JPH0995809A - スポーツウエア - Google Patents

スポーツウエア

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Publication number
JPH0995809A
JPH0995809A JP7276521A JP27652195A JPH0995809A JP H0995809 A JPH0995809 A JP H0995809A JP 7276521 A JP7276521 A JP 7276521A JP 27652195 A JP27652195 A JP 27652195A JP H0995809 A JPH0995809 A JP H0995809A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
sportswear
tension
exercise
motions
Prior art date
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Pending
Application number
JP7276521A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Shima
栄治 島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOYAMA GOORUDOUIN KK
Original Assignee
TOYAMA GOORUDOUIN KK
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Filing date
Publication date
Application filed by TOYAMA GOORUDOUIN KK filed Critical TOYAMA GOORUDOUIN KK
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Publication of JPH0995809A publication Critical patent/JPH0995809A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
  • Outer Garments And Coats (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 デザインを大きく変更せず、腕の運動によっ
ても張力が生じないスポーツウエアを提供する。 【解決手段】 運動に必要なゆとりを必要な部分に形成
したスポーツウエアであって、運動に必要な最小限の生
地のゆとりを、運動にともなって張力が発生する部分に
加える。腕を体に対して左右の斜め上へ振り上げたとき
に発生する張力に対して、袖口と上腕上部の接触部分を
起点として、腕の内側を通って脇の下から脇後へ向かう
線aと、上腕の後側から肩こう骨へ向かう線bとの、二
方向の運動に必要な最小限のゆとりを、上記各線上a,
bの生地に加える。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】この発明は、各種の運動競技
やそれに準じる運動等をするために着用されるスポーツ
ウエアに関する。
【従来の技術】一般に、各種の運動を行なう際、腕の旋
回運動にともなって、着用しているスポーツウエアに、
上腕部から脇の下や肩こう骨にかけて張力が加わり生地
が引き伸ばされる。この時に生じる張力は、腕の運動の
抵抗となり、運動性を妨げるものである。特にゴルフの
スイング等で、腕を体に対して左右の斜め上方へ振り上
げたとき、スポーツウエアの伸長による張力によりスイ
ングに支障をきたすことがあった。従来この問題点を解
消するために、図4に示すように前身頃1、後ろ身頃2
のそれぞれ脇3、4の側方に一定幅のゆとりを持たせた
り、袖5の袖下6を身頃側に伸ばして袖山7の角度を広
げたりして、余裕を持たせたスポーツウエアを製作して
いた。
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術の場
合、引き伸ばしによる張力を生じさせないために、ウエ
スト回り等にもゆとりを持たせているため、全体的に余
裕を持ったデザインになってしまい、サイズも大きくな
っていた。さらに布地を多く使用するので、生地原反か
ら裁断する枚数が減り、製造コストが高くなるという問
題があった。この発明は上記従来の技術に鑑みてなされ
たものであり、デザインを大きく変更せず、腕の運動に
よっても張力が生じないスポーツウエアを提供すること
を目的とする。
【課題を解決するための手段】この発明は、運動に必要
なゆとりを必要な部分に形成したスポーツウエアであっ
て、運動に必要な最小限の生地のゆとりを、運動にとも
なって張力が発生する方向に加えたものである。腕を体
に対して左右の斜め上へ振り上げたときに発生する張力
に対して、袖口と上腕上部の接触部分を起点として、腕
の内側を通って脇の下から脇後へ向かう線と、上腕の後
側から肩こう骨へ向かう線との、二方向の運動に必要な
最小限のゆとりを、上記各線上の生地に加えたスポーツ
ウエアである。さらに、運動時の腕の形態に合わせて、
左右の腕毎に腕が変形した状態の腕形状に縫い合わせた
ものである。
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面に基づいて説明する。この実施形態のスポー
ツウエアは、ゴルフ用の半袖ポロシャツである。先ず、
ゴルフのスイングで、腕を体に対して左右の斜め上へ振
り上げたときにポロシャツにかかる張力の方向は、図3
に示す通りである。袖口10と腕の接触部分を起点11
として、腕の前側を通って脇の下から脇後へ向かうライ
ンaと、腕の後側から肩こう骨へ向かうラインbの、二
方向へ張力が発生する。腕の運動に伴って発生するポロ
シャツの張力を解消するため、腕の運動に必要な最小限
のゆとりをこのラインa、b上に持たせる。ラインa、
bを型紙上に表わしたものを図1に示す。図1はポロシ
ャツが体表面に触れる主要な部分である前身頃12、後
ろ身頃14及び袖16を示しており、前身頃12、後ろ
身頃14はそれぞれ前中央13、後中央15から半分だ
けを示している。まずラインaにゆとりを持たせるため
後ろ身頃14を裁断線Aに変更する。裁断線Aは、後ろ
身頃14の脇18と袖ぐり20が当接する点を水平に外
側へ移動させたもので、その点から脇18の変更しない
下端部裾22に至るものである。裁断線Aの、脇18と
袖ぐり20が当接する点の広がる距離は、腕の運動に必
要な最小限のゆとり分である。次にラインbに沿ってゆ
とりを持たせるため袖16を裁断線Bに変更する。裁断
線Bは、袖山24の肩より少し後側の部分を外側に広
げ、袖山24が大きくなるような曲線で袖下26までを
結んだものである。袖山24を広げる距離は、腕の運動
に必要な最小限のゆとり分である。また、袖回りもわず
かに増やしてもよい。そして、このように裁断線A,裁
断線Bに変更された型紙にもとづいて生地を裁断し、縫
製して、ポロシャツを製作する。この実施の形態のポロ
シャツは腕の運動時に必要なゆとりをラインa、ライン
b上に付け足すことにより、ゴルフのスイング時に発生
するポロシャツの張力が解消され、腕の運動性を阻害し
ないものである。また、腕の運動に関係の無い部分は変
更されないので、サイズが大きくなったりデザインが変
わったりすることが無い。さらに、運動に必要な最小限
のゆとりを部分的に持たせただけなので要尺はほとんど
増えず、生地の一枚の原反から裁断される枚数は変わら
ず、コストの増大を避けることができる。また、この実
施形態のスポーツウエアであるポロシャツは、左腕は、
図4に示すように、実線であらわされた通常のポロシャ
ツの腕部分より、脇部分から腕の内側の袖口にかけて生
地にゆとりを持たせて裁断する。これにより、ゴルフス
イングのテイクバック時の左手の位置にちょうど合った
袖形状とすることができる。以上の実施形態のように、
左右の袖形状をゴルフ等の運動に合わせた形に形成し、
運動時に腕に無駄な張力がかからないようにすることに
より、運動性を損なわないスポーツウエアを形成するこ
とができる。この発明のスポーツウエアは上記実施の形
態に限定されるものではなく、各種のスポーツウエアで
袖の長さや襟の有無、また素材などに関係なく採用する
ことができるものである。また、ゆとりを持たせる部分
は、張力が発生するライン上のどこでも良く、数カ所設
けても良い。ゆとりの幅や形状は適宜デザインされるも
のである。また、左右の袖形状をその運動に合わせて変
更してもよく、右ききと左きき用のウエアを形成しても
よく、各人の最も運動しやすい形状のウエアを形成する
ことができる。
【発明の効果】この発明のスポーツウエアは、腕の運動
にともなってウエアに発生する張力をなくし、腕の運動
性を阻害することがないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態のポロシャツの型紙の正
面図である。
【図2】この実施の形態のポロシャツの概略図である。
【図3】腕の運動にともなってスポーツウエアの張力が
生じる方向を示した概略図である。
【図4】この発明のスポーツウエアの実施形態の左腕用
の型紙を示す正面図である。
【図5】従来技術のスポーツウエアにおいて張力を解消
するように裁断するための型紙の正面図である。
【符号の説明】
12 前身頃 14 後ろ身頃 16 袖

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運動に必要な最小限の生地のゆとりを、
    運動にともなって張力が発生する方向の少なくとも一部
    分に加えたスポーツウエア。
  2. 【請求項2】 腕を体に対して左右の斜め上へ振り上げ
    たときに発生する張力に対して、袖口と上腕上部の接触
    部分を起点として、腕の前側を通って脇の下から脇の後
    へ向かう方向と、上腕の後側から肩こう骨へ向かう方向
    との、二方向に運動に必要な最小限のゆとりを、上記生
    地に加えることを特徴とする請求項1記載のスポーツウ
    エア。
  3. 【請求項3】 運動に必要な最小限の生地のゆとりを、
    その運動時の腕の形態に合わせて形成したものである請
    求項1記載のスポーツウエア。
JP7276521A 1995-09-29 1995-09-29 スポーツウエア Pending JPH0995809A (ja)

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JP7276521A JPH0995809A (ja) 1995-09-29 1995-09-29 スポーツウエア

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JP7276521A JPH0995809A (ja) 1995-09-29 1995-09-29 スポーツウエア

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