JP5064096B2 - 感熱ラベラー - Google Patents

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Description

この発明は、ボトル等の被貼着体に感熱ラベルを貼着する感熱ラベラーに関する。
この種の感熱ラベラーとしては、例えば、図8に示すようなものが一般的に知られている。この感熱ラベラー80は、同図に示すように、合成樹脂フィルムの裏面側に感熱接着剤層が形成された長尺帯状のラベル形成基材Mを、ロータリカッタ81及び切断搬送ロール82によって所定長に切断することで感熱ラベルLを形成すると共にこの感熱ラベルLを切断搬送ロール82の外周面に吸引保持した状態で受渡位置αまで搬送し、受渡位置αにおいて、貼付ドラム83が感熱ラベルLを外周面に吸引保持することによって受け取ってラベル貼付位置βまで搬送し、ラベル貼付位置βに供給される被貼付体Cの胴部外周面に貼り付けるようになっている。
ところで、こういった感熱ラベラー80は、長尺帯状のラベル形成基材を所定長に切断するだけなので、コーナ部がR状に形成された略長方形や略正方形、円形、楕円形、三角形といった、長尺のラベル形成基材Mを単に分断するだけでは得られない種々の形状の感熱ラベルを貼着することができない。
従って、こういった種々の形状の感熱ラベルに対応するためには、ロータリカッタ82等のような単なる切断機構に替えてダイカットロール等の打抜機構を搭載し、ラベル形成基材Mを所定のラベル形状に打ち抜きながら貼着することが考えられる。
特開2002−104349号公報
しかしながら、感熱ラベルはタックラベルとは異なり、離型紙が存在しないので、ラベル形成基材から感熱ラベルを打ち抜く際、ダイカットロールの刃がアンビルロールに直接当接することになるので、ダイカットロールの刃の劣化が著しく、高価なダイカットロールを頻繁に交換しなければならないといった問題があると共に、ダイカットロールの刃の劣化を最小限に抑えるための調整が難しいといった問題もある。
また、感熱ラベルの形状等が変更されると、高価なダイカットロールを交換しなければならず、感熱ラベルの品種が多くなると、感熱ラベラーの型替えに時間とコストがかかるといった問題もある。
そこで、この発明の課題は、ランニングコストを抑えることができると共に従来のような時間とコストがかかる型替えを行う必要がない感熱ラベラーを提供することにある。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明は、基材の裏面側に感熱接着剤層が形成された長尺帯状のラベル形成材を送出するラベル形成材送出ユニットと、前記ラベル形成材送出ユニットによって送出された前記ラベル形成材を順次レーザー切断することで、前記感熱接着剤層が繋がった状態で、所定形状の感熱ラベルを切り離すための切目を前記基材に所定ピッチで形成するレーザー切断ユニットと、前記レーザー切断ユニットによって、前記基材に前記切目が形成された前記ラベル形成材から前記感熱ラベルを切り離すラベル切離ユニットと、前記ラベル切離ユニットによって、前記ラベル形成材から切り離された前記感熱ラベルを被貼着体に貼着するラベル貼着ユニットと、前記ラベル切離ユニットによって、前記感熱ラベルが切り離された前記ラベル形成材を回収する回収ユニットとを備えた感熱ラベラーを提供するものである。
以上のように、請求項1に係る発明の感熱ラベラーは、ラベル形成材をレーザー切断ユニットによって順次レーザー切断することで、感熱接着剤層が繋がった状態で、所定形状の感熱ラベルを切り離すための切目を基材に所定ピッチで形成し、このラベル形成材からラベル切離ユニットによって感熱ラベルを切り離すようにしたので、ダイカットロールによってラベル形成材を打ち抜くことで感熱ラベルを形成する場合のように、ダイカットロールの刃の劣化や型替えに伴って、高価なダイカットロールを頻繁に交換する必要がなく、ダイカットロールの刃の劣化を最小限に抑えるための難しい調整を行う必要もないので、ランニングコストを抑えることができると共に従来のような型替えが不要になるという効果が得られる。
