JP5064274B2 - 卓上切断機 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば円形の砥石あるいは鋸刃等の回転刃(ブレード)を備えた切断機本体を下動させて、テーブル上に固定した切断材を切断加工等する形態の卓上切断機に関する。
この種の卓上切断機は、上面に切断材を載置して固定するテーブルと、このテーブルに対して上下に移動操作可能に支持された切断機本体を備えている。切断機本体は、駆動源としての電動モータと、これにより回転する円形の回転刃を備えている。使用者がテーブル上に切断材を固定した状態で、回転刃を回転させつつ切断機本体を下動させることにより切断材に回転刃を切り込ませて切断作業が行われる。
この卓上切断機においては、様々な形態の切断加工を可能とするための工夫が施さている。その1つに、切断機本体を使用者から見て左方または右方へ傾斜させることにより、切断材に対する回転刃の切込み方向を正面から見て斜めに切り込むいわゆる傾斜切りを可能としたものが提供されている。従来一般的には、テーブルに対して切断機本体を支持する本体支持部について、テーブル側の固定側支持部材に対して切断機本体側の傾動側支持部材を左右傾動軸を介して回転可能に結合した構成とし、固定側支持部材と傾動側支持部材との間に固定ねじを締め込んで切断機本体の傾斜位置を固定する構成とされている。固定ねじの頭部には、使用者が傾動操作する固定レバーが取り付けられている。この固定レバーは、本体支持部の後側であって使用者から離れた部位に配置されているため、使用者は手を差し延ばしてこの固定レバーを把持することとなる。
従来、この固定レバーについては例えば下記の特許文献に開示されているように1本の把持部を有するシングルレバータイプのものが一般的であったが、中にはその操作性を高めるために3本の把持部を120°間隔で放射方向に結合したトリプルレバータイプの固定レバーも提供されていた。
特許第3277307号公報 特開2004−330618号公報
しかしながら、前者のシングルレバータイプの固定レバーでは、把持部が本体支持部の後側に隠れて使用者からは見えにくいため手探りで操作する必要があり、また右利き及び左利きの一方について手が届きにくくなる等の点で操作性が悪くなる問題があった。
また、後者のトリプルレバータイプの固定レバーの場合には、下側の1本の把持部が当該切断機を設置した床面あるいは地面に当たって回転操作できなくなることを避けるため、各把持部を短く設定する必要があり、その結果かえって操作性が悪くなってしまう問題があった。
そこで、本発明は、切断機本体の傾斜位置を固定するための固定レバーについて、使用者が把持し易い長さを有し、左右いずれの側からも楽な姿勢で操作することができるようにすることを目的とする。
このため、本発明は、特許請求の範囲の各請求項に記載した構成の卓上切断機とした。
請求項1記載の卓上切断機によれば、切断機本体の傾斜位置を固定するために操作する固定レバーが2本の把持部を備え、この2本の把持部がV字形に配置されているため、使用者は左右いずれの側からも手を差し延ばして楽な姿勢で当該固定レバーを回転操作することができる。
また、2本の把持部がV字形に上方へ延びており、固定ねじは僅かな角度だけ回転させればその機能を発揮させることができ、把持部を下側へ移動させて床面等に干渉するまで回転させる必要がないことから、両把持部の長さを使用者が把持するに十分な長さとすることができるので、従来のトリプルレバータイプに比してもその回転操作性を高めることができる。
請求項2記載の卓上切断機によれば、切断機本体の傾斜位置を固定した状態において、2本の把持部が左右対称に位置するので、使用者は双方を一度に目視することができる。このため、当該固定レバーを緩め方向に回転する操作について、使用者は右側からでも左側からでも楽な姿勢で把持部を把持することができ、この点で当該固定レバーの特に緩め方向への回転操作性を一層高めることができる。
請求項3記載の卓上切断機によれば、2本の把持部がなす角度を60°以上とすることによりその双方を使用者側から容易に視認できるとともに、一方の把持部を把持し易くなり、100°以下とすることにより一方の把持部を把持して当該固定レバーを回動操作する際に他方の把持部を床面や地面に干渉させることなく固定ねじを締め付け、逆に緩めることができる。このことから、2本の把持部が相互に60°〜100°の角度範囲でV字形に結合されることがより望ましい。
次に、本発明の実施形態を図1〜図15に基づいて説明する。図1〜図5は、本実施形態に係る卓上形の切断機1の全体を示している。図1〜図5において、当該切断機1の右側に使用者が位置する。以下の説明において、各部材及び構成の前後方向については、図1において右側(使用者から見て手前側)を前側とし、左側を後側する。
この切断機1は、切断材Wを載置するための概ね円形のテーブル20と、このテーブル20を水平回転可能に支持するベース30と、テーブル20の後部(図1において左側部)に設けた本体支持部40を介してテーブル20の上方に配置した切断機本体10を備えている。以下、切断材Wとして、位置決めフェンスに斜めに立て掛けて切断するいわゆるクラウンモールド材W1と、幅方向を位置決めフェンスに沿って直角に立てた状態で切断する通常の平板形状をなす切断材W2を例示する。いずれの切断材W(W1,W2)も、テーブル上面からの高さが通常よりも高くなり、回転刃12の大きな切り込み深さが要求される。
図5に示すようにテーブル20は、ベース30の上面に支軸33を介して水平回転可能に支持されている。テーブル20の回転位置は、2系統のストッパ機構により、作業に合わせて迅速かつ精確に位置決めされるようになっている。図中、符号21,22は、これら2系統のストッパ機構の操作レバーを示している。両操作レバー21,22は、それぞれテーブル20の前端部であって使用者が操作しやすい位置に配置されている。
ベース30の左右両側部は、それぞれテーブル20の側方へはみ出しており、このはみ出し部分は台座部31,31とされている。この左右の台座部31,31の上面31a,31aは、テーブル20の上面に面一に揃えられている。この左右の台座部31,31の上面31a,31a間に跨った状態で位置決めフェンス32が取り付けられている。この位置決めフェンス32の前面が切断材Wを当接させる位置決め面32aとされている。図示するように例示した位置決めフェンス32は、比較的高い位置決め面32aを有している。この位置決め面32aは、テーブル20の回転中心(支軸33の軸心)に一致しており、かつテーブル20の上面に対して直交している。この位置決めフェンス32によれば、図示するようにその位置決め面32aとテーブル20の上面との間に跨って斜めに立て掛けた状態で切断材W1を位置決めすることができる。
