JP6778546B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ遊技機に関する。
従来、例えば下記の特許文献1に記載されているように、大当たりだけでなく小当たりも発生可能とすることによって当たりの種類を増やし、遊技に変化を与えようとするパチンコ遊技機が提案されている。
特開2009−291627号公報
しかしながら、当たりの種類は確かに増えたものの、当たりとするか否かは始動入賞に基づく抽選によって決定され、その抽選で大当たりが当選すれば大当たりが発生する一方、小当たりが当選すれば小当たりが発生するという至って単純な遊技性であり、遊技の興趣が十分ではないという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑み、遊技者自身が当たりの発生に関与する機会を増加させることによって、遊技の興趣を高めることが可能なパチンコ遊技機を提供するものである。
本発明の遊技機では、第1〜第3当たりが当選する可能性があり、いずれかの当選に応じて対応する当たり状態が発生する。特に、第1当たりが当選すれば、対応する第1当たり状態の終了に応じて高確率状態を発生できる。高確率状態は、第1〜第3当たりのうち少なくとも何れか1つの当たりの当選確率が高くなっていると共に、電動役物の動作頻度が高くなり第2始動口への入賞が容易になる遊技状態である。この高確率状態は第2当たりの発生に応じて終了し、対応する第2当たり状態の終了に応じて通常状態が発生する。
高確率状態の終了契機となる第2当たりの当選確率は、第1始動口への入賞に基づく抽選よりも第2始動口への入賞に基づく抽選の方が高く設定されている。そのため、第2始動口への入賞頻度が高くなる高確率状態では、第2当たりの発生に応じて高確率状態が終了するおそれが高くなる。これに対して、本発明の遊技機では、第1表示部で当たりを表示させることで第2表示部での第2当たりの表示を阻止できる場合が設けられている。この遊技機では、出来る限り第2当たりの表示を阻止し、高確率状態を少しでも長く継続させることを目標としながら遊技を行うという新たな遊技性が実現されている。
このように本発明の遊技機は、遊技者自身が当たりの発生に関与する機会を増加させることによって、遊技の興趣を高めることが可能になっている。
パチンコ遊技機を示す正面図。 液晶表示部の画面を示す正面図。 パチンコ遊技機の電気的構成を示すブロック図。 第1及び第2特図判定の抽選確率を示す説明図。 第1及び第2特図の図柄変動時間を示す説明図。 遊技状態の遷移を示す説明図。
本発明の実施の形態につき、以下の実施例を用いて具体的に説明する。
(実施例)
本例は、第1当たり状態の一例である15R大当たり状態が終了すると、いずれかの当たりの当選確率が高くなる高確率状態である確変状態が発生するパチンコ遊技機1に関する例である。この内容について、図1〜図6を用いて説明する。
本例のパチンコ遊技機1は、遊技球を遊技媒体として遊技される遊技機である。このパチンコ遊技機1は、入賞始動口への入賞に応じて当たり抽選が実行され、大当たりに当選したときに大当たり図柄が表示されて大当たり状態が発生するセブン機である。
本例のパチンコ遊技機1は、図1に示すような外観的な構成を備えている。パチンコ遊技機1は、図示しない台枠に取り付けられた開閉扉13の内側に略円形状の遊技領域130を有している。遊技領域130の下側には上皿135及び下皿137が設けられ、上皿135の右下には操作ハンドル15が立設されている。
開閉扉13は、パチンコ遊技機1に対面して左側のヒンジ133を介して回動可能な状態で台枠に固定されている。開閉扉13には、遊技領域130に対応する略円形状の透明窓139が設けられている。透明窓139の上部両側には装飾ランプ部136が配置され、遊技領域130の下部両側には一対のスピーカ131が配置されている。
上皿135は、入賞に応じて払い出された遊技球(賞球)や、貸玉の遊技球等を受け入れるための受け皿である。上皿135は、遊技者側に向けて張り出すように形成されている。上皿135の遊技球は、図示しない供給通路を経由して発射装置341に供給されるようになっている。
下皿137は、上皿135の遊技球が一杯になったときに賞球を払い出したり、遊技者の操作に応じて上皿135の遊技球を回収するための受け皿である。
