号48で示す)よりも身頃2,3側に大きく突出していることにより形成される。すなわち、本実施形態では、この従来の袖の袖付け線48と、本実施形態における袖付け線60a,60bと袖下線61a,61bとによって囲まれた部分(図2においてハッチングで示された部分)の面積の分だけ、従来の袖よりも面積が大きくなっており、ゆとりはこの部分によって生じるものである。
【0078】
これにより、上衣1は、着衣者が腕を後ろに大きく動かした場合であっても、前袖部51側における袖4の基部4aがその袖の動きに追従し、これにより、前身頃2が袖4に引っ張られることを低減できる。
【0079】
しかも、上衣1に、前袖部51側における袖4の基部4aが形成されることにより、着衣者が腕を上下に大きく動かした場合においても、この基部4aがその袖4の動きに追従することで、前身頃2が袖4に引っ張られることを低減できるようになっている。
【0080】
そして、前身頃2の第1縫着基準位置21が、着衣者の大胸筋25(図5参照)が停止する大結節稜26(図6参照)に重なる位置に設けられていることから、前身頃2が袖4に引っ張られることを、より効果的に低減できるようになる。すなわち、この大結節稜26の近傍では、筋肉が大きく、そして激しく動く場所であるので、この位置に袖4の一部(前袖付け線60aの頂点67の近傍の部分)が配置されることで、袖4がこの動きに追従することにより、前身頃2が袖4に引っ張られることを低減できる。
【0081】
また、後身頃3の第2縫着基準位置31が、第2縫着部12のうちで後身頃3の幅方向の中心に最も寄った位置に設けられ、さらに、後袖部52の後縫着部55において、第2縫着部12の第2縫着基準位置31に縫いつけられる点(後袖付け線60bの頂点72)が袖4のショルダーポイントSPよりも後身頃3に向かって突出されることで、着衣者が腕を抱え込むように前方に動かしたときに、後袖部52側における袖4の基部4bがこの動きに追従することによって、後身頃3が袖4(後袖部52)に引っ張られ難くなる。
【0082】
これは、前身頃2の場合と同様に、後身頃3のショルダーポイントSPと鎌底35とを結ぶ直線18が引かれ、この直線18と後袖ぐり線9bとによって囲まれた領域に、袖4の一部が占めるように構成されることにより実現される。
【0083】
すなわち、図2を参照すると、上記のように囲まれた領域は、袖4のショルダーポイントと第2境界点70とを結ぶ直線19bが仮想的に引かれたとき、この直線19bと後袖付け線60bとによって囲まれた領域に相当する(以下、この領域に相当する部分を「後袖部側における袖の基部」4bという)。
【0084】
本実施形態では、この後袖部55側における袖4の基部4bが、後身頃2においてショルダーポイントSPと鎌底35とを結ぶ直線18よりも、後中心線15b側に入りこんだ状態となっている。この状態で後縫着部55が第2縫着部12に縫いつけられることにより、後身頃3には、その鎌底35とショルダーポイントSPとを結ぶ直線18および後袖ぐり線9bとによって囲まれた領域を、後袖部52側における袖4の基部4bが占めることになる。
【0085】
着衣者が上衣1を着けた状態で、腕を前に大きく振ったとき、この後袖部52側における袖4の基部4aは、この腕の動きに追従する袖4の移動量を吸収して、後身頃2が袖4に引っ張られることを防止する。すなわち、この後袖部52側における袖4の基部4bは、若干の膨らみ(ゆとり)をもって形成されており、袖4が大きく振られたときに、その動きに追従するようになっている。
【0086】
これにより、上衣1は、着衣者が腕を前に大きく動かした場合であっても、後袖部52側における袖4の基部4bがその動きに追従し、これにより、後身頃2が袖4に引っ張られることを低減できる。
【0087】
