JP5385183B2 - 遊技機 - Google Patents
遊技機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5385183B2 JP5385183B2 JP2010054117A JP2010054117A JP5385183B2 JP 5385183 B2 JP5385183 B2 JP 5385183B2 JP 2010054117 A JP2010054117 A JP 2010054117A JP 2010054117 A JP2010054117 A JP 2010054117A JP 5385183 B2 JP5385183 B2 JP 5385183B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- game
- lottery
- determination information
- game ball
- ball
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)
- Pinball Game Machines (AREA)
Description
デジパチと称されるパチンコ遊技機においては、遊技球が打ち込まれて流下する遊技盤面に形成された遊技領域に始動入賞口が設けられ、当該始動入賞口に遊技球が入賞する(所定の抽選開始条件の成立)と、内部の制御装置において、大当たり、はずれ(小当たりを含む場合がある)の抽選が行われ、抽選で大当たりとなると遊技領域に設けられたアタッカが開放して、アタッカに遊技球が入賞可能となる大当たり状態となる。
また、制御装置における複数種の大当たり、はずれの抽選が行われた後に、所定の変動表示ゲームの開始条件が成立すると、特図表示器および演出表示装置(可変表示装置)で複数種の大当たりのいずれかもしくははずれとなる同じ抽選結果を報知するための変動表示ゲームが同時進行的に行われ、変動表示ゲームが終了する直前に各種大当たりもしくははずれを識別情報としての1つの特別図柄(以下特図と略す)もしくは複数の装飾図柄の組み合わせで表示する。
また、パチンコ遊技機には、抽選決定情報の保留数を表示する保留数表示器が設けられるが、現在一般的に保留数表示専用の表示器に加え、例えば、液晶表示装置からなる演出表示装置の画面内の周縁部に保留数を表示するようになっている。
そこで、保留された抽選決定情報に対応する変動表示ゲームの開始前や開始時に前記保留数の表示を用いて、大当たり予告を行う遊技機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この大当たり予告は、たとえば、保留された抽選決定情報に大当たりがあるか否かを判定し、大当たりがある場合に、大当たりとなる抽選決定情報に対応する前記マークを大当たりを予告する通常とは異なるデザインのマーク(予告マーク)に変更して表示することにより行われる。
ここで、所定領域が始動入賞口等の入賞口の場合に、遊技球が所定領域を通過した時点で遊技盤の裏面側に流出して見えなくなってしまうので、遊技者は、所定の入賞口に遊技球が入賞したことに基づく予告で大当たりの予告があるか否かだけに興味が集中することになるが、予告が大当たりとなる確率は必ずしも高くはないので、予告を行わせるために、遊技球を発射させて所定領域を通過させることへの興味が薄れてしまう虞が有る。
また、例えば、4つまで記憶される抽選決定情報のうちいずれの抽選決定情報に対応するゲームの結果を予告するかを、前記遊技球がどの特定領域を通過するかによって決定することができる。すなわち、単にゲーム開始前にゲームの予告を行うか否かだけではなく、保留されているゲームのうちのどのゲームの結果を予告するかの決定も行われることになる。
すなわち、従来、遊技や遊技の演出に全く係ることがなかった入賞口から遊技盤裏面に排出された遊技球をゲーム結果の予告を行うか否かの決定に係らせ、さらに、その際の演出にも係らせることができる。これにより、遊技機に新たな遊技性を持たせ、演出の幅を大きく広げ、多様な演出を可能とすることができる。
当たりの際には、大入賞口に多くの遊技球が入賞するので、高い確率で遊技球がいずれかの特定領域を通過するようにできる。すなわち、高い確率で遊技盤から排出された遊技球による遊技および演出を遊技者に見せることができる。
これにより、排出された遊技球による演出をより遊技者に印象づけることが可能となる。
遊技盤1の盤面上の遊技領域2内には、その略中央部に可変表示装置(演出表示装置)3が設けられている。可変表示装置3は、例えば、液晶表示装置からなるもので、抽選手段として機能する後述の主制御装置14で行われる抽選の各種大当たりおよびはずれの抽選結果を表示するものであるが、抽選結果の表示に際し変動表示ゲームを表示し、この変動表示ゲームの大当たりおよびはずれによって上述の抽選結果を報知するようになっている。
前記可変表示装置3の直下には、始動入賞口52を備えた普通変動入賞装置5が設けられている。