遊技領域130(図1)は、遊技球が流下する領域である。遊技領域130には、液晶表示部190を含む表示装置19を中心として、第1及び第2始動口11、12、通過ゲート14、開閉式の大入賞口160等が配置されている。遊技領域130の最下部には、入賞することなく流下した遊技球を回収するためのアウト孔138が開口している。遊技領域130の左側の外周部には、第1特図表示部181、第2特図表示部182、普図表示部183が外縁に沿うように配置されている。
通過ゲート14は、通過する遊技球を検知するゲートであり、遊技者側から見て表示装置19の左側の領域に配置されている。遊技球を通過させるのみの通過ゲート14には、賞球の払い出しが設定されていない。通過ゲート14が通過球を検知すると、普通図柄の当否判定(以下、普図判定という。)用の抽選用乱数が抽出され、普図判定が実行される。この普図判定の当否は、7セグメントの表示器である普図表示部183により表示される。
第1及び第2始動口11、12は、特別図柄の当否判定(以下、特図判定という。)の契機となる始動入賞口である。第1始動口11は、入賞率が変動しない、いわゆるへそタイプの始動口である。第1始動口11としては、表示装置19の真下の第1始動口11Aと、表示装置19の向かって右側の領域に配置された第1始動口11Bと、がある。なお、以下の説明における第1始動口11の表記は、第1始動口11A・Bの両方を意味するものとする。
第2始動口12は、第1始動口11Aの直下に配置された電チュータイプの始動口であり、その開口部120には、一対の可動羽根を含む電動チューリップ(電動役物)121が取り付けられている。電動チューリップ121は、第2始動口12に付設され、動作することにより第2始動口12への入賞を容易にする電動役物である。
通常時の電動チューリップ121は、隙間を空けて相互に対面するように起立する状態(図1中、実線で示す状態。)にある。この状態では、上方に向けて開口する遊技球1個分の隙間が第1始動口11Aにより塞がれるため第2始動口12の入賞率がゼロとなる。このように第2始動口12は、電動チューリップ121が動作していない状態では遊技球の入賞が不可能に構成されている。
一方、相互に離隔するように回動した電動チューリップ121(図1中、破線で示す状態。)は、開口部120への遊技球の流入をガイドする受け皿のように作用する。この状態では、第2始動口12への入賞が容易になり入賞率が一気に高くなる。第2始動口12は、普図判定の当選(普図当選)に応じて電動チューリップ121を開放する。電動チューリップ121の開放時間は、通常状態において0.2秒×1回、確変状態(高確率状態)において3秒×1回となっている。
第1及び第2始動口11、12に遊技球が入賞(始動入賞)すると、特図判定用の抽選用乱数が抽出され、特図判定(当たりの抽選)が実行される。なお、第1始動口11を契機とした第1特図判定用の乱数、及び第2始動口12を契機とした第2特図判定用の乱数は、いずれも4個を上限としてその当否が報知されるまで記憶される。
第1特図表示部181は、第1始動口11への入賞である第1始動入賞に基づく抽選結果である第1特図判定の当否を表示するための第1表示処理を実行する第1表示部である。第2特図表示部182は、第2始動口12への入賞である第2始動入賞に基づく抽選結果である第2特図判定の当否を表示するための第2表示処理を実行する第2表示部である。
特図表示部181、182は、特図判定の当否を表す図柄を7セグメントの表示器に表示する。第1特図判定の当たりとしては、15R大当たり、2R大当たり、小当たりがある。一方、第2特図判定の当たりには15R大当たりがなく、2R大当たりと小当たりのみとなっている。なお、特図判定の当否は、表示装置19が表示するアラビア数字の演出用図柄によっても報知され、演出用図柄によれば遊技者に当否を判り易く報知できる。
大入賞装置16は、大入賞口160を開口する、いわゆるアタッカーと呼ばれる可変入賞装置である。このアタッカー16は、第2始動口12の下側に配置されている。アタッカー16は、横長略矩形状を呈する開閉式の大入賞口160と、この大入賞口160の下辺の回りを手前側に回動する蓋部材161と、を有している。アタッカー16では、蓋部材161が手前に回動したときに大入賞口160が開放状態となる一方、通常は、蓋部材161が遊技領域130をなす盤面と略面一をなし大入賞口160が閉鎖されている。大入賞口160に入賞したときの払出は15個となっている。
