JP5060199B2 - リクライニング装置 - Google Patents

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本発明は、シートバックの傾斜角を調整する自動車用シートのリクライニング装置に関する。更に詳しくは、ベースプレートとギヤプレートの間に介装され、ギヤプレートの内歯と噛み合わされる外歯を有するロックギヤと、ベースプレートに形成されたガイド突起とによってシートバックの角度を固定するようにしたリクライニング装置におけるガイド突起に関するものである。
従来のリクライニング装置としては、ラウンドリクライニング装置とも称される、例えば特許文献1に記載されたものがある。ラウンドリクライニング装置は、略円盤状のベースプレート(前記文献ではベースアームという)と、そのベースプレートに対向して回動可能に組み付けられるギヤプレート(同文献ではラチェットという)を備え、両者の間には、リクライニングのロック、アンロック機構が介装されている。このとき、ギヤプレートの対向面には、前記回動中心を中心とする略円形の凹部が形成され、該凹部内周面には内歯が刻設されている。一方前記ベースプレート側の対向面には、前記ギヤプレート側を向いたガイド突起が形成され、該ガイド突起のガイド面に挟まれて、ロックギヤ(同文献ではポールという)が前記回動の中心軸と直交する方向に摺動案内されている。前記ロックギヤの外歯を前記ギヤプレートの所望の内歯に噛み合わせることにより、シートバックの角度を調整するようにしている。
また、前記ベースプレート上の前記ギヤプレートの凹部との対向面に凹部を形成し、該凹部の底面から前記ガイド面を立ち上がらせるとともに、前記ガイド突起先端を前記ギヤプレートの凹部空間内まで突き出させ、該凹部空間内への突出部分には、前記ガイド面は形成せず、代わりに、前記ガイド突起の先端に行くほど開口幅がV字状に広がるように、前記ガイド面と連続して、傾斜面を形成している。
前記文献は、リクライニング装置において、ロックギヤの幅とガイド突起のガイド面間の間隔との差、すなわちロックギヤとガイド突起の間のクリアランスの問題について、従来の方法における寸法管理の厳格さを緩和し、製造コストを下げるという目的で提案されたものである。
この提案によれば、V字状に広がる傾斜面を設けたことにより、ガイド突起の開口部を成形するプレス型の根本部には、楔状台形部が存在することになり、ガイド面間の間隔の精度出しが容易になる。また傾斜面を設けたことで、ガイド面に加工硬化が生じ、ガイド面の強度アップを図れる。或いはV字状に広がる傾斜面の存在により、ガイド突起のガイド面間にロックギヤを速やかに挿入でき、作業時間が短くなり、これらの点からも製造コストを低減できるとのことである。
確かに、前記提案によれば上記優れた効果を発現するものと思われる。一方で、前記文献の[図11]には実施形態例中の主要部を概略分解した斜視図が示されているが、該図に示されているガイド突起105〜108(特にガイド突起105)に着目すると、図面におけるロックギヤ(ポール140)との摺動面の端面形状が単純な長方形ではなく、長方形の一隅から四角形を切除した異形状であることが判る。この部分について本願明細書に図7として拡大した図面を示す。
前記図7のCで示す部分より上部には、ガイド突起の端面が存在しないが、このような異形部分を正確に加工することは困難を伴う。また、一般にベースプレートの製造は、プレス機による塑性変形加工が採用されるところ、このような形状で製造すると、C部に膨らみが発生して、摺動面を高精度に形成することが困難となる場合があった。又、C部にのみ圧縮応力が集中し、変形不足が生じるおそれもあり、改良の余地を残すものであった。
特開2002−282078号公報
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、ベースプレートのガイド突起の強度向上と、加工精度のより優れた形状を有するリクライニング装置を提供することを目的とする。
本発明は、リクライニング装置に関する。本発明のリクライニング装置は、シートクッション又はシートバックの何れか一方に固定されるベースプレートと、シートクッション又はシートバックの他方に固定され、ベースプレートに対向して回動可能に組み付けられる、内歯を有するギヤプレートと、ベースプレートとギヤプレートの間に介装され、ベースプレートに形成された一対のガイド突起によって案内される摺動可能なロックギヤであって、内歯と噛合可能な外歯を有する少なくとも一つの前記ロックギヤとを有し、ロックギヤの外歯とギヤプレートの内歯を所望の位置で噛み合わせることにより、シートバックの角度を調整することができる。本発明のリクライニング装置のベースプレートは、中央の基部よりも高く形成された内周部がガイド突起の外縁部の一部と連なっており、ベースプレートの内周部とガイド突起の外縁部の端部との間にベースプレートの基部が入り込む逃がし部分が形成されていることを特徴とする。
発明者らは、上記の目的を達成するために鋭意検討した結果、ベースプレートの基部よりも高く形成されている内周部が、ガイド突起の外縁部の一部と連なることで、ガイド突起の強度が向上することを見出した。又、ガイド突起の外縁部とベースプレートの内周部との境界付近は、従来膨らみが発生しやすく、摺動面を精度高く形成することが困難であったが、外縁部と内周部の境界をベースプレートの基部に入り込ませることで、この境界を摺動面よりも奥に位置させることが可能となり、摺動面を充分精度高く形成できることを見出した。これらの知見に基づいて、摺動面の加工時に発生する圧縮応力(加工応力)を低減し、ベースプレート全体の耐久性と加工精度の向上を実現することが可能となった。
更に本発明のリクライニング装置のベースプレートは、ガイド突起がロックギアと摺接する摺動面を備えており、摺動面にガイド突起の外縁部が連なっており、摺動面と外縁部の交わる角部の壁面が所定の半径で面取りされている。又、逃がし部分の最奥部の壁面の形状が角部の壁面と同一の半径の曲面に形成されており、逃がし部分の最奥部の壁面とガイド突起の外縁部の壁面が、直角に交わることを特徴とする。
ガイド突起の角部と、逃がし部分の最奥部の壁部の形状を曲面で構成することによって、これらの部分の応力集中を緩和することが可能となる。又、角部と逃がし部分の壁部を同一の径とすることで、この部分を一層容易に加工することが可能となっており、ガイド突起を含むベースプレートの製造工程の簡素化と加工精度の向上とが同時に可能となる。
本発明のリクライニング装置は、ベースプレートの一段高く形成された内周部とベースプレートに形成されるガイド突起の外縁部の一部とが連なっており、ガイド部材としての強度と耐久性が向上している。
本発明のリクライニング装置は、ガイド突起の外縁部の端部とベースプレートの内周部との間に、ベースプレートの基部が入り込む逃がし部分を設けたことによって、応力集中が発生しやすく膨らみ等の発生しやすいガイド突起とベースプレートの内周部との境界を、摺動面から遠ざけて形成することが可能となる。このような構成によって、残留応力が大きく、且つ加工精度を高めることが困難であった箇所が、他の構成部品との接触が少ない部分に配置されることとなり、ベースプレート全体としての耐久性が向上している。
本発明によって、高精度な形状を有するガイド突起を備えたベースプレートを、容易に製造することが可能となる。この結果、加工精度が向上したリクライニング装置が従来よりも安価に提供される。
本発明の一実施形態に係るリクライニング装置について、図1〜図6を参照して説明する。
図1は、本発明に係るリクライニング装置のラウンドリクライニングユニットを一部破断して示す平面図である。本発明のラウンドリクライニングユニットは、ベースプレート1と、ギヤプレート2とを備えている。ベースプレート1とギヤプレート2は、互いに回転可能な状態で周端部がブラケット3によりかしめられている。ベースプレート1とギヤプレート2との間の空隙には、2枚の外歯を有するロックギヤ5,6と、カム部材としての中央のカム7と、付勢部材としての2つの渦巻きばね8と、レバー板9等のロック、アンロックのための部材が配置されている。
図2は、本発明に係るラウンドリクライニングユニットの断面図である。図2に示すように、ベースプレート1とギヤプレート2には、中央に貫通穴が設けられている。貫通穴には、センターシャフト10が挿入されており、センターシャフト10を回転させることにより、渦巻きばね8の付勢力に抗する方向に、カム7を回転させることができる。カム7はレバー板9と一体で回転する。レバー板9はロックを解除することができる。同時にカム7は、ロックギヤ5,6を移動させて、その外歯をギヤプレート2の内歯から外すことができる。これによってギヤプレート2のロックが解除されて、ユーザがシートを動かして好ましい角度に調整することができる。
ロックギヤ5を移動させてその外歯をギヤプレート2の内歯から外す場合、ロックギヤ5は、ベースプレート1の一対のガイド突起11,12の摺動面11a,12aに案内されて、ベースプレート1の内側に向かう方向に摺動する。ギヤプレート2の外歯にロックギヤ5の外歯を再度嵌め合わせる場合、ロックギヤ5は、ベースプレート1の一対のガイド突起11,12の摺動面11a,12aに案内されて、ベースプレート1の円周に向かう方向に摺動する。同様に、ロックギヤ6の摺動は、ガイド突起13,14のそれぞれの摺動面13a、14aよって案内される。
