JP4339738B2 - スポーツ用衣服 - Google Patents

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Description

本発明は、ブルゾン、ポロシャツ、セーター、アンダーウェアー等の衣服に関するものであり、腕を振り回したり、身体を捻ったりするスポーツを行なう際に着用するのに適した衣服に関するものである。本発明は、特に、ゴルフ用衣服として適しているものである。
従来、スポーツ用の衣服として、腕を上げたりするのに適しているものとして種々のものが提案されている。
例えば、特許文献1(特公昭64−481号公報)においては、万歳をしたような状態、すなわち、袖部を側縁に対して斜め上方に上げた状態で前身頃と一体に裁断するとともに、同様に斜め上方に上げた状態の袖部と後身頃とを一体に裁断して衣服を形成することが提案されている。このように腕を上げた状態で裁断して、腕の前方上方への運動に対して対処できるようにした衣服が提案されいる。
また、特許文献2(特開2001−11707公報)においては、後身頃布を後側袖部の肘付近まで延在するように一枚布で構成して、後身頃部と袖部との間の縫着部をなくし且つ後身頃の一枚布は縦横方向に伸びを有するとともに横方向の伸びを縦方向の伸びよりも大きくして、後身頃から連続する後袖側部では腕の長さ方向に沿った伸びが大きくなるようにした衣服が提案されている。
特公昭64−481号公報 特開2001−11707公報
前述した特許文献1に開示されている衣服においては、腕を単に振り上げた状態とすることは無理なくできる。しかし、ゴルフのように身体を捻って腕を振り回したりする場合には、この特許文献1に開示されているような形状の衣服では、充分に対応できない。特に、この特許文献1に開示されているように、身頃と袖とを一体に裁断した場合は、生地の用尺が非常にかかり、また、生地に無駄が多く生じてしまうという問題もある。また、腕を斜め上方に上げた状態の形としているので、デザインの変化を付けることができない。しかも、この衣服を着用している場合、腕を上げていない状態、すなわち、通常の腕を下ろしている状態では、前から見ると腋下の箇所に布の余り分が多く見えてしまい、見た目が汚い衣服となってしまう。
特許文献2に開示されているような衣服では、布の伸び方向によって、運動するときの腕の振り回しや身体の捻りに適応しようとするものである。しかし、ゴルフにおけるスイングのように身体も捻り、肩も大きく回している場合には、布の伸びのみでは充分ではなく、このような衣服を着用した人は窮屈な状態となってしまう。また、特許文献2の衣服においては、後身頃と両袖とを一枚布として裁断しているため、用尺に無駄が生じてしまうという問題がある。
スポーツ、特にゴルフはメンタルな面が大きく、バックスイングにおいて、着用している衣服のために腕の回しが充分でないと感じると、スムーズなスイングができず、飛距離ものびない等と言うことがある。
本発明は、このようなことが生じないように、衣服の特殊な立体構造と生地のストレッチ性とを組合わせることにより、背骨を中心に身体を回し、肩を回し、腕を振り上げた状態においても衣服によるツッパリ感や引きつれ感が生じないような衣服を提供することを目的とするものである。
また、本発明は、上半身の動きが妨げられることがないので、ゴルフに限らず、テニスや野球等の他のスポーツにも適した衣服を提供することを目的とするものである。
本発明は、特許文献1や特許文献2に開示されている従来の衣服に比較しても、用尺に無駄がなく、また、前から見ても腋下の箇所の余り分が目に付かず、見た目が美しい衣服を提供することを目的とするものである。また、本発明は前身頃側のデザインの変更ができる衣服を提供することを目的とするものである。
