JP5061266B1 - オゾン水生成装置 - Google Patents
オゾン水生成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5061266B1 JP5061266B1 JP2012142868A JP2012142868A JP5061266B1 JP 5061266 B1 JP5061266 B1 JP 5061266B1 JP 2012142868 A JP2012142868 A JP 2012142868A JP 2012142868 A JP2012142868 A JP 2012142868A JP 5061266 B1 JP5061266 B1 JP 5061266B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exchange resin
- cation exchange
- water
- ozone water
- anion exchange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)
- Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)
- Treatment Of Water By Ion Exchange (AREA)
- Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
Abstract
【解決手段】陽極電極22と陰極電極23との間に陽イオン交換膜21が挟持されてなる触媒電極2を備え、陽極電極22及び陰極電極23に原料水を供給するとともに、陽極電極22と陰極電極23との間に直流電圧を印加することによってオゾン水を生成するオゾン水生成装置100であって、陽極電極22と陰極電極23のうち少なくとも陽極電極22の上流側に、陽イオン交換樹脂32と、陰イオン交換樹脂33とが設けられ、陽イオン交換樹脂32の量が、陰イオン交換樹脂33の量よりも多く、陽極電極22と陰極電極23のうち少なくとも陽極電極22に、陽イオン交換樹脂32及び陰イオン交換樹脂33内を通過後の水道水を原料水として供給する。
【選択図】図1
Description
このような直接電解法は、具体的には、ケーシング内を固形電解質膜によって陽極室と陰極室とに仕切り、陽極室側の固形電解室膜面に陽極電極を、陰極室側の固形電解質膜面に陰極電極をそれぞれ圧接して設けた装置を使用して、陽極室及び陰極室に水を供給するとともに陽極電極と陰極電極との間に直流電圧を印加することによってオゾン水を生成している。
そこで、原料水である水道水を、陽イオン交換樹脂及び陰イオン交換樹脂の両方を備えた軟水器に通して、カルシウム、マグネシウム及びシリカ等を予め除去して精製水とし、この精製水を陽極及び陰極にそれぞれ供給して、直流電圧を印加することによりオゾン水を生成する技術が知られている。ここで、通常、陽イオン交換樹脂と陰イオン交換樹脂とは、その体積比率が1:1もしくは、1:2とし、陰イオン交換樹脂の割合を多くしている。
しかしながら、このような精製水は、陽イオン交換膜にカルシウム、マグネシウムやシリカが付着・固化しにくいため、陽イオン交換膜の寿命を延ばすことができるものの、一般的に、精製水は、導電率が5μS/cm以下であり、導電率が低い。そのため、電気分解が困難であり、高濃度のオゾン水を生成することができず、また、オゾン水生成効率が悪いという問題がある。
しかしながら、特許文献1の場合、陽極側に供給する原料水は、陽イオン交換樹脂のみしか通過させていないので、シリカが全く除去されずに原料水中に含まれてしまう。そのため、シリカが陽イオン交換膜に付着・固化して、陽イオン交換膜の性能を劣化させ、寿命が短くなるとともに、オゾン水生成効率も良くない。
前記陽極電極及び前記陰極電極に原料水を供給するとともに、前記陽極電極と前記陰極電極との間に直流電圧を印加することによってオゾン水を生成するオゾン水生成装置であって、
前記陽極電極と前記陰極電極のうち少なくとも前記陽極電極の上流側に、陽イオン交換樹脂と、陰イオン交換樹脂とが設けられ、
前記陽イオン交換樹脂の量が、前記陰イオン交換樹脂の量よりも多く、
前記陽極電極と前記陰極電極のうち少なくとも前記陽極電極に、前記陽イオン交換樹脂及び前記陰イオン交換樹脂内を通過後の水道水を原料水として供給することを特徴とするオゾン水生成装置が提供される。
前記陰イオン交換樹脂が、OH型またはCl型の陰イオン交換樹脂であることを特徴とする請求項1又は2に記載のオゾン水生成装置が提供される。