この普通変動入賞装置5は、開閉動作自在な1対の可動片51,51を備え、相対的に始動入賞口52に遊技球が入賞しずらくなるように可動片51,51が閉じた状態(閉状態)と、閉状態より遊技球が入賞し易くなるように可動片51,51が開いた状態(開状態)との間で変動するようになっている。
この実施の形態の特図保留数表示装置31は、図1に示す遊技盤1に設けられた窓34を用いて構成されている。窓34および特図保留数表示装置については後述する。
この実施の形態では、前記排出路のうちの大入賞口61から入賞した遊技球を排出する大入賞口用排出路(所定入賞口用排出路)43に、特図保留数に対応して保留された複数の特図ゲームのいずれかのゲーム結果を予告する際に、保留されている特図ゲームのうちのどの特図ゲームのゲーム結果を予告するかを決定するための機構が設けられている。
また、振分路43fの左側には、振分部44が設けられ、当該振分部44には、上述の特図保留数の上限となる4個に対応して、4つの特定領域45が設けられている。これら特定領域45は、水平方向に並んで配置されるとともに垂直な隔壁47で仕切られている。また、各特定領域45には、それぞれ遊技球の通過を検知する通過排出球検知センサ(1〜4)48が設けられ、4つの特定領域45のうちのいずれの特定領域45を遊技球が通過したかを検知できるようになっている。また、特定領域45を通過した遊技球は、特定領域45の下側の前記第4傾斜路43gに至るようになっている。
流路切替装置46には、切替部材46aが設けられている。この切替部材46aは、第2傾斜路43cの始端部に設けられた開口部である切替路43iに配置されている。
また、切替部材46aは、上述の略90度の範囲に回転が規制されているとともに、回転軸部分に図示しない歯車と歯止め(爪)とを備えたラチェット機構を有し、球受板46cが略水平な状態から略垂直な状態への回転移動はラチェット機構に許容され、球受板46cが略垂直な状態から略水平な状態に戻る方向の回転はラチェット機構により規制される。
ただし、付勢手段の付勢力は、球受板46cに載った遊技球Pの荷重より小さく設定されており、球受板46cに第1傾斜路43bを流下した遊技球Pが載った場合に、球受板46cを有する切替部材46aが付勢手段の付勢力に抗して、球受板46cが略水平な球受状態から略垂直な閉塞状態に回転するようになっている。この際に球受板46cに載った遊技球Pは、切替路43iを下側に向って移動し、第2傾斜路43c側から第3傾斜路43e側に移動するようになっている。
この状態で、大入賞口61に遊技球が入賞すると、入賞した遊技球Pが流入口43aから大入賞口用排出路43内に遊技球が流入し、流入した遊技球が第1傾斜路43bを流下する。第1傾斜路43bの終端に至った遊技球Pは、流路切替装置46の切替部材46a上に落下して、この切替部材46aの球受板46c上に載る。それにより切替部材46aが遊技球Pの荷重により回転し、球受板46cが略垂直となる。
なお、大入賞口61への遊技球の入賞は、基本的に大当たり状態の際に可能となるとともに(小当たりがある場合は、小当たりでも大入賞口61に遊技球が入賞可となる)、大当たり状態では、後述のように複数ラウンドが行われ、各ラウンド毎に大入賞口61を有する特別変動入賞装置6の開閉装置65が開放状態となり、例えば、8個から10個程度の遊技球が各ラウンド毎に大入賞口61に入賞する。
前記解除装置は、各ラウンドの開始時にラチェット機構を解除して、流路切替装置46の切替部材46aを球受状態とするようになっている。これにより、各ラウンド毎に1つの遊技球Pが第3傾斜路43e側に導出される。
また、振分装置の球保持部材49は、副制御部16にその駆動手段49bを制御されており、駆動手段49bの例えば、サーボモータもしくはステッピングモータと、ボールネジとにより球保持部材49の移動が制御され、振分路43f、4つの特定領域45の各箇所に球保持部材49を移動して配置可能となっている。
落下した遊技球Pは、その特定領域45に設けられた通過排出球検知センサ48に検知されることになる。
窓34は、遊技盤1の普通変動入賞装置5とアウト口12との間となる位置に概略矩形状で横長の開口部を設け、この開口部に透明な合成樹脂もしくはガラスからなる透明板35を嵌め込んで窓としたものである。窓34では、開口部に透明板35を嵌め込んでいることにより、遊技盤1の前面側から遊技盤1の裏面側を視認可能となっている。
また、この実施の形態においては、各窓表示部36がどの保留数を示すかを数字で表示しているが、数字を表示しないものとしてもよい。
なお、実際の予告表示マーク33は、それが大当たりを予告する場合などに、照明される色が例えば連続して切り替わるとともに、複数のLED38によりグラデーション状の表示が行われるものとしてもよい。
また、予告表示マーク33は1種類に限られるものではなく複数種類あってもよく、この実施の形態では、後述のように予告表示マーク33は、大当たりの期待度に対応して3段階で異なる予告表示マーク33が表示されるようになっている。