切断機本体10は、本体支持部40を介して前後にスライド可能かつ上下に傾動可能に支持されている。図1に示すように切断機本体10を上動端に戻した位置がその待機位置とされる。切断機本体10を待機位置から下動させ(図2に示す状態)、その後図3に示すように切断機本体10を後側へスライドさせることにより、回転刃12を大きな切断材W1に切り込ませて切断加工することができる。
また、切断機本体10は、テーブル20を左方または右方へ適宜角度だけ回転させることにより切断材Wに対する回転刃12の切り込み角度を平面的に見て左方または右方へ振った向きに変更することができる。以下、この切断形態を角度切りという。この角度切りでは、回転刃12の回転軸線(スピンドル18の軸線)がテーブル20の上面(テーブル面方向)に対して平行に維持される。また、この角度切り加工では、回転刃12が位置決めフェンス32の位置決め面32aに対して傾斜した向きに切り込まれる。回転刃12が位置決め面32aに対して直交する向きに切り込まれることにより直角切りがなされる。この直角切りが最も頻繁に用いられる。
これに対して、切断機本体10は後述する本体支持部40の傾動支持機構50によって左方または右方へ傾斜させることにより、正面(使用者側)から見て回転刃12を切断材Wに対して斜めに切り込んで切断加工を行うことができる。以下、この切断形態を傾斜切りという。この傾斜切りでは、回転刃12の回転軸線がテーブル2の上面(テーブル面方向)に対して平行ではない状態に維持される。この傾斜切りにおける回転刃12の傾斜角度が後述する傾斜角度表示装置60によって表示される。回転刃12の回転軸線をテーブル20の上面に平行に位置させて回転刃12を垂直に位置させた状態(傾斜角度がゼロ度)では直角切りがなされる。
このように、本体支持部40によって、切断機本体10が上下に傾動可能、前後にスライド可能、かつ左右に傾動可能に支持されている。この本体支持部40は、切断機本体10を前後にスライド可能に支持する上下二段のスライド機構41,42と、切断機本体10を使用者から見て左右に傾動させる左右傾動機構50を備えている。下側の下スライド機構41は、左右に一定の間隔をおいて平行に支持された2本の下スライドバー41a,41aを備えている。図5に示すように両下スライドバー41a,41aは、それぞれテーブル20の下面に取り付けた軸受け41bを介して前後にスライド可能に支持されている。両下スライドバー41a,41aの後端部に、左右傾動機構50が取り付けられている。
左右傾動機構50は、左右傾動軸51を介して相互に回転可能に結合された固定側支持部材52と傾動側支持部材53を備えている。固定側支持部材52に上記下スライドバー41a,41aの後端部が結合されている。このため、左右の両下スライドバー41a,41aは、相互に平行な状態で一体となって前後にスライドし、これにより切断機本体10が前後にスライドする。
固定側支持部材52に対して傾動側支持部材53が左右傾動軸51を中心にして左方または右方に一定角度回転することにより切断機本体10を左右に傾動させることができる。固定側支持部材52と傾動側支持部材53との間には、切断機本体10を直角位置あるいは45°傾斜位置等に位置決めするための位置決め機構(いわゆるポジティブロック機構)が組み込まれている。この位置決め機構については従来公知の技術であるので説明を省略する。
固定側支持部材52に対する傾動側支持部材53の回転位置であって、切断機本体10の左方または右方への傾動位置は、固定レバー55を締め込むことにより固定される。また、切断機本体10の傾動位置は、傾斜角度表示装置60により迅速かつ精確に読み取ることができる。
固定レバー55は、傾動側支持部材53の後側に配置されている。また、図13に示すようにこの固定レバー55は、使用者から見て左側の左側把持部55aと右側の右側把持部55bの下端部同士が相互に結合されたV字形を有している。本例の場合、図示するように左右の把持部55a,55bは相互に約80°の角度で結合されている。左右の両把持部55a,55bは、使用者が片手で把持し易い長さを有している。両把持部55a,55bの結合部に固定ねじ56が取り付けられている。なお、両把持部55a,55bが相互になす角度については、上記したように約80°とする他、60°〜100°の範囲で任意に設定することができる。後述するように両把持部55a,55bが相互になす角度を60°以上とすることにより、使用者から両把持部55a,55bを容易に目視することができるとともに一方を把持し易くなり、100°以下とすることにより一方を把持して回転操作する際に、他方が床面や地面に干渉することを防止することができる。
図5に示すように固定ねじ56は、傾動側支持部材53を貫通して、固定側支持部材52にねじ込まれている。この固定ねじ56は、左右傾動軸51の下側に一定の間隔をおいて平行に配置されている。固定レバー55を締め込み側(図13において例えば時計回り方向)に回動操作すると、固定ねじ56が固定側支持部材52に対して締め込まれて傾動側支持部材53が相対回転不能に固定され、これにより切断機本体10が傾斜位置若しくは直角位置に固定される。固定レバー55を緩み方向(図13において例えば反時計回り方向)に適宜角度(例えば30°程度)だけ回動操作すると、固定ねじ56が固定側支持部材52に対して緩められる結果、傾動側支持部材53が固定側支持部材52に対して相対回転可能な状態となり、これにより切断機本体10を左方または右方へ傾動させることができる。
本例の固定レバー55は、左右一方の把持部55a又は把持部55bを把持して締め付け側と緩み側のいずれの方向にも楽に傾動操作することができる。従って、使用者は右利きであれば、右手を当該切断機1の右側を経て本体支持部40の後側へ延ばして右側把持部55bを把持することにより楽に当該固定レバー55を傾動操作することができる。また、使用者は左利きであれば、左手を当該切断機1の左側を経て本体支持部40の後側へ延ばして左側把持部55aを把持することにより楽に当該固定レバー55を傾動操作することができる。
また、図13は、固定レバー55を強固に締め付けた状態(傾斜固定状態)であって、固定側支持部材52に対する傾動側支持部材53の固定状態、ひいては切断機本体10の左右傾動位置の固定状態を示している。図示するようにこの傾斜固定状態では、左右の把持部55a,55bが支持アーム部57に対して左側及び右側にほぼ同等な角度で傾斜した状態となるように、当該固定レバー55に対する固定ねじ56の取り付け状態が適切に設定されている。このため、使用者からは、左右両方の把持部55a,55bを楽に目視することができるとともに、左右いずれの把持部55a,55bについても左手若しくは右手を後側へ差し延ばして楽に把持することができる。
