JP2010082242A - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】当たりと判定された値が保留として記憶されているときは、その記憶された保留に基づく図柄変動を行う前から大当たり遊技を実行可能なパチンコ遊技機を提供する。
【解決手段】パチンコ遊技機1は、遊技領域3aを流下する玉が入賞容易な開放状態と入賞不可能な閉鎖状態とを呈する大入賞口23(可変入賞装置)と、複数の図柄を変動表示してから停止表示し、その停止表示したときの図柄の組合せにより抽選結果の当否を表示する液晶表示装置12(表示手段)と、主回路100(抽選手段、判定手段、読出手段、ラウンド制御手段)とを備える。主回路100は、RAM103(記憶手段)に当たりの抽選結果が記憶されてからその当たりの抽選結果を読み出すまでの間、抽選結果を読み出す毎にラウンド遊技を所定回数実行する。
【選択図】図2

Description

本発明は、パチンコ遊技機に関し、特に遊技者の興趣を向上させることが可能であり、しかもパチンコ遊技機の稼動率を向上させることも可能なパチンコ遊技機に関する。
従来、所謂セブン機タイプのパチンコ遊技機においては、始動口への入賞に基づいて乱数カウンタより値を抽出し、その抽出した値を保留として記憶しておく手法は周知である。このタイプのパチンコ遊技機では、保留した順に抽出した値を読み出し、その読み出した値が設定された当たり値と一致していれば大当たりと判定し、大当たり図柄を停止表示して大当たり遊技を実行するようにしている。また、保留した時点で当否を判定し、遊技者に大当たりとなることを期待させるような予告報知を行うパチンコ遊技機もある。
なお、保留に着目して遊技性を変更するようにしたパチンコ遊技機として、例えば下記特許文献1,2に記載されたものが知られている。下記特許文献1に記載されたパチンコ遊技機では、保留に大当たりと判定された値が記憶されているとき、羽根の開放時間を長くしてセンター役物への入賞率を高めるようにしている。また、下記特許文献2に記載されたパチンコ遊技機では、保留に当たりとハズレの両者が含まれているとき、遊技者が保留入れ替えスイッチを操作すると、当たりとハズレの表示順序が入れ替わり、当たりであることを早く知り得る構成とされている。
特開2005−168975号公報 特開2003−33507号公報
上記特許文献1,2に記載された何れのパチンコ遊技機においても、遊技者の興趣を向上させることが可能である。しかしながら、このような遊技に慣れてしまった遊技者は、さらに新しい遊技性を備えたパチンコ遊技機が市場に投入されることを望んでいる。
本発明は、このような事情を鑑みてなされたものであり、その目的は、当たりと判定された値が保留として記憶されているときは、その記憶された保留に基づく図柄変動を行う前から大当たり遊技を実行可能なパチンコ遊技機を提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記課題を解決するために、本発明のパチンコ遊技機は、遊技領域に設けられ、遊技領域を流下する玉が入賞容易な開放状態と入賞不可能な閉鎖状態とを呈する可変入賞装置と、所定の始動条件の成立に応じて抽選処理を実行する抽選手段と、抽選手段による抽選結果の当否を判定する判定手段と、抽選手段による抽選結果を判定手段による抽選結果の当否と関連付けて記憶する記憶手段と、記憶手段が記憶している抽選結果を1つずつ読み出して該記憶手段から消去する読出手段と、複数の図柄を変動表示してから停止表示し、その停止表示したときの図柄の組合せにより読出手段が読み出した抽選結果の当否を表示する表示手段と、可変入賞装置を開放状態にし、開放状態となってから可変入賞装置に所定個数入賞するか、又は開放状態となってから所定時間が経過すると閉鎖状態にするラウンド遊技を、読出手段が当たりの抽選結果を読み出した場合に所定回数実行するラウンド制御手段と、を備え、ラウンド制御手段は、記憶手段が当たりの抽選結果を記憶してから読出手段がその当たりの抽選結果を読み出すまでの間、読出手段がその当たりの抽選結果とは異なる抽選結果を読み出したときにもラウンド遊技を実行可能であり、記憶手段が当たりの抽選結果を記憶する時点で記憶手段が記憶している抽選結果の数が多数の場合と少数の場合とでは多数の場合の方が相対的に多くのラウンド遊技を実行可能に構成されていることを特徴とする。
この場合、ラウンド制御手段は、例えば、読出手段が抽選結果を読み出す毎に、常に同じ回数のラウンド遊技を実行するようにしてもよいし、又は毎回抽選結果に応じて決定された回数のラウンド遊技を実行するようにしてもよい。また、ラウンド制御手段は、例えば、記憶手段に当たりの抽選結果が記憶されている状態で、読出手段が連続してハズレの抽選結果を読み出したとき、直前のハズレの抽選結果に基づいて実行したラウンド遊技の回数よりも多い回数のラウンド遊技を次回に実行するようにしてもよい。
本発明のパチンコ遊技機では、記憶手段に当たりの抽選結果が記憶されているとき、他の抽選結果が読み出される毎にラウンド遊技を実行することによって、その当たりの抽選結果が読み出されるよりも前にその当たりの抽選結果に基づく大当たり遊技の一部が実行される。つまり、記憶手段に当たりの抽選結果が記憶される時点で記憶手段に記憶されている抽選結果の数(保留数)が多いほど多くのラウンド遊技が実行される。このため、遊技者は保留数が少しでも多くなるよう、保留数が上限を維持するよう積極的に遊技するようになるので、遊技者の興趣を向上させることができ、また遊技機の稼動率を向上させることもできる。
本発明の実施に際して、表示手段は、記憶手段が当たりの抽選結果を記憶した後、ラウンド制御手段が最初のラウンド遊技を開始してから当たりの抽選結果に基づく最後のラウンド遊技を終了するまでを1つの大当たり状態として表示するとともに、ラウンド制御手段が最初のラウンド遊技を実行するときに1回目のラウンド遊技であることを表示し、以降ラウンド制御手段がラウンド遊技を実行する毎に何回目のラウンド遊技であるかを示す継続回数を表示するよう構成されているとよい。
大当たり状態が表示されることで、遊技者は表示の直後にラウンド遊技が実行されることを知ることができる。また、ラウンド遊技の回数(継続回数)が表示されることで、あと何回のラウンド遊技が残されているかを予想するようになる。このため、遊技者の緊張感を高めることができる。なお、このように大当たり状態の表示を行うことによって、その当たりの抽選結果とは異なる抽選結果に基づくラウンド遊技もその当たりの抽選結果に基づく一連の大当たり遊技の一部であることを遊技者に強く印象付けることができるので、その新しい遊技性を提供することで遊技者の興趣を高めることができる。
また、表示手段は、ラウンド制御手段がハズレの抽選結果に基づくラウンド遊技を実行した後、さらに読出手段がハズレの抽選結果を読み出したとき、そのハズレの抽選結果に基づく図柄の変動表示を行うことなく、ラウンド制御手段が次に実行するラウンド遊技が何回目のラウンド遊技であるかを示す継続回数を表示するよう構成されているとよい。
