JP4658661B2 - 袖を有する上衣の作成方法 - Google Patents

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本発明は袖を有する上衣に関するものであり、袖の形状を工夫することで運動機能性と着心地を高めた袖を有する上衣に関するものである。
一般的な袖を有する上衣においては、着用して腕を挙げると人体の腋窩部分に相当する脇下が引きつれる現象がおきる。この引きつれを解消する方法としては上衣の身頃の脇下寸法を長くすること、袖下寸法を長くすること、脇下にマチを施すことなどが挙げられる。脇下寸法を長くするには鎌底を上げること、袖下寸法を長くするためには袖山高さを低くすることが考えられる。或いは、身頃の裾から脇線部分と袖下線部分を通り袖口に至る領域に幅をもったライン状のパーツを配置して、上衣の身頃の脇丈と袖の袖下寸法を長くする方法などがある。
また、特許文献1には、脇下マチ片の長手方向の曲率が袖ぐりの曲率に比べて小さく、脇下マチ片の全長が袖ぐりの全長に対して50%未満の長さである脇下マチを有する上衣が開示されている。
特開2004−238743号公報
しかし、上衣の身頃の脇下寸法を長くするために鎌底を上げた場合には、腕を挙げている時はよいものの腕を自然に下ろした時に、人体の腋窩部に突き上げを感じ着心地が悪くなるといった問題点があった。また、袖の袖下寸法を長くするために、袖山高さを低くした場合や、身頃の裾から袖口に至る領域に幅をもったライン状のパーツを配置した場合には、腕を挙げているときはよいものの腕を自然に下ろした時に、人体の腋窩部分に相当する脇下に余分なたるみができ邪魔になる。
また特許文献1に記載の発明では、身頃及び袖の部材とは別に脇下マチを別部材として用意し、身頃及び袖に縫着するといったコスト面と作業面の欠点があった。
前記の課題を解決するために、本願発の上衣は、袖中心線13、23、63を挟んで前袖部11、21、61及び後袖部12、22、62で袖10、20、60が構成され、前記袖の前袖下線14、24、64と後袖下線15、25、65とを縫着し筒状とした袖を有する上衣であって、前記の袖が少なくとも以下の(A−1)、(B)、(C)、(D)の要件の全てを含むことを特徴とする袖10、20、60を有する上衣である。
(A−1)後袖下線15、25、65の袖口側は直線又は袖中心方向に凹になる曲線のいずれかで構成し、後袖下線の袖付け線側は袖中心方向に凸になるように湾曲させた曲線で構成する。
(B)前袖下線14、24、64の長さと後袖下線15、25、65の長さとを等しくする。
(C)後袖下線15、25、65と袖付け線18、28との交点1Aを通り袖中心線13、23、63と直角に交わる直線M1よりも、前袖下線14、24、64と袖付け線18、28との交点1Bが袖口と反対側にある。
(D)後袖下線15、25、65と袖口線との交点を交点1Cとし、前記の交点1Aと1Cとを結ぶ直線をM3とする。前記の直線M1から袖口側にむけて1〜10cmの範囲内で平行線M2を引き、平行線M2上を直線M3から袖中心に向けて2〜3cmの範囲内で移動した点を点Tとする。交点1Aと点Tとを曲線15aで結び、交点1Cと点Tとを曲線15bで結んで、後袖下線15、25、65とする。曲線15aの曲率半径は、曲線15bの曲率半径よりも小さくする。さらに、曲線15aの曲率半径は、袖付け線18、28に近づくほど小さくする。曲線15bは袖中心方向に凹になる曲線、又は直線、又は凸になる曲線とする。また、点Tの位置は、交点1Cを通り、直線M1と直角に交わる直線M4よりも外側に位置させる。
