JP2005137880A - ヘッドレストのロック溝の構造及びロック溝の成形方法並びにヘッドレストポールの製造方法 - Google Patents

ヘッドレストのロック溝の構造及びロック溝の成形方法並びにヘッドレストポールの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ロックが外れにくくなるヘッドレストのロック溝の構造等を提供すること。
【解決手段】 このロック構造は、軸心方向に沿って一列に並ぶように複数のロック溝4を形成した断面円形のヘッドレストポール1と、各ロック溝4のいずれか一つに嵌入可能なロックプレート2とを備え、各ロック溝4は、ヘッドレストポール1の周面40から所定量だけ窪んだ領域内まで円弧状に張り出す底面部41と、この底面部41のヘッドレストポール1の軸心方向における少なくとも片側に、当該底面部41に対して略垂直に形成された側面部42とを有し、ロックプレート2は、ロック溝4の底面部41の形状に対応する円弧状の窪み部21と、ロック溝4の側面部42に対応する平坦部22とを有するように構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ヘッドレストのロック溝の構造及びロック溝の成形方法並びにヘッドレストポールの製造方法に関するものである。
図8は一般的な自動車用シートの構造図であって、(a)はシートの全体を示す斜視図、(b)はそのヘッドレスト部分を示す斜視図である。
一般的な自動車用シートは、図8(a)に示すように、車体に取り付けられるシートクッション501と、シートクッション501に傾倒自在に取り付けられるシートバック502と、シートバック502の上端部に上下動可能に取り付けられるヘッドレスト503とを備えている。ヘッドレスト503は、さらに図8(b)に示すように、クッション部材504と、クッション部材504を支持する逆U字状のヘッドレストポール505とを備え、ヘッドレストポール505の左右両脚部506,507は、シートバック502に設けられたポールガイド508に着脱可能に挿通されている。
上記ヘッドレスト503の左脚部506の外周面には、複数のロック溝509が軸心方向に沿って一列に並ぶように形成されており、ポールガイド508には、ロック溝509の一つに嵌脱可能なロックプレート516(図9参照)が設けられている。そして、ヘッドレストポール505の左脚部506のロック溝509の一つにポールガイド508のロックプレート516が嵌入することにより、ヘッドレスト503を所望高さに保持することができるようになっている。
図9は従来のヘッドレストのロック構造を示す図であって、(a)はヘッドレストポールの製造方法を示す横断面図、(b)はヘッドレストポールとロックプレートとが所定姿勢にあるときを示す縦断面図、(c)はその横断面図、(d)はヘッドレストポールがロックプレートに対して回転したときを示す横断面図である。
ところで、ヘッドレストポール505の素材として中実丸棒を使用し、それを切削加工してロック溝509を形成したのでは、製造コストがかかることから、近年では、図9(a)に示すように、ヘッドレストポール505の素材として断面円形のパイプ材を使用し、それをパンチ511でプレス成形してロック溝509を形成するようになってきた(例えば、特許文献1参照)。
その場合、パンチ511の先端511aの形状は平坦となっているので、ロック溝509は、図9(b)に示すように、平坦な底面部512と、底面部512に対し略垂直に形成された上側面部513とを有するものとなる。なお、同図中の514は、上側面部513につながる円弧部(だれ部)、515は底面部512に対して所定角度で形成された傾斜部であり上下非対称となっているが、最下部のロック溝509のみ上下対称となっている。一方、ロックプレート516は平板状に形成され、かつロック溝509の底面部512に当接するロック部の角部が直角に形成されている。また、上側面部513は、円弧部514と平坦な底面部512との間で、平面視で弓状となっており(ハッチング参照)、その幅は最大幅d1から最小幅0まで大きく変化する。
したがって、図9(c)に示すように、ヘッドレストポール505が所定姿勢で取り付けられると、上記ロック溝509の上側面部513の最大幅d1の部分にロックプレート516が当接して、両者の架かり部分S1の最大幅d1と最大長さL1とで決まる所望の面積が得られるようになる。
特開平15−009992号公報