なお、本願において、「〜」は、その前後に記載される数値を下限値及び上限値として含む意味で使用する。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態のオゾン水生成装置の概略を模式的に示した縦断面図である。
オゾン水生成装置100は、原料水が供給されるケーシング1内に触媒電極2を配置して構成したものである。そして、触媒電極2に直流電圧を印加することによって陽極電極22側にオゾン気泡を発生させて、そのオゾン気泡を水に溶解させることによりオゾン水を生成する装置である。
本発明では、陽極電極22と陰極電極23のうち、少なくとも陽極電極22側に供給する原料水として、水道水から軟水処理して得られた軟水を使用する。
なお、第1の実施形態では、陽極電極22と陰極電極23の両方に供給する原料水として軟水を使用した場合について説明する。
2つの供給流路11a,11bの間のケーシング1の内壁面には、後述する陽イオン交換膜21の下端部が挿入される挿入孔14が形成され、2つの排出流路12a,12bの間のケーシング1の内壁面にも、陽イオン交換膜21の上端部が挿入される挿入孔13が形成されている。
ケーシング1内には、供給流路11a,11bから原料水(軟水)が供給され、供給流路11a,11bから排出流路12a,12bへと水流が発生している。
軟水器3は、水が通過可能な容器31と、容器31内に充填された陽イオン交換樹脂32及び陰イオン交換樹脂33と、これら陽イオン交換樹脂32及び陰イオン交換樹脂33の間の仕切り34と、を備えている。
本発明において、陽イオン交換樹脂32の量は、陰イオン交換樹脂33の量よりも多くなるように容器31内に充填されている。陽イオン交換樹脂32の量を陰イオン交換樹脂33の量よりも多くすることによって、水道水中のカルシウム(Ca)やマグネシウム(Mg)を確実に除去して、シリカをある程度残す(完全に除去しない)ことにより、導電率を上げることができる。その結果、電気分解に優れ、オゾン水生成効率を向上させることができる。
具体的には、陽イオン交換樹脂32と陰イオン交換樹脂33は、その体積比率が2:1〜9:1の割合で容器31内に充填されていることが好ましく、特に、5:1〜9:1の範囲であることが好ましい。
陽イオン交換樹脂と陰イオン交換樹脂の体積比率を、2:1以上の割合で充填することによって、より電気分解が促進され、極めて高濃度のオゾン水を生成することができるとともに、オゾン水生成効率に非常に優れる。
陰イオン交換樹脂33としては、シリカ(SiO2)や塩素(C等の陰イオンを捕捉することができるOH型またはCl型の強塩基性陰イオン交換樹脂を使用することができる。
陰イオン交換樹脂33を通過した水道水は、シリカ及び陰イオンがOHイオンやClイオンに交換されて、pHが10〜12程度となる。
本発明では、特にI型の強塩基性陰イオン交換樹脂を使用することが、高濃度及び高効率でオゾン水を生成することができる点で好ましい。
上記陰イオン交換樹脂33を通過し、さらに、陽イオン交換樹脂32を通過した水道水は、Caイオン及びMgイオンがHイオンやNaイオンに交換されて、pHが小さくなる。
本発明では、特にH型の陽イオン交換樹脂を使用することが、強酸性の軟水(pHが3〜5程度)にすることができ、高濃度及び高効率でオゾン水を生成することができる点で好ましい。なお、図1では、H型の陽イオン交換樹脂を使用した場合を示している。
また、酸性雰囲気では、CaやMgは陽イオン交換膜21の表面などに析出・固化しにくくなるので、CaやMgが原料水中に残っていたとしても、陽イオン交換膜21の表面に析出・固化しにくくなる。
このような仕切り34を設けることで、陰イオン交換樹脂33が陽イオン交換樹脂32側に移動することを確実に防止することができる。
なお、水道栓4や小型ポンプと軟水器3との間に、例えば、活性炭フィルター5等を設けて、水道水中のゴミや塩素といった不純物を除去するようにしても良い。
陽イオン交換膜21は、上端部が挿入孔13に嵌め込まれ、下端部が挿入孔14に嵌め込まれて固定されている。さらに、ケーシング1の内壁面のうち陽極電極22側を向く面には凹部が形成されて、この凹部内に陽極電極22を保持する保持板15が取り付けられて、陽極電極22が保持板15に保持されている。同様に、ケーシング1の内壁面のうち陰極電極23側を向く面にも凹部が形成されて、この凹部内に陰極電極23を保持する保持板16が取り付けられ、陰極電極23が保持板16に保持されている。