本発明によれば、スポーツ用衣服における身頃および袖が、前身頃、後身頃、2枚の前袖、2枚のヨーク布および2枚のマチ布から構成されており、前記前身頃はその脇線が斜め後方に傾斜して延びていて、衣服を平らに置いた状態では前記前身頃の脇線の下方部分が背中側に位置し、前記ヨーク布は後袖と背中の肩部とを一体化したものであって、2枚のヨーク布は背中心で縫い合わされ、それぞれ背中心から袖先まで延びており且つ肩から袖先までの上縁が直線状であり、前記後身頃は背中において前記ヨーク布の下縁から裾まで延在し且つヨーク布と縫い合わされる後身頃の上縁の幅よりも裾の幅が狭く、後身頃の両側縁は上端から下端へ背中心に向かって斜めに延びており、前記各マチ布は前身頃と後身頃の間に設けられ各マチ布の裾部は背中に位置しており且つ衣服の裾の一部を構成しており、該各マチ布は背中側から前側へと裾から斜め上方に向かって延びて腋下を通って袖先まで延びており、衣服の袖が前記前袖、ヨーク布およびマチ布から構成され、前記各マチ布はブーメラン形状に裁断されており、後身頃およびヨーク布と縫い合わされる側のマチ布の側縁は前身頃および前袖と縫い合わされる側のマチ布の側縁よりも長さが長く、前記ヨーク布およびマチ布は長さ方向がバイヤスまたはニット横地であり、衣服を平らに置いた状態では、背中側においてマチ布の脇下箇所に膨らんだ大きな弛みが生じることを特徴とするスポーツ用衣服により、上述した目的を達成する。
また、本発明によれば、前身頃と前袖の関係は、セットインスリーブの状態に限られず、所謂ラグランスリーブや、ヨークスリーブとしてもよい。この場合も、後身頃、2枚のヨーク布および2枚のマチ布については上述した構造と同様とすることにより上述した目的を達成する。
本発明においては、前記マチ布はブーメラン形状(一端を持って投げる飛び道具「ブーメラン」のような「くの字」形状)に裁断されており、後身頃およびヨーク布と縫い合わされる側のマチ布の側縁は前身頃および前袖と縫い合わされる側のマチ布の側縁よりも長さが長い衣服とすることが好ましい。
また、本発明においては、前記ヨーク布は肩から袖先までの上縁が直線状に延びている衣服とすることが好ましい。
更にまた、本発明においては、衣服を平らに置いた状態では、背中側においてマチ布の脇下箇所に膨らんだ大きな弛みが生じる衣服である。
本発明によれば、前身頃の脇線が斜め後方に延びており、前身頃と後身頃の間にマチ布が配置され、マチ布の裾部が背中に位置し、マチ布がそこから前側に斜め上方に向かって延びて腋下を通って袖先まで延びている。ヨーク布が背中心から袖先まで延びており、背中側における腕のつけ根に縫い目がない。これらのマチ布およびヨーク布をその長さ方向に伸び易くしている。本発明の衣服はこのような立体的な構造と生地の使い方により、運動に適した衣服となっているものである。すなわち、本発明によれば、腋下部分にゆとりを持たせるとともに背中の部分にもゆとりも持たせ、しかも、マチ布が傾斜して設けられているので、身体を捻った際に圧迫感がなく、また身体を捻った状態で腕を振り回しても、背中側における腕のつけ根に縫い目がなく、引きつれ感や違和感のない衣服となっている。
本発明によれば、前袖は従来の袖付けと同じような角度をもって前身頃に接合するようにしたので、前身頃および前袖のデザインを種々に変えることができるものである。すなわち、セットインスリーブやラグランスリーブ或いはヨークスリーブなどとすることができる。
更に、本発明によれば、袖と身頃を切り離していることおよびヨーク布を背中心で左右に分けたことにより、用尺が少なくなり、生産性を高くできる。
また、マチ布における側部袖下部を背中から見たときにV字状に設計したことにより、背骨を中心として左右に発生する捩じり運動等に対して理想的に追従することができる。
特に、マチの部分をブーメラン形状とし後側から前側に延びるようにしたことにより腋下部分にゆとりが生じており、本発明の衣服を平らに置いた状態では腋下部分に大きな膨らんだ緩みが形成されるが、実際に着用した状態では、このゆとり部分は腕を下げた状態では腋下に入り込んでしまうため、正面または背面から見ても目立たず、何の違和感もなく、普通のデザインの衣服と同様に見えて、美しい着用状態に見える。
本発明によれば、ヨーク袖の肩から袖先迄の上縁を直線状とすることにより、ヨーク布における袖刳り部に対応する箇所ゆとりを持たせている。このゆとりに相当する分だけ後身頃の背幅を広げている。これにより、肩を回しても背中に衣服による引きつれ感が生じない。