また、主制御装置14は、前述の始動入賞信号に基づいて特図ゲームが大当たりとなるかはずれとなるかを決める抽選処理を行う抽選手段として機能し、大当たりとはずれとのいずれかを示す特図ゲームを順次表示する際に、確変大当たり等の発生に基づいて前記抽選処理により特図ゲームが大当たりとなる確率を低確率状態より高い高確率状態とし、通常大当たり等の発生に基づいて前記抽選処理により特図ゲームが大当たりとなる確率を高確率状態より低い低確率状態とする制御を行う。また、主制御装置14は、所定の大当たりの発生に基づいて、通常状態より普通変動入賞装置の単位時間当たりの開放時間(開放回数)が多くなる時短状態とする制御を行う。
また、記憶数表示制御手段としての図柄制御装置23は、主制御装置14において、算出される特図保留数に基づいて、可変表示装置3の特図保留数表示装置31における特図保留数を示す記憶数表示マーク32(予告表示マーク33)の表示を制御する。
なお、特図保留数の表示に関係する構成については、後述する。
これにより、大入賞口61に入賞した遊技球Pが特定領域45のいずれかを通過すると、遊技球Pが通過した特定領域45の通過排出球検知センサ48に検知され、この通過排出球検知センサ48から検知信号が副制御部16に入力される。
また、この遊技機には、その下部前面に押しボタンスイッチ39が設けられており、遊技者が操作可能となっている。また、押しボタンスイッチ39には、例えば、押しボタンスイッチ39からのオン信号に基づいて副制御部16で処理が行われる場合、すなわち、押しボタンスイッチ39が有効となっている場合に点灯する押しボタンランプ39aが設けられている。
また、副制御部16には、流路切替装置46のラチェット解除装置46dが接続されており、副制御部16は、上述のように大当たり状態の各ラウンド開始時に、ラチェット解除装置46dを作動させ、切替部材46aを閉塞状態から球受状態に変更する制御を行う。
また、副制御部16には、球保持部材49を複数の特定領域45上を移動させる駆動手段49bが接続され、球保持部材49の移動が制御される。例えば、球保持部材49が抽選で決定された特定領域45上に移動させられ、前記電磁石49aをオフとすることで、遊技球Pが通過する特定領域45を制御できるようになっている。
なお、図6においては、副制御部16に各センサや装置が接続されるものとしたが、例えば、副制御部16のうちの図柄制御装置23にだけ接続されるものとしてもよい。
また、特図ゲームが行われていない状態で、始動入賞球検知センサ53から始動入賞球検知センサ53から信号が入力すると、特図ゲームが開始され、また、特図ゲームが終了した際に、上述の特図保留数が1以上の場合に特図ゲームが開始される。
図柄乱数は、特図表示器4に表示される特図の種類を決定するものであるが、特図ゲームがはずれの場合には、一種類の特図となり、大当たりの場合には、各大当たりの種類毎、例えば、通常大当たり、確変大当たりでそれぞれ複数種類の特図が設定されており、図柄乱数と関連付けられた特図が選択される。
また、演出乱数は、特図ゲームの変動表示時間を含む基本変動パターンを決定するものであり、はずれの場合にリーチになるか否か、また、リーチの場合に変動表示時間が短いノーマルリーチか、変動表示時間の長いスーパーリーチやプレミアムリーチになるかを決定するものである。大当たりの場合も、ノーマルリーチかスーパーリーチかなどのリーチの演出を決定するものとなる。
事前抽選結果判定処理においても、抽選処理と同様に当たり判定用乱数により大当たりかはずれかが判定され、図柄乱数により確変大当たりか通常大当たりかが判定され、演出乱数で、当たり時のノーマルリーチと、スーパーリーチ(プレミアムリーチ)との判定を行い、はずれ時にリーチか否かと、リーチの場合にノーマルリーチかスーパーリーチかの判定が行われる。
すなわち、高確率状態で判定するか、低確率状態で判定するかは、現状が低確率状態か高確率状態かではなく、現状が事前抽選結果判定の結果が確変大当たりとなった後か、事前抽選結果判定の結果が通常大当たりとなった後かで決定される。
この場合には、例えば、15ラウンド等の複数ラウンドに渡って開閉装置65を開放する。各ラウンドにおいては、開閉装置65を開放するとともに、所定数の遊技球の大入賞口61への入賞、すなわち、大入賞球検知センサ63からの大入賞球検知信号の所定回数の入力、もしくは30秒等の所定時間の経過のいずれかの条件が成立した場合に開閉装置65を閉塞する。
これにより、各窓表示部36に対応する各特定領域45および各特定領域に設けられた通過排出球検知センサ48と、そこに表示させられる記憶数表示マーク32と、当該記憶数表示マーク32に関連する特図ゲームと、この特図ゲームの大当たりおよびはずれを決定する3つの乱数からなる抽選決定情報とを関連づけることが可能となり、これらは主制御装置14および副制御部16で関連付けて記憶されている。
また、左から2番目の窓表示部36に対応する特定領域45の通過排出球検知センサ48は、次の次すなわち現状から2回目に行われる特図ゲームの抽選決定情報であって、保留されている抽選決定情報の中で2番目に早く取得された抽選決定情報と対応付けられることになる。
また、左から4番目の窓表示部36に対応する特定領域45の通過排出球検知センサ48は、現状から4回目に行われる特図ゲームの抽選決定情報であって、保留されている抽選決定情報の中で4番目に早く取得された(すなわち、最後に取得された)抽選決定情報と対応付けられることになる。
すなわち、副制御部16では、始動入賞時に主制御装置14から入力させられる特図ゲームの事前抽選結果判定の結果の記憶順と、各通過排出球検知センサ48の左側からの配列順とが関連付けられた状態となっており、副制御部16は関連付け手段として機能する。
これにより1回のラウンド毎に1つの遊技球Pが第3傾斜路43eに至る。この遊技球Pは、第3傾斜路43eから振分路43fに至る。振分路43fには、振分路43から振分部44の各特定領域45に移動可能な振分装置の球保持部材49が待機した状態となっているとともに、球保持部材49の電磁石49aがオンとなっている。
この球保持部材49の電磁石49aにより、振分路43fに至った遊技球は、球保持部材49に保持される。
なお、第1段階の予告表示マーク33および第2段階の予告表示マーク33は、事前抽選結果判定の結果がはずれの場合であっても上述の演出乱数から例えばスーパーリーチなどの変動表示時間の長いリーチの場合に所定の割合で表示されるようにしてもよい。
また、第3段階の予告表示マーク33が表示されていてもはずれのリーチとなる結果があってもよい。すなわち、第3段階の予告表示マーク33が表示された際に100%当たりとならないようにしてもよく、事前抽選結果判定の結果がはずれの場合に、少ない割合で第3段階の予告表示マーク33が表示されるものとしてもよい。
振分抽選は振分乱数を取得することで行われる。振分乱数は、例えば、40個等の所定数の数値のいずれかとなる。それに対して、大当たりとなる事前抽選結果判定の結果が無い場合には、4つの特定領域45に対応してそれぞれ同数の判定値が割り当てられる。この判定値は、上述の乱数となる数値であり、乱数となる数値が40個(例えば、0〜39)の場合に、各特定領域に10個ずつの乱数が割り当てられる。
それに対して、事前抽選結果判定の結果に大当たりがあり、それが例えば左から3つ目の特定領域45の場合には、3つ目の特定領域45に割り当てられる判定値が他の特定領域45より多くされる。例えば、左の特定領域45から順に、判定値として、0〜7(8個)、8〜15(8個)、16〜31(16個)、32〜39(8個)の数値が割り当てられる。これにより、4つの特定領域45のうち大当たりとなる事前抽選結果判定の結果に対応する3番目の特定領域45が選択される抽選確率が他の特定領域45が選択される抽選確率より高くなる。
また、この実施の形態においては、大当たり状態となって、特別変動入賞装置6が開放される場合にだけ、保留された特図ゲームの大当たり予告が行われることになる。この際に、大当たり状態となる前に保留された特図ゲーム、すなわち、主制御装置14に対する始動入賞球検知センサ53からの始動入賞信号の入力が大当たり状態開始より前となっている特図ゲームに対しては、上述のように対応する特定領域45を遊技球が通過することで、予告が行われる。
なお、大当たり状態の前には、比較的高い確率で長いリーチ演出を伴う変動表示ゲームが行われており、この変動表示ゲーム中に遊技球の発射を遊技者が停止しなければ、大当たり状態が開始される前の段階で、特図保留数が上限の4となっている可能性が高い。すなわち、全ての保留となった特図ゲームが大当たり状態開始前に保留されたものとなる確率が高い。
したがって、大当たり状態中の始動入賞信号の入力に基づいて保留された特図ゲームについては、事前予告しないものとしても、予告可能な特図ゲームが無かったり、少なかったりする可能性は低いものとなる。
主制御装置14から事前抽選結果判定の結果を示す結果情報が入力されたか否かを判定する(ステップS1)。結果情報が入力された場合には、これを副制御部16のRAM(例えば、図柄制御装置23のRAM)に記憶する(ステップS2)。なお、結果情報を記憶する際には、記憶されている結果情報の記憶順に関連付けて記憶する。たとえば、既に3つの結果情報が記憶されている場合には、4つ目の結果情報として記憶する。
すなわち、2つ目の結果情報を1つ目とし、3つ目の結果情報を2つ目の結果情報とし、4つ目の結果情報を3つ目の結果情報とする。
大当たり状態の場合には、ラウンド開始か否かを判定する(ステップS7)。
ラウンド開始の場合には、流路切替装置46のラチェット解除装置46dを作動させて、流路部材46aを閉塞状態から球受状態にする(ステップS8)。また、振替装置の駆動手段49bを作動させて、球保持部材49を振分路43fに配置する(ステップS9)。また、球保持部材49の電磁石49aをオンとする(ステップS10)。