特に、この感熱ラベラーでは、ラベル形成材をレーザー切断することによって感熱ラベルを切り離すための切目を基材に形成しても、切目によって区画される基材の内側領域に対応する部分と外側領域に対応する部分とが感熱接着剤層部分で繋がっているので、感熱ラベルとなる部分が脱落することがない。従って、レーザー切断ユニットの制御が難しい、湾曲した吸引ドラムの外周面上にラベル形成材を吸引保持した状態でレーザー切断する必要がなく、ラベル形成材の走行ラインにおける直線部分でレーザー切断することができるので、ラベル形成材に所定形状の切目を精度良く形成することができる。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、図3に示すように、基材MMの裏面側に印刷層MP及び感熱接着剤層MAが順次積層された長尺帯状のラベル形成材Mから所定形状の感熱ラベルを切り抜いてPETボトルBの胴部外周面に順次貼着する感熱ラベラー1を示している。この感熱ラベラー1は、図1に示すように、長尺帯状のラベル形成材Mをロール状に巻回してなるラベル形成材ロールRからラベル形成材Mを繰り出して送出するラベル形成材送出ユニット10と、このラベル形成材送出ユニット10によって送出されたラベル形成材Mを、切断位置αにおいて、基材MM側からレーザービームを照射して順次レーザー切断することで、図4(a)、(b)に示すように、所定形状の感熱ラベルを切り離すための切目MCを基材MMに所定ピッチで形成するレーザー切断ユニット20と、このレーザー切断ユニット20によって、基材MMに切目MCが形成されたラベル形成材Mから感熱ラベルを切り離すラベル切離ユニット30と、このラベル切離ユニット30によって、ラベル形成材Mから切り離された感熱ラベルを、ラベル貼着位置δに搬送されてくるPETボトルBの胴部外周面に貼着するラベル貼着ユニット40と、ラベル切離ユニット30によってラベル形成材Mから切り離された感熱ラベルを、ラベル受渡位置βにおいて受け取って、ラベル受渡位置γにおいてラベル貼着ユニット40に引き渡すラベル受渡ユニット50と、PETボトルBをラベル貼着位置δに搬送するボトル搬送ユニット60と、ラベル切離ユニット30によって、感熱ラベルが切り離されたラベル形成材Mを回収する回収ユニット70とを備えており、切断位置αには、ラベル形成材Mに沿うように、ラベル形成材Mの撓みを抑えるガイドプレートGPが設置されている。
図5に示すように、前記レーザー切断ユニット20によってラベル形成材Mに形成された切目MCは、基材MM及び印刷層MPを分断しているが、感熱接着剤層MAは、レーザー切断によって形成された切目部分がレーザー切断後の予熱によって再溶着されており、切目MCによって区画される基材MM及び印刷層MPの内側領域に対応する部分と外側領域に対応する部分とが相互に繋がっている。従って、基材MM及び印刷層MPにおける切目MCの内側部分、即ち、感熱ラベルとして切り離される部分が、感熱接着剤層MAによって、その外側部分に保持されている。
前記基材MMは、延伸ポリプロピレンフィルム、延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム、延伸ポリスチレンフィルム、合成紙(発泡ポリプロピレン)、発泡ポリエチレンテレフタレートシート、紙等によって形成されており、レーザー切断を考慮すると、その厚みは、9〜120μm、好ましくは、12〜80μmである。なお、延伸フィルムは、一軸延伸、二軸延伸を問わない。
前記印刷層MPは、PETボトルBに収容される液体商品の商品名や成分、デザイン等を表示するものであり、グラビア印刷、フレキソ印刷(UV、水性)、シルクスクリーンといった一般的な印刷手法によって形成されている。
前記感熱接着剤層MAは、ラミネート機にて塗工する押出しラミネーション型感熱樹脂、ホットメルトコーター機にて塗工するホットメルト型感熱樹脂、グラビア印刷機で塗工する溶液型感熱樹脂やエマルジョン型感熱樹脂等によって形成されており、加熱温度120℃、押圧力0.1MPs、押圧時間1sという貼付条件の下、ポリエチレンテレフタレートフィルムに対する接着力が3N/15mm以上の接着強度を有している。
特に、上述したように、切目MCをレーザー切断する場合は、JIS K 7206に規定されているビカット軟化点が30〜60℃の押出ラミネーション型感熱樹脂や、JIS K 6863に規定されている環球法軟化点が60〜90℃のホットメルト型感熱樹脂によって形成することが望ましい。
押出ラミネーション型感熱樹脂のビカット軟化点が30℃、ホットメルト型感熱樹脂の環球法軟化点が60℃を下回ると、ラベル形成材Mをレーザー切断すると同時に感熱接着剤層MAに再溶着が生じ、感熱接着剤層MAが全くカットされない状態となって、ラベル切離ユニット30において感熱ラベルを切り離しにくくなるからであり、押出ラミネーション型感熱樹脂のビカット軟化点が60℃、ホットメルト型感熱樹脂の環球法軟化点が90℃を上回ると、レーザー切断後の再溶着が生じにくくなり、感熱ラベルが容易に脱落してしまうからである。