以下、図面に示した実施例に基いて、本発明を詳細に説明する。図1(a)は従来の衣服を着用してゴルフクラブを握りバックスイングしたトップの状態を示すものである。図1(b)は本発明の衣服(上衣)を着用してゴルフクラブを握りバックスイングしたトップの状態を示すものである。
図1(a)に示すように、従来のポロシャツなどを着用している場合は、バックスイングしたトップの状態では、背中からウエスト部分に対して皺が生じるとともに腕の部分にも皺が生じている。これらの皺が生じることから明らかなように、身体を捻ったり肩を回して腕を振り上げているために、衣服に無理な力がかかっており、逆に身体に対しても力がかかっている。このため、従来の衣服では肩や背中にツッパリ感や引きつれ感が生じていた。
これに対して、図1(b)に示すように、本発明の衣服を着用している状態では、背中の部分にも、腕の部分にも、皺がほとんど生じず、また、背中から腕にかけて左右各1枚のマチ布5が延びており、しかもこのマチ布5が矢印に示す方向に伸び易い状態であるため、この部分には従来の衣服のような皺が生じていない。また、肩から腕に掛けては同様に一枚のヨーク布4で形成されており、この部分も図1(b)に示すように矢印方向に伸びが大きくとっているので、無理が掛からない。このように本発明の衣服では特殊な立体構造により、バックスイング時に発生する身体の捩じれによるツッパリ感や引きつれ感が解消されている。更に、本発明においては背中と袖の縫い目がなく、スイングはスムーズに行うことができる。
図2(a)は本発明に係る衣服の一実施例の正面図であり、衣服を平らな状態に置いた状態で示しているものである。図2(b)は図2(a)に示した実施例の衣服を平らな状態に置いた状態で示した背面図である。
この実施例における本発明の衣服は、衿6の付いた前明き7のポロシャツを示すものであり、袖先にはゴム編みニットのカフス8が取付けられ、胸ポケット9が付いているものである。
本発明においては身頃と袖を特徴とするものであり、この図2に示した実施例では、図2(a)に示すように、前から見た感じが前身頃1に対して前袖2が所謂セットインスリーブ(普通袖、付け袖)として取付けられているものである。前身頃1は肩線11から裾12まで延びている。前身頃1の袖刳り13に前袖2が縫付けられている。前身頃1の脇線14は腋下から裾12に向かって斜め後方に延びており、その裾の辺りは、図2(b)に示すように、背中の方に回り込んでいる。すなわち、図2(b)、図3(b)、図4(b)、図5(b)に示すように、衣服を平らに置いた状態では前身頃1の脇線14の下方部分は背中側に位置する。
図2(b)に示すように、本発明の衣服は背中側においては、後身頃3、2枚のヨーク布4、2枚のマチ布5から構成されている。2枚のヨーク布4はそれぞれ背中心から左右の袖先まで真っ直ぐ延びている。2枚のヨーク布4は背中心縁41において縫合わされる。
後身頃3はヨーク布4の下縁42の一部分にその上縁31が縫合わされており、その上縁31から裾32まで延びている。後身頃3は上縁31の幅よりも裾32における幅の方が狭くなっており、その両側縁33は上方から下方に向けて背中心S(図8参照)に向かって斜めに傾斜している。このため、後身頃3は全体としてVの字状の雰囲気を表している。
マチ布5は、前身頃1と後身頃3との間、および前袖2とヨーク布4との間に設けられており、その裾部は背中にある。図2(a)および(b)に示すように、マチ布5の裾53は前身頃1の裾12および後身頃3の裾と同様に本発明の衣服の裾の一部を構成している。マチ布5は背中側に位置する裾53から腋下を通って袖先端まで延びている。マチ布5は身頃部においてはその一方の側縁51が前身頃1の傾斜した脇線14に縫着され、マチ布5の他方の側縁52は後身頃3の側縁33に縫着される。また、前身頃1および後身頃3より上方のマチ布5の部分においては、その側縁51は前袖2の下縁21と縫着され、他方の側縁52はヨーク布4の下縁42と縫着される。
ヨーク布4およびマチ布5はその長さ方向が幅方向よりも伸びるような生地を用いる。従って、ヨーク布4およびマチ布5は、通常の織物であれば、その長さ方向がバイアスとなるように裁断したものを用いたり、また、緯編生地である場合はその長さ方向がニット横地(コース方向)になるように裁断される。また、ストレッチ性を有する生地である場合は、伸縮性が大きい方をその長さ方向として裁断する。
マチ布5は図2(b)に示すように、平らに置いた状態では腋下箇所に膨らんだ大きな弛み55が生じる。このような大きな膨らみ55は、腕を上げたり、肩を回したときのゆとりとなる部分であるが、この膨らみ55は後に説明するように、後身頃3およびマチ布5を特別な形状としたことにより生じるものである。
図3は本発明の別の実施例を示すものであり、図3(a)は衣服を平らな状態に置いた状態の正面図であり、図3(b)はその背面図である。図3の実施例では、身頃の部分は図2に示したものと同様なものであるが、衿および袖先を変形したものである。この実施例においては、衿刳りが丸首衿(衿なし)であり、袖先にはカフスが取付けられていないものである。その他の部分は図2に示した実施例と同じものである。
図4は本発明の別の実施例を示すものであり、図4(a)は衣服を平らな状態に置いた状態の正面図であり、図4(b)はその背面図である。この実施例では図2の身頃および袖と同じであるが、袖が半袖となっている点が異なっているだけである。
図5は図3に示した衣服を半袖としたときの状態を示す別の実施例であり、図5(a)はその衣服を平らな状態に置いた状態の正面図であり、図5(b)はその背面図である。
図6は従来の衣服を着用したときおよび本発明の衣服を着用したときの側面から見た状態を模式的に表した側面図である。図6(a)は従来の衣服を着用した状態を、図6(b)は本発明の衣服を着用した状態をそれぞれ表している。
図6(a)に示すように、従来の衣服においては、前身頃1′と後身頃3′の間に脇線14′が袖下から真っ直ぐ下方に向かって延びている。また、袖21′は普通袖(セットインスリーブ)の状態で示されている。
これに対して、本発明の衣服においては、前身頃1の脇線14が袖刳り13(図2参照)の下端から斜めに後方に延びているものである。一方、後身頃3はその側縁33が上から下へと背中心に向かって延びているものである。前身頃1と後身頃3の間にマチ布5が設けられ、マチ布5は、図6(b)に示すように、背中側から斜め前に向かって上昇するように、その両側縁51、52が前身頃1の脇線14および後身頃3の側縁33に縫着されている。マチ布5は、更に腋下を通って袖先まで延びている。図6(b)に示したように、腕を下げた状態では図2(b)に示した膨らんだ大きな弛み55は脇下に入ってしまうので、前からは見えないし、後からも殆ど分からない状態となる。
また、図6(b)に示すように、本発明の衣服においては、肩線11から後側(背中側)では、後肩部分および肩線11の延長線から後側の袖部が連続したヨーク布4が設けられており、袖付け縫目が存在せず、肩線11の箇所で前身頃1と縫合わされ、その先が前袖2と縫い合わされて、背中から袖先まで延びている。ヨーク布4の下縁は後身頃3およびマチ布5に縫い合わされている。
次に、図7に基いて本発明の特殊立体構造とするためのパターン設計の基本的な考え方を説明する。なお、図7は模式的に表現された工程図である。図7(a)は、原型における前身頃、後身頃、前袖、後袖を表している。図7(b)は、前身頃および後身頃にそれぞれ袖を接合させた状態を示すものであり、この接合状態において前袖は前中心と平行な線に関して通常約50〜60°の範囲の角度をなしている。
そして、図7(b)に示すように、前袖と前身頃の袖刳りとの交点(前交点)および後身頃の袖刳りと後袖の交点(後交点)からそれぞれ袖先に向かってマチとなるデザイン線を引く。マチとする部分に斜線を施して示した。この場合、運動性を考慮して、後袖側の分量を多く取っている。
図7(c)は図7(b)で示した斜線を引いた前袖側および後袖側のマチとなる部分を抜き取って接合した状態のマチ部を表す図である。
次に、図7(d)に示すように、図7(c)で示したマチ部を後身頃側の交点を中心として回動して、前交点にマチ部の袖刳りが接するようにする。このようにすると、袖の一部であるマチ部は前方向且つ上方に傾斜した状態で接合することになる。