上記特許文献1のようなヘッドレストポール505では、それ以前の技術に比べて製造工数が低減できるので非常に安価な構成とすることができる。しかしながら、上記特許文献1の場合には、ヘッドレストポール1がロック溝509の形成後に曲げ加工されるので、この曲げ加工に伴う角度誤差が生じやすい。また、ロックプレート516にも製造誤差がある。
そして、このようなヘッドレストポール505の曲げ加工時の角度誤差やロックプレート516の製造誤差に起因して、ヘッドレストポール505が所定姿勢から回転していわゆる外れた姿勢で取り付けられる場合がある。また、衝撃を受けてヘッドレストポール505か回転する方向〔図9(d)の矢印a参照〕に力を受ける場合もある。それらの場合には、図9(d)に示すように、上記ロック溝509の上側面部513の最大幅d1よりも小さい幅の部分である同ロック溝の端部517にロックプレート516が当接し、両者の架かり部分S2の幅d2が最大幅d1に比べて略半分程度にまで減少するとともに、その架かり部分S2の長さL2も最大長さL1に比べて減少する結果、その架かり部分S2の面積が非常に少なくなって、ロックが外れやすくなる。なお、上記曲げ加工をロック溝509のプレス成形前に行っておけば、曲げ加工に伴う角度誤差は減少するものの、曲げ加工後のプレス成形では、パイプ材510の曲がり部が邪魔になって非常に手間がかかるので、製造工数の低減につながりにくい。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、ロックが外れにくくなるヘッドレストのロック溝の構造及びロック溝の成形方法並びにヘッドレストポールの製造方法を提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明にかかるヘッドレストのロック構造は、請求項1の記載のように、軸心方向に沿って一列に並ぶように複数のロック溝が形成された断面円形のヘッドレストポールと、各ロック溝のいずれか一つに嵌入可能なロック部材とを備えたヘッドレストであって、各ロック溝は、ヘッドレストポールの周面から所定量だけ窪んだ領域内で円弧状に張り出す底面部と、この底面部の上記ヘッドレストポールの軸心方向における少なくとも片側に、当該底面部に対して上記領域内で略垂直に形成された側面部とを有するように構成されていることを特徴とするものである。
請求項2記載の発明のように、ヘッドレストポールは、パイプ材を素材として使用し、このパイプ材に上記ロック溝を形成したものであることが好ましい。
請求項3記載の発明のように、ヘッドレストポールは、中実材を素材として使用し、この中実材に上記ロック溝を形成したものであることが好ましい。
請求項4記載の発明のように、各ロック溝の底面部は、ヘッドレストポールの周面の曲率半径よりも大きい曲率半径を有することが好ましい。
請求項5記載の発明のように、各ロック溝は、ヘッドレストポールの略半周に亘り形成されることが好ましい。
請求項6記載の発明のように、ロック部材は、上記底面部の形状に対応する円弧状の窪み部を有するように構成されていることが好ましい。
請求項7記載の発明のように、ロック部材の窪み部は、各ロック溝の底面部の曲率半径と同じ若しくはやや大きい曲率半径を有することが好ましい。
請求項8記載の発明のように、ロック部材は、その窪み部と反対側を、当該窪み部の形状に対応する円弧状の突部としていることが好ましい。
請求項9記載の発明のように、ロック部材は、ロック溝の側面部に対応する平坦部を有した板材で構成され、上記窪み部が切欠き形成されていることが好ましい。
請求項10記載の発明のように、ロック部材は、長さ方向の中央部に上記窪み部が形成されたバネ部材であり、一端側が固定されてロック溝の底面部と略垂直方向に弾性変形可能となっており、その復元力で中央部がロック溝に嵌入するようになっていることが好ましい。
また、本発明にかかるヘッドレストポールのロック溝の成形方法は、請求項11記載のように、パイプ材を素材として使用し、押圧具を用いてこのパイプ材の軸心方向に沿って一列に並ぶように複数のロック溝をプレス成形するヘッドレストポールのロック溝の成形方法であって、各ロック溝の底面部に対応する円弧状の窪み部と、同各ロック溝の側面部に対応する平坦部とを有する押圧具を用いて、上記パイプ材の周面を押圧することにより、この周面から所定量だけ窪んだ領域内で円弧状に張り出すように上記底面部を成形するとともに、この底面部の上記パイプ材の軸心方向における少なくとも片側に当該底面部に対して上記領域内で略垂直となるように上記側面部を成形することを特徴とするものである。