本例では、大入賞口160が開放状態となる当たりとして、第1当たりの一例をなす15R大当たり、第2当たりの一例をなす2R大当たり、第3当たりの一例をなす小当たりという3種類の当たりが設定されている。15R大当たりを契機として発生する15R大当たり状態は、30秒(第1時間)経過あるいは10個入賞するまでアタッカー16が開放されるラウンド処理が15回繰り返される最も有利な大当たりである。2R大当たりを契機とした2R大当たり状態は、1回当たり0.2秒(第2時間)の開放状態が2回繰り返される当たりである。小当たりを契機とした小当たり状態は、開放状態が2回繰り返される当たりであるが、その開放時間(第3時間)は遊技状態によって相違し、通常状態では0.2秒、確変状態では2秒となっている。このように小当たり状態で大入賞口160を開放する時間は、通常状態よりも確変状態の方が長くなるように設定されている。
表示装置19は、図1及び図2のごとく、略中央に液晶表示部190が配置された装置である。液晶表示部190は、演出用図柄により第1及び第2特図判定の当否をわかり易く遊技者に報知する図柄変動手段としての機能を備えている。第1特図判定の当否は、液晶表示部190の画面の中央部分を占有する第1特図報知エリア191Aを利用し、3桁のアラビア数字の演出用図柄により報知される。第2特図判定の当否は、第1特図報知エリア191Aの下側に配置された比較的小さな第2特図報知エリア191Bを利用し、3桁のアラビア数字の演出用図柄により報知される。
第1及び第2特図報知エリア191A・Bでは、アラビア数字の演出用図柄が変動表示された後、停止表示された数字図柄の組合せに応じて第1特図判定・第2特図判定の当否が報知される。奇数3桁のゾロ目が15R大当たりの当選図柄(大当たり図柄)で、偶数3桁のゾロ目が2R大当たりの当選図柄となっている。また、「123」、「345」、「567」、「789」の図柄の組み合わせが小当たりの当選図柄となっている。
さらに、液晶表示部190の表示画面の左下及び右下には、特図判定用の抽選用乱数の保留数を表示する特図保留表示部195L、Rが配置されている。左下の特図保留表示部195Lは第1特図判定の特図保留の保留数を数字で表し、右下の特図保留表示部195Rは第2特図判定の特図保留の保留数を同様に表している。
次に、パチンコ遊技機1の電気的な構成について、図3を用いて説明する。パチンコ遊技機1は、主回路20を中心として構成されている。主回路20に対しては、遊技球の払出を制御する払出制御回路33、遊技球の打込を制御する発射制御回路34、遊技演出を制御する演出制御部35、液晶表示部190を制御する表示制御回路36、入賞球あるいは通過球の検出センサ311〜314、第2始動口(電チュー)12を開放する電チューソレノイド322、アタッカー16を開放させる大入賞口ソレノイド324、第1特図表示部181、第2特図表示部182、普図表示部183、及び電力供給のための電源回路328等が電気的に接続されている。演出制御部35には、スピーカ131を駆動するアンプ351や装飾ランプ部136が電気的に接続されているほか、表示制御回路36が通信可能に接続されている。表示制御回路36には、液晶表示部190が電気的に接続されている。
入賞球あるいは通過球の検出センサとしては、図3のごとく、第1始動口11(図1)への入賞球を検出する第1特図始動センサ311、第2始動口12への入賞球を検出する第2特図始動センサ312、通過ゲート14の通過球を検出する普図始動センサ313、及びアタッカー16への入賞球を検出する大入賞センサ314がある。なお、第1特図始動センサ311は、第1始動口11A・Bにそれぞれ配設されている。
払出制御回路33は、入賞が発生したとき、主回路20からの指示を受けて払出装置331を制御し、所定数の遊技球の払出を実行させる。
発射制御回路34は、操作ハンドル15の操作量に応じて発射装置341を制御することで、遊技球の打ち出し強さをコントロールする。
主回路20は、図3に示すごとく、CPU(Central Processing Unit)21、記憶素子であるROM(Read Only Memory)22・RAM(Random Access Memory)24、所定範囲の乱数を発生する乱数発生部27、抽選用乱数を抽出する乱数抽出部26、及び入出力インタフェースをなすI/O(Input/Output)25等を備えている。