本願発明の袖を有する衣服では、腕を挙げた時の上衣の引きつれの要因となる上衣の身頃の脇下寸法又は袖の袖下寸法における不足分は、後袖下線を湾曲させ袖下寸法を長くすることによって補うことができるので、袖の運動機能性が向上する。また、後袖下線の袖付け線側部分を、袖中心方向に凸になるように湾曲させることで、腕を挙げた状態から自然に下ろしたときに、袖の脇下部分は人体の前腋点近傍に沿うように立体的に折りたたまれ、人体の腋窩部分に相当する脇下に余分なたるみが発生せず、動的にも静的にも快適な着用感を提供することができる。また基準となる袖の形状と比べて、袖幅を同等とすることで余分なたるみの発生を抑えることができる。
腕の運動は前後、左右、上下、回旋など多種にわたるが、腕の運動よる腋窩部の皮膚伸びについて考察する。まず、腕を自然に下ろし、前腋点から肩峰点、後腋点を通り前腋点に戻るように、腕付け根線を描く。そして後腋点から前腋点に塗料を含ませた細い紐を通し、腋窩部に挟むように腕を自然に下ろしてみる。こうすることで、体側と腕側の両方に腕付け根線が記され、この状態で腕を挙げると図8に示すように、同一であった腋窩部の腕付け根線は、前後腋点を基点としてとして腕側と脇側の両方に形成され、その間の皮膚70は腕を挙げるほど幅が広くなるのが確認できる。この皮膚の伸び分が、腕を挙げた際の身頃の脇下寸法と袖の袖下寸法の不足分に該当し、脇下の引きつれの要因となる。
次に図7(a)、(b)及び(c)を用いて上衣の袖の形状について説明する。なお通常の袖は袖山を有するが、図7では説明の簡素化のために袖山を有しない袖で考える。図7(a)は袖の平面図、図7(b)は袖下線を縫着し筒状の袖にした状態を示す図、図7(c)は袖を身頃に縫着し上衣とした状態を示す図である。
袖60は図7(a)に示すように、袖中心線63を挟んで前袖部61及び後袖部62で構成され、前袖下線64と後袖下線65は袖中心線63を挟んで、袖60の両側端部に位置し、袖幅66は袖口の幅67よりも大きくなっている。なお図7に記す形状では袖山を有さないので、袖幅66と袖付け線68の長さが等しくなっている。
身頃の袖ぐりはアームホールとも呼ばれ、変形した楕円形の形状をしており、アームホール全周の寸法と袖付け線の長さとは等しくなっている。図7(b)に示すように、前袖下線64と後袖下線65を縫着することで筒状の袖60とし、袖付け線68を身頃のアームホールに縫着することで身頃に袖がつく。
身頃と袖の関係を分かりやすく表現するために、次のように仮定して説明する。身頃のアームホール69を単純な円形とし、また袖60は袖山がなく前後の袖下線が直線である略円筒状の袖60とする。この袖を袖付け線68で身頃のアームホール69に縫着すると、図7(c)に示すように、水平に伸びた袖が身頃から出ているような状態になる。以下の説明ではこのような袖60の形状を基準として本発明に係る袖の形状を説明する。
次に本発明に係る袖の形状を図1(a)及び(b)の平面図を用いて説明する。なお比較のために図7に示した基準の袖60の形状を点線で示す。
図1(a)に示すように、本発明に係る袖10は、袖中心線13を挟んで前袖部11及び後袖部12で構成され、袖幅16は袖口の幅よりも大きくなっており、後袖下線15の袖付け線18付近を袖中心方向に凸になるように大きく湾曲させる。湾曲させることで基準の直線状の後袖下線(点線で記載)に比べて、後袖下線を長くすることができる(袖にした場合の袖下寸法が長くなる。)。前袖下線14は後袖下線15の湾曲によって長くなった分に合わせて寸法を伸ばす。この場合、図2に示すように、前袖下線14と袖付け線18との交点1Bが、後袖下線15と袖付け線18との交点1Aを通り袖中心線13と直角に交わる直線M1よりも、袖口と反対側(図2では、直線M1よりも上側)にくるようにすると、図1(a)に示すように、袖幅16の長さを基準の袖の場合と変えずに、或いはほぼ同等の範囲内で、前袖下線14の長さを長くすることができる。また、図1(b)に示すように、袖幅16が大きくなるように、袖付け線18を延長することで前袖下線14の長さを長くしてもよい。