このように、ケーシング1内に陽イオン交換膜21と、陽極電極22及び陰極電極23とを配置することにより、陽イオン交換膜21によって陽極電極22側と陰極電極23側が分離され、陽イオン交換膜21の外周をケーシング1に固定でき、原料水、オゾン水並びに陰極水などが外部に漏れないように密閉されている。また、保持板15,16によって陽極電極22及び陰極電極23が陽イオン交換膜21側に適度に圧接されている。そして、供給流路11a,11bから供給された原料水がそれぞれ陽極電極22と陰極電極23に連続的に接触するようになっている。
また、陽極電極22と陰極電極23との間には、電源装置(図示しない)の出力端24が電気的に連結され、直流電圧が印加されるように構成されている。すなわち、陽極電極22及び陰極電極23は、各電極22,23に導線を介して電源装置に連結されている。印加する直流電圧は、例えば6〜15ボルトが好ましい。
ダイヤモンド成膜は、例えば、プラズマCVD法や熱フェラメントCVD法によって成膜することができる。
ダイヤモンド成膜は、上述と同様にプラズマCVD法や熱フェラメントCVD法によって成膜することができる。
また、陰極電極23も陽極電極22と同様にグレーチング状とすることが好ましく、特に、陰極電極部23は陽極電極22よりも目の粗さが粗くなるように形成されていることが好ましい。
以上の陽イオン交換膜21、陽極電極22及び陰極電極23は平板状に形成されて触媒電極2とされている。触媒電極2はケーシング1内の保持板15,16で圧接保持されている。
まず、水道水を軟水器3に通過させる。ここで、陰イオン交換樹脂33によって水道水中のSiO2や陰イオンが除去され、その後、陽イオンン交換樹脂32によってCa及びMgイオンが除去される。これによって水道水が軟水化されて、得られた軟水が、陽極電極22側及び陰極電極23側の供給流路11a,11bにそれぞれ供給される。
供給された軟水は、陽極電極22及び陰極電極23の各面に連続接触され、このとき同時に電源装置を駆動させることによって陽極電極22及び陰極電極23の間に所定の電圧を印加する。
この通電により、軟水が電気分解されて、陽極電極22側の軟水中の水素が陽極電極22側から陽イオン交換膜21中を通過して陰極電極23側へと加速して移動する。その結果、陽極電極22側にはオゾン気泡が発生し、陰極電極23側には水素気泡が発生する。
また、このとき軟水中には、CaやMgが含有されていないので、陽イオン交換膜21に付着・固化することがない。また、たとえ残っていたとしても、軟水は強酸性であるので、付着や固化が抑制される。一方、軟水中にイオン成分がある程度、含有されていることから、導電率が高く、電気分解され易いので、オゾン気泡の発生が促進される。
このようにしてオゾン水が生成されると、オゾン水は排出流路12aへと排出されてオゾン水貯留タンク等に貯留される。
一方、陰極電極23側においては、水素気泡が発生し、排出流路12bから陰極水として排出される。
すなわち、本発明では、水道水中のCaやMgは、多量の陽イオン交換樹脂32によって確実に捕捉され、水道水中のSiO2は、陰イオン交換樹脂33によって、ある程度、捕捉されることになる。そのため、水道水中に少し残留するSiO2によって、導電率が高くなり、このような水道水を陽極電極22及び陰極電極23に原料水として供給することによって、電気分解が促進され、高濃度のオゾン水を生成することができるとともに、オゾン水生成効率を向上させることができる。
図2は、第2の実施形態のオゾン水生成装置の概略を模式的に示した縦断面図である。
図2に示すように、第2の実施形態では、陽イオン交換樹脂32が2箇所に設けられている場合で、上流側から順に陽イオン交換樹脂32、陰イオン交換樹脂33及び陽イオン交換樹脂32の順に配置されている。また、陽イオン交換樹脂32と陰イオン交換樹脂33との間には、それぞれ仕切り34が設けられている。
この場合においても、全ての陽イオン交換樹脂32の合計量が、陰イオン交換樹脂33の量に比べて多くなっており、体積比率が上述の通り2:1〜9:1の割合で容器31内に充填されていることが好ましい。
その他の構成は、第1の実施形態と同様のため、同様の構成部分については、同様の符号を付してその説明を省略する。
図3は、第3の実施形態のオゾン水生成装置の概略を模式的に示した縦断面図である。
図3に示すように、第3の実施形態では、陽イオン交換樹脂32が2箇所に設けられている場合で、上流側から順に、陰イオン交換樹脂33及び2つの陽イオン交換樹脂32の順に配置されている。さらに、第2の実施形態とは異なり、2つの陽イオン交換樹脂32と、陰イオン交換樹脂33とが、それぞれ個別の容器31内に充填されている。