これによれば、ラウンド遊技が実行されているとき、図柄の変動表示が行われることなく、次に実行されるラウンド遊技の回数が表示される。このため、ラウンド遊技が継続して実行されることになり、遊技者に対して従来にはない大きな大当たりに当選したかのような演出を行うことが可能である。
また、判定手段が当たりと判定した抽選結果のうち特定当たりと判定した抽選結果に基づくラウンド遊技をラウンド制御手段が実行した後は、所定期間だけ判定手段が当たりと判定する確率を高めた高確率状態に遷移するよう構成されており、判定手段が特定当たりではない通常当たりと判定した抽選結果を記憶手段が記憶するとき、記憶手段が既に当たりの抽選結果を記憶している場合は、記憶手段は通常当たりの抽選結果を特定当たりの抽選結果として記憶するよう構成されているとよい。
これによれば、通常当たりと判定された抽選結果が記憶されるときに当たりの抽選結果が既に記憶されていれば、その通常当たりの抽選結果が特定当たりの抽選結果として記憶、つまり通常当たりの抽選結果が特定当たりの抽選結果に変換される。このため、判定手段により当たりと判定される確率が高められた高確率状態へと遷移する機会が増えるので、遊技の射幸性を高めることができる。
また、記憶手段が当たりの抽選結果を記憶しているとき、記憶手段が記憶している抽選結果を読出手段が読み出す毎にラウンド制御手段が実行すべきラウンド遊技の回数を決定する実行回数決定手段を備え、ラウンド制御手段は、読出手段が抽選結果を読み出す毎に実行回数決定手段が決定した回数だけラウンド遊技を実行するよう構成されているとよい。
これによれば、抽選結果が読出手段により読み出される毎に、実行すべきラウンド遊技の回数が実行回数決定手段により決定される。このため、例えばラウンド遊技の実行回数が可変されるように設定した場合には、図柄の変動表示が行われる毎に何回ラウンド遊技が実行されるか楽しみになり、遊技者の興趣をより一層向上させることができる。また、例えばラウンド遊技の実行回数が毎回増加するように設定した場合には、当たりの抽選結果が記憶された時点での抽選結果の数によって、得られる賞球数が大きく異なるようになり、遊技の射幸性をより一層高めることができる。
以下、本発明の一実施形態につき図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機(所謂セブン機タイプ)の正面模式図である。パチンコ遊技機1(以下、単に遊技機ともいう)は、台枠に取り付けられた透明の前面ガラス扉2と、台枠の内側に配置されて前面ガラス扉2によって覆われる遊技盤3を有する。遊技盤3には、ハンドル装置4を含んで構成される発射装置124(図2参照)より発射された玉BL(以下、単に玉という)が流下する略円形状に囲まれた遊技領域3aが形成されている。遊技領域3aには、玉の流下方向を変化させる釘N(一部のみ図示)が植設されており、遊技盤3の前方下部に設けられた上皿5から供給された玉が、発射装置124によって遊技領域3aに向けて発射され、釘Nに弾かれながら遊技領域3aを落下するようになっている。なお、前面ガラス扉2には、スピーカ121、装飾ランプ類122などが設けられている。また、上皿5の下方には、上皿5に連通した下皿6が設けられている。
なお、図1において玉の流下方向を上下方向(鉛直方向)、遊技盤3の盤面に沿う態様で上下方向と直交する方向(水平方向)を左右方向、遊技盤3の盤面に直交する方向(水平方向)を前後方向とし、盤面の前側(遊技者側)が前方側であり、盤面の後側(奥側)が後方側である。
遊技領域3aの中央付近には、中央役物装置10が配置されている。中央役物装置10は、枠状の筐体11の奥側にて所定条件の成立に基づいて実行される抽選処理の結果を特別図柄(特図)により表示して遊技者に報知するための液晶表示装置12(特図表示部(本発明の表示手段に相当))を備えている。筐体11の上枠には、複数(例えば8つ)のLEDからなる特図保留表示部13が横一列状に配置されている。
中央役物装置10の下方には、第1始動口21が配置され、第1始動口21の下方には第2始動口22が配置されている。第1始動口21は、常に入賞可能な入賞口である。第2始動口22は、開閉する一対の回動翼片22a,22a(以下、単に電チューともいう)を備え、回動翼片22a,22aが開放されたときだけ入賞可能な入賞口である。第2始動口22の下方には、大入賞口23が配置されている。
大入賞口23(本発明の可変入賞装置に相当)は、遊技領域3aを流下する玉が入賞容易な開放状態と入賞不可能な閉鎖状態とを呈する。大入賞口23は、通常は閉鎖状態にあるが、後述するラウンド遊技の実行時に開放状態になる。大入賞口23の下方には、玉を回収するための玉排出口27が設けられている。
中央役物装置10の左方には、玉が通過したとき第2始動口22の回動翼片22a,22aを所定時間及び所定回数だけ開放するための当たり抽選が行われる通過ゲート24が配置されている。通過ゲート24の左斜め下方には、1又は複数(例えば1つ)のLEDにより普通図柄(普図)を表示する普図表示部25と、複数(例えば4つ)のLEDからなる普図保留表示部26とが上下に配設されている。
次に、図2を用いて、パチンコ遊技機1の制御ブロック図について説明する。パチンコ遊技機1の主制御基板には主回路100(本発明の抽選手段、判定手段、読出手段、ラウンド制御手段に相当)が搭載され、副制御回路111、払出制御回路112及び発射制御回路113が接続されている。
主回路100は、演算装置であるCPU(Central Processing Unit)101、プログラム格納用の読み取り専用記憶装置であるROM(Read Only Memory)102、ワークエリアや各種カウンタ等が割り当てられる読み書き可能な記憶装置であるRAM(Random Access Memory)103、入出力インターフェースであるI/O(Input/Output)104などを備えており、これらは図示を省略するバスを介して相互に接続されている。なお、その他の各回路も、個別にCPUやメモリを備えているが、図2では省略してある。各回路には、電源回路114にて生成された所定電圧の電力が主回路100を介して供給されている。
副制御回路111は、主回路100から入力されるコマンドに応じてアンプ/スピーカ121(図1参照)に音声を出力させるとともに、装飾ランプ類122の点灯/消灯を制御する。また、副制御回路111は、表示制御回路115にコマンドを出力する。表示制御回路115は、副制御回路111から入力されたコマンドに応じて液晶表示装置12を制御し、特図の変動表示や停止表示を実行させる。
払出制御回路112は、主回路100より入力される賞球払出信号に応じて払出装置123を制御する。これにより、遊技者に対して所定数の賞球が上皿5に払い出される。発射制御回路113は、遊技者がハンドル装置4を操作することに応じて、ハンドル装置4に対応して設けられた発射装置124を作動させ、上皿5に準備された玉を遊技領域3aに向けて発射する。ハンドル装置4の操作量に応じて、玉の打ち出し強さ(玉の飛距離)を調節することが可能となっている。
主回路100には、第1始動口21に付設された第1始動入賞検出器131、第2始動口22に付設された第2始動入賞検出器132、大入賞口23に付設された大入賞検出器133、及び通過ゲート24に付設されたゲート通過検出器134からの玉検出信号がそれぞれ入力される。
また、主回路100は、第2始動口22の回動翼片22a,22aを開閉する電チューソレノイド142、大入賞口23を開閉する大入賞ソレノイド143、特図保留表示部13のLED、普図表示部25のLED、普図保留表示部26のLEDをそれぞれ駆動制御する。
図3に、主回路100におけるRAM103のメモリマップ(一領域)を示す。RAM103(本発明の記憶手段に相当)には、特図用乱数カウンタ領域103a、特図保留領域103b、特図読出領域103c、保留状態フラグ領域103d、遊技状態フラグ領域103e、変動フラグ領域103f、継続フラグ領域103g、時短回数領域103h、ラウンド数領域103i、最大ラウンド数領域103jなどの各種記憶領域が設けられている。
特図用乱数カウンタ領域103aには、乱数カウンタが記憶される。乱数カウンタは、例えば0〜799の範囲で随時更新されている。そして、第1始動口21又は第2始動口22への入賞が検出されたタイミングでのカウント値(乱数値)が抽出され、その抽出された値が特図保留として特図保留領域103bに記憶される。
特図保留領域103bは、特図保留表示部13に対応するよう8つの領域1〜8を備えている。各領域1〜8には、上記乱数値に加えて、第1始動口21及び第2始動口22のうち何れの始動口への入賞によるものかを示すフラグ、上記乱数値の当否判定結果を示すフラグ(例えば0:ハズレ、1:当たり)などが記憶される。このようなデータは、領域1〜8にこの順に記憶されるようになっており、領域1に記憶されたデータが最も古いデータとなる。データは、領域1から領域8の順に1つずつ読み出される。領域1のデータが読み出されると、領域1のデータが消去され、領域1に最新のデータが記憶されるようになる。これにより、領域2のデータが最も古いデータとなる。各領域1〜8には、現時点で最古のデータを記憶した領域であることを示す最古フラグ(例えば0:最古ではない、1:最古)が記憶される。
特図読出領域103cは、特図保留領域103bから読み出された乱数値を、ROM102に予め記憶されて通常状態及び時短状態で用いられる通常用特図判定テーブルの当たり値、又は確変状態で用いられる確変用特図判定テーブルの当たり値と比較する際に使用されるワークエリアである。
保留状態フラグ領域103dには、保留状態フラグが記憶される。保留状態フラグは、特図用乱数カウンタ領域103aから抽出された値の当否を判定する特図判定テーブルを選択するための遊技状態を示すフラグであり、通常・時短状態であるとき0に設定され、確変状態であるとき1に設定される。
遊技状態フラグ領域103eには、遊技状態フラグが記憶される。遊技状態フラグは、遊技機の現在の遊技状態を示すフラグであり、通常状態であるとき0に設定され、大当たり状態であるとき1に設定され、大当たり継続状態であるとき2に設定され、確変状態であるとき3に設定され、時短状態であるとき4に設定される。
変動フラグ領域103fには、変動フラグが記憶される。変動フラグは、特図の変動中であるか否かを示すフラグであり、変動停止状態であるとき0に設定され、変動中であるとき1に設定される。
継続フラグ領域103gには、継続フラグが記憶される。継続フラグは、最古の保留を読み出したとき、その読み出した保留と他の保留とに基づいて決定するフラグである。この継続フラグにより、大当たり処理を実行するか否かが決定される。継続フラグは、当たりの保留がなく、読み出した保留がハズレのとき0に設定され、当たりの保留があるとき1に設定され、当たりの保留がなく、読み出した保留が大当たりのとき2に設定される。
時短回数領域103hには、時短状態にあるときの図柄変動数(最大100回)が記憶される。ラウンド数領域103iには、1又は複数の特図に渡って連続して実行される一連の大当たり処理(図12参照)の中での通算のラウンド数Rが記憶される。ラウンド数Rは、ラウンド処理(図13参照)を開始する毎に1ずつ加算される。
最大ラウンド数領域103jには、各大当たり処理の中で実行されるラウンド数Rの上限値が記憶される。現在の通算のラウンド数がこの値に一致するまでラウンド処理が繰り返し実行される。各大当たり処理を開始するときに、その大当たり処理の中で実行するラウンド遊技の回数が加算される。
なお、図示は省略するが、RAM103には、特図用乱数カウンタ領域103aと同様の普図用乱数カウンタ領域や、通過ゲート24への入賞が検出されたタイミングでのカウント値(乱数値)を抽出し、その抽出した値を普図保留として記憶するための普図保留領域も設けられている。
次に、図1〜図3を用いて、パチンコ遊技機1における遊技の流れ(遊技性)について概要を説明しておく。
玉が通過ゲート24を通過すると、ゲート通過検出器134による玉の検出に応じて、主回路100は、普図の保留が3個以下であれば、普図用乱数カウンタから現在の値を抽出することで普図の抽選処理を実行し、その抽出した値を普図保留としてRAM103の普図保留領域に記憶する。新たな普図の変動を開始可能なとき(普図の変動中でなく、第2始動口22の電チューが動作中でないとき)、普図保留が記憶されていれば、最古の普図保留を読み出して当たり判定を行う。通常状態であれば、通常用普図判定テーブル(普図当選確率:1/100)、時短状態や確変状態であれば時短用普図判定テーブル(普図当選確率:99/100)の当たり値と比較する。この当たり判定の結果に基づいて、普図の変動(普図表示部25のLED点滅)を開始する。
普図の判定結果が当たりの場合、変動時間(通常状態であれば30秒、時短状態や確変状態であれば2秒)経過時に普図表示部25のLEDを点灯し、電チューソレノイド142を励磁して第2始動口22の電チューを開放する。所定時間(通常状態であれば0.2秒、時短状態や確変状態であれば1.5秒を3回)経過後、電チューを閉鎖する。なお、普図の判定結果がハズレの場合は、変動時間経過時に普図表示部25のLEDを消灯する。
第1始動口21に玉が入賞し、第1始動入賞検出器131による玉の検出に応じて、主回路100(抽選手段)は、払出制御回路112に3個の賞球を払い出すように指示し、第1始動口21への入賞に対応する特図保留である第1特図保留(最大で4個)が3個以下であれば、特図用乱数カウンタ領域103aから現在の値を抽出する。同様に、第2始動口22に玉が入賞し、第2始動入賞検出器132による玉の検出に応じて、主回路100(抽選手段)は、払出制御回路112に3個の賞球を払い出すように指示し、第2始動口22への入賞に対応する特図保留である第2特図保留(最大で4個)が3個以下であれば、特図用乱数カウンタ領域103aから現在の値を抽出する。
主回路100(判定手段)は、特図用乱数カウンタ領域103aから抽出した値を、その時点での保留状態フラグに応じた特図判定テーブルの当たり値と比較して当否判定を行う。具体的には、通常状態や時短状態(保留状態フラグ:0)であれば、通常用特図判定テーブル(特図当選確率:1/400)に設定されている当たり値と一致するか否かにより当否判定を行い、確変状態(保留状態フラグ:1)であれば確変用特図判定テーブル(特図当選確率:1/40)の当たり値と一致するか否かにより当否判定を行う。なお、通常用特図判定テーブルには、確変当たり値として0が、非確変当たり値として1が設定されており、確変用特図判定テーブルには、確変当たり値として0〜9が、非確変当たり値として10〜19が設定されている。読み出した特図保留の値がその時点での保留状態フラグに応じた各特図判定テーブルの当たり値と一致していれば当たりと判定し、一致していなければハズレと判定する。そして、主回路100は、抽出した値、当否判定結果、何れの始動口への入賞に対応する特図保留であるのか、をセットにして抽出した順にRAM103における特図保留領域103bの領域1〜8に順次記憶する。また、特図保留表示部13のLEDを新たに1つ点灯する(左から順に)。
新たな特図の変動を開始可能なとき(液晶表示装置12にて図柄変動が行われておらず、大当たり遊技中でもないとき)、主回路100(読出手段)は、特図保留領域103bの領域1〜8の何れかに特図保留が記憶されていれば、最古の特図保留から順に1つずつ読み出す。このとき、大当たりの特図保留が記憶されているか確認し、記憶されていれば、大当たりの図柄表示後にラウンド遊技を実行するため、継続フラグ領域103gの継続フラグを1に変更する。
液晶表示装置12では、読み出した特図保留に基づいて図柄変動を開始し、継続フラグが0で、かつハズレであれば、バラケ目で停止表示する。一方、読み出した特図保留がハズレであっても、継続フラグが1になっており、ラウンド数が0であれば、大当たりの特図保留が記憶されてから最初の図柄変動であると判断し、その変動終了時に大当たりに当選したことを表示する。その後、ラウンド遊技を2回実行してから新たな特図保留を読み出す。読み出した特図保留がハズレであっても、継続フラグが1になっており、ラウンド数が0以外であれば、大当たりの特図保留が記憶されてから2回目以降の図柄変動であると判断し、変動時間として0秒が選択され、液晶表示装置12では図柄の変動表示を行わず、3ラウンド目が開始されたことを表示する。
読み出した特図保留が当たりであった場合(継続フラグが2の場合)は、確変か否かを報知するための変動パターンが選択され、所定の演出表示を行い、確変大当たり(本発明の特定当たりに相当)であれば奇数のゾロ目(例えば「777」)、非確変大当たり(本発明の通常当たりに相当)であれば偶数のゾロ目(例えば「666」)を停止表示する。なお、液晶表示装置12では、3つの図柄列(例えば、各桁が「1」〜「9」で表される3桁の数字)で変動表示を開始し、選択された変動パターンでの表示を行った後、左、右、中の順で図柄を停止し、停止表示した図柄の組合せにより判定結果を表示する。大当たり図柄が停止表示された後も、ラウンド遊技を2回実行する。
ラウンド遊技では、主回路100(ラウンド制御手段)は、大入賞口23を開放し、30秒経過するか、大入賞検出器133が10個の入賞を検出すると閉鎖する。1個の入賞に対し、15個の賞球が払い出される。大当たり図柄を停止表示してラウンド遊技を2回実行した後は、停止表示された大当たり図柄の組合せに応じて確変状態又は時短状態となる。確変状態は次回の大当たり図柄が停止表示されるまで(本発明の所定期間に相当)継続し、時短状態は特図の変動表示が100回終了するまで継続する。
次に、図4に示すタイムチャートと図5に示す表示例を用いて、本発明の特徴について具体的に説明する。図4に示すタイムチャートは、第1始動口21又は第2始動口22への入賞が発生したタイミング、特図保留領域103bの保留数、液晶表示装置12における特図の変動・停止状態、及び大入賞口23の開放・閉鎖状態の相互関係を例示したものである。なお、図5の各表示例において、下向きの矢印は、その位置の図柄が変動中であることを示している。また、図5は、図4中のa.〜k.時点にて液晶表示装置12に表示される図柄(表示サンプル)を例示したものである。
この例では、合計9回((1)〜(9))の入賞が発生し、そのうち(3)の入賞に対する抽選結果の図柄変動を開始する時点で当たりの抽選結果(5)が記憶されているため、(3)の図柄変動終了時に大当たり表示(図5d.)が行われた後、大入賞口23が開放してラウンド遊技が開始された。すなわち、ハズレの特図保留(3),(4)の図柄変動を開始する時点つまりハズレの特図保留(3),(4)が読み出される時点で当たりの抽選結果(5)が記憶されているので、ハズレの特図保留(3),(4)に対応して、それぞれラウンド遊技が2回行われる。なお、(1)と(2)の入賞に対する抽選結果の図柄変動を開始する時点では当たりの抽選結果(5)が記憶されていないため、(2)の図柄変動終了時にはバラケ目が停止表示される(図5a.)。また、(3)の変動終了時に大当たり表示(図5d.)がされる前段階として、(3)の変動中にリーチ演出(図5c.)が表示される。そして、(3)に対応するラウンド遊技が開始されると、液晶表示装置12には1回目のラウンド遊技であることが表示される(図5e.)。
(4)に対応する図柄変動は行われず、保留数が1つ減り、液晶表示装置12には3回目のラウンド遊技であることが表示される(図5f.)。(5)の当たりの図柄変動は比較的短い時間であり、確変になるか否かの演出表示が行われる(図5h.は非確変大当たりである場合を例示)。当たりの特図保留(5)の変動終了後、(5)に対応するラウンド遊技が2回行われ、それぞれのラウンド遊技中も、その前のラウンド遊技からの継続回数が表示される(図5i.は最終のラウンド遊技が6回目のラウンド遊技であることを示す)。
全てのラウンド遊技の終了時には、大当たり遊技が終了であることを表示する(図5j.は非確変大当たりにより時短モードへ突入した場合を例示)。(6)の図柄変動開始時には、特図保留領域103bに当たりの保留が記憶されていないので、保留数(この例では(6),(7),(8),(9)の4個)に基づいて図柄の変動時間が選択され、その変動時間に従って図柄変動が実行される(図5k.)。
図4のタイムチャートからも明らかなように、新たな特図保留が特図保留領域103bから読み出されたとき、その読み出された特図保留が大当たりであれば((5)の図柄変動開始時に相当)、ラウンド遊技が2回行われる。これに加えて、読み出された特図保留がハズレであっても特図保留領域103bに大当たりと判定された特図保留が記憶されていれば((3),(4)の図柄変動開始時に相当)、ハズレの保留毎にラウンド遊技が2回行われるように構成されている。すなわち、大当たりとなる特図保留が特図保留領域103bに記憶されると、その時点での保留数に関わらず、すぐに大当たり遊技の一部が開始されることになり、その大当たり遊技の中でハズレの保留が速やかに消化されることになる。
したがって、大当たりの特図保留が特図保留領域103bから読み出されるまで、ラウンド遊技が継続して実行(保留数×2回)されることになるので、大当たりとなる特図保留が特図保留領域103bに記憶された時点での保留数が多いほど多くの賞球を得ることができる。これにより、遊技の展開がスピーディーになるとともに、遊技者は常に少しでも多くの保留を貯めておこうと遊技するようになるので、遊技機の稼動率が向上(遊技店の利益も向上)する。
なお、通常状態では、第2始動口22の電チューはほとんど開放しないので、特図の図柄変動は第1特図保留に基づいて行われることになる。このため、通常状態で大当たりの特図保留が記憶されたときは、特図保留領域103bに記憶されている特図保留の数は第1特図保留の最大数である4個以下であることがほとんどであり、大当たりの特図保留に基づくラウンド遊技も最高で8回となる。
しかし、確変状態や時短状態では、第2始動口22の電チューが頻繁に開放され、第2始動口22への入賞率も高まるので、玉を発射し続けることで保留数を上限の8個(第1特図保留の最大数と第2特図保留の最大数との和)に近い状態に維持することが可能となり、このとき大当たりとなる特図保留が記憶されると最高で16回のラウンド遊技を行うことができる。つまり、通常状態で大当たりに当選したときよりも、確変状態や時短状態で大当たりに当選したときの方がより多くの賞球を得られる、という遊技性を提供することができ、遊技者の射幸心を煽ることが可能となる。
また、新たな特図保留が特図保留領域103bから読み出されたとき、特図保留領域103bに大当たりと判定された特図保留が記憶されていれば、最初に読み出した特図保留に基づく図柄変動後に大当たり表示を行い、2回目以降は読み出した特図保留に基づく図柄の変動表示は行われず(図5f.)、すぐにラウンド遊技が実行される。これにより、ラウンド遊技が継続して実行されることになるので、大きな大当たりに当選したかのような演出を行うことが可能となる。
以上説明したように、大当たりと判定された特図保留が特図保留領域103bに記憶された後、その大当たりの特図保留とは異なる特図保留が読み出されて最初のラウンド遊技が開始されてからその大当たりの特図保留が読み出されて最後のラウンド遊技が終了するまでを1つの大当たり状態として表示し、その間ラウンド遊技が実行される毎にラウンド遊技の継続回数を表示するように構成されているので、全てのラウンド遊技が大当たりと判定された特図保留に基づいて実行される一連の大当たり遊技の一部であることを遊技者に強く印象付けることができる。
次に、図6〜図13に示すフローチャートに従って、パチンコ遊技機1で実行される大当たり遊技の具体的処理について説明する。なお、図6〜図13のフローチャートで示されるプログラムは、主回路100のROM102に格納されており、主回路100のCPU101が所定のタイミングで繰り返し実行するように構成されている。
図6は、第1始動入賞処理を示すフローチャートである。主回路100は、第1始動入賞検出器131による玉の検出(第1始動入賞検出)に応じて(S11:YES)、払出制御回路112に3個の賞球を払い出すように指示する(S12)。次に、主回路100は、特図保留領域103bに記憶された第1特図保留が3個以下であるか否かを判定する(S13)。第1特図保留が3個以下であると判定すると(S13:YES)、特図用乱数カウンタ領域103aから現在の値を抽出し(S14)、当否判定処理を実行する(S15)。
図8は、第1始動入賞処理のステップS15にて起動される当否判定処理を示すフローチャートである。この当否判定処理では、主回路100は、保留状態フラグ領域103dに記憶された保留状態フラグを確認する(S31)。保留状態フラグが0、すなわち保留上の遊技状態が通常状態又は時短状態(図3参照)であれば、特図用乱数カウンタ領域103aから抽出した値を通常用特図判定テーブルに設定されている当たり値と一致するか否かにより当否判定を行う(S32:YES、S33)。
一方、保留状態フラグが1、すなわち保留上の遊技状態が確変状態であれば、特図用乱数カウンタ領域103aから抽出した値を確変用特図判定テーブルに設定されている当たり値と一致するか否かにより当否判定を行う(S32:NO、S34)。これは、遊技機1が通常状態で確変大当たりになると、それ以降は確変状態となるので、保留上でも確変大当たりになる保留が記憶された以降は、新たに抽出された値を確変用特図判定テーブルにより当否判定を行うことで、後から読み出されたときに当否判定のつじつまが合うようにしたものである。
第1始動入賞処理に戻って、ステップS15の処理後、保留状態フラグ変更処理を実行する(S16)。図9は、第1始動入賞処理のステップS16にて起動される保留状態フラグ変更処理を示すフローチャートである。この保留状態フラグ変更処理では、主回路100は、当否判定処理による判定結果が確変大当たりであれば、保留状態を確変状態(保留状態フラグを1)とする(既に確変状態であれば維持)(S41:YES、S45)。
当否判定処理による判定結果が非確変大当たりであって、他に大当たりの保留がある場合は、抽出した値を0(確変大当たりの当たり値)に変更するとともに判定結果を確変大当たりに変更して、保留状態を確変状態(保留状態フラグを1)とする(既に確変状態であれば維持)(S41:NO、S42,S43:YES、S44、S45)。つまり、当否判定処理(判定手段)が当たりと判定した特図保留(抽選結果)のうち確変大当たり(特定当たり)と判定した特図保留に基づくラウンド遊技を主回路100(ラウンド制御手段)が実行した後は、主回路100が次の大当たり遊技を開始するまで(所定期間だけ)当否判定処理が当たりと判定する確率を高めた確変状態(高確率状態)に遷移するよう構成されており、当否判定処理が確変大当たりではない非確変大当たり(通常当たり)と判定した特図保留を特図保留領域103b(記憶手段)が記憶するとき、特図保留領域103bが既に当たりの特図保留を記憶している場合は、特図保留領域103bは非確変大当たりの特図保留を確変大当たりの特図保留として記憶するよう構成されている。大当たりが連続したとき(大当たりと判定された特図保留が記憶されている状態で新たに抽出された値が特図判定テーブルの当たり値と一致したとき)は、後から記憶された大当たりの特図保留に基づく大当たり遊技の終了後に必ず確変状態となるので、実際の確変振分率よりも高い確率で確変状態を維持することが可能となる。
一方、当否判定処理による判定結果が非確変大当たりであって、他に大当たりの保留がない場合は、保留状態を通常状態(保留状態フラグを0)とする(既に通常状態であれば維持)(S41:NO、S42:YES、S43:NO、S46)。当否判定処理による判定結果がハズレの場合は、それまでの保留状態を維持する(S41:NO、S42:NO)。
第1始動入賞処理に戻って、ステップS16の処理後、主回路100は、抽出した値及び当否判定結果を第1特図保留として抽出した順にRAM103における特図保留領域103bに順次記憶する(S17)。特図保留表示部13のLEDを新たに1つ点灯し(S18)、第1始動入賞処理を終了する。なお、第1始動入賞を検出しない場合は(ステップS11:NO)、直ちに第1始動入賞処理を終了する。また、第1特図保留が4個に達している場合も(S13:NO)、直ちに第1始動入賞処理を終了する。
図7は、第2始動入賞処理を示すフローチャートである。この第2始動入賞処理は、主回路100が第2始動入賞検出器132による玉の検出(第2始動入賞検出)に応じて、第2特図保留が3個以下である場合に、抽出した値及び当否判定結果を第2特図保留として特図保留領域103bに記憶する点で、第1始動入賞処理と異なっている。その他の処理の流れは第1始動入賞処理と同じであるため、説明を省略する。
図10は、特図変動前処理を示すフローチャートである。この特図変動前処理では、主回路100は、遊技状態フラグ領域103eの遊技状態フラグが1(大当たり状態、図3参照)であるか否かを判定する(S51)。遊技状態フラグが0(通常状態)、2(大当たり継続状態)、3(確変状態)及び4(時短状態)のうちの何れかであれば(S51:NO)、変動フラグ領域103fの変動フラグが0、すなわち液晶表示装置12にて特図が変動停止状態であるか否かを判定する(S52)。特図が変動停止状態であれば(S52:YES)、特図保留領域103bの領域1〜8の何れかに特図保留が記憶されているかを判定し(S53)、特図保留が記憶されていれば、最古の特図保留を読み出す(S53:YES、S54)。
なお、遊技状態フラグが1のときは(S51:YES)、大当たり処理中であり、新たな図柄変動を行うことができないので、直ちに特図変動前処理を終了する。また、変動フラグが1のときは(S52:NO)、特図の変動は1つずつ行われ、既に図柄表示中であれば新たな図柄変動は行えないので、直ちに特図変動前処理を終了する。また、特図保留領域103bに特図保留がない場合は(S53:NO)、特図保留を読み出すことができないので、直ちに特図変動前処理を終了する。
ステップS54の後、他の保留に大当たりがあるかを判定し(S55)、大当たりがあれば、継続フラグ領域103gの継続フラグを1に変更する(S55:YES、S56)。他の保留に大当たりがなく、読み出した保留が大当たりのときは、継続フラグを2に変更する(S55:NO、S57:YES、S58)。他の保留に大当たりがなく、読み出した保留も大当たりでなければ、継続フラグを0に変更する(S55:NO、S57:NO、S59)。これにより、読み出した保留が大当たりであっても、他に大当たりの特図保留があるときは継続フラグが1に設定される。
次に、読み出した特図保留に基づいて特図の停止図柄、変動パターンを決定する(S60)。具体的には、継続フラグが0であり、かつハズレであれば、バラケ目の変動パターンを選択する(図5a.参照)。継続フラグが1であり、かつ現在のラウンド数が0のときは、大当たりの特図保留が記憶されてから最初の図柄変動であると判断し、変動停止時に大当たり表示を行う変動パターンを選択する(図5d.参照)。継続フラグが1であり、かつ現在のラウンド数が0でないときは、既にラウンド遊技を繰り返している最中であると判断して、最短の変動時間(0秒)を選択する。
この場合、特図の変動処理は行われず、液晶表示装置12にて図柄の変動表示が行われることなく、ラウンド数の継続回数のみが表示される(図5f.参照)。つまり、液晶表示装置12(表示手段)は、主回路100(ラウンド制御手段)がハズレの特図保留(抽選結果)に基づくラウンド遊技を実行した後、さらに主回路100(読出手段)がハズレの特図保留を読み出したとき、そのハズレの特図保留に基づく図柄の変動表示を行うことなく、主回路100が次に実行するラウンド遊技が何回目のラウンド遊技であるかを示す継続回数を表示するよう構成されている。これにより、複数の特図に渡ってラウンド遊技が継続して実行されることになるので、遊技者には従来にない大きな大当たりに当選したかのような演出を行うことが可能となる。継続フラグが2のときは、以降確変状態とするか否かを表示する変動パターンを選択する(図5j.参照)。その後、特図保留表示部13のLEDを1つ消灯し(S61)、変動時間として0秒が選択されていなければ、特図変動処理を実行し(S62:NO、S63)、変動時間として0秒が選択されていれば、遊技状態フラグを1(大当たり状態)に変更して(S62:YES、S64)、特図変動前処理を終了する。
図11は、特図変動前処理のステップS63にて起動される特図変動処理を示すフローチャートである。この特図変動処理では、主回路100は、変動開始時に変動フラグ領域103fに記憶されている変動フラグを1(変動中)に変更する(S71)。次に、主回路100は、特図変動前処理のS60で決定された停止図柄、変動パターンに基づいて特図の変動開始を指示する(S72)。すなわち、主回路100は、副制御回路111を経由して表示制御回路115に停止図柄、変動パターンを指示するコマンドを送信する。表示制御回路115は、受信したコマンドに応じて液晶表示装置12に所定の画像を表示させる。特図の変動を開始してから所定時間(変動時間)が経過すると、特図の変動停止を指示する(S73:YES、S74)。
主回路100は、特図の変動停止時に変動フラグ領域103fの変動フラグを0(変動停止)に変更し(S75)、継続フラグ領域103gの継続フラグが0であるか否かを判定する(S76)。継続フラグが1(大当たりの保留あり)又は継続フラグが2(大当たりの保留はないが、読み出した保留が大当たり)であれば、遊技状態フラグ領域103eの遊技状態フラグを1(大当たり状態)に変更する(S76:NO、S81)。
一方、継続フラグが0(当たりの保留がなく、読み出した保留もハズレ)であれば、遊技状態フラグ領域103eの遊技状態フラグが4(時短状態)であるか否かを判定する(S77)。遊技状態フラグが4であれば(S77:YES)、ハズレの図柄変動が実行される毎に時短回数領域103hの時短回数を1ずつ加算し(S78)、この時短回数が100になると(S79:YES)、遊技状態フラグを0(通常状態)に変更して(S80)、遊技状態を通常状態に遷移させる。なお、遊技状態フラグが4でなければ(S77:NO)、現在の遊技状態フラグを維持する。
図12は、大当たり処理を示すフローチャートである。この大当たり処理では、主回路100は、遊技状態フラグ領域103eの遊技状態フラグが1(大当たり状態)であるか否かを判定する(S91)。遊技状態フラグが1でなければ、大当たり処理を終了する(S91:NO)。
一方、遊技状態フラグが1であれば(S91:YES)、最大ラウンド数領域103jの最大ラウンド数Mに2を加算し(S92)、ラウンド処理を実行する(S93)。なお、最大ラウンド数Mは、初期状態では0に設定されている。
図13は、ラウンド処理を示すフローチャートである。このラウンド処理では、主回路100は、ラウンド数領域103iのラウンド数Rに1を加算し(S111)、ラウンド遊技の開始を指示する(S112)。すなわち、主回路100は、副制御回路111を経由して表示制御回路115に現在のラウンド数を表示させる。なお、ラウンド数Rは、初期状態では0に設定されている。
主回路100(ラウンド制御手段)は、大入賞ソレノイド143を励磁することにより、大入賞口23を開放する(S113)。大入賞口23へ1ラウンドの入賞可能玉数である10個の玉が入賞するか(S114:YES)、大入賞口23が開放状態となってから1ラウンドの最大開放時間である30秒が経過するか(S115:YES)の何れかが満たされると、大入賞ソレノイド143を非励磁とすることにより、大入賞口23を閉鎖する(S116)。また、ラウンド遊技の終了を指示する(S117)。
大当たり処理に戻って、上記ラウンド処理が終了する毎に、現在のラウンド数Rと最大ラウンド数Mとを比較し(S94)、一致しなければラウンド処理を繰り返し実行する(S94:NO、S93)。現在のラウンド数Rと最大ラウンド数Mとが一致したときは、継続フラグ領域103gの継続フラグが2であるか否かを判定する(S94:YES、S95)。継続フラグが1(当たりの保留あり)のときは、次の特図保留の読み出し後も大当たり処理が実行されるので、現在のラウンド数Rと最大ラウンド数Mとを次の大当たり処理まで維持したまま、遊技状態フラグ領域103eの遊技状態フラグを2(大当たり継続状態)に変更する(S95:NO、S96)。つまり、液晶表示装置12(表示手段)は、特図保留領域103b(記憶手段)が当たりの特図保留(抽選結果)を記憶した後、主回路100(ラウンド制御手段)が最初のラウンド遊技を開始してから当たりの特図保留に基づく最後のラウンド遊技を終了するまでを1つの大当たり状態として表示するとともに、主回路100が最初のラウンド遊技を実行するときに1回目のラウンド遊技であることを表示し、以降主回路100がラウンド遊技を実行する毎に何回目のラウンド遊技であるかを示す継続回数を表示するよう構成されている。
一方、継続フラグが2(当たりの保留はないが、読み出した保留が大当たり)のときは、次の図柄変動後に大当たり遊技が確約されていないので、ラウンド数Rと最大ラウンド数Mとを0にリセットする(S95:YES、S97)。最後の図柄変動停止時の特図が確変大当たりであれば、遊技状態フラグ領域103eの遊技状態フラグを3(確変状態)に変更する(S98:YES、S99)。非確変大当たりであれば、遊技状態フラグを4(時短状態)に変更し、時短回数を0にリセットする(S98:NO、S101、S102)。そして、大当たり終了表示を指示する(S100)。
以上の説明からも明らかなように、この実施形態では、RAM103の特図保留領域103bに当たりの抽選結果が記憶される時点(図5における入賞の発生したタイミング)で特図保留領域103bにハズレの抽選結果(特図保留)が記憶されていれば、そのハズレの特図保留が読み出されたときにもラウンド遊技が実行されるように構成されているので、当たりの抽選結果が記憶される時点で特図保留領域103bに記憶されている抽選結果の数(保留数)が多いほど多くのラウンド遊技が実行される。このため、遊技者は保留数が上限を維持するよう積極的に遊技するようになるので、遊技者の興趣を向上させることができ、また遊技機の稼動率を向上させることもできる。
(変形例1)
上記実施形態では、ラウンド遊技の実行回数を常に2回としたが(図12のS92)、例えばラウンド遊技の実行回数を毎回抽選するようにしてもよい。この変形例1では、図12の大当たり処理に代えて、例えば図14の大当たり処理が実行される。遊技状態フラグが1(大当たり状態)のとき(S91:YES)、主回路100(実行回数決定手段)は、その直前に読み出した特図保留の値が偶数であれば最大ラウンド数Mに2を加算し(S92A:YES、S92)、奇数であれば最大ラウンド数Mに1を加算して(S92A:NO、S92B)、ラウンド処理を実行する(S93)。これにより、主回路100(ラウンド制御手段)は、読み出した特図保留の値が偶数のときはラウンド遊技を2回実行し、奇数のときはラウンド遊技を1回実行する。なお、最大ラウンド数Mは、初期状態では0に設定されており、その他の構成は、上記実施形態と同じである。
この変形例1はあくまでも一例であり、例えば読み出した特図保留の値を4で割った余り(余りが0の場合は4とする)の回数だけラウンド遊技を実行するなど、抽選方法は適宜設定することができる。これにより、ラウンド遊技の実行回数が固定ではなく、特図保留(抽選結果)が読み出される毎に抽選により決定されるので、特図保留が読み出される毎に何回ラウンド遊技が実行されるか楽しみになり、遊技者の興趣を向上させることができる。
(変形例2)
また、例えばラウンド遊技の実行回数が毎回増加するようにしてもよい。この変形例2では、図3にて破線で示すように、RAM103に加算ラウンド数領域103kが設けられている。加算ラウンド数領域103kには、大当たり処理を開始するときに1を加算することで、その大当たり処理の中で実行するラウンド遊技の回数を示す加算ラウンド数Kが記憶される。また、この変形例2では、図12の大当たり処理に代えて、例えば図15の大当たり処理が実行される。遊技状態フラグが1(大当たり状態)のとき(S91:YES)、主回路100(実行回数決定手段)は、加算ラウンド数Kに1を加算し(S92C)、その加算ラウンド数Kを最大ラウンド数Mに加算して(92D)、ラウンド処理を実行する(S93)。なお、加算ラウンド数Kと最大ラウンド数Mは、初期状態では0に設定されている。これにより、大当たりと判定された特図保留が記憶された時点で複数のハズレの特図保留が記憶されていた場合に、主回路100(ラウンド制御手段)は、最初に読み出した特図保留に基づいて大当たりであることを表示させた後ラウンド遊技を1回だけ実行し、次の特図保留を読み出した後はラウンド遊技を2回、その次はラウンド遊技を3回、というようにラウンド遊技の実行回数を毎回増加させることになる。
例えば、大当たりの特図保留が記憶された時点で特図保留が4つあればラウンド遊技が合計10回(=1+2+3+4)実行され、5つあれば15回(=1+2+3+4+5)、8つあれば36回(=1+2+3+4+5+6+7+8)実行されることになる。つまり、大当たりの特図保留が記憶された時点での特図保留の数の差により得られる賞球数の影響度合いがさらに高くなるので、遊技の射幸性を高めることができる。
なお、上記実施形態およびその変形例では特図保留を読み出したとき、さらに他の保留に大当たりの特図保留があるか否かを判定してラウンド遊技の実行の有無を決定するようにしたが(図10のS54〜S56)、その読み出した特図保留に基づく図柄変動を行い、停止表示した時点で他の保留に大当たりの特図保留があるか否かを判定し、ラウンド遊技の実行の有無を決定するようにしてもよい。
また、上記実施形態等では、非確変大当たりの抽選結果を記憶するとき、既に大当たりの抽選結果が記憶されていれば、その非確変大当たりの抽選結果を確変大当たりに変更するようにしたが(図9のS42〜S44)、特に変更せず、非確変の大当たり図柄を停止表示してラウンド遊技を実行した後、確変状態とするようにしてもよい。また、先に記憶されている大当たりの抽選結果が確変大当たりの場合にのみ、新たに記憶する非確変大当たりの抽選結果を確変大当たりとして記憶するようにしてもよい。
上記実施形態等では、大当たりと判定された特図保留が記憶されてから読み出されるまでの間、特図保留が読み出される毎にラウンド遊技が実行される構成となっているが、抽選等により実行するラウンド数が0回に設定され、結果としてラウンド遊技の実行されない場合がある構成にしてもよい。これにより、遊技者に対し緊張感のある大当たり遊技を提供し、遊技者の興趣を高めることができる。
また、上記実施形態等では、特図保留領域103bに記憶された特図保留を記憶された順に読み出す構成となっているが、何れかの始動口への入賞に基づく特図保留を優先して読み出す構成、或いは読出手段がその都度抽選して読み出す特図保留を決定して読み出す構成としてもよい。何れの構成でも、大当たりの特図保留が記憶された後に記憶された特図保留が大当たりの特図保留よりも先に読み出されることで、より多くのラウンド遊技が実行される大当たり遊技となる可能性もあり、遊技者の興趣をさらに高めることができる。
本発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機の正面模式図。 図1のパチンコ遊技機の制御ブロック図。 図2のRAM103のメモリマップ(一領域)を示す説明図。 第1始動口21又は第2始動口22への入賞が発生したタイミング、特図保留領域103bの保留数、液晶表示装置12における特図の変動状態、及び大入賞口23の開放・閉鎖状態の相互関係を例示するタイムチャート。 図4中のa.〜k.時点にて液晶表示装置12に表示される図柄(表示サンプル)を例示する説明図。 図2の主回路で実行される第1始動入賞処理を示すフローチャート。 図2の主回路で実行される第2始動入賞処理を示すフローチャート。 図2の主回路で実行される当否判定処理を示すフローチャート。 図2の主回路で実行される保留状態フラグ変更処理を示すフローチャート。 図2の主回路で実行される特図変動前処理を示すフローチャート。 図2の主回路で実行される特図変動処理を示すフローチャート。 図2の主回路で実行される大当たり処理を示すフローチャート。 図2の主回路で実行されるラウンド処理を示すフローチャート。 本発明の変形例1に係り、図2の主回路で実行される大当たり処理を示すフローチャート。 本発明の変形例2に係り、図2の主回路で実行される大当たり処理を示すフローチャート。
符号の説明
1 パチンコ遊技機
3 遊技盤
3a 遊技領域
10 中央役物装置
12 液晶表示装置(表示手段)
21 第1始動口
22 第2始動口
23 大入賞口(可変入賞装置)
100 主回路(抽選手段、判定手段、読出手段、ラウンド制御手段、実行回数決定手段)
111 副制御回路
115 表示制御回路
103 RAM(記憶手段)

Claims (5)

  1. 遊技領域に設けられ、当該遊技領域を流下する玉が入賞容易な開放状態と入賞不可能な閉鎖状態とを呈する可変入賞装置と、
    所定の始動条件の成立に応じて抽選処理を実行する抽選手段と、
    前記抽選手段による抽選結果の当否を判定する判定手段と、
    前記抽選手段による抽選結果を前記判定手段による抽選結果の当否と関連付けて記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段が記憶している抽選結果を1つずつ読み出して該記憶手段から消去する読出手段と、
    複数の図柄を変動表示してから停止表示し、その停止表示したときの図柄の組合せにより前記読出手段が読み出した抽選結果の当否を表示する表示手段と、
    前記可変入賞装置を開放状態にし、開放状態となってから該可変入賞装置に所定個数入賞するか、又は開放状態となってから所定時間が経過すると閉鎖状態にするラウンド遊技を、前記読出手段が当たりの抽選結果を読み出した場合に所定回数実行するラウンド制御手段と、を備え、
    前記ラウンド制御手段は、前記記憶手段が当たりの抽選結果を記憶してから前記読出手段がその当たりの抽選結果を読み出すまでの間、前記読出手段がその当たりの抽選結果とは異なる抽選結果を読み出したときにも前記ラウンド遊技を実行可能であり、前記記憶手段が当たりの抽選結果を記憶する時点で該記憶手段が記憶している抽選結果の数が多数の場合と少数の場合とでは多数の場合の方が相対的に多くのラウンド遊技を実行可能に構成されていることを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 前記表示手段は、前記記憶手段が当たりの抽選結果を記憶した後、前記ラウンド制御手段が最初のラウンド遊技を開始してから当たりの抽選結果に基づく最後のラウンド遊技を終了するまでを1つの大当たり状態として表示するとともに、前記ラウンド制御手段が最初のラウンド遊技を実行するときに1回目のラウンド遊技であることを表示し、以降前記ラウンド制御手段が前記ラウンド遊技を実行する毎に何回目のラウンド遊技であるかを示す継続回数を表示する請求項1に記載のパチンコ遊技機。
  3. 前記表示手段は、前記ラウンド制御手段がハズレの抽選結果に基づくラウンド遊技を実行した後、さらに前記読出手段がハズレの抽選結果を読み出したとき、そのハズレの抽選結果に基づく図柄の変動表示を行うことなく、前記ラウンド制御手段が次に実行するラウンド遊技が何回目のラウンド遊技であるかを示す継続回数を表示する請求項2に記載のパチンコ遊技機。
  4. 前記判定手段が当たりと判定した抽選結果のうち特定当たりと判定した抽選結果に基づくラウンド遊技を前記ラウンド制御手段が実行した後は、所定期間だけ前記判定手段が当たりと判定する確率を高めた高確率状態に遷移するよう構成されており、前記判定手段が特定当たりではない通常当たりと判定した抽選結果を前記記憶手段が記憶するとき、該記憶手段が既に当たりの抽選結果を記憶している場合は、前記記憶手段は通常当たりの抽選結果を特定当たりの抽選結果として記憶する請求項1ないし3の何れか1項に記載のパチンコ遊技機。
  5. 前記記憶手段が当たりの抽選結果を記憶しているとき、該記憶手段が記憶している抽選結果を前記読出手段が読み出す毎に前記ラウンド制御手段が実行すべきラウンド遊技の回数を決定する実行回数決定手段を備え、
    前記ラウンド制御手段は、前記読出手段が抽選結果を読み出す毎に前記実行回数決定手段が決定した回数だけ前記ラウンド遊技を実行する請求項1ないし4の何れか1項に記載のパチンコ遊技機。
JP2008255356A 2008-09-30 2008-09-30 パチンコ遊技機 Pending JP2010082242A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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