また、感熱樹脂のベース樹脂のタイプも特に限定されず、エチレン酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体、エチレンーアクリル酸共重合体、エチレン−メタアクリル酸エステル共重合体、エチレン−メタアクリル酸共重合体、オレフィン系樹脂、天然ゴム系樹脂、スチレン−イソプレン−スチレン共重合体、スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体等を使用することができる。
前記ラベル形成材送出ユニット10は、図1に示すように、ラベル形成材ロールRを回転可能に支持する繰出リール11と、この繰出リール11にセットされたラベル形成材ロールRからラベル形成材Mを繰り出す繰出ローラ12と、この繰出ローラ12の下流側でラベル形成材Mを交互に掛け渡す複数のダンサーローラ13aを有するテンション抑制機構13とを備えており、ラベル形成材ロールRから繰り出されたラベル形成材Mが、適度なテンションを保持しながら、一定速度で切断位置αに送出されるようになっている。
前記レーザー切断ユニット20は、図1及び図2に示すように、炭酸ガスレーザー発信器によって生成されたレーザービームを順次反射させる、Z軸を中心に回転する伝送ミラー21及びX軸を中心に回転する伝送ミラー22によって、X軸とY軸とによって定まる任意の方向にレーザービームを向けることができるようになっており、図示しない制御装置が、ラベル形成材Mの移動速度を考慮して、各伝送ミラー21、22の角度を制御することにより、移動しているラベル形成材Mに所定形状の切目MCを形成することができるようになっている。なお、図2における符号23は集光レンズを示している。
また、一旦切断された感熱接着剤層MAが再溶着されるためには、レーザー切断ユニット20のレーザー出力〔W〕をレーザー走査速度〔mm/sec〕で除した係数〔W・sec/mm〕を0.005〜0.05に設定しておくことが望ましい。係数が0.005を下回ると、全く切断されない状態となって感熱ラベルを抜き取りにくくなるからであり、係数が0.05を上回ると、レーザー切断後における感熱接着剤層MAの再溶着が生じにくく、感熱ラベルが容易に脱落してしまうからである。従って、上記係数が0.005〜0.05の範囲内において、使用する基材MMや感熱接着剤層MAを形成している感熱樹脂及びそれらの厚みに応じて、レーザー切断ユニット20のレーザー出力及びレーザー走査速度を適宜設定すればよい。
前記ラベル切離ユニット30は、図1に示すように、レーザー切断ユニット20によって、基材MMに切目MCが形成されたラベル形成材Mが、その感熱接着剤層MA側が外側を向くように掛け渡された状態で自転する切離ドラム31を備えており、この切離ドラム31は、掛け渡されたラベル形成材Mを、その外周面に吸引保持するようになっている。従って、基材MMに切目MCが形成されたラベル形成材Mを切離ドラム31の外周面に接触させることによって一旦吸引保持させた後、切離ドラム31の外周面から強制的に離反させると、感熱接着剤層MAにおける基材MMに形成された切目MCに対応する部分が破断し、図6に示すように、切目MCで囲われた感熱ラベルLとなる部分だけが切離ドラム31の外周面に吸引保持されたまま、その外側の不要部分だけが切離ドラム31の外周面から離反することになり、これによって、ラベル形成材Mから所定形状の感熱ラベルLが切り離され、ラベル受渡位置βまで搬送されるようになっている。
前記ラベル貼着ユニット40は、図1に示すように、ラベル受渡位置γにおいて、ラベル受渡手段50から引き渡される感熱ラベルを、その貼着面(感熱接着剤層MAの外面)が外側を向くように、外周面に吸引保持する貼着ドラム41と、この貼着ドラム41に吸引保持された感熱ラベルLを加熱することによって感熱接着剤層MAを活性化させる赤外線ヒータ42とを備えており、貼着ドラム41の外周面に吸引保持された感熱ラベルを、貼着ドラム41が自転することによってラベル貼着位置δまで搬送し、ラベル貼着位置δにおいて、前記ボトル搬送ユニット60によって搬送されてくるPETボトルBの胴部外周面に感熱ラベルの貼着面を接触させることにより、PETボトルBの胴部外周面に感熱ラベルを貼着するようになっている。