図1(a)のように、袖幅16の長さを基準の袖の場合と変えずに、あるいはほぼ同等の範囲内とすれば、後述する脇下のたるみを基準の袖の場合と同程度にすることができる。また図1(b)に示す形状の場合は、基準の袖に比べて袖幅が大きくなるので、その分のたるみが大きくなる。
前記のようにして、前袖下線14の長さと後袖下線15の長さとが等しくなるようにする。なお、本発明の説明に用いる「前袖下線の長さ」及び「後袖下線の長さ」とは、それぞれの袖下線における袖付け線側の端部から袖口側の端部までの長さのことである。
後袖下線については、(1)袖口側は直線又は袖中心方向に凹になる曲線のいずれかで構成し、袖付け線側は袖中心方向に凸になるように湾曲させた曲線で構成する。この場合、袖付け線側の曲線の曲率半径を袖付け線に近づくほど小さくすることも可能である。(2)後袖下線全体を袖中心方向に凸な曲線で構成し、前記曲線の曲率半径を袖付け線に近づくほど小さくする。(3)後袖下線全体を袖中心方向に凸な曲線で構成し、袖口側の曲線の曲率半径に比べて袖付け線側の曲線の曲率半径を小さくするといった形状が可能である。なお、後袖下線の「袖口側」及び「袖付け線側」とは、それぞれ袖口及び袖付け線からの長さが全体の長さの1/6〜1/2程度の範囲内をいう。
後袖下線の湾曲について図3を用いて説明する。なお以下の説明では、後袖下線15と袖口線との交点を交点1Cとし、前記の交点1Aと1Cとを結ぶ直線(基準の袖の後袖下線)をM3とする。本発明の袖10では、前記の直線M1から袖口側にむけて1〜10cmの範囲内で平行線M2を引き、平行線M2上を直線M3から袖中心に向けて2〜3cmの範囲内で移動した点を点Tとし、交点1Aと点Tとを曲線15aで結び、交点1Cと点Tとを曲線15bで結ぶ。曲線15aの曲率半径は曲線15bの曲率半径よりも小さくする。また、曲線15aの曲率半径は一定であってもよいし、袖付け線に近づくほど小さくしてもよい。曲線15bは袖中心方向に凹になる曲線又は直線としてもよい。このように後袖下線を湾曲させることで袖下寸法を長くすることがでる。サイズ等にもよるが、基準となる後袖下線の寸法(図3の直線M3の長さ)に比べて5mm〜20mm程度長くなることが好ましい。また、点Tの位置は、交点1Cを通り、直線M1と直角に交わる直線M4よりも外側(後袖下線側)に位置することが好ましい。
前記のように構成した袖10を前後の袖下線14、15で縫着し、筒状の袖とする。前袖下線14と後袖下線15とは長さは等しいが曲率半径は異なるので縫着の際は、両者が重なり合うように注意が必要である。
本発明の袖10を有する上衣において、脇下部分が立体的に折りたたまれる仕組みについて、図4を用いて説明する。筒状の袖10を身頃に付ける場合、袖10は袖山を有さないため、袖付け線18で囲まれる領域が一つの平面上に収まる形状となるように考えると、後袖下線15の袖付け線18側の湾曲部15aに合わせて前袖下線14も湾曲することになる。本来直線状の前袖下線14が湾曲することで、前袖部11の前袖下線14及び袖付け線18付近の生地には歪みが生じ、生地がたるむことになる。この際、後袖下線の湾曲部15aは前記のように比較的小さな曲率半径で湾曲しており、前袖下線14及び袖付け線18付近の生地はそれに追随して湾曲するので、たるむ部分は図4中の矢印方向に示すように袖の中心側に向かってたるむことになる。
本発明に係る袖では、前袖下線は直線状とするか、或いは、後袖下線の湾曲部よりも曲率半径の大きな曲線状にする必要がある。そうすることで、前袖下線は後袖下線の湾曲に追随し、袖の中心側に向かってたるむことになるので、腕を下ろした状態では人体の前腋点近傍に沿うように立体的に折りたたまれる。
前記のたるむ部分が脇下にくるように、身頃に袖を縫着し上衣とする。上衣とした状態を考えると、たるむ部分は袖の中心側に向かってたるむので、腕を下ろした状態では人体の前腋点近傍に沿うように立体的に折りたたまれる。
また、図1(a)に示した形状では、基準となる袖の袖幅と比べても、袖幅をほぼ同等の範囲内とすることができるのでたるみが少なく、また袖下線を延ばすことで腕を挙げやすくし、かつ後袖下線に設けた湾曲によって腕を下ろした状態では人体の前腋点近傍に沿うように立体的に折りたたまれる袖形状とすることができる。
本願発明の袖を有する衣服では、腕を挙げた時の引きつれの要因となる上衣の身頃の脇下寸法又は袖の袖下寸法における不足分は、袖の袖下寸法を長くすることによって補うことができるので、袖の運動機能性が向上する。また、後袖下線の袖付け線側部分を、袖中心方向に凸になるように湾曲させることで、腕を挙げた状態から自然に下ろしたときに、袖の脇下部分は人体の前腋点近傍に沿うように立体的に折りたたまれ、人体の腋窩部分に相当する脇下に余分なたるみが発生せず、動的にも静的にも快適な着用感を提供することができる。また基準の袖と比べて袖幅を同等とすることで余分なたるみの発生を抑えることができる。
本発明に係る袖では、前袖部と後袖部は、袖中心線を挟んで連続する一枚の生地で構成してもよいし、別々の前袖部と後袖部とを袖中心線にて縫着等によって一体化してもよい。或いは前袖部と後袖部に加えて他の部材を用いてもよい。また前記の説明においては前袖部と後袖部がほぼ同等の面積になるようにしたが、前袖部と後袖部の大きさはそれぞれ必要に応じて任意である。また、きものスリーブのように、前身頃部と前袖部を一体化した前身頃と後身頃部と後袖部を一体化した後身頃を用いるパターンとしてもよい。本発明に係る上衣では、最終的に上衣とした際の脇下部分が前記のような形状であればよく、身頃及び袖を構成する部材の数や形状については必要に応じて任意であってよい。
本発明に係る袖の形状はセットインスリーブのみならずその他の袖、例えば、ラグランスリーブや前記のきものスリーブの場合でも同様の効果を奏することが可能である。
図5(a)及び(b)は図1(a)及び(b)で説明した袖10に袖山19を設けたパターンである。袖山19以外の部分(構成や効果)については、図1(a)及び(b)で説明したところと同様である。袖山を有することで身頃への袖10の付け方に変化を与えることが可能である。袖山19の形状は任意であり、目的に応じた従来の袖山形状であれば得に限定はされない。
本発明の上衣に用いる袖は、少なくとも前記説明した特徴部分を含む形状の袖であればよく、それ以外の部分の形状は特に限定されない。また、袖の長さ等も限定されず必要に応じて任意であってよい。
以下、実施例について図6を用いて説明する。なお、実施の形態において既に説明した部分は説明を省略する。また、基準とした袖を点線で示す。
本実施例は、セットインスリーブタイプの半袖で、男性用のLサイズの場合を示す。基本的な形状は図5で説明したところと同様であり、袖20は袖中心線23を挟んで前袖部21及び後袖部22で構成され、袖山29を有する。
袖20における各寸法は、前袖下線24が17.9cm、後袖下線25が17.9cm、袖幅L1が50cm、袖口の幅L2が37cm、袖中心線の長さL3が21.5cm、袖山の高さは前袖側L4が5cm、後袖側L5が6cm、袖付け線28の長さが51.4cmである。