従来、例えば特許第3277307号公報に開示されているように同種のレバーについて、1本の把持部を有するシングルレバータイプのものが提供されていたが、このシングルレバータイプの固定レバーでは、把持部が支持アーム部の後側に隠れて使用者から見えにくいため手探りで操作する必要があり、また右利き及び左利きの一方について手が届きにくくなる等の点で操作性が悪くなる問題があった。この点、例示したV字形の固定レバー55によれば左右の把持部55a,55bがそれぞれ支持アーム部57に対して左側及び右側に突き出されているため、使用者は楽に視認することができ、また楽な姿勢のまま把持することができる。
また、従来3本の把持部を相互に120°間隔で放射方向に結合したトリプルレバータイプの固定レバーが提供されていたが、この場合下側の1本の把持部が当該切断機を設置した床面あるいは地面に当たって回転操作できなくなる場合があり、これを避けるため各把持部を短く設定する結果、かえって操作性が悪くなってしまう問題があった。この点本実施形態の固定レバー55によれば、2本の把持部55a,55bが固定ねじ56の頭部から上方へ延びるV字形に配置され、下方に突き出す部分が存在しない。また、上記したように固定ねじ56については約30°程度締め付け方向及び緩み方向に回転させればその機能を十分に発揮することから、当該固定レバー55についてはその把持部55a,55bが固定ねじ56から下方へ突き出すこととなる位置まで回転操作する必要がない。このことから、例示した固定レバー55では、各把持部55a,55bの長さについて使用者が把持しやすい十分な長さを確保しつつ、これらを上方へ開く向きでV字形に結合した構成を有していることから、従来のような問題が発生せず、良好な回転操作性が確保されている。
次に、切断機本体10の左右傾斜位置を表示するための傾斜角度表示装置60の詳細が図14に示されている。
本例の傾斜角度表示装置60は、固定側支持部材52に取り付けた第1角度目盛り61と、傾動支持部材53に取り付けた第2角度目盛り62を備えている。本実施形態の第1角度目盛り61は、シート材に表示されており、固定側支持部材52の周面に沿って貼り付けられている。このため、第1角度目盛り61の目盛り線は、切断機本体10の傾動中心軸(傾動支軸51の軸線)に略平行に表示されており、主として上方から読み取り易くなっている(上方からの視認性)。この第1角度目盛り61では、切断機本体10の傾斜角度について5°毎に目盛り線が表示されている。この第1角度目盛り61を読み取るための第1指針63が、傾動支持部材53に取り付けられている。
第2角度目盛り62は、図示するように概ね扇形の目盛り板62aに表示されている。この目盛り板62aは、傾動支持部材53の上部に沿って放射方向上方に張り出す状態になるように前方から取り付けられている。このため、第2角度目盛り62の目盛り線は、切断機本体10の傾動中心軸(傾動支軸51の軸線)に対して放射方向に沿って表示されており、主として前方から読み取り易くなっている(前方からの視認性)。
この第2角度目盛り62の傾動側支持部材53の上部前面に対する取り付け精度と、第1角度目盛り61の固定側支持部材52の外周面に対する取り付け精度とを比較すると、後者の方がより高精度で取り付けることができる。前者の場合は、通常目盛り板は金属板若しくはシート材であり、これを傾動側支持部材53の前面に貼り付けるため、組み付け時において左右傾動軸51に対する位置精度(取り付け精度)が出しにくい。これに対して、後者の場合は、固定側支持部材52の周面に貼り付けられるため、固定側支持部材52の周面が左右傾動軸51に対する位置及び同心度について高精度に製作されていれば、その周面に倣って貼り付くことにより、当該第1角度目盛り61の左右傾動軸51に対する位置及び同心度について高精度で組み付けることが容易になる。
また、この第2角度目盛り62は、傾動支軸51に対して第1角度目盛り61よりも放射方向に離れた外周側に配置されていることから、対応する角度毎の目盛り線の間隔が第1角度目盛り61よりも大きくなっている。このため、本例の第2角度目盛り62では、切断機本体10の傾斜角度について1°毎に目盛り線が表示されており、各目盛り線について十分な視認性が確保されている。この第2角度目盛り62を読み取るための第2指針64が固定支持部材52に取り付けられている。
このように、本実施形態における傾斜角度表示装置60は、切断機本体10の傾動中心(左右傾動軸51)に対して放射方向内周側の第1角度目盛り61と放射方向外周側の第2角度目盛り62を備えた点に大きな特徴を有している。取り付け位置の精度については、第1角度目盛り61の方が第2角度目盛り62よりも高精度である一方、目盛り線の表示精度についてはこれとは逆に第2角度目盛り62の方が第1角度目盛り61よりも高精度(より細かい角度表示)で表示されている。
しかも、より細かい表示精度で目盛り線が表示された第2角度目盛り62が主として前側から見やすく、第1角度目盛り61が主として上方から見やすくなっていることから、使用者の作業姿勢に合わせて、あるいは切断機本体10の傾斜角度について要求される精度に合わせて両角度目盛り61,62を使い分けることができる点でその使い勝手が大幅に向上されている。特に、第1角度目盛り61は、使用者から見て斜め下方に見下ろすことができるので、使用者は楽な姿勢で目視することができ、より視認性に優れている。
また、図示するように第2角度目盛り62には、0°、15°、30°、45°の各目盛り線に加えて、一部の切断加工について要求される傾斜角度22.5°、33.9°の目盛り線についてもそれぞれ左右両方向について傾斜角度が数値で表示されている。
さらに、図15に示すように第2指針64には、副尺が表示されている。本尺としての第2角度目盛り62について例えば9°を10等分した0.9°間隔の副目盛り線0.5が2本と基線0とがこの第2指針64に表示されている。このため、第2角度目盛り62では、切断機本体10の傾斜角度について、0.5°間隔で精確に読み取ることができるようになっている。