図7(e)に示すように、前述した斜線で示した袖マチ部がなだらかに身頃と繋がるように、後身頃に向かってブーメランのような形状(くの字形状)にマチ線を引く。このようにして、側部袖下マチ部が形成される。また、前身頃は、この下側に延ばしたマチ線の下端部と一致するするように、前交点から後下方に傾斜する脇線を引く。この状態では後身頃の脇線(側縁)は後交点から下側に延ばしたマチ線と一致した側縁となる。このため後身頃はほぼVの字状の形状になる。
図7(e)において格子状に示した箇所は、従来の衣服の袖および身頃には存在しない余分な部分である。従って、袖マチ部と側部袖下マチ部とをつなげてブーメラン形状に1枚の生地で仕立てると、この格子状の斜線を施した部分が存在する状態となり、この格子状の斜線を施した部分が運動量となる余裕部分である。
一方、図7(f)に示すように、後中心線に対して通常通り約50〜60°の角度で下がっていた後袖を、肩先を起点として肩線の延長直線にぶつかるまで移動させる。このようにすると、後袖の袖付け部の箇所が開いた状態となり、格子状斜線を施した部分が肩部分の余裕分、すなわち運動量となる。一方、後袖の長さが開いた分量だけ長くなったため、後身頃の側縁の位置を袖の切り開き量と同じ寸法だけ移動して、格子状斜線で示した部分を後身頃の幅に追加する。このようにすると、背幅が広くなり、背中の格子状斜線を施した部分が背中の余裕分、すなわち運動量となる。
図7に基いて本発明の基本的な考え方を説明したように、本発明の衣服は、袖下部に運動量となるゆとり部が形成されているとともに、背面においては肩部および背中の部分にも運動量となるゆとり部分が生じるように設計されているものである。また、マチとなる部分をブーメラン形状としてその輪郭線を滑らかな線としているため、そして前身頃の脇線もこれに添うように腋下から裾に向かって斜め後方に向かわせることにより、前身頃とマチ布を縫着するときにも縫製上無理なく縫製でき、また、後身頃とマチ布との縫着も無理なく綺麗に行なえるものである。
本発明においてはこの運動量を持たせたマチ布をその長さ方向に伸び易いバイアス生地としたり、或いはニット横地とすることにより、伸びをよくするとともに、後袖と背中の肩部とを一体化してヨーク布とし、このヨーク布をバイアス生地或いはニット横地とすることにより伸び易くしたものである。従って、前述した運動量となる余裕部分の存在とともに生地自体に伸縮性を持たせることとの組合せにより、衣服が腕や肩の動きの妨げとならないようにしている。
また、図2(b)などに示したように、背面図においては腋下部分に大きな膨らんだ緩み55が形成されているが、実際に着用した場合にこの緩み部分55は腋下に入り込んでしまうため、正面または背面から見たときには何の違和感もなく美しい着用状態に見えるものである。
本発明のパターンの基本的な考えに示したように、前袖は従来の袖付けと同じような角度をって前身頃に接合するようにした状態であるので、前身頃および前袖のデザインを種々に変えることができるものである。すなわち、セットインスリーブやラグランスリーブ或いはヨークスリーブなどとすることができる。
前身頃と前袖は従来と同様の状態としているのは通常腕を体側面より後に回す動作はほとんどなく、回す場合も肘を曲げるため、引きつれが起こり難い。このため、前身頃と前袖の縫着状態は従来と同様にしている。また、両腕を前方に延ばしたときに感じる背幅の圧迫感は図7(f)に示すように、後身頃の幅を広くすること、ヨーク布における袖刳り部に対応する箇所を長くしたこと、および後身頃におけるアームホールの縫い目をなくしたことによって、引きつれ感がなくなる。
更に本発明においては袖と身頃を切り離せるように設定することにより、袖のバリエーションが付けられるのでファッション性も高くなるとともに用尺が少なくなり、生産性を高くできる。
マチ布における側部袖下部を背中から見たときにV字状に設計したことにより、背骨を中心として左右に発生する捩じり運動等に対して理想的に追従することができる。