ROM22は、CPU21に実行させる各種の処理プログラムを記憶しているほか、図示しない第1及び第2特図判定用の抽選テーブル及び普図判定用の抽選テーブルを記憶している。
第1及び第2特図判定用の抽選テーブルでは、各当たりの当選確率が図4に示す抽選確率となるように通常状態及び確変状態における当選乱数がそれぞれ規定されている。
第1特図判定での15R大当たりの当選確率は、通常状態で1/200、確変状態で1/199となっている。同2R大当たりについては、通常状態では第1始動口11への入賞に基づく当選確率がゼロに設定されている一方、確変状態では1/1000となっている。同小当たりの当選確率は通常状態であるか確変状態であるかによらず1/5となっている。
一方、第2特図判定での各当たりの当選確率は通常状態であるか確変状態であるかの違いがなく、15R大当たり、2R大当たり、小当たりの当選確率が、それぞれ、ゼロ、1/11、1/1.1となっている。
このように本例のパチンコ遊技機1では、第2始動口12への入賞に基づく第2特図判定による2R大当たりの当選確率が、第1始動口11への入賞に基づく第1特図判定による2R大当たりの当選確率よりも高く設定されている。また、普図判定用の抽選テーブルでは、遊技状態に関わらず当選確率が1/2となるように当選乱数が規定されている。
RAM24は、図3のごとく、CPU21のワークエリアや一時書き込みに利用される読み書き可能な記憶素子である。RAM24の記憶エリアには、各4データ分の第1及び第2特図保留エリア241A・B及び普図保留エリア243に加えて、特図読出エリア245、普図読出エリア246が割り当てられている。
特図保留エリア241A・Bは、特図判定の当否を表す保留乱数の記憶領域である。第1特図保留エリア241Aは第1始動入賞に対応し、第2特図保留エリア241Bは第2始動入賞に対応している。普図保留エリア243は、普図判定の保留乱数の記憶領域である。特図読出エリア245は、特図保留エリア241A・Bから読み出された各保留乱数の格納領域である。普図読出エリア246は、普図保留エリア243から読み出された保留乱数の格納領域である。
本例の主回路20は、図3のごとく、ROM22から読み出したプログラムをCPU21に実行させることにより、以下の各手段としての機能を実現している。
(1)抽選手段:第1始動口11及び第2始動口12への入賞(第1始動入賞、第2始動入賞)に基づいて、15R大当たり、2R大当たり、及び小当たりを含む当たりの抽選を実行する手段。抽選手段は、第1始動入賞、第2始動入賞が発生したときに乱数抽出部26が抽出する抽選用乱数を取得することで抽選を実行する。
(2)保留手段:特図判定用及び普図判定用の抽選用乱数を特図保留エリア241A・Bあるいは普図保留エリア243に保留する手段。
(3)読出手段:特図判定用の抽選用乱数を特図保留エリア241A・Bから読み出す手段。
(4)第1当たり発生手段:第1特図表示部181に表示された抽選結果が15R大当たり(第1当たり)である場合に、30秒(予め定められた第1時間)を限度として大入賞口160を開放可能な15R大当たり状態(第1当たり状態)を発生する手段。
(5)第2当たり発生手段:第1特図表示部181あるいは第2特図表示部182に表示された抽選結果が2R当たり(第2当たり)である場合に、0.2秒(予め定められた第2時間)を限度として大入賞口160を開放可能な2R大当たり状態(第2当たり状態)を発生する手段。
(6)第3当たり発生手段:第1特図表示部181あるいは第2特図表示部182に表示された抽選結果が小当たり(第3当たり)である場合に、通常状態では0.2秒、確変状態では2秒という予め定められた開放時間(第3時間)を限度として大入賞口160を開放可能な小当たり状態(第3当たり状態)を発生する手段。
(7)高確率状態発生手段:15R大当たり状態の終了に応じて、少なくともいずれかの当たりの当選確率を高めた確変状態(高確率状態)を発生する手段。
(8)通常状態発生手段:確変状態において2R大当たりが発生したときに確変状態を終了し、この2R大当たり状態の終了後に通常状態を発生する手段。