図3は、ベースプレート1の上面図であって、図4は図3のB−B断面図である。図3,4を用いて、ベースプレート1の形状と、ロックギヤ5,6の摺動を規制するためにベースプレート1上に設けられているガイド突起11〜14の形状を説明する。以下、本実施形態のベースプレート1においては、ガイド突起11〜14が設けられている面を上面と称し、この反対側の面を下面と称する。又、ベースプレート1の高さの基準となる部分であって、ベースプレート1の中で最も広い面積を占める部分を、基部18と称する。
図3に示されるように、本実施形態のベースプレート1は、円盤状である。ベースプレート1には、基部18から裏面に向かって突出する円形凹部15,16,25,26が設けられている。円形凹部15,16,25,26は、ベースプレート1が図示されないシートクッションフレーム又はシートバックフレームに、移動も回転も規制された状態で固定されるために用いられる。ベースプレート1の内周部17は、基部18よりも高くなるよう、上面から突出して形成されている。内周部17の更に外側は、ブラケット3によってかしめられるかしめ部19が、内周部17よりも更に高くなるように均一な幅で形成されている。ガイド突起11〜14を含めて、ベースプレート1に設けられているそれぞれの突出部は、全てプレス加工によって形成されている。
ガイド突起11〜14は、ベースプレート1の基部に対してほぼ垂直に突出しており、各々が略四分円の断面形状を有している。ガイド突起11の側面は、平面の摺動面11aと曲面の外縁部11bを備えている。ガイド突起12は、平面である摺動面12aと曲面の外縁部12bを備えている。ガイド突起11とガイド突起12は、各々の摺動面11a、12aが平行になるように一対をなしており、ロックギヤ5の摺動を案内する。ガイド突起12の形状は、ガイド突起11の形状と必ずしも一致している必要はなく、円形凹部15,16と干渉しないように、適宜変形することが可能である。
ガイド突起13の側面は、平面の摺動面13aと曲面の外縁部13bを備えている。ガイド突起14は、平面である摺動面14aと曲面の外縁部14bを備えている。ガイド突起14と、ガイド突起13の形状は必ずしも一致している必要はなく、円形凹部15,16と干渉しないように、適宜変形することが可能である。ガイド突起13とガイド突起14とは、各々の摺動面13a、14aが平行になるように一対をなしており、ロックギヤ6の摺動を案内する。
ここで、一対をなすガイド突起11,12と、他の対をなすガイド突起13,14は、必ずしも点対称あるいは線対称に配置される必要はなく、ギヤプレート2の内歯にロックギヤ5,6の各々の外歯を噛み合わせる角度によって、配置を決定することができる。
図5に、図3のベースプレート1のX−X断面で切り取ったガイド突起11とその周辺部分の拡大図を示し、ガイド突起11の構成を説明する。ガイド突起12〜14とその周辺部分の構成は、ガイド突起11の構成と実質的に同一である。ベースプレート1の内周部17は、ガイド突起11の外側で幅が広く形成されており、ガイド突起11の外縁部11bの中央部に連なっている。内周部17は、ガイド突起11よりも低く、且つ基部18よりも高く形成されている。外縁部11bがベースプレート1の内周部17に直接連なることで、外縁部11bが基部18に連なる場合と比較すると、ガイド突起11の強度と耐久性が向上している。
ガイド突起11の外縁部11bにおいて、摺動面側端部から奥行きuの領域は、基部18が内周部17に進入しており、外縁部11bは基部18に連なっている。外縁部11b付近の基部18と内周部17をこのような構造に成型することによって、ガイド突起11の外縁部11bとベースプレート1の内周部17に挟まれた、奥行きu、幅vの逃がし部分20が基部18によって形成される。奥行きuは、この部分がロックギヤ5と摺接しない確実な距離を保つために、0.1mm以上であることが好ましく、且つガイド突起1の強度を確保するために外縁部11b全体の長さに対して、ほぼ2.0mm以下であることが好ましい。又、幅vについても、同様に0.1以上2.0mm以下であることが好ましい。
逃がし部分20の最良の形態について、図6の上面図を用いて更に詳細に説明する。ガイド突起11の摺動面11aと外縁部11bの交わる角部11cの壁面は、半径Rで面取りされている。逃がし部分20は、このガイド突起11の角部11cとベースプレート1の内周部17に挟まれており、その最奥部の壁面の形状は、角部11cの半径Rと同じ径を有する曲面に形成されている。又、逃がし部分20の壁面と、ガイド突起11の外縁部11bの壁面が交わる角度θは、ほぼ直角になっている。このように所定の半径で面取りすることで、角部11cと逃がし部分20の応力集中を緩和することが可能となる。また、ガイド突起周辺のこれらの形状が同一半径で形成されているため、これらの形状を一層容易に成形することができる。同様に、逃がし部分20の壁面と、ガイド突起11の外縁部11bの壁面が直角に交わる構成とすることは、他の角度で交わるように壁面を形成するよりも容易であり、高い加工精度を得ることができる。その結果、低コストで且つ高精度に形成されたベースプレートを比較的容易に得ることができる。
尚、ガイド突起11の摺動面11aと外縁部11bの交わる角部11cの壁面の面取りの半径と、逃がし部分20の最奥部の壁面の半径とは、その部分の応力集中の程度に応じて、いずれか一方の半径を変更することも可能である。大きな応力が一方に集中する場合には、該当する部分の半径を大きくして、応力を分散させることが可能である。
上記のように、逃がし部分20を設けることによって、摺動面11a〜14aの形状を単純な長方形とすることが可能である。この結果、プレス加工の工程で摺動面11a〜14aを精度高く形成することが可能である。更に、摺動面11a〜14aに隣接する領域である逃がし部分は、図6の従来技術のC点に類する構造を含むものの、この部分についてはロックギアと摺接することがないため、プレス成形時の膨らみといった形状の多少の誤差が許容される。高精度な加工が要求される領域に隣接して、このような誤差が許容される領域が設定されることで、必要な部分の加工精度を維持しつつ、全体としてのプレス加工を一層容易なものとすることができる。この結果、摺動面11a〜14aが精度高く形成されたベースプレート1を、安価で効率よく製造することが可能である。
又、摺動面11a〜14aの周囲の圧縮応力(残留応力)が低減されているため、その後の焼き入れ等の製造工程、及び長期使用時においてもガイド突起11〜14は、クリープ変形や金属疲労を起こすことが無く、充分な強度を保って長期に安定した特性を示す。
以上、実施形態によって本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。例えば、本実施例におけるベースプレートは、2個のロックギヤをガイドするための2対のガイド突起を備えていたが、ロックギヤの数に応じて、ガイド突起の数を自由に増減させることができる。ガイド突起の形状は、略四分円の断面形状を有するものについて詳細な説明を行ったが、1つのベースプレート上に配置されるロックギヤが増えた場合、及び裏面に向かって突出する円形凹部の配置が異なる場合には、それらに応じて、適宜形状の変更が可能である。その他、ベースプレートやギヤプレートの素材や形状は、特許請求の範囲に記載される機能を損なわない範囲で任意に変更することが可能である。
本発明に係るリクライニング装置のラウンドリクライニングユニットを一部破断して示す平面図である。 本発明に係るラウンドリクライニングユニットの断面図である。 本発明に係るベースプレート1の上面図である。 図3のB−B断面図である。 本発明に係るガイド突起11とその周辺部分の拡大斜視図である。 本発明に係るガイド突起11とその周辺部分の上面図である。 従来のラウンドリクライニングユニットのガイド突起とその周辺部分の拡大斜視図である。
符号の説明
1 ベースプレート
2 ギヤプレート
3 ブラケット
5,6 ロックギヤ
7 カム
8 渦巻きばね
9 レバー板
10 センターシャフト10
11,12,13,14 ガイド突起
11a,12a,13a,14a 摺動面
11b、12b、13b、14b 外縁部
15,16,25,26 円形凹部
17 内周部
18 基部
19 かしめ部
20 逃がし部分

Claims (1)

  1. シートクッション又はシートバックの何れか一方に固定されるベースプレートと、
    シートクッション又はシートバックの他方に固定され、前記ベースプレートに対向して回動可能に組み付けられる、内歯を有するギヤプレートと、
    前記ベースプレートと前記ギヤプレートの間に介装され、前記ベースプレートに形成された一対のガイド突起によって案内される摺動可能なロックギヤであって、前記内歯と噛合可能な外歯を有する少なくとも一つの前記ロックギヤと、
    を有し、前記ロックギヤの外歯と、前記ギヤプレートの内歯を所望の位置で噛み合わせることにより、シートバックの角度を調整するようにしたリクライニング装置であって、
    前記ベースプレートは、中央の基部よりも高く形成された内周部が、前記ガイド突起の外縁部の一部と連なっており、
    前記ベースプレートの内周部と、前記ガイド突起の外縁部の端部との間に、前記ベースプレートの基部が入り込む逃がし部分が形成されており、
    前記ベースプレートの前記ガイド突起は、前記ロックギヤと摺接する摺動面を備えており、当該摺動面に前記ガイド突起の外縁部が連なっており、
    前記摺動面と前記外縁部の交わる角部の壁面が所定の半径で面取りされており、
    前記逃がし部分の最奥部の壁面の形状が、前記角部の壁面と同一の半径の曲面に形成されており、
    前記逃がし部分の最奥部の壁面と、前記ガイド突起の外縁部の壁面が直角に交わることを特徴とするリクライニング装置。
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