その他の構成は、第1の実施形態と同様のため、同様の構成部分については、同様の符号を付してその説明を省略する。
また、各イオン交換樹脂32,33は、個別の容器31内に充填されているので、陽イオン交換樹脂32と陰イオン交換樹脂33とが混ざり合うことを確実に防止することができる。
図4は、第4の実施形態のオゾン水生成装置の概略を模式的に示した縦断面図である。
図4に示すように、第4の実施形態では、陽極電極22側のみに、水道水から軟水化した軟水を原料水として供給し、陰極電極23側には、食塩水を原料水として供給する場合である。
この場合、陽極電極22及び陰極電極23として、白金又はその被覆金属を使用することが好ましく、特にチタンに白金を被覆した金属を使用すると製造コストを安価に抑えることができる点で好ましい。
その他の構成は、第1の実施形態と同様のため、同様の構成部分については、同様の符号を付してその説明を省略する。
下記の実施例1〜12に示すオゾン水生成装置を使用して、水道水からオゾン水を生成した。水道水の流量は、0.5L/minであり、水温は、20℃〜24℃とした。
<実施例1>
図1に示すオゾン水生成装置において、軟水器を備えていないオゾン水生成装置を使用し、水道水を陽極電極側及び陰極電極側にそのまま供給した。
図1に示すオゾン水生成装置において、軟水器の容器内にOH型の陰イオン交換樹脂のみ充填したオゾン水生成装置を使用した。
図1に示すオゾン水生成装置において、軟水器の容器内にH型の陽イオン交換樹脂のみ充填したオゾン水生成装置を使用した。
図1に示すオゾン水生成装置において、軟水器の容器内にNa型の陽イオン交換樹脂のみ充填したオゾン水生成装置を使用した。
図1に示すオゾン水生成装置において、軟水器の容器内の上流側にH型の陽イオン交換樹脂を充填し、下流側にOH型の陰イオン交換樹脂を充填した。陽イオン交換樹脂と陰イオン交換樹脂との体積比は、1:1とした。
図1に示すオゾン水生成装置において、軟水器の容器内の上流側にH型の陽イオン交換樹脂を充填し、下流側にOH型の陰イオン交換樹脂を充填した。陽イオン交換樹脂と陰イオン交換樹脂との体積比は、2:1とした。
図1に示すオゾン水生成装置において、軟水器の容器内の上流側にOH型の陰イオン交換樹脂を充填し、下流側にH型の陽イオン交換樹脂を充填した。陽イオン交換樹脂と陰イオン交換樹脂との体積比は、1:1とした。
図1に示すオゾン水生成装置において、軟水器の容器内の上流側にOH型の陰イオン交換樹脂を充填し、下流側にH型の陽イオン交換樹脂を充填した。陽イオン交換樹脂と陰イオン交換樹脂との体積比は、9:1とした。
図1に示すオゾン水生成装置において、軟水器の容器内の上流側にOH型の陰イオン交換樹脂を充填し、下流側にH型の陽イオン交換樹脂を充填した。陽イオン交換樹脂と陰イオン交換樹脂との体積比は、2:1とした。
図1に示すオゾン水生成装置において、軟水器の容器内の上流側にOH型の陰イオン交換樹脂を充填し、下流側にNa型の陽イオン交換樹脂を充填した。陽イオン交換樹脂と陰イオン交換樹脂との体積比は、1:1とした。
図1に示すオゾン水生成装置において、軟水器の容器内の上流側にNa型の陽イオン交換樹脂を充填し、下流側にOH型の陰イオン交換樹脂を充填した。陽イオン交換樹脂と陰イオン交換樹脂との体積比は、2:1とした。
図1に示すオゾン水生成装置において、軟水器の容器内の上流側にOH型の陰イオン交換樹脂を充填し、下流側にNa型の陽イオン交換樹脂を充填した。陽イオン交換樹脂と陰イオン交換樹脂との体積比は、2:1とした。
≪pH≫
上記実施例において、軟水器を通過後で、陽極電極及び陰極電極に供給する前の原料水のpHを測定した。測定結果を表1に示した。
上記実施例において、軟水器を通過後で、陽極電極及び陰極電極に供給する前の原料水
の導電率を堀場製作所社製F−55によって測定した。
上記実施例で生成したオゾン水の濃度を、よう素滴定法によって測定した。
上記実施例で生成したオゾン水の温度を測定した。
上記実施例で生成したオゾン水中のCa濃度を、共立理化学研究所社製パックテストによって測定した。
上記実施例で生成したオゾン水中のSiO2濃度を、共立理化学研究所社製デジタルパックテストによって測定した。
なお、Na型の陽イオン交換樹脂を使用した実施例11及び12は、オゾン水濃度減衰が実施例6、11及び12よりも極端に早かった。
21 陽イオン交換膜
22 陽極電極
23 陰極電極
31 容器
32 陽イオン交換樹脂