(9)表示制御手段:第1特図表示部181における図柄変動(第1表示処理)と、第2特図表示部における図柄変動(第2表示処理)と、が同時に進行している状態で第1特図表示部181に表示された抽選結果が何れかの当たりとなった場合には、抽選結果にかかわらず第2特図表示部182にハズレを表示する手段。
さらに、電チューソレノイド322は以下の(10)としての機能を実現している。
(10)電動役物制御手段:確変状態において電動チューリップ121の動作頻度を高める手段。
以上のように構成された本例のパチンコ遊技機1は、操作ハンドル15が右回転方向に操作されたとき、その操作量に応じた強度で遊技球を発射する。発射された遊技球は、通過ゲート14などが配置された遊技領域130を流下する。入賞しなかった遊技球は、遊技領域130の最下部に設けられたアウト孔138から回収される。
遊技球が流下する間に通過ゲート14を通過した場合には、乱数発生部27が発生する乱数の中から普図判定用の抽選用乱数を抽出する抽選が実行される。抽選用乱数は、普図判定用の抽選テーブルと照合され、普図判定の当否が決定される。普図判定に当選した場合には、普図表示部183での図柄変動を経由して当たり図柄が停止表示され、第2始動口12の電動チューリップ121が開放される。なお、普図の変動時間は、通常状態で30秒、確変状態で5秒となっている(図5参照。)。また、普図判定の当選に応じた電動チューリップ121の開放時間は、通常状態で0.2秒、確変状態では3秒となっており、確変状態では電動チューリップ121による開放動作の頻度が高くなっている。
第1(第2)始動口11(12)への入賞が発生した場合には、第1(第2)特図判定用の抽選用乱数を抽出することで特図判定が実行される。第1(第2)特図判定用の抽選用乱数は、第1(第2)特図保留エリア241A(B)に随時、格納(保留)される。ただし、第1(第2)特図保留エリア241A(B)の保留数が4個である場合には、第1(第2)特図保留エリア241A(B)に格納されることなく消去される。
なお、特図判定による抽選処理が行われる際には、特図の図柄変動時間を決定するための抽選も実行される。第1及び第2特図の図柄変動時間は、図5のごとく、通常状態及び確変状態について、それぞれ、複数種類ずつ設定されており、いずれかの図柄変動時間が抽選により決定される。通常状態下の図柄変動時間の選択肢は、第1特図と第2特図とで相違がない一方、確変状態の選択肢は、第1特図と第2特図とで大きく相違している。確変状態下の第1特図の図柄変動時間は、同図(a)のごとく5秒及び10秒という短い図柄変動時間から選択される一方、第2特図の図柄変動時間は、同図(b)のごとく20秒、60秒、120秒、180秒という長い図柄変動時間が設定されている。
第1及び第2特図保留エリア241A・Bの保留乱数(特図保留)は、対応する特図表示部181、182での図柄変動が停止しており、かつ、大当たり又は小当たりの発生中ではないとき、記憶されたタイミングが古いものから順番に1つずつ読み出され、特図読出エリア245に格納される。読み出された特図判定用の抽選用乱数は、特図判定用の抽選テーブルと照合されて特図判定の当否が判定される。なお、本例のパチンコ遊技機1では、第1及び第2特図保留を読み出して特図判定の当否を報知する処理が並行して実行されるため、第1及び第2特図表示部181、182の図柄変動が同時に進行する場合がある。
ただし、第1及び第2特図表示部181、182の図柄変動が同時進行している場合、先に停止した図柄が何れかの当たり図柄であるときは、抽選結果に関わらず他方の特図表示部には強制的にハズレ図柄を停止させるように構成されている。これにより、第1及び第2特図表示部181、182で重複して当たり図柄が停止しないようになっている。
第1及び第2特図表示部181・182の図柄変動が開始されると、液晶表示部190の第1及び第2特図報知エリア191A・Bにおいて特図判定の当否に応じた変動演出が開始される。特図報知エリア191A・Bでは、演出用図柄である3つのアラビア数字を変動表示させる演出動作が実行された後、停止表示された3桁の数字によって特図判定の当否が表示される。
当日の営業開始時や客交替時の初期状態は通常状態となっており、この通常状態下で15R大当たりが発生すると、図6のごとく、15R大当たりの報知の後、この15R大当たりを契機とした15R大当たり状態が発生する。そして、15R大当たり状態が終了すると、15R大当たり、2R大当たりの当選確率が高くなる確変状態が発生する。
