JP5064480B2 - セルロース繊維の懸濁液とその製造方法 - Google Patents
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Description
(1)セルロース繊維、多価金属及び揮発性塩基を含有するセルロース繊維の懸濁液であって、前記セルロース繊維が、平均繊維径が200nm以下で、前記セルロース繊維を構成するセルロースのカルボキシル基含有量が0.1〜2mmol/gのものである、セルロース繊維の懸濁液。
(2)前記セルロース繊維のカルボキシル基含有量に対して、1〜500化学当量の揮発性塩基を含むこと特徴とする、請求項1記載のセルロース繊維の懸濁液。
(3)前記セルロース繊維のカルボキシル基含有量に対して、0.1〜1.5化学当量の多価金属を含むこと特徴とする、請求項1記載のセルロース繊維懸濁液。
(4)請求項1記載のセルロース繊維の懸濁液から形成された、膜状成形体。
(5)基材上に請求項1記載のセルロース繊維の懸濁液から形成された層を有する、複合成形体。
(6)セルロース繊維と酸の水溶液を混合する工程であり、前記セルロース繊維が、平均繊維径が200nm以下で、前記セルロース繊維を構成するセルロースのカルボキシル基含有量が0.1〜2mmol/gのものであり、
前工程で得られた混合物をろ過する工程、
前工程で得られたろ過物を、多価金属と揮発性塩基を含有する水溶液と混合する工程、を有している、セルロース繊維の懸濁液の製造方法。
(7)前記セルロース繊維が有するカルボキシル基の構造が、
前記セルロース繊維と酸の水溶液を混合する工程の前ではCOO-Na+の構造であり、
前記酸の水溶液と混合する工程ではCOOHの構造であり、
前記多価金属と揮発性塩基を含有する水溶液と混合する工程ではCOO-B+(B+は揮発性塩基の共役酸)である、請求項6記載のセルロース繊維の懸濁液の製造方法。
(8)成形用の硬質表面に対して、前記セルロース繊維の懸濁液を付着させる工程、前記セルロース繊維の懸濁液を乾燥して膜状成形体を得る工程、30〜300℃で、1〜300分間加熱する工程を有している、請求項4記載の膜状成形体の製造方法。
(9)前記基材表面に対して、前記セルロース繊維の懸濁液を付着させる工程、前記セルロース繊維の懸濁液を乾燥して複合成形体を得る工程、30〜300℃で、1〜300分間加熱する工程を有している、請求項5記載の複合成形体の製造方法。
本発明のセルロース繊維の懸濁液は、以下に説明する製造方法により製造することができるものであるが、前記製造方法は、前記懸濁液の製造に適した方法である。よって、本発明のセルロース繊維の懸濁液は、前記製造方法の一部工程を改変した方法でも得ることができる。
本発明で用いるセルロース繊維は、平均繊維径が200nm以下のものであり、好ましくは1〜200nm、より好ましくは1〜100nm、更に好ましくは1〜50nmのものである。平均繊維径は、実施例に記載の測定方法により、求められるものである。
(I):固形分0.1質量%に希釈したセルロース繊維懸濁液中のセルロース繊維質量に対して、目開き16μmのガラスフィルターを通過できるセルロース繊維の質量分率が5%以上である、性能の良好なガスバリア用材料を得ること。
(II):固形分1質量%に希釈したセルロース繊維懸濁液中に、粒子径が1μm以上のセルロースの粒状体を含まないこと。
(III):固形分1質量%に希釈したセルロース繊維懸濁液の光透過率が、0.5%以上になること。