また、本発明では、特に前身頃と前袖に関しては従来の衣服と同様のデザインを適用できる。前明きの有無、その位置、長さ、形状など、ポケットの有無、その位置、長さ、形状など、前身頃における切替え線の有無など種々のデザインの変更が可能である。このため本発明は種々の衣服、例えば、下着、カットソー、ニットウエアー、アウターウエアーなどへの適用が可能である。
図8は図2および図3に示した衣服の身頃および袖を形成するためのパターンを示す平面図である。図8において、前身頃1および後身頃3の輪郭線は実線で示されており、前袖2およびヨーク布4の輪郭線は点線で示されており、そしてマチ布5は一点鎖線でその輪郭線が示されている。また、縫合わされる縁部はそれぞれ同じ合い印(−、=、△、〇)が付されている。
図8において、Nは衿刳り、Pは前中心線を示し、Bはバストラインを示し、Sは後中心線を示している。また、符号Qで示した線は肩先において前中心線Pに平行に引いた直線であり、前袖2の上縁22とこの直線Qとのなす角度αが50〜60°程度である。
このパターンに見られるように前身頃1は肩線11から裾12まで縦方向に延びており、脇線14は袖刳り13の下端から斜め後方に向かって延びている。前袖2の袖山23は袖刳り13と縫合わされるものであり、所謂セットインスリーブの状態となる。この図8では袖が長袖として描かれているが、袖の長さを短くすれば図4または図5に示されるような半袖とすることができる。
後身頃3においては、側縁33が二点鎖線で示した位置から実線で示す位置まで移動させられており、これは図7(f)に示すように、背幅を広くしたことを示しているものである。
また、ヨーク布4は肩線から真っ直ぐに直線状にその上縁43が延びており、図7(f)に示すように、下縁42は袖下部分が開いた状態となるように長くなっている。下縁42は符号46で示した点まで後身頃3の上縁31と縫合わされる。
マチ布5は図に示すように、輪郭がブーメランのような形状をしており、その一方の側縁51の下端部分は前身頃1の脇線14と一致するようなカーブとなっている。そして、符号54は仮想線であり、この仮想線54より下方の部分5aが前身頃1および後身頃3に縫合わされる部分であり、仮想線54から上方の部分5bは下袖となる部分であり、前袖2およびヨーク布4に縫合わされる部分である。
図8に示したパターンに基いて布地を裁断する場合、前身頃1は図2或るいは図3に示したような衣服では左右の前身頃が一枚で仕立てられるが、ブルゾン等のような前明きのものでは左右別々に裁断すればよい。一方、後身頃3は左右後身頃を一枚の生地として裁断して、縫合わさないようにすることが好ましい。このように左右の後身頃を縫合わさずに一枚のもので仕立てると、縫い目がないので背中の引きつれ感が生じることがない。
これに対して、ヨーク布4は左右別々に裁断を行なう。すなわち、長い一枚ものとすると用尺に無駄が生じてしまうからである。また、ヨーク布4およびマチ布5はその長手方向がバイアスとなるように裁断したり、緯編(ニット)の場合はニット横地(コース方向)となるように裁断する。
縫製する際は、前身頃1の袖刳り13と前袖2の袖山23が縫合わされ、ヨーク布4の背中心41同士が縫合わされ、そしてヨーク布4の下縁42と後身頃3の上縁31が縫合わされる。そして、前身頃1の肩線11および前袖2の上縁22とヨーク布4の上縁43とが縫合わされる。また、前身頃1の脇線14とマチ布5の下方部分5aの側縁51が縫合わされ、更にマチ布5の上方部分5bの側縁51と前袖2の下縁21とが縫合わされる。また、マチ布5の下方部分5aの側縁52と後身頃3の側縁33が縫合わされ、マチ布5の上方部分5bの側縁52がヨーク布4の下縁42と縫合わされる。
このようにして衣服の身頃および袖が形成される。これに衿6を付け、前明き7を設け、袖先にカフス8を付け、胸にポケット9を付ければ、図2に示した実施例の衣服となる。