確変状態は、2R大当たりの発生に応じて終了し、この2R大当たりに対応する2R大当たり状態が終了すると通常状態に移行する。一方、確変状態下で小当たりが当選した場合には、対応する小当たり状態の終了に応じて確変状態が再度発生し、確変状態を継続できる。したがって、パチンコ遊技機1の遊技では、2R大当たりを発生させることなく確変状態を継続させ、確変状態の継続中に出来る限り多くの小当たりを発生させることが遊技者にとっての目標となる。
確変状態では、第1特図判定における15R大当たりと2R大当たりの当選確率が高くなるが、通常状態の当選確率との差分は僅かである。15R大当たりの当選確率は、通常状態の1/200が確変状態の1/199になっているに過ぎず、2R大当たりの当選確率は、通常状態でのゼロが確変状態で1/1000となっているのみである。また、第2特図判定の各当たりの当選確率については、通常状態と確変状態とで同様である。
このように、確変状態が発生しても各当たりの当選確率は通常状態と大差がない。一方、確変状態が発生すれば、第2始動口12の電動チューリップ121の開放動作の頻度に大きな変化が生じる。通常状態下の普図当選に応じた電動チューリップ121の開放動作が0.2秒×1回である一方、確変状態が発生すればこの開放動作が3秒×1回となり開放動作の頻度が格段に高くなる。第2特図判定の始動入賞口である第2始動口12は、電動チューリップ121が開放した場合にのみ遊技球が入賞可能であるため、開放時間が極端に短い通常状態では入賞可能性が低いが、開放時間が長くなる確変状態では第2始動入賞の頻度が高くなる。
上記のように確変状態は2R大当たりの発生に応じて終了する一方、第2始動入賞を契機とした第2特図判定では2R大当たりの当選確率が1/11という高確率になっている。なお、第1特図判定による2R大当たりの当選確率は、確変状態のときでも1/1000である。それ故、確変状態下の2R大当たりは、第2特図判定に由来するものがほぼ100%ということになる。
このようにパチンコ遊技機1では、確変状態が発生すると、電動チューリップ121の開放動作の頻度が高くなって第2始動入賞の確率が高くなり、2R大当たりの当選確率が高くなる。この2R大当たりは確変状態の終了契機となっているため、当選した2R大当たりがそのまま発生すれば確変状態が短期で終了する可能性が高くなる。これに対して、パチンコ遊技機1では、第1特図判定の当否の報知次第で、当選した2R大当たりを強制的にハズレにできるチャンスが設けられている。具体的には、2R大当たりの当選を報知するための第2特図の図柄変動期間内に、第1特図判定の当たり(小当たり等)の報知が発生した場合には、第2特図判定の2R大当たりが強制的にハズレとなり、2R大当たりが発生しない。
特に、本例のパチンコ遊技機1では、確変状態下の第2特図の図柄変動時間を第1特図よりも長く設定することで(図5)、第2特図の図柄変動中に第1特図判定の当否が報知される回数を多くしている。これにより、第2特図の図柄変動中に第1特図判定の当たり報知が発生する頻度を高め、これにより第2特図判定の当たりが強制的にハズレ表示される確率を高くしている。確変状態の終了契機となる2R大当たりを強制的にハズレにできれば、2R大当たりの発生を回避して確変状態を長く継続できるようになる。
このようにパチンコ遊技機1の遊技では、確変状態が発生したとき、第1特図判定で小当たりを発生させることにより、第2特図判定による2R大当たりの発生を阻止できるか否かが、遊技を進める上での最大の興趣となっている。
なお、2R大当たりの当選確率が高い第2特図判定の始動入賞口である第2始動口12は、普図当選を契機とした電動チューリップ121の開放動作によって入賞可能となる。普図判定の契機となる通過ゲート14は、表示装置19の左側の領域に配置されていることから、確変状態では、表示装置19の右側の第1始動口11Bの入賞を狙って遊技球を発射する右打ちも有効になる。
以上の通り、本例のパチンコ遊技機1では、15R大当たり、2R大当たり、小当たりが当選する可能性があり、当選に応じて対応する当たり状態が発生する。特に、15R大当たりが当選すれば、対応する15R大当たり状態の終了に応じて確変状態を発生できる。この確変状態は、上記の3種類の当たりのうち15R大当たり及び2R大当たりの当選確率が高くなっていると共に、電動チューリップ121の動作頻度が高くなり第2始動口12への入賞が発生し易くなる遊技状態である。この確変状態は2R大当たりの発生に応じて終了し、対応する2R大当たり状態が終了すると通常状態が発生する。
確変状態の終了契機となる2R大当たりは、第1始動口11への入賞に基づく当選確率よりも第2始動口12への入賞に基づく当選確率の方が高く設定されている。それ故、第2始動口12への入賞頻度が高くなる確変状態では、2R大当たりの当選に応じて確変状態が終了するおそれが高くなる。
これに対して本例のパチンコ遊技機1では、第1特図表示部181での小当たり等の表示により、第2特図表示部182による2R大当たりの表示を阻止して強制的にハズレにできるチャンスが設けられている。そのため、このパチンコ遊技機1の遊技者は、出来る限り2R大当たりを阻止し、確変状態を少しでも長く継続させることを目標としながら遊技を楽しむことができる。
このように本例のパチンコ遊技機1は、遊技者自身が当たりの発生に関与する機会を増加させることによって、遊技の興趣を高めることが可能になっている。
第2始動口12は、電動チューリップ121が動作していない状態では遊技球の入賞が不可能に構成されている。また、通常状態においては、第1始動口11への入賞に基づく2R大当たりの当選確率がゼロに設定されている。したがって、通常状態下では、普図当選に応じて電動チューリップ121が動作しない限り2R大当たりが発生することがない。しかし、通常状態下の電動チューリップ121の動作時間は0.2秒という短時間になっているため、通常状態下で2R大当たりが当選する可能性は極めて低くなっている。
このようにパチンコ遊技機1における2R大当たりは、確変状態が発生すると当選し始める当たりとなっている。このパチンコ遊技機1では、確変状態の発生に応じて2R大当たりが当選し始める一方、当選した2R大当たりの発生を回避できなければ確変状態を継続できないという緊張感のある遊技性が実現されている。
小当たり状態で大入賞口160を開放する時間は、通常状態よりも確変状態の方が長くなるように設定されている。確変状態下で小当たり状態が発生すれば、大入賞口160への入賞に応じた遊技球の払出しを期待でき、小当たり状態を多く発生させるほどたくさんの出玉を獲得できる。また、確変状態下の第1特図判定で小当たりを多く発生できれば、第2特図判定で当選した2R大当たりの発生を阻止できる可能性が高くなり、確変状態を長く継続できるようになる。
本例の構成に代えて、あるいは加えて以下のような構成を採用することも良い。また、以下の各構成を適宜組み合わせて採用することも良い。
当たりの種類は本例で例示した15R大当たり、2R大当たり、小当たりという組み合わせには限定されない。本例に代えて、あるいは加えて、どのような種類の当たりを採用してもよい。
本例では、15R大当たり状態の終了後に確変状態に移行する構成を例示したが、当たりの終了後に確変状態へ移行するか否かも適宜設計することが可能である。
また、確変状態の終了契機となる当たりの種類も適宜設計可能である。
各当たりの当選確率(ゼロを含む)については、適宜設定することができる。
遊技領域130における特図表示部、始動口、大入賞口の配置や数は適宜設計することができる。
確変状態において、表示制御手段により第2特図表示部に対して抽選結果にかかわらずハズレが表示された場合に、その旨を遊技者に報知する確変終了阻止報知手段(報知手段)を備えることも良い。この場合には、第2特図判定で当選した2R大当たりの発生を阻止できたとき、確変状態の終了を回避できた旨を報知できる。このような報知があれば、確変状態の終了を阻止できたことを遊技者が確実性高く認識でき、確変状態を継続できた喜びを遊技者に実感させることができる。
確変状態において、第2特図判定の抽選結果が確変状態の終了契機となる当たりとなったときに、その旨を遊技者へ報知する確変終了予告報知手段を備えるようにしてもよい。これにより、直ちに確変終了を阻止しなければならないという緊張感を遊技者へ与えることができる。
以上、実施例のごとく本発明の具体例を詳細に説明したが、これらの具体例は、特許請求の範囲に包含される技術の一例を開示しているにすぎない。言うまでもなく、具体例の構成や数値等によって、特許請求の範囲が限定的に解釈されるべきではない。特許請求の範囲は、公知技術や当業者の知識等を利用して前記具体例を多様に変形、変更あるいは適宜組み合わせた技術を包含している。