上記した特定のセルロース繊維は、製造工程に由来して、セルロース分子中に−COONaを有している。本工程では、前記セルロース繊維と塩酸等の酸の水溶液を撹拌混合することで、Cell−COO-Na+→Cell−COOHの置換反応を生じさせる。この反応後、それまで分散状態であったセルロース繊維は、凝集を生じる。なお、本発明のセルロース繊維の懸濁液の製造に際しては、本工程を行うことが好ましいが、本工程と次工程を省略して、その後の多価金属と揮発性塩基を含有する水溶液と混合する工程から開始してもよい。
次の工程にて、前工程で得られた混合物(凝集物)をろ過して、水で洗浄する。
次の工程にて、前工程で得られたろ過物と多価金属と揮発性塩基を含有する水溶液を撹拌混合する。
そして前記セルロース繊維は揮発性塩基を加えることでCell−COOH→Cell−COO-B+(B+は揮発性塩基の共役酸を示す。次反応式ではNH4 +)の置換反応が生じ、凝集物が再び均一に分散し、セルロース繊維の懸濁液が得られる。そして、前記セルロース繊維の懸濁液から揮発性塩基と水が気化された後、セルロース繊維では、−COO−M−OOC−(Mは、多価金属を示す。次反応式ではZn。)の結合(架橋結合)が形成されることになるが、懸濁液中では、揮発性塩基と水を含んだ状態のものであるから、前記結合(架橋結合)は生じていない。
本発明の膜状成形体は、セルロース繊維の懸濁液からなるものであり、次の製造方法により、得ることができる。
本発明の複合成形体は、基材とセルロース繊維の層からなるものであり、次の製造方法により、得ることができる。
セルロース繊維の平均繊維径は、0.0001質量%に希釈した懸濁液をマイカ上に滴下して乾燥したものを観察試料として、原子間力顕微鏡(Nanoscope III Tapping mode AFM、Digital instrument社製,プローブはナノセンサーズ社製Point Probe(NCH)使用)で繊維高さを測定した。セルロース繊維が確認できる画像において、5本以上抽出し、その繊維高さから平均繊維径を求めた。
酸化したパルプの絶乾重量約0.5gを100mlビーカーにとり、イオン交換水を加えて全体で55mlとし、そこに0.01M塩化ナトリウム水溶液5mlを加えてパルプ懸濁液を調製し、パルプが十分に分散するまでスタラーにて攪拌した。そして、0.1M塩酸を加えてpH2.5〜3.0としてから、自動滴定装置(AUT−501、東亜デイーケーケー(株)製)を用い、0.05M水酸化ナトリウム水溶液を待ち時間60秒の条件で注入し、パルプ懸濁液の1分ごとの電導度とpHの値を測定し、pH11程度になるまで測定を続けた。そして、得られた電導度曲線から、水酸化ナトリウム滴定量を求め、カルボキシル基含有量を算出した。
分光光度計(UV−2550、株式会社島津製作所製)を用い、濃度1質量%の懸濁液の波長660nm、光路長1cmにおける光透過率(%)を測定した。
セルロース繊維懸濁液を0.1質量%に調製して、その固形分濃度を測定した。続いて、そのセルロース繊維懸濁液を目開き16μmのガラスフィルター(25G P16,SHIBATA社製)で吸引ろ過した後、ろ液の固形分濃度を測定した。ろ液の固形分濃度(C1)をろ過前の懸濁液の固形分濃度(C2)で除した(C1/C2)値を微細セルロース繊維含有率(%)として算出した。
固形分1質量%に希釈した懸濁液をスライドガラス上に1滴滴下し、カバーガラスをのせて観察試料とした。この観察試料の任意の5箇所を光学顕微鏡(ECLIPSE E600 POL NIKON社製)を用いて倍率400倍で観察し、粒子径が1μm以上のセルロース粒状体の有無を確認した。粒状体とは、略球状であり、その形状を平面に投影した投影形状を囲む長方形の長軸と短軸の比(長軸/短軸)が最大でも3以下であるものとする。粒状体の粒子径は、長軸と短軸の長さの相加平均値とする。このときクロスニコル観察によって、より明瞭に確認することもできる。
