JP5057269B2 - イージーピール包装袋 - Google Patents

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本発明は、背貼り部にイージーピール部を設けたピロー包装において、内容物が油分を含んだ場合や開封部に水分や油分が付着した場合でも指が滑ることなく確実に開封できる易開封性包装袋に関するものである。
従来、油分を含んだ内容物を包装し、これらを連続して開封したりする際に、指に油分が付着すると開封するときに指が滑る問題があり、これを解決するには、たとえば、滑り止め加工をした滑り止め部をつける方法が提案されている。(たとえば特許文献1)また、チャック付き袋における開封補助手段として、開封部にラベルを粘着剤等で取り付ける方法も提案されている。(たとえば特許文献2)
特開平10−181770号公報 特開2005−313992号公報
前記のような従来の滑り止め加工の場合、開封時に指でつかむ開封部の表面を粗面とする加工だけでは、連続開封作業時など、かなり油分が付着した場合に指のすべりを十分に防止することが出来なかった。また、開封部にラベルを貼り付けるという方法では、余分な資材を準備して接着するという工程が発生し、コスト面で見合う方法ではなかった。そのため、油分を伴って開封時に滑りやすくなったイージーピール包装袋を開封する際に確実に開封できコスト面や環境面で有利な方法が求められていた。
特許文献1においては、図に示すように背貼り部21にイージーピール部22を設けたイージーピール包装袋20において、指で摘んでこのイージーピール部22を引き剥がす際のすべりを防止するための滑り止め部23が形成されている。滑り止め部23の加工としては多数の微細な穴や微細な凸凹を設けることが提案された。しかしながら、この方法では、油分を多く含んだ食品を連続して開封するうちに指に油分が付着すると十分にすべりを防止することが出来なかった。
また、特許文献2においては、図に示すようにチャック付き袋24において、開封部25にラベル26を設けたことによって、開封部を広げて開封できるため、比較的小さな力であけることが出来る。しかしながら油分で滑る場合には指のすべりを防止するに十分有効な方法ではなかった。
そこで指や包装袋に油分が付着しても、開封する際に指が滑ることなく確実に開封でき、包装袋に極力余分な付属物を付加することがない仕様とすることで、コスト上有利となる包装方法が求められていた。
よって上記を満たし、現在の充填包装装置をベースに簡単な改良を施すだけで適用することが出来、かつ油分が付着しても容易に開封することが出来る簡易な構造のイージーピール包装袋を提案する。
すなわち本発明は、油分や水分が指や包装袋に付着することの多い現場において、開封時に指が滑ることなく確実に開封でき、、かつコスト面でも優れたイージーピール包装袋である。
本発明は前述した課題を解決するために、ピロー包装の背貼り部をイージーピールとした包装袋において、そのイージーピール部両側の開封片部を長手方向に沿って折り返し、未溶着部を残すようにして、その長手方向に沿ってヒートシールをして、両側の開封片部の側縁に長手方向全体にわたって側縁部滑り止め帯を形成したことを特徴とするイージーピール包装袋である。
また、このイージーピール表面にたとえば表面に凹凸をつけたり、擦り傷や微細な小孔をつけたりの滑り止め加工を施してもよい。
また、さらにこれらの側縁部滑り止め帯部分に開封補助手段として、指がかかる穴を1以上それぞれに設けるとより確実に開封が可能でかつ開封片部の側縁部である側縁部滑り止め帯はフィルムが二重となっているため、ちぎれることがなく開封することが出来る。
本発明によると油分や水分が付着した指で包装袋を開封する際や、包装袋に油分や水分が付着している場合など、開封時に指で摘むつまみ部が滑って開封することが出来ないといったことがなくなり、確実容易にイージーピール袋を開封することが出来る。
イージーピール部の長手方向に沿って、未溶着部を残すようにして折り返し、ヒートシールした構造のため従来の自動充填包装装置をベースにして改造するだけで自動化が出来る。
また、本発明は他の余分な資材を使用しないため、それを供給する方法やコスト面で有利で、さらには環境面に対しても考慮した包装構成となっている。
本発明は前述した課題を解決するために、ピロー包装の背貼り部をイージーピールとした包装袋において、そのイージーピール部両側の開封片部を長手方向に沿って折り返し、未溶着部を残すようにして、その長手方向に沿ってヒートシールをして、両側の開封片部の側縁に長手方向全体にわたって側縁部滑り止め帯を形成したことを特徴とするイージーピール包装袋である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施例であるイージーピール包装袋を示した斜視図である。1はイージーピール包装袋、2は背貼り部、3は端部ヒートシール部、4はイージーピール部、5は未溶着部、6は開封片部、7は側縁部滑り止め帯である。
本イージーピール包装袋1は内容物を被包して左右両側部を合掌させて形成される背貼り部2を有し、端部ヒートシール部3により閉鎖されたピロー包装の形状で、合掌させた左右両開封片部の側縁側につまみ代となるフィルムを十分に残した状態でその長手方向にイージーピール部4を形成し、かつ長手方向両端部が折り返されて、未溶着部5を形成するように長手方向に沿ってヒートシールし、開封片部6に側縁部滑り止め帯7が形成されている。
本イージーピール包装袋1において、背貼り部2のイージーピール部4を開封して、内容物を取り出すには指で側縁部滑り止め帯7を摘んで、左右に引き剥がすことで達成される。
側縁部滑り止め帯7の表面はさらに指を滑りにくくするためにたとえば表面に凹凸をつけたり、擦り傷や微細な小孔をつけたりの滑り止め加工を施してもよい。
図2は図1におけるA−A断面図である。4はイージーピール部、5は未溶着部、6は開封片部、7は側縁部滑り止め帯、8はフィルム、9は内容物である。
図2に示したように、内容物9がフィルム8で被包され、背貼り部をイージーピール部4とし、開封片部6は長手方向に沿って、折り返して、未溶着部5を残して、側縁部滑り止め帯7を形成している。未溶着部5が側縁部滑り止め帯7の端部に形成されているため、指や袋に油分や水分が付着していたとしても指の引っ掛かりとなって、指が滑らずに容易に開封することが出来る。
図3は本発明の一実施例であるイージーピール包装袋を示した斜視図である。1aはイージーピール包装袋、2は背貼り部、3は端部ヒートシール部、4はイージーピール部、5は未溶着部、6は開封片部、7は側縁部滑り止め帯、10は指掛け穴である。
本イージーピール包装袋1aにおいて、背貼り部2のイージーピール部4を開封して、内容物を取り出すには指で側縁部滑り止め帯7に位置する左右の指掛け穴10に指を掛けて、左右に引き剥がすことで達成される。実施例1より指がすべることがなく、確実に開封することができる。
本発明はたとえば、内容物やその環境に油分や水分を多用する食品加工工場において、開封作業を連続して行うと指に付着した油分や水分によって、包装袋を開封する際に指が滑って、なかなか開封できずに作業効率が落ちたり、あるいは力を入れすぎて開封して、内容物を撒き散らしたりという問題が発生していた。これらの問題を解消し、作業効率の向上に寄与することが出来る。
本発明の一実施例であるイージーピール包装袋を示した斜視図である。 図1におけるA−A断面図である。 本発明の実施例2であるイージーピール包装袋を示した斜視図である。 従来例を示した斜視図である。 従来例を示した斜視図である。
1 イージーピール包装袋
1a イージーピール包装袋
2 背貼り部
3 端部ヒートシール部
4 イージーピール部
5 未溶着部
6 開封片部
7 側縁部滑り止め帯
8 フィルム
9 内容物
10 指掛け穴
20 イージーピール包装袋
21 背貼り部
22 イージーピール部
23 滑り止め部
24 チャック付き袋
25 開封部
26 ラベル

Claims (2)

  1. 背貼り部にイージーピール部を設けたピロー包装において、該イージーピール部の両側の開封片部を長手方向に沿って折り返し、未溶着部を残すようにして、その長手方向に沿ってヒートシールをして、両側の開封片部側縁に長手方向全体にわたって側縁部滑り止め帯を形成したことを特徴とするイージーピール包装袋
  2. イージーピール部の両側開封片部の側縁に長手方向に沿って形成された側縁部滑り止め帯に開封補助手段として、指がかかる穴をそれぞれ1以上適当な間隔で設けられたことを特徴とする請求項1に記載のイージーピール包装袋
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