前記ラベル受渡ユニット50は、同図に示すように、外周面が、ラベル受渡位置β、γにおいて切離ドラム31の外周面及び貼着ドラム41の外周面にそれぞれ近接するように設置された受渡ドラム51を備えており、この受渡ドラム51は、切離ドラム31から引き渡される感熱ラベルを、その基材MM側が外側を向くように、外周面に吸引保持することによって受け取り、自転することによってラベル受渡位置γまで搬送するようになっている。
前記ボトル搬送ユニット60は、同図に示すように、図示しないベルトコンベア等によって搬送されてくる複数のPETボトルBを、所定の間隔を開けてラベル貼着位置δに順次供給するスクリューコンベア62及びスターホイール63からなるボトル供給部61と、ラベル貼着位置δに供給されたPETボトルBを貼着ドラム41の外周面に接触させ、貼着ドラム41の回転力によって自転させながら送り出すように、PETボトルBを貼着ドラム41の外周面に沿って案内するボトルガイド64と、ラベル貼着位置δから送り出されたPETボトルBを搬出するベルトコンベア等からなるボトル排出部65とから構成されており、PETボトルBがラベル貼着位置δにおいて貼着ドラム41に接触しながら自転することで、貼着ドラム41の外周面に吸引保持された感熱ラベルがPETボトルBの胴部外周面に巻き付きながら貼着されるようになっている。
前記回収ユニット70は、同図に示すように、ラベル切離ユニット30によって感熱ラベルが切り離されたラベル形成材Mの不要部分をロール状に巻き取る、モータ駆動される巻取リール71と、ラベル切離ユニット30の切離ドラム31との間にラベル形成材Mを挟み込んで巻取リール71側に送出する送出ローラ72とを備えており、送出ローラ72によって送出されたラベル形成材M(不要部分)が巻取リール71に巻き取られるようになっている。
前記巻取リール71を定速で回転させると、巻取リール71に巻き取られたラベル形成材M(不要部分)の巻取径が大きくなるに従って、ラベル形成材M(不要部分)の巻取速度も大きくなるので、この回収ユニット70では、巻取初期段階で、送出ローラ72によるラベル形成材M(不要部分)の送出速度と巻取リール71によるラベル形成材M(不要部分)の巻取速度とがバランスするように、巻取リール71及び送出ローラ72の回転速度が設定されており、巻取リール71に巻き取られたラベル形成材M(不要部分)の巻取径が大きくなると、巻取リール71がスリップして送出ローラ72によるラベル形成材M(不要部分)の送出速度に追従するようになっている。
以上のように、この感熱ラベラー1は、ラベル形成材Mをレーザー切断ユニット20によって順次レーザー切断することで、感熱接着剤層MAが繋がった状態で、所定形状の感熱ラベルLを切り離すための切目MCを基材MMに所定ピッチで形成し、このラベル形成材Mからラベル切離ユニット30によって感熱ラベルLを切り離すようにしたので、ダイカットロールによってラベル形成材を打ち抜くことで感熱ラベルを形成する場合のように、ダイカットロールの刃の劣化や型替えに伴って、高価なダイカットロールを頻繁に交換する必要がないと共にダイカットロールの刃の劣化を最小限に抑えるための難しい調整を行う必要もなく、型替えや切断量の調整については、レーザー切断ユニット20の制御プログラムを変更するだけで対応することができる。従って、ダイカットロールによってラベル形成材を打ち抜くことで感熱ラベルを形成する感熱ラベラーに比べてランニングコストを抑えることができると共に、そういった感熱ラベラーで行わなければならない時間とコストのかかる型替えが不要になる。
特に、この感熱ラベラー1では、ラベル形成材Mをレーザー切断することによって感熱ラベルLを切り離すための切目MCを基材MMに形成しても、切目MCによって区画される基材MMの内側領域に対応する部分と外側領域に対応する部分とが感熱接着剤層MA部分で繋がっているので、感熱ラベルLとなる部分が脱落することがない。従って、レーザー切断ユニット20の制御が複雑になる、湾曲した吸引ドラムの外周面上にラベル形成材Mを吸引保持した状態でレーザー切断する必要がなく、ラベル形成材Mの走行ラインにおける直線部分でレーザー切断することができるので、ラベル形成材Mに所定形状の切目MCを精度良く形成することができる。