しかも、上衣1に、後袖部52側における袖4の基部4bが形成されることにより、着衣者が腕を上下に大きく動かした場合においても、この基部4bがその袖4の動きに追従することで、後身頃3が袖4に引っ張られることを低減できるようになっている。
【0088】
そして、着衣者の上腕三頭筋の長頭の起始となる肩甲骨の関節下結節33に重なるように設けられていることから、後身頃3が袖4に引っ張られることを、より効果的に低減できるようになる。すなわち、この関節下結節33の近傍では、筋肉が大きく、そして激しく動く場所であるので、この位置に袖4の一部(後袖付け線60bの頂点72の近傍の部分)が配置されることで、袖4がこの動きに追従することにより、後身頃3が袖4に引っ張られることを低減できる。
【0089】
さらに、袖4の一部が身頃(前身頃2、後身頃3)の肩線8を延長した線よりも上側に位置しているので、腕を上方に動かしたときの袖4の動きが小さくなり、前袖部51が前身頃2を引っ張ることを軽減できるようになる。
【0090】
したがって、図10(a)、図11(a)のように従来の上衣1を着衣者が着けた場合に比と、図10(b)、図11(b)のように本実施形態に係る上衣1を着衣者が着けた場合とを比較すると、本実施形態に係る上衣1を着けた場合の方が、腕を上下、前後に大きく振った場合であっても、身頃が袖4に引っ張られるということを低減できる。したがって、上衣1は、例えば、種々の運動競技や作業等を行う場合に、着衣者の意図する腕の振りを実現できるようになる。
【0091】
また、上衣1は、脇付近が前身頃2、後身頃3と袖4からのみ構成され、前身頃2の第1縫着部6と前袖部51の前縫着部54と後身頃3の第2縫着部12と後袖部52の後縫着部55とを備えており、マチなどの別パーツを設けることがなく、袖4の付け根の部分にゆとりを設けることができることから、コストや手間を削減することができる。
【0092】
さらに、前身頃2の第1縫着部6と、前袖部51の前縫着部54との間や、後身頃3の第2縫着部12と後袖部52の後縫着部55との間に、タックやプリーツ等の加工を行うことなく、袖4の付け根の部分にゆとりを設けることができることから、上衣1は、コストや手間を削減することができる。
【0093】
図12から図16は、上衣1の第2実施形態を示している。この第2実施形態では、いわゆるラグランタイプの上衣1を例示する。
【0094】
この第2実施形態では、前身頃2、後身頃3、および袖4の形状が第1実施形態と異なる。上述した第1実施形態では、前身頃2に肩線8が設けられていたが、この第2実施形態では、前身頃2に肩線8が設けられていない。この前身頃2は、袖4(前袖部51)が縫いつけられる第1縫着部6の上端が衿ぐりまで達している。同様に、後身頃3にも肩線8が設けられていない。この後身頃3は、袖4(後袖部52)が縫いつけられる第2縫着部12の上端が衿ぐりまで達している。
【0095】
また、第1実施形態では、前身頃2の第1縫着部6の上端、後身頃3の第2縫着部12の上端がショルダーポイントSPとされていたが、本実施形態では、これらの上端とは別の位置にショルダーポイントSPが設けられている。
【0096】
本実施形態においても、第1実施形態と同様に、袖4は、袖山線47により前袖部51と後袖部52に分けられる。第1実施形態と同様に、前袖部51は、前身頃2に縫いつけられる前縫着部54を備え、後袖部52は、後身頃3に縫いつけられる後縫着部55を備える。
【0097】
本実施形態において、袖4は、図12、図13に示すように、その幅方向の中央部に、前身頃2、および後身頃3の衿ぐりに向かって突出する突出部81を備える。この突出部81は、袖4の幅方向の中央部に設けられているため、この袖山線47によって二分される。これにより、突出部81は、袖山線47によって分けられた一方の部分が、前袖部51の前縫着部54の一部を構成し、他方の部分が後袖部52の後縫着部55の一部を構成する。