JIS K7126−2 付属書Aの測定法に準拠して、酸素透過率測定装置OX−TRAN2/21(型式ML&SL、MODERN CONTROL社製)を用い、23℃、湿度50%RHの条件で測定した。具体的には、23℃、湿度50%RHの酸素ガス、23℃、湿度50%の窒素ガス(キャリアガス)環境下で測定を行った。
(1)原料、触媒、酸化剤、共酸化剤
天然繊維:針葉樹の漂白クラフトパルプ(製造会社:フレッチャー チャレンジ カナダ、商品名 「Machenzie」、CSF650ml)
TEMPO:市販品(製造会社:ALDRICH、Free radical、98%)
次亜塩素酸ナトリウム:市販品(製造会社:和光純薬工業(株) Cl:5%)
臭化ナトリウム:市販品(製造会社:和光純薬工業(株))。
まず、上記の針葉樹の漂白クラフトパルプ繊維100gを9900gのイオン交換水で十分攪拌後、パルプ質量100gに対し、TEMPO1.25質量%、臭化ナトリウム12.5質量%、次亜塩素酸ナトリウム28.4質量%をこの順で添加し、pHスタッドを用い、0.5M水酸化ナトリウムの滴下にてpHを10.5に保持し、酸化反応を行った。
製造例1で得られたセルロース繊維懸濁液に対して、セルロース繊維のカルボキシル基に対して2化学当量(eq)となる量の1M塩酸水溶液を添加した。その後、60分間撹拌すると、凝集が生じた。
実施例1と同様にセルロース繊維の凝集物を洗浄、ろ過後、セルロース繊維に対して10質量%アンモニア水と酸化亜鉛の混合液(それぞれ24.6g、0.24g)を加えた。セルロース繊維の固形分1.3質量%になるようにイオン交換水を加え、120分間マグネチックスターラーで撹拌して、本発明のセルロース繊維の懸濁液を得た。本懸濁液中、アンモニアはセルロース繊維のカルボキシル基に対して40化学当量、酸化亜鉛は0.8化学当量であった。
実施例1と同様にセルロース繊維の凝集物を洗浄、ろ過後、セルロース繊維に対して10質量%アンモニア水と酸化亜鉛の混合液(それぞれ3.2g、0.24g)を加えた。セルロース繊維の固形分1.3質量%になるようにイオン交換水を加え、120分間マグネチックスターラーで撹拌して、本発明のセルロース繊維の懸濁液を得た。本懸濁液中、アンモニアはセルロース繊維のカルボキシル基に対して5化学当量、酸化亜鉛は0.8化学当量であった。
実施例1において、1M塩酸水溶液を用いた最初の工程とろ過工程を行わず、製造例1で得られたセルロース繊維懸濁液200g(固形分1.5質量%)に対して、10質量%アンモニア水と酸化亜鉛の混合液(それぞれ12.6g、0.24g)を加えた。セルロース繊維の固形分1.3質量%になるようにイオン交換水を加え、120分間マグネチックスターラーで撹拌して、本発明のセルロース繊維の懸濁液を得た。本懸濁液中、アンモニアはセルロース繊維のカルボキシル基に対して20化学当量、酸化亜鉛は0.8化学当量であった。
実施例1〜4で得たセルロース繊維の懸濁液をポリエチレンテレフタレート(PET)シート(商品名:ルミラー、東レ社製、シート厚み25μm)の片側面上にバーコーター(#50)で塗布した。常温で120分間乾燥した後、表1に示す加熱温度に維持した恒温槽で30分間保持した。常温で2時間以上放熱して、PET上にセルロース繊維層を有する複合成形体を得た。相対湿度50%における酸素透過度の測定結果を表1に示す。
製造例1で得たセルロース繊維懸濁液を1.3質量%になるようにイオン交換水を加え、120分間マグネチックスターラーで撹拌してから、ポリエチレンテレフタレート(PET)シート(商品名:ルミラー、東レ社製、シート厚み25μm)の片側面上にバーコーター(#50)で塗布した。常温で120分間乾燥した後、表1に示す加熱温度に維持した恒温槽で30分間保持した。常温で2時間以上放熱して、PET上にセルロース繊維層を有する複合成形体を得た。相対湿度50%における酸素透過度の測定結果を表1に示す。