また、本発明にかかるヘッドレストポールの製造方法は、請求項12記載のように、パイプ材または中実材に、周面から所定量だけ窪んだ領域内で円弧状に張り出す底面部と、この底面部のパイプ材または中実材の軸心方向における少なくとも片側に当該底面部に対して上記領域内で略垂直に形成された側面部とを有するロック溝を形成し、その後にパイプ材または中実材を折り曲げ加工して所定形状とすることを特徴とするものである。
本発明にかかるヘッドレストのロック構造によれば、請求項1の記載のように、各ロック溝は、断面円形のヘッドレストポールの周面から所定量だけ窪んだ領域内で円弧状に張り出す底面部と、この底面部の上記ヘッドレストポールの軸心方向における少なくとも片側に当該底面部に対して上記領域内で略垂直に形成された側面部とを有するように構成されているので、たとえヘッドレストポールの曲げ加工時の角度誤差やロック部材の製造誤差があったとして、ヘッドレストポールが所定姿勢から回転していわゆる外れた姿勢で取り付けられていたとしても、また衝撃を受けてヘッドレストポールが回転する方向に力を受けたとしても、ヘッドレストポールに対するロック部材の架かり部分の幅が回転前後で略一定となり、これにより、架かり部分の面積減少率(上記回転前後での面積の減少割合)が従来例に比べて小さくなって、ロックが外れにくくなる。
請求項2記載の発明によれば、パイプ材を素材として使用し、このパイプ材にロック溝を形成したので、ロック溝を例えばプレス成形すれば、安価な構成でありながら、ロックが外れにくくなる。なお、パイプ材のロック溝を切削加工で形成しても良い。
請求項3記載の発明によれば、中実材を素材として使用し、この中実材にロック溝を形成したので、ロック溝を例えば切削加工すれば、上記円弧部(だれ部)をなくすことができ、ロックがさらに外れにくくなる。
請求項4記載の発明によれば、各ロック溝の底面部は、パイプ材の周面の曲率半径よりも大きい曲率半径を有するので、緩やかな円弧状の底面部が得られ、これによりロック溝の強度が確保されるとともに、ロックが外れにくくなる。
請求項5記載の発明のように、各ロック溝は、パイプ材の略半周に亘り形成されるので、ヘッドレストポールの回転量が略90°以下の範囲では上記架かり部分の面積減少率が確実に小さくなり、ロックが外れにくくなる。
請求項6記載の発明のように、ロック部材は、上記底面部の形状に対応する円弧状の窪み部を有するので、ヘッドレストポールとロック部材との架かり部分が円弧状となってその架かり部分の長さが長くなり、これにより架かり部分の面積が大きくなるので、ロックがさらに外れにくくなる。
請求項7記載の発明によれば、ロック部材の窪み部は、ロック溝の底面部の曲率半径と同じ若しくはやや大きい曲率半径を有するので、上記架かり部分の面積が最大となり、ロックがさらに外れにくくなる。
請求項8記載の発明によれば、ロック部材は、その窪み部と反対側を、当該窪み部の形状に対応する円弧状の突部としているので、ロックがさらに外れにくくなることに加え、複数のロック部材を板材から切り出す際の製品の歩留まりがよくなる。また、ロック部材は主に窪み部と反対側で支承するので、ロック部材の窪み部と反対側が突出することで、その支承部分が大きくとれるようになる。したがって、ロック部材に上下方向の力が作用したときの、ロック部材の上下方向の回転を少なくすることが可能となり、ロックがさらに外れにくくなる。
請求項9記載の発明によれば、ロック部材は、ロック溝の側面部に対応する平坦部を有した板材で構成され、上記窪み部が切欠き形成されているので、板材を切欠くだけでロック部材を安価に製造することができる。
請求項10記載の発明によれば、ロック部材は、長さ方向の中央部に上記窪み部が形成されたバネ部材であり、一端側が固定されてロック溝の底面部と略垂直方向に弾性変形可能となっており、その復元力で中央部がロック溝に嵌入するようになっているので、ロック部材を板材等で構成した場合はロック部材をロック溝に嵌入させるためのスプリング等が別途必要になるが、ロック部材のみでその機能を果たすことができるため、部品点数を削減できるとともに構造をシンプルにすることができる。