1 パチンコ遊技機
11A、11B 第1始動口
12 第2始動口
121 電動チューリップ(電動役物)
130 遊技領域
15 操作ハンドル
16 大入賞装置(アタッカー)
160 大入賞口
181 第1特図表示部(第1表示部)
182 第2特図表示部(第2表示部)
19 表示装置
190 液晶表示部
191A、B 特図報知エリア
20 主回路(抽選手段、保留手段、読出手段、第1当たり発生手段、第2当たり発生手段、第3当たり発生手段、高確率状態発生手段、通常状態発生手段、表示制御手段)
322 電チューソレノイド(電動役物制御手段)

Claims (4)

  1. 遊技球が入賞可能な第1始動口、第2始動口、及び開閉式の大入賞口と、
    前記第2始動口に付設され、動作することにより当該第2始動口への入賞を容易にする電動役物と、
    前記第1始動口及び第2始動口への入賞に基づいて、第1当たり、第2当たり、及び第3当たりを含む当たりの抽選を実行する抽選手段と、
    前記第1始動口への入賞に基づく抽選結果を表示するための第1表示処理を実行する第1表示部と、
    前記第2始動口への入賞に基づく抽選結果を表示するための第2表示処理を実行する第2表示部と、
    前記第1表示部あるいは第2表示部に表示された抽選結果が第1当たりである場合に、予め定められた第1時間を限度として大入賞口を開放可能な第1当たり状態を発生する第1当たり発生手段と、
    前記第1表示部あるいは第2表示部に表示された抽選結果が第2当たりである場合に、予め定められた第2時間を限度として大入賞口を開放可能な第2当たり状態を発生する第2当たり発生手段と、
    前記第1表示部あるいは第2表示部に表示された抽選結果が第3当たりである場合に、予め定められた第3時間を限度として大入賞口を開放可能な第3当たり状態を発生する第3当たり発生手段と、
    前記第1当たり状態の終了に応じて、第1当たり、第2当たり、及び第3当たりのうち少なくとも何れか1つの当たりの当選確率を高めた高確率状態を発生する高確率状態発生手段と、
    前記高確率状態において、前記電動役物の動作頻度を高める電動役物制御手段と、
    前記高確率状態において、前記第2当たりの発生に応じて当該高確率状態を終了し、当該第2当たりに対応する第2当たり状態の終了後に通常状態を発生する通常状態発生手段と、
    前記高確率状態において、前記第2始動口への入賞に基づく抽選結果が第2当たりになったときに、その旨を遊技者へ報知する高確率終了予告報知手段と、
    前記第1表示部における第1表示処理と、前記第2表示部における第2表示処理と、が同時に進行している状態で第1表示部に表示された抽選結果が前記何れかの当たりとなった場合には、前記第2始動口への入賞に基づく抽選結果にかかわらず前記第2表示部にハズレを表示する表示制御手段と、を備え、
    前記第2始動口への入賞に基づく前記第2当たりの当選確率が、前記第1始動口への入賞に基づく前記第2当たりの当選確率よりも高く設定されていることを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 前記第2始動口は、前記電動役物が動作していない状態では遊技球の入賞が不可能に構成され、
    前記通常状態においては、前記第1始動口への入賞に基づく前記第2当たりの当選確率がゼロに設定されていることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機。
  3. 前記第3当たり状態で大入賞口を開放する時間が、前記通常状態よりも前記高確率状態の方が長くなるように設定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のパチンコ遊技機。
  4. 前記高確率状態において、前記表示制御手段により前記第2始動口への入賞に基づく抽選結果にかかわらず前記第2表示部にハズレが表示された場合に、その旨を遊技者に報知する報知手段を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のパチンコ遊技機。
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