本実施例の袖20では、後袖下線25の袖付け線側を袖中心方向に凸になるように大きく湾曲させている。後袖下線25は袖口側を直線、袖付け線側を曲線で構成し、湾曲部分の曲率半径は、袖付け線側に近づくほど曲率が小さくなっている。この湾曲により点線に示す直線状の後袖下線に比べて、約10mm寸法を長くすることができる。前袖下線24は後袖下線25に長さを合わせるが、図1(a)で説明したところと同様に、基準とした袖の袖幅の長さを保つようにする。前袖下線24は全体を曲線で構成し、後袖下線の湾曲部よりも曲率半径の大きな曲線で構成する。前袖下線24と後袖下線25とを縫着し筒状の袖とした後、身頃のアームホールに筒状の袖を逢着して上衣とする。
図1(a)及び(b)は、本発明に係る袖の形状を示す平面図である。 図2は本発明の袖の形状を説明するための平面図である。 図3は本発明の袖の形状を説明するための平面図である。 図4は筒状とした本発明の袖を示す斜視図である。 図5(a)及び(b)は、本発明に係る袖山を有する袖の形状を示す平面図である。 図6は本発明の実施例を示す平面図である。 図7は基準となる袖を示した図であり、図7(a)は平面図、図7(b)は筒状とした状態を示す図、図7(c)は上衣とした状態を示す図である。 脇下の皮膚の伸びを示す人体図である。
符号の説明
10、20、60 袖
11、21、61 前袖部
12、22、62 後袖部
13、23、63 袖中心線
14、24、64 前袖下線
15、25、65 後袖下線
16、66 袖幅
18、28 袖付け線
19、29 袖山
15a 曲線、湾曲部
15b 曲線
67 袖口の幅
68 袖付け線
69 アームホール
70 皮膚
1A、1B、1C 交点
M1、M2、M3、M4 直線
T 点
L1 袖幅
L2 袖口の幅
L3 袖中心線の長さ
L4、L5 袖山の高さ

Claims (1)

  1. 袖中心線(13、23)を挟んで前袖部(11、21)及び後袖部(12、22)で袖(10、20)が作成され、前記袖の前袖下線(14、24)と後袖下線(15、25)とを縫着し筒状とした袖を有する上衣の作成方法であって、前記後袖下線の袖口側及び袖付け線側が、それぞれ袖口及び袖付け線からの長さが全体の長さの1/6〜1/2程度の範囲内であり、前記の袖が少なくとも以下の(A−1)、(B)、(C)、(D)の要件の全てを含むように作成されることを特徴とする袖(10、20)を有する上衣の作成方法
    (A−1)後袖下線(15、25)の袖口側は直線又は袖中心方向に凹になる曲線のいずれかで構成し、後袖下線の袖付け線側は袖中心方向に凸になるように湾曲させた曲線する。
    (B)前袖下線(14、24)の長さと後袖下線(15、25)の長さとを等しくする。
    (C)後袖下線(15、25)と袖付け線(18、28)との交点(1A)を通り袖中心線(13、23)と直角に交わる直線(M1)よりも、前袖下線(14、24)と袖付け線(18、28)との交点(1B)袖口と反対側に位置させる
    (D)後袖下線(15)と袖口線との交点を交点(1C)とし、前記の交点(1A)と(1C)とを結ぶ直線を(M3)とする。前記の直線(M1)から袖口側にむけて1〜10cmの範囲内で平行線(M2)を引き、平行線(M2)上を直線(M3)から袖中心に向けて2〜3cmの範囲内で移動した点を点(T)とする。交点(1A)と点(T)とを曲線(15a)で結び、交点(1C)と点(T)とを曲線(15b)で結んで、後袖下線(15、25)とする。曲線(15a)の曲率半径は、曲線(15b)の曲率半径よりも小さくする。さらに、曲線15aの曲率半径は、袖付け線(18、28)に近づくほど小さくする。曲線(15b)は袖中心方向に凹になる曲線、又は直線、又は凸になる曲線とする。また、点(T)の位置は、交点(1C)を通り、直線(M1)と直角に交わる直線(M4)よりも外側に位置させる。
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