また、本発明にかかるヘッドレストポールのロック溝の成形方法によれば、請求項11の記載のように、各ロック溝の底面部に対応する円弧状の窪み部と、同各ロック溝の側面部に対応する平坦部とを有する押圧具を用いて、パイプ材の周面を押圧することにより、この周面から所定量だけ窪んだ領域内で円弧状に張り出すように上記底面部を成形するとともに、この底面部の上記パイプ材の軸心方向における少なくとも片側に当該底面部に対して上記領域内で略垂直となるように上記側面部を成形するので、パイプ材を素材として使用した安価な構成でありながら、たとえヘッドレストポールの曲げ加工時の角度誤差やロック部材の製造誤差があったとして、ヘッドレストポールが所定姿勢から回転していわゆる外れた姿勢で取り付けられていたとしても、また衝撃を受けてヘッドレストポールが回転する方向に力を受けたとしても、ヘッドレストポールに対するロック部材の架かり部分の幅が回転前後で略一定となり、これにより、架かり部分の面積減少率が従来例に比べて小さくなって、ロックが外れにくくなるロック溝が得られる。
また、本発明にかかるヘッドレストポールの製造方法によれば、請求項12記載のように、先に上記ロック溝を形成し、その後に折り曲げ加工してヘッドレストポールを製造することにより、折り曲げ加工後にロック溝を形成するにはその曲がり部が邪魔になって非常に手間がかかるが、そのようなことなく簡単にロック溝を形成することができる。また、ロック溝は、周面から所定量だけ窪んだ領域内で円弧状に張り出す底面部と、この底面部のパイプ材または中実材の軸心方向における少なくとも片側に当該底面部に対して上記領域内で略垂直に形成された側面部とを有しているので、上記のようにロック溝形成後に折り曲げ加工してこれに伴う角度誤差が生じたとしても、ロックが外れやすくなることを防止することができる。
図1は本発明の一実施形態にかかるヘッドレストのロック構造を示す図であって、(a)は外観斜視図、(b)は(a)のロック溝部分を示す正面図、(c)はそのA−A断面図である。
本実施形態にかかるヘッドレストのロック構造は、例えば自動車用シートのシートバックに装備されるものであって、その主要部として、図1(a)〜(c)に示すようなヘッドレストポール1とロックプレート(ロック部材)2とを備えている。
ヘッドレストポール1は、例えばステンレス製や鉄製の長尺の断面円形のパイプ材3を素材として使用し、このパイプ材3の軸心方向に沿って一列に並ぶように複数(本実施形態では4つの場合を例示。)のロック溝4をプレス成形したものである。なお、パイプ材3(後述する中実材30も同様)は、必ずしも断面円形でなくても良く、断面四角等の多角であっても良い。
各ロック溝4は同図中の上側から3つ(4a)と、最も下側の一つ(4b)とでその形状が異なっている。その理由は、詳しくは後述するが、ロック溝4aについては、着座者の体格等に応じてヘッドレストの高さを自由に調整できるような形状としているのであり、ロック溝4bについては、ヘッドレストの意図しない抜け落ちを阻止するような形状としているのである。
このうちのロック溝4aについては、パイプ材3の周面40から所定量だけ窪んだ領域内で円弧状に張り出す底面部41と、この底面部41に対して略垂直に形成された上側面部42と、上側面部42から周面40につながる円弧部(だれ部)43と、底面部41から所定角度だけ傾斜して周面40につながる傾斜部44とを有しており、上下非対称となっている。上記所定量には、上記上側面部42の軸径方向の幅dに加えて、各ロック溝4aのプレス成形によって生じる円弧部43の幅が含まれている。また、各ロック溝4aは、ともにパイプ材3の略半周に亘り形成されており、その底面部41は、パイプ材3の周面40の曲率半径r1よりも大きい曲率半径r2を有している。さらに、上側面部42は、円弧部43と円弧状の底面部41との間で、平面視で幅dが略一定となる円弧状の帯をなしている。
またロック溝4bについては、パイプ材3の周面40から所定量だけ窪んだ領域内まで円弧状に張り出す底面部41と、この底面部41に対して略垂直に形成された上下側面部42,42と、上下側面部42,42からそれぞれ周面40につながる円弧部43,43とを有しており、上下対称となっている。このロック溝4bも、パイプ材3の略半周に亘り形成されており、その底面部41は、パイプ材3の周面40の曲率半径r1よりも大きい曲率半径r2を有している。そして、上側面部42は、その円弧部43と円弧状の底面部41との間で、平面視で幅dが略一定となる円弧状の帯をなしている。
一方ロックプレート2は、上記ロック溝4に嵌合可能な板厚の金属板をプレスで打ち抜いて成形されるものであって、ヘッドレストポール1に形成された各ロック溝4のいずれか一つに嵌入可能なように、各ロック溝4の底面部41の形状に対応する円弧状の窪み部21と、各ロック溝4の上側面部42に対応する平坦部22とを有しており、その窪み部21は、各ロック溝4の底面部41の曲率半径r2と同じ若しくはやや大きい曲率半径r2を有している。この窪み部21は、上記プレスで金属板を打ち抜く際に切欠き形成される。後述するようにロックプレート2は、コイルスプリング5で弾性付勢されて、各ロック溝4の一つに当接可能となっている。
本ロック構造のヘッドレストポールのロック溝は、例えば以下のようにして成形することができる。図2はヘッドレストポールのロック溝の成形方法を示す図、図3は各パンチの上面側から見た図である。
まず図2に示すように、ヘッドレストポール1の素材として使用されるパイプ材3を所定長さに切断した後に押圧台6上に横置きする。その上方からパンチ(押圧具)7,8のガイド孔11a,11bを所定位置に穿設したパンチガイド10を被せる。図中の12,13は、プレス成形の対象となるパイプ材3の外形に応じた半円状溝部であり、これによりパイプ材3にかかるプレス力を分散させて、ロック溝4が形成される部分以外の部分の変形を少なくするものである。その状態で、パンチホルダ9に保持したパンチ7,8を降下させることにより(矢印b参照)、パイプ材3に各ロック溝4(4a,4b)をプレス成形する。
ここでは、4本のパンチ7,8が使用されており、そのうちロック溝4aを成形するパンチ7は同じ形状のもので、ロック溝4bを成形するパンチ8は他のパンチ7と異なる形状を有している。すなわち、パンチ7は上側(図2中の手前側)に平坦部71を有し、その下側(図2中の奥側)に傾斜部72を有している。一方、パンチ8はその上下両側ともに平坦部81のみを有している。ただし、図3に示すように、各パンチ7,8の先端は、ともに円弧状に窪んでおり、この円弧状の窪み部73,82と上記平坦部71,81等の形状がパイプ材3に転写されて上記2種類のロック溝4a,4bが形成される。しかる後、ロック溝4a,4bが転写されたパイプ材3は、ロック溝4a,4bがその内側に向くようU字に折り曲げられて、ヘッドレストポール1が完成する。
図4はロックプレートの構造を示す図であって、(a)は横断面図、(b)は縦断面図である。なお、図4(a)では、ヘッドレストポール1がロックプレート2に対して所定角度だけ回転した状態で取り付けられている様子を示している。
図4(a),(b)に示すように、自動車用シートのシートバック(図略)の上端部に取り付けられた直方体状のポールガイド14の上部には、同図中の右側に開放される開口部15が穿設されている。開口部15には、人手により右側から左側へと押圧可能なロック解除用ノブ16が摺動自在に嵌合されている。ロック解除用ノブ16の摺動部分16aには、ヘッドレストポール1を挿通可能な矩形状の開口部分16bが形成され、その左端側に上記ロックプレート2が固定されている。また、上記開口部15の内部には、上記コイルスプリング5が設けられ、上記摺動部分16aを押し出す方向に付勢するようになっている。
ついで、図1及び図4を参照して、本ロック構造の動作を説明する。
まず、ロックプレート2がロック溝4aのいずれか一つに嵌入している状態で、ヘッドレストを高くなるように調整したい場合を考える。この場合には、ヘッドレストに上向きの力を加えると、ロック溝4aの底面部41に当接しているロックプレート2の窪み部21は、コイルスプリング5の付勢力に抗して傾斜部44上を摺動する。したがって、ヘッドレストを所望の高さまで持ち上げた後、手を離すと、ロックプレート2は他のいずれか一つのロック溝4a(或いは4b)に嵌入し、ヘッドレストはその位置に保持される。
その際、ヘッドレストポール1が所定姿勢で取り付けられていると、上記ロック溝4の平坦な上側面部42にロックプレート2の平坦部22が当接して、両者の架かり部分Sが円弧状となるので、その架かり部分Sの最大長さLが長くなり、最大幅dが従来例の最大幅d1と同じであっても、その従来例よりも架かり部分Sの面積が大きくなることはもちろんである。本実施形態では、さらに図4(a)に示すように、ヘッドレストポール1の曲げ加工時の角度誤差やロックプレート2の製造誤差があって、ヘッドレストポール1が所定姿勢から回転していわゆる外れた姿勢で取り付けられていたとしても、上記した従来例と異なってヘッドレストポール1に対するロックプレート2の架かり部分S3の幅d3は最大幅dに比べてほとんど減少せず、その長さL3も最大長さLに比べてほとんど減少しないので、架かり部分S3の面積減少率(回転前後での面積減少の割合)が小さくなり、これによりロックが外れにくくなる。また衝撃によりヘッドレストポール1が回転する方向に力を受ける場合もあるが、その場合にも同様にロックが外れにくくなる。
逆に、ロックプレート2がロック溝4a,4bのいずれか一つに嵌入している状態で、ヘッドレストに下向きの力を加えても、ロックプレート2はロック溝4a,4bの上方に形成された平坦な上側面部42と当接しており、ヘッドレストは下降することはない。
なお、ロックプレート2が最も下側のロック溝4bに嵌入している状態であれば、ヘッドレストを持ち上げようとしても、ロック溝4bの下方には傾斜部が形成されておらず、ロックプレート2の平坦部22はロック溝4bの下方に形成された平坦な側面部42と当接するので、ヘッドレストはそれ以上上方へ移動しない。したがって、意図しないヘッドレストの抜け落ちが阻止される。
ついで、ロックプレート2がロック溝4aのいずれか一つに嵌入している状態で、ヘッドレストを低くなるように調整したい場合を考える。この場合には、前述のロック解除用ノブ16を押すと、コイルスプリング5の付勢力に抗してこのロック解除用ノブ16とともにロックプレート2が一体となって移動して、ロックが解除される。つぎに、所望の位置に移動させてロック解除用ノブ16から手を離すと、ロックプレート2がいずれか一つのロック溝4a(或いは4b)に嵌入し、ヘッドレストはその位置に保持される。
その際にも、ヘッドレストポール1が所定姿勢で取り付けられていると、上記ロック溝4a(或いは4b)の平坦な上側面部42にロックプレート2の平坦部22が当接して、両者の架かり部分Sが円弧状となるので、その架かり部分Sの最大長さLが長くなり、またその最大幅dも一定であるので、架かり部分Sの所望の面積が得られるようになることはもちろんである。本実施形態では、さらに図4(a)に示すように、たとえヘッドレストポール1の曲げ加工時の角度誤差やロックプレート2の製造誤差があっとして、ヘッドレストポール1が所定姿勢から外れた姿勢で取り付けられていたとしても、また衝撃を受けてヘッドレストポール1が回転する方向に力を受けたとしても、ヘッドレストポール1に対するロックプレート2の架かり部分S3の幅d3は最大幅dに比べてほとんど減少せず、その長さL3も最大長さLに比べてほとんど減少しないので、架かり部分S3の面積減少率が小さくなり、これによりロックが外れにくくなる。
なお、ロック解除用ノブ16を押圧した状態で、ヘッドレストを持ち上げると、ロックプレート2は最も下側のロック溝4bに嵌入することはなく、シートバックからヘッドレストを分離することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、各ロック溝4(4a,4b)は、上記パイプ材3の周面40から所定量だけ窪んだ領域内まで円弧状に張り出す底面部41と、この底面部41の上記パイプ材3の軸心方向における少なくとも片側に当該底面部41に対して略垂直に形成された上側面部42とを有し、ロックプレート2は、上記底面部41の形状に対応する円弧状の窪み部21と、上記側面部42に対応する平坦部22とを有するように構成されているので、ヘッドレストポール1とロックプレート2との架かり部分Sが円弧状となってその架かり部分Sの最大長さLが長くなり、パイプ材3を素材として使用した安価な構成でありながら、常にヘッドレストポール1に対するロックプレート2の架かり部分Sの所望の面積が確保できて、ロックが外れにくくなる。
また、本実施形態では、ヘッドレストポール1の製造に際し、先に上記ロック溝4を形成し、その後に折り曲げ加工して所定形状とすることにより、折り曲げ加工後にロック溝4を形成するにはその曲がり部が邪魔になって非常に手間がかかるが、そのようなことなく簡単にロック溝4を形成することができる。また、ロック溝4は、上述したようにロックを外れにくくするという効果を奏するため、上記のようにロック溝4を形成した後に折り曲げ加工してこれに伴う角度誤差が生じたとしても、ロックが外れやすくなることを防止することができる。
なお、上記実施形態では、ヘッドレストポール1の素材として断面円形のパイプ材3を使用しているが、図5に示すように、金属製の棒からなる断面円形の中実材30を使用してもよい。この場合に、NC工作機械等を用いて切削加工してロック溝4を形成すれば、円弧部(だれ部)43(図1参照)をなくすことができ、上側面部42の最大幅dと架かり部分Sの面積が大幅に増加するので、ロックがさらに外れにくくなる。さらに、ヘッドレストポール1は、鍛造等によって製造することもでき、または樹脂を成形して製造することも可能である。
また、上記実施形態では、ロックプレート2は、ヘッドレストポール1のロック溝4に対向する側を円弧状に窪ませているが、図6に示すように、この窪み部21と反対側を、当該窪み部21の形状に対応する円弧状の突部23としたロックプレート2’としてもよい。なお、22は上記したものと同様の平坦部である。その場合には、各ロックプレート2’の窪み部21と突部23とを重ねるようにして、できるだけ多くのロックプレート2’が一枚の板から成形できるような板取りが可能となるので、その歩留まりが向上する。また、ロックプレート2’は主に窪み部21と反対側で支承するので、ロックプレート2’の窪み部21と反対側が突出することで、その支承部分が大きくとれるようになる。したがって、ロックプレート2’に上下方向の力が作用したときの、ロックプレート2’の上下方向の回転を少なくすることが可能となり、ロックがさらに外れにくくなる。また、ロック部材としては、例えばロックプレート2とロック解除用ノブ16とを一体形成したものであってもよい。
さらには、ヘッドレストポール1のロック溝4に嵌入するロック部材としては、ロックプレート2に限らず、図7に示すように、バネ部材20を採用することも可能である。このバネ部材20は、板バネであって、ロック溝4に嵌入可能な幅を有し、長さ方向の中央部には窪み部21が形成されている。そして、一端側がポールガイド14に固定されてロック溝4の底面部41と略垂直方向に弾性変形可能となっており、その復元力で中央部(窪み部21)がロック溝4に嵌入するようになっている。また、窪み部21が形成されている中央部の上面は上述した平坦部22となっている。
このような構造とすることにより、ロック部材を板材等で構成した場合はロック部材をロック溝4に嵌入させるためのスプリング5等が別途必要になるが、ロック部材のみでその機能を果たすことができるため、部品点数を削減できるとともに構造をシンプルにすることができる。
なお、バネ部材20は、板バネに限らず、平坦部22が形成されていない丸棒状のものを使用することも可能である。
また、上記実施形態では、ヘッドレストポール1の曲げ加工をプレス成形後に行っているが、逆にプレス成形前に曲げ加工を行うこととしてもよい。その場合には、前述のように曲げ加工をしにくくなるものの、上記曲げ加工時の角度誤差がなくなる結果、そのロック機能をさらに向上させることができる。
また、上記実施形態では、ヘッドレストポール1の曲げ加工はU字状としているが、さらに後方に所定角度曲げることとしてもよいし、その他の形状に曲げ加工してもよい。すなわち、この発明では曲げ加工の影響を受けにくいため、その自由な加工が行える。また、上記実施形態では、ロック溝4を上記曲げ加工時にU字の右脚に設けて内側に向くようにしているが、それを外側に向くようにしてもよいし、左脚に設けて内側又は外側に向くようにしてもよい。さらには、ロック溝4をU字の左右両脚に設けてそれぞれを内側又は外側に向くようにしてもよい。いずれの場合にも、ロックプレート2は、ロック溝4に対向して設けられることはいうまでもない。
また、上記実施形態では、ロック溝4は、パイプ材の略半周に亘り形成されており、これにより、ヘッドレストポール1の回転量が略90°以下の範囲では上記架かり部分S3の面積減少率が確実に小さくなるようにしているが、上記回転量がより少ない場合には、半周以下の範囲でロック溝4を形成することができる。さらに、上記実施形態では、ロックプレート2の窪み部21は、ロック溝4の底面部41の曲率半径r2と同じ曲率半径r2を有することにより、上記架かり部分Sの面積を最大としているが、両者の曲率半径を必ずしも一致させる必要はなく、略同じ曲率半径とすることで足りる。極端に言えば、ロックプレート2の窪み部21をなくしてもよく、その場合でも、ヘッドレストポール1のロック溝4の底面部41を円弧状としている限り、その回転時においては架かり部分S3の幅d3が最大幅dと略同じとなるので、従来例よりも大きな架かり面積を確保することができる。
また、上記実施形態では、自動車用シートのシートバックに装備されるヘッドレストのロック構造について説明しているが、本発明は例えば自動車以外のリクライニングシートに装備されるヘッドレストのロック構造に適用してもよいし、さらにはパラソル等のポールのロック構造に応用することもできる。
本発明の一実施形態にかかるヘッドレストのロック構造を示す図である。 ヘッドレストポールのロック溝の成形方法を示す図である。 各パンチの上面側から見た図である。 ロックプレートの構造を示す図である。 変形例のヘッドレストポールを用いたロック構造を示す図である。 変形例に係るロックプレートを示す平面図である。 バネ部材のロック構造を示す図である。 一般的な自動車用シートの構造図である。 従来のヘッドレストのロック構造を示す図である。
符号の説明
1 ヘッドレストポール
2、2’ ロックプレート(ロック部材)
20 バネ部材(ロック部材)
21 窪み部
22 平坦部
3 パイプ材
30 中実材
4(4a,4b) ロック溝
40 周面
41 底面部
42 側面部
43 円弧部
44 傾斜部
5 コイルスプリング
7,8 パンチ(押圧具)
71,81 平坦部
73,82 窪み部

Claims (12)

  1. 軸心方向に沿って一列に並ぶように複数のロック溝が形成された断面円形のヘッドレストポールと、各ロック溝のいずれか一つに嵌入可能なロック部材とを備えたヘッドレストであって、
    各ロック溝は、ヘッドレストポールの周面から所定量だけ窪んだ領域内で円弧状に張り出す底面部と、この底面部の上記ヘッドレストポールの軸心方向における少なくとも片側に、当該底面部に対して上記領域内で略垂直に形成された側面部とを有するように構成されていることを特徴とするヘッドレストのロック溝の構造。
  2. ヘッドレストポールは、パイプ材を素材として使用し、このパイプ材に上記ロック溝を形成したものであることを特徴とする請求項1記載のヘッドレストのロック溝の構造。
  3. ヘッドレストポールは、中実材を素材として使用し、この中実材に上記ロック溝を形成したものであることを特徴とする請求項1記載のヘッドレストのロック溝の構造。
  4. 各ロック溝の底面部は、ヘッドレストポールの周面の曲率半径よりも大きい曲率半径を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のヘッドレストのロック溝の構造。
  5. 各ロック溝は、ヘッドレストポールの略半周に亘り形成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のヘッドレストのロック溝の構造。
  6. ロック部材は、上記底面部の形状に対応する円弧状の窪み部を有するように構成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のヘッドレストのロック溝の構造。
  7. ロック部材の窪み部は、各ロック溝の底面部の曲率半径と同じ若しくはやや大きい曲率半径を有することを特徴とする請求項6記載のヘッドレストのロック溝の構造。
  8. ロック部材は、その窪み部と反対側を、当該窪み部の形状に対応する円弧状の突部としていることを特徴とする請求項6又は7記載のヘッドレストのロック溝の構造。
  9. ロック部材は、ロック溝の側面部に対応する平坦部を有した板材で構成され、上記窪み部が切欠き形成されていることを特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載のヘッドレストのロック溝の構造。
  10. ロック部材は、長さ方向の中央部に上記窪み部が形成されたバネ部材であり、一端側が固定されてロック溝の底面部と略垂直方向に弾性変形可能となっており、その復元力で中央部がロック溝に嵌入するようになっていることを特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載のヘッドレストのロック溝の構造。
  11. パイプ材を素材として使用し、押圧具を用いてこのパイプ材の軸心方向に沿って一列に並ぶように複数のロック溝をプレス成形するヘッドレストポールのロック溝の成形方法であって、
    各ロック溝の底面部に対応する円弧状の窪み部と、同各ロック溝の側面部に対応する平坦部とを有する押圧具を用いて、上記パイプ材の周面を押圧することにより、この周面から所定量だけ窪んだ領域内で円弧状に張り出すように上記底面部を成形するとともに、この底面部の上記パイプ材の軸心方向における少なくとも片側に当該底面部に対して上記領域内で略垂直となるように上記側面部を成形することを特徴とするヘッドレストポールのロック溝の成形方法。
  12. パイプ材または中実材に、周面から所定量だけ窪んだ領域内で円弧状に張り出す底面部と、この底面部のパイプ材または中実材の軸心方向における少なくとも片側に当該底面部に対して上記領域内で略垂直に形成された側面部とを有するロック溝を形成し、その後にパイプ材または中実材を折り曲げ加工して所定形状とすることを特徴とするヘッドレストポールの製造方法。
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