図7は他の実施形態を示している。この感熱ラベラー1aは、基本的に上述した感熱ラベラー1と同様の構成を有しているが、レーザー切断ユニット20が、上述したラベル切離ユニット30の切離ドラム31と同一構成の切断搬送ドラム(吸引ドラム)31aの外周面上において、ラベル形成材Mを感熱接着剤層MA側からレーザービームを照射してレーザー切断することで、所定形状の感熱ラベルを切り抜くようになっており、レーザー切断ユニット20が、ラベル形成材Mの基材MM及び印刷層MPだけでなく、感熱接着剤層MAについても完全に切断する点で、上述した感熱ラベラー1とはその構成を異にしている。
従って、この感熱ラベラー1aでは、上述した感熱ラベラー1のように、レーザー出力〔W〕をレーザー走査速度〔mm/sec〕で除した係数〔W・sec/mm〕が0.005〜0.05の範囲内に収まるように、レーザー切断ユニット20のレーザー出力やレーザー走査速度を微妙に調整する必要がない。
また、この感熱ラベラー1aも、上述した感熱ラベラー1と同様に、型替えや切断量の調整については、レーザー切断ユニット20の制御プログラムを変更するだけで対応することができるので、ダイカットロールによってラベル形成材を打ち抜くことで感熱ラベルを形成する感熱ラベラーに比べてランニングコストを抑えることができると共に、そういった感熱ラベラーで行わなければならない時間とコストのかかる型替えが不要になる。
なお、上述した各実施形態では、感熱ラベルLを、受渡ドラム51を介して、切離ドラム31や吸引ドラム31aから貼着ドラム41に引き渡すようにしているが、これに限定されるものではなく、ラベル形成材Mを、その基材MM側が外側を向くように、切離ドラム31や吸引ドラム31aの外周面に吸引保持することができるのであれば、受渡ドラム51を設けることなく、感熱ラベルLを切離ドラム31や吸引ドラム31aから貼着ドラム41に直接引き渡せばよい。
また、上述した各実施形態では、基材MMの裏面側に印刷層MPが形成されたラベル形成材Mから感熱ラベルLを形成する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、印刷層は基材の表面側に形成されていてもよく、印刷層が存在しないものであってもよい。
この発明に係る感熱ラベラーの一実施形態を示す概略図である。 同上の感熱ラベラーに搭載されたレーザー切断ユニットを説明するための説明図である。 同上の感熱ラベラーに使用されるラベル形成材を示す断面図である。 (a)は切目が形成されたラベル形成材の表面側を示す平面図、(b)は切目が形成されたラベル形成材の裏面側を示す平面図である。 切目が形成されたラベル形成材を示す断面図である。 同上の感熱ラベラーに搭載されたラベル切離ユニットを示す斜視図である。 他の実施形態である感熱ラベラーを示す概略図である。 従来の感熱ラベラーを説明するための説明図である。
符号の説明
1、1a 感熱ラベラー
10 ラベル形成材送出ユニット
11 繰出リール
12 繰出ローラ
13 テンション抑制機構
13a ダンサーローラ
20 レーザー切断ユニット
21、22 伝送ミラー
23 集光レンズ
30 ラベル切離ユニット
31 切離ドラム
31a 切断搬送ドラム
40 ラベル貼着ユニット
41 貼着ドラム
42 赤外線ヒータ
50 ラベル受渡ユニット
51 受渡ドラム
60 ボトル搬送ユニット
61 ボトル供給部
62 スクリューコンベア
63 スターホイール
64 ボトルガイド
65 ボトル排出部
70 回収ユニット
71 巻取リール
72 送出ローラ
GP ガイドプレート
L 感熱ラベル
M ラベル形成材
MA 感熱接着剤層
MC 切目
MM 基材
MP 印刷層
R ラベル形成材ロール

Claims (1)

  1. 基材の裏面側に感熱接着剤層が形成された長尺帯状のラベル形成材を送出するラベル形成材送出ユニットと、
    前記ラベル形成材送出ユニットによって送出された前記ラベル形成材を順次レーザー切断することで、前記感熱接着剤層が繋がった状態で、所定形状の感熱ラベルを切り離すための切目を前記基材に所定ピッチで形成するレーザー切断ユニットと、
    前記レーザー切断ユニットによって、前記基材に前記切目が形成された前記ラベル形成材から前記感熱ラベルを切り離すラベル切離ユニットと、
    前記ラベル切離ユニットによって、前記ラベル形成材から切り離された前記感熱ラベルを被貼着体に貼着するラベル貼着ユニットと、
    前記ラベル切離ユニットによって、前記感熱ラベルが切り離された前記ラベル形成材を回収する回収ユニットとを備えた感熱ラベラー。
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