33 陰イオン交換樹脂
34 仕切り
100 オゾン水生成装置
Claims (5)
- 陽極電極と陰極電極との間に陽イオン交換膜が挟持されてなる触媒電極を備え、
前記陽極電極及び前記陰極電極に原料水を供給するとともに、前記陽極電極と前記陰極電極との間に直流電圧を印加することによってオゾン水を生成するオゾン水生成装置であって、
前記陽極電極と前記陰極電極のうち少なくとも前記陽極電極の上流側に、陽イオン交換樹脂と、陰イオン交換樹脂とが設けられ、
前記陽イオン交換樹脂の量が、前記陰イオン交換樹脂の量よりも多く、
前記陽極電極と前記陰極電極のうち少なくとも前記陽極電極に、前記陽イオン交換樹脂及び前記陰イオン交換樹脂内を通過後の水道水を原料水として供給することを特徴とするオゾン水生成装置。 - 前記陽イオン交換樹脂と前記陰イオン交換樹脂の体積比率が、2:1以上であることを特徴とする請求項1に記載のオゾン水生成装置。
- 前記陽イオン交換樹脂が、H型の陽イオン交換樹脂であり、
前記陰イオン交換樹脂が、OH型またはCl型の陰イオン交換樹脂であることを特徴とする請求項1又は2に記載のオゾン水生成装置。 - 前記陽イオン交換及び前記陰イオン交換樹脂のうち、少なくとも一方は複数個所に設けられており、
これら陽イオン交換樹脂及び陰イオン交換樹脂のうち、最も下流側には、前記陽イオン交換樹脂が配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のオゾン水生成装置。 - 前記陽イオン交換樹脂と、前記陰イオン交換樹脂とは、同一の容器内に充填され、
前記容器内で、前記陽イオン交換樹脂と前記陰イオン交換樹脂との間には、前記水道水が通過可能な仕切りが設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のオゾン水生成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012142868A JP5061266B1 (ja) | 2012-06-26 | 2012-06-26 | オゾン水生成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012142868A JP5061266B1 (ja) | 2012-06-26 | 2012-06-26 | オゾン水生成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP5061266B1 true JP5061266B1 (ja) | 2012-10-31 |
JP2014004547A JP2014004547A (ja) | 2014-01-16 |
Family
ID=47189595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012142868A Expired - Fee Related JP5061266B1 (ja) | 2012-06-26 | 2012-06-26 | オゾン水生成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5061266B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111306643A (zh) * | 2020-03-27 | 2020-06-19 | 广州市德百顺电气科技有限公司 | 一种内置臭氧水超声波雾化装置的空调 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102014203372A1 (de) * | 2014-02-25 | 2015-08-27 | Condias Gmbh | Elektrodenanordnung für eine elektrochemische Behandlung einer Flüssigkeit |
JP5791841B1 (ja) * | 2015-04-17 | 2015-10-07 | 日科ミクロン株式会社 | オゾン水製造装置 |
WO2022114142A1 (ja) * | 2020-11-27 | 2022-06-02 | 水青工業株式会社 | オゾン水の製造方法およびオゾン水の製造装置 |
Citations (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0568975A (ja) * | 1991-09-18 | 1993-03-23 | Eagle Ind Co Ltd | 電解式浄水器 |