次に、切替検知センサ46eから流路切替装置46の切替部材46aが球受状態から閉塞状態に移行したことを示す切替信号が入力したか否かを判定する(ステップS15)。
入力している場合には、振替待機タイマを作動開始させる(ステップS16)。
タイムアップした場合には、前記閉塞フラグがセットされているか否かを判定する(ステップS20)。
閉塞フラグがセットされていない場合には、駆動手段49bを作動させて球保持部材49を抽選で選択された特定領域45上に移動させ、この特定領域45上で電磁石49aをオフとして、抽選で選択された特定領域45に遊技球を通過させる球誘導処理を開始する(ステップS22)。
したがって、タイムアップ後に移動開始する球保持部材49には遊技球Pが保持されている。
排出球検知信号が入力された場合には、排出球検知信号を出力した通過排出球検知センサ48が設けられた特定領域45が左側から何番目の特定領域45が判定される(ステップS24)。なお、排出球検知信号にそれぞれの特定領域を示す情報が含まれるものとしてもよいし、排出球検知信号が入力される端子にそれぞれ特定領域45の左側からの順番が関連付けられているものとしてもよい。
遊技球が通過した特定領域45の左側からの配置順に対応する記憶順の結果情報が大当たりか否かが判定される(ステップS26)。大当たりの場合には、前記特定領域45を視認可能とする窓表示部36に対応した照明装置37のLED38の点灯色を変更して記憶数表示マーク32から予告表示マーク33に変更する(ステップS27)。この際には、前記カウント値が1の場合に第1段階(レベル1)となる配色の予告表示マーク33を表示し、カウント値が2の場合に第2段階(レベル2)となる配色の予告表示マーク33を表示し、カウント値が3の場合に第3段階(レベル3)となる配色の予告表示マーク33を表示する。
大当たりではない場合に、結果情報の演出乱数の判定結果からはずれの長いリーチ(スーパーリーチ、プレミアムリーチ)か、否かが判定される(ステップS28)。
次に、ラウンド開始後に特別変動入賞装置6の開閉装置65が閉塞したか否かが判定される(ステップS30)。
閉塞した場合には、閉塞フラグをセットする(ステップS31)。
以上の予告処理によれば、大当たり状態となって、各ラウンドが開始されると、大入賞口61に入賞した遊技球のうちの1つの遊技球が振分部44に導かれて、4つの特定領域45のいずれかを通過し、当該特定領域45を視認可能とする窓表示部36に記憶数表示マーク32が表示されている状態で、かつ、当該記憶数表示マーク32に対応する特図ゲームの事前抽選結果判定の結果が大当たりの場合に記憶数表示マーク32に変わって予告表示マーク33が表示されることになる。
また、大当たりではなく、はずれの長いリーチでも予告表示マーク33が表示されることから、予告表示マーク33が表示されても確実に大当たりとなるわけではないが、例えば、予告表示マーク33が表示された状態となった後も、予告表示マーク33が表示された窓表示部36の奥側を遊技球が通過すると、一段上のレベルとなる予告表示マーク33が表示され、大当たりとなる期待が高められる。
すなわち、入賞口に入賞して排出された遊技球が特図ゲームの大当たりおよびはずれを事前に予告する際の演出に用いられるという従来にはなかった構成に遊技者が十分に大きな興味を持つことになる。
また、上記実施の形態では、始動入賞口52が1つで、特図表示器4が1つの遊技機を例にとったが、始動入賞口52を2つ備えるとともに、各始動入賞口52に入賞したそれぞれの遊技球に基づいて特図ゲームを表示する2つの特図表示器4を備えた遊技機に本発明を適用してもよい。この場合に、それぞれの特図表示器4で表示される特図ゲーム毎に上限となるまで特図ゲームを保留することができるので、上述の特図保留数表示装置31が2つ必要となる。なお、2つの特図保留数表示装置31のうちの一方だけを窓34を用いたものとし、他方の特図保留数表示装置31では、予告表示マーク33を表示しないものとしてもよい。
すなわち、大当たり状態中に保留されている特図ゲームが大当たりか否かで、勝てるか否かが大きく左右されることになり、遊技者は大当たり状態中に保留されている特図ゲームが大当たりか否かに大きな興味を持っている。このようなST機に本発明を応用することで、さらに遊技者の興趣を高めることが可能となる。
例えば、上述の副制御部16における予告処理において、駆動手段49bにより球保持部材49を抽選で選択された特定領域45に移動する処理の際に、抽選で選択された特定領域45の球保持部材49を移動するのではなく、所定時間だけ球保持部材49を振分部44の全ての特定領域45上を球保持部材49が往復移動するように駆動手段49bを制御するものとする。
これにより、遊技者が押しボタンスイッチ39を操作した(押した)際に、球保持部材49に保持された遊技球Pが球保持部材49の下側の特定領域45を通過し、その特定領域45に設けられた通過排出球検知センサ48に検知されることになる。
また、所定時間経過しても押しボタンスイッチ39が操作されなかった場合は、振分抽選により選択された特定領域45に遊技球Pを流下させるものとしてもよいし、振分路43fで遊技球Pを流下させて、特定領域45を選択しないものとしてもよい。
1 遊技盤
2 遊技領域
6 特別変動入賞装置
10 一般入賞口(入賞口)
14 主制御装置(抽選手段、抽選決定情報取得手段、抽選決定情報記憶手段、抽選決定情報記憶制御手段、事前抽選結果判定手段)
16 副制御部(記憶数表示制御手段、抽選結果予告手段、関連付け手段、誘導制御手段)
31 特図保留数表示装置(記憶数表示装置)
32 記憶数表示マーク
33 予告表示マーク
34 窓
36 窓表示部(窓部)
43 大入賞口用排出路(所定入賞口用排出路)
45 特定領域
48 通過排出球検知センサ(通過排出球検出手段)
49 球保持部材(誘導手段)
49a 電磁石(誘導手段)
49b 駆動手段(誘導手段)
52 始動入賞口(入賞口)
61 大入賞口(入賞口)
65 開閉装置
Claims (4)
- 遊技球が流下する遊技領域を有する遊技盤と、
前記遊技盤に設けられ、前記遊技領域を流下する遊技球の一部が入賞する複数の入賞口と、
前記入賞口のうちの始動入賞口に遊技球が入賞したことを契機に順次行われるゲームが当たりか否かを抽選する抽選手段と、
前記始動入賞口に遊技球が入賞した際に、前記抽選手段による抽選が当たりか否かを決定するために用いられる抽選決定情報を取得する抽選決定情報取得手段と、
前記抽選決定情報を記憶する抽選決定情報記憶手段と、
前記ゲーム中に前記抽選決定情報取得手段により抽選決定情報が取得された場合に、上限となる所定の個数の範囲で前記抽選決定情報を前記抽選決定情報記憶手段に順次記憶させるとともに、順次前記ゲームが行われる際に、当該ゲームの当たりはずれを決める前記抽選決定情報を当該抽選決定情報の記憶順に対応して選択し、選択された前記抽選決定情報を前記抽選決定情報記憶手段から消去する抽選決定情報記憶制御手段と、
前記抽選決定情報記憶手段に記憶される前記抽選決定情報の上限となる所定の個数に対応する個数の記憶数表示マークを表示状態と非表示状態とのいずれかに切り替えることにより、表示状態となる記憶数表示マークの個数で前記抽選決定情報記憶手段に記憶されている抽選決定情報の個数を表示する記憶数表示装置と、
前記抽選決定情報記憶手段に記憶されている抽選決定情報の個数および記憶されている抽選決定情報の記憶順に基づいて、表示状態となる記憶数表示マークの個数と配置を制御する記憶数表示制御手段と、
前記抽選手段による抽選の前に、前記抽選決定情報記憶手段に記憶される前記抽選決定情報を用いて当たりおよびはずれの抽選結果を判定する事前抽選結果判定手段と、
所定の予告条件が成立した場合に、前記記憶数表示装置に表示される前記記憶数表示マークを、前記事前抽選結果判定手段の判定結果に基づいて抽選結果を予告する予告表示マークに変更する抽選結果予告手段とを備える遊技機であって、
前記遊技盤の裏面側に設けられ、前記入賞口のうちの所定の入賞口に入賞した遊技球を排出するための所定入賞口用排出路と、
前記所定入賞口用排出路の途中に設けられるとともに遊技球が通過可能な複数の特定領域と、
前記特定領域にそれぞれ設けられ、前記特定領域を通過する遊技球を検出して検出信号を出力する通過排出球検出手段と、
前記遊技盤に設けられ、当該遊技盤の裏面側の前記特定領域を通過する遊技球を前記遊技盤の前面側から視認させる窓と、
前記抽選決定情報記憶手段に記憶されている抽選決定情報の記憶順に基づいて、前記抽選決定情報記憶手段に記憶されている各抽選決定情報と、複数の前記通過排出球検出手段と、前記記憶数表示装置に表示される各記憶数表示マークとを関連付ける関連付け手段と、
を備え、
前記抽選結果予告手段は、前記通過排出球検出手段から前記特定領域のいずれかを遊技球が通過したことを示す検出信号が入力されることを前記予告条件の少なくとも1つとし、予告条件が成立した場合に、前記関連付け手段により前記検出信号を出力した前記通過排出球検出手段に関連付けられた抽選決定情報を選択し、選択された抽選決定情報に対する前記事前抽選結果判定手段による判定結果に基づいて、前記関連付け手段により関連づけられた記憶数表示マークを予告表示マークに変更することを特徴とする遊技機。 - 遊技球が流入できる開状態と、遊技球が流入できない閉状態との間で変動し、前記ゲームが当たりとなった場合に開状態となる開閉装置と、前記入賞口のうちの1つであるとともに、前記開閉装置が開状態の際に遊技球が入賞可能な大入賞口とを有する特別変動入賞装置を備え、
前記大入賞口が所定の入賞口とされ、前記大入賞口に前記特定領域を備える所定入賞口用排出路が接続されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 前記所定入賞口用排出路の複数の前記特定領域のうちのいずれかの特定領域に遊技球を誘導する誘導手段と、
前記誘導手段が遊技球を誘導する特定領域を決定する誘導制御手段と、
を備え、
前記誘導制御手段は、前記誘導手段が遊技球を誘導する特定領域を抽選により決定し、
前記事前抽選結果判定手段により当たりと判定された抽選決定情報が前記抽選決定情報記憶手段に記憶されている場合に、前記関連付け手段により前記当たりと判定された抽選決定情報に関連付けられた前記通過排出球検出手段を備える特定領域を選択し、
前記誘導手段が選択された特定領域に遊技球を誘導する抽選確率を、選択されなかった他の特定領域に遊技球を誘導する抽選確率より高く設定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機。 - 前記窓に複数の前記特定領域のそれぞれに対応する複数の前記窓部を設け、当該窓部を前記記憶数表示装置の記憶数表示マークとし、
前記記憶数表示装置は、複数の前記窓部をそれぞれ、複数の異なる照明態様で照らすことが可能な照明手段を備え、前記窓部の照明態様を変更することで、前記窓部からなる記憶数表示マークの表示状態と非表示状態とを切り替え、
かつ、前記窓部の照明態様を記憶数表示マークの照明態様と異なる照明態様に変更することで記憶数表示マークを予告表示マークに変更し、
前記関連付け手段は、前記特定領域に形成された前記窓部からなる記憶数表示マークと、当該特定領域に設けられた通過排出球検出手段とを関連づけることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010054117A JP5385183B2 (ja) | 2010-03-11 | 2010-03-11 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010054117A JP5385183B2 (ja) | 2010-03-11 | 2010-03-11 | 遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011183089A JP2011183089A (ja) | 2011-09-22 |
JP5385183B2 true JP5385183B2 (ja) | 2014-01-08 |
Family
ID=44790066
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010054117A Expired - Fee Related JP5385183B2 (ja) | 2010-03-11 | 2010-03-11 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5385183B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5913916B2 (ja) * | 2011-11-09 | 2016-04-27 | 株式会社平和 | 遊技機 |
JP5802875B2 (ja) * | 2012-11-19 | 2015-11-04 | 株式会社高尾 | 遊技機 |
JP5897451B2 (ja) * | 2012-11-20 | 2016-03-30 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
JP5968765B2 (ja) * | 2012-11-20 | 2016-08-10 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
JP6209333B2 (ja) * | 2013-01-23 | 2017-10-04 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP2015033490A (ja) * | 2013-08-09 | 2015-02-19 | 株式会社平和 | 遊技機 |
JP6200015B2 (ja) * | 2016-03-02 | 2017-09-20 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
JP6595530B2 (ja) * | 2017-05-12 | 2019-10-23 | 株式会社三共 | 遊技機 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005046344A (ja) * | 2003-07-29 | 2005-02-24 | Toyomaru Industry Co Ltd | 遊技機 |
JP4409895B2 (ja) * | 2003-09-16 | 2010-02-03 | サミー株式会社 | 弾球遊技機 |
JP4552045B2 (ja) * | 2003-09-19 | 2010-09-29 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP2007007052A (ja) * | 2005-06-29 | 2007-01-18 | Takao:Kk | 弾球遊技機 |
JP5153084B2 (ja) * | 2006-04-10 | 2013-02-27 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP5049857B2 (ja) * | 2008-04-14 | 2012-10-17 | 京楽産業.株式会社 | パチンコ遊技機 |
JP2010011937A (ja) * | 2008-07-01 | 2010-01-21 | Daiichi Shokai Co Ltd | 遊技機 |
-
2010
- 2010-03-11 JP JP2010054117A patent/JP5385183B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011183089A (ja) | 2011-09-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5385183B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5356720B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5403917B2 (ja) | 遊技機、プログラムおよび記憶媒体 | |
JP5121485B2 (ja) | 遊技機、プログラムおよび記憶媒体 | |
JP4679405B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6547027B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2009039147A (ja) | 遊技機、プログラムおよび記憶媒体 | |
JP5601911B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6734245B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2009000432A (ja) | 遊技機、プログラムおよび記憶媒体 | |
JP4943174B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP5264205B2 (ja) | 遊技機、プログラムおよび記録媒体 | |
JP4434671B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP5588126B2 (ja) | パチンコ機 | |
JP5357568B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2010188079A (ja) | 遊技機 | |
JP6683669B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2009011445A (ja) | 遊技機、プログラムおよび記憶媒体 | |
JP2008246038A (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP2011104259A (ja) | 遊技機 | |
JP2008302003A (ja) | 遊技機、プログラムおよび記憶媒体 | |
JP2007252758A (ja) | 遊技機 | |
JP5123872B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2020093175A (ja) | 遊技機 | |
JP4636594B2 (ja) | パチンコ遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20121217 |
|
A625 | Written request for application examination (by other person) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625 Effective date: 20121217 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130117 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130918 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131001 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131003 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5385183 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |