JP3109859U - 衣服 - Google Patents

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JP2005000136U
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秀彰 江草
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クロダルマ株式会社
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Abstract

【課題】 着用時に腕を上げた時の袖や裾の吊り上がりを軽減し、スムーズな腕の動きを実理する上衣の提供。
【解決手段】 前身頃、後身頃、袖及びマチ布からなり、前記前身頃及び後身頃は両脇にマチ布縫合線を有し、前記袖は両端にマチ布縫合線を有し、前記マチ布は細長の紡錘形状で両端に袖付け線を有し袖底を構成するための上部と両端に前・後身頃縫合線を有し前記前身頃と後身頃を連結するための下部からなり、且つ上記上部と下部の中間脇下箇所において幅に膨らみを形成し、これら各部材を一体に縫合し、脇下部分にゆとり部分を形成したことを特徴とする。
【選択図】 図7

Description

本考案は、作業服等の上衣部分の衣服に関するものである。
従来の衣服は、前身頃と後身頃とを合わせた胴部に、袖が直接取り付けられている。このような構成では、作業服のように腕を前後・左右・上下に大きくうごかす場合には、前後の見頃と袖との縫合部が引きつれ、腕の動きを阻害してしまう。そこで、特許文献1では、袖底から裾にかけて一枚のマチ布で縫製し、腕を上げたときのつっぱり感を無くすようにしたものが示されている。
しかし、特許文献1に示されたものは、袖底から裾にかけて一枚のマチ布を設けるとともに、前身頃及び後身頃の袖付け線の袖底部分となる頂部を頂点として山形状に張り出した部分を設けており、この張り出した部分によって与えられるゆとり量が定められている。
特公平8−23081
そこで、本考案は、前身頃及び後身頃に張り出し部分を設けなくても、マチ布にゆとり部分を設けることにより、着用時において、腕を上げたときの袖や裾の吊り上がりを軽減し、スムーズな腕の動きを実現させる衣服の提供を目的とするものである。
本考案に係る衣服は、前身頃、後身頃、袖及びマチ布からなり、前記前身頃及び後身頃は両脇にマチ布縫合線を有し、前記袖は両端にマチ布縫合線を有し、前記マチ布は細長の紡錘形状で両端に袖付け線を有し袖底を構成するための上部と両端に前・後身頃縫合線を有し前記前身頃と後身頃を連結するための下部からなり、且つ上記上部と下部の中間脇下箇所において幅に膨らみを形成し、これら各部材を一体に縫合し、脇下部分にゆとり部分を形成したことを特徴とする。この際、マチ布は脇下箇所において左右端からマチ布の幅のおよそ3分の1の幅のダーツをそれぞれ形成したりする。
本考案は以上の通り構成するものであって、出来る限り袖底のラインを身体の脇に近づけアームホールを小さくし、脇の廻りに余計な空間を作らないようにしたため、腕の動きを妨げないようにできた。また、袖底から裾にかけてのマチ布は脇下で膨らみをもたせ、さらにダーツを設けることで、狭くなったアームホールに若干のゆとりを持たせることができるものとなった。
以下、図面に示す実施の形態について説明する。
図1は本考案に係る衣服の正面図で、図2は図1の背面図で、図3は前身頃の説明図で、図4は後身頃の説明図で、図5は袖の説明図で、図6はマチ布の説明図で、図7は袖をあげた状態の説明図である。
本考案に係る衣服1は、前身頃2、後身頃3、袖4、及び袖底から裾にかけてつながる一枚のマチ布5からなる。
前身頃2は、図3の実線で示すように、鎖線で示した従来の前身頃8と比べて横幅が狭い。そして、前身頃2の点2aから点2bまではマチ布縫合線を構成し、点2bから点2cまでは袖付け線を構成する。
後身頃3は、図4の実線で示すように、鎖線で示した従来の後身頃9と比べて横幅が狭い。そして、後身頃3の点3aから点3bまではマチ布縫合線を構成し、点3bから点3cまでは袖付け線を構成する。
袖4は、図5の実線で示すように、鎖線で示した従来の袖10と比べて横幅が狭い。そして、袖4の点4aから点4bまではマチ布縫合線を構成し、点4bから点4bまでは前身頃縫合線、及び後身頃縫合線を構成する。
マチ布5は、前見頃2及び後身頃3を従来の場合と比較して狭くした幅に相当する幅を有した紡錘形状の細長い布地で、袖底を構成するための上部と前記前身頃と後身頃を連結するための下部からなり、且つ上記上部と下部の中間脇下部分に相当する箇所において上記前見頃2及び後身頃3を従来の場合と比較して狭くした幅に相当する幅より幅を広くとり、幅に膨らみをもたせた紡錘形状に形成する。
すなわち、図6で示すように、マチ布の点5aから点5bまでは袖付け線を構成し、点5bから点5cまでは前身頃縫合線、及び後身頃縫合線を構成し、上部と下部の中間箇所の点5b−5b間は脇下部分となり、この点5b−5b間の幅を広くとることにより脇下で膨らみをもたせた紡錘形状に形成するのである。さらには、点5bから点5dまでマチ布の幅のおよそ3分の1程度の幅のダーツ6を設け、これによりゆとりを確保することができる。
そうして、まず前後見頃2、3の肩を縫合し、前後見頃2、3に袖4を縫合しておく。そして、袖4の前側のマチ布縫合線とマチ布5の前側の袖付け線を縫合し、続けて前身頃2のマチ布縫合線とマチ布5の前身頃縫合線を縫合する。その後、袖4の後側のマチ布縫合線とマチ布5の後側の袖付け線を縫合し、続けて後身頃3のマチ布縫合線とマチ布5の後身頃縫合線を縫合する。
なお、図7に示す7はアームホールで、本考案に係る衣服1は、アームホール7を小さくして、腕の廻りに余計な空間を作らないようにしてある。そして、マチ布の脇下箇所に膨らみをもたせ、さらにダーツを設けることによりゆとりを調節できるのである。
本考案に係る衣服の正面図である。 図1の背面図である。 前身頃の説明図である。 後身頃の説明図である。 袖の説明図である。 マチ布の説明図である。 袖をあげた状態の説明図である。
符号の説明
1 衣服
2 前身頃
3 後身頃
4 袖
5 マチ布
6 ダーツ
7 アームホール

Claims (2)

  1. 前身頃、後身頃、袖及びマチ布からなり、前記前身頃及び後身頃は両脇にマチ布縫合線を有し、前記袖は両端にマチ布縫合線を有し、前記マチ布は細長の紡錘形状で両端に袖付け線を有し袖底を構成するための上部と両端に前・後身頃縫合線を有し前記前身頃と後身頃を連結するための下部からなり、且つ上記上部と下部の中間脇下箇所において幅に膨らみを形成し、これら各部材を一体に縫合し、脇下部分にゆとり部分を形成したことを特徴とする衣服。
  2. マチ布は脇下箇所において左右端からマチ布の幅のおよそ3分の1の幅のダーツをそれぞれ形成したことを特徴とする請求項1記載の衣服。
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