JPH05138172A (ja) * | 1991-11-25 | 1993-06-01 | Eagle Ind Co Ltd | 電解式浄水器 |
JPH0731979A (ja) * | 1993-07-21 | 1995-02-03 | Asahi Glass Eng Kk | アルカリ性水及び酸性水を製造する方法 |
JPH08134678A (ja) * | 1994-11-11 | 1996-05-28 | V M C:Kk | オゾン水製造装置 |
JPH0910769A (ja) * | 1995-06-27 | 1997-01-14 | Tookemi:Kk | 電解イオン水の製造方法 |
JPH09155350A (ja) * | 1995-12-13 | 1997-06-17 | Tookemi:Kk | 電解イオン水の製造方法 |
JPH10251883A (ja) * | 1997-03-11 | 1998-09-22 | V M C:Kk | オゾン水製造方法およびオゾン水製造装置 |
JPH11290877A (ja) * | 1998-04-10 | 1999-10-26 | Matsushita Refrig Co Ltd | 貯水槽の汚濁防止装置 |
JP2001104995A (ja) * | 1999-10-07 | 2001-04-17 | Teeiku Wan Sogo Jimusho:Kk | 電解法によりオゾンを生成する方法、電解式オゾン生成装置、オゾン水製造装置 |
JP2002020211A (ja) * | 2000-06-30 | 2002-01-23 | Shinko Plant Kensetsu Kk | 植物の病害防除方法及び装置 |
JP2004089995A (ja) * | 2002-08-09 | 2004-03-25 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 被電解水または被電解水用原水の調製方法および調製装置 |
JP2010155227A (ja) * | 2009-01-05 | 2010-07-15 | Nikka Micron Kk | オゾン水生成装置 |
-
2012
- 2012-06-26 JP JP2012142868A patent/JP5061266B1/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0568975A (ja) * | 1991-09-18 | 1993-03-23 | Eagle Ind Co Ltd | 電解式浄水器 |
JPH05138172A (ja) * | 1991-11-25 | 1993-06-01 | Eagle Ind Co Ltd | 電解式浄水器 |
JPH0731979A (ja) * | 1993-07-21 | 1995-02-03 | Asahi Glass Eng Kk | アルカリ性水及び酸性水を製造する方法 |
JPH08134678A (ja) * | 1994-11-11 | 1996-05-28 | V M C:Kk | オゾン水製造装置 |
JPH0910769A (ja) * | 1995-06-27 | 1997-01-14 | Tookemi:Kk | 電解イオン水の製造方法 |
JPH09155350A (ja) * | 1995-12-13 | 1997-06-17 | Tookemi:Kk | 電解イオン水の製造方法 |
JPH10251883A (ja) * | 1997-03-11 | 1998-09-22 | V M C:Kk | オゾン水製造方法およびオゾン水製造装置 |
JPH11290877A (ja) * | 1998-04-10 | 1999-10-26 | Matsushita Refrig Co Ltd | 貯水槽の汚濁防止装置 |
JP2001104995A (ja) * | 1999-10-07 | 2001-04-17 | Teeiku Wan Sogo Jimusho:Kk | 電解法によりオゾンを生成する方法、電解式オゾン生成装置、オゾン水製造装置 |
JP2002020211A (ja) * | 2000-06-30 | 2002-01-23 | Shinko Plant Kensetsu Kk | 植物の病害防除方法及び装置 |
JP2004089995A (ja) * | 2002-08-09 | 2004-03-25 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 被電解水または被電解水用原水の調製方法および調製装置 |
JP2010155227A (ja) * | 2009-01-05 | 2010-07-15 | Nikka Micron Kk | オゾン水生成装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111306643A (zh) * | 2020-03-27 | 2020-06-19 | 广州市德百顺电气科技有限公司 | 一种内置臭氧水超声波雾化装置的空调 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014004547A (ja) | 2014-01-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2245693B1 (en) | Device and method for performing a reverse electrodialysis process | |
KR102480938B1 (ko) | 전해수를 전기 화학으로 생성하는 방법 | |
JP5061266B1 (ja) | オゾン水生成装置 | |
JP2014069122A (ja) | 脱塩方法、脱塩装置及びバイポーラ膜 | |
JP4751994B1 (ja) | 有隔膜電解槽及び無隔膜電解槽を有する電解水製造装置 | |
JP5868421B2 (ja) | 電気脱イオン化装置 | |
JP5282201B2 (ja) | 電気分解水生成器 | |
TWI517896B (zh) | 電氣式去離子水製造裝置 | |
JP2009052105A (ja) | オゾン水生成装置 | |
JP2015086454A (ja) | 差圧式高圧水電解装置 | |
JP5145305B2 (ja) | 電気式脱イオン水製造装置 | |
JP2016168542A (ja) | 電解水生成装置および電解水生成方法 | |
US7452451B2 (en) | Electrode plate and electrolysis apparatus for electrolyis, electrode plate unit, and method for electrolyzing compound comprising hydrogen | |
JP2010155227A (ja) | オゾン水生成装置 | |
JP2012007206A (ja) | 電解槽 | |
RU153346U1 (ru) | Электролитическая установка для получения газообразной смеси водорода и кислорода | |
JP2005219011A (ja) | イオン交換樹脂の再生方法 | |
JP2016503343A (ja) | 電気透析によって水溶液の脱塩を行う方法、および装置 | |
JP2011121027A (ja) | 電気式脱イオン水製造装置 | |
JP6132234B2 (ja) | 電解水生成装置 | |
JP6444939B2 (ja) | 軟水化装置及びイオン交換樹脂の再生方法 | |
JP5415966B2 (ja) | 電気式脱イオン水製造装置および脱イオン水製造方法 | |
KR100414880B1 (ko) | 전기분해를 이용한 산소 및 수소 발생장치 | |
JP2013255899A (ja) | オゾン水生成装置のリフレッシュ洗浄方法 | |
JP5661930B2 (ja) | 電気式脱イオン水製造装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20120725 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120731 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120806 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150810 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5061266 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |