JP5049857B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ遊技機に関し、特に、図柄の変動表示中における始動入賞口への遊技球の入賞を保留し、実行中であった変動表示の終了後に、保留しておいた入賞に対する図柄の変動表示を実行するパチンコ遊技機に関する。
従来から、始動入賞口への遊技球の入賞に伴い、図柄表示装置において図柄が変動表示され、変動表示の実行中にさらに始動入賞口に遊技球が入賞すると、その入賞を保留分として記憶し、実行中であった変動表示の終了後に、保留しておいた入賞に対する図柄の変動表示を実行するパチンコ遊技機が知られている。かかるパチンコ遊技機において、入賞を保留するときにその入賞に対する大当たり判定を行ってその判定結果を記憶しておき、判定結果に大当たりが含まれているときはその予告を行う(言わば、大当たりの先読みを行ってその予告を行う)ものが、下記特許文献1に開示されている。
特開2003−265772号公報
しかし、特許文献1のパチンコ遊技機は、単に保留しておいた入賞に対する図柄の変動表示に変えて予告を行うものであり(同文献の段落0065、0066、図18参照)、大当たり動作中の遊技との関連で予告を行うものではないため、一般に長時間に亘る大当たり動作における遊技者の飽きを防いで新たな面白みを提供することはできなかった。
本発明は、上述した問題を解決するものであり、大当たり動作における遊技者の飽きを防いで新たな面白みを提供可能なパチンコ遊技機を提供することを目的とする。
本発明のパチンコ遊技機は、始動入賞口と、遊技球の前記始動入賞口への抽選に有効な入賞に対して、大当たりか否かの抽選を行う抽選手段と、図柄の変動表示を経て抽選結果報知図柄を表示する図柄変動演出により、前記抽選の抽選結果を報知する図柄表示装置と、遊技球の前記始動入賞口への抽選に有効な入賞があったときに大当たり動作中を含めて当該入賞に対する前記図柄変動演出を前記図柄表示装置が即時開始できない場合、当該入賞を保留分として保留記憶部に記憶する保留記憶手段と、を備え、前記抽選結果が大当たりである場合に大当たり動作を行うパチンコ遊技機において、前記保留記憶手段が、入賞を保留分として記憶する際に当該入賞に対して前記抽選手段により前記抽選を行って当該抽選結果を前記保留記憶部に記憶するように構成され、大当たり動作中に遊技球が所定領域を通過したことを条件として、前記保留記憶部に記憶されている前記抽選結果に大当たりを示すものがある場合に、大当たり動作中に大当たりがある旨を報知し、大当たり動作中に遊技球が前記所定領域を通過しなかった場合には、前記保留記憶部に記憶されている前記抽選結果に大当たりを示すものがあっても、当該大当たり動作中には大当たりがある旨を報知しないことを特徴とする。
また、大当たり動作中に所定のラウンド数だけ開放される大入賞口を備え、前記所定領域が前記大入賞口内に設けられた遊技球検出領域であり、所定ラウンド目に遊技球が前記遊技球検出領域を通過するとともに、該通過が前記所定ラウンド目における所定個数目の通過であることを条件として、前記保留記憶部に記憶されている前記抽選結果に大当たりを示すものがある場合に、大当たりの存在を報知することとしてもよい。
また、大当たり動作中に所定のラウンド数だけ開放される大入賞口を備え、前記所定領域が前記大入賞口内に設けられた遊技球検出領域であり、所定ラウンド目に遊技球が前記遊技球検出領域を通過するとともに、該通過が前記所定ラウンド目におけるN個目の通過であるとしたときに前記保留記憶部に記憶されているN個目の保留分の前記抽選結果が大当たりであることを条件として、大当たりの存在を報知することとしてもよい。
本発明のパチンコ遊技機によれば、大当たり動作中における遊技球の所定領域の通過を条件として、保留記憶部に記憶されている抽選結果に大当たりを示すものがある場合に、大当たりの存在を報知するので、大当たり動作中の遊技との関連で予告を行うこととなり、大当たり動作における遊技者の飽きを防いで新たな面白みを提供可能である。
以下、本発明の第1〜3実施形態のパチンコ遊技機について図面に基づいて説明するが、まず、各実施形態に共通する構成について説明した後、各実施形態における動作について説明する。