固定側支持部材53の上部に支持アーム部57が上方へ延びる状態に設けられている。この支持アーム部57の上部に上スライド機構42が装備されている。この上スライド機構42も、左右一対の相互に平行な2本の上スライドバー43,43を備えている。両上スライドバー43,43は、それぞれ軸受け44により前後方向へスライド自在に支持されている。両軸受け44,44は、支持アーム部57の上部に設けた軸受けホルダ45に保持されている。両上スライドバー43,43の前端部は、傾動ブラケット46により相互に結合されている。この傾動ブラケット46に対して上下傾動軸11を介して切断機本体10が上下に傾動可能に支持されている。また、両上スライドバー43,43の後端部は、連結ブラケット47によって相互に結合されている。従って、両上スライドバー43,43は、相互に平行に固定された状態で一体となって前後にスライドする。両スライドバー43,43が前後にスライドすることにより切断機本体10が前後にスライドする。図6に示すように軸受けホルダ45の側部には、上スライド固定ねじ48が設けられている。この上スライド固定ねじ48を締め込むと、両上スライドバー43,43が軸受けホルダ45に対してスライド不能に固定され、従って切断機本体10の上スライド機構42によるスライド動作がロックされた状態となる。この上スライド固定ねじ48を緩めておくことにより、切断機本体10を上スライド機構42によって前後にスライドさせることができる。
このように上下2段のスライド機構41,42及び左右傾動機構50を備えた本体支持部40により、切断機本体10が前後に長いストロークでスライド可能かつこのスライド動作とは独立して左右方向に傾動可能に支持されている。
上スライド機構42には、その全スライド範囲の中途位置において切断機本体10の後退動作(スライド後退端位置)を規制するための中間ストッパ機構70が組み込まれている。この中間ストッパ機構70の詳細が図10及び図11に示されている。この中間ストッパ機構70は、一方の上スライドバー43に装着したストッパ本体71を備えている。このストッパ本体71は、上スライドバー43をがたつきなく相対回転可能な状態で挿通させた円環支持部71aと、この円環支持部71aの周囲にそれぞれ一体に設けられたストッパ軸部71bと切り換えレバー部71cを備えている。
図10に示すようにこのストッパ本体71は、その円環支持部71aを傾動ブラケット46の内周側に収容され、かつ当該円環支持部71aの内周側に上スライドバー43を挿通させた位置(傾動ブラケット46と上スライドバー43との間)において、上スライドバー43の軸回りに一定の角度範囲で回動可能に保持されている。傾動ブラケット46の上部には取り付けねじ72が締め込まれている。この取り付けねじ72の先端部が円環支持部71aに係合することにより、当該円環支持部71aが上スライドバー43の軸線回りに一定の範囲で回動可能かつ軸線方向には移動不能に保持されている。
ストッパ軸部71bは、円環支持部71aから放射方向外方に延びるアーム部71dを介して上スライドバー43と平行かつ後側に延びる状態に設けられている。また、切り換えレバー部71cは、傾動ブラケット46の放射方向外側において一定の角度範囲で移動操作可能に配置されている。この切り換えレバー部71cを上スライドバー43の軸線回り方向に一定角度で回転操作することにより、円環支持部71aを同軸回りに一定の角度で回転させ、これによりストッパ軸部71bを上下に一定の範囲で回転移動させることができる。
切断機本体10の後退動作に伴って一体でストッパ軸部71bが後退する。このストッパ軸部71bの後端部が、軸受けホルダ45の中リブ45aに当接することにより、切断機本体10が上スライド機構42による全スライド範囲の中途位置で後退動作が規制される。図11及び図12に示すように軸受けホルダ45の前部には、上下方向に3つのリブ(上リブ45a,中リブ45b,下リブ45c)が相互に一定の間隔をおいてほぼ平行に設けられている。
切り換えレバー部71cを中間ロック位置(本実施形態では下方)に移動操作した状態で、切断機本体10を後退させると、ストッパ軸部71bが3つのリブ45a,45b,45cのうち、中リブ45bの前端面に当接してその後退動作が規制され、これにより切断機本体10が上スライド機構42による全スライド範囲の中途位置で後退動作が規制された状態となる。これに対して、切り換えレバー部71cをアンロック位置(本実施形態では上方)に移動操作すると、図12中二点鎖線で示すようにストッパ軸部71bが上記突き当て位置から下側へ移動する。このため、この状態で切断機本体10を後退させると、ストッパ軸部71bが中リブ45bと下リブ45cとの間に進入する。この状態では、ストッパ軸部71bの後退動作が規制されないため、切断機本体10を上スライド機構42による全スライド範囲のスライド後退端位置までスライドさせることができる。この中間ストッパ機構70の機能については後述する。
切断機本体10は、上下傾動支軸11を中心にして上下に傾動可能な状態で本体支持40の先端側であってテーブル20の上方に支持されている。図6に示すように切断機本体10は、その背面側(使用者から見て右側)に配置した電動モータ16により回転する円形の回転刃12を備えている。電動モータ16は、その後部側を上方へ変位させる方向に傾斜した姿勢で取り付けられている。回転刃12は、取り付けフランジ17によってスピンドル18の先端部に取り付けられている。
回転刃12の上部は固定カバー13で常時覆われている。この固定カバー13の後端部が上下傾動支軸11を介して上スライド機構42の傾動ブラケット46に上下に傾動可能に支持されている。また、この固定カバー13の背面側に電動モータ16が取り付けられている。また、固定カバー13の後部には、集塵用のダストボックスを取り付けるための集塵口19が設けられている。
回転刃12の下部は、当該切断機本体10の上下動に連動して開閉する可動カバー14によって覆われる。この可動カバー14は、切断機本体10の上下動作に伴うリンクレバー23の相対変位によって開閉される。このリンクレバー23の後端部は、支軸24を介して傾動ブラケット46の前部に上下に回動可能に支持されている。このリンクレバー23の長手方向中程には、円弧形状の逃がし溝孔23bが設けられている。この逃がし溝孔23bには、固定カバー13に設けた係合軸25が相対変位可能に挿通されている。このリンクレバー23の前端部23aは、可動カバー14に設けた当接壁部14aに突き当てられている。このように設けたリンクレバー23は、切断機本体10の上下動作に連動して上下に傾動する。切断機本体10の下動に伴ってリンクレバー23が下方に傾動すると、その前端部23aが可動カバー14の回動中心の周囲を変位しつつ当接壁部14aを押すことにより当該可動カバー14が開かれていく。逆に、切断機本体10の上動に伴ってリンクレバー23が上方へ傾動してその前端部23bが可動カバー14の回転中心の周囲を逆方向に変位すると、その前端部23aによって当接壁部14aが開き方向に押されないため、可動カバー14はその自重及び閉じ方向の付勢力によって閉じられる。
電動モータ16の前側の側部には、使用者が把持するハンドル部15が設けられている。本実施形態の場合、ハンドル部15は左右方向に延びる横向き(回転刃12の回転軸線に沿った方向)に設けられている。
図5及び図6に示すように固定カバー13の開口側端部であって、スピンドル18よりも前側の前側縁部13aに対して、スピンドル18よりも後側の後側縁部13bは、上方へ寸法Lだけ逃がされている。以下、固定カバー13の後側縁部13bであって、上方へ寸法Lだけ逃がされた部分を固定カバー13の逃がし部13bともいう。この後側の逃がし部13bによって、回転刃12の、当該後側から露出される高さ方向の範囲(切り込み深さ)が大きくなっている。
このようにスピンドル18(回転刃12の回転中心)よりも後側の切り込み深さが大きくなっていることにより、テーブル20からの高さが比較的高い位置決めフェンス32に干渉することなく下降端まで下動させることが可能となり、これにより図示するように居決めフェンス32の位置決め面32aに切断材W1を斜めに立て掛けて、あるいは切断材W2を位置決め面32aに沿って立て掛けて大きな切り込み深さで切断加工することができるようになっている。
これに対して、固定カバー13に逃がし部13bを設けたことにより、切断機本体10を上動させて可動カバー14を全閉した状態であっても、当該逃がし部13bにおいて、回転刃12の周縁部(刃先)の一部について、固定カバー13又は可動カバー14のいずれによっても覆われない範囲が発生する。本実施形態の場合、回転刃12の刃先の一部であって、固定カバー13又は可動カバー14のいずれによっても覆われない範囲は、補助カバー80によって覆われるようになっている。
図5に示すようにこの補助カバー80は、固定カバー13の内側に支持されている。この補助カバー80は、支軸81を介して上下に傾動可能な状態で固定カバー13に支持されている。また、この補助カバー80は、固定カバー13との間に介装した捩りばね82によって下方(閉じ側、図5において時計回り方向)へ回動する方向に付勢されている。図7〜図9にはこの補助カバー80が単独で示されている。
この補助カバー80は、左右一対の遮蔽縁83,84を備えている。両遮蔽縁83,84は、その長手方向中程と後端部寄りの二箇所において、区画壁85,86によって相互に平行に結合されている。図9に示すように使用者から見て左側の遮蔽縁83の内面には、案内壁部87が上記中程の区画壁85に連なった状態に設けられている。前後2つの区画壁85,86とこの案内壁部87とによって、集塵路88が形成されている。この集塵路88の上部は、図5に示すように切断機本体10が下動してなされる切断加工時において、集塵口19に向けられる。このように、補助カバー80は、切断加工により発生する切断粉を集塵口19へ案内(集塵)するための機能を備えている。区画壁85に連続して形成された案内壁部87は、断面山形に盛り上がった形状に形成されており、その前側の傾斜面87a(図9において左側の傾斜面)は後側の傾斜面よりも緩やかな角度で形成されている。この緩やかな傾斜面87aにより切断部位から吹き上げられた切断粉がよりスムーズかつ確実に集塵路88に集塵されるようになっている。また、両区画壁85,86間に形成される集塵路88は、図示するように後側斜め上方に湾曲しており、その延長戦上に集塵口19が配置されている。これによっても集塵効率がより高められている。
傾動先端側の区画壁85よりも前側は両遮蔽縁83,84が二股形状で前方へ平行に張り出している。図8に示すようにこの二股形状を形成する両遮蔽縁83,84間に切断刃12の刃先を進入させてその遮蔽がなされる。
使用者から向かって右側の遮蔽縁84の外側面には、規制軸89が側方へ突き出す状態に設けられている。この規制軸89は、図6に示すように固定カバー13の背面側(使用者から見て右側部)に設けた円弧形状の規制溝孔13cに相対変位可能に挿入されている。この規制溝孔13c内において、規制軸89が変位可能な範囲で当該補助カバー80が上下に回動可能となっており、これにより当該補助カバー80の上動端位置(開き位置)及び下動端位置(閉じ位置)が規制されている。また、図7に示すように左側の遮蔽縁83の外側面には、係合突部83aが設けられている。これに対して図1〜図4に示すように前記リンクレバー23の側部には、規制突部23cが側方へ張り出す状態に設けられている。図1に示すように切断機本体10が上動端位置に待機された状態では、補助カバー80はばね付勢力により下動端側の閉じ位置に保持される。この状態では、係合突部83cの上側にリンクレバー23の規制突部23cが位置する。このため、補助カバー80の開き方向への回動が規制されて、当該補助カバー80が確実に閉じ位置に保持される。
これに対して図2〜図4に示すように、切断機本体10が下動すると、これに伴ってリンクレバー23も下方へ傾動することにより、規制突部23cが係合突部83cの上側から前側へ退避し、これにより補助カバー80は上方の開き位置側に回動可能な状態となる。但し、後述するように切断加工中において補助カバー80が切断材W若しくは位置決めフェンス32に干渉しない限り当該補助カバー80は捩りばね82によって閉じ位置に保持される。図3に示すように、上下二段のスライド機構41,42により切断機本体10が後方へスライドされ、そのスライド途中において補助カバー80の下端部が、切断材W若しくは位置決めフェンス23の上部に干渉し、この干渉状態のまま引き続き切断機本体10が後側へスライドされることにより、当該補助カバー80が捩りばね82に抗して上方へ開かれていく。
補助カバー80の下端部は、図示するように下方へ突き出す山形に形成されている。当該下端部の頂部80aは、前記案内壁部87の端部付近に配置されている。以下、この頂部80aに対して前側(図9において左側)を前下端部80bといい、頂部80aに対して後側(図9において右側)を後下端部80cという。両下端部80b,80cは、それぞれ平坦面を形成しており、相互に鈍角をなして頂部80aで連なっている。頂部80a、前後の下端部80b,80cについては、左右両遮蔽縁83,84について同様に構成されている。
図1に示すように切断機本体10が上動端に位置する状態では、補助カバー80が閉じ位置にロックされた状態となる。この状態では、補助カバー80の後下端部80cがテーブル20の上面に対してほぼ平行(水平)となるように、当該補助カバー80の下動端(閉じ位置)が規制溝孔23bの位置等により適切に設定されている。一方、このとき補助カバー80の前下端部80bは、可動カバー14の内側に進入し、かつ当該可動カバー14の端部に位置している。これにより、回転刃12の全周が固定カバー13、可動カバー14及び補助カバー80によって隙間なくほぼ完全に覆われた状態となっている。
また、補助カバー80が上記閉じ位置に位置する状態では、その前下端部80bが固定カバー13の後側縁部13bに対してほぼ平行に位置する状態となる。補助カバー80の閉じ位置は、図6に示すように規制軸89が規制溝孔13cの下端部に当接することにより規制されている。
図2及び図6に示すように補助カバー80は、切断機本体10の下動によっては開かれず、その上下動の全範囲において閉じ位置に保持される。このため、図2に示すように切断機本体10が下動端に位置して可動カバー14が全開状態であっても捩りばね82によって閉じ位置に保持された状態となっている。但し、この状態では、リンクレバー23の規制突部23cが係合突部83aの上側から退避してロック状態が解除されているので、当該補助カバー80は開き位置側(上方)へ回動可能な状態となっている。
図2及び図6に示すように上下のスライド機構41,42により切断機本体10を最も前側(使用者の手前側)にスライドさせた状態でほぼ下降端まで下動させ、その後上下スライド機構41,42の作動により切断機本体10を後側へスライドさせると、回転刃12が切断材W2に切り込まれてその切断加工がなされる。
切断機本体10が後側にスライドして切断加工が進行すると、補助カバー80の後下端部80cが切断材W2若しくは位置決めフェンス32の上部に干渉し、そのまま切断機本体10がさらに後側にスライドすることによって、当該補助カバー80が上方へ押されて開かれていく。このように補助カバー80の閉じ位置では、その前下端部80bが水平に位置する結果、後下端部80cが後側ほど高くなる方向に傾斜した状態に位置して案内傾斜面として機能することにより、切断機本体10の後側へのスライド動作に伴ってスムーズに開かれていく。
前記中間ストッパ機構70において、切り換えレバー部71cが中間ロック位置側に切り換えられた状態では、切断機本体10の後側へのスライド距離が中途位置に規制される。中間ストッパ機構70によって、切断機本体10の後側へのスライド距離が、上下のスライド機構41,42による全スライド距離の中途位置に規制された状態が図3に示されている。図示するように中間ストッパ機構70のストッパ軸部71bが中リブ45bに当接して切断機本体10の後退距離が中途位置に規制されることにより、位置決めフェンス32とテーブル20との間に斜めに立て掛けた切断材W2が回転刃12により完全に切り込まれるとともに、当該切断材W2に対する固定カバー13の膨出部13dの干渉が未然に回避され、これにより切断材Wの損傷が未然に回避される。また、この中途位置規制状態では、補助カバー80の頂部80aが位置決めフェンス32に対して前側から後側へ通過し、その前下端部80bが位置決めフェンス32の上端に乗り上がった状態に規制される。このことから、中間ストッパ機構70は、補助カバー80の前下端部80bが当該位置決めフェンス32の上端部に乗り上がった位置に設定され、これにより当該補助カバー80の全体が位置決めフェンス32の後側へ移動することがないようにするための機能を有している。このように中間ストッパ機構70によって、補助カバー80の全体が位置決めフェンス32の後側へ移動することないので、その後切断機本体10を前側へ戻す段階で、当該補助カバー80が位置決めフェンス32の背面に突き当てられ、その結果切断機本体10の前側のスライド動作が支障を受けることが未然に回避されるようになっている。
これに対して、中間ストッパ機構70において切り換えレバー71cを予めアンロック位置に切り換え操作した状態では、切断機本体10を図4に示すように上下のスライド機構41,42による全スライド範囲の後退端位置までスライドさせることができる。この場合には、例えば図示するように平板形状の切断材W2を、前記切断材W1とは異なってその幅方向を上下方向にした向きで位置決めフェンス32の位置決め面32aに沿って立て掛けることにより高さの高い状態で固定して切断加工することができる。切断機本体10が全スライド範囲の後退端までスライドすることにより、回転刃12が位置決め面32aの下端に対しても完全に通過した状態となることから、切断材W2の下端部に対して回転刃12が完全に切り込まれてその切断加工が確実になされる。この点、図3に示すように中間ストッパ機構70により切断機本体10の後側へのスライド距離がその中途位置に規制されると、位置決め面32aの下部側について回転刃12が僅かに通過しない状態となっても、この場合にはテーブル上面と位置決めフェンス32との間に斜めに立て掛けられた状態の切断材W1を切断加工する場合であるので特に問題は生じない。
なお、中間ストッパ機構70をアンロック側に解除して切断機本体10を全スライド範囲の後退端までスライドさせた場合であっても、固定カバー13の膨出部13dが高さが高い切断材W2若しくは位置決めフェンス32に干渉しないよう、その全スライド範囲の後退端位置が設定されている。
また、中間ストッパ機構70をアンロック側に切り換えて切断機本体10を全スライド範囲の後退端までスライドさせると、図4に示すように補助カバー80の全体が位置決めフェンス32の後側へ移動し、その結果その前下端部80bが位置決めフェンス32の上端部から後側へ外れて、当該補助カバー80が捩りばね82の付勢力によって閉じ位置に戻された状態となる。この場合には、切断機本体10を先に上動させた後に、前側へスライドさせることにより、補助カバー80の位置決めフェンス32への干渉を回避することができる。
なお、図示は省略したが、補助カバー80に、切断機本体10の前側へのスライド動作時において位置決めフェンス32の上部に干渉することにより当該補助カバー80を開き位置側へ回動させる方向に傾斜した案内面を追加することにより、当該補助カバー80の位置決めフェンス32の背面に対する突き当て状態を回避しつつ、切断機本体10を下動端位置のまま前側へ戻すことができるようになる。
ここで、上記補助カバー80の詳細についてまとめる。
(補助カバー80の配置について)
(1)切断機本体10の全スライド範囲について、補助カバー80は位置決めフェンス32に対して前方の位置(図2に示す位置)からその全体が完全に通過した後方の位置(図4に示す位置)まで切断機本体10と一体で移動する。
(2)中間ストッパ機構70により、補助カバー80の後退端位置は、位置決めフェンス32を完全には通過せず、その前下端部80bが当該位置決めフェンス32の上端部に乗り上がった位置(図3に示す位置)に規制される。
(3)補助カバー80の前下端部80bが位置決めフェンス32の上端部に乗り上がった状態では、図3に示すようにその前側ほど高くなる方向に当該前下端部80bが傾斜した状態となる。その結果、この状態から切断機本体10を前側へ戻すと、当該補助カバー80が捩りばね82に抗して開き側(上側)へ回動して当該切断機本体10の前側へのスライド動作がスムーズになされる。
(4)また、前記したように補助カバー80の後下端部80cは、切断機本体10を後退させる際の、位置決めフェンス32に対する案内面として機能する。
