JP5058081B2 - 昇圧回路 - Google Patents

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Description

本発明は、高電圧を生成するドライバIC、不揮発性半導体メモリ、及び半導体集積回路などに使用される昇圧回路に関する。
従来、昇圧回路としては、コイルを用いたものと、容量素子を用いたものとがある。容量素子を用いたものは、一般的にチャージポンプと呼ばれている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に示すような従来の昇圧回路において、入力電圧をVIN、出力電圧をVOUTとすると、VOUTのノードには出力電圧昇圧用の大きな容量が接続されている。また、VINのノードとVOUTのノードとの間には、トランスファーゲートトランジスタと呼ばれるNMOSトランジスタが挿入されている。従って、トランスファーゲートトランジスタによってVINのノードとVOUTのノードとは切り離されている。
なお、トランスファーゲートトランジスタのゲート電極には、ゲート電圧昇圧用の容量の一端が接続されている。ゲート電圧昇圧用の容量の他端はクロック端子に接続されており、適切なクロック信号が入力される。
更に、VINのノードとトランスファーゲートトランジスタのゲート電極との間には、スイッチングトランジスタが挿入されている。従って、スイッチングトランジスタがON状態の場合に、トランスファーゲートトランジスタのゲート電極の電位とVINのノードの電位とが同電位になる。
昇圧回路自身のリーク電流を低減するためには、トランスファーゲートトランジスタとしては閾値の高いNMOS型のトランジスタを使用する。また、昇圧された電圧による基板バイアス効果により、トランスファーゲートトランジスタ自身の閾値も高い値にシフトされる。
このように閾値の高いトランスファーゲートトランジスタを動作させるには、ゲート電極に高い電圧をかける必要がある。トランスファーゲートトランジスタのゲート電極が接続されるノード(以下、ノードAと示す)の電圧を高くするためには、スイッチングトランジスタのゲート電極が接続されるノード(以下、ノードBと示す)の電圧を高くする必要がある。
昇圧回路から取り出される電圧VOUTは、電源電圧VDDや、温度、使用されている各トランジスタの閾値のばらつきに依存する。しかし、昇圧回路からは、どのような条件下においても要求されるレベルの電圧値を出力する必要がある。すなわち、電源電圧VDDが低く、温度が低く、使用されている各トランジスタの閾値が高い条件下においても、トランスファーゲートトランジスタをONさせるために、ノードAとノードBとに高い電圧を印加する必要がある。
しかしながら、上述のような従来の回路においては、電源電圧VDDが高く、温度が高く、使用されている各トランジスタの閾値が低い場合、必要以上の高電圧がノードBに印加される可能性がある。すると、トランスファーゲートトランジスタやスイッチングトランジスタの各ジャンクションの耐圧限界との兼ね合いから、トランジスタの動作に不具合が発生したり、ジャンクションリークが発生したりするという問題が発生していた。
特開2003−250263号公報(図2)
本発明は、以上の点に鑑みてなされたもので、電源電圧が高く、温度が高く、トランジスタの閾値が低い条件下においても、トランスファーゲートトランジスタに必要以上の高電圧が印加されるのを防ぐことできる、昇圧回路を提供することを目的とする。
本発明の一形態に係る昇圧回路は、電源電圧を所定の電圧値に昇圧する第1の昇圧ユニットと、前記第1の昇圧ユニットから入力された電圧を出力端子に転送するトランスファーゲートトランジスタと、前記第1の昇圧ユニットから電圧が入力される入力端子と前記トランスファーゲートトランジスタのゲート電極との間に接続されたスイッチングトランジスタと、前記スイッチングトランジスタのゲート電極に印加する電圧を昇圧するための第2のユニットと、を備えた昇圧回路であって、前記第2の昇圧ユニットは、NMOS型の昇圧用トランジスタを備えており、前記昇圧用トランジスタのドレイン電極は前記出力端子に接続され、前記昇圧用トランジスタのソース端子は昇圧対象の端子に接続され、前記昇圧用トランジスタのゲート電極は昇圧用容量に接続されていることを特徴とする。
電源電圧が高く、温度が高く、トランジスタの閾値が低い条件下においても、トランスファーゲートトランジスタに必要以上の高電圧が印加されるのを防ぐことできる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
始めに、本発明の実施の形態の基となる昇圧回路の構成について、図1を用いて説明する。図1は、昇圧回路の構成を説明するブロック図である。
図1に示す昇圧回路は、4相のクロック信号で駆動される昇圧回路であって、第1の昇圧ユニットとしての3基の昇圧セル1a,1b,1cと、1段の昇圧回路2とが直列に接続されて構成されている。昇圧回路2の出力側には、図示しない整流トランジスタとリミッタ回路とが接続されており、これらを介して昇圧された出力電圧VOUTが一定の値で出力される。なお、昇圧回路を構成する昇圧セルは3基でなくてもよく、4基以上を直列に接続してもよいし、逆に1基のみでもよい。
各昇圧セル1a〜1cは互いに同一構成である。ここでは代表例として、昇圧セル1aの内部構成を図2を用いて説明する。図2は、昇圧セル1aの内部構成を説明する回路図である。図2に示すように、昇圧セル1aは、同一の構成を有する2段の昇圧回路11a,12aから構成されている。ただし、昇圧回路11aは、2つのクロック信号CLK1,LK4により駆動されるが、昇圧回路12aは、これと位相が異なる2つのクロック信号CLK2,CLK3により駆動される。
昇圧回路11aは、NMOS型のトランスファーゲートトランジスタT11と、NMOS型のスイッチングトランジスタT12と、ゲート電圧昇圧用の容量C11と、出力電圧昇圧用のブート容量C12とから構成されている。
トランスファーゲートトランジスタT11は、昇圧回路11aに入力された入力電圧Viを後段の昇圧回路12aに転送するものである。スイッチングトランジスタT12は、トランスファーゲートトランジスタT11のゲート電極と昇圧回路11aの入力端子とに接続されており、ON状態のときにトランスファーゲートトランジスタT11のゲート電圧と昇圧回路11aの入力端子の電圧とを同電位にするものである。
ゲート電圧昇圧用の容量C11は、一方の電極がトランスファーゲートトランジスタT11のゲート電極に接続されている。また、ゲート電圧昇圧用の容量C11の他方の電極は、図示しないクロック端子に接続されており、クロック信号CLK4が入力される。ブート容量C12は、一方の電極がトランスファーゲートトランジスタT11の出力側(ドレイン電極)に接続されている。また、ブート容量C12の他方の電極は、図示しないクロック端子に接続されており、クロック信号CLK1が入力される。
昇圧セル1aに入力されるクロック信号CLK1〜CLK4は、図3に示すように、所定の”H”及び”L”の期間と周期とを有する方形波である。図3は、昇圧回路を駆動するクロック信号のタイミングチャートである。
次に、昇圧回路2の内部構成を図1を用いて説明する。昇圧回路2は、昇圧セル1cからの昇圧電圧を受けて、電圧VOUTを出力する。昇圧回路2は、電圧出力回路2aと、トランジスタTとから構成される。
電圧出力回路2aは、トランスファーゲートトランジスタTa、スイッチングトランジスタTb、ゲート電圧昇圧用の容量Ca、及びトランジスタTaゲート電圧プリチャージ用トランジスタTbのゲートブート容量Cbとから構成されており、各トランジスタ、及び容量の接続は、図2を用いて説明した、昇圧セル1a内の1段の昇圧回路11aと同様である。
トランジスタTは、トランジスタTbのゲート電極と昇圧回路2の出力端子との間に接続されている。また、トランジスタTのゲート電極とドレイン電極(昇圧回路2の出力端子)とは接続されている。このトランジスタTによって、昇圧回路2の出力端子の電圧VOUTがトランジスタTbのゲート電極に引き込まれ、スイッチングトランジスタTbのゲート電極が接続されているノードであるノードNbに印加される。
ノードNbに印加する電圧を更に高くする回路として、図4に示す昇圧回路が考えられる。図4は、昇圧回路の別の構成を説明するブロック図である。
図4に示す昇圧回路は、ノードNbに印加する電圧を更に高くするために、第2の昇圧ユニットとしてのゲート電圧昇圧回路2bを有する点が、図1に示す昇圧回路と異なる。ゲート電極昇圧回路2bは、昇圧用トランジスタとしてのトランジスタT、T、及び容量Cで構成されている。
具体的には、昇圧回路2´の出力端子とノードNbとの間に昇圧用のNMOSトランジスタT、Tが挿入されており、この昇圧用トランジスタTのゲート電極には、トランスファーゲートトランジスタTaと同様にゲート電圧昇圧用の容量Cが接続されている。この容量の他端は図示しないクロック端子CLK4に接続されており、トランスファーゲートトランジスタTaのゲート電圧昇圧用の容量Caに入力されるクロック信号と同じクロック信号が入力される。また、昇圧用トランジスタTのゲート電極とドレイン電極(昇圧回路2´の出力端子)とは接続されている。
すなわち、昇圧用トランジスタT,Tとゲート電極昇圧用の容量Cとから構成されるゲート電圧昇圧回路2bを昇圧回路2´の出力端子とノードNbとの間に挿入することで、ノードNbの電圧を高くする。なお、上述の回路において、昇圧回路2´の出力端子とノードNbとの間に複数個の昇圧用トランジスタを直列的に接続して挿入すれば、ノードNbの電圧値をより高くすることができる。
図4に示すように、VOUTのノードとノードNbとの間に2個の昇圧用トランジスタを挿入した場合、ノードNbを昇圧したときの電圧をVNb、電源電圧をVDD、昇圧用トランジスタの閾値をVth_n1とすると、電圧をVNbは次の(1)式で表すことができる。
Nb=VOUT+2*VDD−2*Vth_n1 …… (1)
すなわち、図1に示す昇圧回路に比べ、右辺の第2項と第3項(VDD−Vth_n1)分だけノードNbの電圧を昇圧することができる。
この図4に示す昇圧回路を更に改良した本発明の実施の形態に係わる昇圧回路として、図5に示す昇圧回路が考えられる。図5は、本発明の実施の形態に係わる昇圧回路の構成を説明するブロック図である。
図5に示す昇圧回路は、ノードNbに印加する電圧を安定化させるために、第2の昇圧ユニットとしてのゲート電圧昇圧回路2b´の回路構成を改良した点が、図4に示す昇圧回路と異なる。図2を用いて説明した第1の昇圧ユニットとしての3基の昇圧セル1a〜1cの構成、昇圧回路2”を構成する電圧出力回路2aの構成、及び、図3に示す昇圧回路を駆動するクロック信号のタイミングは、図1及び図4の昇圧回路と同様であるので、同一の構成要素については説明を省略し、ゲート電圧昇圧回路2b´の回路構成についてのみ以下に説明する。
ゲート電圧昇圧回路2b´は、昇圧用トランジスタとしてのトランジスタTc、Td、Te、及び容量Cc、Cdで構成されている。トランジスタTcは、スイッチングトランジスタTbのゲート電極と昇圧回路2の出力端子との間に接続されており、そのゲート電極には、容量Cc一方の電極が接続されている。容量Ccの他方の電極は、図示しないクロック端子に接続されており、クロック信号CLK4が入力される。
また、トランジスタTdは、トランジスタTcのゲート電極と昇圧回路2の出力端子との間に接続されており、そのゲート電極には、容量Cd一方の電極が接続されている。容量Cdの他方の電極は、図示しないクロック端子に接続されており、クロック信号CLK1が入力される。
更に、トランジスタTeは、トランジスタTdのゲート電極と昇圧回路2”の出力端子との間に接続されている。また、トランジスタTeのゲート電極とドレイン電極とは接続されている。
このように構成された昇圧回路2”において、スイッチングトランジスタTbのゲート電極に加えられる電圧について、説明する。ノードNbに加えられる電圧は、ゲート電圧昇圧回路2b´により生成される。
ゲート電圧昇圧回路2b´において、トランジスタTcのゲート電極が接続されているノードをNc、トランジスタTdのゲート電極が接続されているノードをNdとし、各ノードNc、Ndの昇圧された電圧を説明する。なお、ゲート電圧昇圧回路2b´内のトランジスタTc〜Teの閾値は全て同じ値(=Vth)とする。
ノードNdを昇圧したときの電圧VNdは、トランジスタTeを経由して引き込まれた昇圧回路2の出力端子の電圧VOUTに、トランジスタTeでの電圧降下と容量Cdによる昇圧分を加味した値となる。すなわち、ノードNdを昇圧したときの電圧VNdは、次の(2)式で表すことができる。
Nd=VOUT+VDD−Vth …… (2)
次に、ノードNcを昇圧したときの電圧VNcであるが、トランジスタTdのゲート電極に印加される電圧の値によって異なる。すなわち、ゲート電極に印加される電圧がVOUT+Vthより低い場合、トランジスタTdのソース電極には、ゲート電極に印加された電圧の値にトランジスタTdでの電圧降下分を加味した値(=VOUT+VDD−2*Vth)が出力される。
一方、ゲート電極に印加される電圧がVOUT+Vth以上の場合、トランジスタTdのソース電極には、ドレイン電極から引き込まれた昇圧回路2の出力端子の電圧VOUTが出力される。ノードNcを昇圧したときの電圧VNcは、トランジスタTdのソース電極から引き込まれた電圧に、容量Ccによる昇圧分を加味した値となる。すなわち、ノードNcを昇圧したときの電圧VNcは、次の(3)式で表すことができる。
Nc=min(VOUT+VDD−2*Vth,VOUT)+VDD …… (3)
なお、(3)式において、min(A,B)とは、AとBとを比較した場合の小さいほうの値を意味する。以下、式中において同様の表記法を用いた場合、上記を意味するものとする。
次に、ノードNbを昇圧したときの電圧VNbであるが、トランジスタTcのゲート電極に印加される電圧の値によって異なる。(ノードNcと同様である。)すなわち、ゲート電極に印加される電圧がVOUT+Vthより低い場合、トランジスタTcのソース電極には、ゲート電極に印加された電圧の値にトランジスタTcでの電圧降下分を加味した値(=VOUT+2VDD−3*Vth)が出力される。
一方、ゲート電極に印加される電圧がVOUT+Vth以上の場合、トランジスタTcのソース電極には、ドレイン電極から引き込まれた昇圧回路2”の出力端子の電圧VOUTが出力される。ノードNbを昇圧したときの電圧VNbは、トランジスタTcのソース電極から引き込まれた電圧に、容量Cbによる昇圧分を加味した値となる。すなわち、ノードNbを昇圧したときの電圧VNbは、次の(4)式で表すことができる。
Nb=min(VOUT+2VDD−3*Vth,VOUT)+VDD …… (4)
このように、ノードNb、すなわち、スイッチングトランジスタTbのゲート電極には、ゲート電圧昇圧回路2b´によって出力電圧VOUTから昇圧された電圧が印加される。従って、トランスファーゲートトランジスタTaのゲート電極(ノードNa)にも、ノードNbの電圧に応じた高い電圧が印加される。
このように、本実施の形態においては、ゲート電圧昇圧回路2b´内のトランジスタTc,Tdは、ゲート電極に印加される電圧の値とVOUTとを常に比較して、ソース電極に出力する電圧をコントロールする特性を有する。
これにより、電源電圧VDDが低く、温度が低く、かつ、トランジスタの閾値が高い条件下で、トランスファーゲートトランジスタTaがONするような高い電圧をノードNaに印加するように回路設計を行なった場合に、電源電圧VDDが高く、温度が高く、トランジスタの閾値が低い状態で回路が動作する際にも、スイッチングトランジスタTbやトランスファーゲートトランジスタTaのゲート電極に必要以上の高電圧が印加されることを防ぐことができる。従って、トランスファーゲートトランジスタTaやスイッチングトランジスタTbの動作に不具合が発生したり、ジャンクションリークが発生したりすることを防ぐことができる。
なお、本実施の形態においては、ゲート電圧昇圧回路2b´内に昇圧用のトランジスタTc,Tdを2つ配置しているが、Tcのみでもよいし、逆に3つ以上配置してもよい。トランジスタTcのみを配置する場合、トランジスタTdと共に容量Cdも不要となる。また、追加のトランジスタを配置する場合、昇圧用の容量も追加する必要がある。なお、追加したトランジスタと容量との接続方法はトランジスタTd及び容量Cdに準ずる。
本発明の昇圧回路は、例えば、MEMS可変容量方式に関し、MEMS内の駆動電極間の距離を縮めたり一定に保ったりするために必要な電圧を生成・供給するドライバIC内の昇圧回路などに用いることができる。また、電源電圧よりも高い電圧を必要とする一般的な各種昇圧回路に適用できる。
昇圧回路の構成を説明するブロック図。 昇圧セル1aの内部構成を説明する回路図。 昇圧回路を駆動するクロック信号のタイミングチャート。 昇圧回路の別の構成を説明するブロック図。 本発明の実施の形態に係わる昇圧回路の構成を説明するブロック図。
符号の説明
1a,1b,1c…昇圧セル、2…昇圧回路、2a…電圧出力回路、2b…ゲート電圧昇圧回路、Ta…トランスファーゲートトランジスタ、Tb…スイッチングトランジスタ、Tc,Td,Te…昇圧用トランジスタ、Ca…ゲート電圧昇圧用の容量、Cb…トランジスタTbのゲートブート容量、Cc,Cd…昇圧用容量、

Claims (5)

  1. 電源電圧を所定の電圧値に昇圧する第1の昇圧ユニットと、
    前記第1の昇圧ユニットから入力された電圧を出力端子に転送するトランスファーゲートトランジスタと、
    前記第1の昇圧ユニットから電圧が入力される入力端子と前記トランスファーゲートトランジスタのゲート電極との間に接続されたスイッチングトランジスタと、
    前記スイッチングトランジスタのゲート電極に印加する電圧を昇圧するための第2のユニットと、
    を備えた昇圧回路であって、
    前記第2の昇圧ユニットは、NMOS型の昇圧用トランジスタを備えており、前記昇圧用トランジスタのドレイン電極は前記出力端子に接続され、前記昇圧用トランジスタのソース端子は昇圧対象の端子に接続され、前記昇圧用トランジスタのゲート電極は昇圧用容量に接続されていることを特徴とする、昇圧回路。
  2. 前記第2の昇圧ユニットは前記昇圧用トランジスタを複数備えており、複数の前記昇圧用トランジスタのそれぞれのゲート電極には、自身以外の一の前記昇圧用トランジスタのソース電極が接続されていることを特徴とする、請求項1に記載の昇圧回路。
  3. 前記トランスファーゲートトランジスタの閾値が、前記スイッチングトランジスタの閾値及び前記昇圧用トランジスタの閾値よりも高い値であることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の昇圧回路。
  4. 前記出力端子に、電圧値が一定になるよう出力電圧を制御するためのリミッタ回路が更に接続されていることを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の昇圧回路。
  5. 電源電圧を昇圧して所定の電圧を得る昇圧回路と、
    前記昇圧回路から出力された電圧が一定の値になるように制御するリミッタ回路と、
    を備えた半導体装置であって、
    前記昇圧回路は、
    電源電圧を所定の電圧値に昇圧する第1の昇圧ユニットと、
    前記第1の昇圧ユニットから入力された電圧を出力端子に転送するトランスファーゲートトランジスタと、
    前記第1の昇圧ユニットから電圧が入力される入力端子と前記トランスファーゲートトランジスタのゲート電極との間に接続されたスイッチングトランジスタと、
    ドレイン電極が前記出力端子に接続され、ソース端子が昇圧対象の端子に接続され、ゲート電極が昇圧用容量に接続された、NMOS型の昇圧用トランジスタを備えており、前記スイッチングトランジスタのゲート電極に印加する電圧を昇圧するための第2のユニットと、
    を備えていることを特徴とする、半導体装置。
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