JP5055382B2 - 中継コネクタ、中継コネクタとシャーシの組み付け構造、中継コネクタと電源の組み付け構造、中継コネクタに対する放電管及び電源の組み付け構造、表示装置用照明装置、表示装置、及びテレビ受信装置 - Google Patents

中継コネクタ、中継コネクタとシャーシの組み付け構造、中継コネクタと電源の組み付け構造、中継コネクタに対する放電管及び電源の組み付け構造、表示装置用照明装置、表示装置、及びテレビ受信装置 Download PDF

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Description

本発明は、中継コネクタ、中継コネクタとシャーシの組み付け構造、中継コネクタと電源の組み付け構造、中継コネクタに対する放電管及び電源の組み付け構造、表示装置用照明装置、表示装置、及びテレビ受信装置に関するものである。
特許文献1には、液晶表示装置のバックライトとして機能する照明装置の一例が開示されている。この照明装置は、略平板状のシャーシに中継端子を取り付け、この中継端子の一方の端部に複数本の細長い放電管を接続するとともに、中継端子の他方の端部に電源を接続した構造を備え、この中継端子を介して電源から放電管に電力が供給されるようになっている。
特開2004−294592公報
(発明が解決しようとする課題)
上記従来のものでは、中継端子が剥き出しの状態でシャーシに対して直接組み付けられていたため、漏電、感電等を考慮した設計が必要となっていた。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、電源から放電管への電力供給路を構成する中継コネクタに関し、漏電、感電が生じ難いようにすることを目的とする。
(課題を解決するための手段)
上記の目的を達成するための手段として、本発明の中継コネクタは、略平板状をなすシャーシの正面側に配置した放電管に対し、前記シャーシの背面側に配置した電源からの電力を供給するための中継コネクタであって、前記シャーシに組み付けられる絶縁性のホルダと、前記放電管と前記電源に対して電気的に接続可能であって、前記ホルダに取り付けられた中継端子とを備え、前記シャーシと前記電源とは隙間を隔てて離間されてなり、前記ホルダは、前記シャーシと前記電源との間の前記隙間において、前記中継端子を外側から覆う保護壁部を備えてなることを特徴とする。
このようにシャーシと電源との隙間に保護壁部を設けることで、当該隙間において中継端子が露出することがなくなり、作業者等が当該隙間において中継端子に触れることを好適に防止ないし抑制可能となる。その結果、漏電、感電が生じ難い中継コネクタを提供することが可能となる。
前記保護壁部は、前記中継端子から離間した状態で、前記中継端子を覆ってなるものとすることができる。
このように保護壁部と中継端子とを離間することで、成形時に十分な肉厚の金型を用いることができるようになり、製造効率向上に寄与することが可能となる。
前記ホルダは、前記放電管側と前記電源側とを仕切る仕切壁部を備え、前記仕切壁部は、前記放電管側に部分的に突出する突部を備えるとともに、その突部により前記放電管を支持する構成とすることができる。
このように仕切壁部において放電管側に部分的に突出する突部を形成して、当該突部により放電管を支持する構成とすることで、放電管を支持する部分の肉厚が小さくなり、成形性が良好なものとなる。つまり、放電管側と電源側とをできるだけ大きく離間させるために仕切壁部全体を肉厚にすると、当該肉厚部分が成形時にすり鉢状にヒケてしまう等の成形上の問題が生じる場合があるが、本発明によりそのような不具合が生じ難いものとなるのである。また、突部で放電管を支持する一方で、放電管から突出高さだけ離れた位置に仕切壁部が位置するため、放電管から最も熱が伝わる部分(突部の頂部)に対して当該仕切壁部を離間した状態とすることができる。その結果、仕切壁部が熱により劣化する不具合発生を防止でき、放電管側と電源側との絶縁破壊の発生を防止することも可能となる。
前記ホルダが、前記シャーシの取付孔に貫通されるようになっており、前記ホルダの外面には、弾性撓み可能な弾性抜止片と、前記取付孔に対する貫通方向と略直角な係止面とが形成されており、前記シャーシを前記弾性抜止片と前記係止面とで挟むことで、前記ホルダが前記シャーシに固定されるようになっているものとすることができる。
この場合、ホルダを取付孔に差し込む過程では弾性抜止片が弾性撓みし、ホルダが正規の組付け位置に達して係止面が取付孔の開口縁に突き当たると、弾性抜止片が弾性復帰して取付孔の開口縁に係止する。本発明によれば、ホルダを取付孔に差し込むだけで中継コネクタをシャーシに組み付けることができる。
上記本発明に係る中継コネクタにおいて、前記ホルダにおける前記弾性抜止片の形成されている外面には、前記ホルダが前記シャーシに組み付けられた状態において前記取付孔の孔縁に当接可能な遊動規制部が形成されているものとすることができる。
弾性抜止片は、ホルダの外面に対して接近する方向へ弾性変形し得るため、この弾性抜止片の弾性変形を伴いつつホルダがシャーシに対して相対移動することが懸念されるが、前記構成では、遊動規制部が取付孔の孔縁に当接することにより、シャーシに対するホルダの相対移動が規制される。
上記本発明に係る中継コネクタにおいて、前記弾性抜止片における前記取付孔の孔縁への当接面が、前記シャーシの厚さ方向に対して斜めをなす傾斜面であるものとすることができる。
この場合、弾性抜止片における取付孔の孔縁への当接面が、シャーシの厚さ方向に対して斜めをなす傾斜面となっているので、シャーシの厚さにバラツキがあっても、弾性抜止片と係止面との間でシャーシを確実に挟み付けることができる。
上記本発明に係る中継コネクタにおいて、前記ホルダには前記放電管の端部を収容可能な収容室が形成され、前記収容室内には、前記中継端子の放電管用接続部が配置され、前記収容室内において前記放電管と前記放電管用接続部が電気的に接続されるようになっているものとすることができる。
この場合、放電管と中継端子との接続部分は、収容室内に収容されているので、この接続部分に対する異物の干渉を防止できる。
上記本発明に係る中継コネクタにおいて、前記収容室に対する前記放電管の組み付け方向が、前記放電管の軸線と直角な方向となっているとともに、放電管を組み付けた状態では前記放電管の端部に外嵌した口金が前記収容室内に収容されるようになっているものにおいて、前記収容室には、前記口金を係止させることで、前記放電管がその軸線方向に沿って前記収容室から離脱する方向へ移動することを規制する移動規制部が形成されているものとすることができる。
この場合、放電管がその軸線方向に沿って収容室から離脱する方向へ移動しようとしても、移動規制部に口金が係止することによって、放電管の移動が規制される。
上記本発明に係る中継コネクタにおいて、前記ホルダの外面のうち前記シャーシの板面と直角であって前記収容室が開口する外面には、前記シャーシと前記収容室の開口縁との間の部分を前記シャーシの板面に沿って突出させた形態の張出部が形成されているものとすることができる。
この場合、ホルダの外面から張出部を突出させたことにより、収容室の内部からシャーシに至る沿面距離が長くなっているので、収容室内の放電管からホルダ外のシャーシへのリークが防止される。
上記本発明に係る中継コネクタにおいて、前記ホルダには、前記収容室のうち前記放電管の受入口となる開口部の開口縁から、前記放電管の組み付け方向に対して傾斜したテーパ状ガイド部が形成されているものとすることができる。
この場合、テーパ状ガイド部により、放電管を収容室内に誘い込むことができる。
上記本発明に係る中継コネクタおいて、前記電源が、前記シャーシと平行な回路基板における前記シャーシと反対側の背面に基板コネクタを実装し、前記回路基板に貫通させた嵌合孔に前記基板コネクタの嵌合凹部を対応させ、前記嵌合凹部内に出力端子を配置した形態であるものにおいて、前記ホルダには、前記シャーシの背面側へ突出した形態であって、前記嵌合孔を貫通して前記嵌合凹部内に進入可能な壁部が形成され、前記中継端子には、前記出力端子と接続可能な基板用接続部が、前記壁部に沿ように形成されているものとすることができる。
この場合、中継端子の基板用接続部は、回路基板の嵌合孔を貫通して嵌合凹部の内部において出力端子に接続される。回路基板に貫通形態の嵌合孔を形成したので、基板コネクタを、回路基板におけるシャーシとは反対側の背面に配置する、という形態が実現できた。また、基板用接続部は壁部に沿って配置されているので、異物の干渉に起因する基板用接続部の変形等を防止できる。
上記本発明に係る中継コネクタにおいて、前記出力端子が、前記回路基板に対して移動規制された基端部と、前記基端部から延出する弾性撓み可能な可撓部と、前記可撓部から延出して前記壁部と前記基板用接続部を弾性的に挟むことが可能な略U字形の接続片とからなるものにおいて、前記嵌合凹部内においては、前記基板用接続部が、前記接続片を構成する2つの片部のうち前記可撓部とは反対の自由端側の片部に弾性接触するようになっているとともに、前記壁部が、前記接続片を構成する2つの片部のうち前記可撓部側の片部に弾性接触するようになっているものとすることができる。
この場合、中継端子の基板用接続部が出力端子に対して可撓部側へ相対的に位置ずれした場合は、接続片の全体が基板用接続部及び壁部と一体となって可撓部側へ移動するので、基板用接続部と自由端側の片部とは接続状態に保たれる。基板用接続部が出力端子に対して可撓部とは反対の自由端側へ相対的に位置ずれした場合は、接続片のうち自由端側の片部が基板用接続部に押されて自由端側へ移動するので、この場合も、基板用接続部と自由端側の片部とは接続状態に保たれる。
上記本発明に係る中継コネクタにおいて、前記電源が、複数の出力端子を複数の前記中継端子と対応するように回路基板上に並べて配置するとともに、前記出力端子が、前記中継端子及び前記出力端子の並び方向と略直角な方向に細長く延びる接続片を有する形態となっているものにおいて、前記中継端子には、前記接続片よりも幅広であって前記中継端子及び前記出力端子の並び方向と平行な板状をなす基板用接続部が形成され、前記基板用接続部が前記中継端子と接触するようになっているものとすることができる。
複数の出力端子と複数の中継端子が並べて配置されている場合、出力端子の取付け母体である回路基板と、中継端子の取付け母体であるシャーシとの間で熱膨張率の相違等に起因して、出力端子と中継端子が並び方向において位置ずれを生じることが懸念される。
そこで本発明では、出力端子には並び方向と略直角な方向に細長く延びる接続片を設け、中継端子には、接続片よりも幅広であって並び方向と平行な板状をなす基板用接続部を形成し、この幅広の基板用接続部と細長い接続片とを接触させるようにした。基板用接続部は並び方向の幅寸法が大きいので、中継端子と出力端子が並び方向に位置ずれしても、基板用接続部と接続片との接続状態が保たれる。
上記本発明に係る中継コネクタにおいて、前記ホルダには、前記放電管が前記シャーシの板面と略直角な方向から進入することを許容する放電管用嵌合部と、前記電源の基板コネクタが前記シャーシの板面と略直角な方向から嵌合することを許容する電源用嵌合部とが形成されているものとすることができる。
この場合、中継コネクタに対する放電管の組付け方向と、中継コネクタに対する電源の組付け方向が、いずれも、シャーシの板面に対して略直角な方向となっているので、シャーシに対して放電管と電源を積層するような形態で組み付けることができる。
次に、上記の目的を達成するための手段として、本発明の中継コネクタとシャーシの組み付け構造は、略平板状をなすシャーシの正面側に配置した放電管に対し、前記シャーシの背面側に配置した電源からの電力を供給するための中継コネクタを前記シャーシに組み付けるための組み付け構造であって、前記シャーシには、取付孔が貫通して形成されており、前記中継コネクタが、前記シャーシに組み付けられる絶縁性のホルダと、前記放電管と前記電源に対して電気的に接続可能であって前記ホルダに取り付けられた中継端子とを備えており、前記シャーシと前記電源とは隙間を隔てて離間され、前記ホルダは、前記シャーシと前記電源との間の前記隙間において、前記中継端子を外側から覆う保護壁部を備えてなることを特徴とする。
このようにシャーシと電源との隙間に保護壁部を設けることで、作業者等が当該隙間において中継端子に触れることを好適に防止ないし抑制可能となる。
前記保護壁部は、前記中継端子から離間した状態で、前記中継端子を覆ってなるものとすることができる。
このように保護壁部と中継端子とを離間することで、成形時に十分な肉厚の金型を用いることができるようになり、製造効率向上に寄与することが可能となる。
前記ホルダは、前記放電管側と前記電源側とを仕切る仕切壁部を備え、前記仕切壁部は、前記放電管側に部分的に突出する突部を備えるとともに、その突部により前記放電管を支持する構成とすることができる。
このように仕切壁部において放電管側に部分的に突出する突部を形成して、当該突部により放電管を支持する構成とすることで、放電管を支持する部分の肉厚が小さくなり、成形性が良好なものとなる。つまり、放電管側と電源側とをできるだけ大きく離間させるために仕切壁部全体を肉厚にすると、当該肉厚部分が成形時にすり鉢状にヒケてしまう等の成形上の問題が生じる場合があるが、本発明によりそのような不具合が生じ難いものとなるのである。
前記ホルダの外面には、弾性撓み可能な弾性抜止片と、前記取付孔に対する貫通方向と略直角な係止面とが形成されており、前記シャーシを前記弾性抜止片と前記係止面とで挟むことで、前記ホルダが前記シャーシに対して貫通した状態で固定されているものとすることができる。
このような組み付け構造によると、ホルダを取付孔に差し込む過程では弾性抜止片が弾性撓みし、ホルダが正規の組付け位置に達して係止面が取付孔の開口縁に突き当たると、弾性抜止片が弾性復帰して取付孔の開口縁に係止する。本発明によれば、ホルダを取付孔に差し込むだけで中継コネクタをシャーシに組み付けることができる。
前記ホルダにおける前記弾性抜止片の形成されている外面には、前記取付孔の孔縁に当接可能な遊動規制部が形成されているものとすることができる。
弾性抜止片は、ホルダの外面に対して接近する方向へ弾性変形し得るため、この弾性抜止片の弾性変形を伴いつつホルダがシャーシに対して相対移動することが懸念されるが、前記構成では、遊動規制部が取付孔の孔縁に当接することにより、シャーシに対するホルダの相対移動が規制される。
前記弾性抜止片における前記取付孔の孔縁への当接面が、前記シャーシの厚さ方向に対して斜めをなす傾斜面であるものとすることができる。
この場合、弾性抜止片における取付孔の孔縁への当接面が、シャーシの厚さ方向に対して斜めをなす傾斜面となっているので、シャーシの厚さにバラツキがあっても、弾性抜止片と係止面との間でシャーシを確実に挟み付けることができる。
前記ホルダには前記放電管の端部を収容可能な収容室が形成され、前記収容室内において前記放電管と前記中継端子とが電気的に接続されるようになっているものにおいて、前記ホルダの外面のうち前記シャーシの板面と直角であって前記収容室が開口する外面には、前記シャーシと前記収容室の開口縁との間の部分を前記シャーシの板面に沿って突出させた形態の張出部が形成されているものとすることができる。
この場合、ホルダの外面から張出部を突出させたことにより、収容室の内部からシャーシに至る沿面距離が長くなっているので、収容室内の放電管からホルダ外のシャーシへのリークが防止される。
次に、上記の目的を達成するための手段として、本発明の中継コネクタと電源の組み付け構造は、略平板状をなすシャーシの正面側に配置した放電管に対し、前記シャーシの背面側に配置した電源からの電力を供給するための中継コネクタと前記電源との組み付け構造であって、前記中継コネクタが、前記シャーシに組み付けられる絶縁性のホルダと、前記放電管と前記電源に対して電気的に接続可能であって前記ホルダに取り付けられた中継端子とを備えており、前記シャーシと前記電源とは隙間を隔てて離間され、前記ホルダは、前記シャーシと前記電源との間の前記隙間において、前記中継端子を外側から覆う保護壁部を備えてなることを特徴とする。
このようにシャーシと電源との隙間に保護壁部を設けることで、作業者等が当該隙間において中継端子に触れることを好適に防止ないし抑制可能となる。
前記保護壁部は、前記中継端子から離間した状態で、前記中継端子を覆ってなるものとすることができる。
このように保護壁部と中継端子とを離間することで、成形時に十分な肉厚の金型を用いることができるようになり、製造効率向上に寄与することが可能となる。
前記ホルダは、前記放電管側と前記電源側とを仕切る仕切壁部を備え、前記仕切壁部は、前記放電管側に部分的に突出する突部を備えるとともに、その突部により前記放電管を支持する構成を有するものとすることができる。
このように仕切壁部において放電管側に部分的に突出する突部を形成して、当該突部により放電管を支持する構成とすることで、放電管を支持する部分の肉厚が小さくなり、成形性が良好なものとなる。つまり、放電管側と電源側とをできるだけ大きく離間させるために仕切壁部全体を肉厚にすると、当該肉厚部分が成形時にすり鉢状にヒケてしまう等の成形上の問題が生じる場合があるが、本発明によりそのような不具合が生じ難いものとなるのである。
前記出力端子が、前記回路基板に対して移動規制された基端部と、前記基端部から延出する弾性撓み可能な可撓部と、前記可撓部から延出して前記壁部と前記基板用接続部を弾性的に挟むことが可能な略U字形の接続片とからなり、前記嵌合凹部内においては、前記基板用接続部が、前記接続片を構成する2つの片部のうち前記可撓部とは反対の自由端側の片部に弾性接触しているとともに、前記壁部が、前記接続片を構成する2つの片部のうち前記可撓部側の片部に弾性接触しているものとすることができる。
この場合、中継端子の基板用接続部が出力端子に対して可撓部側へ相対的に位置ずれした場合は、接続片の全体が基板用接続部及び壁部と一体となって可撓部側へ移動するので、基板用接続部と自由端側の片部とは接続状態に保たれる。基板用接続部が出力端子に対して可撓部とは反対の自由端側へ相対的に位置ずれした場合は、接続片のうち自由端側の片部が基板用接続部に押されて自由端側へ移動するので、この場合も、基板用接続部と自由端側の片部とは接続状態に保たれる。
前記電源が、複数の前記出力端子を複数の前記中継端子と対応するように前記回路基板上に並べて配置する形態となっており、前記出力端子が、前記中継端子及び前記出力端子の並び方向と略直角な方向に細長く延びる接続片を有しており、前記基板用接続部が、前記接続片よりも幅広であって前記中継端子及び前記出力端子の並び方向と平行な板状をなしており、前記基板用接続部が前記中継端子と接触しているものとすることができる。
複数の出力端子と複数の中継端子が並べて配置されている場合、出力端子の取付け母体である回路基板と、中継端子の取付け母体であるシャーシとの間で熱膨張率の相違等に起因して、出力端子と中継端子が並び方向において位置ずれを生じることが懸念される。
そこで前記構成では、出力端子には並び方向と略直角な方向に細長く延びる接続片を設け、中継端子には、接続片よりも幅広であって並び方向と平行な板状をなす基板用接続部を形成し、この幅広の基板用接続部と細長い接続片とを接触させるようにした。基板用接続部は並び方向の幅寸法が大きいので、中継端子と出力端子が並び方向に位置ずれしても、基板用接続部と接続片との接続状態が保たれる。
次に、上記の目的を達成するための手段として、本発明の中継コネクタに対する放電管及び電源の組み付け構造は、略平板状をなすシャーシの正面側に配置した放電管に対し、前記シャーシの背面側に配置した電源からの電力を供給するための中継コネクタに対して、前記放電管及び前記電源を接続するための組み付け構造であって、前記中継コネクタが、前記シャーシに組み付けられる絶縁性のホルダと、前記放電管と前記電源に対して電気的に接続可能であって前記ホルダに取り付けられた中継端子とを備えており、前記シャーシと前記電源とは隙間を隔てて離間され、前記ホルダは、前記シャーシと前記電源との間の前記隙間において、前記中継端子を外側から覆う保護壁部を備えてなることを特徴とする。
このようにシャーシと電源との隙間に保護壁部を設けることで、当該隙間において中継端子が露出することがなくなり、作業者等が当該隙間において中継端子に触れることを好適に防止ないし抑制可能となる。その結果、漏電、感電が生じ難い中継コネクタを提供することが可能となる。
前記保護壁部は、前記中継端子から離間した状態で、前記中継端子を覆ってなるものとすることができる。
このように保護壁部と中継端子とを離間することで、成形時に十分な肉厚の金型を用いることができるようになり、製造効率向上に寄与することが可能となる。
前記ホルダは、前記放電管側と前記電源側とを仕切る仕切壁部を備え、前記仕切壁部は、前記放電管側に部分的に突出する突部を備えるとともに、その突部により前記放電管を支持する構成とすることができる。
このように仕切壁部において放電管側に部分的に突出する突部を形成して、当該突部により放電管を支持する構成とすることで、放電管を支持する部分の肉厚が小さくなり、成形性が良好なものとなる。つまり、放電管側と電源側とをできるだけ大きく離間させるために仕切壁部全体を肉厚にすると、当該肉厚部分が成形時にすり鉢状にヒケてしまう等の成形上の問題が生じる場合があるが、本発明によりそのような不具合が生じ難いものとなるのである。
前記ホルダには、前記放電管が前記シャーシの板面と略直角な方向から進入することを許容する放電管用嵌合部と、前記電源が前記シャーシの板面と略直角な方向から嵌合することを許容する電源用嵌合部とが形成されているものとすることができる。
この場合、中継コネクタに対する放電管の組付け方向と、中継コネクタに対する電源の組付け方向が、いずれも、シャーシの板面に対して略直角な方向となっているので、シャーシに対して放電管と電源を積層するような形態で組み付けることができる。
また、本発明の照明装置は、上記本発明に係る中継コネクタと、放電管と、電源と、シャーシとを備えているところに特徴を有する。
また、上記照明装置において、複数の前記中継コネクタが、前記シャーシにおける互いに平行な一対の側縁のうち一方の前記側縁に沿って並ぶように配置され、細長い金属製の支持板に、複数のアース端子を導通可能に並べて取り付けた形態のアース部材が、前記シャーシにおける互いに平行な前記一対の側縁のうち他方の前記側縁に沿うように配置され、前記一対の側縁と略直角な方向に細長い複数本の前記放電管が、並列して配置され、前記複数本の放電管の一方の端部に取り付けた口金が、前記中継コネクタの前記中継端子に個別に接続され、前記複数本の放電管の他方の端部に取り付けた口金が、前記アース端子に個別に接続されているものとすることができる。
この場合、複数本の放電管は、その他方の端部の口金においてアース部材を介して短絡状態となり、一括してアースされる。アース部材を構成する複数のアース端子同士は絶縁する必要がないので、絶縁を目的としてアース端子を包囲したりアース端子間を隔絶したりするための絶縁部材は不要である。本発明によれば、部品点数が少なくて済む。
また、本発明の表示装置は、上記本発明に係る照明装置と、前記照明装置の正面側に配置される表示パネルとを備えているところに特徴を有する。
また、本発明に係るテレビ受信装置は、上記本発明に係る表示装置を備えているところに特徴を有する。
(発明の効果)
本発明によると、電源から放電管への電力供給路を構成する中継コネクタに関し、漏電、感電が生じ難いようにすることが可能となる。
図1は実施形態1におけるテレビ受信装置の分解斜視図である。 図2は表示装置の水平断面図である。 図3は中継コネクタと放電管と電源基板を組み付けた状態のシャーシの斜視図である。 図4は電源基板を組み付けた状態のシャーシの背面図である。 図5は基板コネクタをランプユニットに取り付けた状態をあらわす水平断面図である。 図6は中継コネクタの斜視図である。 図7は中継コネクタの斜視図である。 図8は中継コネクタの斜視図である。 図9は中継コネクタとシャーシの組付け構造をあらわす断面図である。 図10は中継コネクタの背面図である。 図11は放電管の斜視図である。 図12は照明装置の背面図である。 図13は照明装置の部分拡大正面図である。 図14は基板コネクタの斜視図である。 図15は基板コネクタの正面図である。 図16は中継コネクタを嵌合した状態をあらわす基板コネクタの正面図である。 図17は基板コネクタの水平断面図である。 図18は実施形態2の中継コネクタとシャーシの組付け構造をあらわす断面図である。 図19は実施形態3の中継コネクタの斜視図である。 図20は実施形態3の中継コネクタの側面図である。 図21は実施形態4において照明装置を正面側から見た斜視図である。 図22は照明装置の正面図である。 図23は中継コネクタの斜視図である。 図24は中継コネクタと放電管の接続構造をあらわす部分拡大正面図である。 図25は中継コネクタの側面図である。 図26は放電管の口金がストッパと係止可能な様子をあらわす断面図である。 図27は中継コネクタと電源基板の接続構造をあらわす断面図である。 図28は放電管の斜視図である。 図29は口金の背面図である。 図30は口金の平面図である。 図31は口金の側面図である。 図32は実施形態4おける照明装置を背面側から見た斜視図である。 図33は実施形態5における照明装置の正面図である。 図34は照明装置において放電管を外した状態をあらわす正面図である。 図35は照明装置の背面図である。 図36はアース部材の斜視図である。 図37はアース端子の斜視図である。 図38は放電管の口金がストッパと係止可能な様子をあらわす断面図である。 図39はアース端子と放電管の接続構造をあらわす部分拡大正面図である。 図40は口金の一変形例を示す斜視図である。 図41は図40の側面図である。 図42はアース端子の斜視図である。 図43は図42のアース端子を用いた場合の口金との接続態様をあらわす断面図である。 図44は実施形態6における中継コネクタをランプユニットに取り付けた状態をあらわす水平断面図である。 図45は実施形態6における中継コネクタの斜視図である。 図46は実施形態6における中継コネクタの一部を切り欠いて示す斜視図である。 図47は実施形態6における中継コネクタの一部を切り欠いて示す斜視図である。 図48は実施形態7に係る口金の正面側斜視図である。 図49は実施形態7に係る口金の背面側斜視図である。 図50は実施形態7に係る口金を装着したランプの一例を示す第1斜視図である。 図51は図50のランプの第2斜視図である。 図52は実施形態7に係る口金を装着したランプの一変形例を示す第1斜視図である。 図53は図52のランプの第2斜視図である。 図54は実施形態7に係る口金を装着したランプの異なる変形例を示す第1斜視図である。 図55は図54のランプの第2斜視図である。
符号の説明
10…照明装置、11…表示パネル、13…シャーシ、13H…取付孔、14,145…中継コネクタ、15…放電管、16…電源基板(電源)、17…回路基板、17H…嵌合孔、18…基板コネクタ、20…ホルダ、22…移動規制部、23…収容室(放電管用嵌合部)、24…遊動規制部、25…弾性抜止片、26…係止面、27…壁部(電源用嵌合部)、28…張出部、29…テーパ状ガイド部、30…中継端子、31…放電管用接続部、33…基板用接続部、50…口金、63…嵌合凹部、70…出力端子、71…基端部、73…可撓部、74…接続片、146…保護壁部、147…仕切壁部、148…突部、149…隙間
<実施形態1>
以下、本発明を具体化した実施形態1について図1乃至図17を参照して説明する。
[表示装置Dの概要]
図1は、テレビ受信装置TVの分解斜視図であって、表示装置Dと、表示装置Dを挟むようにして収容する表裏両キャビネットCa,Cbと、後述する電源基板16(本発明の構成要件である電源)とは別の主電源Pと、チューナーTと、スタンドSとを備えて構成される。テレビ受信装置TVに用いられる表示装置Dは、全体として横長の方形をなし、図2に示すような表示パネル11と照明装置10とを備えて構成され、いわゆる液晶表示装置と称されるものである。表示パネル11は照明装置10の正面側に配置され、照明装置10はバックライトとして背面側から表示パネル11を照射する。なお、図2は表示装置Dを模式的にあらわしたものであるため、中継コネクタ14や基板コネクタ18等の形状については、他の図面の形状と一部異なっている。
表示パネル11は、透明なTFT基板と透明なCF基板との隙間に液晶を封入した周知構造のものであり、TFT基板には、互いに直交するソース配線とゲート配線とに接続されたスイッチング素子としてのTFT(Thin Film Transistor)と、当該TFTに接続された画素電極とが設けられ、CF基板には、赤(R),緑(G),青(B)の三原色の着色部をマトリックス状に配置したカラーフィルターと、共通電極とが設けられている。
[照明装置10の概要]
照明装置10は、図2ないし図4に示すように、ランプユニット12と電源基板16(本発明の構成要件である電源)とを備えて構成される。ランプユニット12は、全体として横長方形の板状をなしてランプ収容部材として機能する金属製のシャーシ13と、シャーシ13の正面側に水平な姿勢で上下方向に並列するように配置される複数本の放電管15と、シャーシ13の左右両側縁に沿って各放電管15と対応するように上下に並べて配置された複数の中継コネクタ14とを備えている。電源基板16は、シャーシ13の裏面側に配置されていて、中継コネクタ14を介すことにより放電管15に対して電力供給を行う。シャーシ13には、各放電管15と同じ高さであって放電管15の端部と対応する位置を正面から背面へ貫通させた形態の略方形をなす複数の取付孔13H(図5、図12、図13等参照)が上下方向に並ぶように形成され、各取付孔13Hには、夫々、中継コネクタ14が貫通して取り付けられている。
[中継コネクタ14]
中継コネクタ14は、図5ないし図8、及び図10に示すように、合成樹脂製のホルダ20と、ホルダ20内に収容した金属製の中継端子30とから構成される。
ホルダ20は、全体としてブロック状をなす箱状部21と、箱状部21の背面から後方へ突出する壁部27とから構成される。ホルダ20には、箱状部21の外面(上面と下面)に沿って後方(シャーシ13に対する中継コネクタ14の組み付け方向と同じ方向)へ片持ち状に延出する形態の上下一対の弾性抜止片25が形成されている。弾性抜止片25の延出端には、箱状部21とは反対側へ突出するほぼ直角三角形状をなす抜止め突起25aが形成されている。また、箱状部21の上下両面には、弾性抜止片25に沿って(弾性抜止片25と平行に)細長く延びるリブ状の遊動規制部24が形成されている。この遊動規制部24の前後方向(シャーシ13に対する中継コネクタ14の組み付け方向と平行な方向)における形成範囲は、弾性抜止片25とほぼ同じ領域に亘っている。また、遊動規制部24の先端側(回路基板17に対する中継コネクタ14の組み付け方向先端側)には、回路基板17に当接する当接面(挿入規制部)20aが形成されており、この当接面20aによって、その中継端子30の先端もしくは壁部27の先端が嵌合凹部63の奥端に当接しないように構成される。箱状部21の背面には、壁部27よりも右方と壁部27よりも左方に位置する一対の係止面26が形成されている。この一対の係止面26は、シャーシ13と平行であって、弾性抜止片25を挟んで左右両側に配置されている。
箱状部21には、その正面から右側面(シャーシ13の側縁部とは反対側の側面)に亘って開口する収容室23(本発明の構成要件である放電管用嵌合部)が形成されている。収容室23の開口部のうち正面側の開口部は、正面側から放電管15の端部(口金50)を嵌入させるための受入口23aとなっており、側面側の開口部は、放電管15の端部を収容室23に収容した状態においてガラス管40との干渉を回避するための逃がし口23bとなっている。この逃がし口23bには、その開口縁を内側へ張り出した形態の移動規制部22が形成されている。この移動規制部22の上下方向の間隔は、口金50の本体51の内径よりも小さい寸法となっている。また、箱状部21には、箱状部21のうち逃がし口23bが開口している側面からシャーシ13と平行に突出する張出部28が形成されている。この張出部28は、シャーシ13の正面と逃がし口23bとの間を仕切るような形態となっている。この張出部28におけるシャーシ13との対向面は上記した係止面26となっている。また、張出部28には、そのシャーシ13との対向面(背面)を切欠した形態の肉抜き部が形成されている。
中継端子30は、ホルダ20に保持されている。中継端子30は、所定形状に打ち抜いた金属板材を曲げ加工したものであって、略円弧形の板片からなる上下一対の弾性挟持片32によって構成される放電管用接続部31と、背面側へ平板状に突出する基板用接続部33とを備えている。基板用接続部33の先端部には、その上下両縁部から直角に延出する一対の支持片34が形成され、この一対の支持片34から上記一対の弾性挟持片32が正面側へ延出している。この弾性挟持片32は収容室23内に収容されている。一方、基板用接続部33は、箱状部21の背面からホルダ20外へ露出し、壁部27に沿って後方へ突出している。壁部27には、その上下両縁に沿って延びる一対のリブ状保持部27aが形成されており、基板用接続部33は、その上下両縁部をリブ状保持部27aの溝に嵌合させることによって壁部27に固定されている。この壁部27と基板用接続部33の箱状部21からの突出方向は、シャーシ13に対して直角な方向(シャーシ13に対する中継コネクタ14の組み付け方向と同じ方向)となっている。
かかる中継コネクタ14をシャーシ13に組み付ける際には、図9に示すように、シャーシ13の正面側から取付孔13Hにホルダ20の壁部27を差し込み、係止面26をシャーシ13の正面における取付孔13Hの開口縁部に当接させる。差込みの過程では、弾性抜止片25の抜止め突起25aが取付孔13Hの孔縁に当接するため、弾性抜止片25が箱状部21に接近する方向へ弾性変形する。そして、係止面26がシャーシ13の正面に当接すると、抜止め突起25aが取付孔13Hを通過して弾性抜止片25が弾性復帰し、この弾性復帰によって抜止め突起25aが、シャーシ13の背面における取付孔13Hの開口縁部に係止する。これにより、シャーシ13が係止面26と抜止め突起25aとによって前後から挟まれ、もって、ホルダ20がシャーシ13に対して組み付け方向(取付孔13Hの貫通方向)への移動を規制された状態に固定され、中継コネクタ14がシャーシ13に組み付けられる。
中継コネクタ14がシャーシ13に組み付けられた状態では、ホルダ20の前端側である箱状部21がシャーシ13の正面側へ突出(露出)するとともに、ホルダ20の後端側である壁部27がシャーシ13の背面側へ突出(露出)する。また、弾性抜止片25は、ホルダ20の外面に対して接近する方向(上下方向)へ弾性変形し得るため、この弾性抜止片25の弾性変形を伴いつつホルダ20がシャーシ13(取付孔13H)に対して上下方向へ相対移動することが懸念されるが、本実施形態では、弾性抜止片25と同じ外面に形成した遊動規制部24が取付孔13Hの孔縁に当接することにより、シャーシ13に対するホルダ20の上下方向への相対移動を規制されている。
[放電管15]
放電管15は、冷陰極線管からなり、図11に示すように、全体として細長く円形断面のガラス管40と、ガラス管40の両端からガラス管40と同軸状に且つ直線状に突出する円形断面の細長いアウタリード42と、ガラス管40の両端部に取り付けられる口金50とから構成される。口金50は、表面に金メッキが施されて所定の形状に打ち抜かれた金属製(例えば、銅合金製)の板材に曲げ加工や叩き出し加工を施すことによって形成された単一部品であり、全体として略円筒形をなす本体51と、この本体51から斜め内側へ延出する導電片57とを備えて構成されている。本体51は、ガラス管40の端部外周に嵌合され、導電片57はアウタリード42に接続されている。
放電管15は、中継コネクタ14に取り付けられる。取付けに際しては、放電管15を水平に向けた状態でシャーシ13の正面に接近させ、ガラス管40の両端部と口金50を中継コネクタ14の収容室23に対して正面側から嵌め込む。このときの中継コネクタ14に対する放電管15の組み付け方向は、シャーシ13の正面に対して略直角な方向となる。また、放電管15が収容室23内に進入する過程では、一対の弾性挟持片32が、上下に押し広げられるように弾性撓みし、口金50の本体51を弾性的に挟み付けた状態となる。これにより、放電管15は、その両端部において放電管用接続部31に保持され、中継端子30とこの中継端子30の取付け母体であるホルダ20を介してシャーシ13に取り付けられる。
放電管15を中継コネクタ14に組み付けた状態では、放電管15の重量は、中継コネクタ14を介してシャーシ13に作用するだけであり、アウタリード42に対して放電管15の重量が負荷として作用することはない。また、一対の弾性挟持片32が本体51に対して弾性的に挟むように接触し、これにより、アウタリード42が口金50を介して中継端子30に電気的導通可能に接続される。また、放電管15の端部に外嵌した口金50が収容室23内に収容されているが、収容室23の逃がし口23bには、口金50の内径寸法よりも幅狭の移動規制部22が形成されているので、放電管15の端部が、その軸線方向に沿って口金50と一体となって収容室23から離脱する方向へ移動しようとしても、移動規制部22に口金50が突き当たるので、放電管15の移動が規制される。また、ホルダ20の外面のうちシャーシ13の板面と直角であって収容室23の逃がし口23bが開口する外面には、シャーシ13と逃がし口23bとの間の部分をシャーシ13の板面に沿って突出させた形態の張出部28が形成されているので、収容室23の内部からシャーシ13の正面に至る沿面距離が長くなっている。したがって、収容室23内の放電管15からホルダ20外のシャーシ13へのリークが防止される。
[電源基板16の概要]
電源基板16は、図4及び図5に示すように、背面(シャーシ13と反対側の面)に回路が形成された回路基板17と、回路基板17の背面に実装された電子部品19と、回路基板17の背面に取り付けられた複数の基板コネクタ18を備えている。
回路基板17は、全体として縦長の方形をなし、紙基材フェノール樹脂銅張積層板(紙フェノールと称される)が用いられている。回路基板17には、縦長の方形をなす複数の嵌合孔17Hが正面側から背面側へ貫通するように形成されている。複数の嵌合孔17Hは、上記した中継端子30(中継コネクタ14)と対応するように、回路基板17の左右両側の側縁部に沿って上下に並ぶように配置されている。
基板コネクタ18は、図14ないし図17に示すように、合成樹脂製のハウジング60と、ハウジング60内に全体が収容された金属製の出力端子70とを備えて構成され、各嵌合孔17Hと対応するように、回路基板17の左右両側縁に沿って配置されている。ハウジング60の内部には、ハウジング60の外面(回路基板17との対向面)に縦長の方形に開口する嵌合凹部63が形成されている。嵌合凹部63は、嵌合孔17Hとほぼ対応するような位置及び大きさとなっていて、この嵌合凹部63内には中継コネクタ14が嵌入されるようになっている。
出力端子70は、所定形状に打ち抜いた金属板材を曲げ加工したものであって、基端部71と支持部74と可撓部72と接続片73とから構成され、回路基板17との対向面側からハウジング60内に組み付けられている。基端部71は、板状をなし、ハウジング60に圧入により固定されているとともに、回路基板17に対して電気的に接続されている。また、基端部71が回路基板17に固定されることにより、基板コネクタ18が回路基板17と一体化されている。支持部74は、全体として細長く、基端部71から略直角に延出している。可撓部72は、全体として細長く、支持部74の延出端から略直角に延出しており、支持部74に対して鋭角又は鈍角をなす向きに傾くような形態で弾性変形し得るようになっている。接続片73は、全体として細長く、口が狭まった略U字形をなす。接続片73は、可撓部72の延出端から折り返すように回路基板17から離間する方向へ延出する第1片部73aと、第1片部73aの延出端から折り返すように回路基板17に向かって延出する第2片部73bとからなる。この接続片73のうち、両片部73a,73bの間隔が狭くなっている部分が嵌合凹部63内に位置している。
この電源基板16は、回路基板17がシャーシ13と平行となる向きで背面側からシャーシ13に接近させて組み付けられている。この中継コネクタ14に対する基板コネクタ18の組付け方向は、中継コネクタ14に対する放電管15の組付け方向とは正反対であり、換言すると、中継コネクタ14に対する放電管15の組付け方向と基板コネクタ18の嵌合方向とは互いに平行な向きである。組付けに際しては、中継コネクタ14の壁部27及びこの壁部27に沿って配置されている基板用接続部33が、回路基板17の嵌合孔17Hを貫通して基板コネクタ18の嵌合凹部63に差し込まれ、図5及び図16に示すように、第1片部73aと第2片部73bとの間に割り込むように進入し、壁部27が第1片部73aに当接するとともに、基板用接続部33が第2片部73bに当接し、接続片73は、第1片部73aと第2片部73bとを離間させるように弾性的に変形する。これにより、中継コネクタ14と基板コネクタ18とが嵌合され、中継端子30と出力端子70とが導通可能に接続され、電源基板16と放電管15が中継コネクタ14を介して接続され、電源基板16から放電管15に対して電力を供給することが可能となる。そして、基板コネクタ18が中継コネクタ14に対して正規の嵌合状態に至ったところで、電源基板16をネジ止めによりシャーシ13に固定する。
電源基板16を中継コネクタ14に組み付けた状態では、嵌合凹部63内において、基板用接続部33が、接続片73を構成する2つの片部73a,73bのうち可撓部72とは反対の自由端側の片部73aに弾性接触するようになっているとともに、壁部27が、接続片73を構成する2つの片部73a,73bのうち可撓部72側の片部73aに弾性接触するようになっている。したがって、中継端子30の基板用接続部33が出力端子70に対して可撓部72側へ相対的に位置ずれした場合は、接続片73の全体が基板用接続部33及び壁部27と一体となって可撓部72側へ移動するので、基板用接続部33と自由端側の片部73bとは接続状態に保たれる。一方、基板用接続部33が出力端子70に対して可撓部72とは反対の自由端側へ相対的に位置ずれした場合は、接続片73のうち自由端側の片部73bが基板用接続部33に押されて自由端側へ移動するので、この場合も、基板用接続部33と自由端側の片部73bとは接続状態に保たれる。
また、複数の出力端子70と複数の中継端子30が並べて配置されている場合、出力端子70の取付け母体である回路基板17と、中継端子30の取付け母体であるシャーシ13との間で熱膨張率の相違等に起因して、出力端子70と中継端子30が並び方向において位置ずれを生じることが懸念される。
そこで本実施形態では、出力端子70には並び方向と略直角な方向に細長く延びる接続片73を設け、中継端子30には、接続片73よりも幅広であって並び方向と平行な板状をなす基板用接続部33を形成し、この幅広の基板用接続部33と細長い接続片73とを接触させるようにした。基板用接続部33は並び方向の幅寸法が大きいので、中継端子30と出力端子70が並び方向に位置ずれしても、基板用接続部33と接続片73との接続状態が保たれる。
また、回路基板17に貫通形態の嵌合孔17Hを形成したので、基板コネクタ18を、回路基板17におけるシャーシ13とは反対側の背面に配置する、という形態が実現できた。
また、中継端子30は、嵌合凹部63の内面との間にクリアランスを形成した状態で当該嵌合凹部63内に嵌め込まれており、そのクリアランスにより嵌合凹部63内で位置移動可能とされている。例えば、図5に示す紙面上下方向、すなわち嵌合凹部63への挿入方向に位置移動可能な状態で嵌め込まれている。そして、仮に中継端子30において、その挿入方向への位置移動が生じた場合にも、出力端子70との接続が維持される構成とされている。具体的には、図5に示すように、基板用接続部33と接続片73との接触部よりも嵌合凹部63の奥端に突出する接触代が、上記挿入方向への位置移動許容幅よりも大きな寸法設計とされることで、当該中継端子30と出力端子70との接続が維持される構成となっている。さらに、中継端子30は、嵌合凹部63への挿入時に、当該中継端子30の先端が嵌合凹部63の奥端に当接しないように、その壁部27の長さ寸法が設計されている。
上述のように本実施形態の中継コネクタ14は、シャーシ13に組み付けられる絶縁性のホルダ20と、放電管15と電源基板16に対して電気的に接続可能であってホルダ20に取り付けられた中継端子30とを備えた形態となっているので、中継端子30がシャーシ13と直接接触せずに済む。したがって、シャーシ13を金属製のものにすることができた。
また、ホルダ20が、シャーシ13の取付孔13Hに貫通されるようになっており、ホルダ20の外面には、取付孔13Hに対する貫通方向と略平行に延びる弾性撓み可能な弾性抜止片25と、取付孔13Hに対する貫通方向と略直角な係止面26とを形成し、シャーシ13を弾性抜止片25と係止面26とで挟むことにより、ホルダ20をシャーシ13に固定するようになっている。したがって、ホルダ20を取付孔13Hに差し込むだけで中継コネクタ14をシャーシ13に組み付けることができる。
また、収容室23内において放電管15と放電管用接続部31とを電気的に接続させるようにしたので、放電管15と中継端子30との接続部分に対する異物の干渉が防止されている。
また、基板用接続部33は壁部27に沿って配置されているので、異物の干渉に起因する基板用接続部33の変形等が防止されている。
また、ホルダ20には、放電管15がシャーシ13の板面と略直角な方向から進入することを許容する収容室23(放電管用嵌合部)と、電源基板16の基板コネクタ18がシャーシ13の板面と略直角な方向から嵌合することを許容する壁部27(電源用嵌合部)とが形成されている。このように、中継コネクタ14に対する放電管15の組付け方向と、中継コネクタ14に対する電源基板16の組付け方向が、いずれも、シャーシ13の板面に対して略直角な方向となっているので、シャーシ13に対して放電管15と電源基板16を積層するような形態で組み付けることが可能となっている。
<実施形態2>
次に、本発明を具体化した実施形態2を図18を参照して説明する。本実施形態2は、弾性抜止片25の抜止め突起25aの形状を上記実施形態1とは異なる構成としたものである。その他の構成については上記実施形態1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
本実施形態2では、弾性抜止片25の抜止め突起25aにおける取付孔13Hの孔縁への当接面が、シャーシ13の厚さ方向(シャーシ13に対する中継コネクタ14の組み付け方向)に対して斜めをなす傾斜面25bとなっている。したがって、シャーシ13の厚さ寸法にバラツキがあっても、弾性抜止片25と係止面26との間でシャーシ13を確実に挟み付けることができる。
<実施形態3>
次に、本発明を具体化した実施形態3を図19及び図20を参照して説明する。本実施形態3は、実施形態1の中継コネクタ14において、ホルダ20にテーパ状ガイド部29を形成したものである。このテーパ状ガイド部29は、収容室23のうち放電管15を受け入れるための開口部である受入口23aの開口縁を前方へ突出させた形態であって、上下一対設けられている。テーパ状ガイド部29は、放電管15の組み付け方向に対して傾斜した誘導面を有しており、この誘導面は、放電管用接続部31を挟んで左右両側に配置されている。
このようなテーパ状ガイド部29を形成したことにより、放電管15を組み付ける際に収容室23内へ誘い込むことができる。また、放電管15を自動機のアーム(図示せず)に把持させた状態で中継コネクタ14に組み付ける場合には、アーム側にテーパ状ガイド部の誘導面と同じ傾斜角度の被ガイド面を形成しておくことにより、放電管15を収容室23内の放電管用接続部31に対して正確に位置決めすることができる。
<実施形態4>
次に、本発明を具体化した実施形態4を図21ないし図32を参照して説明する。本実施形態4は、照明装置110を上記実施形態1とは異なる構成としたものである。その他の構成については上記実施形態1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
[照明装置110の概要]
照明装置110は、図21及び図22に示すように、ランプユニット112と電源基板116とを備えて構成される。ランプユニット112は、全体として横長方形の板状をなして反射板として機能する金属製のシャーシ113と、シャーシ113の正面側に水平な姿勢で上下方向に並列するように配置される複数本の放電管115と、シャーシ113の左右両側縁に沿って各放電管115と対応するように上下に並べて配置された複数の中継コネクタ114とを備えている。電源基板116は、シャーシ113の裏面側に配置されていて、中継コネクタ114を介すことにより放電管115に対して電力供給を行う。
シャーシ113には、各放電管115と同じ高さであって放電管115の端部と対応する位置を正面から背面へ貫通させた形態の略方形をなす複数の取付孔113Hが上下方向に並ぶように形成され、各取付孔113Hには、夫々、中継コネクタ114が貫通して取り付けられている。
[中継コネクタ114]
中継コネクタ114は、図23ないし図26に示すように、合成樹脂製のホルダ120と、ホルダ120内に収容した金属製(例えば、ステンレス製)の中継端子131とから構成される。
ホルダ120は、全体としてブロック状をなす箱状部121と、箱状部121の背面から後方へ突出する壁部122とから構成される。
箱状部121には、その正面から側面(シャーシ113の側縁部とは反対側の側面)に亘って開口する収容室123が形成されている。収容室123の開口部のうち正面側の開口部は、正面側から放電管115の端部(口金136)を嵌入させるための受入口124となっており、側面側の開口部は、放電管115の端部を収容室123に収容した状態においてガラス管134との干渉を回避するための逃がし口125となっている。この逃がし口125には、その開口縁を内側へ板状に張り出させた形態のストッパ126(本発明の構成要件である移動規制部)が形成され、このストッパ126により逃がし口125の開口形状は略U字形に狭められている。この略U字形をなす逃がし口125の上下方向の間隔は、口金136の本体137の内径よりも小さく且つ放電管115のガラス管134の外径と同じかそれよりも僅かに大きい寸法となっている。逃がし口125の開口縁における奥端部は半円形の凹部127となっており、この凹部127の曲率半径はガラス管134の外周の曲率半径と同じかそれよりも僅かに大きい寸法となっている。また、逃がし口125の開口縁における凹部127よりも正面側の領域は、上下一対のガイド部128となっている。
また、箱状部121には、箱状部121のうち逃がし口125が開口している外側面からシャーシ113と平行に突出する張出部129が形成されている。この張出部129は、シャーシ113の正面と逃がし口125との間を仕切るような形態となっている。箱状部121の外面(上面と下面)には上下一対の抜止め突起130が形成されている。
中継端子131は、ホルダ120の内部に保持されている。中継端子131は、所定形状に打ち抜いた金属板材を曲げ加工したものであって、湾曲した板片からなる上下対称な一対の弾性押圧片132と、背面側へ平板状に突出する基板用接続部133とを備えている。一対の弾性押圧片132は、上下方向へ互いに離間する方向への弾性撓みを許容された状態で収容室123内に収容されており、一対の弾性押圧片132の上下方向の間隔は、ストッパ126の凹部127よりも正面側の位置において最小となっている。弾性押圧片132が弾性撓みしていない自由状態における弾性押圧片132間の最小間隔は、放電管115の口金136の本体137の外径よりも小さい寸法となっている。一方、基板用接続部133は、箱状部121の背面からホルダ120外へ露出し、壁部122に沿って後方へ突出している。
かかる中継コネクタ114をシャーシ113に組み付ける際には、シャーシ113の正面側から取付孔113Hにホルダ120の壁部122を差し込み、箱状部121の外面をシャーシ113の正面における取付孔113Hの開口縁部に当接させるとともに、抜止め突起130を、シャーシ113の背面における取付孔113Hの開口縁部に係止させる。これにより、シャーシ113が係止面130と抜止め突起130とによって前後から挟まれ、もって、ホルダ120がシャーシ113に対して組み付け方向(取付孔113Hの貫通方向)への移動を規制された状態に固定され、中継コネクタ114がシャーシ113に組み付けられる。中継コネクタ114がシャーシ113に組み付けられた状態では、ホルダ120の前端側部分を構成する箱状部121が、シャーシ113の正面側へ突出(露出)しているとともに、ホルダ120の後端側である壁部122がシャーシ113の背面側へ突出(露出)している。
[放電管115]
放電管115は、図28に示すように、冷陰極線管からなり、全体として細長く円形断面の直線状のガラス管134と、ガラス管134の両端からガラス管134と同軸状に且つ直線状に突出する円形断面の細長い金属製(例えば、ニッケル系、或いはコバルト系の金属)のアウタリード135と、ガラス管134の両端部に取り付けられる口金136とから構成される。ガラス管134の内部には水銀が封入され、ガラス管134の両端部は、加熱して溶融させることで概ね半球状に形成されている。そして、アウタリード135は、この半球部を貫通している。
口金136は、図29ないし図31に示すように、所定の形状に打ち抜かれた金属製(例えば、ステンレス製)の板材に曲げ加工や叩き出し加工を施すことによって形成された単一部品である。口金136は、1つの本体137と1片の導電片140とを備えている。本体137は、全体としてガラス管134と同心の円筒形をなし、本体137の内径はガラス管134の外径よりも少し大きい寸法に設定されている。
本体137には、その一部をスリット状に切欠することによって三対の弾性保持片138A,138Bが周方向において等角度のピッチで配置されるように形成されている。
対をなす弾性保持片138A,138Bのうち一方の第1弾性保持片138Aは、全体として後方へ(詳しくは、やや径方向内向きへ斜め方向に)片持ち状に延出した形態であって、その基端(前端)を支点として径方向に弾性撓みし得るようになっている。第1弾性保持片138Aの延出端部(後端部)には、径方向外側へ斜めに曲げられた屈曲部139が形成され、この屈曲部139の曲げの外側の面(つまり、内側に臨む面)はガラス管134の外周面に当接する接点となっている。この3本の第1弾性保持片138Aの接点を結ぶ仮想円は、本体137と同心の円形であり、この仮想円の径寸法は、第1弾性保持片138Aが弾性撓みしていない自由状態のときにガラス管134の外径よりも小さい寸法となっている。
対をなす弾性保持片138A,138Bのうち他方の第2弾性保持片138Bは、第1弾性保持片138Aに対して周方向に隣り合うように配置され、全体として第1弾性保持片138Aと逆に前方へ(詳しくは、やや径方向内向きへ斜め方向に)片持ち状に延出した形態となっていて、その基端(後端)を支点として径方向に弾性撓みし得るようになっている。第2弾性保持片138Bの延出端はガラス管134の外周面に当接する接点となっており、この3片の第2弾性保持片138Bの接点を結ぶ仮想円は、本体137と同心の円形であり、この仮想円の径寸法は、第2弾性保持片138Bが弾性撓みしていない自由状態のときにガラス管134の外径よりも小さい寸法となっている。
本体137には、その前端縁から前方へ片持ち状に突出する一対の保護片が形成されている。一対の保護片は、周方向に間隔を空けて配置され、本体137に対して面一状をなして直線的に延出している。そして、この一対の保護片の間から導電片140が前方へ片持ち状に延出している。導電片140は、本体137の前端に連なる細長部141と、細長部141の前端(延出端)から更に前方へ突出する筒状部142とからなる。
細長部141は、本体137に対して面一状であって本体137からその軸線と平行に延出する基端部141aと、基端部141aの延出端から本体137の軸線に向かって径方向内向きに延出する中間部141bと、中間部141bの延出端から本体137の軸線と平行に延出する先端部141cとからなり、先端部141cの延出端に筒状部142が連なっている。細長部141の幅寸法は細長部141の長さ寸法に対して充分に小さく、したがって、細長部141は、本体137の径方向への弾性変形、径方向と交差する方向(細長部141の長さ方向と交差する方向)への弾性変形、及び細長部141自身を軸とする弾性的な捻れ変形が可能となっている。
筒状部142は、細長部141の延出端から横方向へ張り出した部分を円筒状に曲げ加工したものであり、軸線は概ね本体137と同軸状に配置されている。かかる筒状部142は、細長部141を弾性撓みさせつつ、口金136の軸回り方向及び径方向へ変位し得るようになっている。
[口金136とガラス管134の組み付け]
次に、口金136をガラス管134に組み付ける工程を説明する。
組付けに際しては、ガラス管134と口金136を、夫々、把持装置(図示せず)で保持した状態で、口金136とガラス管134とを相対的に同軸状に接近させ、本体137をガラス管134に外嵌させる。本体137が外嵌され始めると、三対の弾性保持片138A,138Bの延出端部の接点がガラス管134の外周に対して弾性的に当接し、組付けが進むのに伴なって接点がガラス管134の外周面上を摺接する。そして、本体137を貫通したアウタリード135の先端が、筒状部142の中空内に進入し始める。この後、双方の把持装置が所定の組付け位置に達すると、口金136とガラス管134とが軸線方向において正規の組付け位置に位置決めされ、アウタリード135の先端部が筒状部142で全周に亘って包囲された状態となる。このとき、アウタリード135の先端部は、筒状部142の先端から大きく突出することがなく、筒状部142から僅かに突出するか、筒状部142の先端とほぼ同じ位置、若しくは筒状部142の内部に位置する。
この後は、筒状部142に対して縮径変形させるようにカシメ付けが行われ、カシメ付けられた筒状部142とアウタリード135とが溶接によって電気的導通可能に固着されて、口金136とガラス管134とが一体化される。以上により、組付けが完了し、放電管115が完成する。
口金136とガラス管134が組み付けられた状態では、三対の弾性保持片138A,138Bによる弾性的な保持作用により本体137がガラス管134に対してほぼ同心状に保持され、ガラス管134の外周と本体137の内周との間には、ほぼ全周に亘って隙間(空気層)が確保される。
なお、図40及び図41に示すように、筒状部142をU字状の接続部142aとすることができる。この場合、口金136に対してガラス管134を嵌め込んだ後、U字状の接続部142aをアウタリード135に沿って曲げ加工することで、これらアウタリード135と接続部142aとの電気的接続が可能となる。このようなU字状の接続部142aを曲げ加工する態様によれば、アウタリード135に対する電気的接続性が一層良好なものとなる。
[中継コネクタ114に対する放電管115の取付]
上記のようにして製造された放電管115は、中継コネクタ114に取り付けられる。取付けに際しては、放電管115を水平に向けた状態でシャーシ113の正面に接近させ、ガラス管134の両端部と口金136を中継コネクタ114の収容室123に対して正面側から嵌め込む。このとき、一対の弾性押圧片132が、口金136の本体137によって上下に拡開するように弾性撓みさせられ、本体137が一対の弾性押圧片132の最小間隔部分を通過した後は、両弾性押圧片132が、その弾性復元力によって本体137を収容室123の奥側へ引き込み、本体137を収納室123の底部に当接させ、これにより、放電管115の取付けが完了する。
取り付けられた放電管115は、その両端部において一対の弾性押圧片132に保持され、中継端子131とこの中継端子131の取付け母体であるホルダ120を介してシャーシ113に取り付けられる。この状態では、放電管115の重量は、中継コネクタ114を介してシャーシ113に作用するだけであり、アウタリード135に対して放電管115の重量が負荷として作用することはない。
また、一対の弾性押圧片132が本体137の外周面に弾性的に接触し、これにより、アウタリード135が口金136を介して中継端子131に電気的導通可能に接続される。さらに、一対の弾性押圧片132の弾性復元力により、ガラス管134がストッパ126の凹部127に押し付けられた状態に保持されており、放電管115の軸方向に見たときには、本体137の一部がストッパ126と重なるように位置する。つまり、本体137における導電片140とは反対側の端縁の一部がストッパ126に対して軸線方向に接近して対向する状態となる。
また、ホルダ120の外面のうちシャーシ113の板面と直角であって収容室123の逃がし口125が開口する外面には、シャーシ113と逃がし口125との間の部分をシャーシ113の板面に沿って突出させた形態の張出部129が形成されているので、収容室123の内部からシャーシ113の正面に至る沿面距離が長くなっている。したがって、収容室123内の放電管115からホルダ120外のシャーシ113へのリークが防止される。
[電源基板116の概要]
電源基板116は、図32に示すように、背面(シャーシ113と反対側の面)に回路が形成された回路基板117と、回路基板117の背面に実装された電子部品119と、回路基板117の背面に取り付けられた複数の基板コネクタ118とを備えている。
回路基板117は、全体として縦長の方形をなし、紙基材フェノール樹脂銅張積層板(紙フェノールと称される)が用いられている。回路基板117には、縦長の方形をなす複数の嵌合孔117Hが正面側から背面側へ貫通するように形成されている。複数の嵌合孔117Hは、上記した中継端子131(中継コネクタ114)と対応するように、回路基板117の左右両側の側縁部に沿って上下に並ぶように配置されている。基板コネクタ118は、合成樹脂製のハウジングと、ハウジング内に全体が収容された金属製(例えば、洋白合金製)の出力端子(図示せず)とを備えて構成され、各嵌合孔117Hと対応するように、回路基板117の左右両側縁に沿って配置されている。ハウジングの外面には、嵌合孔117Hと対応する嵌合空間(図示せず)が形成され、嵌合空間内に出力端子の一部が臨んでいる。
電源基板116は、回路基板117がシャーシ113と平行となる向きで背面側からシャーシ113に接近させて組み付けられている。組付けに際しては、中継コネクタ114の壁部122及びこの壁部122に沿って配置されている基板用接続部133が、回路基板117の嵌合孔117Hを貫通して基板コネクタ118の嵌合凹部127に差し込まれる。これにより、中継コネクタ114と基板コネクタ118が嵌合され、中継端子131と出力端子が導通可能に接続される。
[実施形態4の作用・効果]
本実施形態4においては、放電管115を中継コネクタ114に支持した状態で、口金136がストッパ126に係止するようになっているので、放電管115が中継コネクタ114に対して軸線方向に移動する虞はない。即ち、放電管115に対して右方向への移動力が付与された場合には、放電管115の左側の端部に組み付けられている口金136がストッパ126に対して左側から引っ掛かるので、放電管115の右方への移動が規制される。放電管115に対して左方向への移動力が付与された場合には、放電管115の右側の端部において口金136がストッパ126に対して右側から係止するので、放電管115の左方への移動が規制される。このように放電管115は、その軸線に沿った左右いずれの方向への移動も規制されているので、アウタリード135の先端が収容室123における逃がし口125とは反対側の壁部122に突き当たる虞がない。
また、ストッパ126は口金136の端縁に係止するので、口金136の外周にストッパ126を係止させるための孔を形成せずに済み、加工コストを低減できるとともに、口金136の強度低下を回避できる。
また、ストッパ126が口金136における導電片140側の端縁に係止する構造の場合、口金136の周方向の向きによっては、口金136の端縁から延出している導電片140が邪魔になって、口金136の端縁とストッパ126とが係止できなくなることが懸念されるが、本実施形態4では、ストッパ126が導電片140とは反対側の端縁に係止するようになっているので、導電片140に邪魔されて口金136とストッパ126とが係止できなくなる、という虞がなく、口金136とストッパ126とを確実に係止させることができる。
また、導電片140には、アウタリード135に対して全周に亘って包囲するように接続される筒状部142が形成されているので、導電片140がアウタリード135から外れることがない。したがって、筒状部142をカシメ付ける際に、筒状部142がアウタリード135から外れることがなく、導電片140とアウタリード135とを確実に接続させることができる。
また、口金136とストッパ126との係止代は、ガラス管134の外径と口金136の外径との寸法差の1/2に相当するのであるが、本実施形態4では、弾性保持片138A,138Bによって口金136をガラス管134に対して同心状に保持するようにしているので、口金136を大きくしてその内径とガラス管134の外径との寸法差を大きく確保することが可能となっている。これにより、口金136とストッパ126との係止代を増大させ、放電管115の移動を確実に規制することができる。
また、ストッパ126には、ストッパ126に口金136を係止させた状態においてガラス管134の外周を当接させる凹部127が形成され、中継コネクタ114には、放電管115を凹部127側へ押圧可能な一対の弾性押圧片132が設けられているのであるが、この一対の弾性押圧片132は、斜め上方及び斜め下方から上下対称に放電管115を凹部127側へ押圧しているので、ガラス管134が凹部127から外れる虞がなく、口金136をストッパ126に対して確実に係止させておくことができる。
また、中継コネクタ114は、合成樹脂製のホルダ120内に中継端子131を組み付けた形態となっているのであるが、本実施形態4では、ストッパ126を合成樹脂製のホルダ120に形成しているので、中継端子131にストッパを形成する必要がなく、その分、中継端子131の製造に要する材料が少なくて済む。一般に合成樹脂が金属に比べて材料費が安価であるということに鑑みると、本実施形態4によれば、中継コネクタ114の材料コストを低減することができる。
<実施形態5>
次に、本発明を具体化した実施形態5を図33ないし図39を参照して説明する。本実施形態5は、放電管115を支持するための手段を上記実施形態4とは異なる構成としたものである。その他の構成については上記実施形態4と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
[アース部材150の概要]
上記実施形態4では、放電管115の両端部を、ホルダ120と中継端子131からなる中継コネクタ114によって支持したが、本実施形態5では、図33及び図34に示すように、放電管115の両端部のうち一方の端部は、実施形態4と同じ中継コネクタ114で支持するのに対し、放電管115の他方の端部については、アース部材150によって支持している。
アース部材150は、図36に示すように、シャーシ113の一方の側縁部に沿って取り付けた細長い支持板151と、この支持板151の正面に導通可能に取り付けられた複数のアース端子152とから構成される。支持板151には、各アース端子152と対応して3つずつの取付孔151Hが貫通して形成されている。なお、支持板151は、基板や金属板によって構成されている。
一方、アース端子152は、図37及び図38に示すように、所定形状に打ち抜いた金属製(例えば、洋白合金)の板材に曲げ加工を施したものであって、ベース部153と、ベース部153の上下両縁部から正面側へ延出する上下対称な一対の弾性押圧片154と、ベース部153の一方の側縁部から正面側へ延出するストッパ155(本発明の構成要件である移動規制部)とを備えて構成される。
一対の弾性押圧片154は、ストッパ155とは反対側の側縁部に配置され、相手側の弾性押圧片154側へ膨らむように湾曲した形状をなしている。弾性押圧片154は、その間隔を拡開するように弾性撓みすることが可能であり、弾性押圧片154が弾性撓みしていない状態における一対の弾性押圧片154の最小間隔は、放電管115のガラス管134の外径よりも小さい寸法となっている。
ストッパ155は、ベース部153から放電管115の軸線と直角に立ち上がっており、ストッパ155には略円弧状に凹んだ形態の凹部156が形成されている。実施形態4の中継コネクタ114では、ストッパ126の凹部127の上下両側に一対のガイド部128が立ち上がっていたが、本実施形態5では、凹部156の上下両側におけるベース部153からの立ち上がり寸法は小さく抑えられており、実施形態4のガイド部128に相当する手段は設けられていない。したがって、ガイド部を設けたものと比較すると、アース端子152に必要な金属材料は少なくなっている。
さらに、ベース部153には、3片の脚部157が一体形成されている。3片のうち2片の脚部157は、弾性押圧片154とストッパ155との間であって、ベース部153の上下両縁部から弾性押圧片154及びストッパ155とは反対側(裏面側)へ突出しており、残りの1片の脚部157は、ベース部153におけるストッパ155とは反対側の側縁における両弾性押圧片154の中間位置から弾性押圧片154及びストッパ155とは反対側(裏面側)へ突出している。
かかるアース端子152は、合成樹脂製のハウジング等の部材には収容されておらず、剥き出しの状態のままで、脚部157を取付孔151Hに貫通させて半田付け等により支持板151に対して導通可能に固着されている(図39参照)。これにより、1枚の支持板151に取り付けられた複数のアース端子152は、支持板151を介して互いに導通可能に接続されていることになる。また、アース部材150には電源基板は接続されておらず、支持板151はシャーシに対して導通可能に接続されている。
[アース端子152に対する放電管115の取付]
放電管115をアース端子152に取り付ける際には、放電管115を水平に向けた状態でシャーシ113の正面に接近させ、ガラス管134の端部と口金136を上下一対の弾性押圧片154の間に正面側から嵌め込む。このとき、一対の弾性押圧片154が、口金136の本体137によって上下に拡開するように弾性撓みさせられ、本体137が一対の弾性押圧片154の最小間隔部分を通過した後は、両弾性押圧片154が、その弾性復元力によって本体137をベース部153側に引き込み、本体137をベース部153に当接させ、これにより、放電管115の取付けが完了する。なお、放電管115の反対側の端部は、上記実施形態4と同様にして中継コネクタ114に取り付けられる。
取り付けられた放電管115は、その両端部において中継コネクタ114とアース部材150とによって支持される。一対の弾性押圧片132,154が口金136の本体137の外周面に弾性的に接触するので、アウタリード135が口金136を介して中継端子131とアース端子152に電気的導通可能に接続される。さらに、一対の弾性押圧片154の弾性復元力により、ガラス管134がストッパ126,155の凹部127,156に押し付けられた状態に保持されており、放電管115の軸方向に見たときには、本体137の一部がストッパ126,155と重なるように位置する。つまり、本体137における導電片40とは反対側の端縁の一部がストッパ126,155に対して軸線方向に接近して対向する状態となる。
なお、図42及び図43に示すように、アース端子152に対してプロテクト部551を設けるものとしても良い。このプロテクト部551は、弾性押圧片規制部552と支持板当接部553とを備え、アース端子152が支持板151に取り付けられ、固定されたときに、支持板当接部553は支持板151に当接又は近接した状態となる。そして、弾性押圧片154にそれを押し広げる何らかの外力が加わった場合、押し広げられる過程において、まず弾性押圧片規制部553に当接する。その後、それ以上の負荷が加わった場合、支持板当接部553はプロテクト部551が倒れないように支持する役割を担うものとされている。なお、プロテクト部551は弾性押圧片154の根元から繋がっており、支持板当接部553を機能させるには、支持板当接部553をその繋がった部分よりも外側に構成させる必要がある。また、支持板当接部553をより外側に構成させることで一層効果を発揮することが可能とされている。
[実施形態5の作用・効果]
本実施形態5においては、放電管115を中継コネクタ114とアース部材150に支持した状態で、放電管115の両端の口金136がホルダ120のストッパ126とアース端子152のストッパ155にと係止するようになっているので、放電管115が中継コネクタ114に対して軸線方向に移動する虞はない。
即ち、放電管115に対して中継コネクタ114側からアース部材150側への移動力が付与された場合には、放電管115の中継コネクタ114側の端部に組み付けられている口金136がホルダ120のストッパ126に係止することにより、放電管115のアース部材150側への移動が規制される。放電管115に対してアース部材150側から中継コネクタ114側への移動力が付与された場合には、放電管115のアース部材150側の端部において口金136がアース端子152のストッパ155に係止するので、放電管115の中継コネクタ114側への移動が規制される。このように放電管115は、その軸線に沿った左右いずれの方向への移動も規制されているので、アウタリード135の先端が、収容室123における逃がし口125とは反対側の壁部や、シャーシ113の側壁に突き当たる虞がない。
また、アース端子150のストッパ155には、ストッパ155に口金136を係止させた状態においてガラス管134の外周を当接させる凹部156が形成され、アース端子152には、放電管115を凹部156側へ押圧可能な一対の弾性押圧片154が設けられているのであるが、この一対の弾性押圧片154は、斜め上方及び斜め下方から上下対称に放電管115を凹部156側へ押圧しているので、ガラス管134が凹部156から外れる虞がなく、口金136をストッパ155に対して確実に係止させておくことができる。
また、アース部材150においては、ストッパ155が、口金136との導通手段であるアース端子152と一体に形成されているので、アース端子とは別部品のストッパを設けたものと比較すると、本実施形態5では、部品点数が少なくて済んでいる。
また、複数本の放電管115は、その他方の端部の口金136においてアース部材150を介して短絡状態となり、一括してアースされる。アース部材150を構成する複数のアース端子152同士は絶縁する必要がないので、絶縁を目的としてアース端子152を包囲したりアース端子152間を隔絶したりするための絶縁部材は不要である。つまり、本実施形態では、放電管115の両端部に中継コネクタ114を接続して各放電管115を個別にアースする構造に比べると、部品点数が少なくて済んでいる。
<実施形態6>
次に、本発明を具体化した実施形態6を図44ないし図47を参照して説明する。本実施形態6は、中継コネクタについて、ホルダ20の構成を上記実施形態1とは異なる構成としたものである。その他の構成については上記実施形態1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
[中継コネクタ145]
中継コネクタ145は、図44ないし図47に示すように、合成樹脂製のホルダ20と、ホルダ20内に収容した金属製の中継端子30とから構成される。
ホルダ20は、全体としてブロック状をなす箱状部21と、箱状部21の背面から後方へ突出する壁部27とから構成される。ホルダ20には、箱状部21の外面(上面と下面)に沿って後方(シャーシ13に対する中継コネクタ14の組み付け方向と同じ方向)へ片持ち状に延出する形態の上下一対の抜止片25が形成されている。抜止片25の延出端には、箱状部21とは反対側へ突出するほぼ直角三角形状をなす抜止め突起25aが形成されている。また、箱状部21の背面には、壁部27を挟んで位置する一対の係止面26が形成されている。この一対の係止面26は、シャーシ13と平行であって、抜止片25を挟んで左右両側に配置されている。さらに、箱状部21には、その正面から右側面(シャーシ13の側縁部とは反対側の側面)に亘って開口する収容室23が形成されている。
中継端子30は、ホルダ20に保持されており、所定形状に打ち抜いた金属板材を曲げ加工したものであって、略円弧形の板片からなる上下一対の弾性挟持片32によって構成される放電管用接続部31と、背面側へ平板状に突出する基板用接続部33とを備え、弾性挟持片32は収容室23内に収容されている。基板用接続部33は、箱状部21の背面からホルダ20外へ露出し、壁部27に沿って後方へ突出している。この壁部27と基板用接続部33の箱状部21からの突出方向は、シャーシ13に対して直角な方向(シャーシ13に対する中継コネクタ14の組み付け方向と同じ方向)となっている。
かかる中継コネクタ14は、図44に示すようにシャーシ13の取付孔13に挿入された状態でシャーシ13に取り付けられ、その状態で放電管15の取付機能と、放電管15と電源基板16との接続機能とを兼備している。また、その取付状態において、図44に示すように、シャーシ13と電源基板16とは隙間149を隔てて離間されており、ホルダ20は、その隙間149において中継端子30(特に基板用接続部33)を外側から覆う保護壁部146を備えている。なお、シャーシ13と電源基板16との隙間149の大きさは本実施形態では7mm以上とされ、人間の指が入る程度の大きさとされている。また、保護壁部146は、中継端子30から所定の空間を隔てて離間した状態で、中継端子30を覆っている。
一方、ホルダ20は、放電管15側と電源基板16側とを仕切る仕切壁部147を備えている。この仕切壁部147は、放電管15側に部分的に突出する突部148を備えるとともに、その突部148により放電管15を支持可能な構成とされている。つまり、仕切壁部147から部分的に突出する突部148上に放電管15の下端面が載置可能とされているのである。
[実施形態6の作用・効果]
本実施形態6においては、中継コネクタ145のホルダ20が、シャーシ13と電源基板16との間の隙間149において、中継端子30を外側から覆う保護壁部146を備えている。このようにシャーシ13と電源基板16との隙間149に保護壁部146を設けることで、当該隙間149において中継端子30が露出することがなくなり、作業者等が当該隙間149において中継端子30に触れることを好適に防止している。その結果、当該隙間149における漏電、感電が生じ難いものとなっている。
また、保護壁部146は、中継端子30から離間した状態で、中継端子30を覆ってなるものとすることができる。このように保護壁部146と中継端子30とを離間することで、成形時に十分な肉厚の金型を用いることができるようになり、製造効率向上に寄与することが可能となる。
また、ホルダ20は、放電管15と電源基板16とを仕切る仕切壁部147を備え、仕切壁部147は、放電管15側に部分的に突出する突部148を備えるとともに、その突部148により放電管15を支持する構成を有している。このように仕切壁部147において放電管15側に部分的に突出する突部148を形成して、当該突部148により放電管15を支持する構成とすることで、放電管15を支持する部分の肉厚が小さくなり、成形性が良好なものとなる。つまり、放電管15側と電源基板16側とをできるだけ大きく離間させるために仕切壁部147全体を肉厚にすると、当該肉厚部分が成形時にすり鉢状にヒケてしまう等の成形上の問題が生じる場合があるが、本実施形態では、突部148を構成したことで、そのような不具合が生じ難いものとなっているのである。
[実施形態7]
次に、本発明を具体化した実施形態7を図48ないし図55を参照して説明する。上記実施形態では、図28〜図31に示すような放電管115を用いたが、例えば図48及び図49に示した口金236を装着した放電管を用いることもできる。
図48及び図49に示した口金236は、図28〜図31に示した口金136と同様に、所定の形状に打ち抜かれた金属製(例えば、ステンレス製)の板材に曲げ加工や叩き出し加工を施すことによって形成された単一部品である。なお、口金236は、周方向の切欠249を入れる点以外は口金136と同様の構成であるため、該同様の構成については説明を省略する。
口金236は、1つの本体237と1片の導電片240とを備えている。本体237は、全体としてガラス管134(図50等参照)と同心の円筒形をなし、本体237の内径はガラス管134の外径よりも少し大きい寸法に設定されている。
本体237には、その一部を切欠することによって3つの弾性保持片238が周方向において等角度のピッチで配置されるように形成されている。この3つの弾性保持片238がガラス管134の外周面に当接する。
本体237には、上記実施形態の口金136と同様に、その端縁から導電片240が片持ち状に延出している。導電片240は、本体237の前端に連なる細長部241と、細長部241の前端(延出端)から更に前方へ突出する筒状部242とからなる。
また、本体237には、弾性保持片238を形成するための切欠(本体237の軸方向に延びる切欠)から連続して周方向に延びる切欠249が形成されている。円筒の本体237を作成する場合、周方向に連続して円筒をなしている部分に関しては該円筒を成形することは容易であるものの、弾性保持片238が形成された部分のように切欠が形成された部分に関しては、該円筒を成形することが困難となる。そこで、周方向の切欠249を形成することで、該切欠249を形成した部分を円筒に合わせた円弧に成形し、本体237全体として円筒形状を形成することを容易化することが可能となるのである。なお、特に周方向に隣り合う弾性保持片238と弾性保持片238との間の距離(周方向の距離)が大きい程、円筒形状を成形することが困難で、そのような場合に切欠249による効果が大きいものとなる。
口金236は、図50〜図55に示したような実施態様で放電管に適用される。
図50及び図51に示した放電管315は、直線状のガラス管134に口金236を装着したものである。図52及び図53に示した放電管415は、U字状のガラス管234に口金236を装着したものである。図54及び図55に示した放電管515は、直線状のガラス管334a,334bに対して、一方の端部に口金236,236を装着したものである。この場合の放電管515は、口金236を装着した側の端部では、アウターリード135,135と導電片240,240とが電気的に接続される一方、反対側の端部では、2本のガラス管334a,334b同士を接続すべく、アウターリード335,335間を接続部材434にて接続している。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)放電管としては、冷陰極線管に限らず、熱陰極線管、キセノン管、蛍光灯等を用いてもよい。
(2)表示装置の表示パネルは、スイッチング素子がTFTであるものに限らず、スイッチング素子がMIM(Metal Insulator Metal)等、TFT以外のものであってもよい。
(3)表示装置としては、液晶表示装置に限らず、表示パネルの背面側に照明装置を必要する種々の表示装置が含まれる。
(4)中継端子と出力端子との位置ずれを吸収する手段として、中継端子を基板コネクタの並び方向と略直角な細長い形態とし、出力端子を並び方向と平行な板状としてもよい。
(5)中継コネクタに対する放電管の組付け方向と、中継コネクタに対する基板コネクタの組付け方向は異なる方向であってもよい。例えば、中継コネクタに対する放電管の組付け方向をシャーシの板面と概ね平行とし、中継コネクタに対する基板コネクタの組付け方向をシャーシの板面と略直角としてもよく、これとは、逆に、中継コネクタに対する放電管の組付け方向をシャーシの板面と略直角とし、中継コネクタに対する基板コネクタの組付け方向をシャーシの板面と略平行としてもよい。
(6)中継コネクタにおける電源基板との接続部は、突出形態に限らず、凹んだ形態としてもよい。この場合、電源基板における中継コネクタとの接続部は、突出した形態となる。
(7)出力端子は、金属材を所定形状に打ち抜いただけとして曲げ加工を施さないものであってもよい。
(8)電源としては、回路基板に電子部品を実装した電源基板に限らず、回路基板を用いずに、電子部品を配線で繋いだものも含まれる。
(9)口金の本体を支承する手段としては、中継コネクタに限らず、直接電源基板に実装したコネクタ(例えば、インバータコネクタ)に直接口金を組み付ける構造(中継コネクタを用いない形態)や、電源からアウタリードに至る電力供給経路とは別に設けた専用の支承手段に口金を組み付ける手段を用いることができる。
(10)回路基板に基板コネクタを設けず、中継コネクタをケーブルを介して電源(電源基板)に接続してもよい。
(11)ホルダは、弾性抜止片を用いずに、ビス止めや圧入によってシャーシに固定してもよい。
(12)弾性抜止片は1片又は3片以上でもよい。
(13)ホルダは、シャーシに対して背面側から組み付けるようにしてもよい。
(14)放電管用接続部は、収容室内に配置せず、ホルダの外面に露出する形態であってもよい。
(15)電源は、回路基板におけるシャーシ側の正面に基板コネクタを実装した形態であってもよい。
(16)基板用接続部は、雌形(凹んだ形状)であってもよい。

Claims (39)

  1. 略平板状をなすシャーシの正面側に配置した放電管に対し、前記シャーシの背面側に配置した電源からの電力を供給するための中継コネクタであって、
    前記シャーシに組み付けられる絶縁性のホルダと、
    前記放電管と前記電源に対して電気的に接続可能であって、前記ホルダに取り付けられた中継端子とを備え、
    複数の前記中継コネクタが、前記シャーシに対して当該シャーシの端部に沿って並列配置される一方、
    前記電源が、前記複数の前記中継コネクタの各々とそれぞれ接続される複数の出力端子を、回路基板上に前記中継コネクタの並列方向に並べて配置するものとされており、
    前記シャーシと前記回路基板とは隙間を隔てて離間されてなり、
    前記中継端子は、前記シャーシの前記背面側へ突出する基板用接続部を有し、当該基板用接続部が前記並列方向に前記出力端子より幅広の平板状をなすとともに当該幅広の平板面が前記出力端子に接続されてなり、
    前記ホルダは、前記シャーシと前記回路基板との間の前記隙間において、前記基板用接続部前記シャーシの前記端部側から覆う保護壁部を備えてなることを特徴とする中継コネクタ。
  2. 前記保護壁部は、前記中継端子から離間した状態で、前記中継端子を覆ってなることを特徴とする請求項1に記載の中継コネクタ。
  3. 前記ホルダは、前記放電管側と前記電源側とを仕切る仕切壁部を備え、
    前記仕切壁部は、前記放電管側に部分的に突出する突部を備えるとともに、その突部により前記放電管を支持することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の中継コネクタ。
  4. 前記ホルダが、前記シャーシの取付孔に貫通されるようになっており、
    前記ホルダの外面には、弾性撓み可能な弾性抜止片と、前記取付孔に対する貫通方向と略直角な係止面とが形成されており、
    前記シャーシを前記弾性抜止片と前記係止面との間で挟むことで、前記ホルダが前記シャーシに固定されるようになっていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の中継コネクタ。
  5. 前記ホルダにおける前記弾性抜止片の形成されている外面には、前記ホルダが前記シャーシに組み付けられた状態において前記取付孔の孔縁に当接可能な遊動規制部が形成されていることを特徴とする請求項4に記載の中継コネクタ。
  6. 前記弾性抜止片における前記取付孔の孔縁への当接面が、前記シャーシの厚さ方向に対して斜めをなす傾斜面であることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の中継コネクタ。
  7. 前記ホルダには前記放電管の端部を収容可能な収容室が形成され、
    前記収容室内には、前記中継端子の放電管用接続部が配置され、
    前記収容室内において前記放電管と前記放電管用接続部が電気的に接続されるようになっていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の中継コネクタ。
  8. 前記収容室に対する前記放電管の組み付け方向が、前記放電管の軸線と直角な方向となっているとともに、前記放電管を組み付けた状態では前記放電管の端部に外嵌した口金が前記収容室内に収容されるようになっているものにおいて、
    前記収容室には、前記口金を係止させることで、前記放電管がその軸線方向に沿って前記収容室から離脱する方向へ移動することを規制する移動規制部が形成されていることを特徴とする請求項7に記載の中継コネクタ。
  9. 前記ホルダの外面のうち前記シャーシの板面と直角であって前記収容室が開口する外面には、前記シャーシと前記収容室の開口縁との間の部分を前記シャーシの板面に沿って突出させた形態の張出部が形成されていることを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の中継コネクタ。
  10. 前記ホルダには、前記収容室のうち前記放電管の受入口となる開口部の開口縁から、前記放電管の組み付け方向に対して傾斜したテーパ状ガイド部が形成されていることを特徴とする請求項7ないし請求項9のいずれか1項に記載の中継コネクタ。
  11. 前記電源が、前記シャーシと平行な前記回路基板における前記シャーシと反対側の背面に基板コネクタを実装し、前記回路基板に貫通させた嵌合孔に前記基板コネクタの嵌合凹部を対応させ、前記嵌合凹部内に電力出力用の前記出力端子を配置した形態であるものにおいて、
    前記ホルダには、前記シャーシの背面側へ突出した形態であって、前記嵌合孔を貫通して前記嵌合凹部内に進入可能な壁部が形成され、
    前記中継端子には、前記出力端子と接続可能な前記基板用接続部が、前記壁部に沿ように形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項10のいずれか1項に記載の中継コネクタ。
  12. 前記嵌合凹部内に前記中継端子を嵌め込んだ状態で、前記中継端子と前記出力端子とが接続されるものであり、
    前記中継端子が、前記嵌合凹部内に位置移動可能な状態で嵌め込まれ、その位置移動が生じた場合にも、前記中継端子と前記出力端子との接続が維持される構成とされていることを特徴とする請求項11に記載の中継コネクタ。
  13. 前記中継端子は、前記嵌合凹部内において、前記嵌合凹部への挿入方向に対して位置移動可能な状態で嵌め込まれ、前記挿入方向への位置移動が生じた場合にも、前記中継端子と前記出力端子との接続が維持される構成とされていることを特徴とする請求項12に記載の中継コネクタ。
  14. 前記中継端子は、前記嵌合凹部への挿入時に、前記中継端子の先端もしくは前記壁部の先端が前記嵌合凹部の奥端に当接しないように構成されていることを特徴とする請求項11ないし請求項13のいずれか1項に記載の中継コネクタ。
  15. 前記ホルダには、前記嵌合凹部への挿入時に、前記回路基板に当接する挿入規制部が形成されていることを特徴とする請求項11ないし請求項14のいずれか1項に記載の中継コネクタ。
  16. 前記出力端子が、前記回路基板に対して移動規制された基端部と、前記基端部から延出する弾性撓み可能な可撓部と、前記可撓部から延出して前記壁部と前記基板用接続部を弾性的に挟むことが可能な略U字形の接続片とからなるものにおいて、
    前記嵌合凹部内においては、前記基板用接続部が、前記接続片を構成する2つの片部のうち前記可撓部とは反対の自由端側の片部に弾性接触するようになっているとともに、前記壁部が、前記接続片を構成する2つの片部のうち前記可撓部側の片部に弾性接触するようになっていることを特徴とする請求項11ないし請求項15のいずれか1項に記載の中継コネクタ。
  17. 記出力端子が、前記中継端子及び前記出力端子の前記並列方向と略直角な方向に細長く延びる接続片を有する形態となっていることを特徴とする請求項1ないし請求項16のいずれか1項に記載の中継コネクタ。
  18. 前記ホルダには、前記放電管が前記シャーシの板面と略直角な方向から進入することを許容する放電管用嵌合部と、前記電源の基板コネクタが前記シャーシの板面と略直角な方向から嵌合することを許容する電源用嵌合部とが形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項17のいずれか1項に記載の中継コネクタ。
  19. 略平板状をなすシャーシの正面側に配置した放電管に対し、前記シャーシの背面側に配置した電源からの電力を供給するための中継コネクタを前記シャーシに組み付けるための組み付け構造であって、
    前記シャーシには、取付孔が貫通して形成されており、
    前記中継コネクタが、前記シャーシに組み付けられる絶縁性のホルダと、前記放電管と前記電源に対して電気的に接続可能であって前記ホルダに取り付けられた中継端子とを備えており、
    複数の前記中継コネクタが、前記シャーシに対して当該シャーシの端部に沿って並列配置される一方、
    前記電源が、前記複数の前記中継コネクタの各々とそれぞれ接続される複数の出力端子を、回路基板上に前記中継コネクタの並列方向に並べて配置するものとされており、
    前記シャーシと前記回路基板とは隙間を隔てて離間され、
    前記中継端子は、前記シャーシの前記背面側へ突出する基板用接続部を有し、当該基板用接続部が前記並列方向に前記出力端子より幅広の平板状をなすとともに当該幅広の平板面が前記出力端子に接続されてなり、
    前記ホルダは、前記シャーシと前記回路基板との間の前記隙間において、前記基板用接続部前記シャーシの前記端部側から覆う保護壁部を備えてなることを特徴とする中継コネクタとシャーシの組み付け構造。
  20. 前記保護壁部は、前記中継端子から離間した状態で、前記中継端子を覆ってなることを特徴とする請求項19に記載の中継コネクタとシャーシの組み付け構造。
  21. 前記ホルダは、前記放電管側と前記電源側とを仕切る仕切壁部を備え、
    前記仕切壁部は、前記放電管側に部分的に突出する突部を備えるとともに、その突部により前記放電管を支持することを特徴とする請求項19又は請求項20に記載の中継コネクタとシャーシの組み付け構造。
  22. 前記ホルダの外面には、弾性撓み可能な弾性抜止片と、前記取付孔に対する貫通方向と略直角な係止面とが形成されており、
    前記シャーシを前記弾性抜止片と前記係止面とで挟むことで、前記ホルダが前記シャーシに対して貫通した状態で固定されていることを特徴とする請求項19ないし請求項21に記載の中継コネクタとシャーシの組み付け構造。
  23. 前記ホルダにおける前記弾性抜止片の形成されている外面には、前記取付孔の孔縁に当接可能な遊動規制部が形成されていることを特徴とする請求項22に記載の中継コネクタとシャーシの組み付け構造。
  24. 前記弾性抜止片における前記取付孔の孔縁への当接面が、前記シャーシの厚さ方向に対して斜めをなす傾斜面であることを特徴とする請求項22又は請求項23に記載の中継コネクタとシャーシの組み付け構造。
  25. 前記ホルダには前記放電管の端部を収容可能な収容室が形成され、前記収容室内において前記放電管と前記中継端子とが電気的に接続されるようになっているものにおいて、
    前記ホルダの外面のうち前記シャーシの板面と直角であって前記収容室が開口する外面には、前記シャーシと前記収容室の開口縁との間の部分を前記シャーシの板面に沿って突出させた形態の張出部が形成されていることを特徴とする請求項19ないし請求項24のいずれか1項に記載の中継コネクタとシャーシの組み付け構造。
  26. 略平板状をなすシャーシの正面側に配置した放電管に対し、前記シャーシの背面側に配置した電源からの電力を供給するための中継コネクタと前記電源との組み付け構造であって、
    前記中継コネクタが、前記シャーシに組み付けられる絶縁性のホルダと、前記放電管と前記電源に対して電気的に接続可能であって前記ホルダに取り付けられた中継端子とを備えており、
    複数の前記中継コネクタが、前記シャーシに対して当該シャーシの端部に沿って並列配置される一方、
    前記電源が、前記複数の前記中継コネクタの各々とそれぞれ接続される複数の出力端子を、回路基板上に前記中継コネクタの並列方向に並べて配置するものとされており、
    前記シャーシと前記回路基板とは隙間を隔てて離間され、
    前記中継端子は、前記シャーシの前記背面側へ突出する基板用接続部を有し、当該基板用接続部が前記並列方向に前記出力端子より幅広の平板状をなすとともに当該幅広の平板面が前記出力端子に接続されてなり、
    前記ホルダは、前記シャーシと前記回路基板との間の前記隙間において、前記基板用接続部前記シャーシの前記端部側から覆う保護壁部を備えてなることを特徴とする中継コネクタと電源の組み付け構造。
  27. 前記保護壁部は、前記中継端子から離間した状態で、前記中継端子を覆ってなることを特徴とする請求項26に記載の中継コネクタと電源の組み付け構造。
  28. 前記ホルダは、前記放電管側と前記電源側とを仕切る仕切壁部を備え、
    前記仕切壁部は、前記放電管側に部分的に突出する突部を備えるとともに、その突部により前記放電管を支持することを特徴とする請求項26又は請求項27に記載の中継コネクタと電源の組み付け構造。
  29. 前記電源が、前記シャーシと平行な前記回路基板における前記シャーシと反対側の背面に基板コネクタを実装し、前記回路基板に貫通させた嵌合孔に前記基板コネクタの嵌合凹部を対応させ、前記嵌合凹部内に電力出力用の前記出力端子を配置した形態とされており、
    前記ホルダには、前記シャーシの背面側へ突出した形態であって、前記嵌合孔を貫通して前記嵌合凹部内に進入可能な壁部が形成され、
    前記中継端子には、前記出力端子と接続可能な前記基板用接続部が、前記壁部に沿ように形成されていることを特徴とする請求項26ないし請求項28のいずれか1項に記載の中継コネクタと電源の組み付け構造。
  30. 前記出力端子が、前記回路基板に対して移動規制された基端部と、前記基端部から延出する弾性撓み可能な可撓部と、前記可撓部から延出して前記壁部と前記基板用接続部を弾性的に挟むことが可能な略U字形の接続片とからなり、
    前記嵌合凹部内においては、前記基板用接続部が、前記接続片を構成する2つの片部のうち前記可撓部とは反対の自由端側の片部に弾性接触しているとともに、前記壁部が、前記接続片を構成する2つの片部のうち前記可撓部側の片部に弾性接触していることを特徴とする請求項29に記載の中継コネクタと電源の組み付け構造。
  31. 記出力端子が、前記中継端子及び前記出力端子の前記並列方向と略直角な方向に細長く延びる接続片を有していることを特徴とする請求項29又は請求項30に記載の中継コネクタと電源の組み付け構造。
  32. 略平板状をなすシャーシの正面側に配置した放電管に対し、前記シャーシの背面側に配置した電源からの電力を供給するための中継コネクタに対して、前記放電管及び前記電源を接続するための組み付け構造であって、
    前記中継コネクタが、前記シャーシに組み付けられる絶縁性のホルダと、前記放電管と前記電源に対して電気的に接続可能であって前記ホルダに取り付けられた中継端子とを備えており、
    複数の前記中継コネクタが、前記シャーシに対して当該シャーシの端部に沿って並列配置される一方、
    前記電源が、前記複数の前記中継コネクタの各々とそれぞれ接続される複数の出力端子を、回路基板上に前記中継コネクタの並列方向に並べて配置するものとされており、
    前記シャーシと前記回路基板とは隙間を隔てて離間され、
    前記中継端子は、前記シャーシの前記背面側へ突出する基板用接続部を有し、当該基板用接続部が前記並列方向に前記出力端子より幅広の平板状をなすとともに当該幅広の平板面が前記出力端子に接続されてなり、
    前記ホルダは、前記シャーシと前記回路基板との間の前記隙間において、前記基板用接続部前記シャーシの前記端部側から覆う保護壁部を備えてなることを特徴とする中継コネクタに対する放電管及び電源の組み付け構造。
  33. 前記保護壁部は、前記中継端子から離間した状態で、前記中継端子を覆ってなることを特徴とする請求項32に記載の中継コネクタに対する放電管及び電源の組み付け構造。
  34. 前記ホルダは、前記放電管側と前記電源側とを仕切る仕切壁部を備え、
    前記仕切壁部は、前記放電管側に部分的に突出する突部を備えるとともに、その突部により前記放電管を支持することを特徴とする請求項32又は請求項33に記載の中継コネクタに対する放電管及び電源の組み付け構造。
  35. 前記ホルダには、前記放電管が前記シャーシの板面と略直角な方向から進入することを許容する放電管用嵌合部と、前記電源が前記シャーシの板面と略直角な方向から嵌合することを許容する電源用嵌合部とが形成されていることを特徴とする請求項32ないし請求項34のいずれか1項に記載の中継コネクタに対する放電管及び電源の組み付け構造。
  36. 請求項1ないし請求項18のいずれか1項に記載された前記中継コネクタを備えている表示装置用照明装置。
  37. 前記複数の前記中継コネクタが、前記シャーシにおける互いに平行な一対の側縁のうち一方の前記側縁に沿って並ぶように配置され、
    細長い支持板に、複数のアース端子を導通可能に並べて取り付けた形態のアース部材が、前記シャーシにおける互いに平行な前記一対の側縁のうち他方の前記側縁に沿うように配置され、
    前記一対の側縁と略直角な方向に細長い複数本の前記放電管が、並列して配置され、
    前記複数本の放電管の一方の端部に取り付けた口金が、前記中継コネクタの前記中継端子に個別に接続され、
    前記複数本の放電管の他方の端部に取り付けた口金が、前記アース端子に個別に接続されていることを特徴とする請求項36に記載の表示装置用照明装置。
  38. 請求項36又は請求項37に記載された表示装置用照明装置と、前記表示装置用照明装置の光出射側に配置される表示パネルと、を備えたことを特徴とする表示装置。
  39. 請求項38に記載された表示装置を備えたことを特徴とするテレビ受信装置。
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