(5)補助カバー80は、固定カバー13の内側に支持されている。このため、補助カバー80は、上方の開き位置に回動すると固定カバー13の内側へ収納される。これによれば、切断機本体10を左方または右方へ傾斜させて行う傾斜切り作業時において当該補助カバー80の切断材W若しくは位置決めフェンス32に対する干渉を回避することができる。
(6)補助カバー80は、その閉じ位置に位置する状態では、その前下端部80bがほぼ水平に位置して、固定カバー13の前側縁部13aとほぼ同じ高さ若しくはより低い位置まで張り出した状態となる。これにより、当該補助カバー80に、より高い集塵機能を持たせることができる。
逆に、補助カバー80の開き位置側への回動端は、その全体が固定カバー13内に収容される位置に設定されている。従って、補助カバー80は、その頂部80aが固定カバー13の後側縁部13bよりも上方へ変位するまで回動可能となっている。これにより、当該補助カバー80が切断機本体10のスライド動作について障害にならないようになっている。また、これにより前側縁部13aに対して寸法Lだけ上方へ逃がした後側縁部13bの切り込み深さ増大機能を確実に機能させることができる。
(補助カバー80の形状について)
(7)補助カバー80の下部は、下側に突き出す山形に形成されている。頂部80aに対して前側に前下端部80b、後側に後下端部80cが形成されて、それぞれ上記にしたように切断機本体10をスライドさせる際における位置決めフェンス32若しくは切断材Wに対する案内面として機能させることができる。
(8)補助カバー80の幅寸法は、可動カバー14より小さく設定されている。このため、図1に示すように切断機本体10を上動端に位置させた状態であって、可動カバー14が全閉状態で、かつ補助カバー80が閉じ位置に位置すると、当該補助カバー80の前下端部80bが可動カバー14の内側へ進入した状態となる。
このように、可動カバー14よりも補助カバー80の幅が小さく設定されていることから、前記したように切断機本体10を左方又は右方に傾斜させて行う傾斜切り加工時において、当該補助カバー80の切断材W若しくは位置決めフェンス32の干渉を回避して、十分に大きな角度で傾斜切り加工を行うことができる。
(9)回転刃12と補助カバー80の左側遮蔽縁83の左右方向の距離は、回転刃12と補助カバー80の右側遮蔽縁84の距離よりも大きい。回転刃12を交換するときに、左側遮蔽縁83が邪魔にならないようにするためである。
(10)図2に示すように、切断機本体10を下動端に位置させて後側へスライドさせる過程において、当該切断機本体10の補助カバー80よりも後側には、固定カバー13の前下端部13aよりも下方へ突き出す固定部が存在していない。これにより、回転刃12の回転中心(取り付けフランジ17)よりも後側の領域において、前側の領域よりも大きな切り込み深さを確実に確保することができる。
(補助カバー80の動作について)
(11)切断機本体10を上動端に位置させた状態において、補助カバー80を閉じ位置にロックする。本例では、可動カバー14を開閉させるリンクレバー23に規制突部23cを設ける一方、当該補助カバー80に係合突部83aを設け、この係合突部83aを規制突部23cの下側に位置させることにより、当該補助カバー80の上方(開き方向)への回動を規制して当該補助カバー80を閉じ位置にロックする構成とする。
切断機本体10の上動端位置において、補助カバー80が閉じ位置にロックされるので、当該補助カバー80の不用意な開放操作が確実に防止される。
(12)可動カバー80は、固定カバー13に対して支軸81を介して上下に回動可能に支持されている。可動カバー80は、上方へ回動することにより開かれ、下方へ回動することにより閉じられる。可動カバー80はその後端部において支軸81により回動可能に支持されている。図示は省略した可動カバーは、その前端部側を中心にして上下に回動可能に支持する構成としてもよい。また、上下に回動する構成に限らず、上下に平行移動することにより閉じ位置と開き位置との間を移動する補助カバーとしてもよい。
(13)補助カバー80は捩りばね82によって閉じ位置側(下向き)に付勢されている。付勢手段を捩りばねとすることで、支軸81を利用してコンパクトな構成を実現できる。捩りばね82に代えて、引っ張りばね、圧縮ばねあるいはダンパーによって閉じ位置側に付勢した構成としてもよい。
(14)前記例示したように、固定カバー13に規制溝孔13cを設ける一方、補助カバー80に規制軸89を設け、この規制軸89が規制溝孔13cの上端に当接することにより当該補助カバー80の開き位置が規制され、規制軸89が規制溝孔13cの下端に当接することにより当該補助カバー80の閉じ位置が規制される構成とする他、固定カバー13に開き位置規制用及び閉じ位置規制用のストッパ突起を設けることにより当該補助カバーの開き位置と閉じ位置を規制する構成としてもよい。
(補助カバーの集塵機能について)
(15)例示した補助カバー80は集塵路88を備えている。この集塵路88が、切断粉の発生部位(主として回転刃12の後部)と集塵口19との間に位置することにより、発生した切断粉をより確実に集塵口19に案内して効率のよい集塵を行うことができる。
(16)上記集塵路88は、区画壁85,86との間に形成されている。前側の区画壁85は、発生した切断粉が回転刃12の回転方向に沿って回り込むことを防止するための壁部として機能させることができる。
(17)前側の区画壁85の下部には、前側に緩やかな傾斜面87aを有する案内壁部87が連続して設けられている。この案内壁部87の前側の傾斜面87aによって、切断部位で発生した切断粉がスムーズに集塵路88に案内される。
(18)図5に示すように集塵口19は、後側斜め上方に湾曲する集塵路88の延長線上に配置されている。これにより集塵効率を一層高めることができる。
以上のように構成した本実施形態の卓上切断機1によれば、切断機本体10の傾斜位置を固定するための固定レバー55は2本の把持部55a,55bを有しており、この2本の把持部55a,55bが相互に80°程度の角度をおいて上方へ延びるV字形に配置され、両把持部55a,55bの結合部(下端部)が固定ねじ56の頭部に結合されている。このため、使用者は左右いずれの側からも把持部55a(又は55b)を楽な姿勢で把持しやすいことから当該固定レバー55の回転操作性を高めることができる。
また、従来のシングルレバータイプのように把持部が本体支持部の後側に隠れてしまうことがなく、使用者から見て少なくとも一方の把持部を容易に目視することができるので、この点でも当該固定レバーの使い勝手がよくなる。
特に、固定ねじ56を締め付けて切断機本体10の傾斜位置を強固に固定した状態において、左右の把持部55a,55bが支持アーム部57に対して左右対称に位置するように、固定ねじ56に対する当該固定レバー55の取り付け位置が設定されているため、切断加工時等において使用者からは双方の把持部55a,55bを容易に目視することができる。従って、固定レバー55を緩める際には、左右いずれの側からも楽な姿勢で把持部55a(又は55b)を把持することができ、この点で緩める場合の操作性が特によくなっている。
以上説明した実施形態には、種々変更を加えることができる。例えば、固定レバー55の2本の把持部55a,55bを相互に約80°の角度をおいてV字形に配置した構成を例示したが、両把持部55a,55bのなす角度については任意であり、例えば45°、90°あるいは120°であって、その他の角度であってもよい。但し、2本の把持部55a,55bのなす角度を60°以上とすることにより、その双方を使用者から容易に目視することができるとともにそれぞれ把持し易くすることができ、100°以下とすることにより当該把持部55a,55bの一方を床面や地面等に干渉させることなく他方の把持部を把持して適宜角度回転操作することにより固定ねじ56を緩め、逆に締め付けることができるようになる。この観点から2本の把持部55a,55bが相互になす角度を、60°〜100°の範囲内で設定することが望ましく、特に約80°とすることが好ましい。
また、同じ長さの把持部55a,55bを備えた固定レバー55を例示したが、相互に長さが異なる2本の把持部をV字形に配置した構成としてもよい。
本実施形態に係る卓上切断機の全体側面図である。本図は、使用者から見て左側の側面を示している。本図は、切断機本体が上側の待機位置に保持された状態を示している。 本実施形態に係る卓上切断機の全体側面図である。本図は、切断機本体が下動端位置まで下動された状態を示している。 本実施形態に係る卓上切断機の全体側面図である。本図は、切断機本体を下動させた後、後側へスライドさせて回転刃により切断材を切断加工した状態を示している。本図では、中間ストッパ機構によって切断機本体の後退端位置が規制されて、補助カバーの前部が位置決めフェンスの上部に乗り掛かった位置に保持された状態を示している。 本実施形態に係る卓上切断機の全体側面図である。本図は、切断機本体を下動させた後、スライド後退端まで後退させた状態を示している。本図では、中間ストッパ機構が解除された状態を示している。 本実施形態に係る卓上切断機の縦断面図である。本図は、切断機本体を下動させた後、中間ストッパ機構により全スライド範囲の中途位置まで後退させた状態を示している。本図でも、補助カバーの前部が位置決めフェンスの上部に乗り掛かった状態が示されている。 本実施形態に係る卓上切断機の背面図である。本図は、卓上切断機を使用者から見て右側から見た状態を示している。 補助カバー単体の斜視図である。 補助カバー単体の平面図である。本図では、補助カバーの回動支持部付近が破断して示されている。本図では、固定カバーの一部及びリンクレバーの一部がそれぞれ二点鎖線で示されている。 図8の(F9)-(F9)線矢視図であって、補助カバーの縦断面図である。本図は、使用者から見て左側の遮蔽縁を内側から見た状態を示している。 上スライド機構及びその周辺を後側斜め上方から見た斜視図である。本図は、上スライド機構に関して切断機本体がスライド前端に位置する状態を示している。 上スライド機構及びその周辺を前側斜め状態から見た斜視図である。本図は、上スライド機構に関して切断機本体がスライド前端に位置する状態を示している。 図11の(F12)-(F12)線矢視図であって、軸受けホルダ及びそのリブを前側から見た図である。 図1中(F13)矢視図であって、固定レバー及びその周辺を後側から見た後面図である。 傾斜角度表示装置を左前側から見た斜視図である。本図は、切断機本体が傾斜角度ゼロの直角切り位置に保持された状態を示している。 第2角度目盛り及び第2指針の拡大図である。
符号の説明
W…切断材、W1…クラウンモールド材、W2…平板形状の切断材
1…卓上切断機
10…切断機本体
11…上下傾動軸
12…回転刃
13…固定カバー
13a…前側縁部、13b…後側縁部(逃がし部)、13c…規制溝孔
14…可動カバー、14a…当接壁部
18…スピンドル
19…集塵口
20…テーブル
23…リンクレバー、23a…前端部、23b…逃がし溝孔、23c…規制突部
30…ベース
31…台座部
32…位置決めフェンス、32a…位置決め面
40…本体支持部
41…下スライド機構、41a…下スライドバー
42…上スライド機構
43…上スライドバー
45…軸受けホルダ、45a…上リブ、45b…中リブ、45c…下リブ
46…傾動ブラケット
50…左右傾動機構
51…左右傾動軸
52…固定側支持部材
53…傾動側支持部材
55…固定レバー、55a…左側把持部、55b…右側把持部
56…固定ねじ
57…支持アーム部
60…傾斜角度表示装置
61…第1角度目盛り
62…第2角度目盛り、62a…目盛り板
63…第1指針
64…第2指針
70…中間ストッパ機構
71…ストッパ本体
71a…円環支持部、71b…ストッパ軸部、71c…切り換えレバー部
80…補助カバー
80a…頂部、80b…前下端部、80c…後下端部
83…左側の遮蔽縁、83a…係合突部
84…右側の遮蔽縁
85…前側の区画壁
86…後側の区画壁
87…案内壁部
88…集塵路
89…規制軸

Claims (3)

  1. 切断材を載置するテーブルと、該テーブルに対して上下に移動操作可能かつ左右に傾動操作可能に支持された切断機本体を備えた卓上切断機であって、
    前記切断機本体は、本体支持部を介して前記テーブルに左右に傾動操作可能に支持されており、該本体支持部は、前記テーブル側の固定側支持部材と、前記切断機本体側の傾動側支持部材と、該両支持部材を相互に回転可能に結合した左右傾動軸と、前記固定側支持部材に対する前記傾動側支持部材の回転を固定するための固定ねじと、該固定ねじを回転操作するための固定レバーを備え、
    該固定レバーは、操作時に把持する2本の把持部を備え、該2本の把持部が前記固定ねじの頭部から上方へV字形に延びる状態に配置された卓上切断機。
  2. 請求項1記載の卓上切断機であって、前記固定ねじの締め付けにより前記固定側支持部材に対して前記傾動側支持部材が回転不能に固定された状態では、前記2本の把持部が左右対称に位置する構成とした卓上切断機。
  3. 請求項1又は2記載の卓上切断機であって、前記2本の把持部が、相互に60°〜100°の角度を有して結合された卓上切断機。
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