〈各実施形態に共通する構成〉
図1に示すように、第1〜3実施形態のパチンコ遊技機は、前面枠10の内側に取着された遊技盤1を備え、遊技盤1には、遊技者のハンドル18の操作により発射された遊技球が動作する遊技領域2が、レール7で囲まれて形成されている。遊技領域2の中央部には、表示画面4を備える図柄表示装置3が設けられている。表示画面4の下部は保留表示部40として用いられる。表示画面4の下方には始動入賞口5が設けられ、始動入賞口5の下方には大入賞口6が設けられている。遊技領域2の右側部には通過ゲート17が設けられている。前面枠10には複数の装飾ランプ8が配設され、遊技盤1の後方にはスピーカ9が配設されている。
図2に示すように、図1図示のパチンコ遊技機の電気系統は、遊技制御基板(メイン基板)20、図柄制御基板21、ランプ制御基板22、及び、音声制御基板23を備える。
遊技制御基板20は、保留記憶手段及び抽選手段となるものであり、CPU24、ROM25、RAM26、入出力回路(I/O)27等から構成され、入出力回路27には、始動入賞口5に入賞した遊技球を検出する始動入賞検出スイッチ11、大入賞口6に入賞した遊技球を検出する大入賞口入賞検出スイッチ13、通過ゲート17を通過した遊技球を検出するゲート通過検出スイッチ14、及び、大入賞口6を解放動作させる大入賞口ソレノイド15がそれぞれ接続される。また、遊技制御基板20は、図柄制御基板21に対し各種コマンドを送信するとともに、図柄制御基板21から応答信号を受信する。
RAM26には保留記憶部が設けられ、保留記憶部には、図3に示すように、保留された入賞に対する抽選結果が記憶される。図3の例では保留数は3で、1個目と2個目の保留記憶(すなわち、保留記憶部に記憶された情報)は「ハズレ」、3個目の保留記憶は「大当たり」である。また、RAM26には、保留記憶カウンタ、ラウンドカウンタ、及び、大入賞口カウンタが設けられる。各カウンタはパチンコ遊技機の電源投入時に初期値0とされる。
図柄制御基板21は、CPU、ROM、RAM、入出力回路(I/O)等からなり、入出力回路には図柄表示装置3が接続される。また、図柄制御基板21は、ランプ制御基板22及び音声制御基板23に対し各種コマンドを送信する。図柄表示装置3は、図柄制御基板21から演出コマンドを受信すると、受信した演出コマンドに従った演出を表示画面4上で展開する。
ランプ制御基板22は、CPU、ROM、RAM、入出力回路(I/O)等からなり、入出力回路35には装飾ランプ8が接続される。装飾ランプ8は、ランプ制御基板22からの制御信号に基づき各種パターンによる点滅動作を行う。
音声制御基板23は、CPU、ROM、RAM、入出力回路(I/O)等からなり、入出力回路にはスピーカ9が接続される。スピーカ9は、音声制御基板23からの制御信号に基づき音声を発生する。
〈第1実施形態の動作〉
第1実施形態のパチンコ遊技機の動作について図4〜6に基づいて説明する。第1実施形態のパチンコ遊技機は、遊技球が遊技盤面上の右側に設けられた所定領域(具体的には、通過ゲート17)を通過したことを条件として、保留記憶部に大当たりを示す抽選結果が記憶されている場合に大当たりの報知(予告)を行うものである。
図4に示すように、遊技制御基板20は、始動入賞口5に遊技球が入賞したか否か、すなわち、始動入賞検出スイッチ11がオンしたか否かを繰り返し判定する(ステップS101)。そして、遊技制御基板20は、始動入賞検出スイッチ11がオンすると、RAM26内の保留記憶部に記憶されている保留数が上限数の4未満か否かを、RAM26内の保留記憶カウンタを参照して判定し(S102)、4未満であれば抽選に有効な入賞として、保留記憶カウンタを1増加させるとともに(S103)、その入賞に対して大当たり抽選を行う(S104)。一方、保留数が4以上であれば、抽選に有効な入賞でないとしてその入賞に対する処理を終了する。すなわち、本実施形態では、抽選に有効な入賞を、保留数が所定の上限数(本実施形態では4)未満のときの入賞とする。
大当たり抽選について詳説すると、遊技制御基板20は、遊技球の始動入賞口5への抽選に有効な入賞に対して、遊技制御基板20に設けられた図示しない乱数発生器から乱数を取得する。そして、遊技制御基板20は、取得した乱数をRAM26内に設けられた大当たりテーブル内の数値と比較し、一致するものがあれば大当たり、無ければ外れ(ハズレ)とする。
次に、遊技制御基板20は、大当たり抽選を行った始動入賞(始動入賞口5への入賞)に対して、図柄変動演出を図柄表示装置3が即時開始できるか否かを判定する。本実施形態では、図柄変動演出中または大当たり動作中のとき図柄変動演出を即時開始できないと判断する(S105)。図柄変動演出とは、図柄表示装置3において、例えば3つの数字の変動を経て大当たりの場合には「777」を表示する等、図柄の変動表示を経て抽選結果報知図柄(抽選結果を報知する図柄)を表示する演出を言う。また、大当たり動作とは、大入賞口6を所定ラウンド数(本実施形態では15ラウンド)開放する動作を言う。前の始動入賞に対する図柄変動演出中は、図柄変動演出を即時開始できず、また、前の始動入賞に対する大当たり動作中は図柄表示装置3において大当たり演出が行われているので、図柄変動演出を即時開始できない。したがって、遊技制御基板20は図柄変動演出中または大当たり動作中であれば、図柄変動演出を即時開始できないと判断して、その始動入賞を保留分として(具体的には、その抽選結果を)保留記憶部に記憶する(S106)。そして、遊技制御基板20は新規に保留分とされた入賞の存在を保留表示部40に図形やキャラクタ等で表示する(S107)。なお、保留表示部40の代わりに遊技盤1上に保留ランプを設けて、保留ランプを点灯させることにより表示することとしてもよい。
一方、遊技制御基板20はステップS105において図柄変動演出中でも大当たり動作中でもないと判定した場合、すなわち、大当たり抽選を行った始動入賞に対して図柄変動演出を即時開始可能と判断した場合、保留記憶カウンタを1減少させ(S108)、図柄制御基板21に抽選結果に応じた信号を送る。この信号に応じて、図柄制御基板21は図柄表示装置3に図柄変動を開始させ(S109)、大当たりの場合には所定の大当たり図柄で停止させ、大当たりでない場合には大当たり図柄以外で停止させる(S110)。そして、大当たりの場合、遊技制御基板20は図5に示す大当たり動作を行い(S111、112)、大当たりでない場合には、その始動入賞に対する処理を終了する。
大当たり動作について図5に基づいて説明する。まず、遊技制御基板20は、ラウンドカウンタ及び大入賞口カウンタをゼロクリアする(S201、202)。そして、大入賞口ソレノイド15に信号を送り、大入賞口6を開放させ(S203)、ラウンドカウンタを1増加させる(S204)。そして、遊技制御基板20は、大入賞口入賞検出スイッチ13からのオン信号により、大入賞口6への遊技球の入賞を検出すると(S205)、大入賞口カウンタを1増加させる(S206)。大入賞口カウンタは、1回のラウンド中に大入賞口6に入賞した遊技球の個数を数えるものである。次に、遊技制御基板20は、大入賞口6に所定個数入賞したかまたは大入賞口6の開成(S203)から所定時間経過したか否かを判断し(S207)、所定個数の入賞も所定時間の経過もなければステップS205に戻り、所定個数の入賞または所定時間の経過があれば大入賞口を閉鎖する(S208)。すなわち、大入賞口6の開成から、大入賞口6に所定個数入賞するか、または、所定時間経過するまで、大入賞口6は継続して開放される。大入賞口を閉鎖すると、遊技制御基板20はラウンドカウンタが15であるか否かを判断し(S209)、15であれば大当たり動作を終了し、15でなければ次のラウンドに進むためステップS202に戻る。なお、図柄表示装置3は、大当たり図柄での停止後、大入賞口6の大当たり動作が終了するまで、所定の大当たり演出を行うが、後述するように、保留記憶に大当たりが存在することを図柄表示装置3で報知する場合には、大当たり演出に重ねて、あるいは、大当たり演出を中断して、報知を行う。
また、第1実施形態のパチンコ遊技機は、図5に示す大当たり動作と並行して、図6に示す処理を行う。すなわち、遊技制御基板20は、ゲート通過検出スイッチ14からのオン信号により、通過ゲート17の遊技球の通過を検出すると(S301)、保留記憶部に記憶されている保留記憶に大当たり(大当たりを示す情報)があるか否かを調べ(S302)、大当たりがあれば大当たりの存在を報知する(S303)。報知の方法としては、「当たりがあるよ!」といったスピーカ9での音声による報知、「大当たり確定!」といった文字による図柄表示装置3での報知の他、装飾ランプ8を点灯させる等装飾ランプ8による報知などがある。一方、大当たりが保留記憶に無ければ、かかる大当たり報知は行わない。そして、遊技制御基板20は、大当たり動作が終了したか否かを調べ(S304)、大当たり動作が終了していれば図6の処理を終了し、大当たり動作が終了していなければステップS301に戻る。
なお、図4には示していないが、遊技制御基板20は、図柄変動演出(S109、110)及び大当たりの場合には大当たり動作(S112)が終了すると、保留記憶部に保留記憶があるか否かを判断し、記憶されていれば、古い順に保留記憶の消化を行う。すなわち、図柄変動演出を実行させるとともにその保留記憶が大当たりの場合には大当たり動作を実行し、保留表示部40に表示されていた対応する図形やキャラクタ等を消去する。そして、保留記憶カウンタを1減少させ、消化した保留記憶を保留記憶部から消去する。
遊技制御基板20は始動入賞があったか否かを繰返し判断しているので(S101)、上述した図柄変動演出中あるいは大当たり動作中に抽選に有効な始動入賞があった場合には、その始動入賞は保留分とされる。すなわち、その始動入賞については、図4のステップS105でYESと判定されて、ステップS106、107の処理が行われる。
第1実施形態では、遊技盤面上の右側に設けられた通過ゲート17を遊技球が通過することを条件として、保留記憶に大当たりが存在する場合に大当たり報知を行うので、報知を望む遊技者は遊技盤面上の右側を狙ったいわゆる右打ちを行うことになり、右打ちという大当たり動作中の遊技との関連で予告が行われる。このため、大入賞口6への入賞を狙った遊技に飽きれば右打ちをして大当たりの予告を狙うなど、大当たり動作における遊技者の飽きを防いで新たな面白みを提供可能である。また、大当たりの予告を受けた遊技者は、期待感を持って遊技を継続することができる。さらに、遊技者が右打ちを行えば、大入賞口6への入賞率が減少するのでホール側にとって有利である。
〈第2実施形態の動作〉
第2実施形態のパチンコ遊技機の動作について図4及び図7に基づいて説明する。第2実施形態のパチンコ遊技機は、所定ラウンド目(本実施形態では15ラウンド目)に遊技球が大入賞口6内に設けられた遊技球検出領域60(図1参照)を通過するとともに、その通過がその所定ラウンド目における所定個数目(本実施形態では3個目)の通過であることを条件として、保留記憶部に大当たりを示す抽選結果が記憶されている場合に大当たりの報知を行うものである。遊技球検出領域60は、大入賞口6に入賞した遊技球が必ず通過する領域であり、遊技球検出領域60を通過すると大入賞口入賞検出スイッチ13がONになる。
第2実施形態のパチンコ遊技機は、図4に示す処理を行う。図4に示す各処理において、第1実施形態と異なるのは、図4のステップS112の大当たり動作における処理だけであるので、他の処理の説明を省略し、大当たり動作における処理について、図7に基づいて説明する。
まず、遊技制御基板20は、ラウンドカウンタ及び大入賞口カウンタをゼロクリアする(S401、402)。そして、大入賞口ソレノイド15に信号を送り、大入賞口6を開放させ(S403)、ラウンドカウンタを1増加させる(S404)。そして、遊技制御基板20は、大入賞口入賞検出スイッチ13からのオン信号により、遊技球の大入賞口6への入賞、すなわち、遊技球検出領域60の通過を検出すると(S405)、大入賞口カウンタを1増加させる(S406)。次に、遊技制御基板20は、ラウンドカウンタが15で、かつ、大入賞口カウンタが3か否かを判断する(S407)。すなわち、その遊技球の遊技球検出領域60の通過が、15ラウンド目における3個目の通過か否かを判断する。そして、15ラウンド目における3個目の通過である場合には、保留記憶部に記憶されている保留記憶に「大当たり」があるか否かを調べ(S408)、「大当たり」があれば大当たりの存在を報知する(S409)。一方、15ラウンド目における3個目の通過でない場合にはステップS408、409の処理は行わない。
次に、遊技制御基板20は、大入賞口6に所定個数入賞したかまたは大入賞口6の開成(S403)から所定時間経過したか否かを判断し(S410)、所定個数の入賞も所定時間の経過もなければステップS405に戻り、所定個数の入賞または所定時間の経過があれば大入賞口を閉鎖する(S411)。大入賞口を閉鎖すると、遊技制御基板20はラウンドカウンタが15であるか否かを判断し(S412)、15であれば大当たり動作を終了し、15でなければ次のラウンドに進むためステップS402に戻る。
第2実施形態では、遊技球の所定ラウンド目の所定個数目の遊技球検出領域60の通過を条件として、保留記憶部に大当たりを示す抽選結果が記憶されている場合に大当たりの報知を行うので、大入賞口6を狙った遊技という大当たり動作中の遊技との関連で予告が行われることとなる。このため、大入賞口6への入賞による出玉に加えて大当たりの存在の予告という楽しみも加わることとなり、大当たり動作における遊技者の飽きを防いで新たな面白みを提供可能である。
〈第3実施形態の動作〉
第3実施形態のパチンコ遊技機の動作について図4及び図8に基づいて説明する。第3実施形態のパチンコ遊技機は、所定ラウンド目(本実施形態では15ラウンド目)に遊技球が遊技球検出領域60を通過するとともに、その通過がその所定ラウンド目におけるN個目(N:正整数)の通過であるとしたときに保留記憶部に記憶されているN個目の保留分の抽選結果が大当たりであることを条件として、大当たりの報知を行うものである。
第3実施形態のパチンコ遊技機は、図4に示す処理を行う。図4に示す各処理において、第1実施形態と異なるのは、図4のステップS112の大当たり動作における処理だけであるので、他の処理の説明を省略し、大当たり動作における処理について、図8に基づいて説明する。
さらに、図8のステップS501〜506の処理は、第2実施形態の図7のステップS401〜406と同じであるので、説明を省略し、図8のステップS507の処理から説明する。
ステップS507で、遊技制御基板20は、ラウンドカウンタが15で、かつ、大入賞口カウンタが示す数をN(すなわち、その遊技球の遊技球検出領域60の通過が15ラウンド目におけるN個目の通過である)としたとき、N個目の保留記憶が大当たりか否かを判断する。そして、N個目の保留記憶が大当たりである場合には、保留記憶のN個目が大当たりであることも含めて大当たりの存在を報知する(S508)。例えば、15ラウンド目に1個目の通過があったとき、1個目の保留記憶が大当たりであれば「1個目が大当たりだよ!」というように大当たりの存在を報知する。一方、N個目の保留記憶が大当たりでない場合には、大当たりの報知は行わない。
次に、遊技制御基板20は、大入賞口6に所定個数入賞したかまたは大入賞口6の開成(S503)から所定時間経過したか否かを判断し(S509)、所定個数の入賞も所定時間の経過もなければステップS505に戻り、所定個数の入賞または所定時間の経過があれば大入賞口を閉鎖する(S510)。大入賞口を閉鎖すると、遊技制御基板20はラウンドカウンタが15であるか否かを判断し(S511)、15であれば大当たり動作を終了し、15でなければ次のラウンドに進むためステップS502に戻る。
第3実施形態では、所定ラウンド目に遊技球が遊技球検出領域60を通過し、かつ、その通過がその所定ラウンド目におけるN個目の通過であるとしたときにN個目の保留記憶が大当たりであることを条件として、大当たりの報知を行うので、大入賞口6を狙った遊技という大当たり動作中の遊技との関連で予告が行われるとともに、1個目が通過したときに保留記憶の1個目が大当たりであれば大当たり報知が行われ、2個目が通過したときに保留記憶の2個目も大当たりであれば大当たり報知が行われるというように、ラウンド内で大当たりの予告が複数回行われ得る。このため、大入賞口6への入賞による出玉に加えて大当たりの存在の複数回の予告という楽しみも加わることとなり、大当たり動作における遊技者の飽きを防いで新たな面白みを提供可能である。また、保留記憶の何個目に大当たりがあるかを含めて大当たりの予告をすれば、大当たりになる保留がどれかが具体的に分かるので、遊技者は楽しみにその大当たりを待つようになり、大当たり動作における遊技者の飽きを更に防止可能である。
なお、上記各実施形態において、保留記憶部に記憶されている大当たりの数によって大当たりの報知(予告)の演出を変えてもよい。大当たりに対する期待感を盛り上げることができる等、より面白みが増加するからである。具体的には、大当たりの数が多いほど報知を派手にする(例えば、スピーカ9による報知であれば音声を大きくする、図柄表示装置3による報知であれば文字を大きくしたり派手な画像を付加したりする、装飾ランプ8による報知であれば点灯数を多くする等)ことが考えられる。
本発明の実施形態に係るパチンコ遊技機の正面図である。 同パチンコ遊技機の電気系統のブロック図である。 同パチンコ遊技機の保留記憶部の内容例である。 同パチンコ遊技機の動作を示すフローチャートである。 第1実施形態のパチンコ遊技機の大当たり動作を示すフローチャートである。 第1実施形態のパチンコ遊技機において大当たり動作と並行して行われる処理を示すフローチャートである。 第2実施形態のパチンコ遊技機の大当たり動作を示すフローチャートである。 第3実施形態のパチンコ遊技機の大当たり動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1…遊技盤
3…図柄表示装置
5…始動入賞口
6…大入賞口
17…通過ゲート
60…遊技球検出領域

Claims (3)

  1. 始動入賞口と、
    遊技球の前記始動入賞口への抽選に有効な入賞に対して、大当たりか否かの抽選を行う抽選手段と、
    図柄の変動表示を経て抽選結果報知図柄を表示する図柄変動演出により、前記抽選の抽選結果を報知する図柄表示装置と、
    遊技球の前記始動入賞口への抽選に有効な入賞があったときに大当たり動作中を含めて当該入賞に対する前記図柄変動演出を前記図柄表示装置が即時開始できない場合、当該入賞を保留分として保留記憶部に記憶する保留記憶手段と、
    を備え、前記抽選結果が大当たりである場合に大当たり動作を行うパチンコ遊技機において、
    前記保留記憶手段が、入賞を保留分として記憶する際に当該入賞に対して前記抽選手段により前記抽選を行って当該抽選結果を前記保留記憶部に記憶するように構成され、
    大当たり動作中に遊技球が所定領域を通過したことを条件として、前記保留記憶部に記憶されている前記抽選結果に大当たりを示すものがある場合に、大当たり動作中に大当たりがある旨を報知し、
    大当たり動作中に遊技球が前記所定領域を通過しなかった場合には、前記保留記憶部に記憶されている前記抽選結果に大当たりを示すものがあっても、当該大当たり動作中には大当たりがある旨を報知しないことを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 大当たり動作中に所定のラウンド数だけ開放される大入賞口を備え、
    前記所定領域が前記大入賞口内に設けられた遊技球検出領域であり、
    所定ラウンド目に遊技球が前記遊技球検出領域を通過するとともに、該通過が前記所定ラウンド目における所定個数目の通過であることを条件として、前記保留記憶部に記憶されている前記抽選結果に大当たりを示すものがある場合に、大当たりの存在を報知することを特徴とする請求項1記載のパチンコ遊技機。
  3. 大当たり動作中に所定のラウンド数だけ開放される大入賞口を備え、
    前記所定領域が前記大入賞口内に設けられた遊技球検出領域であり、
    所定ラウンド目に遊技球が前記遊技球検出領域を通過するとともに、該通過が前記所定ラウンド目におけるN個目の通過であるとしたときに前記保留記憶部に記憶されているN個目の保留分の前記抽選結果が大当たりであることを条件として、大当たりの存在を報知することを特徴とする請求項1記載のパチンコ遊技機。
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