酸化亜鉛を加えずにアンモニア水とイオン交換水だけを加えた以外は、実施例1と同様にしてセルロース繊維の懸濁液を得た。比較例1と同様にして、セルロース繊維層を有する複合成形体を得た。比較例2は、カルボキシル基のNaをNH4で置換したセルロース繊維の懸濁液を用いて得られるセルロース繊維層(但し、酸化亜鉛を使用せず、アンモニアだけ加えているので、「NH4型」とした)を有する複合成形体の例である。相対湿度50%における酸素透過度の測定結果を表1に示す。
実施例1と同様にセルロース繊維の凝集物を洗浄、ろ過後、セルロース繊維に対して10質量%アンモニア水と酸化亜鉛の混合液(それぞれ12.8g、0.15g)を加えた。セルロース繊維の固形分1.3質量%になるようにイオン交換水を加え、120分間マグネチックスターラーで撹拌して、本発明のセルロース繊維の懸濁液を得た。本懸濁液中、アンモニアはセルロース繊維のカルボキシル基に対して20化学当量、酸化亜鉛は0.5化学当量であった。
10質量%アンモニア水と酸化亜鉛の混合液(それぞれ12.8g、0.03g)以外は実施例9と同様にしてセルロース繊維の懸濁液を調製し、複合成形体を得た。相対湿度50%における酸素透過度の測定結果を表2に示す。
酸化亜鉛の代わりに酸化銅を加えた以外は実施例9と同様にしてセルロース繊維の懸濁液を調製し、複合成形体を得た。相対湿度50%における酸素透過度の測定結果を表2に示す。
Claims (9)
- セルロース繊維、多価金属及び揮発性塩基を含有するセルロース繊維の懸濁液であって、前記セルロース繊維が、平均繊維径が200nm以下で、前記セルロース繊維を構成するセルロースのカルボキシル基含有量が0.1〜2mmol/gのものである、セルロース繊維の懸濁液。
- 前記セルロース繊維のカルボキシル基含有量に対して、1〜500化学当量の揮発性塩基を含むこと特徴とする、請求項1記載のセルロース繊維の懸濁液。
- 前記セルロース繊維のカルボキシル基含有量に対して、0.1〜1.5化学当量の多価金属を含むこと特徴とする、請求項1記載のセルロース繊維懸濁液。
- 請求項1記載のセルロース繊維の懸濁液から形成された、膜状成形体。
- 基材上に請求項1記載のセルロース繊維の懸濁液から形成された層を有する、複合成形体。
- セルロース繊維と酸の水溶液を混合する工程であり、前記セルロース繊維が、平均繊維径が200nm以下で、前記セルロース繊維を構成するセルロースのカルボキシル基含有量が0.1〜2mmol/gのものであり、
前工程で得られた混合物をろ過する工程、
前工程で得られたろ過物を、多価金属と揮発性塩基を含有する水溶液と混合する工程、を有している、セルロース繊維の懸濁液の製造方法。 - 前記セルロース繊維が有するカルボキシル基の構造が、
前記セルロース繊維と酸の水溶液を混合する工程の前ではCOO-Na+の構造であり、
前記酸の水溶液と混合する工程ではCOOHの構造であり、
前記多価金属と揮発性塩基を含有する水溶液と混合する工程ではCOO-B+(B+は揮発性塩基の共役酸)である、請求項6記載のセルロース繊維の懸濁液の製造方法。 - 成形用の硬質表面に対して、前記セルロース繊維の懸濁液を付着させる工程、前記セルロース繊維の懸濁液を乾燥して膜状成形体を得る工程、30〜300℃で、1〜300分間加熱する工程を有している、請求項4記載の膜状成形体の製造方法。
- 前記基材表面に対して、前記セルロース繊維の懸濁液を付着させる工程、前記セルロース繊維の懸濁液を乾燥して複合成形体を得る工程、30〜300℃で、1〜300分間加熱する工程を有している、請求項5記載の複合成形体の製造方法。
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