【0098】
本実施形態においても、前身頃2の前縫着部54に、第1実施形態で説明した第1縫着基準位置21が設定されている。そして、後身頃3の後縫着部55には、第1実施形態で説明した第2縫着基準位置31が設定されている。
【0099】
袖4の突出部81は、その突出端からショルダーポイントSPまでの部分が着衣者の肩に接触し、ショルダーポイントSPからその基部までの部分が着衣者の腕(上腕)に接触するようになっている。
【0100】
また、この突出部81は、その突出端が衿ぐりの一部を構成するようになっている。以下、この突出端を衿ぐり形成部83という。この衿ぐり形成部83は、その中途部で袖山線47と交わっている(この交点を符号84で示す)。
【0101】
前袖部51の前縫着部54は、第1実施形態で説明した第1境界点65から、衿ぐり形成部83の一端部(前袖部51側の端部51a)までの範囲で形成されている。この前縫着部54の縁には、所定の曲線で構成される前袖付け線60aが形成されている。
【0102】
この前袖付け線60aは、図13に示すように袖4が展開された状態において、3次曲線によって表されている。より具体的には、図13において袖4の袖幅線75をX軸座標とし、袖山線47をY軸座標と仮定したときに、前袖付け線60aは、第1境界点65と衿ぐり形成部83との間で、Y軸座標において極小となる点(図13において符号86で示す)、および極大となる点(図13において符号87で示す)を有する曲線となっている。
【0103】
この極小点86は、前袖部51の前縫着部54が前身頃2の第1縫着部6に縫いつけられたときに、ショルダーポイントSPよりも、前身頃2の幅方向の中心(前中心線15b)寄りに位置づけられる。また、本実施形態において、この前袖付け線60aの極小点86は、前袖部51において突出部81を区別する点となっている。
【0104】
すなわち、本実施形態において、突出部81の突出端からこの前袖付け線60aの極小点86までの部分が突出部81を構成する。以下、この極小点86の位置を、「前袖部側における突出部の基部」という。以下、この前袖部51側における突出部81の基部86に、極小点と同じ符号86を用いる。
【0105】
なお、突出部81において、衿ぐり形成部83の一端部83aから前袖部51側における突出部81の基部86までの部分の縁が、前身頃2の第1縫着部6に縫いつけられる。すなわち、突出部81は、この部分が、前縫着部54と一体となって前身頃2に縫いつけられる。
【0106】
前袖付け線60aの極大点87は、第1境界点65と前袖部51側における突出部81の基部86の間に設けられている。前袖部51は、この極大点87の位置(部分)が、袖4のショルダーポイントSPよりも前身頃2に向かって突出するように形成されている。
【0107】
前袖部51は、前袖付け線60aの極大点87の位置で、前身頃2の第1縫着部6に設定された第1縫着基準位置21に縫いつけられる。すなわち、前袖部51は、ショルダーポイントSPよりも前身頃2側に突出し、かつ前袖部51側における突出部81の基部86と第1境界点65との間において最も前身頃2側に突出した部分が第1縫着基準位置21に縫いつけられる。
【0108】
前袖部51の前縫着部54が、第1実施形態で説明した第1境界点65から、衿ぐり形成部83の一端部83aまでの範囲で形成されているのに対し、後袖部52の後縫着部55は、第1実施形態で説明した第2境界点70から、衿ぐり形成部83の他端部83bまでの範囲で形成されている。この後縫着部55の縁には、所定の曲線で構成される後袖付け線60bが形成されている。
【0109】
この後袖付け線60bは、図13に示すように袖4が展開された状態において、3次曲線によって表されている。より具体的には、図13において袖4の袖幅線75をX軸座標とし、袖山線47をY軸座標と仮定したときに、後袖付け線60bは、第2境界点70と衿ぐり形成部83との間で、Y軸座標において極小となる点(図13において符号88で示す)、および極大となる点(図13において符号89で示す)を有する曲線となっている。
【0110】
この極小点88は、後袖部52の後縫着部55が前身頃2の第2縫着部12に縫いつけられたときに、ショルダーポイントSPよりも、後身頃3の幅方向の中心(後中心線15b)寄りに位置づけられる。また、本実施形態において、この後袖付け線60bの極小点88は、後袖部52において突出部81を区別する点となっている。
【0111】
すなわち、本実施形態において、突出部81の突出端からこの後袖付け線60bの極小点88までの部分が突出部81を構成する。以下、この極小点88の位置を「後袖部側における突出部の基部」という。以下、この後袖部52側における突出部81の基部に、極小点と同じ符号88を用いる。
【0112】
なお、突出部81において、衿ぐり形成部83の他端部83bから、後袖部52側における突出部81の基部88までの部分の縁が、後身頃3の第2縫着部12に縫いつけられる。すなわち、突出部81は、この部分が、前縫着部54と一体となって後身頃3に縫いつけられる。
【0113】
後袖付け線60bの極大点89は、第2境界点70と後袖部52側における突出部81の基部88の間に設けられている。後袖部52は、この極大点89の位置(部分)が、袖4のショルダーポイントSPよりも後身頃3に向かって突出するように形成されている。
【0114】
後袖部52は、後袖付け線60bの極大点89の位置で、後身頃3の第2縫着部12に設定された第2縫着基準位置31に縫いつけられる。すなわち、後袖部52は、ショルダーポイントSPよりも後身頃3側に突出し、かつ後袖部52側における突出部81の基部88と第2境界点70との間において最も後身頃3側に突出した部分が第2縫着基準位置31に縫いつけられる。
【0115】
第1実施形態では、袖4に示されるショルダーポイントSPが前袖付け線60aと後袖付け線60bとで構成される凹部58の底部に位置づけられていたが、本実施形態では、ショルダーポイントSPは、突出部81の中途部であって袖山線47上に位置づけられており、この点が相違する。
【0116】
以下、このショルダーポイントSPの設定の仕方について説明する。袖4のショルダーポイントSPは、例えば、後身頃3にショルダーポイントSPを設定し、この後身頃3のショルダーポイントSPに対応させて設定される。
【0117】
後身頃3にショルダーポイントSPを設定するには、上衣1について予め設定されている寸法に基づいて、後身頃3の採寸を行う。上衣1について予め設定されている寸法とは、例えば上衣1が付けられる着衣者の首の大きさに対応する首廻り寸法、着衣者の胸囲に対応する胸廻り寸法、胸廻り寸法に対応する前身頃2の胸廻り寸法(フロントチェストFC)、胸廻り寸法に対応する後身頃3の胸廻り寸法(バックチェストBC)、アームホールAH(AH)の長さ、上衣1の上下の長さである着丈等である。
【0118】
後身頃3の採寸には、まずその基点91の位置を決める。この基点91は、後身頃3において衿ぐりの縁を示す衿ぐり線の最下端であり、この基点91は後身頃3の後中心線15b上に位置するものである。この基点91に基づいて、後中心線15bが引かれ、この基点91から着丈分の長さを採る。この着丈の寸法を採ることで、上衣1(後身頃3)の裾の位置が決められる。この裾は、後中心線15bと直交する裾線11により表される。
【0119】
次に、鎌底35の位置を決める。鎌底35は、後中心線15bに沿って基点91から所定の間隔で離れた位置に設定される。一般的な基点91から鎌底35までの長さは、例えば、胸廻り寸法の1/4の長さに等しい。
【0120】
本実施形態では、鎌底35は、この一般的な鎌底35の位置からさらに胸廻り寸法の1/32の長さ分だけ上側に位置づけられる。なお、後身頃3および前身頃2には、この鎌底35を通り、後中心線15b(または前中心線15a)に直角なチェスト線37が引かれる。
【0121】
図12において、基点91から鎌底35までの長さの半分の位置に、背幅線45が後中心線15bに直角となるように引かれる。第2縫着基準位置31は、この背幅線45と第2縫着部12の後袖ぐり線9bとの交点である。
【0122】
また、基点91に基づいて、後衿ぐり5bの上端93が決められる。この後衿ぐり5bの上端93は、後中心線15bに沿う方向において、基点91から所定の間隔離れて位置づけられる。この後中心線15bに沿う方における基点91と後衿ぐり5bの上端93との間隔(高さ)は、首廻り寸法の1/16の長さに等しい。
【0123】
また、この後衿ぐり5bの上端93は、基点91から幅方向(背幅線45に沿う方向)に沿って、所定の間隔離れて位置づけられる。幅方向における基点91と後衿ぐり5bの上端93との間隔(幅)は、首廻り寸法の3/16の長さとされる。
【0124】
図12において、後衿ぐり5bの上端93を通り、後中心線15bに直角な第2補助線46が仮想的に引かれる。さらに、この第2補助線46から所定の角度で傾斜する肩線8が仮想的に引かれる。本実施形態では、第2補助線46と肩線8となす内角は、17°とされている。
【0125】
後身頃3の第2縫着基準位置31は、第2縫着部12の後袖ぐり線9bと前身頃2の第1縫着部6の前袖ぐり線9aとの境界位置、すなわち、鎌底35から後身頃3の幅方向(チェスト線37に沿う方向)に所定間隔離れて設定されている。後身頃3の幅方向における鎌底35と第2縫着基準位置31との間隔は、後身頃3の胸廻り寸法(バックチェストBC)の1/8の長さに等しい。
【0126】
そして、後身頃3には、この第2縫着基準位置31を通り、チェスト線37に直角な背幅案内線44が引かれる。この背幅案内線44は、その一端部がチェスト線37に達し、その他端部が第2補助線46に達している。第2縫着基準位置31は、背幅案内線44に沿う方向において、第2補助線46から所定の間隔離れた位置に設定されている。
【0127】
前記肩線8は、この背幅案内線44と交差している。この肩線8は、その一端部が後衿ぐり5bの上端93に一致し、その他端部が、背幅案内線44から突出している。肩線8において、この背幅線45から突出する部分の長さは、アームホールAHの長さの2%以上4%以下の範囲内とされるのがよい。
【0128】
このようにして設定された肩線8の突端95が、後身頃3のショルダーポイントSPとなる。袖4のショルダーポイントSPは、この肩線8の長さ(後衿ぐり5bの上端93から肩線8の突端95までの長さ)を計り、袖4の袖山線47上において、袖4の衿ぐり形成部83と袖山線47との交点84から、この肩線8の長さと同じ長さの位置に設定される。
【0129】
なお、前身頃2および後身頃3には、所望の前袖ぐり線9a、および後袖ぐり線9bを形成するための基準点として、ラグランポイントRPが設定される。例えば、後身頃3のラグランポイントRPは、以下のように設定される。まず、図12に示すように、背幅案内線44と第2補助線46との交点96から第2縫着基準位置31までの長さを測る。
【0130】
次に、この長さの1/4の長さL6を計算する。そして、背幅案内線44において、前記交点96から第2縫着基準位置31までの部分の半分(中間)の位置(以下「中間点」という)97を決める。最後に、この背幅案内線44に直交する方向において、この中間点から長さL6だけ後中心線15bに向かって離れた点98を決める。
【0131】
このようにして決められた点98がラグランポイントRPである。同様に、前身頃2の第1縫着部6についてもラグランポイントRPが設定される。前身頃2の前袖ぐり線9a、後身頃3の後袖ぐり線9bは、第1縫着基準位置21、第2縫着基準位置31からラグランポイントRPを通って衿ぐりに達するような曲線に設定される。
【0132】
本実施形態のその他の構成は、第1実施形態と同様である。本実施形態において、第1実施形態と共通する構成要素には、第1実施形態と同じ符号を用い、その説明を省略する。
【0133】
本実施形態に係る上衣1によれば、前袖部51の前縫着部54において、第1縫着部6の第1縫着基準位置21に縫いつけられる点(前袖付け線60aの極大点87)が袖4のショルダーポイントSPよりも前身頃2に向かって突出されることで、着衣者が腕を後方に大きく動かしたときに、前袖部51における前袖付け線60aの頂点87の近傍の部分がこの動きに追従することによって、前身頃2が袖4(前袖部51)に引っ張られ難くなる。すなわち、上記の構成により、袖4の前縫着部54および後縫着部55のまわりには、この袖4が着衣者の腕の動きに追従するための「ゆとり」が形成されている。具体的には、このゆとりは、図13に示すように、袖付け線60a、60bが従来のラグランタイプの袖の袖付け線(符号48で示す)よりも身頃2,3側に大きく突出していることにより形成される。すなわち、本実施形態では、この従来の袖の袖付け線48と、本実施形態における袖付け線60a,60bと袖下線61a,61bとによって囲まれた部分(図13においてハッチングで示された部分)の面積の分だけ、従来の袖よりも面積が大きくなっており、ゆとりはこの部分によって生じるものである。
【0134】
しかも、着衣者が腕を上下に大きく動かした場合においても、前袖付け線60aの頂点67の近傍の部分がこの動きに追従することによって、この袖4よりも下の前身頃2の部分が引っ張られ難くなる。
【0135】
また、後袖部52の後縫着部55において、第2縫着部12の第2縫着基準位置31に縫いつけられる点(後袖付け線60bの極大点89)を袖4のショルダーポイントSPよりも後身頃3に向かって突出させることで、着衣者が腕を抱え込むように前方に動かしたときに、後袖部52における後袖付け線60bの極大点89の近傍の部分がこの動きに追従することによって、後身頃3が袖4(後袖部52)に引っ張られ難くなる。
【0136】
しかも、着衣者が腕を上下に大きく動かした場合においても、後袖付け線60bの頂点72の近傍の部分がこの動きに追従することによって、この袖4よりも下の後身頃3の部分が引っ張られ難くなる。
【0137】
さらに、袖4の一部が身頃(前身頃2、後身頃3)の肩線8を延長した線よりも上側に位置しているので、腕を上方に動かしたときの袖4の動きが小さくなり、前袖部51が前身頃2を引っ張ることを軽減できるようになる。
【0138】
また、前袖部51の前縫着部54において、第1縫着部6に縫いつけられる点(前袖付け線60aの極大点87)が前袖部51側における突出部81の基部86よりも前身頃2に向かって突出されることで、着衣者が腕を後方に大きく動かし、この動きに突出部81が追従した場合であっても、この突出部81よりも下側の領域において、前袖部51における前袖付け線60aの極大点87の近傍の部分が、この突出部81の動きに追従することによって、前身頃2が袖4(前袖部51)に引っ張られ難くなる。
【0139】
前袖部51の前縫着部54において、第1縫着部6の第1縫着基準位置21に縫いつけられる点(前袖付け線60aの極大点87)が前袖部51側における突出部81の基部86よりも前身頃2に向かって突出されることで、着衣者が腕を後方に大きく動かし、この動きに突出部81が追従した場合であっても、この突出部81よりも下側の領域において、前袖部51側における前袖付け線60aの極大点87の近傍の部分がこの突出部81の動きに追従することによって、前身頃2が袖4(前袖部51)に引っ張られ難くなる。
【0140】
同様に後袖部52の後縫着部55において、第2縫着部12の第2縫着基準位置31に縫いつけられる点(後袖付け線60bの極大点89)が後袖部52側における突出部81の基部88よりも後身頃3に向かって突出されることで、着衣者が腕を後方に大きく動かし、この動きに突出部81が追従した場合であっても、この突出部81よりも下側の領域において、後袖部52側における後袖付け線60bの極大点89の近傍の部分がこの突出部81の動きに追従することによって、後身頃3が袖4(前袖部51)に引っ張られ難くなる。
【0141】
なお、本発明は、上記の実施形態に限らず、種々の変形・変更が可能である。
【0142】
例えば、第2実施形態の前袖付け線60a、後袖付け線60bは、3次曲線に限定されず、他の種々の曲線で構成されてもよい。
【0143】
上記の実施形態では、半袖の上衣を例示したが、これに限らず、長袖その他の種々のタイプの上衣に本発明を適用できる。
【0144】
上衣は、所定のパターンに基づいて生地を裁断して、前身頃、後身頃、袖が形成されるが、これらには、縫製に必要な縫い代が別途形成される。第1縫製基準位置、第2縫製基準位置、ショルダーポイント、ラグランポイントについては、その位置がわかるように、この縫い代にノッチその他の目印が付けられてもよい。
【0145】
また、上衣は、袖が腕の動きにより追従しやすくするために、脇付近にマチなどの別パーツを設けたり、袖のみ身頃より伸縮性の高い生地を用いたり、タックやプリーツなどの加工を行なってもよい。
【0146】
特に運動競技用の上衣の場合は、躍動感などを求めてデザイン的な理由から切り替えを設けることがよくあるが、腕の動きに追従するという機能を著しく阻害しない範囲であれば、適宜切り替えを設けてもよい。また、身頃や袖部は、腕の動きに追従するという機能を著しく阻害しない範囲であれば、適宜細分化(複数のパーツから構成)してもよい。
【0147】
本発明の上衣においては、着衣者の体に密着しやすいように伸縮性の高い生地を用いてもよいし、伸縮性の低い生地や伸縮性のない生地を用いても、腕の動きに追従できるように設定されていればよく、適宜生地を用いることができる。
【産業上の利用可能性】
【0148】
本発明に係る上衣は、例えばスポーツや作業のように腕を前後上下に大きく動かすような場合に利用できる。

Claims (5)

  1. 前身頃と、後身頃と、これらの身頃に縫いつけられる袖とを備えるとともに、着衣者の上半身に着けられる上衣において、
    袖は、前袖部と後袖部を備えるとともに、前袖部と後袖部とを縫い合わせることによって筒状に構成され、
    前袖部は、前身頃に縫いつけられる前縫着部と、袖部を筒状に構成すべく後袖部に縫いつけられる第1縫着端部とを備え、
    後袖部は、後身頃に縫いつけられる後縫着部と、袖部を筒状に構成すべく前袖部に縫いつけられる第2縫着端部とを備え、
    前縫着部が前身頃に縫いつけられ、かつ後縫着部が後身頃に縫いつけられたときに、前縫着部と後縫着部との境界部が、着衣者の肩先に対応するショルダーポイントとされており、
    前身頃は、袖の前縫着部が縫いつけられる第1縫着部を備え、この第1縫着部には、袖の前縫着部が縫いつけられるときの基準となる第1縫着基準位置が設定されており、第1縫着基準位置は、第1縫着部のうちで、最も前身頃の幅方向の中心寄りに位置づけられ、
    後身頃は、袖の後縫着部が縫いつけられる第2縫着部を備え、第2縫着部には、袖の後縫着部が縫いつけられるときの基準となる第2縫着基準位置が設定されており、第2縫着基準位置は、第2縫着部のうちで、最も後身頃の幅方向の中心寄りに位置づけられ、