図9は本発明の更に別な衣服の実施例で、前側の袖付けがラグランスリーブとなっている衣服を示すものであり、衣服を平らに置いた状態で示した正面図である。図9(a)は衿およびカフスがある長袖のラグランスリーブとなっている衣服の正面図、図9(b)は衿が丸首で、長袖のラグランスリーブとなっており、袖先にはカフスが付いていないものの正面図であり、図9(c)は衿を有し、ラグランスリーブとなっている半袖のものの正面図であり、図9(d)は丸首で、ラグランスリーブとなっている半袖のものの正面図である。
図9(a)〜(d)に示した実施例において、衣服の前側は図示した通りであるが、これらの衣服を平らに置いた状態の背面図はそれぞれ図2(b)、図3(b)、図4(b)および図5(b)に示したものと同じである。すなわち、後から見た状態は前述した図2〜図5に示した実施例の背面図と同じような状態となっている。
図10は図9(a)または(b)に示したような長袖のラグランスリーブタイプの衣服を仕立てるためのパターンを示した平面図である。なお、図10において、後身頃3、ヨーク布4およびマチ布5は図8に示したものと同じであるので、これらについての詳細な説明はしない。
図10に示すように、前身頃1の上縁15は肩線11から少し下がった位置の衿刳りNから袖下に向かって傾斜した状態となっている。上縁15の下端はバストラインBまたはその付近の高さに位置する。一方、前袖2は衿刳りNから袖先24まで延びている。前袖2の下縁21の一部分211は衿刳りNから袖下までの部分であり、この部分211は前身頃1の上縁15に対応するような形状であり、前袖2の上縁22は肩線11を通って袖先まで延びている。この状態で前身頃1の上縁15と前袖2の下縁21の一部分211とが縫合わされ、前袖2の上縁22とヨーク布4の上縁43の一部分(衿刳りNから点45で示した箇所までの部分)とが縫合わされると、衣服の前側がラグランスリーブの形状となる。その他については、図8に関して説明したことと同じである。
図11は前側がヨーク袖となっている衣服の実施例を示す正面図である。この衣服の背中側(背面図)は図2(b)、図3(b)、図4(b)および図5(b)に示したものとそれそれ同じであるので省略した。
図11(a)は長袖のヨークスリーブを有し、衿およびカフスを有する衣服であり、図11(b)は丸首で、長袖のヨークスリーブとした衣服であり、図11(c)は衿を有し、半袖のヨークスリーブとしたものであり、図11(d)は丸首で、半袖のヨークスリーブとしたものである。
図11に示す衣服においては前側の身頃および袖が、図2や図9の実施例のものと異なっているので、その点のみを説明する。前身頃1の上縁16が胸の高さに位置している。胸の高さとは図8においては符号Bで示したバストラインまたはその付近のことを言うものである。このように前身頃1の上縁16が胸の高さで水平に延びていて、前身頃1はこの上縁16から裾12まで延在している。また、その前身頃の脇線14は前述した実施例と同様に上縁16から斜め後方に傾斜して裾まで延びている。
一方、前袖2は衿刳りNおよび前中心線Pから袖先24まで延びている。また、前袖2の上縁22は肩線11の箇所に位置している。そして、前袖2の下縁21は前身頃1の上縁16と縫付けられるものである。
前述した実施例は何れもポロシャツ或いは丸首シャツの形状となっているが、前身頃を左右2枚仕立てとして、ブルゾンとしたり或いはレインウェアやウインドウェアなどとしてもよい。このように前身頃は従来のものと同じように仕立てることができるので、種々の形態の衣服に適用できる。また、使用する生地も特に限定されず、通常の織物、編物、伸縮性のある糸を用いた生地などにも適用できる。
図1(a)は従来の衣服を着用してゴルフクラブを握りバックスイングのトップの状態を示す正面図、図1(b)は本発明の衣服を着用してゴルフクラブを握りバックスイングのトップの状態を示す正面図である。 図2(a)は本発明に係る衣服の一実施例の正面図であり、衣服を平らに置いた状態で示しているものであり、図2(b)は図2(a)に示した実施例の衣服を平らな状態に置いて示した背面図である。 図3(a)本発明に係る衣服の別の実施例の正面図であり、衣服を平らに置いた状態で示しており、図3(b)はその背面図である。 図2に示したものを半袖としたときの状態を示す実施例であり、図4(a)はその衣服を平らな状態に置いた状態の正面図であり、図4(b)はその背面図である。 図3に示したものを半袖としたときの状態を示す実施例であり、図5(a)はその衣服を平らな状態に置いた状態の正面図であり、図5(b)はその背面図である。 図6(a)は従来のシャツを着用した状態を側面から見て模式的に表した側面図、図6(b)は本発明の衣服を着用した状態を側面から見て模式的に表した側面図である。 図7(a)〜(f)は本発明の特殊立体構造とするためのパターン設計の基本的な考え方を説明するための模式的に表現された工程図である。 図2および図3に示した衣服の身頃および袖を形成するためのパターンを示す平面図である。 図9(a)〜図9(d)はそれぞれ本発明の衣服の更に別の実施例の正面図であり、前側の袖付けがラグランスリーブとなっている衣服の実施例である。 図9に示したようなラグランスリーブタイプの衣服を仕立てるためのパターンを示す平面図である。 図11(a)〜図11(d)はそれぞれ本発明の衣服の更に別の実施例の正面図であり、前側の袖付けがヨークスリーブとなっている衣服の実施例である。
符号の説明
1 前身頃
2 前袖
3 後身頃
4 ヨーク布
5 マチ布
11 肩線
13 前身頃の袖刳り
14 前身頃の脇線
31 後身頃の上縁
32 後身頃の裾
33 後身頃の側縁
41 ヨーク布の背中心縁
42 ヨーク布の下縁
43 ヨーク布の上縁
51、52 マチ布の側縁
53 マチ布の裾
55 マチ布の膨らんだ大きな弛み

Claims (4)

  1. スポーツ用衣服における身頃および袖が、前身頃、後身頃、2枚の前袖、2枚のヨーク布および2枚のマチ布から構成されており、前記前身頃はその脇線が斜め後方に傾斜して延びていて、衣服を平らに置いた状態では前記前身頃の脇線の下方部分が背中側に位置し、前記ヨーク布は後袖と背中の肩部とを一体化したものであって、2枚のヨーク布は背中心で縫い合わされ、それぞれ背中心から袖先まで延びており且つ肩から袖先までの上縁が直線状であり、前記後身頃は背中において前記ヨーク布の下縁から裾まで延在し且つヨーク布と縫い合わされる後身頃の上縁の幅よりも裾の幅が狭く、後身頃の両側縁は上端から下端へ背中心に向かって斜めに延びており、前記各マチ布は前身頃と後身頃の間に設けられ各マチ布の裾部は背中に位置しており且つ衣服の裾の一部を構成しており、該各マチ布は背中側から前側へと裾から斜め上方に向かって延びて腋下を通って袖先まで延びており、衣服の袖が前記前袖、ヨーク布およびマチ布から構成され、前記各マチ布はブーメラン形状に裁断されており、後身頃およびヨーク布と縫い合わされる側のマチ布の側縁は前身頃および前袖と縫い合わされる側のマチ布の側縁よりも長さが長く、前記ヨーク布およびマチ布は長さ方向がバイヤスまたはニット横地であって、前記長さ方向が幅方向よりも伸びる生地からなり衣服を平らに置いた状態では、背中側においてマチ布の脇下箇所に膨らんだ大きな弛みが生じることを特徴とするスポーツ用衣服。
  2. 前記前身頃は肩線から裾まで延在し且つその脇線が袖刳りの下端から斜め後方に傾斜して延びており、前記各前袖は前身頃の左右の袖刳りに縫い付けられていることを特徴とする請求項1記載のスポーツ用衣服。
  3. 前記前身頃の上縁は肩線から下がった位置で衿刳りから袖下に向かって傾斜しており、該前身頃は該上縁から裾まで延在し且つその脇線が前記上縁の下端から斜め後方に傾斜して延びており、前記各前袖は衿刳りから袖先まで延びており且つその上縁の一部が肩線に位置し、各前袖の下縁の一部は前記前身頃の上縁に縫い付けられていることを特徴とする請求項1記載のスポーツ用衣服。
  4. 前記前身頃の上縁は胸の高さで水平に延びており、該前身頃は該上縁から裾まで延在し且つその脇線が前記上縁の端から斜め後方に傾斜して延びており、前記各前袖は衿刳りおよび前中心から袖先まで延びており且つその上縁の一部が肩線に位置し、各前袖の下縁の一部は前記前身頃の上縁に縫い付けられていることを特徴とする請求項1記載のスポーツ用衣服。
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