    前袖部の前縫着部において前身頃の第1縫着基準位置に縫いつけられる部分が、ショルダーポイントよりも前身頃に向かって突出し、かつ、前縫着部と第1縫着端部との境界点よりも前身頃に向かって突出し、しかも、後袖部の後縫着部において後身頃の第2縫着基準位置に縫いつけられる部分が、ショルダーポイントよりも後身頃に向かって突出し、かつ、後縫着部と第2縫着端部との境界点よりも後身頃に向かって突出することで、袖におけるショルダーポイントが、前袖部の前縫着部において前身頃の第1縫着基準位置に縫いつけられる部分と、後袖部の後縫着部において後身頃の第2縫着基準位置に縫いつけられる部分との間であって、かつ、前縫着部の縁を示す前袖付け線と後縫着部の縁を示す後袖付け線とによって形成される凹部の最底部に位置するとともに、袖を前身頃及び後身頃に縫いつけたときに、この袖の一部が前身頃の肩線を延長した線よりも上側に位置することを特徴とする上衣。
  2. 前身頃と、後身頃と、これらの身頃に縫いつけられる袖とを備えるとともに、着衣者の上半身に着けられる上衣において、
    袖は、前袖部と後袖部を備えるとともに、前袖部と後袖部とを縫い合わせることによって筒状に構成され、
    前袖部は、前身頃に縫いつけられる前縫着部と、袖部を筒状に構成すべく後袖部に縫いつけられる第1縫着端部とを備え、
    後袖部は、後身頃に縫いつけられる後縫着部と、袖部を筒状に構成すべく前袖部に縫いつけられる第2縫着端部とを備え、
    前縫着部が前身頃に縫いつけられ、かつ後縫着部が後身頃に縫いつけられたときに、前縫着部と後縫着部との境界部が、着衣者の肩先に対応するショルダーポイントとされており、
    前身頃は、袖の前縫着部が縫いつけられる第1縫着部を備え、この第1縫着部には、袖の前縫着部が縫いつけられるときの基準となる第1縫着基準位置が設定されており、第1縫着基準位置は、第1縫着部のうちで、最も前身頃の幅方向の中心寄りに位置づけられ、
    後身頃は、袖の後縫着部が縫いつけられる第2縫着部を備え、第2縫着部には、袖の後縫着部が縫いつけられるときの基準となる第2縫着基準位置が設定されており、第2縫着基準位置は、第2縫着部のうちで、最も後身頃の幅方向の中心寄りに位置づけられ、
    前袖部の前縫着部において前身頃の第1縫着基準位置に縫いつけられる部分が、ショルダーポイントよりも前身頃に向かって突出し、かつ、前縫着部と第1縫着端部との境界点よりも前身頃に向かって突出し、しかも、後袖部の後縫着部において後身頃の第2縫着基準位置に縫いつけられる部分が、ショルダーポイントよりも後身頃に向かって突出し、かつ、後縫着部と第2縫着端部との境界点よりも後身頃に向かって突出することで、袖におけるショルダーポイントが、袖の幅方向における中央部であって、かつ前縫着部の縁を示す前袖付け線と後縫着部の縁を示す後袖付け線とによって形成される凹部の最底部に位置するとともに、袖を前身頃及び後身頃に縫いつけたときに、この袖の一部が前身頃の肩線を延長した線よりも上側に位置することを特徴とする上衣。
  3. 前記第1縫着基準位置は、着衣者の大結節稜に重なる位置に設定される請求項1または2に記載の上衣。
  4. 前記第2縫着基準位置は、着衣者の関節下結節に重なる位置に設定される請求項1または2に記載の上衣。
  5. 前縫着部と第1縫着端部との境界点と、後縫着部と第2縫着端部との境界点とを結ぶとともに幅方向に沿った袖幅線が引かれ、
    ショルダーポイントから袖幅線に直交するように引いた線の長さをAとし、前袖部の前縫着部において前身頃の第1縫着基準位置に縫いつけられる部分から袖幅線に直交するように引いた線の長さをBとし、後袖部の後縫着部において後身頃の第2縫着基準位置に縫いつけられる部分から袖幅線に直交するように引いた線の長さをCとしたとき、A<B、A<Cの関係が成立する請求項1または2に記載の上衣。
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